みんなの議会

本別町議会 令和3年第3回定例会 2021年10月12日

町国保病院の経営と新たな特別養護老人ホーム建設は

2021年10月12日、本別町議会の一般質問で、大住啓一議員が「町国保病院の経営と新たな特別養護老人ホーム建設は」について質問し、町長 佐々木基裕、老人ホーム所長 前沸清治が答弁しました。

質問者
大住啓一 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、老人ホーム所長 前沸清治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 6番 大住啓一

次に、2問目の町国保病院の経営と新たな特別養護老人ホーム建設についてお伺いいたします。医療と介護の連携は、町長の公約、さらには、施政方針などにおいても力強くお話ししていると認識していますが、町国保病院の経営改革推進と高齢化社会に対応するため、大型の特別養護老人ホームの建設が急務だと思いますが、お考えはいかがでしょうか。1点目の町国保病院の経営については、急激な人口減少に伴う患者数の減少が、国保病院を運営する上で大きな支障の一つであると認識しています。議会として、国保病院の運営に関する調査特別委員会を設置し、近く町民の皆さんに報告できる状況にあります。町として、報告書を参考とした上で、行政の最高責任者として、町民の皆さんが願う国保病院の運営を目指すべきと思いますが、考え方をお伺いいたします。2点目の本町においても高齢化が進み、定員50名の特別養護老人ホームは常に満床の状態になっています。施設においては、築40年が過ぎ、老朽化が著しい状態であり、建て替えの時期も来ていると思っております。現在は、入所待機者の軽減を図るため、国保病院との連携で、空いているベッドの活用も行なっているように認識しております。町長がお話ししている安心して最期を迎えることができる町にすべきと思いますが、今後の政策展開をどのように進めるか、考え方をお伺いいたします。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕大住議員より質問ありました町国保病院の経営と新たな特別養護老人ホーム建設について答弁させていただきます。まず、1点目の質問でありますが、町国保病院の年間の患者数は、平成28年度から昨年までの5年間の状況を見ますと、入院では、毎年の増減はありますが、年間1万6,000人程度で推移している一方、外来では、平成28年度の約4万7,000人から毎年3,000人程度減少し、さらに昨年度は、コロナウイルスの緊急事態宣言によります外出控えや医師の入退職などにより、減少幅が大きくなっており、議員御指摘のとおり、収益に与える影響が大きくなっているのが事実でございます。今後も人口減少と、それに伴う患者数減少の傾向は継続していくものと認識しておりますが、そうした中でも医療サービスは、町民皆さんの暮らしの安心に大きく寄与するものでありますので、できる限り長期間持続可能な経営体制を構築していかなければならないと考えております。現段階におきましては、収益確保に向け、入院、外来それぞれ患者1人当たりの診療単価の上昇に取組、一定程度の効果を得ているところでありますが、私の掲げる対話を重ね、思いを一つにの基本理念に立ち、これから頂ける国保病院の運営に関する調査特別委員会の報告、そして本別町健康長寿のまちづくり会議など、あらゆる機会を通じて様々な意見をお聞きしながら、また、職員自らのアイデアを募りながら、町民から必要とされる病院づくりに取り組んでいく所存でありますので、御理解を賜りますようお願いいたします。2点目の特別養護老人ホームの件につきましては、議員おっしゃるとおり、現在の特別養護老人ホームにおきましては、定員である50床が常に満床状態にあることや老朽化が著しいことは、喫緊の課題であると認識しているところであります。本別町健康長寿のまちづくり会議により具申をいただき策定しました、第8期銀河福祉タウン計画では、介護保険制度など社会環境の変化や町内における施設入所状況の変化、また、町財政実情の変化などを鑑みて、改めて検討を行なうこととしており、現在その検討を始めたところであります。検討に当たりましては、昨年度に実施した高齢者実態調査の結果を踏まえるとともに、町民の皆様や本別町健康長寿のまちづくり会議をはじめ関係団体、町議会からの御意見も頂戴し、スピード感を持ちながら進めていく所存でございますが、高齢化が進む中においても、人口減少が進み、支え手が減っていく状況を踏まえ、規模や運営方法、施設入所の在り方や高齢者の住まい方、他の医療・介護施設との関係性や、皆様から頂戴する介護保険料への影響など、あらゆる視点から慎重に検討する必要があると考えております。特別養護老人ホームの整備につきましては、本別型地域包括ケアの推進に欠かすことのできない要素であると思っておりますので、丁寧な論議を重ねながら、第8期銀河福祉タウン計画期間中に新たな基本構想、整備計画を策定し、第9期の計画が始まる令和6年度には、建設に向けた事業に着手できるよう取り進めていく所存でありますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 6番 大住啓一

国保病院と介護施設について、町長の思いも含めた中で御答弁いただきました。国保病院については、私ども議会のほうでも喫緊に、次の定例会までには何とか報告書を出したいと考えておりますので、それらを踏まえた中での、今の御答弁にもありましたように、関係団体の方々とも協議して、これは基本的な話ですから、その辺はそれでよしとして。介護施設のほう、特別養護老人ホームのほうですが、先ほど来から言っているように、数字の足し算をするつもりはございませんけれども、今の50床が、誰が見ても、向陽町にある特別養護老人ホームは、空いているときがないぐらい、ほとんどないと思いますが、常に満床だということと。私の認識では、待機している方々が50数名いるということのようでございます。ただ、待機者の中には、民間の施設に入っている方々も含めてのことですから、実際の数字はもっと小さくなるかもしれません。それが10人、20人であっても、今入っている方々が50人いて、そのまま違うところに建てて移るとなれば、それで50人はそのまま。20人が待っているとすれば、50人に20人足して70人。それと、私も議会で再三質問させていただいていますが、住所地特例で町外に出ている方が20数名いると思います。戻って来ていただきたいということではなくて、それもこの後ある程度のお話が出てくるかと思いますが、町村負担分を本別町が払っているということでございますから、その辺は町民の皆さんにも納得していただいていると思いますけれども、財政の運営上、余り望ましいことではないのかなと私なりに思っているものですから、できれば、数字を申し上げますと、100人近くになるものですから、そのぐらいの規模の特別養護老人ホームがあってもいいのかなという気はいたしております。今、町長の御答弁で、令和6年ということでございますから、今、令和3年ですから、4年たちますと、令和7年までが町長の1期目の任期になるのですかね。ですからその辺で、1期目のうちにということでの公約といいますか、皆さんとのお話ですから、そのとおりいっていただければいいですし、私どもも協力することはいたしたいと思いますけれども、あとは、どこに建てるか、規模という問題になってくると思います。介護施設と医療との関連でいきますと、普通に考えますと、どう考えても医療施設と隣接した場所に介護施設の80人の規模であれ、100人の規模であれ、120人の規模であれ、隣接した施設を建設するのが一番経費の軽減にもなりますし、理想的な展開だと思いますけれども、その辺の町長のお考えは、どのような考え方を持っているのか。国保病院の運営については、私どもの報告書が出てからということのお話もありましたので、介護施設の特別養護老人ホームの考え方について、今なかなか細かいことをお話しできないのなら、それなりで結構ですけれども、ある程度筋道立てて、いつ頃までにお話ししたいのだということであれば、答弁を求めるものでございます。

答弁 町長 佐々木基裕

再質問についてお答えをさせていただきます。議員おっしゃるとおり、今、現有の特別養護老人ホームにつきましては、築40年以上が経過しているということでございまして、近年、建設についていろいろな検討をしてきたところでございます。しかしながら、その時期がかなり先にありましたことから、今の建設計画を前倒しをしながら、町民の皆さんが望む、そういう施設をつくりたい、そして建設したい、そう考えているところでございます。施設建設に当たりましては、やはり医療とそれから介護のつながり、これは私も連携をしながら、そういったつながりを持った施設が望ましいと、そう考えているところであり、建設場所等につきましても、それらを踏まえた上で、これから検討してまいる、そう考えているところでございます。施設の規模、そして入所見込み数を精査しながら、建設場所、それからそれに対する、どのような施設にしていくのか等々をひっくるめまして、早急に担当部局と協議を進めながら、固まった段階で町民の皆さんにお示しをし、そして議会にもお諮りをしていきたいと考えているところでございます。待機状況等につきましては、担当部局のほうから説明申し上げます。

答弁 老人ホーム所長 前沸清治(老人ホーム所長は2021年10月まで)

質問に答弁させていただきます。入所申込者の状況としましては、8月時点になりますけれども、54名という形となっております。居住地、いわゆる本別町と本別町以外ということであれば、本別町の方は45名、本別町以外は9名というような状況となっております。以上でございます。

質問 6番 大住啓一

町長にも担当所長にも細かく答弁いただきました。これは、いろいろなお話がありまして、前町長とも相当お話しさせていただいた中では、団塊の世代の方々が、俗に言う後期高齢者になるのが何年後、そのときそのときであれば何年後、それが過ぎると利用する人がほとんどいなくなるのではないかと、これは国のそういう議論をする学者先生の中にもおられます。ただ、私が言いたいのは、そういう一番人口の多い年代の方々がということになれば、それは理解できますけれども、6,600人の町で、どうしても施設介護が必要だという方々が何十人も何百人にもいるとなれば、これは町長のおっしゃる、町民の皆さんに対話を求めていくという観点からすれば、一番大切なことだと思います。ただ、老人ホームが50人規模であれ、100人規模であれ、計画を立てて中央省庁に要望を出して、基本計画をやって調査設計をやってということであれば、それで黙って2年、3年が過ぎていくということでございますから、相当のスピード感を持って進んでいかなければならないのではないかと思っております。今、昭和の第二次世界大戦が終わって、その先輩たち、私ども含めて、もう前期高齢者は過ぎている年代になってきていますから、あとは後期高齢者になって云々ということでございます。そこら辺の人たちにもやはり目を向けていただければ、血の通った町政というのですか、そういう部分が町長が求められている、日々おっしゃっていることにも通じるのではないかと、かように思うところでございます。それと、先ほど町長の答弁の中で、医療と介護が連携していると。これは当たり前のことですから、やはり太陽の丘に福祉ゾーンをつくった段階から、20年も前からそういう計画があります。途中途中で紆余屈折して、地域密着型の20人、29人というお話もありましたけれども、ここは原点に戻って、やはり100人規模がいいのか100何十人規模がいいのか、その辺も町民の代表の方々、私どものほうに協議をさせていただけるチャンスといいますか、タイミングがあればよろしいのかなと。町長が代わって、町民の人たちが一番考えているのは、この部分も大きいと思いますので、町長の言葉で、どのようにお考えになっているか、お知らせいただきたい。

答弁 町長 佐々木基裕

大住議員のおっしゃるとおり、私の大きな町政の課題解決の一つは、この老人ホームの建設の問題であろうと認識しているところでございますし、この建設場所、それから規模等々につきましても各関係機関、そして町民の皆様方とよく協議をし、論議を深めながら時代に合った老人ホームを建設してまいりたいとそう考えているところでございます。入所状況につきましては、今、担当課長のほうから御説明をさせていただいたところでございますが、ただ、今、本別町は人口減少傾向にございます。現在、令和3年度でありますが、65歳以上の高齢者の人口は今2,800人弱おられますが、これが令和22年度、要は2040年におきましては1,800人台になろうという推計も出てございます。それと同時に、町内で最終的に特別養護老人ホームに入所を希望する方の調査、そして町外からの本別町に、そういう施設に入所される希望を持っている方等々の調査も十分しながら、そこの入所者数に合った特別養護老人ホームを建設する必要があると思ってございます。小規模がいいのか、大規模がいいのかもひっくるめて、いろいろな御意見をいただきながら最終的に判断をしてまいりたい、そう思ってございます。また、様々な情報を、アンテナを立てて情報収集に努め、建設場所もそうですが、建設費もひっくるめて、どのような補助金、そしてそこに付随する一般財源の支出、そこも折り合いを見ながら建設に向けた計画を協議してまいりたい、そう考えているところでございます。

質問 6番 大住啓一

就任してすぐの町長に、これがどうなのだ、あれがどうなのだという聞き方も非常に私もつらい部分がございますけれども、先ほど来から申しているとおり、この養護老人ホームについては、町民の皆さんが、極端に申しますと、ほとんどの町民の方々が注視していると。今までの行政からの説明では、これがいいのではないか、あれがいいのではないかという話は出ています。議員協議会でもお話は賜っています。最後、確認したいのは、議会でのやり取りが決定ではないということは理解いたしますけれども、ある程度町長の思いも今聞きました。町長が就任されて、皆さんの話を聞くというのは、これは当たり前のことでございますけれども、議会とのやり取りの中でそういうことも、かじを切っていく部分で一番大事なことではないかと思いますし、その辺についてどのように考えているか。それと、今までの場所だとか規模だとかというのは、言葉、ちょっと乱暴に言いますと、全て白紙にして、これから関係団体の方々、我々議員と町民の皆さんと話をしていくという解釈で、町長、よろしいのでしょうか。そこの部分だけ確認をさせていただきたい。

答弁 町長 佐々木基裕

議会議員の皆様との関わり方等につきましては、大住議員のおっしゃるとおり進めてまいりたい、そう考えてございます。建設に関する部分につきましては、また、一旦白紙に戻すのかということでございますが、この部分につきましては、入所者見込数と、それから希望アンケート等につきましては、従前も実施しておりますし、これからまた実施する予定でございます。今まで培ってきた情報を基に、今後どのような建設地を選定し、規模を確定するのか、その部分につきましては、新たな視点の下で考えていきたい、そう思っているところでございます。以上でございます。

質問 6番 大住啓一

1回でお話しすればよかったのですが、そういう考えで理解をいたしました。私どもも議員という立場でございますし、次の定例会は12月に予定されることだと思います。その間にある程度の方向性が決まれば、議員協議会等々で、場所までとか、規模だとかはいいのですけれども、こういう方向で行きたいと、ただ、お金がこれだけかかるのは、それがちょっと難点なのだとか、そういうことが出てくると思います。それらも含めて我々のほうに、当然町民の皆さんにも報告する責務はありますけれども、その辺だけ、最後、お知らせいただきたい。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁させていただきます。12月の定例会といいますと、今もう10月の中でございますので、時期的、時間的、それから町民の皆さんの考え等々を鑑みれば、12月の定例会には、私どものほうからその案についてお示しするのは厳しい状況ということで捉えているところでございます。今月中に、健康長寿まちづくりの会議もこれから開催する予定でございますので、そちら等の意見もお聞きしながら進めてまいりたいと考えておりますが、いずれにいたしましても、この特別養護老人ホームの建設につきましては、来年度、それからその次の年、2年間をかけて十分に検討を進め、その次の3年後に実施計画に移行できればと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 6番 大住啓一

これで、大住の質問を終わります。

出典:本別町議会 令和3年第3回定例会 2021年10月12日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる