みんなの議会

本別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日

コロナ禍での健康被害と人とのつながりについて

2021年12月14日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「コロナ禍での健康被害と人とのつながりについて」質問し、町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸が答弁しました。

質問者
水谷令子 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 水谷令子

議長の許可をいただきましたので、通告しました2問の一般質問を一問一答細目方式で行ないます。コロナ禍での健康被害と人とのつながりについて。コロナ禍で、自粛生活で外出する機会が減り、人との交流が減ることで身体活動が減り、孤立状態から認知機能が低下するなど、孤立が引き起こす健康被害が起こっています。コロナ禍の孤立対策として、地域社会とのつながりをつくることが必要と考えますが、見解を伺います。1項目め、10月の健康管理センターだよりでは高齢者フレイル予防のために、保健師、栄養士が自宅に訪問するとありましたが、これまでの経過を伺います。また、対象者のかかりつけ医の判断もあって訪問しているのか伺います。2項目め、健康増進のために教育委員会とコラボ事業として、ウォーキング&ランニングマップの作成を行なっていますが、どのように推進していくのか伺います。また、このような取組は今後も必要と考えますが、見解を伺います。3項目め、健康維持のために筋肉量を増やすための食事が大事だと考えます。朝の食事では20グラムのたんぱく質が必要ですが、日本人の取っている朝食では平均10グラムしか摂取できていないそうです。そこで、朝にたんぱく質を10グラム、今の食事にプラスして取ることが筋肉量を増やすことに非常に効果があるという調査があります。そこで、朝にたんぱく質を10グラムプラス取る。朝たん10グラムプラス運動の取組に必要と考えますが、見解を伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕水谷議員のコロナ禍での健康被害と人とのつながりについて御答弁をさせていただきます。御質問の1点目であります。高齢者のフレイル予防といたしましては、令和2年度から国の政策として、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業を本町でも取り組んでおり、本町の後期高齢者の健康状態を分析し、優先して解決すべき課題を持つ高齢者に対して、保健師及び栄養士が家庭訪問や個別面談を行ない、個人の健康状態改善の支援を行なっております。令和2年度の実績といたしましては、健診結果や医療情報から抽出した対象者164人に対して120件の家庭訪問を実施しており、今年度につきましては、コロナワクチン集団接種が終了した10月から、健康管理センター保健師及び栄養士で、対象者122人に対して訪問を開始しておりまして、現在66件の訪問を終えているところであります。このほか、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の結果、抽出された対象者につきましては、地域包括支援センターで訪問を実施しております。御質問にあります、かかりつけ医との関わりについてでありますが、健診結果や医療情報に基づいた訪問であり、かかりつけ医からの訪問依頼がある場合としては、認知症や通院が滞った方の状況確認などとなっています。2点目の教育委員会とのコラボ事業についてでありますが、本町の健康増進課題として、肥満と運動不足が挙げられ、かねてから教育委員会と協働して、運動教室や介護予防教室などで運動の指導やウォーキングマップを作成する取組を行なっております。昨年から新型コロナウイルス感染症の影響を受け、集団での教室活動ができないため、健診や訪問等の活動で、運動することの必要性を啓発しております。今後も関係課と協力して取り組み、進めていきたいと考えています。3点目の健康維持のための筋肉量を増やす食事についてでありますが、議員おっしゃるとおり、健康のために筋肉量を維持、増加することは大事であると認識しております。特に高齢者は活動量や食事量の低下が原因で全身の筋肉が減少する場合があります。このため体重減少が見られる方や活動量の低下などの症状がある場合は、フレイル予防のためにたんぱく質摂取と運動などを推奨することとしています。しかしながら、栄養指導は、個々の健康状態によっても違い、たんぱく質の摂取では腎臓の働きが低下している方は、体重に応じた1日の摂取量が厳しく制限されますし、他の疾患におきましても、食事量は、年齢、性別、活動量等々から一律ではなく、個別的なものであると捉えています。本町の健康増進計画である健康ほんべつ21の中でも、食事に重点を置いて、1日3食の食事を取ることや、牛乳、大豆など良質のたんぱく質摂取も勧めており、健康管理センターだよりやパンフレットなどを作成して、町民の皆さんに周知を図ってきているところであります。以上のことから、今後も健康で過ごすために、食事はもちろんのこと、運動を併せて行なうことで、町民の皆さんの健康増進活動を進めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 1番 水谷令子

それでは1項目め、再質問をいたします。今の町長の答弁において、122人の訪問対象者がおり、半分が終わっているという回答をいただきました。また、認知症や通院が滞っている人にとっては、地域包括センターからの訪問を受けるなども伺いました。本別町ではどのぐらいの頻度で訪問したのかという点と、このコロナ禍において、保健師、栄養士の方が質問していると思うのですけれども、健康状態、生活習慣のアドバイスなどがあると思います。また、社会復帰への人とのつながりを促すこともしているかと思います。この孤立という問題に対して、訪問した中にそういう方が本別ではいらっしゃったのかどうかお聞きする点と、孤立という病、孤立が引き起こす健康被害というものがあります。統計上、千葉大学の予防医学センターによりますと、65歳以上の人の外出、ボランティア、サークルなど、活動頻度が減少した人のリスクとして、要支援、要介護が2倍、身体機能の低下が1.5倍、鬱になるなどが1.5倍のアップがあったという統計が、2万3,000人を調査して起こった調査結果です。このことから、統計学的にも、誤差とは言えないほどの要介護認定を受ける危険性が、孤立によって起こっていることが分かると思うのですけれども、人々との交流が減ることによって心が沈んでしまったり、それによって何もしたくなくなって、そして御飯を食べられなくなる。この負の連鎖ですよね。こういうことが本別でも、訪問した方に起こっているのかどうか、お伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

水谷議員の再質問、1問目について答弁させていただきます。先ほど答弁の中で、120名、120件の方々を対象に、66件の訪問を行なったということでお話をさせていただいております。この方々につきましては、今年3月までに年2回、10月から3月まで年2回の訪問を計画しております。この方々に対して、先ほど議員御質問の孤立化した方はいらっしゃいません。また、包括支援センターの中で109人を、同じく対象者として挙げておりまして、このうち75人の訪問を行なっているところであります。こちらのほうにつきましても、孤立しているような状況の方はいらっしゃいません。以上であります。

再質問 1番 水谷令子

今の回答で、全国的に孤立している方が多いというアンケートの中、本別町は大変人とのつながりができているのかなというふうにも感じました。ただ、このコロナ禍の中、運動不足などによる食事の低下という点ではどうなのかという点を伺います。また、食事の低下することによって、口のそしゃくが弱くなり、健康センターでも、このようにチラシですね、コロナ禍におけるチラシをつくっていますよね。これはとてもいいものだと思うのですけれども、お口の健康は健康寿命を延ばす鍵ということで、かむ力が弱るとどうなるか、かむ力が強いとどうなるのかというようなことも的確に書かれていますし、また、食事前のパタカラ体操ですか、このようなことも、あいうべ体操など、口を動かすということを推奨していると思うのですけれども、このような運動はどのようなときに行なっているのか、この推進状態、この点をお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

水谷議員の再質問についてお答えいたします。どのような状況のときに行なっているのかということでありますが、ケーブルテレビを用いて実施をしたり、広報等でフレイル予防ということでの運動の大切さ、食事の大切さといったところを啓発、周知してきたところであります。あと、各自治会の中でもそれぞれ活動もまた再開しておりまして、会食、お弁当持ち帰りに行なっているというような形ですとか、短期間で終了するような運動という形も徐々に出始めているというふうに聞いておるところであります。議員おっしゃるとおり、食事、運動が大切でありまして、どちらかがおろそかになることによって、またそこで負の連鎖といったことが起きてきますので、そういった活動の中で、そのような現象が起きないような形で皆さんに協力をいただいているところであります。以上であります。

再質問 1番 水谷令子

いろいろな活動がケーブルテレビを通したり、自治会を通してこれからも行なわれていくことが分かりました。町長が先ほど言ったように、国が力を入れて取り組んでいるということをおっしゃっていましたけれども、これは、保健師、栄養士が訪問するということは、健康回復させる試みが必要であるという社会的処方を、今、全国的に7か所でモデルとして行なっているそうですが、本別としてもそのことを考えて、人とのつながりを持っていくことの大切さを推進しているのかどうか、お伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

こちらにつきましては、阿保議員の御質問でも答弁させていただいたのですけれども、保健と介護予防の一体化実施事業という形の中で、国の中で進めておりまして、後期高齢者の方への訪問を健康管理センター、また、包括支援センターで行なう形で、地域ネットワークと結びつけながら活動を展開しているものであります。以上であります。

再質問 1番 水谷令子

次に、2項目めに行きます。健康増進のための教育委員会とのコラボ事業において、ウォーキング&ランニングマップのコースを作成していると思います。肥満と運動不足という問題がある中、集団での運動ができない中、こういうようなことを推進していく必要がこれからあるということもおっしゃっていました。これまでもケアセンターでは、教育委員会とライフキネティック講習会というものをスポーツ推進委員と一緒に行なっていると思います。このような取組が、やはりこれからの健康被害をなくしていく、健康増進のために必要な活動だと思います。また、スポーツ推進委員の吉田哲人さんが今、スポーツ推進委員として活躍していますが、元気チャンネルでユーチューブとして、哲人の部屋として、健康づくりの教室なども行なっていますが、この教室などを活用しているのかどうかということと。それから、地域包括の連携協定企業の活用事業として、7月に大塚製薬との提携を結んでいます。また、10月には、北海道スカイアーススポーツとの活用事業を行なっていますが、これらにも参戦していく予定があるのかどうかお聞きいたします。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

水谷議員の質問に答弁させていただきます。ランニングマップですとか推進委員とのコラボ事業についてでありますけれども、今、地域おこし協力隊が主になって行なっていただいている動画の活用ですとか、また、そういったコラボ事業の拡大、また、マップの更新ですとかにつきましては、今年度、準備等を今協議しているところでありますので、そういったことがまとまり次第、また協働しながら実施していきたいと思っております。また、大塚製薬の関係では熱中症の関係で資材提供、または、そういった啓発活動の御協力をいただけるということでありまして、これにつきましても、今年度、準備をしながら次年度に向けて進めていきたいと考えております。スカイアースの取組につきましても、スポーツ担当と協議をしながら、実施を進めていく予定となっております。以上であります。

再質問 1番 水谷令子

次に、3項目めに行きます。先ほど町長からの答弁で、筋肉量を増強するには食事が大変大事だというお答えをいただきました。実は、筋力量を驚異的に増強する魔法の言葉ということで、ある番組でやっていたのですね。その司会者の方がその番組において、これは魔法の言葉だと、今こそ朝たんだ。絶対人生を共にする言葉、自分をよくしてくれる言葉だということを言っていたのです。というのは、専門家ということで、分かると思うのですけれども、たんぱく質は血液にアミノ酸として取り込まれるのですけれども、そのアミノ酸が筋肉だけではなくて、臓器の細胞や免疫細胞、酵素やホルモンやエネルギーとして夜の間に使われるので、足りない分は筋肉から補うそうなのです。必然的に筋肉の量は朝起きるとみんな減っているのだということなのです。このことは、朝の食事をたんぱく質20グラム取るということを目標として置くことが、これも実験した方がいるのです。その実験した方が5週間後に、朝、食べない若い方がいます。そういう方は20グラムではなく、まず10グラムからやってみると。それだけでも5週間後に、年配の方もいました。それぞれの方が700グラムから、多い方は1キロ、みんな増えていたのです。ここにいらっしゃる、全人類の方が朝起きたら筋肉が落ちているということなのです。これが魔法の言葉だと。これを本別町でぜひ。この番組ではどういうふうに推進したかといいますと、朝、たんぱく質を20グラム目指すために、朝たんカードというのを作ったのです。これは番組の中から見れるのですけれども、朝食に10グラム足してみようということで、うどんとかそばとか、一玉60グラムだったら何グラムのたんぱく質があるよとか、納豆30グラム、ミニパックだったら4グラムあるよとか、食パン1枚だったら60グラムだったら4グラムあるよというように、そのカードの中に絵と一緒にグラム数とたんぱくのあれが書いてあるカードをそれぞれの方が用意して、簡単に20グラムまたは10グラムになるように自分で計算して5週間続けたというそういうものなのです。ぜひこれを本別町民に、筋肉増強のために、これは医者知らずというか、長寿で健康のまちづくりのために必要なものではないかなと思うので、ぜひ検討していただけないかと。そういう今後の方針があるかどうか、お伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

水谷議員の3問目の質問にお答えさせていただきます。先ほど町長答弁の中でも申し上げましたとおり、町民の方にはいろいろな疾患の方がいらっしゃいまして、制限を受けている方もいらっしゃるのが事実であります。その中で、なかなか一律に実施するというのは非常に難しいことだと考えております。町の保健活動としましては、栄養の相談、指導を行なう際の指針といたしまして、厚生労働省の日本人の食事摂取基準2020年版を参考にさせていただいております。これにつきましては、健康増進法の規定に基づきまして、健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の基準を厚生労働大臣が定めるものでありまして、5年ごとに改訂が行なわれております。この中で、50歳以上につきましては、細かな年齢区分により摂取基準が定められたほか、高齢者のフレイル予防の視点として、たんぱく質由来のエネルギーの割合も記録されております。保健師、栄養士もこうした情報を参考にしながら町民の皆様の健康相談に対応してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。以上です。

再質問 1番 水谷令子

もちろん疾患を持っている方、それぞれの条件があると思います。ただ、これが魔法の言葉、全人類の方が朝起きたら筋肉量が落ちていて、たんぱく質を20グラム。1日で3食だとしたら60グラムなのですけれども、20グラム取ること、10グラム取ることにおいて全員が増えたというこの結果、魅力的だと思いませんか。この番組をちょっと見てみるとか、そういうような試み、本別独自の健康増進、筋肉増進のヒントにしていただけないかなという切なる、健康を考える面で、長寿で健康である、このことが本別町が一番力を入れているところだと思うのです。もしこのことを考えていただける、これからあるか、ないか、そのことをお聞きしたいと思います。

出典:本別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(104ページ) 間違いを知らせる