みんなの議会

本別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

本別高校の「とかち創生学」の提言を町の活性化に

2024年12月11日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「本別高校の「とかち創生学」の提言を町の活性化に」について質問し、教育長 高橋哲也、社会教育課長 千代孝徳が答弁しました。

質問者
水谷令子 議員
答弁者
教育長 高橋哲也、社会教育課長 千代孝徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 水谷令子

本別高校のとかち創生学の提言を町の活性化に。質問要旨。本別高校では、とかち創生学を実施し、1学年と2学年が地域課題について探究活動を行ない、町の活性化を目指す取組をしています。行政側から高校生の感じたことを町民に発信したり、提言を具現化することなどは、町の活性化につながると考えますが、見解を伺います。要旨の明細。1、とかち創生学では、1学年は地域の人が講師となり、2学年は役場の職員が探究コーチとなり、高校生目線で地域課題について解決策を提言しています。これまで、本別の自然、歴史、文化、魅力ある本別公園を活用して、本別町の活性化を目指す取組事例が多くありました。そこで高校生が感じた本別の魅力を町民の方にも学ぶ講座等があると、本別町への理解が深まると考えますが、見解を伺います。2、探究コーチとして参加した職員が、高校生の提言を具現化し、政策形成研修等でのプレゼンテーション等を行なうことは、職員の本別町へのより一層の理解が深まると考えますが、見解を伺います。3、創生学以外の取組として、町の魅力を伝えることが町の活性化の第一歩と考えますので、コロナ禍前に2回ほど行なわれたほんべつ学で取り組んでいる、官民問わず初任職員が町内公共施設を回るバス研修、戦争跡地ツアーなど続けていく必要がありますが、見解を伺います。

答弁 教育長 高橋哲也

〔登壇〕水谷議員の、本別高校のとかち創生学の提言を町の活性化について、答弁いたします。1点目の高校生が感じた本別の魅力を町民の方にも学ぶ講座等があると本別町への理解が深まると考えますが、見解を伺うについてですが、とかち創生学は、本別高校において、総合的な探究の時間授業として、特色ある取組がされております。とかち創生学の中で取り組み、まとめられた成果は、模擬議会で提言が行なわれているほか、広報紙での掲載を行なっておりますが、現状においては、町民の方は直接高校生が取り組んだ内容や提言を伺う機会はございません。今後、模擬議会の傍聴や高校生の発表を直接伺う機会の設定が可能かどうか、本別高校の考え方や都合などを尊重しながら、本別高校との協議について検討することも可能ではないかと考えております。次に、2点目の探究コーチとして参加した職員が高校生の提言を具現化し、政策形成研修等でのプレゼンテーション等を行なうことへの見解についてですが、とかち創生学は、総合的な探究の時間の取組の柱で、研究テーマの一つに、正解のない課題に挑戦し探究し続ける力の育成があり、課題解決型の探究活動を行なっております。課題設定、現状分析、仮説構築、解決策検討、解決策提案といった流れになっております。この学習は、課題やテーマを具現化することが目的ではなく、課題を見つけ、それをどのようにしたら解決に結びつけることができるかを、高校生の柔軟な発想で、互いの意見を交換しながら探究を行なうものでございます。コーチは、2年生の地域課題解決に関する探究活動に参加しておりますが、その目的は、高校生に対し、考え方や物事の取り進め方を、大人として、また、行政職員の立場としてアドバイスを行なう支援となっております。御質問の趣旨にもあったとおり、高校生と共に解決策を考えることは、職員の資質向上にもつながっていると考えるところでございますが、御質問にありました、コーチを務めた職員による政策形成研修等でのプレゼンテーション等については、職員研修として実施している政策形成研修会では、講師が設定した目的に沿った研修課題に取り組んでいることから、その場において、とかち創生学のプレゼンテーションを取り組むのは、研修の編成上、とかち創生学とは分けるべきと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、3点目の創生学以外の取組のほんべつ学における研修、町内ツアーについてですが、ほんべつ学は、コロナ禍の時期を除き、年数回、社会教育担当と資料館担当で、地域学習として開催しております。開催内容により時期や対象者が異なりますが、本別の自然観察、施設見学、本別町産の食材を使った調理、産業や観光の歴史、町並みの変遷をたどるなどの取組を行なってきました。町民の皆様に本別のことを知ってもらい、子どもたちがふるさとに愛着を持てるように様々な取組をしており、議員から御指摘のありました公共施設のバス研修や戦争跡地ツアーも開催してきております。ふるさと本別を知ってもらうためには、様々な視点から地域学習を行なうことが必要であり、毎年同様な内容にならないように企画をしておりますが、今後もほんべつ学に参加された方や町民の皆様の声を伺いながら、御指摘のあった内容を含め、学習機会の提供に努めてまいりたいと考えておりますので、今後とも御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 4番 水谷令子

1つ目についてです。本別高校が取り組んでいる総合的な探究の時間、とかち創生学は令和2年から始まっており、本別町の自然、歴史、文化、魅力ある本別公園の活性化をビデオにしたり、また、本別公園に中学生を呼び込むプロジェクトなどの取組を行なっているところです。このことは、まさに本別町がSDGs未来都市として地域を活性化、そして、その魅力を高めていく、持続可能なまちづくりにマッチングしていると考えられます。このことを、ぜひ町民の皆様に広く周知していただくと、教育長のほうからもお話がいただけました。高校生の目線で一生懸命考えている取組、これをぜひ周知していただきたいと考えますので、今一度、御意見をいただきます。私といたしましても、高校側といたしましても、高校生が地域の支援や協働によって行なわれている、教育における地域との連携や地域の教育資源の重要性を改めて感じているところだと思われます。このことについて、ぜひ町民の皆様に広く周知していただきたいという点で、今一度、御意見をお伺いいたします。また、2問目ですが。

質問 4番 水谷令子

はい。

答弁 社会教育課長 千代孝徳(社会教育課長は2024年12月まで)

とかち創生学の取組についての考え方ですけれども、私のほうから答弁をさせていただきます。教育長から答弁もありましたように、とかち創生学は、本別高校で行なわれている特色ある学習となっております。先ほど教育長からも答弁をさせていただきましたように、模擬議会の傍聴ですとか、高校生の発表を直接伺う機会がありません。その代わり、町広報紙ですとか議会だよりで、行なわれた内容というのは、ある程度の内容で町民に周知がされております。今後、広く町民にこういったことを知っていただくためには、模擬議会の傍聴ができるか、また、高校生の発表を直接伺う機会を設定できるか、当然相手方があることですから、高校側と協議をしながら、授業の中でどの程度の対応ができるかを検討していくことは可能だとは考えておりますので、今後、来年度の創生学の関係もありますし、高校側と連絡調整を取りながら進めていきたいと考えております。以上です。

質問 4番 水谷令子

2つ目に移ります。先ほどの教育長の答弁から、町職員の政策形成研修の中では、とかち創生学とは、また違う立場であるというお話もいただきました。このことで一つ、生徒のほうからの意見として、探究、職員が熱心にアドバイスをしていただく、この機会が、役場職員と議論する中で、将来この職員のように地域に貢献したいと思うようになったというお話も伺っております。これは、まさに地域活性化や人材育成などにつながっている取組だと考えています。また、生徒の記述からも、取組の困難さや終了後の達成感、地域への感謝、これからのキャリアに向けた決意など、意識の変容が見られたという考えを伺っています。このことから、関わった職員の方にもアドバイスをしながら、スキルアップにもつながっているという考えがおありかどうか、見解を伺いたいと思います。また、これらの活動を今後も続けていく必要もあると考えますが、見解を伺います。

答弁 社会教育課長 千代孝徳(社会教育課長は2024年12月まで)

水谷議員からの再質問で、職員のスキルアップがあったか、それと今後の進め方ということだったと思います。スキルアップにつきましては、やはり中高生を対象にして、普段は同じ職員ですとか、自分たちよりも年齢が上の町民の方々と接していますけれども、自分たちよりも若い世代の考え方を導く、指導していくということで、一定のスキルアップにはつながったのではないかと考えております。今後につきましては、高校のとかち創生学の進め方がどのように変わっていくか、まだ分かりませんけれども、その辺は高校側と連携を取りながら、できる範囲の中で支援をしていければなと考えております。以上です。

質問 4番 水谷令子

3について、お伺いいたします。創生学以外の取組として、町のほんべつ学で行なわれている数々の取組は、学びの場を与えていただける貴重な場所だと思っております。例えば、社会教育として図書館、資料館の連携、そこに関わっているボランティアのぶっくる、また資料館の友の会の協力を得ながら、協力員の活躍もありまして、今年度は自然探検を親子で行なうなど、よい取組が行なわれていると認識しております。また、先ほど言いました新任職員の活動につきましてですけれども、コロナ禍前に行ないまして、参加した方々からも、本別町を初めて知ることができたと、その魅力を。今後またそういうことがあれば参加したいというお話を伺っているところです。また、今回初めて行ないました戦争跡地のツアーにおきましても、体験者の人から、こういうところがあったのかという、戦争の現場を見たということで、このことも続けてほしいという御意見をいただいています。このように、これからの活動において、資料を使った講座の継続と、それから、外へ出て体験して、バスなどを使って現場を見るとか、そういうような活動が、このバスという利用が、いろいろな場所に、現場に行けるという、いろいろなことを知れるという、体験者の中から意見が出ておりまして、このことがやはり、ここ二、三年続けていくことが町民の意識を高めていく、本別公園を利用しながら、自然、歴史、文化を使いながら、本別町を活性していくということにつながっていくと考えています。また、その中から一定の方の参加したいという方もいらっしゃいますので、ガイドをする人や、また資料館を案内する人、語り部になってもらう方の育成につながるとも考えますが、見解を伺います。

答弁 社会教育課長 千代孝徳(社会教育課長は2024年12月まで)

3点目のほんべつ学の取組ということでの質問について、お答えをしたいと思います。ほんべつ学は、水谷議員から御指摘がありましたように、今年は戦争跡地のツアーを行なっております。過去には本別公園を中心として、神居山の登山、神居山の探検、川の学習、それから、地層ですとか化石の学習、そのほか、酪農ですとか畜産、本別町の農産物を使った調理実習ですとか、子どもから大人まで、幅広い世代を対象とした講座を行なっております。その中で、ぶっくるですとか友の会の協力も得た中で行なっておりますけれども、質問にありました新任職員の研修につきましては、令和元年度に行なっております。このときは、9名の参加がございました。こういったことも、本別町町民憲章にもありますけれども、戦禍の焦土から立ち上がったということで、7月15日という空襲の体験を持つ本別町としては、職員にもそういったことも当然学んでいただきたいと思います。町外出身の職員も増えておりますし、今年は7月15日展の学習ということで、職員研修という位置づけで、資料館の企画展を見学し、空襲の体験を資料館友の会の語り部の方にしていただきました。こういった取組は、非常に大切だと思います。ただ、ほんべつ学につきましては、いろいろな視点から、いろいろな世代の方を対象として行ないますので、なかなか毎年同じものを続けるのは難しいかなとは思いますけれども、皆さんの意見を聞きながら、その辺は計画をしていきたいと思います。また、新採用職員の研修につきましては、総務課とも検討しなければならないので、こちらで一方的なことは言えないのですけれども、一例ですけれども、数年おきにそういった研修会をやって、その間に採用された職員に参加をしていただくというようなことも、総務課、担当部局と協議することが可能ではないかなと考えております。戦争跡地ツアーについても好評を得たということで、こういった内容、来年、戦後80年の節目となりますので、そういったことも考えながら、企画展ですとかを、今、計画しているところでありますが、こういったことも考慮をしていきたいと思います。これからの学びにつきましては、議員おっしゃったように、資料を使った座学、そして、実際体験をするフィールドワーク、2つを組み合わせたというのが、学習効果が高まるのではないかと思います。また新年度、どのような取組を行なっていくかというのは、まだ計画の段階ではありますが、企画するに当たっては、そういった御意見を参考とさせて、組んでいきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 4番 水谷令子

今、答弁のほうから、数年ごとに新任バス研修を行なっていく旨もあるということ、また、戦争跡地ツアーにつきましても、今後、継続していく考えもあるということも伺いました。このことによって、ガイドを育成していくというか、なかなかハードルは高いと思いますけれども、興味のある方に対して、やはり学びを提供していく、そのことが、やはり継続して本別町を愛していくことになっていくのかなとも考えていますので、例えば、来年度においては、講座を続けながら、資料を踏まえて現場に行く、そういうような育成方法を考えていくという見解があるのか、もう一度お伺いいたします。

答弁 社会教育課長 千代孝徳(社会教育課長は2024年12月まで)

先ほどの質問に対する答弁、私のほうで漏れておりました、大変申し訳ありません。公園ですとか、資料館の語り部などのガイドの養成ということが抜けておりました。再度御質問をいただきました。やはり、町民の方、いろんなことに関心があると思います。自然に対して関心がある方、歴史に関して関心がある方、それぞれあると思いますので、どういった切り口で新年度のほんべつ学を行なうかというところは、今、計画中でありますけれども、やはり、いろいろな方が興味を持って参加をできる学びを提供する必要があると思います。同じ内容を続けるというのも大切なことではあるのですが、やはり同じことをやっていますとマンネリ化してしまうこともありますので、切り口を変えて行なう、何年かおきにローテーションで同じ内容が回ってくるというようなことも考えられると思います。来年度につきましては、今、計画中ではありますけれども、そういった御意見がありましたので、そういった講座、資料館、図書館担当、社会教育担当で、どのような講座が行なっていけるか検討をしていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 4番 水谷令子

終わります。

出典:本別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(114ページ) 間違いを知らせる