本別町議会 令和3年第3回定例会 2021年10月12日
農業を軸とする産業振興の取り組みは
2021年10月12日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「農業を軸とする産業振興の取り組みは」について質問し、町長 佐々木基裕、総務課長 村本信幸が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、総務課長 村本信幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 阿保静夫
それでは、先ほど保留しました1問について質問をしたいと思います。ふるさと納税事業の充実で、つながりの強化をということで伺います。ふるさと納税事業について、町長は、町内のあらゆる企業、商店、農業者が参加できるように充実させ、安定財源の確保に努めるとしました。今後もリピーターを大切にしながら、本町との関わりを深めていただく取組を進めてはと考えますが、見解を伺います。2008年、平成20年スタートのふるさと納税事業は、返礼品の送付を始めてから一定の前進をしてきたと認識しています。少し数字を申し上げますが、2008年は28件、寄付額1,462万6,000円でスタート、2019年には7,055件、1億424万円、2020年は5,418件、8,979万円の寄付でした。先進例では、ふるさと納税のつながりを生かして、都市住民との交流を深めたり、移住環境を整えるなどして移住者を迎えるなどしています。また、財政的にも大きな成果を上げている例があります。今回、町長は、安定財源として、ふるさと納税事業を位置づけました。参加業者を広げて、さらなるふるさと納税事業の推進を図るとのことです。私は、事業拡大をする上でも、基本は、つながりを生かしながらリピーターとの関係を大切にし、本町との関係を深めるような取組が必要だと考えます。ほかの事業ですが、農業体験やお試し住宅などの事業も組み合わせていくのも一つの手だと考えております。そこで、①安定財源とするには、これまでに加えてどのような取組を考えているのか伺います。②ですが、本町のふるさと納税事業が返礼品の送付にとどまらず、新たな交流や関係人口の創出、移住につながるような取組が必要だと考えますが、見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕阿保議員のふるさと納税事業の充実で、つながりの強化をについてお答えさせていただきます。1点目の御質問であります。これまで本別町に大きな支援をいただきながら発展してまいりましたふるさと納税の取組でありますが、地元事業者支援や町のPR、財源確保と地域の活性化につながる重要な取組であると考えております。御質問のどのような取組を考えているのかについてでありますが、本町にとって歳入の確保は重要な課題であり、ふるさと納税につきましても、国による制度見直し等の動向に注視しながら、現在、庁内に設置しておりますふるさと寄付金事業推進ワーキンググループによる論議を継続して取り組むとともに、先進事例を参考としながら、具体的な取組を検討してまいりたいと考えております。2点目の御質問でありますが、今後のふるさと納税の取組につきましては、阿保議員御指摘のとおり、ふるさと納税事業の拡大を図る上でも、寄付を頂いた方々とのつながりを生かしながら、リピーターとの関係を大切にし、本町との関係を深めていくことが必要と考えております。具体的な取組の一つとして、昨年度より、個性あるふるさとづくり寄付金として、本別町に寄付された方々に対して、寄付のお礼と本町をPRする内容をお伝えすることで、地域の魅力発信から、今後も引き続き本町とつながる関係づくりを目指して、メールマガジンの配信を取り組んでおります。内容は、本別町のファンを増やしていくことを目的といたしまして、本別町の取組や生産者のこだわり、特産品の魅力を紹介するものでありますが、令和2年度は、試行的に、8月から計3回実施しており、今年度は9月16日に第1回目を配信し、今後は、年内に2回の配信を計画しております。現在は、このような電子媒体で発信していくことを軸とした取組を進めておりますが、これまでの取組を継続していくとともに、新たな交流や関係人口の創出、移住につながるような取組につきましても、引き続き研究してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、ふるさと寄付金事業の、自分のふるさとを大切に思い、寄付という形でふるさとに貢献するといった本来の趣旨から逸脱することなく、町全体の活性化につながる事業となるよう進めていく考えでおりますので、議員各位の特段の御理解、そして御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
再質問 10番 阿保静夫
それでは、再質問を行ないます。まず、①の関係ですが、ふるさと納税寄付金を町の安定財源としていくには、相当の工夫や取組が必要となるのではないかというふうに思います。私は、町長の所信表明の中身を見たときに非常にびっくりしました。むしろ安定財源とはならないのではないかとまで思いました。もちろんその町の一般会計に一定の割合を占めるような額になれば、町民の皆さんによりきめ細やかなサービスもできるとは思います。先ほど町長も述べられたように、先進例では、既にそういうことも達成されている町もあるのは御承知のとおりです。安定財源という言葉は、非常に私たち議員にとっても重たい言葉だなと私は感じております。これが言葉だけでなく、それを裏づけるような活動が非常に必要なのではないかと思うわけです。そして、そのためには、今、割と限られている返礼品の生産者も含めて、返礼品の状況を、やはり枠を広げていく。町長おっしゃるとおり、そのようなことがまず第一かなというふうに思います。そのためには、農業者を初め、1次加工や2次加工の業者関係、場合によっては、昨年からでしょうか、今日、見えられている本別高校でキーマカレーというパックを販売していた事例がありますけれども、可能であれば、そういうことも返礼品の一部に加える。本別町の返礼品は、やっぱり本別町のものなのだということが非常に重要な中身になっていくのではないかな。それと同時に、そのことによって、町民の皆さんがふるさと納税を認識しながら大切に思ってくれる、そういうことにつながるのではないかと思いますので、安定財源を目指す一つの方策というか、方向性というか、筋道を今すぐにということにはなかなかならないと思いますが、基本的な考え方を再度伺いたいと思います。②の関係ですが、交流人口を増やす。ふるさと納税の返礼品を始めるに当たって私が提案したのは、本別応援団をつくりましょうという話をさせていただいたと思っております。そのことで、返礼品が始まってから、先ほど数字で示したように非常に大きな、金額的にも大きな、そして何よりも関わってくれる人が大きな数字になってきているということは、非常に大切な前進だというふうに思っております。そこで、②の関係ですが、体験型の返礼品は既に実施している自治体もあるのは御承知のとおりです。また、全国の事例では、地域活性化や人口増、地域が元気になっている例があるとのことです。また、寄付の活用方法を明示して募るクラウドファンディング、本町でも取り組みましたが、近年、これも全体的に増加しているように思います。単に品物による返礼品だけではなく、人のつながりをつくるような返礼品の取組も、これからのふるさと納税事業には必要ではないかと考えますが、見解を伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
再質問についてお答えをさせていただきます。まず、1点目であります。安定財源の関係でございます。昨今の先行きが不透明な中、地方交付税を鑑みますと、現段階におきましては、ふるさと納税を安定財源とし、自主財源を確保していくことが大変重要だと私は捉えているところでございます。そのためには、議員おっしゃるとおり、リピーターとのつながりを大切にしながら、交流事業等にも力を入れてまいりたい、そう考えているところでございます。本町が持つ自然豊かな資源を活用した体験型事業も視野に入れつつ、納税者にとって魅力ある返礼品を提供するためにも、その事業者に対して起業家支援事業等を活用しながら支援をさせていただきたいと思ってございます。また、返礼品の内容、それから数量にいたしましても、今のままでいいのか、それを再度調査・研究してまいりたい、そう考えているところでございます。2点目の新たな交流や関係人口の創出、移住につながる取組ということでございますが、これも議員おっしゃるとおり、様々な角度から人のつながりがある事業に発展させていきたい、そう思ってございます。本別を応援してくださる個人、そして団体、そういった方々との交流を深めながら、ふるさと納税がさらに増額していくよう、様々な関係者の機関、そして事業者とともに協議を進めてまいりたい、そう考えているところでございます。いずれにいたしましても、先ほども言いましたが、地方交付税がこの先どうなるか先行きが見えない中で、やはり自主財源の確保は必要不可欠であります。そういった観点からも、ぜひふるさと納税を一つの財源として本別町の台所に入れ、そしてその資金を元に、本別町が発展するための各種施策、そういうところに回していきたい、そう思ってございます。いずれにいたしましても、ふるさと納税、様々な御意見があると思います。どのようにしたら増額していくのか、また、納税される皆さん方が納得していただけるのか、交流等もひっくるめ、皆さんの意見を頂戴しながら進めてまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長 村本信幸(総務課長は2021年10月まで)
それでは私のほうから、今、阿保議員のほうからありました、本別高校の皆さんが作りましたカレーの返礼品の関係について若干報告をさせていただきます。本別高校の皆さんが作りましたカレーでナイト、豆を使った黒いキーマカレーでございますけれども、本別町の返礼品といたしましては、今年の7月9日から返礼品として取扱いを始めております。本町、今現在、三つのポータルサイトで募集をしておりますけれども、そちらのほうには全て載せておりますし、あと、そのうちの一つのふるさとチョイスというポータルサイトがございますけれども、そちらのほうの特集ページがございまして、そちらのほうでは、今年の8月16日から掲載をしております。簡単に言いますと、北海道本別高校生が考えた豆カレー、カレーでナイトということで、北海道本別高校生が、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が走っていた本別の昔や内陸独特の気候に支配された水蒸気の少ない冷やされた空気が見せる澄み渡る夜空をカレーとパッケージで表現をしましたということで、あと、高校生の皆さんがそれを研究・開発されているときの様子ですとか、そういったものを紹介しております。以上です。
再質問 10番 阿保静夫
ただいま総務課長のほうから本別高校生のカレーが既に返礼品になっていますという話を伺いました。これが本当に町ぐるみで、このふるさと納税の返礼品に取り組む一つの突破口というか、一つのきっかけになってくるのかなと。それが、町長がおっしゃるようにいろいろな事業者を加えてというか、巻き込んでというか、一緒になって返礼品を含めた、ふるさと納税対策を充実させていくということにつながるのかなというふうに思って聞いております。それで、私のほうからも若干、それの助力になるかどうかはもちろん分かりませんけれども、提案と、もう1点、伺いたいことがあるのですけれども、まず一つは、リピーター対応の関係です。これは以前もお伺いして、そのときは7割超ぐらいのリピーターで運営している旨だったと記憶しておりますけれども、その辺の数字と、それからリピーターへの対応というのはやはり非常に重要だと思っております。なかなか本町に来てくださいということにはなりませんけれども、いずれにしても、リピーターの人は、より本別町と関わりが深い人、あるいはやはり本別町を愛してくれている方、その方々がきっと今後の発展の力になっていくのではないかと私は思うものですから、その辺の数字とか、今後のリピーター対応について再度伺いたいということがあります。それから、これは議場では申し上げなかったかもしれませんけれども、より本別を知ってもらう一手段というか、一つの案としては、私は夜の本別銀河通りの照明とか、キャンドルナイトと言うか昔は冬あかりナイトでしたか、の様子なんかは非常にいい絵になるなと思っております。ぜひ本別町の中にも写真の愛好家の方もいらっしゃると思うので、その辺の協力を得ながら、ふるさと本別の絵はがきなども返礼品の中に加えていく。別に絵はがきでなくてもいいのですけれども、そういうような、そんなにお金のかかる話ではないと思うのですけれども、きめ細やかなつながりをつくっていくような、そういうことも併せて考えていかないと、なかなか安定財源にたどり着くというのは至難な業かなと私は今でも思っていますけれども、その辺について再度伺いたいと思います。
答弁 総務課長 村本信幸(総務課長は2021年10月まで)
それでは私のほうから、ただいまの質問に対する答弁をさせていただきます。まず、リピーター対応という部分でございますが、先ほど町長の答弁のほうでもさせていただきましたが、今現在、メール配信の中で、メールマガジンの配信を行なってきております。その内容といたしましては、寄付のお礼と、それと本別町の紹介ということで、今それぞれの生産者の方がいろいろな返礼品を提供していただいておりますけれども、それらを一つ一つ紹介をしていっているものです。例えばジャガイモを生産している農家の方、生産者の方の写真ですとか、生産をしている現場、そしてジャガイモを作るに当たってどういうことを考えているとか、そういうことも紹介をしながら、あるいは取り扱っている種類の紹介、そういったものも今行なっております。実際にどの程度の方がそれを見ていただいているかというところでいきますと、メールマガジンを配信するのは、寄付を頂いたときに、その方の情報を活用していいかどうか、同意をいただいている方に今は限られておりますけれども、大体4割から5割ぐらいの方がそれを御覧になっていただいていると。こちらからお送りしたメールを開いていただいた方ということになるのか、という状況でございます。昨年から試験的に実施いたしまして、今年度、先ほども言いましたけれども、9月16日に1回目を配信して、年内2回配信したいと思いますけれども、この辺も今後は充実させてまいりたいというふうに考えております。やはり議員おっしゃるとおり、本別の応援団、本別と関わりを持っていただく、本別を知っていただく、そして魅力を知っていただいて、また本別のものを興味を持っていただいて、寄付をしていただく。あるいは足を運んでいただくとか、そういったところに将来的にはつながっていくような取組というのは重要だと捉えておりますので、今後もどういったことができるのかというのはしっかりと考えてまいりたいと考えております。先ほど一つの例としていただきました絵はがきとか、そういった部分も幅広く今後は検討したいと思います。以上です。
再質問 10番 阿保静夫
終わります。