本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
基幹業務系システム標準化対応の効果は
2025年12月10日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「基幹業務系システム標準化対応の効果は」について質問し、町長 佐々木基裕、総務課長 三品正哉が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、総務課長 三品正哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 阿保静夫
それでは、議長の許可をいただきましたので、1問について質問いたしたいと思います。質問事項。基幹業務系システム標準化対応の効果はということで伺いたいと思います。行政報告で、基幹業務系システム標準化対応の稼働時期が遅延する旨の報告がありました。同システムの稼働によって、本町行政事務運営と町民の皆さんにもたらすメリット等について見解を伺いたいと思います。行政報告では、令和8年4月からの本格稼働に向け、稼働を進めている同システムの標準化対応について、稼働時期に遅延が生じ、現時点では、令和8年11月の稼働を目指し準備を進めているとのことですが、本システム稼働による町行政事務及び町民にもたらすメリット等について伺いたいと思います。1つ目ですが、稼働時期の遅延による町民へのデメリットというのがあれば伺いたいと思います。2番目、システム稼働と利用に係る必要経費はどのくらいと試算されているのか伺います。3つ目、システム稼働で期待されるメリット、町民の皆さんとの窓口対応など、事務事業はどのように合理化や改善が見込まれるのか伺います。4つ目、早期稼働を図り、町民対応がより迅速かつ分かりやすくしていくべきと考えますが見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕阿保議員の基幹業務系システム標準化対応の効果はの質問に答弁をさせていただきます。基幹業務系システムにつきましては、国の示す標準化に基づき、令和8年4月からの本稼働に向け導入を進めてまいりましたが、今定例会の行政報告におきまして御報告させていただいたとおり、システム開発会社におけるシステム開発の遅れにより、本稼働が遅延することとなったところであります。1点目についてでありますが、現在稼働している既存のシステムにつきましては、標準化導入までの間、引き続き適切に運用することとなりますので、これまでの行政サービスは滞ることがないことから、稼働時期の遅延によって町民皆様への直接的なデメリットは発生しないものと考えております。2点目についてでありますが、標準化システムへの移行費用につきましては、2億6,437万円を想定しているところであり、その全額が国庫補助により賄われることから、その全額が補助上限額として決定をいただいているところであります。ランニング費用につきましては、システム利用料、ガバメントクラウド利用料、通信費等の費用として、現時点で年間5,385万円程度と見込んでおります。3点目についてでありますが、基幹業務系システムの標準化は、全国統一のシステム仕様に準拠することで、データの互換性確保や将来的なシステム移行の円滑化を図ることに主眼が置かれております。この標準化のみでは、直ちに窓口対応などの事務事業の抜本的な合理化や改善につながるものではありません。しかしながら、標準準拠システムを軸として、キャッシュレス決済や各種証明書の取得利便性を向上させるなど、標準化とは別に費用負担が発生するものの、行政DXを活用したサービスを提供することにより、町民皆様の利便性向上につながるものとして、導入に向け、積極的に検討を進めてまいりたいと考えております。4点目についてでありますが、基幹業務系システムは、町民の皆様の重要な個人情報を取り扱い、行政事務の中核を担う極めて重要なインフラであります。このため、単に早期に稼働を追求するだけでなく、システムの安定性、セキュリティー、そして確実な機能性を最優先することが、結果として町民の皆様にとって最も安心で信頼できるサービス提供につながるものと考えております。稼働時期の遅延は、システムテストや移行準備をより慎重に進めるための期間と捉え、トラブルなく安定的に稼働できるよう、最善を尽くしてまいりたいと考えます。以上、申し上げ答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
ただいま説明をいただいているところですけれども、国としては国民ニーズの多様化に柔軟に対応するためとして、国と地方のデジタル基盤の共通化を進めるということのようですけれども、本町業務でのシステム対応など、具体的な対応は今後どのように進めていくのか伺いたいと思います。
答弁 総務課長 三品正哉
ただいまの関係についてでございますが、こちらにつきましては基本的な部分で標準化とはちょっと違うお話になるのかなというところなんですけれども、まず標準化についてでございますが、こちらにつきましては、全ての自治体で扱っておりますシステムのデータの内容について全国で統一をして、全国統一になりますから、どこにいても同じデータが取り出せるという状況にするというのが、まずシステム標準化でございます。国民ニーズの多様性にというところでございますけれども、データが全国統一になることによりまして、例えば本別町民の方が九州ですとか沖縄に行っても、同様の住民票の交付のサービスが受けられる。データが一緒になっておりますので、どこで扱っていても同じデータが取り出せるという、そういった部分において、これまでは役場に来なければ例えば住民票が発行できないですとか、役場に来なければ税金が納められないというところにつきまして、今国民の皆さん全て多様性ということで、住むところですとか、時期によってはどこにいるですとか、最近見ると、お車で生活されていると、キャンパーみたいな方ですね、そういった方もいらっしゃるかと思います。そういった方においても恐らくどこかには住民票記載されているかと思いますけれども、そういった方々がどこにいても住民サービスが受けられるようにしていく方向で、今動いているというところになってございますので、本町におきましても標準化が終わりまして、そういったところには参加できるといいますか、住民票につきましては、今現在においても、一定程度どこに行っても交付受けることができるような体制になっておりますけれども、それが例えばコンビニエンスストアですとか、郵便局ですとか、そういったところでも、今後発展性が見込まれるというところで、今回、本町としては考えているところでございます。システム標準化になれば、これがたちまち全てできるのかということになりますと、先ほど町長の答弁にもございましたけれども、一定程度、うちのほうでもそのシステムに準拠した形でそういったサービスを受けられるように、各団体等と、例えば住民票のコンビニ交付でしたら、コンビニエンスストア組合みたいなところと契約を結ばさせていただいて発行するですとか、キャッシュレス決済におきましては、各種カード会社ですとか、今のペイペイですとか、そういった電子決済ですか、そういうサービスを受けるための契約ですとか、受けるための仕組みはつくらなければならないと考えておりますので、まず、そのシステム標準化がそれの入り口ということで、安定稼働できるように、今、取り進めているところでございます。以上です。
質問 10番 阿保静夫
このシステム標準化によって、今まで役場が主体となって、いろんな申請等の業務を行なっていたのが、今出たことで言えば、コンビニなども含めて利用できる範囲が広がるということで、それはそのことだけで言えば、非常に住民にとって便利なことだと評価できるんですけれども、その反面、トラブルが万が一ですね、トラブルないように当然扱っていくのはそのとおりだと思いますけれども、やはり箇所が増えればトラブルということはあり得るのかなと私は思っているんです。ですから、そういうトラブルが起きたときの対応というのも、一つは備えておくべきではないかなと思いますけれども、その辺についての話合いとか考え方とかあれば伺いたいと思います。
答弁 総務課長 三品正哉
こういったシステムを使うことによるトラブルにつきましては、いろいろと報道等でも出ている部分がございますので、100%ないというのは言い切れないのかなとは思っているところでございます。ただ、このトラブル1回起きてしまうと、システムに対する信頼性損なうことになりますので、当然そういったことのないようにシステムは構築していかなければと考えておりますが、万が一そういったトラブルが発生した場合につきましては、リスク回避ということで、どういった形でうちの持っているデータと、そういったところとのデータ遮断をするのかですとか、そういったところにつきましては、今うちがお願いしておりますベンダーですとか、システム開発会社ですとか、そういったところと鋭意お話をさせていただきながら、当然、町職員のスキルだけではなかなか対応できない部分もございますので、そういったところ連携密にしながら、トラブルのないように動かしていくというのが、まず第一前提ですけれども、あったときにはそういったリスク回避できるような形で体制構築はしていきたいと考えております。以上です。
質問 10番 阿保静夫
最終的には人のやることですから、打ち間違いも含めて、間違いというかトラブルがある可能性はあるんじゃないかなと思うので、そういうときの対応のマニュアルというか、一定用意されているのかなとは思うんですけれども、そういうものがあれば伺いたいと思います。
答弁 総務課長 三品正哉
今、こちらにつきましては、システムに限らず、うちネットワークのほうも扱っておりますので、ネットワークからそういったものが漏れるという可能性もないとは言えない。今、阿保議員おっしゃったとおりだと考えております。そういった中におきまして、本町におきましても、セキュリティポリシーといいまして、こういった場合にはこういった対応をしましょう、こういったものにはこういった整備をしていきましょうというポリシーをつくりまして、そのポリシーにのっとって業務を運営していく予定としているところでございます。以上です。
質問 10番 阿保静夫
終わります。