みんなの議会

本別町議会 令和7年第3回定例会 2025年10月16日

町民に寄り添う本別町国保病院を

2025年10月16日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「町民に寄り添う本別町国保病院を」について質問し、町長 佐々木基裕、国保病院事務長 小川芳幸が答弁しました。

質問者
水谷令子 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、国保病院事務長 小川芳幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 水谷令子

議長の許可をいただきましたので、一般質問一問一答細目方式で行ないます。質問事項。町民に寄り添う本別町国保病院を。質問要旨。十勝管内4町の公立病院を視察し、経営と運営について確認してきたところ、どの病院も存続のため、様々な取組が行なわれており、今後さらなる経営の効率化と見直しを検討していました。本別町国保病院においても、ほかの公立病院の取組を参考として、チーム医療として経営と運営の見直しが必要と考えますが、見解を伺います。要旨の明細。1、本別町国保病院では、経営強化プランの推進を図るため、改善点の進捗や取組状況の評価を踏まえた実務支援を経営コンサルタントに委託していますが、評価内容、改善の取組と成果等を具体的に伺います。また、民間的経営手法を導入し経営改善をした公立病院もありますが、本町としてどのように経営改善に取り組んでいくのか伺います。2、公立芽室病院では、各部門間のワーキンググループを結成し、企画や実行を行ない職員間のつながりができ、意識改革が進んでいました。本別町国保病院は、公立芽室病院の視察を機に交流があることから、今後職員が研修に行くなど、意識改革を進める積極的な取組を行ない、スキルアップしていく必要があると考えますが、見解を伺います。3、足寄町国保病院では、医学生、研修医、看護学生の受入れが積極的に行なわれており、大学病院とのつながりが進んでいます。本別町国保病院としても、研修医等の受入体制を整えることで、医師等の人員確保につながると考えますが、現状と見解を伺います。4、町民に寄り添う病院であるために、町民に病院を知ってもらう必要があります。病院まつりや出前講座、町のイベントへの参加など、積極的に町民と交流し、町民に愛され、必要とされる病院となることが大切だと考えますが、現状と今後の取組を伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕水谷議員より質問のありました、町民に寄り添う本別町国保病院をについて答弁をいたします。1点目の経営強化プラン推進に係ります評価内容や改善の取組、成果等についてでありますが、昨年3月に策定いたしました経営強化プランの推進に関しましては、東京にございます株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン様に、その実行支援の協力をいただいております。主な内容については、定期的な診療実績の振り返りを行なう中で、内容分析によります他院比較や診療報酬算定上の各種管理料や加算算定等の上乗せについて、各担当スタッフとのヒアリングを行ないながら、本町の国保病院の実態に即した増収策について指導・助言を受けております。例えば、令和5年度より、新たに算定を開始しました救急医療管理加算では、算定開始からの実績を踏まえ、疾患別算定状況の他院との比較や、加算未算定症例の指摘など、積極的に算定している加算1の区分のほか、準ずる区分の加算2についての指導・助言をいただいたり、リハビリテーション分野においては入院患者様の日常生活動作の維持向上を図るため、連続する3日間の休日中の取組として、休日リハビリ介入を昨年10月から実施するなど、リハビリの早期介入や提供割合を増やす取組を進めてきております。また、収益部門の柱であります入院収益対策につきましては、より増収につながる地域包括ケア病床の積極的運用を図るため、毎週1回開催している地ケア病棟セレクション会議に、昨年9月より、病棟看護師、リハビリ担当以外に外来看護師、医事担当も参画し、一般病床から地域ケア病床への移行や、外来から直接入院する可能性のある患者様の情報共有を進め、本人の同意を得ながら、円滑な地ケア病床運用に努めてきているところであります。昨年12月頃より徐々に成果も出てきておりまして、昨年度4.7人でありました平均入院患者数が今年度は9月末現在で6.1人となっています。まだまだ他の取組もございますが、患者数は年々減少傾向にあると同時に医業収益も年々減少していくことが予想されます。現在、病院経営に関しましては、全国の自治体病院のみならず民間病院におきましても、人件費の増加や光熱水費・医療材料の高騰などにより非常に厳しい状況にあります。物価・賃金の上昇に対応して診療報酬が上がっていないという実情があります。厳しい時代ではありますが、国保病院の経営につきましても、住民が安心して暮らし、医療サービスを受けられる医療体制を確保していくことが重要であります。医療スタッフや医療機器など既存リソースを活用しながら、集患対策や収益対策を進めますとともに、医療スタッフの業務分担を流動的に行なうタスクシフティングや時限的配置などによる人件費の圧縮に努めながら、選んでもらえる病院づくりを進めるための患者サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。2点目の職員の研修など、意識改革を進める積極的な取組をについてでありますが、信頼される病院づくりのためには、職員の意識改革は大変重要であると捉えております。病院スタッフの半数を占める看護室を取りまとめる総看護師長においては、昨年度の他病院の視察以降、看護師長の集まる会議や研修会に積極的に参加することで、他病院との日常的な情報交換や相談などを行なっており、看護室内における人材マネジメントや各種対応に生かしております。また、院内における職種間のつながりにおきましては、自らが働く病院の価値を高めるための取組として、昨年11月に各部局より若手スタッフを中心とするメンバー構成で院内環境改善プロジェクトチームを立ち上げたところであります。現場レベルでの無駄解消と横連携の円滑化を図る取組として、患者視点でのアイデアを考えることにより、職種を関係なく病院職員としての意識改革につながるものと考えております。3点目の研修医等の受入れに関してでございますが、町国保病院では、本年度2つの医療機関から4名の研修医を、それぞれ約1か月間の日程で地域研修の受入れを行なっております。また、8月からは、放射線技師志望の医療大学生1名について、約1か月間の研修受入れを行なっております。研修医等の受入れに関しましては、未来の医療人材確保の観点からも、積極的に受け入れてまいりたいと考えておりますが、研修医の受入れが多すぎますと、指導される常勤医師や職員の負担が増大すること、また、研修医にとっても必要な研修機会の確保ができないことも懸念されます。研修医の受入れにおいて、常勤医の確保に直接的につながることは少ないと考えますが、より多くの研修医とのつながりを持つことで、その後の専門分野に進むであろう大学などの各医局とつながる可能性も考えられ、ネットワークが広がることは有益なことであります。まずは、研修医にとって本別の国保病院での地域研修がよかったと思ってもらえることが大切と考えておりますし、受入れに際しましては、病院としても過度な負担とならないようバランスを取りながら、研修医等の受入れを進めてまいりたいと考えております。4点目の町民に愛され、必要とされる病院にとの質問でございますが、国保病院において職員有志の発想から、昨年度より、5月に看護の日イベントを病院内において開催しております。看護室や理学療法室、栄養給食室から各種相談ブース等を設置し、診療以外での患者様や外来者と触れ合う機会を創設してまいりました。また、9月のきらめきタウンフェスティバルでは、救護担当に看護師を配置、国保病院の名前の入ったビブスを着用し救護活動に従事するなど、また、12月のクリスマスイベントでは、待合室を会場に患者様に季節感を提供するハンドベルや合唱、クリスマスソング演奏などの催しを今年度も予定しているところであります。こういった職員のアイデアを大切にし、小さなことの積み重ねが町民に愛され必要とされる病院につながるものと思いますし、今後もそういったことができる環境や院内体制に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 4番 水谷令子

それでは、再質問を進めます。まず1、初めに、7月、8月にかけまして、十勝いけだ地域医療センター、公立芽室病院、地方独立行政法人広尾町国保病院、足寄町国民健康病院、この4町の病院を視察してまいりました。各病院から詳しい説明をいただきまして、どの病院も病院の存続、地域医療の暮らしを続けるサービスを絶やさないような取組が行なわれておりました。ここで、本別町では、事業費として国民健康保険病院経営強化プラン実行支援といたしまして146万円を使いまして、経営コンサルタントを入れて委託をしているということでありますが、先ほど町長からの説明もありましたように、今いる職員、機械、整備を生かして診療報酬収益を上げていくというお話をいただきました。また、職員の間からは、自主的に若手の職員から院内環境改善プロジェクトチームを11月に立ち上げて様々な意見をいただいて、職員の意識革命も行なわれているお話も伺っております。ここで、このアドバイスは年内何回行なわれているのか、また、今後の管内病院につながる取組として、どのようなアドバイスをいただいているのかということをお聞きしたいのと、また、地域連携室を利用しながら、様々な医師、包括ケアセンター、それから医療従事者とともに病院をよくするという方向に循環的に行なわれていると理解いたしましたけれども、その辺の今の実態を伺いたいと思います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

私のほうから、水谷議員の再質問について答弁をさせていただきます。まず、現在のコンサルの内容の部分等についてでございますが、先ほど町長からも答弁していますとおり、基本的に、いかに今ある資源の中で診療報酬を上げていくかといったようなところを主にやっていただいております。年間2回、前期・後期に分けて、2回病院のほうに来院をしていただく。それまでに診療データ等の提出を行ないながら、診療分析、内容分析等も行なっていただきながら、当町の国保病院の実態に合わせた形での提案というところを、それぞれいただいているというところでございます。また、今年度、新たな取組という部分におきましては、来月になりますけども、コンサル会社等の御協力もいただきながらの同規模の病院、管内の同規模の病院の、いわゆるベンチマーク勉強会というものを、今、開催を予定しております。本町の国保病院ほか、お声かけをさせていただきました3病院について、合計4つの病院で、実際のそれぞれの病院の診療データ、内容を、いわゆる公表型で、自分の病院がどういう診療体制、どういうところの位置づけとして、どういう形にポジショニングがされているのだろうかといったようなことを、互いに分析、比較し合いながら、それぞれの病院の改善点等を見いだしていくといったような取組を今考えているところでございます。あと、地域連携室等々の他の機関との連携といったところの話だったと思いますけれども、昨年度より連携室1名増員をいたしまして、当然町内の関係機関であったり、あるいは帯広等の関係機関等の連携、特に紹介、逆紹介、いわゆる入院患者のそういった紹介関係の部分については、現在スムーズに行なわれているといったような状況であると捉えているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

ただいまコンサルタントのほうからお話をいただいて、同規模の病院ということで、4町と挙げましたけれども、勉強を公表しながら行なう、大変いい取組だなと思って聞いていました。この4つの病院というのは公表できるのでしょうか。それと、地域連携室が中心となって紹介しますよ、また逆紹介しますよというような件数ですね、この辺の内容等もお聞きしたいと思います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

来月、参加をいただく病院につきましては、近隣の病院ということで、足寄、士幌、大樹の3町がお声かけに賛同いただいて集まる予定としております。今、質問にありました、いわゆるほかの病院への紹介ですとか、ほかからの転院の部分でございますけれども、当院からほかの病院へ入院患者を転院紹介するといった件数が令和6年度では35件。また、逆に他の病院から本別の国保病院に転院になる患者数というのは、45件が令和6年度の実績となってございます。

再質問 4番 水谷令子

ありがとうございます。先ほど町長もおっしゃっていたように、少しずつ改善しながら歩んでいくというようなお話もいただきました。どこの病院も、この4つの病院、一般会計の繰入金については、負担額がやはり3億5,000万円以上、またそれ以上を繰り入れているところがありまして、大変な負担と不安材料となっているところです。公立病院の存続には、根本的に私は国の診療報酬の見直し等が必要だとは考えていますけれども、地域に求められる公立病院として、どの程度の財政負担が可能なのか、町と病院は協議しながら再構築する必要があると考えております。経営会議など、町長を交えて医療関係者と行なわれていると思いますが、将来的にどのようなお考えをお持ちなのか、町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木基裕

水谷議員のほうからの質問にお答えをしたいと思います。今、当国保病院もひっくるめて、公共の病院につきましては大変厳しい財政状況だということは、ここ何年も私も承知をしているところでございます。しかしながら、人の尊い命はお金に代えられないという点もございまして、そういったことを総合的に鑑みながら、病院経営を今しているところでございます。将来的には、今、人口も減少し、そして患者数も減少の一途をたどっている。こういうことを鑑みれば、今の病院体制を同規模で維持していくのは大変厳しい状況下に置かれているんだろうと私も思っております。そういったことから、今は少しでも改善できるものは改善をし、そして最終的に、それぞれの医療圏の人口規模に合った病院規模、要するに将来的にはうちの国保病院の縮小も視野に入れながら、経営面とともに考えてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 4番 水谷令子

では、2番目に移ります。公立芽室病院との交流ということで、3名で行ったとお聞きしております。それで、その後は公立病院との交流もあり、研修会や積極的に集まる機会には、総看護師長が研修会に出かけていったり、また、看護師とのコミュニケーションを取るなど、人材マネジメントに生かしているというお話をいただきました。公立芽室病院では、令和4年の2月に、町民に必要とされる病院の実現のためにできることから始めようというプロジェクトを始めたところです。このプロジェクトにも、鹿児島県の出水総合医療センターというところをお手本にしております。また、意識改革というところでは、部門別の原価管理会計システムを活用しまして、この部分も島根県の公立の邑智病院から指導を直接受けております。だから、様々なところに研修に行ったり指導に来てもらいながら、積極的に病院運営を行なっているということが分かりました。また、病院の副院長が総婦長であったということから、看護師の面の取組が積極的に行なわれていたということで、規模的にはやはり大分違いますし、地理的にも帯広に近いというところもありますけれども、看護師の接遇の面で視察に行かれたのかなとも思っておりますので、この交流を生かして、看護師が研修に行く、または、あちらの副院長は講義も積極的に呼ばれましたら行っていますよというお話もありましたので、規模は違いますけれども、私自身すごい刺激というか、情熱を持って病院運営に取り組んでいるなということがよく分かりましたので、この意識改革の中でこの講義を病院の中で伺うとか、または、反対に町民に向けてもというような形、例えば規模を小さくしていただいたようなお話でということでしていただくとか、そういう取組もあってもいいのかなと、せっかく交流があるものですから、そこを生かしていただきたいなと考えますけれども、その点について伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

私のほうから御答弁させていただきます。視察に行かれた芽室公立病院の副院長、私も十勝管内の病院関係者が集まる会場等でもよくお会いをする方でございまして、やはり病院運営の中で圧倒的に看護師がどこの病院も絶対に多数を占めていると、人員的にも。やはりそういった看護師がしっかりと変わらなければ病院も変わっていかないと、そんなようなことをいつもおっしゃられている方で、いろんなことも私も勉強させていただいているところでございます。当然、私どもの病院も看護室の中で研修部会等もあり、それぞれ必要な、法的にといいますか、病院開設に必要な研修等も日常的に行なっているところでございますし、そういった部分では、当院のそういった状況に必要な部分があれば、当然そういったお声もかけさせていただきながら、お呼びするということも可能なのかなと思っているところでございます。そういった対直接職員にといったような御意向といいますか、そういった質問の内容もありますけども、やはり必要なタイミングといいますか、そういったところも当院の中での下地をしっかりならしていくといったような、そういったところもやっていかないと、なかなか下に伝わりきらない部分もあるのかなと、そういう面もあるかと思いますので、日頃の日常的な幹部職員といいますか、つながりを大切にしながら、いつでもそういった対応ができるような、そういったことで努めてまいりたいなと考えているところでございます。以上です。

再質問 4番 水谷令子

今後、タイミングを見ながら考えていただけると理解いたしました。また、部門別ということで、本別町でも若手の有志の方々が集まって、いろいろプロジェクトをつくっているというお話も、そして意見も上がっているというお話も伺いましたけれども、その部分で何か採用されて行なわれているとか、そういうことが行なわれているのか。また、そのプロジェクトは、芽室の場合は各部門が原価管理会計システムを活用しているんですね。ということは、それぞれの経営状態を各部門で改善していこうという動きも行なっているんですけれども、そのことによって、自分が経営者になるという考えも起きて経営感覚が養われたという部分と、それから、改善のために、例えば隙間時間を使って、ほかの部門の出前勤務をして、例えば検査技師が介護のほうへ行ってお手伝いをするとか、時間があれば。そういうことによって勤務体制も改善してきたということと、収益自体も増加してきているんですよというお話もあったんですけれども、本別町としては、そこまで取り組まれているのか、取組をこれから今後考えているのかお伺いします。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

芽室公立病院で行なわれている部門別のそういった経営状況の把握といったようなところでございますけども、まず、やはりうちの病院ではそこまでやっていないというのが実情でございます。ただ、当然、今後の病院運営にかかっての人材配置、人員配置等の部分においては、やはりそういった診療報酬との兼ね合いが当然ございますので、大きな器といいますか、大枠の中で大体これぐらいの人数だとこれぐらいに収益がなるだとか、そういったようなことも注意しながらやっていただいている部署も、例えば実際、地ケア病床を持っているリハビリ担当室でいえば、そういったことも常日頃意識しながらやっていただいていると。ただそれが病院全体としては取り組まれていないというのが実情でございますが、先ほど言いましたように、人員配置上のそういった対収益という部分では、当然考えなければならないところでございますので、何らかの形で全体としてまとめられればよいのかなと、私個人的には思っていますけども、なかなかそこの集計といいますか、そういった日常的な集計をやるという部分についても、新たなシステムといいますか、集計するに当たっての費用等、もしかしたらかかる可能性もございますので、その部分については、検討、確認が必要なのかなと捉えているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

先ほど質問しました、他部門への出前講座というのですか、隙間時間を生かして、ほかの部門へお手伝いすることによって、時間短縮になったというようなお話があるんですけれども、そういうようなことはできるのかどうか。できたら、勤務体制が改善されていくのかなとも考えているんですけれども、その若手の方の集まりのプロジェクトの中で、そういう話合いが行なわれていく取組があるのか、また取り組めばいいなと考えておりますが、伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

私どもで昨年度より進めさせていただいています環境改善プロジェクトチームの部分の内容でございますけれども、8人ほどメンバーを指名しておりまして、4人ずつの2チームに分かれて、いろいろなアイデアを出していただいております。その中で、各チーム大体30から40ぐらいの、いわゆるアイデアはまずは否定しないで全部何でも出してみましょうといったようなことでやっていますので、2チームで70ぐらいのアイデアといいますか、提案、要望的なところが一応ありました。本当に細かいところの節電の部分であったり、省エネの部分であったり、物品購入の見直しの部分であったり、あと接遇の関係であったり、様々な意見がございました。その中で、具体的な例、既に、すぐ改善できるものは5つほど、これまで改善をしてきておりまして、例えば病院入り口に置いてあります車椅子だとか、玄関に置いてあるんですけども、そういったものが乱雑に返されているというか、患者様が使ったものが一定のエリアに置きっ放しになっていると、そういったものを日常的に整理といいますか、整頓していこうだとか、あとは警備員からの夜間の病棟への連絡をしっかりと固定電話ではなくてピッチにいつでもちゃんと連絡をつけるように、携帯のほうにちゃんと連絡を回していくといったような内容であったり、本当に細かいところの部分、あと2階の病棟のトイレを患者が使うにはちょっと不具合なところがあるから改善、直しましょうといったことについては、昨年度対応したりだとか、いろいろ対応できることについては対応していくといったような考え方で提案をいただいております。ただ、先ほど御質問ありましたとおり、部門間で労力といいますか、それをお手伝いをし合うだとか、当然資格を持っている技師がやらなければならない、職員がやるべき内容というのは、当然そこの専門的資格を有する職員しかできないわけでございますので、そこの資格がない部分についてできること、そういった具体的なところというのは、特にうちの病院では現状ではやっていないというところが実際のところではありますけども、ただ、看護室においては、いわゆる看護補助員、看護助手がおりますので、例えば外来の看護助手業務をやっていた方が、途中で透析業務の支援に行ったり、病棟業務の支援に行ったり、そういった流動的な人事管理といいますか、そういったことは、昨年度から徐々に今やっているという状況でございます。

再質問 4番 水谷令子

今のお話を伺いながら、今できることを芽室のアイデアも生かしながら、徐々に行なっている、意識改革は徐々に行なわれているという認識でよろしいのかどうか、お聞きいたします。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

病院内で様々な診療業務を通じてという部分以外でも先ほど、後の質問でもありましたけれども、院内でのイベント等も、ミニイベント的なものも実際に行なっておりますので、そういった横のつながり、関係性というものを、コロナ以降、なかなかやはり部門ごとに閉鎖的になりがちであったところが、今は大分広がりを持ってきているのかなと私は思っておりますので、病院職員としてのそういった意識改革という部分については、現在も進行中ではございますけども、徐々に図られてきているものと捉えているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

それでは、次に、4番目に行きます。4番目は、町民に寄り添う病院であるためにということなんですけれども、先ほど町長からお話がありました……。

再質問 4番 水谷令子

すみません、失礼しました。3番目を抜かしましたので戻ります。3番目ですね。足寄町国保病院では、今現在、医学生、研修医、看護学生の受入れが積極的に行なわれまして、大学病院とのつながりが大変深く行なわれているということで、先ほど町長からも、本別町でも2つの病院機関からの地域医療で研修が来ているというお話、それから放射線学生がそれぞれ1か月で1人、地域医療で2人でしたか、3人でしたか、その辺、訂正していただければいいかと思うんですけど、来ているというお話もいただきました。それと、もう1つは未来の医療の人材からも考えて研修医は大事であると、取り入れは大事であるというお話もいただきましたけれども、反面、研修医が多いと、病院内の負担が増えるというようなお話もいただきました。足寄町は、今回視察に行きまして、地域研修モデル病院となっておりまして、地域医療の提供に力を入れて、研修医や実習医の受入れを積極的に行なって、地域医療への理解を深め、将来的な進路の一つとしての位置づけを目的としていると掲げているんですね。このことによって、医学生の受入れが、旭川医大、札医大、また初期臨床研修医の受入れが、旭川医大、札医大、自治医大、北大、弘前大学、また後期の研修医の受入れが、深川市立病院、松前町立松前病院と、このように数多くの研修医等を受け入れています、積極的に。このことによって、なぜこんなに増えたかというと、やはり研修医等が足寄に来まして、先ほど町長も言ったように、口コミで、足寄に行くといろいろ学べるよというお話、待遇がいいよというお話、そういうことが後輩に伝わりまして、このように拡大していったと。また、大学病院とのつながりも強くなってきているというお話を伺っております。やはり大学病院とつながりが強くなるということは、医師等の確保に大変影響があると考えております。この面ともう1点、足寄で取り組んでいるのが、新聞にも載っていましたけれども、奨学金の貸しつけの制度なども行なって力を入れているというお話も伺っております。この点につきまして、どのように今考えていらっしゃるか、また、これから取り組む考えはあるのか伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

まず、研修医の受入れの部分が、そういった人材確保に有益につながっていくのではないかというところの考え方というところであったかと思いますけども、現在、本町の奨学金制度につきましては、医療職を対象に月額最高10万円の貸付金額、10万円を限度に貸付けを行なう制度がございます。ただ、こちらの制度については、主にいわゆる町としての人材確保が大きな目的というところの中で、保健師であったり看護師であったりと、そういったところを基本とした制度内容というものでなってございますので、こちらの部分を医師に該当はさせられなくはないのかもしれないですけども、この内容では、医師としての奨学金というものはちょっと見直しが必要なのかなと考えているところでございます。研修医の先生方が受入れの部分に関して、先ほど町長からの答弁にもありましたとおり、その研修医が、例えばうちの病院でいいますと、月に今、4人の方が今年度来てもらっていますけれども、各月1人ずつというような受入れをしております。これが月に2人来るとかとなると、やはり診療機会といいますか、研修機会も、研修医の先生も半分になってしまうわけですから、なかなかそういったところでどうなのかなというところがございますし、当然、研修医の先生ができる業務、医師免許は取得しておりますけども、できる業務というものは、当然、常勤医師の管理、指導の下、実際の臨床研修を進めなければならないというところが原則になっているわけですから、そういう部分ではやはり常勤の先生方にも負担はかかるというところでございますので、そこら辺の当然バランスも見ながら、当町としての受入れをしなければならないでしょうし、当然、当院としての費用的な負担の持ち出しもございますので、そこら辺のバランスも見ながら、研修医については受入れをしていく必要があるのかなと思っております。当然、医師になる前の医学生の受入れ、こちらも昨年度、今年度来ていませんけども、一昨年度は札医大のほうから3名ほど来ていただきましたし、当然私ども各大学のそういった医学生の受入れの部分ですとか、研修医の受入れの部分については、こういった状況で受け入れますといったような、そういった情報といいますか、提供はさせていただいておりますけども、いかんせん、先ほど水谷議員おっしゃいますとおり、誰か1人が来て、その後つながっていくというような傾向でございますので、そういったまず1人を開拓していくということが重要なのかなとは思っていますので、足寄町の状況も私も聞いておりますので、参考にしながら、研修医等については、できる範囲といいますか、バランスも見ながら、受入れのほうに進めていければなと思っているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

今、そのような見解もあるというお話を伺いました。今年度、医学部生を受け入れたのが前年度並みの20人を予定しているということと、それから、研修医の受入数は道内でも自治体病院トップクラスで、平成29年の研修医では1名だったそうなんですけれども、徐々に上がりまして、令和6年度には17名、そして、今年度は今現在13名の予定だというお話もありますので、先ほど公立病院の4町で話合いが持たれる、勉強会があるということですから、事務長にはぜひそこで情報を取り入れていただいて、参考にしていただきたいなと考えますが、どのように考えるかお伺いいたします。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

近隣の病院ということもございますので、日常的にいろいろ相談事だとかというのは、常に私は病院に異動になりましてから、周りの病院の事務長方ともいろいろ相談させてもらいながら、勉強させてもらいながら、この間業務を進めてきておりますので、当然そこがさらに深まる機会として、来月の勉強会、一層勉強してまいりたいと考えているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

それと、本別町の場合、地域医療の機関として来ている学生3名ということでしたけれども、この3名がどこの病院なのか聞き漏れいたしましたけれども、どこの病院か伺ってもよろしいでしょうか、考えを伺います。どこの病院を選んでいるのか。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

今年度、研修医4名が来ておりまして、まず1名が今回北大病院から1名来ております。残りの3名、現在も今1人研修しておりますけれども、JCHO東京山手病院ということで、旧社会保険・厚生病院といいますか、今、独立行政法人になっているんですけども、そちらのほうの病院から3名、合計今年度は4名受入れをしているという内容でございます。

再質問 4番 水谷令子

次に、4番に行きます。町民に寄り添う病院として、町民に病院を知ってもらうという必要があるということで、先ほど町長からもお話がありました。5月の看護の日ですか、そのときの内容等を具体的に教えていただきたいのと、また、9月のきらめきには救護活動として参加しているという、どのような活動をしているのか。12月のクリスマスイベントですか、そのときにはクリスマスソングを歌ったり、演奏したりと、そういうようなことを行なわれていると伺いました。そのほかに、この出前講座というものは行なっているのか。というのは、これも足寄町なんですけれども、循環器内科のほうで、新しく来た先生が出前講座を盛んに回数を重ねて、患者数が増えたというお話を伺いました。こういうことがこれから行なわれる予定はあるのか、そういうことをお伺いいたします。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

まず、看護の日イベントの関係でございますけれども、ナイチンゲールの生誕日を看護の日と位置づけまして、5月12日なんですけども、その週といいますか、そこの前後に各病院等でいろんなところで看護の日イベントと題しまして、そういった取組が行なわれているという中で、私どもも昨年度からこのイベントを開催させていただいているというところでございます。主な今年度の内容でいいますと、今年度5月9日に開催をしておりますが、フレイルチェックであったり、血圧測定であったり、栄養相談であったり、あとは貯筋体操、貯蓄の筋肉、これはリハビリのほうの担当のブースでやっているんですけども、貯筋体操であったり、あと連携室のほうでは、今回今年カウンセリング体験といったようなことで、それぞれ15名前後ぐらいずつの、そういったブースの参加者といいますか、受入れを行なっているところでございます。来場者、通院患者含めまして、全体としては100人ぐらいがこういった病院のイベントを見ていただいているといったような内容でございますし、きらめきタウンフェスティバルの救護支援の部分につきましては、本部に在籍といいますか、待機をしておりまして、お祭り、イベント期間中に体調の悪くなった方、そういった方の救護室での救護であったり、緊急に治療を要するという場合については救急要請をしたり、例年、昨年もそうでしたけども、救急車がたしか1台、2台、それぞれ出動するような事案もございますので、非常に有効な配置にはなったのかなと考えているところでございます。また、クリスマスのミニコンサートという形で、これも午前と午後2回ほど、今年も開催させていただく予定でございますけども、先ほど申し上げましたとおり、ハンドベルの演奏であったり、合唱であったり、あと職員がそういった楽器を演奏、演者といいますか、例えばサックスであったり、ギターであったり、バイオリンであったり、そういった職員が持っている特技を生かしながら、クリスマスソングの演奏なども今年度予定をしているところでございます。また、出前講座の関係でございますけれども、今やっている出前講座につきましては、リハビリの関係で、町内会等でいろいろそういった指導等を行なっているという実績がございますけども、医師が直接何か医療的な部分で出前講座をするというところは、今のところ、当然医師の考え方もございますので、そういったところで今実施していくという予定は特にない状況でございます。

再質問 4番 水谷令子

今、伺いまして、看護の日に100人の参加があったということがちょっと驚きまして、参加していらっしゃっているんだなと。それから、救護支援の体調の悪い方ということで、去年私も救急車が走っているのを見ましたので、あそこで活躍されていたんだなと思いました。出前講座がやはり医師の関係でないというのが、必要ではないかなと。さらに町民が身近に感じる、お医者さんがどういう方がいらっしゃるのかなというようなことも宣伝になるのではないかなと。お医者さんがどの分野でどういうことをやっていらっしゃるのかというようなことも、その講座によって分かる、患者が増えていく、そういうような取組も必要ではないかなと考えますが、見解を伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

私の立場で、こうしますといったことは当然言える立場ではありませんけども、現状として、医師がそういった外に出ていくという部分に対しましては、かなりやはり大変な部分も多いのかなと考えているところであります。日常的に医師の業務という部分については、多岐にわたり、いわゆる臨床現場においては、あらゆる全ての指示、命令ができる、しなければならない、そういう立場でございますので、当然時間内の部分については、そういった調整等も可能な部分もあるのかなとは思いますけども、例えば夜だったり、夜のそういった部分については、当然、医師の考え等も考慮しなければならない部分もございますので、この部分については、医師のほうとも相談させていただきながら、もし進めるといたしましても、できる範囲でしか、そういった対応というのは、現状ではちょっと厳しいのかなと捉えているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

医師の出前講座については、徐々に余裕ができて、できる範囲で病院をアピールしていただきたいなと考えています。また、病院まつりということでは、公立芽室病院では、公立芽室病院をみんなで支える会というのがありまして、会員が180名おりまして、そこには議員全員も入って、病院を支えるということなんですね。だから、お願いばかりじゃなくて、やはり町民としても、病院に働く方々の環境を整えるために、やはり私たち町民も目をかけながら寄り添っていくことも大事かなということは、この研修で深く学んだことでもあります。この病院を支える会というような活動に対して、病院側といたしましても、支援になるのか、また支援にしていく必要が感じているのか、そのようなことを、どう考えていらっしゃるか伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

芽室町の事例というところの部分でございます。病院まつり、開催されているという話は私も聞いておりますし、本別でも20年ぐらい前でしょうかね、たしか病院まつりというものが、私は別の担当の部署にいるときに病院まつりというものを行なわれていたというのが記憶してございます。そのときの実行がどのようになったのかというところはちょっと分かりかねるところがございますけれども、病院まつり以外の部分でも先ほど水谷議員おっしゃるとおり、病院を支える、そういった環境を整えると、働く人たちの環境を整える、そういった部分も含めて応援をしていただくということは非常にありがたいといいますか、感謝するべきことだとは捉えております。当然、以前だったと思いますが、病院ボランティアとか、そういったような取組も進めていた過去も、私が来る相当前の話だと思いますけども、そういったことも当時、患者が今より相当多いときだったと思うんですけども、そういった取組等もしていただきながらという話も聞いたことがございますので、今できること、私どもも当然考えなければならないんですけども、同様に考えてくださる、そういった応援くださる方がいるということの部分については、非常にありがたいことだと思っているところでございます。

再質問 4番 水谷令子

今おっしゃったように、この病院ボランティア、やはりアピールしながら、病院からのアピールもありながら、あそこに行けばああいう先生がいるな、あそこに行けば優しい看護師がいるなというようなことも発信していく、そういう発信力がやはり大事だと思いますので、今後どのような発信をしていくかということの取組があるのか、お考えを伺うのと、また、地域の病院として一番大事なのが、体調でも何でも相談できると、御近所にあって親切で敷居が低いと、なじみがあるというような、やはりそういう印象を持ってもらうということが大事だと思いますので、発信していただく、この取組を行なっていただくといいなと考えておりますので、考えを伺いたいのと、また、私、病院に行きましたら、掲示板に患者の声といたしまして貼り紙がありまして、そこには、事務や看護師など、皆さんが明るく親切、話もしやすく、とても感じのよい病院で、昔とは違うとすごく感じましたという御意見がありました。まさに病院自体が徐々に意識が変わってきているのかなと感じた部分です。また、私自身も入院患者の家族から、先生、看護師が親切で、遠くにいる自分の息子、娘にも直接連絡していただけるので、その後の話がしやすくなったという話を聞いております。そう考えると、やはり町立病院というのは、町民の何倍にも及ぶ人が思いや願いを持っているんだなと考えております。医療の面で、安心して暮らし続ける、町民に寄り添う病院であってほしいと思いますので、できるだけ病院発信をこれからも取り組んでいくという考えをどのように考えているか伺います。

答弁 国保病院事務長 小川芳幸

発信力というところでの話ですけども、今ここでこれをこうしていくだとかという、そういった具体的なものというのは明言ちょっとできないところもございますけども、当然、今、議員おっしゃられますとおり、病院の先生から、どんな先生がいるのかも分からない方も当然いらっしゃいますので、本当に病院の私どもにとっては普通のことかもしれませんけども、そういったことが一般の町民の方にも伝わるようなよい方法を検討はしてまいりたいなと考えているところでありますし、私も何回かこの場でもこういった場でもお話しさせてもらっていますけども、初めて病院に来られる、いわゆる初診といいますか、病院に来られる方、やはりその手順といいますか、なかなか分かりづらいという、そういったことが当然ありますので、常日頃、私も言っておりますけども、初めて来る、特に救急も含めて、そういった来院者の方については、足をしっかり運ぶなり、次にしっかりとつなぐなり、そういったより丁寧な対応が必要と思っていますので、実際に来られた方に対しても、そういったところから徐々に発信も広がっていくのかなと思っておりますので、日頃よりそういったところを注意してまいりたいなと思っております。

再質問 4番 水谷令子

以上で終わります。

出典:本別町議会 令和7年第3回定例会 2025年10月16日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる