本別町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日
移らせていただきます。現状なら災害時に混乱は必至、防災備蓄の見直しを
2020年12月8日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「移らせていただきます。現状なら災害時に混乱は必至、防災備蓄の見直しを」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 梅村智秀 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 梅村智秀
それでは、1問目終わりまして、2問目に移らせていただきます。現状なら災害時に混乱は必至、防災備蓄の見直しを。防災用の資機材備蓄状態が悪く、本町の防災意識の低さの現れともいえる。緊急災害時に速やかに必要な防災備蓄品を取り出し、使用できる環境にない。現在までの対応と今後の方針について事実と所信をただす。1番項、11月5日に実施された総務常任委員会による所管事務調査にて、防災用資機材の備蓄状況現地調査を行なったところ、緊急災害に見舞われた混乱時に、どこに、何が、どのような状態で幾つあるのか、誰にでも一目で分かるような状態にはなっていない。また、備蓄資機材の中には、使用期限を過ぎた疑いのあるものも確認され、それらの点検方法を確立、併せて期限を過ぎた資機材の処分方法等についても明確な指針を策定する必要があるが、実態と見解を伺う。2番項、暖房用ポータブルストーブや発電機には、灯油やガソリン等の燃料を必要とするが、併せて備蓄がされておらず、同時に同じ位置に備蓄がされていない。緊急災害時に持ち出しをしても、直ちに使用することができない状況である。ストーブや発電機の燃料をカセットガスとするものが既に販売されており、燃料を備蓄しやすく、カセットガスという1種類にすることができ、汎用性があるので導入が必要であるが、実態と見解を伺う。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕梅村議員の2問目の現状なら災害時に混乱は必至、防災備蓄の見直しをの質問であります。まず1問目の防災資機材の備蓄状況についてであります。本町の防災備蓄に関しましては、本別町地域防災計画に沿って進め、町が備蓄する食料品及び防災資機材の具体的な品目及び数量については、本別町食料・防災資機材備蓄計画で導入したものを基本に更新、追加、新規導入を行ない、災害に備えているところであります。また、胆振東部地震によります大規模停電の後、大型発電機の購入や施設の改修など停電対策を行ないまして、今年度はコロナ禍における避難所運営も含めて、向陽町ふれあい交流館敷地内に大型の備蓄庫2基を導入いたしまして、新たに購入した感染症対策の資機材も含めた搬入と整理を進めているところであります。その中で、梅村議員御指摘のとおり、防災資機材の備蓄庫内の備蓄品につきましては、遊休施設を活用した新たな保管場所の検討も含めて、全体的な見直しを行なっている最中でありまして、現状といたしましては、備蓄内容が誰にでも分かるという状況にはなっていない状況でありまして、さきに実施されました11月5日の議会の総務常任委員会所管事務調査においても、資機材の備蓄状況について、あまりにも煩雑で整理整頓が急がれるとの御指摘を受けております。また、現在備蓄されている資機材に関しましては、備蓄管理台帳により備蓄場所と数量を管理し、毎年、賞味期限や使用期限が近い備蓄品の入れ替えを行なっております。ただ、例外としてトイレットペーパーなどの紙類につきましては、おおむね5年程度の使用期限とされていますが、紙は化学変化が少ないために直射日光や湿気を避けて保存すれば半永久的に使用できるとされておりまして、職員が直接開封し、状態を確認した上で問題がないと判断した備蓄品に関しましては柔軟に対応し、廃棄することなく、その後も継続して備蓄しているところであります。また、廃棄予定の備蓄品に関しましては、団体の防災関係の研修会などで実際に使用したり配付したりしておりましたが、現在その処分や活用法については明確なルールはございませんが、今後は明確なルールを策定していきたいと思います。次に、カセットガスを燃料としたポータブルストーブや発電機の導入についての質問であります、現状、町ではポータブルストーブや小型発電機用の灯油やガソリンなどの燃料の備蓄は行なっておりません。理由といたしましては、灯油は長期保存で酸化による、また劣化を起こしやすいということでありますし変質灯油になりやすいこと。また、ガソリンに関しましては、使用期限がおおむね冷暗所での保存で半年程度と言われておりまして、性質として容易に揮発し、爆発的な引火を引き起こしやすく、取扱いには慎重を期する必要がある燃料であること。それらの管理や取扱いが難しいという理由から、今までの備蓄を行なっておりません。しかし、緊急時の対応でありますが、御心配のとおり、これは役場施設や避難所へ早急な燃料の供給を行なう必要がありますから、平成24年4月に、帯広地方石油協同組合本別支部と災害時における石油類の燃料の供給などに関する協定を交わしております。この協定に基づきまして、燃料の迅速な供給を受けることで、常時燃料の備蓄をしなくても、災害時の対応が可能であるというふうに考えております。実際には、胆振東部地震による大規模停電時にも、継続的な燃料の優先供給を受けたところであります。また、梅村議員御提案のカセットガスを使用したポータブルストーブの発電機の導入についてですが、カセットガスは備蓄しやすく、液体燃料に比べて保存期限の長い、さらに直ちに使用することができるといった利点もありますが、しかし一般的にカセットガス使用の発電機は、マイナス気温における始動性の悪さや駆動時間の長さ、発電の出力など、ガソリン、軽油などの液体燃料を使用した発電機と比べて、それは性能的にも劣ると言われております。また、ストーブなどに関しましては、一般的に温まる範囲が狭く、燃焼時間が短いなどの理由により、本町では今まで検討してまいりましたが、カセットコンロ以外は導入しなかったという経過があります。既に本町では、灯油を燃料としたポータブルストーブを35台、ガソリンを燃料とした小型発電機を24台備蓄しているという現状であります。この経緯も含めて、現在のところカセットガスを燃料とした発電機や暖房器具の導入、備蓄は行なっていないということであります。以上を申し上げて、答弁とさせていただきます。
質問 3番 梅村智秀
それでは、まず1番項についてお伺いをいたします。現状といたしまして、備蓄庫に、いわゆる段ボールが積み上げられていたりとかというところでございますが、やはり災害時、どのような災害ということにもよりますが、混乱時でございます。平時ではありませんので、また必ずしもそこを熟知されている職員が取り出しに行くとも限らないわけで、災害時の備蓄といたしましては、誰でも分かるようにというようなものが必要です。いわゆる備蓄の記録も取っているようでございますが、数量等についてのみの記載なのかなと、御答弁から察するところでございますが、まず、具体的なところといたしまして、段ボールを山積みするときには、上面とか側面に、例えばA4用紙等の紙で何が入っているかというのを前面に貼ると。そうすれば、例えばそれが横倒しになったり、積み下ろして見えなくなっても分かると。どこから見ても一目で分かるというようなものを段ボールに施せばいいわけでありまして、こちら費用もかかりませんし、最初に備蓄する際にそうしたことをすればいいだけのお話でございます。あと、備蓄の記録につきましても、個数だけではなくて、まず入り口に何が何個あって、使用期限がいつなのかと、備考欄等も設けまして、例えば先ほど申し上げたとおり、ポータブルストーブや発電機の備蓄があっても、そこにあるのは空の携行缶とか灯油用のポリタンクでありまして、燃料が入っていないということでありますから、例えば燃料についてはどこどこに電話をして要請するように等々、そうした個別のものについて備考欄等を設けて記載をするということであれば、備蓄庫につきましても誰が取りに行っても分かりやすいというようなところがまずあります。この備蓄のまず状況でございますが、災害というものにつきましては、それこそ近年、いわゆる想定外という言葉もよく使われますけれども、本当に様々な自然災害等も含めてあるという中で、こちら備蓄の状況といたしまして、まず役場の地下にも感染症対策備品等が主なものとして備えてございますし、あとは、防災計画によりますと新町の集会場や、いわゆる公民等にも備えてあるというような記載がございますが、これは風水害の場合は、浸水するよというところがさきの議員の質問の中でも御答弁があったところで、役場の地下とか、こうした浸水地域に備蓄されているものにつきましては、風水害の場合につきましては、当然浸水すれば使用できなくなるわけでございますが、町の防災計画の中でも必要量として、食料の日数であるとか個数等、想定されるものの中で、これら風水害が発生した際に担保されるのか。ここが今申し上げたところ等々が浸水してしまった場合につきまして、長期化した災害等が発生して大量の避難者が出たというようなときに、それらは担保されるのかという点について、どのような御認識なのかお伺いをするところでございます。また、先ほど、いわゆる備蓄資機材の処分方法等につきましては、明確なルールを策定するという御答弁をいただいたところでございます。具体的なところといたしましては、訓練に参加した方に食料を配布してというようなところも、これまでの御答弁とか説明等で理解するところでございまして、これらについては、一部僕は有効だと考えるところでございまして、やっぱり災害とかそうした局面の際に初めて食べるとか、初めて使うというよりは、日頃からそれを目にして、口にして、慣れ親しむというものにつきましては、イメージが湧き起こるというところがありますので、災害時に有効な避難等に資するものだというふうに考えるところでございますので、一部そうしたところは有効なものだと考えるところでございますが、現地調査の中において、例えば毛布、これは真空か何かで保管されていたようでございますが、真空が抜けているかなというような状態もありました。御答弁の中で、毎年点検をしているというようなものもございましたが、これらについても、やはりいざ使うといったときに機能を発揮することができない、紙についてもトイレットペーパー等でございますが、これらも手間ではございますけれども、庁舎で使うもの等々、1年に1回でもいいので、入れ替えるとか、やはりそうした手間を惜しまず、そうした見直しというところは重要、必要だというふうに考えるところでございます。この辺について、改めての御見解をお伺いいたします。2番項の部分でございます。こちら私も質問の仕方がいささか足りなかったなというところでございますが、現に導入していおります灯油等のポータブルストーブとか、ガソリンを燃料といたします発電機について、カセットガスを使用するものに入れ替えろとか、そういったことを私は申し上げているのではなくて、これらをメインとしながらも、避難当初とか、万が一、例えば災害の中で協定を結んでいる中で、燃料等が届かない、道路が寸断されたとか、いろいろなことが考えられるわけで、そうしたときの応急的なものとして一部については保有してはいかがかと、そうしたお考えはないのかということを申し上げてございます。こちらの燃料の中では、備蓄品の中にカセットコンロがもう既にありますので、こちらカセットコンロ用のものと共有して使えますので、これらについて一部分だけでも導入していくというようなお考えがないのか、改めてお伺いをいたすところでございます。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきますけれども、御指摘いただいたように、非常に煩雑な管理をしているということで、私どももこの後かなり綿密に打合せをしながら、実はやってきました。役場には、モデルとなるような物品の整理があるのです。書類ですけれども、ファイリングシステムというのがあって、すぐそこで去年と今年の分については本当に何十秒で書類が出せると。そのほかのものについては、箱に収納して書庫に、またそれぞれ保管して、そこは全部、御質問でありますように、箱に必ずそういう品名を書いて、そしてその管理はパソコンで全部打ち込みをして、何列のどこの棚に行けばこういう書類があるという整理が全部できているのですね。それができているにも関わらず、大事なこれが何もできていないということで、非常に私も残念に思っていますから、本当にタイミングのいいというか、申し訳ないですけれども、本当にいい御指摘をいただきましたので、そのために新しくいろいろ資機材なんかもコンテナを2台買って、それをふれあい交流館のところに設置させていただいたわけでありますから、それは大雨災害の想定、それは川向と山側と、それから地震のときにはどうするかという、そういう一年中の災害を想定して備品をそろえました。常に今まで言ってきたのは、食べ物であります。食べ物だけは賞味期限が切れていないかということは常時職員と打合せはして、それは全くないということでありました。それが出たときは、先ほど言いましたけれども、大型防災訓練のときに、それで炊き出しだとか、また参加していただいた人に体験してもらうということをさせていただきましたし、灯油の関係につきましても、それぞれ協定を結ばせていただいて、本町は本当にたくさんのガソリンスタンドがありますから、そこで万が一のときには優先供給していただくということで協定を結んでおりますから、本別町のこれだけのガソリン取扱い、また灯油取扱いの商店、これが使えなくなるなんてことはまずあり得ないだろうということ含めて、先ほど言いましたように、大雨のとき地震のときの対応としてやりました。ポータブルでガスの御質問でしたけれども、ガスで即対応できるものについては、ガス化は絶対必要だと思います。ただ、こういうものすごくしばれるところですから、冬期間などで暖房などとなるとなかなか、あまりガスボンベが冷えていると火がつきづらいということがありますし、暖房でもそぐわないところはありますから、そういう面については、機能的にはガソリンや灯油ということでさせていただいて、簡易的に早くできるものについてはガスで、御提案のとおりそれはしっかりと対応させていただきたいと。いずれにいたしましても、機能的にできるものは機能的にしっかりと整備しながら、なおかつ今まで煩雑であったものについては、誰が行っても、誰が見てもすぐ分かる、すぐ取り出せる、そういう緊急資機材であるということを含めてしっかり対応していきたいと思います。以上であります。
質問 3番 梅村智秀
1点改めてお伺いをいたしますが、現在、備蓄庫となっている公民館や新町集会場、それと役場の地下でございますが、こちら風水害で浸水してしまったよといったときに、これらを賄う、当然使えなくなりますよね。浸水してしまうと。そうなってしまって、先ほども申し上げましたが、長期化する可能性があったりとか、避難者が多い場合とかというのは、ここで失われてしまったものというのは別で確保する算段というのは立っているのか。万が一これが風水害で浸水してしまって使えなくなったよといったときには、どのような想定があるのか、もしくはないのかをお伺いいたします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
午前中ですかね、消防の質問のときも一部ありましたけれども、雨量が308ミリに変わりましたから、西側で想定するといったら3メートル、ここで50センチほどありますから、50センチのところに土嚢を積めばという話もあるのですけれども、ただ、現状で階段通って地下に入ったときには、備蓄したものが傷んだり使えなったものについては、それも含めて、そういうことがありますから、冬用の対応、夏用の対応、それを含めて、先ほど言いましたようにコンテナなど新しく備蓄できる保管場所を設けながら対応していきたいと思っていますし、今まではそう言いながらも、雨というのはある程度予想できるから、時間があるからそのときに整理できるという考え方も一部ありましたけれども、ただ、そのような状況ではありませんので、あらかじめきちっとしたもの、安全安心な備蓄の方法をしっかりと取りながら対応していくということにしたいと思います。以上であります。
質問 3番 梅村智秀
終わります。─────────────────────────────────────◎散会宣告