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本別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日

農業の振興について

2022年3月9日、本別町議会の一般質問で、篠原義彦議員が「農業の振興について」質問し、町長 佐々木基裕、農林課長 篠原順彦、総務課長 三品正哉が答弁しました。

質問者
篠原義彦 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、農林課長 篠原順彦、総務課長 三品正哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 篠原義彦

議長の許可がありましたので、質問をさせていただきます。農業の振興についてでございます。本町の基幹産業である農業は、地域経済を支える重要な産業と認識しております。若い経営者や後継者が安定した営農を持続するための施策が必要と思いますが、町長の考え方を伺います。昨年の本町の農業は、平年作以上と認識をしております。十勝全体23農協で、農産物の取扱高は3,735億円と、過去最高を更新したと大きく報道されました。しかし、コロナ禍の影響などで消費が大きく落ち込んでいます。さらなる安定を目指して、次の3点について、町長の農業に対する施策と考え方を伺います。1点目、基盤整備と地籍調査の現状について伺います。二つ目、町長の公約でありますスマート農業は何を目指すのか、お伺いいたします。3点目、砂糖、乳製品の消費拡大についてお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕篠原議員からの農業振興についての御質問について、答弁を申し上げます。昨年の気象は高温少雨で、干ばつの影響が見られましたが、生産者の方々の適正な圃場管理、そして家畜の飼養管理の下、これまでの取組が実を結び、結果として取扱高は12月末現在の概算で119億7,100万円と、過去最高の出来高と伺っております。1点目の基盤整備事業と地籍調査の現状についてですが、農業の根幹であります基盤整備につきましては、道営畑地帯総合整備事業にて、町内を二地区に分けまして、令和元年度から令和10年度までの整備で総事業費42億6,000万円、受益戸数101戸、暗渠排水1,079ヘクタールの整備等を進める計画となっております。地籍調査につきましては、当初予定より遅れておりますが、令和4年度には実施区域の選定を行ない、令和5年度の実施に向けて資料収集を行なってまいります。御承知のとおり、一度事業を開始いたしますと長い期間を要することもあり、今後は議員の皆様、そして町民の皆様向けに説明会を実施してまいりたいと考えております。2点目の私の農業の目指すところの方向性についてでありますが、コロナ禍の中、消費の先行きや輸入農畜産物、肥料や飼料の高騰による影響、そして担い手不足や労働力不足など、農業を取り巻く行政は依然として厳しい状況にあります。このような中、現在も推進しております情報通信技術を活用した労働力の軽減を図る大規模農業経営。また、一方で小規模農業の推進を図り、農村コミュニティを保持する上で、新規就農者や就労などの担い手確保に努め、営農戸数と農業規模の維持を図ってまいりたいと考えております。小規模農業につきましては、品質にこだわった高収益作物の生産ができないかなどなど、関係機関と検討してまいりたいと考えているところであります。3点目の砂糖、乳製品の消費拡大についてですが、町内に製糖工場と乳業工場がございますが、コロナ禍の影響により、消費の落ち込みが著しく見受けられます。消費拡大についてでありますが、砂糖につきましては、北海道が今後、砂糖、スイーツ等に由来する食文化の需要拡大の取組、ありが糖運動に本別町も参画してまいりたいと考えています。乳製品消費拡大につきましては、昨年末の生乳廃棄の可能性があった中、各関係機関での乳製品消費拡大運動により廃棄には至りませんでしたが、今後、春休み期間、そして4月末からの連休等により需要の落ち込みが懸念されることから、町とJAで町内3,500世帯に牛乳贈答券を2,000円分、郵送にてお配りしたところであります。今後の対策につきましては、情勢を見極めながら、さらに検討してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 篠原義彦

再質問をさせていただきます。今、町長のほうから、るる説明がございましたけれども、まず基盤整備については、計画どおり進んでいるなというふうに感じております。ただ、昨年の収穫時期に大雨等がございまして、緊急を要する圃場等がございます。そういうものについては、次年度にすぐ対応できるような対策をとってほしいと思いますけれども、町長の考え方を伺います。地籍調査についてですけれども、今日、欠席している大住議員も、何年か前から何回か一般質問をさせていただきました。十勝管内を見ると、市町村でやっていないのが帯広市と本別だけということで、ほかの町村は100%のところもあれば30%のところもある。その辺、今、準備段階と言うけれども、事業化して進めるのがどのぐらいまだかかるのか。今、準備段階でどの辺なのか、現地に入るのは何年後なのか。その辺、もし計画があったらお知らせをいただきたいと思います。

答弁 農林課長 篠原順彦

お答えさせていただきます。昨年の秋とかで、基盤整備事業を早く推進していただきたいというような内容だったと思います。その点につきましては、現在も道営畑地帯総合整備事業にて行なっておりますが、早期に実施できます団体営事業等も考えながら、今後も進めてまいりたいと考えております。2点目の地籍事業の推進についてでございますが、現在、先ほど町長の答弁にございましたとおり、資料収集等を行なっているところでございますが、今の計画でいきますと、令和5年に測量委託を考えているところでございます。以上です。

再質問 5番 篠原義彦

計画は分かりました。それで地籍調査については、農地の流動化等がございますと、どうしても測量等が個人負担になります。一日も早い地籍調査の実施をお願いしたいと思います。次に、スマート農業の関係で、今、町長のほうからいろいろ説明ございましたけれども、本町は非常にGPSだとかそういうものは、一昨年から進んでいるのですけれども、畑作関係のドローンだとか、そういうものが今出てきております。他町村で結構はやっていますので、その辺も若い後継者たちのために前向きに検討していただきたいと思いますし、酪農家で言うと哺育関係、バイオマスの関係、そういうこともロボット等を使えば省力化になりますし、今回、脱炭素ということで鹿追町、上士幌町が政府の認定を受けました。ということは、自然エネルギーを町内で消費するということで、交付金が増額されるようです。そういうことも考えると、本別の農業、随分遅れているなという気がします。今後、早急にそういうものを整備して、前向きに考えていただきたいと思いますけれども、考え方を伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

質問にお答えをしたいと思います。まず、1点目の地籍調査の件でございます。確かに、議員おっしゃるとおり、地籍調査を実施すると表明してから、もう何年も経過しております。なかなか事業が実施できずに、計画を練っていたのですが、なかなか実施に移せなかったという部分があります。このことにつきましては、町としても大いに反省をしているところでございます。それらを踏まえて、先ほども議員のおっしゃったとおり、農地の流動化も進んでございますので、一刻も早く地籍調査を実施をしてまいりたいということで、担当にも指示をしているところでございます。とりわけ本年度につきましては、計画をしっかりと策定をし、そして令和5年度には測量に入っていくという手順で進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいなと思ってございます。スマート農業につきましては、これもバイオマス等について、本町ではなかなか手を挙げられず、他町から見れば進んでいないというのが現状であるかと思いますが、いずれにいたしましても脱炭素、2050年に向けた部分でございますので、この辺はしっかりと再度計画を練り直しながら、JAの農協とも協議を進めながら、取り進めてまいりたいと考えてございます。スマート農業、ドローンもそうです。ロボット化もそうです。特にドローンにつきましては、今、若手の農業者の方で何個か持って、圃場等の部分で活用されておりますが、それらが一体化となって地域全体での活用になっているかというと、そうでもございませんので、これも農協と十分に連携を図りながら、スマート農業を推進してまいりたいとそう考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 篠原義彦

乳製品の消費拡大でございますけれども、昨年からJA、営対協でいろいろと取り組んでいただきましてやったわけでございます。今回、町と農協で全世帯に牛乳券を配布ということで、既に今、配布されていると思います。こういうことは生産者はもちろんでございますけれども、基幹工場がある乳業会社等々が非常に大きなインパクトあるかと思います。ただ、もらって文句を言うわけではございませんけれども、一律同じ枚数の配布ということでは、1人世帯でも10枚、10人世帯でも10枚ではちょっと不平等かなと。その辺、今後、考えていってほしいと思いますけれども、考え方、どうでしょうか。

