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本別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日

国保病院による在宅看取りの実現を

2024年6月13日、本別町議会の一般質問で、宮本やよい議員が「国保病院による在宅看取りの実現を」について質問し、町長 佐々木基裕、病院事務長 小川芳幸が答弁しました。

質問者
宮本やよい 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、病院事務長 小川芳幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 宮本やよい

それでは、通告済みの1問について質問させていただきます。国保病院による在宅みとりの実現を。高齢化が進み、本町の高齢化率は42.4%。多死社会となり在宅みとりの需要が高くなっています。人生の最終段階の過ごし方を選択でき、希望者のみとり実現には国保病院の協力が必要不可欠と考えますが見解を伺います。本人の尊厳を大切にし、住み慣れた自宅での療養、自分らしい生活を続け、人生の最期を家族と穏やかに過ごすことは、とても重要だと考えます。人生の最期は病院という時代から、近年では、病院で死を迎えたくない、自宅で穏やかに最後を家族と迎えたいと自宅でのみとり希望者が増えています。本町でもそのような声に応えていくべきと考えますが、それらを踏まえ、本町の在宅みとり件数、うち国保病院の在宅みとり実績を伺います。また、在宅みとりを実現するための課題と取組について伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕宮本議員より御質問ありました、町国保病院による在宅みとりの実現をについて答弁をさせていただきます。まず、本町におきます在宅みとりの件数でありますが、町国保病院以外の町内外の医療機関を含め、総数となりますと行政サイドにおける総数というものは把握してございません。町国保病院では、令和5年度において1件、また、令和4年度においても1件の在宅にてのみとりを行なった実績があります。在宅みとりにつきましては、町国保病院では、本別町国民健康保健病院における適切な意思決定支援に関する指針に基づき、人生の最終段階における医療提供を進めております。その基本方針は、患者、家族等と医師をはじめとする医療、介護従事者が最善の医療、ケアを作り上げていくため、患者、家族等に対し、適切な説明と話合いを行ない、患者本人の意思決定を基本とし、医療、ケアを進めるものとしております。また、患者の医療、ケアの方針決定手続につきましては、患者本人の状態に応じた専門的な医学検討を経て、本人と医療、ケアチームとの合意形成に向けた十分な話合いを踏まえ、本人による意思決定を基本に、また、本人の意思が確認できない場合は、家族等が本人の推定意志を尊重するなど、本人にとって最善の方針を取ることとしております。また、時間の経過や心身の状態の変化、医学的評価の変更等に応じて、本人の意思は変化し得るものでありますので、都度適切な状況の説明がなされ、本人や家族等も含め、繰り返し話合いを行ない、医療、ケア方針の決定を行なっており、そういったプロセスを経て、在宅での療養、医療を希望される場合は、町国保病院といたしましても、本人や御家族の意思を尊重しながら、医療サービスの提供を行なっているところであります。在宅みとりを実現するための課題につきましては、医療を提供する側とすれば、医師や医療スタッフの確保はもちろんでありますが、在宅での看護、介護力が課題と考えております。町国保病院におきましては、訪問診療や往診という形で、自宅療養者への医療サービスを提供しておりますが、今後、多くの方が在宅みとりを希望されるようになるためには、訪問看護や訪問介護の機能拡充が必要と捉えているところであります。在宅みとりに関しましては、本人や御家族の意思決定を尊重し、必要な医療サービスが提供できるよう、今後も院内体制の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 1番 宮本やよい

今、町長のほうから、令和5年度1名、令和4年度1名、でも実際に希望があればやっているという答弁をいただきましたが、現状では在宅みとりを希望していても、何かあったら救急車を呼ぶように言われる。救急車を呼ぶということは、蘇生の処置をされます。つまり、それは望まない治療をされるということであって、結局、在宅みとりは実現できなくて、諦めるしかない、そういう状況に実際はあります。でも、前町長など、特別と思わざるを得ない方のみとりは、新聞にも載っていましたが、この対応の違いは何なのか。同じ町民、平等に対応するべきだと思いますが、この状況では差別と言わざるを得ません。みとりをしてもらえる人と、してもらえない人の違いは何なのか、町民が納得、理解できるような明快な答弁を求めます。

答弁 病院事務長 小川芳幸

私のほうから、再質問に関しまして答弁をさせていただきます。質問にございました、国保病院といたしまして、みとりがしていただける人、いただけない人、そういった差別があるのではという御質問だったかと思います。先ほど、町長のほうからも答弁をしてございますが、基本的に、国保病院でみとりをしたほうがよいですとか、入院をしたほうがよいですとか、そういった対応というのはしてございません。あくまでも、本人、御家族等の意思決定、この部分というのが一番尊重されるというものでございますので、先ほども答弁に申し上げましたが、そういった病院の運用上の指針、これに基づいた診療といいますか、対応を取っているという実情でございますので、特定の人物について優遇をするだとか、サービスが拡充されるだとか、そういったことはないということを申し上げたいと思います。以上です。

