みんなの議会

本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日

若者が住みやすいまちに

2025年6月12日、本別町議会の一般質問で、丑若浩行議員が「若者が住みやすいまちに」について質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。

質問者
丑若浩行 議員
答弁者
町長 佐々木基裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 丑若浩行

議長の許可を得ましたので、通告済みの1問について質問を行ないます。質問事項。若者が住みやすいまちに。要旨。町内の若者が就職、結婚などを機に居を構えようとするとき、それまで入居していた公営住宅では条件が整わず、退居する事例が見受けられます。公営住宅に限らず、賃貸住宅などの入居に当たり、様々な支援が必要と考えますが見解を伺います。要旨の明細。現在、本別町では本別町移住定住促進支援事業を実施しており、一定の成果がありますが、この制度は、町内事業所・農場等に新規採用された人や、移住し起業を目指す人が対象です。また、住宅取得助成事業、住宅改修等助成事業等、住宅取得・改修のための事業も実施されているところでございますが、昨今の物価高騰により若者が取得に踏み切れない状況にあります。農業の後継者であっても同様です。若者がこのまちでしっかり腰を据えて家庭を持てる財源を確保できるまでの間、支援をしていく必要があると考えます。①住む家が決まらないため、結婚に踏み切れない方もおります。定住対策として家賃補助なども検討し、本別町の礎となっていく若者たちにさらなる支援が必要と考えますが、見解を伺います。②公営住宅では入居条件を国が定める公営住宅法に基づいていることは理解していますが、詳細な要件や運用は各地方公共団体の判断に委ねられています。また、現在の入居条件は物価高を加味しても時代遅れと思われます。裁量階層でも21万4,000円以下、これでは子どもを育てることはできません。入居したときは独身で収入も低い状況でも、家族を持ち世帯収入が高くなれば、家賃等の条件で退去せざるを得なくなります。そのような入居者から相談はなかったか、あれば、どのような内容なのか伺います。また、公営住宅は常時入居者募集を行なっています。有効利用も兼ねて、子育て世代への入居条件の緩和など必要と考えますが、検討の余地があるか、考えを伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕丑若議員より質問のありました、若者が住みやすいまちに、について答弁をさせていただきます。令和4年度から開始しました移住定住促進支援事業補助金につきましては、議員御指摘のとおり、主な対象者は移住者となっておりまして、移住の際の支援補助や移住を促進するための支援の意味合いが強い制度となっております。また、住宅取得助成事業や住宅改修等助成事業につきましては、平成26年8月から、本別町総合計画推進委員会設置規定に基づき、推進委員会の下部組織として定住対策プロジェクトチームを設置し、このプロジェクトチームから生まれた事業となっておりまして、これまで多くの町民の皆様に御活用をいただいたところであります。令和6年度からは、定住対策のみならず子育て世帯への支援や、空き家対策の一端として支援事業の募集を再開し、昨年度は住宅取得助成事業に8件、住宅改修等助成事業に35件の応募があり、同件数を助成させていただいているところであります。しかしながら、将来を担う若者の支援、定住に対する施策は移住施策と表裏一体で進めることが肝要でありまして、これらの取組を強化すべく、現在検討中であります。具体的には、先ほど御説明いたしました定住対策プロジェクトチームにおきまして、次年度予算に反映できるよう現在検討を進めているところであります。2点目の御質問についてでございますが、まず、公営住宅は、住宅の困窮する低所得者に対して、低廉な家賃で住宅を供給することを目的としていることから、入居できる所得の基準を法律に基づいて条例で定めることとされております。本町では、その基準額について、障がいのある方がいる世帯、入居者が60歳以上で、同居者のいずれもが60歳以上または18歳未満の方の世帯、小学校就学前の子どもが同居する世帯など、特に居住の安定を図る必要がある裁量階層と言われている世帯では、月額21万4,000円以下、裁量階層以外の世帯は、月額15万8,000円以下と定めているところであります。また、入居されている方の所得が高くなり、この基準を超えてしまうと収入超過者となり、通常の家賃算定とは異なり、近傍同種の住宅の家賃を基準として算定されることから、高額な家賃になってしまう状況にあります。ただいま御質問いただきました、そのような入居者から相談はなかったのか、あれば、どのような内容なのかについてでございますが、若者世帯に限らず、収入超過者となり、家賃が高くなった方からは、これまでに数件問合せをいただいているところであります。内容といたしましては、家賃が高くなった理由、農業者の若者世帯への家賃に対する支援の要望など、ただいま丑若議員からいただいた御質問と同様のお話も伺っているところでございます。入居者の方から、このような相談があったときには、その都度、家賃算定の方法など、制度の説明をさせていただきながら、御理解を求めているところでもあります。また、子育て世代への入居条件緩和など検討の余地があるのかという質問につきましては、法律の範囲内で町が検討できる部分としましては、まず1点目ですが、裁量階層世帯の範囲につきましては、入居者の心身の状況または世帯構成、区域内の住宅実情、その他の事情を勘案し、特に居住の安定を図る必要がある場合につきましては、町が条例で定めることとされているため、裁量階層世帯の範囲を拡大できるものと考えております。次に、2点目ですが、裁量階層世帯の所得基準の部分につきましては、国が定める金額以下で、町が条例で定めることとされており、町が定めています月額21万4,000円に対し、現在、国が定めています金額は25万9,000円までであるため、その金額まで基準額を引き上げることは可能と考えております。町といたしましては、今後も子育て世帯の支援や、定住の促進などを図っていく必要があると考えているところでありますので、この2点の条件の緩和につきましては、検討を重ねながら前向きに進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 3番 丑若浩行

町長は、直接関係ないかもしれませんけれども、一部報道で少子化対策を進めると明言されております。やはり住むところがなければ、家庭を持ってしっかり定住するという形にはなりませんので、音更町は公営住宅以外でも子育て世帯に最長6か月間補助するという形を取っておりますし、また、北見市では新婚世帯の要件緩和が行なわれております。こういう先進事例を倣って、ぜひ本別町の礎となる若者をしっかりと支援をしていただきたいと思います。また、公営住宅に関しまして、今、町長のほうから前向きに検討したいという御答弁をいただきましたので、期待しつつお待ちしております。1番目に関して、家賃支援、公営住宅、どうしても高くなってしまったよ、民間に移らなければいけないレベルの価格差がついてしまった。そういう場合、やはり住宅取得または住宅改修の資金がたまるまでの間は、やはり期間限定でもよろしいので支援が必要かなと私は考えるところでありますが、考えを伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

丑若議員の再質問について答弁をさせていただきます。まず、公営住宅の部分でございます。先ほども答弁申し上げましたが、本町の場合ですと、裁量階層世帯の範囲もお話をさせていただきましたが、ここの部分につきましては、今、月額21万4,000円というところでございまして、国が定めています金額は25万9,000円。本町は21万4,000円で今運用させていただいていますが、子育て支援、大切なことでありますので、こういった部分を国の上限まで引上げをしたいと、私は今考えているところでございます。そういったこともひっくるめて、今、音更町のよい事例も御紹介いただきました。やはり少子高齢化に対応するためには、本別町、今後どのような施策が必要なのかということにつきましては、私が今構想といいますか、思っておりますのは、結婚の段階から出産、入学そして進学、さらには進路までつなぎ目ない支援策が必要だろうと思っておりまして、そこに重点的に町の施策を投じていく、そのような構想を今考えているところでございますし、それに併せまして、住宅環境がどうであるのか、それを検証しながら、公営住宅は緩和をしながら入りやすくしてまいりたいと思っているところでございますが、公営住宅のみならず、町内には空き家等もございますので、その辺の活用を今後どのようにしていけば、市街の集約的な住居環境の中で買物も近く行ける、そして医療関係にも行ける、そういったことも考えながら、若者対策と併せまして高齢者対策もしっかりとやってまいりたい、そう考えておりますので、御理解を賜りますよう申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 3番 丑若浩行

1番目のほうでございますけれども、私、笑われるかもしれませんが、結婚も移住と同じ、本別町で居を構えて結婚されるということは、人数が増えるということですから、十分に支援をお願いしたいところであります。2番目の公営住宅に関しましてですが、この先、人口減少どんどん進んでいきます。公営住宅も空きが常時あって、募集をかけている、そういう実情もございますので、最大限、町民の方が利用しやすい体制を取っていただきたいと思いますが、考えをもう一度確認のため伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

再質問について答弁をさせていただきます。今、結婚のお話も出てまいりましたが、やはり農村地区の担い手の部分につきましては、今、農業委員会のほうで、グリーンサポートセンターの中でそういった事業をしっかりと取り組んでいただいておりますので、そちらのほうを見守っていきたいなと思ってございますし、また、サポートセンターにも積極的に町が関わりを持っていきたいと考えているところでございます。公営住宅、住環境につきましては、公営住宅はやはり条例等がありまして、なかなか難しい部分もありますので、仮に公営住宅でなくても民間の住宅等々もございますので、そこらをうまく活用しながら、町民の皆さんが求める住宅を提供できる、そういった方策も今後検討してまいりたいと考えておりますので、そちらのほうを施策の中の重点項目として取上げをしながら、町政を運営してまいりたいと考えておりますので、そこを申し述べ、答弁とさせていただきます。

質問 3番 丑若浩行

終わります。──────────────────────────────────────────◎散会宣告

出典:本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日 議事録 PDF(107ページ) 間違いを知らせる