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広尾町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日

災害時における避難所の「新型コロナウイルス」への対応について

2020年6月11日、広尾町議会の一般質問で、松田健司議員が「災害時における避難所の「新型コロナウイルス」への対応について」質問し、町長 村瀨が答弁しました。

質問者
松田健司 議員
答弁者
町長 村瀨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 松田健司

私は、災害時における避難所の「新型コロナウイルス」への対応について、町長にご質問させていただきたいと思います。近年、地球規模の気候変動により大型化が進む台風が北海道にも上陸し、南十勝にも甚大な被害を及ぼしており、避難所へ避難する状況も毎年のように発生しております。広尾町においては、災害時における食料や物品の備蓄も毎年増やしており、専用の備蓄倉庫の導入も検討しているほど充実してきていると伺っておりますが、このたびの新型コロナウイルスについての対応は、想定外のことであると思います。ですが、想定外であるがゆえに早急に対応していかなければならないことが多々あると思いますが、そのお考えをお聞かせください。次に、避難所においての新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑える観点から、各避難所の想定避難人数を減らし、水害や家屋の倒壊などの危険性がない場合は、自宅での待機や親戚宅への避難、また、状況によっては民間宿泊施設への協力などを広く町民に呼びかける必要があると思いますが、その考えをお聞かせください。3番目に、5月 29 日に武田防災担当大臣が記者会見にて発言された内容では、追加の「地方創生臨時交付金」を柔軟に活用し、パーティション、いわゆる間仕切りや段ボールベッドの購入、消毒薬やマスク、そして対応職員用の対ウイルス防護服や避難されてきた方へ実施する体温測定器などへの積極的な備蓄を各自治体に対し呼びかけられております。また、新型コロナウイルスにとても有効だと報道される紫外線除菌灯やオゾンガス消毒器の導入、避難所においてのゾーニングやプライベート空間の確保にも有用なアウトドア用ファミリーテントの導入についてのお考えをお聞かせください。最後になりますが、避難所において新型コロナウイルス感染疑いの方が発生した場合のシミュレーション等がありましたらお聞かせください。以上、よろしくお願いします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

松田議員の質問にお答えをいたします。災害時の新型コロナウイルス感染症対策についてであります。避難所における感染症対策についてでありますが、5月 12 日に新型コロナウイルス感染症を含む感染症対策を加えた北海道版避難所マニュアルの改正が道内自治体に示されたところであります。感染の疑いがある人と症状がない人の避難スペースを分けることや、密集、密接、密閉の3密の回避、物資の備蓄、避難者自らが持参することが望ましいものなどが示されておりまして、北海道のマニュアルを参考に感染防止対策に取り組んでまいりたいと考えております。本町の避難所は、現在、第1避難所として 16 か所、6,820 人が収容可能であります。2次避難所として 18 か所で 2,010 人が収容可能であります。また、福祉避難所として4か所で 190 人が収容可能となっております。改正されました北海道のマニュアルでは、避難者同士の距離は四方を最低1メートル以上空けることが示されておりまして、避難所に住民が集中することを避ける対策として、そのときの災害の状況で可能な限り多くの避難所の開設、また、親族や知人宅、ホテルなどの民間宿泊施設へ避難していただくことを準備していかなければならないと考えております。今まで避難行動における感染防止対策については、住民への周知を行っていないところでありまして、今後取り組む必要があると思っております。感染防止対策に関わる災害非常用備品については、現状では備えられていない状況であります。ただいま個々の備蓄品を挙げてご提言をいただいたところであります。どれも感染防止対策として必要でありますので、国の第2次補正による地方創生臨時交付金を活用して、備蓄数量等の積算をしながら備蓄を進めていきたいと考えております。避難所での感染者、疑いのある方の対応でありますけれども、避難所に到着された避難者一人一人の検温などの健康チェックを行い、発熱、せきなどがある方は、可能な限り個室にする必要がありますけれども、やむを得ず同室になる場合は、パーティションで仕切るなどの工夫を講じていく必要があると考えております。災害時においては種々の制約が想定されますけれども、できる範囲で感染防止対策に取り組んでいきたいと考えているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 1番 松田健司

今の答弁いただきまして、そうはいっても台風が想定される時期というのは8月、9月、例年ではそんなふうな時期にやってくることと想定されているのですが、今6月でありまして、その想定までには残り少ない月日となっておりますので、可能な限りというか、早急に対応していただきたいなと思っておりますが、その点について再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

今、議員おっしゃったように、本当にこれから台風シーズンになるところであります。それからまた津波、いつ来るか分かりません。過去においても避難所の開設を行った経験がございます。先ほど避難所の収容人数を申し上げましたけれども、コロナ対策をすることによって、ほぼ3分の1程度になるのではないかというふうに言われているところでありまして、やっぱり避難所のシミュレーションをしっかり、このコロナ対策を前提にしてしなければならないというふうに思っているところであります。早急にその見直しを進めてまいりたいと思っております。

質問 1番 松田健司

今いただきました答弁で、現在、避難所における想定人数、先ほどお話しいただいたとおりの人数だとは思うのですけれども、それは今おっしゃってもらったようにコロナウイルス禍の前の想定人数であろうことと思うのですが、それを踏まえた上で避難所における避難人数をコロナ用に検討し直す必要がまず早急に取られるべきではないかなと考えております。次に、3番目の項目なのですけれども、パーティションだ、段ボールベッドだ、消毒液や、あと最近、報道とかで出ております紫外線除菌灯やオゾン消毒器、それらのものは報道でも出されているところなので、今現在、早急に対応しても自治体同士の物品の取り合い、既に発生していることと思うのですが、それらのことも踏まえて早急に対応していただきたいなと思います。最後に、シミュレーションの話をちょっといただきましたが、そこで重要になってくるのは、ゾーニングされて仕分作業された後の避難された方の動線の確保、感染疑いのある方と健常者の方を確実に仕分けできるような動線の確保、併せてお願いしたいと思いますが、その点についてよろしくお願いします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

避難所の仕分については、今までは福祉避難所の分けだけだったのですね。一般の方と、それから福祉的な支援を必要とする方だけだったのですけれども、それに加えてコロナ感染でありますから本当に、今、議員おっしゃったように、避難所に来た方一人一人を体温測定して、何でもない人、それからちょっと症状のある人については別な部屋を用意しなければならないという、そういうことが発生してくるわけであります。そうすると本当にこの避難所でいいのかというところ、個室も用意しなければなりませんし、そういったシミュレーションが必要かなというふうに思っております。段ボールベッドも、テレビ報道されましたけれども、今までの段ボールベッドではなくて、飛沫が広がらないように、つい立てがちょっと高くなっている段ボールベッドが必要なのだそうです。やっぱりそういったことも日々変わってきていますので、しっかりとした、どの程度の対策、備蓄ができるか非常に難しいところでありますけれども、そういったまずは避難をされた方のコロナ対策の動線の確保、部屋の確保、そういったものが重要かというふうに思っております。(「以上です。ありがとうございました」の声あり)

出典:広尾町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる