本別町議会 令和3年第3回定例会 2021年10月12日
「福祉でまちづくり」を支える人材確保を
2021年10月12日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が質問し、町長 佐々木基裕、保健福祉課長 中川雅之が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、保健福祉課長 中川雅之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 阿保静夫
それでは、3問目の質問を行ないます。福祉でまちづくりを支える人材確保を。福祉でまちづくりの取組は、住民が安心してこの町で暮らすための基本だと考えます。また、福祉を支える人材の確保は厳しい情勢ですが、町経済の一翼を担うものとも考えます。人口減、高齢化の中での今後の対応、人材確保等について伺います。町長は、福祉でまちづくりの推進について、引き続き取り組むことを表明されています。また、安心して最期を迎えることのできるまちづくりを進めることにも言及されています。これらのことを進めていくには、福祉を支える人材の確保、育成が不可欠だと思います。現在、福祉関連の人材確保は非常に厳しい状況だと認識していますが、初任者研修初め児童・生徒や専門学校生への働きかけなど、引き続き強めていかなければならないと考えます。本町の福祉事業に携わる方々が、よりやりがいと誇りを持って仕事ができる環境整備も重要と考えます。関係者の率直な意見を聞く機会も設けながら、事業推進を図るべきと考えます。本年の取組状況を含めて、見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕阿保議員の福祉でまちづくりを支える人材確保についての御質問にお答えいたします。議員御指摘のとおり、町民力を生かした福祉でまちづくりを推進していくためには、関係者との率直な意見交換を交わしながら事業の推進に努めていく必要があり、その環境を維持し、整えていくにも介護人材の確保が必要不可欠と考えています。これまで、介護人材確保策として、介護職員初任者研修や福祉入門研修、ほんべつ福祉セミナーの開催、また、町内事業所に就職した人へ就業支援や住宅準備資金、養育支援補助金などの交付、働く職員への資格取得や研修等に係る費用助成、介護福祉士養成校への就学資金の貸付けなど、総合的に取り組んでまいりました。これらの取組によりまして、多くの人が町内外から就職することで、人材確保のみならず、本町における経済に大きく寄与したものと考えております。しかし、確保策を行なう一方で、数年で退職をしてしまう人もおり、なかなか定着しない現状が各事業所においても課題となっています。今後は各事業所とその要因等を分析するとともに、課題解決に向けた取組を進める必要があると考えています。これまでの介護人材確保策を推進しながら、安定的な人材確保に努めるとともに、これからは福祉事業に携わる方々が、やりがいや誇りを持って働くことのできる魅力ある環境づくりに向け、そして魅力ある職場づくりに向け、介護サービス事業者連絡会議等において、意見交換などの取組を発展させながら、本町といたしましても十分にサポートを行ない、本別型地域包括ケアシステムの推進に取り組んでまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
人材を確保することに努力をされていて、一定の確保をされて、それでも数年で辞められる方がいると。この辺りがやはり、どこの町もそうかもしれませんが、課題なのかなと。それで、先ほど後のほうで、関係者の率直な意見を聞くということで申し上げているところですが、この辺りの分析、これからという話もあるようですが、この辺についてそれぞれの事情があると思うのですが、退職されていくのか、もし町や関係団体で、退職される理由を一つでもなくしていけるようなことがあれば、ぜひ取り組むべきだと思いますけれども、その辺の今現時点での関係者の率直な意見、介護人材の率直な気持ちなどが、議場で全部言えることではないと思いますけれども、どのような形で捉えているのか、まず伺いたいと思います。また、以前、鎌田先生の研修会に参加したときに、本別町の福祉についての話があった中で、安心して最期を迎えるまちづくりという話をしていただきました。今回、町長が安心して最期を迎えることのできるまちづくりに触れられています。まさにいろいろな事情で最後は施設、あるいは病院で最期を迎えなければならないという方が、高齢化の中で増えてきていると思いますし、現時点でも私の友人・知人の中でそういう方もいらっしゃいます。そういう方が、なかなか本別で最期を迎えられないという状況も生まれてきているのも事実です。その辺りの整備や環境を整えていくということも、これから高齢化の中での必要な町の取組の一つになるのではないかと私は思うのですけれども、その辺についても、現時点での考え方があれば伺いたいと思います。
答弁 保健福祉課長 中川雅之(保健福祉課長は2021年10月まで)
それでは、私のほうから答弁させていただきます。現状の介護職場の意見等でございますけれども、現状といたしましては、先ほどの答弁にございましたとおり、介護サービス事業者連絡会というのを年に3回から4回開催しているところでございます。今、現状といたしましては、議題として、町からの報告がメインの状況になっておりまして、今後、阿保議員の御指摘のとおり、いわゆる魅力ある職場づくりの意見を集約する場として、そちらのほうで議題として、風通しのよい職場づくりですとか、ハラスメント対策などの情報共有、情報提供をした上で、勤めていただいた方に魅力を持って、働くことに生きがいを持ってという職場づくりに向けた取組を、事業者として取り組んでいただける方向で進めたいと考えておりますし、その中において、町としてどのようなサポートをしていけるかどうかも、その中で町としては考えていきたいというふうに現段階では思っているところであります。それと2点目です。安心して最期を迎えることができるまちづくりというところですけれども、今現在、本町の高齢者施策としましては、第8期の銀河福祉タウン計画に基づいて取り組んでいるところであります。本町としましては、健康な方から独り暮らしの方、認知症や要介護状態になられた方、全ての方が住み慣れた本別で生活を継続していける、住み慣れた地域の本人が望む場所で、最後まで自分らしく生き抜くことができるまちづくりの仕組みをつくろうということで計画に位置づけております。4点、目標を立てておりまして、本別で夢や生きがいを持ち、健康で活躍、いわゆる健康づくりですとか介護予防、生きがいづくりと社会参加の推進。次に、2点目として、本別で安心の介護を提供、こちらで、阿保議員おっしゃる介護人材の確保対策、こちら重点事項として位置づけております。それから、本別ならではの住まいの確保、こちら特養ですとかの施設の整備、あるいは高齢者住宅ですとかの住まいの在り方、そういった部分を重点事項として位置づけております。そして最後に、住み慣れた本別で安心して生活ということで、いわゆる自助・共助、これまで本別町が培ってきました本別の町民力を結集した、町ぐるみの支え合いの仕組みづくり、これらで住み慣れた本別で安心した生活をしていただきたいということで、これらの取組を総合的に推進することによりまして、いわゆる安心して最期を迎えることができるまち、本別町を目指して進めていきたいという方向で今進めているところであります。以上です。
質問 10番 阿保静夫
ただいま4点の目標を掲げて、それに取り組んでいくという答弁をいただいたわけですけれども、例えばこの4点を進めるには、施設整備とか人材確保とか、新たに今後取り組まなければならないということも出てくるのかなというふうに思っています。先ほど申し上げたように、病気があって一般的な老健とかそういうところにいるのではなくて、比較的健康にこの町で過ごす方の住み続けられる条件を整えるということが、町村として今一番取り組みやすいことなのかというふうに思っておりますが、先ほど4点ほど挙げられた目標について、それぞれこういう制度的なとか、あるいは対応の整備とかということが、もし現時点で具体的なものがあれば伺いたいと思います。
答弁 保健福祉課長 中川雅之(保健福祉課長は2021年10月まで)
基本的には、今までも取り組んできた事項の推進をメインにしていくというところでありますけれども、質問にありましたとおり、介護人材確保対策ですとか、ずっとこれまでも取り組んできた中で、補助金の支給ですとかを行なってきております。また、前段、午前中の質疑でもありました特養の整備ですとかの検討も今後進めていかなければならない事項でありますし、あるいは施設サービスのみならず、今、阿保議員がおっしゃいました、いわゆる住まいの在り方、施設に入らずとも、高齢者住宅などの整備をし、そこに、例えば見守りのサービスですとか、介護が提供できる体制が整っているのであれば、施設に入らなくても居宅、いわゆる在宅で過ごせる方もいらっしゃるということも考えれば、そういった面で、いわゆる介護保険料の増額も一定程度抑えられるということにもつながってきますので、そういった総体的な部分を含めながら、今後、検討を進めていきたいと考えております。以上です。
質問 10番 阿保静夫
終わります。