本別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
役場職員が町民と助け合う関係性の構築を
2021年12月14日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「役場職員が町民と助け合う関係性の構築を」について質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 阿保静夫
それでは、2問目の質問を行ないます。質問事項は、役場職員が町民と助け合う関係性の構築をということで伺いたいと思います。町長は、役場職員が町民と助け合う関係性を築き、自らを考えて行動する人材を育成するとしていますが、大切な課題だと考えます。その達成に向けた取組について見解を伺います。町長の公約の38番目、役場職員が町民と助け合う関係性を築き、自らが考えて行動する人材を育成しますは、今後のまちづくりに重要かつ必要なことだと考えます。先進例として、このことを制度として具体化したものの一つが、地域担当職員制度だと考えます。昭和43年に千葉県習志野市が創設した制度とのことです。その後、全国にこの制度を取り入れる自治体が増加しています。北海道は自治体の約35%と、地域としては最も高い実施率です。管内では芽室町が2000年からスタートし、2019年度からは各自治会担当者を1人から2人に増員したとのことです。芽室町の中身としては、まず職員が日常業務として行なっているということと、夜、土曜日、日曜日対応は時間外手当を支給しているとのことです。今回の質問で、このことも一番私は心配していました。ボランティアではいけないなというふうに思っていたので、先進の芽室町では、日常業務ということです。それから、その芽室町が評価する点を幾つか挙げている中では、住民の中に出ていくことで職員の仕事の幅が広がり、いわゆるスキルアップになっているというようなことが挙げられております。課題としては、公務との線引き、いわゆる公務であるということと、私事であるということの線引きが一つの課題になっているということが芽室町の事例では言われております。今申し上げたこの制度は、自治体職員が担当地域、自治会に出向き、会議への参加や意見交換、イベントの手伝いなどを通じて地域づくりを応援するというものです。町民の皆さんと助け合う関係性を築く一方法として、本町においても地域担当職員制度について研究、調査し、導入を図る考えはないか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕阿保議員の役場職員が町民と助け合う関係性の構築を、の質問にお答えさせていただきます。自らが考えて行動できるようになるなど、役場職員の育成につきましては、御質問にもありますが、私の公約にも掲げさせていただいておりますし、大変重要なことと考えております。本町における町民の方との関係性を築く取組といたしましては、各自治会の課題・要望などを聞く場として、ここ2年間は新型コロナウイルス感染症の影響により開催できていませんが、平時であれば毎年開催されております自治会長等研修会において、職員も出席をし、自治会長からの御意見・御質問などをいただきながら、また、意見交換もさせていただいているところでございます。また、役場の若手職員におきましても、商工会青年部やJA青年部と主体となった各種事業にも取り組んでおりまして、職域を超えた交流と情報交換がなされ、若者が主体となったまちづくりも積極的に展開されているものと捉えているところであります。御質問にあります地域担当職員制度についてでありますが、職員を地域担当職員として各自治会に配置をし、地域と行政のパイプ役となり、地域住民とともに地域課題の解決を目指していくという意味におきましては、有効な制度と考えますが、他方で、少し古いデータになりますが、一般財団法人地方自治研究機構が平成29年3月にまとめた調査によりますと、制度導入の成果について、地域住民との関係構築や地域との信頼関係構築においては高いものになっているが、職員の人材育成という観点から見た本制度においては、成果として低くなっている実態も見受けられるところであります。このことから、さきにも述べましたとおり、職員の各年代層において、一定程度地域の課題や行政への要望などを聞く機会は設けられており、情報の共有が図られているものと認識しておりますので、現在のところ各自治会に担当職員を配置する必要はないものと考えてございます。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
配置の必要はなしという御答弁だったので、これ以上質問することもないのかと思いますけれども、先ほど割愛した部分でいえば、評価する点としては、地域や農村の事情を知ることができたということは、まず芽室町では評価する点として挙げられております。また、職場内での職員同士の関わりが増えたと。芽室町では120名を超える職員を配置しているそうです、2人体制にしてから。当然所属する課は関係なしに、職員同士で自治会のことで課題とか提案とか、町に投げかけられたようなものがあれば、そういう課をわたった職員同士の関係というのが、そういう関わりが増えたということで、評価点として挙げているようです。それは当然自治会にはいろいろな要望がありますから、当然そういうことになろうかと思いますけれども、そういうこともあって、今までの1人体制を2人体制に増員したというふうに、これは私の考えですが、そういうふうに思うのです。2000年からスタートして2019年に人数として体制を強めたと、増やしたということは、調べの中では出てこないいろいろなプラス面もあったのかなというふうに想像するところです。研究のデータから、人材育成としては低いというふうに研究データで出されているということを引用されておりますけれども、現状も続いている実態については、もう少し研究されたほうがよろしいのではないか。町長の掲げる公約にも、役場職員が町民と助け合う体制をつくるということの一つの方策になり得ると、現段階では私は思うものですから、配置の必要はなしと明確に答弁はいただいておりますけれども、一研究成果は研究成果として、学者が出したことですから、それは私の立場でどうこう言うことではありませんけれども、現状動いているところのメリット、プラス面があれば、必要だと考えれば、本町でも取り入れるということも考えてもいいのではないかと思いますので、質問の最後に、研究調査をし、という部分を、現時点で再度、配置の必要はなしということではなくて、もう少し研究する余地はあるのではないかと思うのですけれども、そのことを再度伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
再質問にお答えをさせていただきます。今、好事例ということで芽室町の取組もお話しされておりました。私はこの制度は、それぞれの自治体がどういう現状なのか、そういったことをしっかりと見極めながら、この本制度を導入するか、しないかを判断すべきだと思ってございます。本町の若手職員につきましては、今まさにJA青年部、それから商工会青年部とともに、主体となって、きらめきフェスタとか豆まかナイト、さらにはビアー彩等々、いろいろな各種イベントで御活躍をされ、そのイベントを通して情報交換がなされ、また、その情報交換の中で、いい提案事項については、まちづくりに生かされているものと認識しているところでございます。私が、自らが考えて行動できる職員になっていただきたい。この点につきましては、こういった本制度を活用するのではなく、職員自らがそれぞれの自治会で役員を担っていただいたり、自治会活動に積極的に参加され、そしてその中で対話をする中から、まちづくりについて考え、そこの自治会で要望する事業等について、それを積極的にアイデアとして提案していただきたい。そういう観点から私は、自らが考えて行動できる職員になっていただきたいということで公約に掲げさせていただきました。私が初登庁して職員に訓示したのもこの点でございます。ぜひ職員の皆さん方からアイデアを出していただきたい。そのアイデアを基にいろいろな討議を重ねながら、さらに住みよく、輝くまちづくりに寄与していただきたいということをお話をさせていただきました。そういう観点から、本制度につきましては、本別町にはそぐわない、そう判断したところでございます。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
終わります。