答弁 町長 佐々木基裕

御質問にお答えをさせていただきます。まず3,500世帯に、牛乳券の贈答券を配布させていただきました。町といたしましては、世帯ごとにお配りするのが一番スピード感を持って対応できるというところから、世帯向けということで10枚を贈らせていただきました。議員おっしゃるとおり、1人でも10人でも10枚かということになりますが、その辺の部分につきましては、今後、このような対策を練る場合に精査をしてまいりますが、いずれにいたしましてもスピード感、それから個人の情報の関係上、同じ役所といえどもその世帯に誰が、どのような方がいるかというのは、個人情報の関係で担当部署が替われば、すぐにその情報を見れるという環境では今ございませんので、その辺もありますことから、これらの点を十分に考慮しながら今後の対策をしてまいりたいと考えておりますが、いずれにいたしましても一人、二人、五人、三人といろいろありますので、その辺をどこで区分けするのか、区別するのか、かなり厳しい面もあろうかとも思いますので、その辺も十分考えた上で対応してまいりたいと思ってございますが、多分、1世帯、月の対策が今の現状では限界かなと思ってございます。以上でございます。

再質問 5番 篠原義彦

楽な方法が一番いいかと思います。逆に考えたときに、町民に負担を求めるときに、平均割と個人割があります。そこは個人個人で考えて、与えるものは1世帯だということでは、なかなか理解してもらえませんけれども、再度、その点についてお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

対策はいろいろあろうかと思います。牛乳券贈答のみの対策以外にも対策は十分講じられますので、税金で言えば均等割と平等割があって、二通りの税で今徴収させていただいております。こういった支援策も均等の部分と平等の部分、そして税金、国保で言えば所得割もそうですけれども、そこそこの経済状況に応じた支援策等があると思います。そこらをうまく調整を図りながら、ここの部分については全世帯、ここの部分については個々の世帯、ここの部分については年代層を分けた支援策といろいろございますので、その辺も十分にトータルに考えて支援をしてまいりたい、そう考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。

再質問 5番 篠原義彦

砂糖についての消費は、結構厳しいものがございます。農協でもお菓子類の取りまとめで、消費拡大を図っております。ふるさと納税の返礼品の中で、砂糖と豆と組合わせたそういうことがあるのかないのか、あったとすれば年間どのぐらいそこに消費されるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 三品正哉

ふるさと納税の返礼品の関係でございますが、今現在、砂糖と豆をセットにした返礼というのはございません。

再質問 5番 篠原義彦

加工品ばっかりではなくて、その辺も十分に考えて今後進めてください。今後、非常に厳しい農業情勢です。国際問題とかいろいろなことがございまして、年々厳しくなるのですけれども、これから春休みに生徒が入ります。その間も牛乳等、砂糖はなめてくれとは言いませんけれども、そういうことも考えていただければと思います。さらに、そのことについて町長の考え方、伺いたいと思います。

答弁 農林課長 篠原順彦

私のほうから御答弁させていただきます。先ほども答弁させていただいたとおりですが、今後、今議員おっしゃられたとおり、3月末に向けまして春休みが迎えます。それと、今後4月下旬から5月初めに大型連休がございます。その辺の消費を考えまして、今回の牛乳贈答券の皆様にお配りしたところでございますが、今後もその後夏休み等いろいろの影響により、牛乳消費が落ち込む可能性があると思います。その部分につきましては、また、その都度、対策をとってまいりたいと思っております。以上です。

答弁 町長 佐々木基裕

追加で答弁をさせていただきます。砂糖の件でございます。砂糖の件につきましては、今、健康的志向の部分から、なかなか消費が進まないといったところが現実でございます。先ほど、一番最初の答弁でも申し上げましたが、今、北海道等でありが糖運動等も展開されようとしてございます。その中身につきましては、実際いまだに詳細が私どものところに来てはございませんが、そこ等の資料を見ながら本別町に合った支援、そして応援をしてまいりたいと考えてございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 篠原義彦

終わります。

出典:本別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる