みんなの議会

本別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

出来秋の見通しと農業予算の考え

2015年9月16日、本別町議会の一般質問で、大住啓一議員が「出来秋の見通しと農業予算の考え」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
大住啓一 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 大住啓一

〔登壇〕議長の許可をいただきましたので、通告いたしました3問について質問をいたします。まず冒頭に、先週の10日にかけまして台風18号の影響による記録的な豪雨により亡くなられた方、または被害を受けた方々に対し、御冥福をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。それでは、1問目の出来秋の見通しと農業予算の考え方について伺います。本町の主要作物の収穫は、これからピークを迎える作物もありますが、現時点での作況はどのようになっておりますか。また、農業を取り巻く状況は非常に厳しい中、来年度に向けた農業予算について考え方を伺います。ことしの農作業は順調に推移し、特に小麦の収穫は大豊作との報道がありました。これから収穫予定の作物の成育状況はどのような状況ですか、それをお聞きします。馬鈴薯、豆類、ビートなど、ほとんどが順調ではないかと聞いております。このまま推移した場合、すばらしい出来秋となりますが、今の結果は結果として、来年に向け本町の基幹産業である農業をさらに発展させるべきと思います。来年度の予算編成に向けては基盤整備事業の推進はもちろん、JA本別町と連携して新たな雇用を生み出す組織の構築、JAにおいて撤退を予定している勇足、仙美里、美里別の各事業所に関しての対応、さらには北海道糖業、明治本別工場とどのような形で協力し、連携していくのか、行政としてどのように考えておられるのかお伺いいたします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕大住議員の第1問目の出来秋の見通しと農業予算の考えの質問の答弁をさせていただきます。まず、1点目の出来秋の見通しについてでありますけれども、今議会の行政報告をさせていただきましたけれども、小麦、きたほなみにかわってからですが、今までにない収穫の状況を報告をさせていただきました。乾麦の平均反収で12.57俵、JA本別史上最高の収量との報告もいただいたところでありますが、他の作物の作柄については、9月9日に私も参加をさせていただいて、営対協で作況調査を実施をいたしました。若干、地帯とか個人の差はあることはもちろんですが、いずれも予想収量でありますけれども、大豆については平年比142パーセント、小豆については平年比の130パーセント、金時については120パーセント、手亡については若干、これだけがちょっと収量的に落ちるかというような予想で95パーセント、あとは馬鈴薯についても120パーセント、てん菜については109パーセントということでほぼ順調ですが、手亡を除いては作柄は良というところで判断をさせていただきますが、今後、このまま順調な生育を続けると、まさに久々に大豊作の年となるのではないかという期待をしております。2点目の農業予算の考え方でありますが、農業は本町のもちろん基幹産業で経済を支える大きな役割を果たしていただいていますから、これも十分、御理解いただいているというふうに思いますが、しかしながら農業は円安による国内経済の影響、不透明、不安な、やはり何といってもTPP問題など、経営の環境は依然として厳しい状況下にあります。来年度においても本町農業の持続的発展に向けた切れ目のない予算を編成したいと考えておりますし、特に基盤整備につきましては平成7年度、畑総事業でありますが、これは進捗率は69パーセントでありますけれども、本年度を例にとると当初予算5億3,200万円の予算の要望をしておりましたが、それは結果としては51パーセント減、半分以下の2億6,000万円の実績となって、厳しい事業推進となってきているところであります。新年度におきましては、早期の事業完了を目指して、国、道には計画的な予算の配当を要請をしてまいりたいというふうに思っています。JA本別との新たな雇用の創出の組織については、先ほど篠原議員への答弁もさせていただきましたけれども、TMRなどの運営方法などに要請があれば、さらにまた協議をして、町内でのそれぞれ設立も含めてしっかりと取り組んでいく方向で進めていきたいなというふうに思っています。また、各事業所については、残念ながら3月19日、来年、閉鎖するということでありますが、具体的にはまだそれぞれの協議はされておりませんが、また今、農協の広報など見ても買い物で正組合員のみということを書いてありましたけれども、広報の中に、それぞれ電話で受け付けをして、そして宅配をすると、そういうような方向でありますが、また、町はその以前から高齢者等住まい・生活支援検討委員会の中で商工会、JA、それから社協が入って買い物の支援などの中心的なこの見守り含めた協議も進めさせていただいていますが、地域にとってはいつ、この店舗がなくなるということ含めて、非常に暮らす上での不安というのは高まるということでありますから、経済団体といっても、当然、経済に伴うものというのは非常に厳しい、経営というのは厳しいというのはよくわかりますけれども、それもどういう方向だったらということ含めて、今まで何度も話をしましたが、大住議員も承知してくれていると思うのですが、例えばの話ですけれども勇足、仙美里、美里別支所、支所機能を農協と町と一緒にしながら、特に美里別は郵便局も一緒に協力していただいて、それぞれの支所機能と、そこでまた、あそこは唯一、一番最初にお酒の許可を持っているところでありましたから、もともと宅配がすごく充実して、私どもの自治会までも配達してもらったというような経過もずっとあるところですから、そういう面でも非常に卓越した職員の方もおられるのではないかと思いますが、そのようなこと含めて何とか協力して地域を守らなければならないかなと、そのようなこともお話させていただくこともありました。また、仙美里、勇足も国道に面しているということでありますから、今の建物、特に勇足は古くなって、少し駅側にありますから、例えば国道縁のところに今風のコンビニではないですけれども、コンビニ的なプレハブの中で、3分の1は事業者が持って、町もその支所機能に支援をさせて、財政的な支援をさせていただいて、町の支所も農協の人も一緒に運営してもらいながら、今、経営している方もおられますので、そういう支援があれば、その店舗も含めて、また待っているだけでなくて、もともと勇足地区も町もそうですけれども、もともと自転車の時代から農家含めて、地域回って商品を届けていたという、そういう歴史もありますから、それをできればその地域も含めた宅配の、また予約含めて、そしてその元町、市街地区、近隣にいる人たちで最低限の物でも間に合うような、子供たちがちょっとおやつが買えるような、そのような品揃えも含めてできないのかなと、そのようなこと含めて今まで考えながらお話をさせていただいていますが、まだまだそれは少しまだ道が非常に厳しいというか、まだできておりませんが、何かそのような方式をとっていかなれければ、地域の人たちの暮らしというのはより住みづらくなっていくのではないかなと思っております。あと、商工会を含めてのお話は、以前のようにあるスーパーが買い物、車をしっかりと仕立てて、それで地域を歩くと、曜日ごとに歩くと、そういうこともあるし、もっと言えば軽トラに箱つけて豆腐だとか、油揚だとか売って、帯広方面から来てやっている方もおられたり、魚を水曜日だったか、金曜日だったか待っている地域が多いものですから、そのようなことが町内で商店街、そしてJAと地元みんなで協力して、そのような方法とれないのかなと、こんなことも含めて考えていくことが、また地域の安心、安全だし、またそこで特に農業者の多い地帯ですから、休憩時間に幾ばくかのそういうおやつ的なもの、また、最低限必要なものはすぐ手に入るような、そういう方法も含めて十分に今、これからは検討していかなければならないと思っております。まだ、今、現にまだ支所ありますから、店舗もありますから、そんなにそんなにまだ実感としてまだわかないかなということはありますけれども、いざなくなると、そのことが本当に大きくなりまして、特に仙美里は農協の店舗しかありません。そして美里別ももちろんですし、勇足も本当に一、二店舗が民間頑張ってくれていますが、それも効果としてはもう一つあることによって大きな買い物に来ていただける効果も非常に多いものですから、そんなこと含めて何とか地域の要望に少しでも答えられるような、方法がとれればいいのかなと、そのようなことを含めて高齢者、介護支援、業者に宅配していただくなどなど含めて今、協議させていただいております。そういうことを含めて地域を何とか、特に農村部、そして市街地区、全員で力を合わせていけるような方法をとっていきたいと思いますので、以上を申し上げて答弁とさせていただきます。

質問 4番 大住啓一

ただいま町長からすばらしく前向きな御答弁をいただきました。その中で二、三点、確認といいますか、再質問をさせていただきたいと思いますが、特に農業者の方々が一番重きを置くのが、私はやはり基盤整備事業でないかと思っております。私も傍聴等々の関係者の方から聞こえますと、ことしにかけてからは空知、上川の米所のほうに基盤整備事業が重点的に配備されているようなお話でございました。町長も十勝町村会長を長く担っていただいてございますので、十勝の声として基盤整備事業をこの本別を中心とした十勝に持っていただきまして、生産力アップにつなげていくべきと私も考えておりますので、その辺のお考え方を再度、確認させていただきます。それと、買い物のなかなか困難になろうとしている部分、これは経済団体が事業所云々ということは、これは仕方のないことといいますか、考え方ですから、ただ、行政というのは利潤が上がらなくてもある程度はやらなければならないというような、これも町長も当然、お話してございますので理解していただいていると思いますが、その辺で今、すごく建設的だったのはやはり農協の部分と行政の部分を一緒にできないのかという、私も前からこの考え方は思っておりました。来年、撤退するということになれば、あと半年ぐらいの話ですけれども、12月には予算編成等も行政サイド控えておりますので、その辺、農協の先ほど篠原議員とのお話とダブりますけれども、結構、協議する面も多々出てきておりますので、この点は農業者でない勇足市街、仙美里市街、美里別の中心部にお住みになっている方もかなりおられますので、その辺はぜひ、一般町民の方々も交えた中で買い物弱者なくすという観点から進めていただければというふうに考えているところでございます。また、午前中、質問にありました牛乳の関係でございます、生乳の関係でございますけれども、これは先ほど明治本別工場の話もさせていただいてございます。関係者からお話を聞きますと、非常に8,000トンも下がって、生産量が下がってきているという状況の中でございますので、明治が日本の中でもトップクラスの一流企業ではございますけれども、本別の工場云々ということになっては困りますし、ならないと私も思ってございますけれども、何分、もとになる生乳が入ってこないことには話になりません。これは、行政として、行政が言ってもなかなか農家の人たちの経営状態もございますので、これはJAの方々とも協力し合いながら、これから収穫を終えて、当然、営農計画等も入ってきてございますので、その辺も行政としての考え方を述べていくべきでないかと思っておりますのでこの何点。それと、雇用を生み出すということでございますが、午前中にも答弁いただいてございます。細かくお話させていただきますと、例えばコントラの中でございますけれども、例えば酪農ヘルパーの関係だとか、春先の播種期の重点的に多忙になる時期どうする、これから収穫時期どうするということもございますので、それらをまだまだ元気で動ける方々がおられますので、若い方も含めた中での雇用も促進できるのではないかというふうに考えてございますので、その辺の考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

再質問の答弁をさせていただきますが、これは基盤整備はやはり御質問のとおり最優先なのですよね。去年の予算までは、当初の予算は少ないのです。補正でもっていたものだから、対前年比で比べたら遜色ない予算になっているのですが、例えば当初予算が10としたら、補正が50ついているものだから、前年と比べたら遜色ないようだけれども、中見たらがっぱり違う、だから配分が半分以下なのです。こんなことでは計画にならないでしょうと、ただ聞くと、今、御質問ありましたように、本州全体で要望が多かったから少ないと、要望があったから少ないというのは、それはわかったわけではないけれども、限られた予算だから、でも計画始まってこの事業、例えばうちの営農用水が24億かかります、18億が24億になったわけだから、24億を複数年でやるとしたらちゃんと計画して出しているわけだから、畑総も22億かかります。22億を6年、7年でやりますと出しているわけだから、それはそれでやってもらって、新年度の新規の事業はそれぞれ時間かかりますというのはわかるけれども、もうスタートしたやつが途中で事業できなかったらやはり半分にしてちょうだいと、こんな予算ってないでしょうということを今、強く求めているのです。もちろん本別だけではないですけれども、十勝全体、大きな事業ですから、本当に雨降って、三日降っても1日たてばもう畑入れるぐらい基盤ができて、本当にこの作業としては物すごく進みやすい、本当に基盤整備のおかけです。こういうこと含めてしっかりと予算をつけていただけるようにお願いして、今、概算要求もかなり予算をしているのですが、ただ、それぞれの省庁が概算要求しても本当は一つしかないから、どうなるかわかりませんけれども、でも最大限、予算とっていかないと大変な年数がかかってしまうので、一日も早く基盤整備ができることによってそこから、しっかりとした宝物が生産できるわけですから、それをしっかりこの予算の役割として全力を尽くしていきたいなというふうに思っています。また、生乳の関係などそうですけれども、これは前から何回も言っていますけれども、私ども牛持っていないから、これでやるといってもできないのだよと、皆さん方にお願いするしかないのです。だから酪対でも含めていろいろなところでお話するのですけれども、そのためには例えば明治の職員の方も必ず来てくれていますから、その紹介や何かには生乳の量もそうだし、また質も上げてくださいと、管内の人は残念ながらトップクラスのほうにまだ行けないというのはあるので、それらを含めて農協も指導しているし、またそれぞれの農済だとか関係団体に指導しながら頑張ってほしいということでありますから、特に本当に30年前に明治がどうだ、こうだという話が出たときから、本当に何とか存続するために、いろいろなことで働かさせていただいた立場ですから、二度とあのようなことにあわないように全力を尽くしてまいりますし、特に明治乳業と北糖のあるこの本別の農業の体系の中で、乳製品の、そして酪農の代表する工場と畑作の代表する製糖工場、これは本当に宝物ですから、これは何としても守るため、だからビートも1列でもいいから、畝1本でもいいから本当に多くつくってください、まず原料がなければだめなので、ということ含めていつもお願いしながら、そのためにはつくっていただいたら何がいいとずっと農協と協議してきました、種がいいのか何とかと、土壇場でひっくり返ったなどいろいろありますけれども、それでも最終的にはつくっていただいた分の面積は基盤整備でいきましょうと、町独自とそれぞれ独自の予算の中の基盤整備、そして基盤整備して、またそこでずっと4年たてば輪作ですから、全圃場に行き渡ると、最近、サブソイラーを入れないと、結構固まって暗渠の効果が出ないと結構、これは畑により出ていますから、そういう地帯がないように、しっかりとまた全体をいい圃場にするように含めてありますから、それぞれ必要な協議、必要な対策というのはしっかり協議してやっていますから、とにかく北糖は少しでも原料を多くして、明治乳業は量もそうだし、そして本当に質のいい牛乳を出してほしいと、こういうことを含めてありますので、特に今、本町は粉ミルクから生ミルク、クリームになりましたから、よりこの品質が非常に高く評価されて、日本中の大手の大きなお菓子だとか、それぞれのメーカーが使っていただいているというふうに、本当に代表的なところですから、これを何とか持続継続していけるよう頑張っていかなければならないと思って、それは協力いただけるように、しっかりと農業者の皆さんにもお願いしていこうと思っております。残念ながら、このコントラクターとかヘルパーの関係については今までやってきていますが、それぞれちょっと環境が変わるようなことがありますけれども、ヘルパー協議会などからもちょっとお願いされていまして、またそれにあわせて何回も答弁していますけれども、個体の導入の補助だとか、また預託だとか、また牧場の圃場のいろいろとそういう環境、条件、牛を飼っていただく、搾るまでの環境整備いろいろ対策を講じてやらせていただいてますから、それら含めて、またことしもJAとの政策協議もありますから、その中でも新しく、またいろいろな事業について協議を行える、懇談を行いながら必要な対策を講じていきたいと思っております。以上であります。

質問 4番 大住啓一

細かく答弁をしていただきましたが、事業所の関係で午前中の質問にもありまして、かぶっている部分もございますけれども、先ほども質問したようにこれから予算編成等々ありますので、来年度まであと半年ぐらいでございますのでより一層農家の方でない方も含めた、特に農業者の方々、そういうことも含めて、なかなか宅配だけでもこれはなかなか難しい面もありますので、できれば市街地に住んでいる高齢者の方、足のない方々には便宜を図るようなスタイルをJAさんとも協力をしながらやっていくべきではないかと思いますので、その点の確認を求めるものでございます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

先ほど一部、名称を挙げましたけれども、高齢者等の住まい・生活支援検討委員会というのを立ち上げて、JAと商工会、社協、そして町とあわせて今やっていますので、特にこれは買い物のメニューを決めていただいて、それを直接、お客様のところに宅配をすると、そういう方式、それとあわせて見守りだとか、種々のいろいろな手続き含めて、その中で支援をしていこうという、そういう方向ですから、ぜひここにもJAも商工会も含めて積極的に参加をいただいて、ただJAは別ですけれども、商工会になると直接自分で店舗持っていませんから、それは伝えるとか、取り組みを推進、言ってみれば促進させる立場ですけれども、でもその中でも特に商店街の人、できれば一つ買い物したらぽんと用意して街中、農村部を御用聞きのように毎日歩いてもらうとか、そういうのって本当にやってほしいなと思うのです。行けば本当にあれですよ、俗っぽいけれども、商売に絶対になるから、しているんだからと言ってやっているのですけれども、誰か若い人たち何とかして力を入れてやってくださいと、まず仕入れなんか一番ありますから。そういう意味では、環境なんかすごく割りと届くところなので、ぜひそのようなこと含めて、もちろんそういう買い物だとか、そのようなこと含めてもちろん、ただ売れたか売れないかと聞いているだけでなくて、我々ももちろんみんな協力をして、そういうことが実現できるような方法をとっていきたいと思いますので、それは随時、このせっかくの検討委員会ができていますので、この中でしっかりと地域の人に少しでも喜んでいただけるような体制をとっていきたいと思いますので、以上であります。

出典:本別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる