広尾町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日
(1)国民健康保険の都道府県化の課題について/(2)季節労働者の冬期間の仕事づくりについて
2017年9月12日、広尾町議会の一般質問で、旗手恵子議員が「国民健康保険の都道府県化の課題について」「季節労働者の冬期間の仕事づくりについて」について質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 旗手恵子 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 旗手恵子
初めに、国民健康保険の都道府県化の課題について町長に質問します。2018年度(平成30年度)から都道府県化するための準備が進められています。今年5月30日、道国保運営協議会が開催され、運営方針案が了承され、6月上旬に運営方針案を知事に答申、7月中旬に運営方針の決定、10月中旬に道議会で国保関連条例の制定、11月ごろに市町村の概算納付金の通知、2018年1月ごろ、各市町村へ確定納付金の通知、2月から3月、市町村議会で納付金を含んだ国保特別会計の決定、4月、都道府県化実施の予定となっているようです。8月23日の議員協議会では、「納付金、保険税率」等は8月下旬に示される、「一般会計からの繰り入れ」については、道より赤字解消計画を立てるよう言われているとの説明がありました。昨年12月に道が試算した、移管した場合の保険料がマスコミ報道されました。大きい市にとってはプラスになるが、小規模自治体の国保こそ困難になっていくことが予測される内容でした。南十勝4町村では大幅増額を回避してほしいと道に要請行動をしたところですが、その後の動きは何も説明されていません。今年6月に道庁からの情報提供を受けて、納付金等の仮試算をしたところの数字を見ると、2015年度、平成27年度賦課保険料と比較すると、2つの広域連合に加盟している21市町村を除いた全ての市町村で引き上げになるといいます。引き下がるところは一つもないということです。昨年11月以降にも道は仮試算をしていると思いますが、町に対しどのような説明がされているのでしょうか。道は激変緩和措置をとる計画といいますが、それも6年以内の解消を目途としていると聞いています。国も単年度赤字分と法定外繰入分の解消のため補填すると言っていますが、必要額に達していない不十分な額とも聞いています。これも6年以内の解消を目途としているといいます。6年以内で国保を取り巻く環境が大きく好転するなど考えられません。国保は、国民皆保険を支える重要な制度です。しかし、加入者は、低所得なのに保険料が高過ぎるという放置できない課題を抱えています。かつては自営や農林水産業に従事する人が主に入っていましたが、今は無職が4割を超え、非正規労働者など、被用者と合わせると8割近くが低所得者で、加入世帯の平均所得は下がり続けているのに、保険料は大幅上昇する、それにも限度があるので一般会計からの繰り入れもして制度を支えている実態があります。低所得者が入る公的保険は国庫負担で支えるのが本来のあり方ですが、政府は逆に1984年以来、国庫負担を減らし続け、さらに1年以上滞納した世帯から正規の保険証を取り上げる制裁の義務化まで行っています。国保法第1条には、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」とあり、国保は社会保障制度です。私は、昨年12月定例会に、国保制度の都道府県化による影響を町長に質問しました。保険料が上がり徴収強化が進むのではないか、国や道の介入が大きくなるのではないか、国保運営方針案策定に向けた道との協議内容はなど質問しました。その際、町長は、道移管後の保険料の試算について新聞報道で知った、非常に憤りを感じている。国庫負担の削減、そこにメスを入れないと解決しない話、国にしっかり要望することが大事だと答弁されました。今はどうでしょう。保険料の試算も明らかにされていません。国庫負担の増額どころか、不十分な激変緩和措置も6年後にはなくすと言っています。加えて、本町の行政改革推進計画では、国保税の所得割、均等割、平等割の税率の見直しにより、一般会計からの繰出金を減額するといいます。保険料の値上げを国保加入者にいつ、どのように周知するのでしょうか。説明も周知もおくれた都道府県単位化は延期すべきではないでしょうか。一般会計からの繰り入れは継続し、国保税の引き下げ、国庫負担の増額を求めるべきではないでしょうか。お答えください。次に、季節労働者の冬期間の仕事づくりについて質問します。季節労働者の冬期間の雇用と生活を支える冬期援護制度が廃止され、通年雇用促進事業が実施されましたが、通年雇用が促進されたとは言えない内容となっています。そのことから、十勝管内では季節労働者の冬期雇用対策を町独自で実施をしているところです。本町でも、平成20年度に307万円、延べ120人分の事業を実施、平成23年度当初予算に430万円、延べ152人分の事業費が計上され、仕事のないときに助かったの声が寄せられています。平成27年度には季節労働者の雇用対策事業として補正予算が組まれましたが、請負業者が冬期間の事業として実施したもので、季節労働者で希望する人が誰でも応募し就労できるものではありませんでした。大樹町、幕別町、士幌町など、管内の多くの自治体では、毎年、季節労働者の冬期間の生活を支援する事業として、支障木伐採処理、街路・公共施設等清掃業務、町有地雑木伐採事業、町有建物解体工事等を実施し、大変喜ばれています。先進市町村の事業実施状況を参考にし、冬期間失業を余儀なくされている季節労働者のための仕事づくりに力を入れるべきではないでしょうか。町長の答弁を求めます。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
旗手議員の質問にお答えをいたします。国民健康保険の都道府県化の課題についてであります。この国民健康保険制度につきましては、平成30年度より北海道が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等に中心的な役割を担っていきます。また、広尾町は引き続き地域住民と身近な関係の中、資格管理、保険給付、保険料率の決定、賦課・徴収、保健事業等、地域におけるきめ細かい事業を行ってまいります。北海道国民健康保険運営方針につきましては、解消、削減すべき赤字につきまして、目標年次を定め、計画的な解消、削減を図ることとされております。国保会計の運営は、必要な支出を保険税や公費負担などで賄い、単年度の収支を均衡させることが原則であることなどの理由によるものであります。現在、広尾町を含め、177市町村のうち、57の市町村で赤字解消計画を策定することになります。8月29日に開催されました第3回納付金の仮算定結果説明会におきまして、1人当たりで比較した現行保険税、これは赤字繰入金を全て保険税で賄ったもので比較をされますと、標準保険税率での保険税の伸び率が示されたところであります。177の市町村のうち、保険税が伸びた市町村が56、下がった市町村が121でありまして、広尾町の伸び率は1%でありました。管内では、伸びた市町村が13、下がった市町村が6でありました。北海道につきましては、激変緩和について1人当たりで比較して、保険税が前年度対比2%を超えないこと、6年間で13%程度の伸び率におさめることを基本としております。13%以上伸びる市町村については、激変緩和期間の終了後、対応策を検討しているところであります。広尾町の伸び率は1%で、激変緩和の対象とならなかったものであります。国保事業につきましては、構造的な課題を抱え、根本的な改革が急務とされてきたところであります。今後、北海道が財政運営の責任主体となり、国保運営の中心的な役割を担い、制度の安定化を図るものであります。一般会計の繰り入れに係る法定繰り入れ、それから施策等に係る法定外の繰り入れにつきましては、引き続き行っていくものであります。しかし、本来、保険税で賄われるべき赤字分について、北海道の方針、本町の行政改革の観点から解消、削減しようとするものであります。国庫負担につきまして、北海道、北海道市長会、北海道町村会、北海道国民健康保険連合会の4団体の連名により、財源確保に関する要請を行っているところであります。引き続き、財源等の拡充につきまして、要請していくことが重要と考えております。今後のスケジュール等についてのご質問もありました。11月ごろに本算定が示される予定であります。この本算定を受けまして、本町での保険税率の決定等々について議員各位に説明と協議をさせていただき、年明け早々に、先ほど議員がおっしゃったスケジュールに基づきまして、それぞれの手続をしていきたいというふうに考えているところであります。次、2点目の季節労働者の冬期間の仕事づくりについてであります。この季節労働者の雇用環境につきましては、年々厳しさを増して、雇用と生活、苦しいものと察しているところであります。平成19年度から通年雇用化に向けて通年雇用促進支援事業を推進しておりますけれども、建設業関係では期待するほどの通年雇用化の実績がなく、他の産業への転職もさらに厳しいものがあります。本町といたしましては、冬期間の雇用と生活の安定を図るため、平成20年度、平成23年度には明渠排水の雑木処理、平成27年には旧職業訓練センター解体撤去工事、旧陶芸棟解体撤去工事、28年度には旧かもめ児童会施設の解体撤去工事を実施してきたところであります。今年度につきましては、今回の補正予算で議決をいただきました豊似公民館解体撤去工事を、冬期間の生活の安定と雇用を確保する事業として位置づけているところであります。以上、答弁とさせていただきます。
質問 11番 旗手恵子
まず、1点目の国保の都道府県化の関係ですけれども、今、説明がありましたけれども、後ほどで結構ですから、その試算額がどういうふうになっているかというのを、ただ言葉で聞いただけではほかの議員もわからないと思いますので、ぜひ資料として提出していただきたいことと、それから道の運営方針も決定されたということなのですけれども、これも後ほどで結構ですが、議会にも提出をしていただいて、きちんと了解した上で次のステップに進んでいくというふうにしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。それと、道が運営方針を決めるときに、町として要望ですとか意見ですとか出したのかどうかということについて、お答えをお願いします。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
まず、要望の関係でありますけれども、第1回目、新聞報道をされて驚いたわけでありますが、その後、十勝町村会としても強く要望をしたところでございますし、南十勝としても歩調を合わせながら北海道にそれぞれ要望活動したところであります。そういったことを受けまして、北海道としても2回、3回と仮算定を重ねてきたところでございます。また、資料の提供でありますが、まだ途中での経過等でありますけれども、どのような資料が適当なのかちょっと検討させていただいて、提出をさせていただければというふうに思っております。なかなか決まっていない段階での資料の提出でありますから、十分協議をさせていただければというふうに思っております。
質問 11番 旗手恵子
道のほうでも、それから国のほうでも、激変緩和の措置をとるというふうには言っていますけれども、6年以内の解消を目途としているということで、1次の質問でも言いましたけれども、6年間で国保の加入者の所得が上がるですとか、健康状態がよくなって病院にかかる必要がなくなるということは考えづらいことだと思うのです。それで、公的医療保険で比較をしてみましたら、市町村国保というのは協会けんぽや組合健保、それから共済組合、後期高齢者医療で、ほかの医療保険と比べて一番加入者が多いのが国保なのですね。それで、所得に対する負担の率というのが、協会けんぽは6.2%で、組合健保は4.6%、共済組合4.7%、後期高齢者7.9%に対して国保は9.1%と、所得に対する負担の率というのが今でも一番高いのです。ですから、国保は国民皆保険実現のためにできたわけですけれども、低所得者が多いこと、これは国も初めから承知をしていたことなのですね。協会けんぽや組合健保は企業負担というものがありますけれども、国保にはそれがないからということで国が財政保証してきた、そういう経過があるのですが、その国の負担をどんどん減らされてきたから、町村でも一般会計からの繰り入れを必要に迫られてやってきたという経過があると思うのですよ。だから、国保の構造的な矛盾というか、財政力が大変厳しい中で運営しなければならないというものがあると思うので、単純に6年以内に激変緩和をやめますよと言われても、ああ、そうですかとは言えないのではないかと思いますが、町長はその点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
やはり根本的な解決というのは、議員が今おっしゃったように、国民皆保険、これはやはり趣旨を十分国も理解をする必要があるのだというふうに思っているところでありまして、この国庫負担、先ほど申し上げましたように、あらゆる関係団体、連名で国に要望しているところであります。しかし、赤字補填分について、やっぱり国が十分な補填がないままの状況においては、各自治体が、各保険者が赤字補填を行ってきたという実態があります。本町においても、法定ですとか政策でやっている以外についての赤字部分、本来はそれぞれの受益者が負担をしなければならないところを一般会計で補っているところであります。ここのところについては、本町、財政改革、今、行っているのですが、我慢して我慢して一般会計で繰り入れて、被保険者に求めてこなかったというところがあって、そこがやっぱり今、財政が逼迫している要因にもなっているところであります。ここのところは、やはり何とか解決をしていかなければならないという考え方も十二分に私たち持っているところでありまして、何とかここの赤字解消分については、この都道府県化に向けてぜひ解決していきたいというふうに思っているところでありますので、よろしくお願いいたします。
質問 11番 旗手恵子
やむを得ず一般会計から繰り入れしているということは、私たちもよくわかりますが、ただ、先ほども言いましたように、所得の低い人がやっぱり多く加入している国保ですから、国が本来はきちんと負担すべきなのですが、それをしていないという中で、全部それが保険にかけられると、これまた大変なことが、混乱が生じると私は思います。法定外繰り入れを禁止することも法的にはできないということ、これもはっきりしていますので、やはり国のレベルでは保険料負担軽減のための法定外繰り入れは、決算補填の繰入金として解消すべきものとされていますけれども、公費負担の水準によっては法定外繰り入れが解消できない場合もあるのだということを、国に対してもやっぱりきちんと主張し続けていくことが必要ではないかと思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
この赤字補填解消については、現在、都道府県化に向けて北海道のほうから強く指導がされているところであります。今後、計画的に解消すべき計画書を提出しなければならない、そんな状態になっているところでありまして、その計画の提出を求められているところであります。本町といたしましても、すぐ解決というのは無理でありまして、段階的に一定の年度をもって解消するという、今、方向で考えているところであります。
質問 11番 旗手恵子
さっきも言いましたけれども、国保の保険料というのは負担が重いということはもうはっきりしていますし、これ以上の負担増というのは避けるべきだというふうに考えます。これも国から強く指導されているということでしたけれども、これはやっぱり国、道にしっかり物を言う、財政負担を国に対してしっかり求めるということで、最後まで町長には頑張ってやっていただきたいと、そこのところが崩れたら、結局、高い保険料になって、ますます今まで以上に徴収を強化しないとならないと、もしくは医療費を減らしなさいということで言われてくることはもうはっきりしていると思うのです。必要外の医療を受けるということは、これはもちろん論外ですけれども、やっぱり年を重ねるごとにいろんな病気になる方も出てきますから、それはそれとして必要だからこの国保制度というものがあるわけですから、やはりこの都道府県化になって国保がこの先どうなるのかというのは、非常にみんなが心配しているところなのです。町民の中でも、これ以上負担が増えたら払っていけないと、どうすればいいのというような、そういう疑問も既に出されています。ですから、直近になって保険料がこれだけ上がりますとか、そういうことを言われても、町民が本当に納得してもらえるのかということは、私は非常に疑問を感じるのです。ですから、きちんと周知するそういう時間も必要ですし、どういう方法でわかっていただくのかということも大事なことでないかと思いますが、町長はどのようにお考えですか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
スケジュール的に、法律的に来年の4月実施というのはもう決まっておりますから、それに向けてしっかりと住民説明を進めていきたいというふうに思っております。しかしながら、いまだに、11月ということでありますから、本算定で大枠が見えるという、そんなスケジュールになっているところであります。しっかりとその時点で住民に説明をしながら進めていきたいなというふうに思っているところであります。ただ、一般赤字の分の繰り入れについては、来年度からすぐ全部赤字解消できるかといったらできないわけでありまして、そこは広尾町も行政改革の年度に合わせて、5年かけて、やはり一般会計から繰り入れをしながら、住民の負担が一気に来ないように段階的に解消するという方策を進めていきたいなというふうに思っているところであります。先ほど、激変緩和が認められたところは国からお金が来るのですね、だから財政負担がなくていいのですが、広尾町は赤字分を一般会計で入れているものですから、入れてカウントをすると伸びが1%になってしまうので、激変緩和できない町村になっているところであります。そこは、非常に財政厳しいのですが、一般会計から繰り入れて段階的にやっぱり解消するという、そんな処置も講じなければならないのかなというふうに、今、考えているところであります。
質問 11番 旗手恵子
今の最後の部分ですけれども、これ以上保険料を上げられないからということで、一般会計から繰り入れしている自治体というのはたくさんあると思うのです。ですから、国や道に対してもそういう実態を、幾つもあると思いますから、そういう自治体できちんとやっぱり声を上げていかなかったらならないと私は思うのです。国や道が言われるからということで仕方がないなと町長が思ってしまったら、誰も表に立って頑張っていけなくなりますから、やはり実態は実態として、これだけ大変なのだということをきちんと説明をしていくべきではないかなというふうに思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
引き続き、財源等の拡充については、しっかり声を上げていきたいというふうに思っております。
質問 11番 旗手恵子
季節労働者の冬期間の仕事づくりの関係で、町長は、さきに補正予算に出されました豊似の公民館の解体の工事を充てるのだという今のお答えでしたけれども、実は平成27年度にも季節労働者の雇用対策をやるべきだというふうに質問しましたら、いや、補正予算で解体工事を組みましたということでした。でも、実際に行われたのは、請負業者が冬期間の事業として実施したということで、季節労働者の方、働きたいという方に公募をしたわけでもなければ、その請け負った企業に対して冬の仕事をつくりましたよということだったと思うのです。その後にも季節労働者の方から、いや、今年冬期間の仕事をつくってもらえるということで期待していたのだけれども、何か工事終わってしまったよというようなことで、ちょっと周知の仕方ですとか、公募ということは頭からなかったのではないかと思うのです、発想の中にね。そのときの工事と今回の公民館の解体のやり方といいますか、今年のこの補正予算は季節労働者一般に公募もして、働きたいという方を雇い入れると、そういう形態を考えているのか、それとも平成27年度に実施したときと同じようなやり方を考えているのか、お答えを下さい。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
実施の方法でありますけれども、議員おっしゃったとおり、公募しながらというところ、一度、明渠の雑木処理のときにはそういう形をとらせていただきましたけれども、企業に、建設会社に発注するとなると、なかなかそういった手法がとりづらいというところがございます。今回につきましても、冬に発注をするというところでご理解をいただければというふうに思っております。
質問 11番 旗手恵子
ということであれば、ちょっと私たちがいつも季節労働者の冬の仕事をつくるべきではないかということで質問していることとは趣旨が変わってくると思うのです。確かに、請負業者になったところで働いている方は冬の間に仕事ができると、失業の期間がちょっと延びるといいますか、働く期間が延びるということにはなると思うのですけれども、雇用保険で一冬を越さなければならない、そういう季節労働者に対しての仕事づくりということでは、範囲がごく限られたものになるのではないかなと思うのですよね。その点については、町長、どのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
この関係につきましては、もう前から質問を受けているところでありまして、国の制度が終わったときに代替として、その受け皿として何年かをその対策を講じたわけでありますけれども、なかなか冬に工事をするということ自体、北海道では大変非効率的でありまして大変な状況にあります。いろんな町村でも取り組んでいるのですけれども、枝払いだとか、それから明渠の雑木処理等々については可能性があるのですけれども、そういった形でいろんなところを工夫しているのですけれども、本町に当たってはなかなかそういう現場も、一度取り組みましたけれども、なかなかないという現状にあります。ですから、少しでも工夫をしながら、冬期間に工事が発注されれば少しでも受け皿ができるのではないかという考えのもとに発注をしているところでございます。
質問 11番 旗手恵子
今、提案された補正予算は、豊似の公民館の解体工事ということですけれども、町長、今おっしゃったように、ほかの自治体でもやはり季節労働者で冬の間は失業を余儀なくされていると、そういう人たちの少しでも助けになればということで、いろんな仕事を工夫しながらつくっているという実態があると思うのですよ。そういう事例を参考にして、ぜひ仕事づくりをしてほしいということを私たち要求しているわけですけれども、大変困難だと、困難だからこういう今年も豊似の公民館の解体の仕事をつくりましたということであれば、季節労働者全般にとっては、いや、自分たちのための仕事と言われてもそうではないよなということになると思うのです。やっぱり季節労働者の立場に立って工夫をするということをもう一度考え直してみる、そういうお考えはないでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
もう一度、発注を受けた業者と、季節労働者の雇い入れ等について追加で可能なのかどうか、いろんなこともあるのでしょうけれども、そういったことの、会社として企業としてそういった趣旨を理解していただけるかどうか、発注側としても努力をしてみたいというふうに思っております。