本別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日
防災の拠点、役場庁舎の今後の方向性
2019年3月12日、本別町議会の一般質問で、柏崎秀行議員が「防災の拠点、役場庁舎の今後の方向性」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 柏崎秀行 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 柏崎秀行
議長の許可をいただいていますので、日中に引き続き2問目の防災の拠点、役場庁舎の今後の方向性について質問をさせていただきます。防災の拠点、役場庁舎の今後の方向性について。防災の拠点となる役場庁舎は築45年が経過し、本別町公共施設等管理計画の中でも建てかえ時期を見ながら適切な改修を行うと書かれています。建てかえと関連する施設の今後の方向性について伺います。1番目といたしまして、昨年9月に発生した胆振東部地震のブラックアウトは記憶に新しいと思いますが、昨今、日本各地で起きている想定外の自然災害、特に台風や大雨による被害は後を絶ちません。本別町の防災浸水マップによると、3日間の総雨量203ミリメートルを超えると役場庁舎は浸水想定区域となっています。防災の拠点として機能が失われないためにも、町財政の厳しい状況を理解し、中長期の計画を立て、庁舎の建てかえをする考えがあるのかを伺います。2、現在、住民課に防災の担当が置かれていると思います。災害時における連携やスピードを強化するべく、総務課内に防災室の設置は急務と思いますが町の考え方を伺います。3番目といたしまして、庁舎の建てかえや防災の拠点を考えたとき、併設する消防署は併設か、別にするのかさまざまなメリット、デメリットが考えられる中、水害により役場庁舎が浸水想定したとき、防災の機能が果たせなくなる可能性も出てきます。そうならないためにも、消防署を別にする考えはあるのか伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕柏崎議員の防災の拠点、役場庁舎の今後の方向性についての質問の答弁をさせていただきます。現在の庁舎につきましては、昭和48年に建築をし、現在45年が経過しておりますが、この間、国の交付金等を活用して平成22年には耐震工事、平成26年に屋上防水工事を行ってきております。適宜改修を行いながら、耐用年数を延ばしているところであります。交付金を活用した事業につきましては、補助金などにかかわる予算の執行の適正化に関する法律によりまして、処遇制限が課せられておりますことから、制約上、約20年程度は建てかえができないものとなっているところでありますから、この期間が経過する間における庁舎の建てかえにつきましては、現状ではできないものと考えております。1点目の防災拠点の機能が失われないための庁舎の建てかえの考えの御質問でありますが、ただいま述べさせていただいたとおり、中期的な庁舎の建てかえは難しい状況でありますが、想定外の自然災害が発生し、防災拠点となる役場庁舎が被災した場合においても業務の執行体制を確保しながら、災害の応急対応に当たる必要があります。そのために、優先的にすべき業務の執行体制や対応の手順などを定めますとともに、本庁舎が使用不能になった場合の代替庁舎を選定しておくなど、大規模災害に向けた受援体制の整備を図ってまいりたいと考えております。次に、2点目の総務課内に防災室の設置の御質問でありますが、防災行政につきましては、より効率的に町民の皆さんにサービス提供ができるよう、より住民と身近な部署である住民課が平成11年5月から担当しております。本町におきましては、この間、さまざまな自然災害が発生しておりますが、災害時には住民課長が先頭となり、いち早く課長等を招集し、各課における連携を密にし、また災害が大規模になるような場合には、適時、災害対策本部を設置しながら対応することにより、役場内において迅速に対応してきているところであります。しかし、現在、災害の形態もさまざまとなっておりまして、自然災害については住民課が所管をして、テロや紛争などの有事の際に対応する国民保護につきましては、総務課が所管をしているところであります。今後は、これらの災害を総括した部署が必要となることも想定されることから、どの課において所管することが住民を守るために至適なことなのか、十分に考察し、対応してまいりたいというふうに考えております。次に、3点目の消防署を別にする考えはの御質問でありますが、1点目の御質問でもお答えしておりますが、庁舎の建てかえについては制約もありますことから、現在のところは困難であるというふうに考えております。また、消防署のみの移転につきましては、消防署が庁舎に併設しておりますことにより、行方不明に伴う捜査活動や災害時におきましては、消防署と役場がしっかりと情報を共有することにより、迅速に対応することができるなどのメリットが大きいものと考えております。デメリットにつきましては、現在、感じてないことから、これまでの体制を維持していきたいと考えております。確かに、本庁舎につきましては、浸水想定区域となっておりますことから、浸水した際における消防署等に支障が想定されるところでありますが、浸水までには一定程度の時間が要することから、降雨状況などを注視し、仮に浸水の恐れが出てきた場合につきましては、消防車両や資機材など、浸水想定区域の外に待避させるなどをしながら、災害に対応することで住民の安全対策を図ってまいりたいと考えております。今後も、万全の対策を施しながら、消防署の併設メリットを最大限に生かし、消防と役場の連携を強化することで、住民が安心して暮らすことのできる体制を構築してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 柏崎秀行
ただいま町長のほうから御答弁いただきました。1点目の建てかえについてですけれども、平成26年に屋上防水、22年に耐震補強というところ。それから20年は建てかえができないということですので、なかなか難しいと、財政もそうですけれども難しい部分があるということですけれども、その20年、30年という先のことを考えて、本当に早くから計画していくということも大事だと思います。それをどんどん次の世代の人に引き継いでいくということも大事だと思っていますので、その辺の考え方を1点目として質問させていただきます。2点目、私、防災室の設置ということで質問しましたけれども、今、住民課に担当があり、迅速にということです。住民課の担当の方がだめだと言っているわけではなくて、昨年、本当にブラックアウトのときにも、そのスピード感ということで、より総務課内に防災室というものがあれば、もっと早く対策会議などを開き、庁舎等の連携をとり、対応ができるのではないかと思っています。一つの提案として、本別町には防災マニュアルというすごいマニュアルがあるとは思うのですけれども、私、思うに防災マニュアルというのは、その立場によってつくるポケット版防災マニュアルというものを推進します。というのは、やはり町長には町長の、副町長には副町長の対応、そして管理職には管理職の、一般職には一般職の、こういうことが起きたらいつ、どういうふうに、どんなことをすればいいのかということを記した防災マップというのを全国初の防災監になった前兵庫県知事の斉藤富雄さんが言ってましたけれども、自治体の防災というものは国の基準がないと、消防力には基準があるのですけれども、国民の人数に対して消防車は何台とか、消防署員は何人とかという基準があるのですけれども、防災力には基準がないと、その中で自治体が防災を強めていくにはやはり首長の考え方であり、自治体の考え方が重要であると言われている中で起こってからでは遅いと、起こる前にさまざまな事例を我が町に置きかえて考えて、そして対応していく、防災力を強くしていくことが大事だと言われています。私もそう思います。その点の考え方について防災室は必要ではないかというふうに私は思っています。その辺の考え方をもう一度お聞かせください。3点目の消防署の移転ですけれども、水害に遭いました、役場の機能が果たせませんという中で、消防署が別にあるとその対応もスムーズにできるのかなということもございますが、管内町村の中で消防署が併設しているのは本別と上士幌2カ所になっています。上士幌も来年度、別に着工するということで本別町だけが併設する施設となるということについて、本別町としてはどう考えているかというのが3点目の質問として再質問させていただきます。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきますが、まず建てかえ計画をしていくべきだということでありますが、建てかえがなかなか実施できないという諸般の情勢も含めて、しからばどういう方法をとるかということで実は十数年前から取り組んできました。当時は、内部の課がこの庁舎の中にいるのが狭くて、大変な時代もあって今でいうNTTですか、あそこの一角、1階を借りたり、いろいろ出先のところをつくったりしていたのですが、情報公開含めてファイリングシステムを実は入れました。書類の管理です。ここをやることによって、今まで役場の1階も2階もそうですが、ちょうど真ん中が通路になっていて、それぞれ必要な手続が両側でするという方法だったのですが、それを改修して、中のスチールロッカーだとか、そういうものを一切取り外して、ファイリングということで書類を管理する、ファイリングを紙の上にすっと置いて、これは意識改革しなければできないことなのですが、今すぐ必要なものはその引き出しから出る。2年、3年前のやつは書庫をつくって、書庫の中でパソコンで管理しながら、どの入れ物を見たら全部、その書類があるかと、そういうことにして簡素化しました。おかげさまでスペースが空いて、町民ホールみたいな感じもできましたし、またOAフロアで下もきれいに張りかえて、本当に少ない経費で、スペースが十分できて、会議室まで、また応接セットまでできるということになって改修しました。その後に、耐震化含めて長持ちすること含めて、この安全のために、その補助事業をしっかり使いながら耐震化させていただきました。そのほかに、防災のそれぞれ屋上の改修だとかしながら進めてきましたから、庁舎については見た目も、町の人は皆ほとんど知っていますから、昭和48年ですから、でもほかで来た人は年数たっててびっくりするぐらい、きれいになっているねということなのです。ただ、この分についてはそれで、私のほうはいいと思っているのですが、ただ質問にありますように、防災マップでは浸水区域ということでこの一帯がなっていくということに、これからなるわけでありますから、そういう面では建てかえのときにはそういうこともきちんとクリアできるようにしなければならないということが十分に心得ているつもりですが、現状の中では、今、答弁させていただいたように、そういう改修や事業を行った中で20年という多くのこの改修とか建てかえはだめですよということでありますから、それもありながら今現状のこの庁舎をしっかりと管理をして、利便性を高めていくと、こういうことで、まだしばらくは。だから今から、次の世代にということですから、まだまだそれは私どもの考えの中には、現状の中でしっかり対応していくということにさせていただきたいと思っています。2点目です、防災室の設置とのことですが、これは防災室って特に昨年のブラックアウトから、防災室というのは注目をされているということですが、大きい自治体でしたら防災室って専門的にも置いてもいいのですが、私どものようなこういう本別町の現状では室というのはなかなか難しいということも含めて、やはり住民に身近な、先ほど答弁させていただきましたけれども……。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
大雨災害とかということを含めて、しっかりと今までやってきた経験も含めて、大雨災害など含めては住民課として、この程度だとか、そういう部分については総務課ということで、すみ分けをして、それぞれ兼務しながらやっているというのは現状でありますから、なかなか専属でこの防災室というのは非常に難しい現状だなというふうに思っておりますので、そういう意味では防災訓練や種々の訓練、また検視も行いながら、防災力を高めて、より住民の安全安心のために、この体制を整えていくと、こういうことにしたいと思いますので、この辺も御理解いただきたいと思います。次に3点目ですけれども、この3点目の消防ですけれども、先ほど申し上げましたように、確かに併設しているところは本別と上士幌ですけれども、逆に併設していることによって不便だということはほとんどありませんし、連携もすぐにとれますし、そう意味では車両が大きくなった部分でということは、多少、その自治体によってあるかもしれませんが、本町の今の現状のここは第一分団ですから、分団の中でもそれぞれ今の車庫の中で対応しながら、緊急対応、救急車の対応や消防のそれぞれ出動含めて、今のところは支障なく、逆により密に連携ができるという意味では、このメリットのほうが大きいのかなと、こう思っておりますので、現状の中ではこのようなことは種々検討した中でも、しばらくはこの体勢をとっていこうということにさせていただきますので、その点については御理解いただきたいと思います。以上であります。
質問 2番 柏崎秀行
再度、質問させていただきます。1問目の建てかえというのは厳しいという中で御理解もしています。その中で、財政厳しいという中で、お金のかからないことからどんどんやっていけばいいなと思うのです。例えば、屋上にある非常電源装置を大雨と想定したときに違うところに移しておくとか、先ほど言った最大限のマニュアルを作成するとか、お金のかからないことからちょっと始めていっていただきたいなと思います。というのも、やはり人口減少の歯どめをきかせるという最大限の中で、もし災害で命を落とすようなことがあれば、これはあってはならないという中で、防災に関しては最大限の備えをしていただきたいと思っています。その辺の考え方を最後に1点お願いいたします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
御質問にあるように、そんなにお金がかからなくてもきちんと効果的に整備するというのが、常にそのことを心得ながらやっていかなければならないことですし、そして何よりも最大限やはり安全安心のために対策とるということは、それは御質問のとおりでありますから、このこともしっかりと改めて認識しながら、今後に向けての対応を全力を尽くしてやっていくということにしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。
質問 2番 柏崎秀行
終わります。