本別町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日
本町の農業政策について
2022年9月14日、本別町議会の一般質問で、丑若浩行議員が「本町の農業政策について」質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。
- 質問者
- 丑若浩行 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 丑若浩行
それでは、一般質問を行ないます。町長の公約、五つの笑顔構想と43の取組の中で、農業を軸とする農業振興を掲げられています。本町の農政について、現状の取組や考え方を伺います。要旨の説明に移ります。町長の公約の第一に農業政策の充実を挙げられています。選挙演説においては、園芸農業の推進、具体的にはいちご栽培を進めるとおっしゃっておりました。私的には、現状でさえ人手不足、資金難、機資材料高騰の中、大胆な補助事業なしには実現不可能と考えますが、町長のお考えをお伺いします。2、同じく公約で、スマート農業の推進も掲げております。今、農業はそれどころではないとの意見もあろうかと思いますが、あえてお聞きします。一言でスマート農業と申しましても多岐にわたる分野がございます。本町として、どのような分野で、どのような取組がなされ、どのくらいの進捗状況かお伺いします。3番目に、新しい産業の創出についてお伺いします。JA本別町では、大豆ミート等の原料を使った商品開発を行なっており、実現のためには農協とのさらなる連携が必要と考えますが、町長のお考えを伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕丑若議員の本町の農業政策についての御質問にお答えをいたします。1点目の農業振興につきましては、JAや普及センターなどの関係機関、団体等と連携、協議を進め、大規模な農業の推進を図りつつ、小規模であってもしっかりと生計が立てられる多種多様な農業経営体を支援し、農村地区におけるコミュニティの保持に努めてまいる所存であります。2点目のスマート農業につきましては、補助事業や個人の導入により自動操舵付トラクター約100台、農薬散布用ラジコン3台、ドローン約10台、また衛星から生育状況を監視し、生育状況の悪い箇所に追肥をするリモートセンシング農業、酪農では畜産クラスター事業により導入された搾乳ロボットや自動給餌機などの取組を行なっております。本町農業の現状を見ますと、高齢化や担い手不足など農家戸数の減少による大規模経営、社会情勢の影響による資材高騰、また異常気象により適期の作業ができないといった中、農作業の省力化や無人化に対するニーズが高まっていると認識しています。このため、農業者のニーズを十分に把握した上で、全国的に実用化が進むスマート農業をはじめとした先進的農業技術の導入や、本町の農業に適した生産技術の研究開発をJAや普及センター等と連携をしながら、国の導入支援事業を活用し、進めてまいりたいと考えています。3点目の新しい産業の創出につきましては、JA農産部食品開発課にて大豆を燻製しただいずくん、きな粉、本別高校生とコラボしたカレーでナイト、大豆をチップスしたソイカリ、大豆ミートを加えたボロネーゼ、そして、つぶあん・こしあんなど本別新商品が開発されています。御質問の農協との連携につきましては、農協から要請などがあった際には、十分協議の上、町として可能な支援を検討してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 丑若浩行
それでは、再質問を行ないます。1番目の町長の公約についてでありますが、その演説を聞いたときの周りの農業者からは、その内容について否定的な意見は多数を占めました。しかしながら、町長選後に私なりに、町長の申されました施設園芸も格段の進歩を遂げており、ビッグデータに基づく生育管理、AIロボットによる完全収穫体制の確立など、実に夢のある農法であるとの理解に至りましたが、その話はされておりませんでしょうか。
答弁 町長 佐々木基裕
答弁を申し上げます。本質問につきましては一問一答細目方式ということで、1番目の園芸農業の推進、具体的にはいちご栽培というところの御質問、再質問であろうと思ってございますが、私は農業に対しましては、様々な先進技術そして先端機械等々を導入し、生産力の向上を高めつつ労働力の省力化、そして加えて雇用等にも支援をできれば、本町農業の持続発展は可能かと思っているところでございます。そういった観点で私が選挙戦におきまして、本町の基幹産業である農業を第一の政策に挙げ、その農業を振興させることによって、その効果を町全体に波及させ、そして地域経済の活力を図る、そういった私の施策の重要な部分でございますので、今後におきましても農業を中心とした基幹産業をしっかりと支援をしてまいりたい、そう考えているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 丑若浩行
ここでいちごの話をされたか否かの一点ではなくて、現在の町長の農政に対する姿勢を問うているわけでありまして、あの演説を聞いた農業者から、失礼な表現ながら町長の尻をしっかり叩いて来い、現時点で前町長の農政とどこが違うのだとの声をいただき、ここに立っているわけであります。こういう農業者の声があるということを受け止めるべきです。改めてお伺いします。前高橋町長との農業政策の違いを具体的に教えていただきたいと思います。
再質問 3番 丑若浩行
はい、分かりました。
再質問 3番 丑若浩行
それでは、2番目に移りたいと思います。微細にわたり説明をいただきましたスマート農業に対してでありますけれども、スマート農業に対する本町独自の施策、民間のみに任せるのでなく、積極的に技術を広めるための方法として、例えばドローン免許の補助を行なう等、策はあるかと思います。特に本年は多雨による畑のぬかるみによって、農業者は大変苦しみました。ドローン活躍の年であったと思います。まず、身近なできることから手をつけるべきであると思います。さらに本町には農業大学校も存在し、道への要請も含めて連携も可能かと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木基裕
再質問に答弁をさせていただきます。ドローン等の免許ということでございますが、実は本年度から農業者の女性の方を中心といたしまして、各経営体、農家で必要な免許は所有すべきだというそういう判断から、農協と連携をしながらトラクター等々、車種の免許の補助を実施をしてございます。議員おっしゃるとおり、今後につきましてはドローンの免許も視野に検討してまいりたいと、そう考えているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 丑若浩行
前向きな発言ありがとうございます。それでは3番目についてですけれども、先日JA組合長ともお話させていただきました。豆のまち本別の特徴ある商品開発を継続しており、最終的には大豆ミートを扱う加工工場の誘致、または建設を目指してきているところではありますが、まだ端を発したばかりであり、JAのみの力ではなかなかに難しい、ここはまず行政と先行する大豆ミートを考える会とJAが手を組み、大きな団体としてまずスタートラインに立つことが肝要とのお話でした。町長にそのようなお考えがございますでしょうか。
答弁 町長 佐々木基裕
質問に答弁をさせていただきます。先日も農協の佐野組合長とお会いした上、農協が進める商品開発等々についても意見を交換したところでございます。その場におきまして、農協の組合長から大豆ミートに関する工場を本町に誘致したいと、そういった旨の要請は一切ございませんでした。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 丑若浩行
まだそこまではお話が行っていない、私が今言っているのは、まずJAと手を組んでスタートラインに立って、どのような形で次の特産品を生み出していくかということであります。北海道糖業の砂糖生産がなくなる今後、本町の目玉となる製品の開発、できれば工場の建設まで、佐々木町長のリーダーシップを発揮してはいただけないでしょうか。
答弁 町長 佐々木基裕
質問に対して答弁をさせていただきます。商品開発等々につきましては、農協も今、開発課をつくっていただいて様々な、先ほども答弁させていただきましたが商品化をしてございますし、また本別高校生もいろいろな意味で、町内の菓子店舗と協力しながら商品開発を進めてございます。そういったところで言えば、本別町は日本一豆のまちということで売っておりますので、特に豆に関する商品開発は大事なことだと思ってございますし、答弁の中でも申し上げさせていただきましたが、農協と連携をしながら、できる商品開発は共に連携をしながら取り組んでいきたい、そう思っているところでございます。砂糖の件につきましては、いろいろな北糖関係の都合もあり、いろいろな社会情勢といいますか経済情勢の中で、来年3月に砂糖生産を終了するというお話を受けているところでございますが、私も農林水産省、そして北海道道庁の、特に農政部部長ともお会いしながら、ビートの生産の維持、そして、仮にビートの作付が多少なりとも減少するのであれば、その後の作物等々についての御支援、さらには町全体の経済対策について各種要望を行なってきたところであり、来週の22日にはまた再度北海道糖業の嶋田社長とも会う予定でございます。そういった各方面からの要望、そして町民の声を反映すべく、要請を今後も行なっていきたいと思ってございますが、私は第一に考えるのは、てん菜はやはり4輪作のうちで必要不可欠な農作物の1品だと思ってございます。仮にビートに代わる作物が導入されるのであれば別でありますが、今のところそういった作物につきましては全ての面積をカバーできない、そういう観点でありますので、この部分につきましては、また農協とも今後十分に連携、そして検討しながら、作付けの部分について検討してまいりたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、農協が進める商品開発につきましては、町としてもできる限りの支援はしてまいりたい、そう考えておりますので、そのことを申し上げ、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 丑若浩行
終わります。