質問 1番 宮本やよい

今、本人や家族の希望でということでしたが、実際には、みとりを希望しても24時間対応できない、訪問診療はするけれども往診はできないということで、ほかの医療機関に紹介をしたり、在宅みとりができないので入院するしかないという実情があります。でも、御存じだとは思いますが、十勝管内の公立病院でも在宅みとりはやっています。例えば、隣の足寄町であれば、院長自らメインでやっています。不在時、自分が対応できないというときには、ほかのドクターに依頼するなどして対応しています。そのように、本人や家族としっかり話し合って、関係者やドクター間での情報共有など、しっかり打合せをすれば、何の問題もなく、もっと多くの希望者に在宅みとりはできると思います。そして、本町、訪問看護、訪問介護も揃っています。あとは病院、ドクターの協力さえあれば、いつでも、幾らでも実現できると考えます。そういうことからも、本町はできないのか、やらないのか、どちらなのでしょうか。何がクリアできれば、もっと多くのみとりをできるのか、お聞きします。

答弁 病院事務長 小川芳幸

ただいまの質問に対しましての答弁になりますけれども、国保病院といたしまして、在宅でのみとりはできるのか、できないのかというところで申し上げますと、先ほどの指針でもございますとおり、本人が希望するということであれば、その部分については、病院としても適切な対応をしていくと、これまでもそういったみとりも実際に行なってきているということでございます。ただ、対患者と病院、ドクターという、関係者、そのほかにも、今、質問にもございましたけれども、看護の部分であったり、ケアの部分であったり、そういった多くの関係者、この在宅みとりというものに関しましては、複数のそういった関係者がいる中で、本人にとっての最善の医療、ケアというものを提供していくことが、本別町としても重要なことと考えておりますので、より多くの希望者に対応していくという部分で言えば、国保病院といたしましても、今、御指摘のありましたドクターの部分、やはりその共通理解といいますか、共通意識を図っていく、ただ、それは体制的としてしっかりやっていくということも必要なのかなとは捉えておりますけれども、病院だけの問題ではなく、やはりさまざまなところのサポートがなければ、在宅のみとりという部分では、基本的には多くは対応できないのかなと捉えているところでございます。

質問 1番 宮本やよい

先日配布された、第9期銀河福祉タウン計画にも載っているのですが、計画の基本的な考え方、住み慣れた地域の本人が望む場所で、最後まで自分らしく生きぬくとあります。医療と介護の連携という部分には、医療は24時間体制、在宅医療の充実と書かれています。この計画を実行、実現するためにも、訪問診療だけではなく、往診もするべきと考えます。そうすることで、本別町は最後まで不安なく住み続けることができる町ということもアピールできるのではないでしょうか。また、町民を含めた全ての関係者が、高齢期における地域生活のイメージと同一の目標を共有し、目標の達成のために同じ方向を向いて取り組むことが必要になりますという一文もありますが、これ、町立病院は関係ないのでしょうか、協力しないのでしょうかというところで、計画に書いてあることと実際にやっていることが違うと思います。希望があればと言っていましたけれども、実際には、先ほども言いましたけれども、できていません。そして、第8期、令和3年の4月から令和6年の3月までの第8期の銀河福祉タウン計画と、第9期の銀河福祉タウン計画、内容が全く同じで変わっていないということは、達成できていないからそのままだと思うのですが、それはなぜですか。町民のために取り組む気があるのかどうか、伺います。

答弁 病院事務長 小川芳幸

まず、1つ目の訪問診療だけではなく、往診もすべきと、そういうアピールができるのではというところでございますが、基本的に、訪問診療の延長線上で、いわゆる時間外等、休日、急変等、そういった場合について、往診という形で実際に対応もしているところでございます。特に、訪問診療が実施、対象者以外の方に往診というのは、その部分については、当然、現実的にできないと思っておりますので、当病院といたしましては、訪問診療の延長線上の中で、往診という形での医療サービスを提供しているというところでございます。また、銀河タウン福祉計画の部分でございますけれども、国保病院が、住み慣れた地域で最後まで生活をしたいと、そういった町民の希望に応えるというために、協力をしていないというような表現があったと思いますけれども、決してそういうところではなく、ケアのほう、いわゆるケアサイドといいますか、介護サイドとも連携もしながら、当然、一人の患者に対してのアプローチについては、医療が必要な部分があれば医療相談という形でも当然対応もしておりますし、その患者にとって適切最適な医療提供が受けれるように対応しているつもりでございます。また、変更が今までないということは、できていないのかというところでございますけれども、繰り返し申し上げさせていただきますけれども、基本的に、国保病院で在宅みとりを行なわないとか、そういうことでは決してございません。必要に応じてといいますか、患者の希望に沿った形で対応していくというのが、現在のスタンスというところでございます。以上です。

質問 1番 宮本やよい

終わります。

出典:本別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる