広尾町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日
コロナ禍において現在子どもたちが置かれている現状とその打開策について
2022年6月8日、広尾町議会の一般質問で、松田健司議員が「コロナ禍において現在子どもたちが置かれている現状とその打開策について」質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 松田健司 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 1番 松田健司
私は、コロナ禍において現在子どもたちが置かれている現状とその打開策について、子どもの外遊びを推奨する視点から質問いたします。新型コロナウイルス感染症の流行により生じた様々な活動の自粛、マスクの着用などの制限が始まってから3年目を迎え、それらのことによる悪影響は、子どもに対する意識調査の中でデータとして顕著に表れていると小児医療研究の国立機関、国立成育医療研究センターからの資料により報告されています。4人に1人の子どもが運動量が減っている。ゲームやスマホの画面を見ている時間は、4割以上の子どもが1時間以上増えている。また、対人関係の中で、約半数の子どもがマスクの常時着用により顔の表情が読めず、先生や大人に話しかけにくくなったと答え、そして、7割を超える子どもがコロナ禍の中で様々なストレス症状を抱えているとのアンケート結果が公表されています。ストレス症状が進行していくと、不登校やひきこもり、鬱病から自死へとつながり、令和3年度に文科省が発表した数字は、そのどれもが過去最多を記録しています。ゲームやスマホが普及し始めた頃から問題視されていた子どもが外に出て遊ばないことによる運動不足や対人関係の希薄化、それらのことを起因とするストレス症状は、コロナ禍によってより増加に拍車がかかっていることも指摘されています。一方、広尾町には、子どもたちが自由に遊べる公園として丸山公園、新丸山公園、大丸山森林公園などがあり、外遊びができる環境が豊富にあるにもかかわらず、公園の近隣住民や保護者などからは、子どもが遊ぶ姿を見なくなった、たまに見るが利用者が大幅に減っているとの声が聞かれます。コロナ禍で人との接触自体がためらわれる社会環境の中では致し方ない現象だとは重々承知はしておりますが、子どもが外遊びをしなくなったことによる弊害を示すデータをしっかりと受け止めた上で、行政や地域の大人たちが知恵を絞り、ウィズコロナ、アフターコロナの観点に立ち、地域社会における子どもたちの遊び場や生育環境について議論を重ね、まちづくりの中に組み込み、実装していくことが早急に求められていると認識しています。そこで、町長にお聞きします。広尾の子どもたちが健全に育っていくためには、野外での遊びや活動、自然体験が欠かすことのできない大きな柱の一つであり、子どもたちが様々な経験をするその始めの一歩として、公園が本来持っている機能や意識を改めて見直す機運が高まっていると感じていますが、それらのことへの認識や取組、現状での課題等があればお聞かせください。また、子どもたちが外で遊ばなくなった、子どもたちをもっと外で遊ばせたいとの町の声に対する町長としてのお考えがあれば、お聞かせください。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
松田議員の質問にお答えをいたします。自然体験の場としての公園の在り方についてであります。町内には丸山公園や新丸山公園、大丸山森林公園など大小様々な公園があります。そこには遊具や池、広場など誰もが自然に触れ合える場所があります。しかし、他町村の公園のように大型遊具が充実していない現状でもあります。また、公園緑地や子どもの遊び場などに対する満足度が低い状況であると理解をしております。今後の取組につきましては、令和4年度から公園の整備に向けまして、基本計画、基本設計を行っております。今後も公園の整備につきましては、町民の意見を反映しながら、憩いの場としての公園整備に向けて取り進めてまいります。以上、答弁とさせていただきます。
質問 1番 松田健司
ただいまいただきました答弁で、現状の認識といいますか、子どもたちがなかなか遊びに来なくなった要因の最大的なことだと思うのですけれども、大型遊具がないだとか、目立った楽しい施設がないためという分析が出ましたけれども、私が小中学生児童の保護者や療育関係者複数人に、コロナ禍以外の要因で今なぜ公園で子どもが遊ばないのか、遊ばせられないのかを伺ったところ、ヒグマや不審者の出没に対し、警戒を促す情報発信は度々あるが、発信後に行政側の対応がどのようになされているのか、それが分からないために、いつまでもヒグマや不審者などに対する不安が拭えず、それが常態化し、公園で遊んだり遊ばせたりすることがためらわれるとのお話を多数伺いました。ヒグマや不審者に対しての行動、それは行政側の基本的な対応は、いずれも目撃情報があってからの対処にならざるを得ないことは承知していますが、そのような不安要素をできる限り払拭していくような取組が必要になってくると思いますが、そのことについて具体的な考えがあればお伺いしたいと思います。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
公園をなかなか利用してもらえない要件については、ほかの要素ではいろいろお聞きをしているところでありますが、今、議員おっしゃった熊ですとか不審者、以前にはそういうこともあって注意を促したところではありますけれども、しかし、そのような対策につきましては、当然不審者につきましては大変重要な課題でありますから、防犯カメラの設置ですとか、子ども110番ですとか、いろいろな対策も講じながら進めているところであります。また、ヒグマにつきましては、やっぱり環境整備が大事だというふうに思っておりまして、熊というのは自分が隠れるところがあればそこに出るのだそうでありまして、そういった意味では、草刈り等、雑草が生い茂らないような、そんな対策もしていかなければならないと思っております。
質問 1番 松田健司
先日、新しい公園整備に関わるスケジュールが発表されたところですけれども、それによりますと、予定どおりにいっても3年後の供用開始という見通しが示されました。少なくともそれまでは既存の公園を最大限活用して、子ども同士気軽に外遊びできる環境づくりが早急に望まれるところですが、先ほど私がお話ししました鳥獣対策、不審者対策、それらを後押しするような取組として、例えば散歩やジョギングを楽しむ人たちに行政として働きかけて、それぞれのルートの中で公園に行くことを組み込んでもらえるようなことを行政として働きかけて、できれば子どもたちの活発な活動が見込まれる時間帯に合わせていただき、見守りや見回りを兼ねて楽しんでもらえるような広報などを通じてのお願いなど、コストをかけずにすぐにでも取り組めるようなこともあるかと思いますが、そのようなことについての提案、どのようにお考えか、再度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
やっぱり子どもというのは遊びが大事であります。また、子どもだけで公園で遊ぶわけではなく、保護者もついてくるわけでありますから、そういった人と人の触れ合いの広場でも公園というのはあるわけでありまして、そういった意味ではやっぱり公園の重要さ、認識を新たにしているところであります。今、議員おっしゃったそういった環境整備を整えることも大事でありますから、不審者というのは公園に限らず全体のまちづくりの関係で情報提供、情報の発信をしていかなければならないというふうに思っておりますし、そういったことを見かけたらすぐ情報提供を役場のほうにお願いをする、そういったこともすぐできる活動でありますので、しっかりやっていきたいと思っております。
質問 1番 松田健司
先ほども言いました広尾町にとって久しぶりの大型事業の公園の新設が間もなく始まろうとしていますが、子どもたちの成長は一年一年がとても重要です。我々が感じる1年よりも、さらに子どもたちは当たり前ですが重要で、今何がどうできるかという、我々大人たちがそういう子どもたちに対して何ができるかという視点を常に持って、全てのまちづくりに取り入れるという意識が様々なところで必要になってくると思いますが、重ねるようでございますが、そのようなまちづくりの中に子どものことを思うような視点を積極的に取り入れて、これからやっていただけるようなことについて最後質問したいと思います。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
公園づくりにつきましては、まちづくりみらい会議も2回開催をしておりますし、あらゆる場所で、また保護者、それから実際子どもたちからも意見を聴取するスケジュールをお示しさせていただきました。そういったことを積み重ねながら、何が住民の方が望んでいるのかというところを十分把握しながらやっていきたいなというふうに思っております。本当に久々の大型事業でありますから、やっぱり禍根を残さないようにしっかり、この公園というのはまちづくり推進総合計画の住民アンケートでも上位に来る住民要望でありますから、しっかりと住民要望に合った公園づくりをしていきたいなというふうに思っているところであります。