美深町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日
国民健康保険の広域化の推進について
2024年12月17日、美深町議会の一般質問で、望月清貴議員が「国民健康保険の広域化の推進について」質問し、町長 草野孝治、住民生活課長 桜木健一が答弁しました。
- 質問者
- 望月清貴 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治、住民生活課長 桜木健一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 望月清貴
それでは一般質問をさせていただきたいと思います。今回の項目については、社会福祉。件名 国民健康保険の広域化の推進についてというものでございます。これにつきましては11月15日の日に第6回議員の全員協議会がございまして、国保税の統一保険料率に向けた資産割の廃止についてということで長側からご説明をいただいております。本日もこの後提案される見込みの条例の審議も出てくるとは思うのですが、単に国保税の資産割の廃止に留まらない大切な節目になるかと感じたところでございますし、町民の皆様のご理解を深める必要を感じまして私も理解を深めていきたいということで質問をさせていただきます。質問の要旨を述べます。国民健康保険は自営業者や退職者、非正規労働者などの町民の皆様が加入して保険税と公費により支えあう制度であり、安定的な財政運営を目的に平成30年度から都道府県を単位とする広域化が進められております。令和6年3月に改訂されました北海道国民健康保険運営方針では令和12年からの保険料水準の統一を目指すとされております。本町では今年の4月から8月の平均で596世帯、934人の被保険者が加入されておりまして、保険税賦課方式のうち資産割の廃止が今定例会に提案される見込みでありますが、広域化の今後の推進について伺うものでございます。3つの柱で伺っていきたいと思います。1つ目の柱ですが、国民健康保険税のあり方についてでございます。先ほど申し上げました北海道の方針では全道どこに住んでいても同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料負担となるよう保険料水準の統一を目指すとされております。本町は資産割の廃止による4方式から3つの方式への変更、そして残る所得割、均等割、平等割については現在のところそれぞれ増額が必要と見込まれているところでございます。その上で2つに分けておりますが、まず(1)としまして、資産割の廃止についてでございます。条例改正がされますと、令和7年度から廃止して、これに伴う不足分ですね。これを国民健康保険事業財政調整基金、基金があるのですがそちらから令和7年度と8年度合わせて2千万円余りを取り崩して補填を開始し、令和9年度以降については他の3方式の税率改正も併せて対応するのだと考えております。廃止時期の設定と補填方法について改めて伺いたいと思います。それから(2)としまして、残る所得割、均等割、平等割についてですが、資産割の廃止と全道の統一保険料と同率とするために令和9、10、11、12と4年間で税率を段階的に改正し、令和6年度との比較ですが12年度までに所得割で3.35%の増、均等割これは被保険者1人あたりですけれども、6,141円の増、それから平等割これは1世帯あたりですけれども、8,485円の増が必要との試算もございます。いずれもこれは40歳から64歳で減免の対象でない場合の金額でございます。40から64歳は介護保険の分も含むものですから、高い事例となっていることは申し上げておきたいと思いますけれども、そういう状況で試算もあるということです。それを踏まえまして、①から③ということで①としまして、今申し上げました金額ですとか税率は段階的な検討と改正を行うとされておりまして、十分な議論が今後必要になるのですけれども、令和12年度以降も12年度から統一するということですが、令和12年度以降も基金残の活用などによって経過措置を延長して増額幅を緩和、上げ幅を緩やかにすることができないのかお伺いをします。それから②としまして保険料水準の統一、全道で統一された場合、市町村ごとの医療費格差、現在もあると思うのですが、それと収納率ですね。いくらぐらい収納収まっていただくかという格差もあるのですけれども、そういったことも考慮されるべきと考えますが、どう整理されるのかということです。国が保険料水準統一加速化プランという大元のプランを持っているのですが、その中で国が例示しております激変緩和の財政支援など十分な対策が講じられるのかどうかお伺いします。それから③としまして国保の広域化というのは私も必要であると思います。そうであるものの医療提供体制ですね。病院ですとか、クリニックですとか、歯医者さん、そういった地域格差はあると思います。そういった地域格差も考慮されるべきと考えますが、北海道の方針にはそういったことは書かれておりません。言及がありません。保険料は全道どこに住んでも同じにとされておりますが、保険料あって医療はないよというようなことにならないよう地域の実情と公平性について北海道知事と市町村長の議論がさらに進められるべきと考えますがいかがでしょうか。次の2つ目の柱です。医療費適正化対策と保健予防事業の在り方についてでございます。特定健診の実施をはじめとする医療費適正化の取組について広域化により手薄になるようなことはないでしょうか。これまで各市町村で行われてきた取り組みの違いはどう整理をされて取り組みに対する財政支援などは継続されるのかお伺いをしたいと思います。それから③最後ですけれども、今後の進め方についてでございます。これまでも国保の広域化に係る周知はどのような状況であったでしょうか。また資産割の廃止をはじめとして今後町民の理解を深めるための取り組みはどのように進めていくのか伺うものでございます。以上です。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 草野孝治
望月議員から国民健康保険の広域化の推進について大きく3項目にわたってご質問をいただいたわけでございます。1つ目の国保税のあり方を問うご質問の中で、資産割の廃止の件でございますが、国民健康保険は加入者の皆様が安心して医療を受けられるように国民健康保険税や国からの交付金をもとに運営されておりますが、医療の高度化や加入者の高齢化によって医療費が増加し全国的に大変運営が厳しい状況が見られております。そのような中ご質問にもございましたが、北海道国民健康保険運営方針において加入者負担の公平化を基本とした令和12年度の北海道統一保険料による方針が示されたところでございます。この北海道統一保険料率については、固定資産税が算定基礎となることへの二重の負担感があることや、他の保険にはない国民健康保険固有の賦課方式であるため、不公平感があるなどの理由から資産割を廃止し、所得割・均等割・平等割による、3方式で算定されることになります。このことについては議案第38号で税率改正の条例を提案ご説明申し上げますので、その中で具体的にはご審議いただければと思っています。次に、(2)の①、次に賦課総額の按分について資産割を廃止することに伴う基金の活用についてのご質問でございますが、税率については市町村が独自に統一保険料と異なる税率を定めることは、想定されていないと伺っております。この件に関しましても議案第38号の中でご審議いただければと思っております。続いて②の部分でございます。次に保険料水準の統一後の医療費格差や収納格差の支援についてのご質問でありますが、まず市町村ごとの医療費の格差につきまして、本町においては令和4年度の実績にはなりますが、1人あたりの医療費が高い順位から全道157市町村中100位と全道平均からも低いところに位置しております。全道の医療費を賄うために平成30年度から納付金の制度が新設され、必要な納付金を市町村に配分されてきましたが、令和6年度からは納付金の算定に医療費水準が反映されない仕組みに移行されております。しかし6年度から8年度においては激変緩和の措置として経過措置が設けられており、特別調整交付金として財政支援を受けているところでございます。また収納率の格差や財政支援についてですが、本町においては令和4年度実績で、収納率は全道157市町村中49位、収納率98.9%と全道平均から見ても高いところに位置しております。現在収納率に対する財政支援につきましては、市町村が支払う納付金の中で過去3年間の収納率を加味して算定されており、令和12年度以降についても収納率の状況で納付金額から差し引かれる予定となっております。今後の情勢を注視して参りたいと考えているところでございます。次、(2)の③の部分です。次に広域化と同時に医療提供体制の地域格差の考慮についてのご質問ですが、大きな都市については、病院が近くにあることや充実した医療体制が確立されており、地域によっては満足した医療を受けることが難しい場合もあるなど医療を受けられる環境においては地域格差が生じている状況も見られます。保険料水準の統一は市町村単位から北海道単位とすることにより変動を抑制し国保財政の運営を安定化させる目的がありますが、医療提供体制の地域格差については今後加入者負担の公平化と同時進行で議論が進んでいくものと認識しているところでございます。続いて大きな2番。医療適正化の取り組みにおける広域化後の体制や財政支援の状況についてのご質問ですが、これまで各市町村で行われてきた医療費適正化、保健予防事業(特定健康診査等)については、今後においても重要な事業として捉えております。北海道内の保健事業の取り組みを維持・強化することにより、全道の医療費の減少に繋がり、さらには統一保険料率の減少に繋がっていくものでありますので、被保険者の方々に対して健康の維持、重症化予防に向けた特定健診などの事業を行う中で医療費の抑制に繋げていく事が今後においても重要であると認識しております。保健事業においては、これまで特別調整交付金により財政支援を受けております。令和12年度以降においては、北海道として基準となる保健事業(特定健診項目メニューの設定など)、市町村が独自に実施する保健事業に分かれる制度となり、北海道の基準となる保健事業を実施した場合は財政支援を受け、市町村独自事業については一般財源や基金を活用した取り組みに変わっていきますが、現在その詳細は検討されているところであり、今後の制度設計を注視して参りたいと考えているところでございます。大きな3つ目の広域化に係る周知の状況や今後の理解に向けた取り組みについてのご質問でありますが、統一保険料率に向けた取り組みについては、これまで被保険者などで構成する国民健康保険運営協議会において資産割を廃止する理由や、統一保険料率に向けた考え方や税率設定などについて検討・協議を重ね令和6年11月6日に開催された令和6年度第3回国民健康保険運営協議会において統一保険料率に向けた方針についてまとめてきているところでございます。本定例会において令和7年度において資産割を廃止する条例改正の提案をさせていただきますが、議決いただいた際には美深町の広報びふか、ホームページ、情報端末等においてお知らせをし、さらには町民からの問い合わせなどについても丁寧に対応して参りたいと考えているところでございます。以上、答弁といたします。
再質問 2番 望月清貴
答弁をいただきました。少し再質問する内容も減っているような気がしております。良かったと思います。まずは順追って確認といいますか、再質問についてはさせていただきたいと思います。まずは(1)の資産割の廃止についてということで、詳細は条例の審議ということももちろんあると思うのですが、基本的な考え方について確認をしておきたいということもございましてお聞きいたします。まずは資産割の廃止については、道の私も国保の運営方針ということで見て来たのですけれども、道の方針では8年度までに廃止するというような全体的な方針でございます。これがそれを踏まえてお聞きするわけですが、2つお聞きします。1つは資産割というのは現在4方式といわれますが、77市町村で取り入れてございます。これが資産割のない市町村は102ということで方針に書いてありました。この77市町村全てで7年度から廃止するのかどうか、わかればで結構ですけれども教えていただきたいと思います。それから2つ目としまして、私も町からいただいた資料で見ますと、国保税今年度総額で1億4,400万ということで、その内資産割が9%を占めると。1,211万4千円あまりということなのですが、先ほども申し上げましたが、仮に7でなくて8年度から廃止というような場合に7年度と8年度基金を充てて1千万あまりずつ基金を充てているということなのですが、8年度からにしたらその1千万円が取り崩さなくていいのではないかと思う面がございます。ただし資産割をもう1年いただかなければならないということはあるのですけれども、基金は1千万円、伸ばすと使わなくていいのではないかと思ったことと、他の3方式がやはり負担が増えていくわけですね。その後令和9年度からなるのでしょうけれども、それの負担増が出てくるので、その説明の機会も1年できるのでないかと思ったりもします。そういうことも考えつつ本町が2つ目は7年度から廃止する理由、特にあれば教えていただきたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
実は昨年、私が町長に就任して間もなく北海道の保健福祉部の国保担当局長ら担当が来町されました。そして端的にいうと美深町資産割が進んでいないというようなことでご指摘を受けて、統一保険料に向けて資産割の廃止に向け早急に対応しなさいよと、してほしいというような内容のご指導が実際ございました。それらを受けて6年度において先ほど77という数字、私承知していないのですけれども、平成6年度において北海道内で179市町村中、実は資産割が残っているというまちは美深町を含めて41自治体、41市町村ということで、これらの団体については令和8年度までに廃止に向けた取り組みを進めていくことになるのかなという風に思っております。資産割を廃止する時期につきましては、それぞれの市町村の基金の保有状況ですとか、財政的な観点から資産割を廃止するための手法が異なるため、7年度に廃止する、8年度に廃止するという部分はそれぞれの自治体の判断なのかなと思っております。この間、本年度についても3回の固定資産の運営協議会を開催する中で色々ご審議いただきながら本町においては令和7年度から単年度で廃止する。これは美深町の基金の保有状況等からも判断して7年度の単年度で廃止するというような方針でご理解をいただいたわけでございます。そして令和12年度の統一保険料率に向けて資産割以外の3方式について緩やかに調整していくという期間を設けたというか、期間を考慮したものとして考えているところでございます。以上でございます。
再質問 2番 望月清貴
今、7年度になった経過も少しご答弁をいただきました。少しでも早くという趣旨だと思うのですけれども、私も長側から提供いただいている資料を見ておりますが、町長先ほど資産割を廃止する理由2つおっしゃっていました。全員協議会ではもう1つありました。これ私1番大事なことかなと思うのですが、年金生活や低所得者、これは土地や資産、家屋があればかかるということなので、負担が重いという理由も1つあったかと思います。それから資料から資産割を乱暴ですが世帯数で割ると1世帯あたり4万3千円あまりご負担があるという状況です。それから299世帯、令和6年度の当初でいうと賦課資産割がかかって全体の45%にかかっている。その299の内199世帯数えましたが、7割が所得200万円以下の世帯ということでしたので、やむを得ないと考え、廃止をすることがやむを得ないと言いますか、必要とも考えることができるかなと思ったところでございます。また7年度にする考え方についても今経過を説明いただきましたので、時期についてはわかりました。それではどうするかということで補填方法についてなのですけれども、恐らく基金の取り崩しを7、8行って、さらにその分令和9年度以降から他の3方式を値上げしていって対応していくということだと思うのですが、積み上げたこれまで大切な基金、さらには税率の改正ということで負担が増えるということがあるのですが、他の財政支援ですとか手立て、国からの交付金ですとかそういったものはないのかどうかお答えいただければと思います。資産割りの廃止についてですね。
答弁 町長 草野孝治
3方式にいる固定資産を所有しない被保険者においても税率を7・8年度と現状維持することにより資産割を廃止した不足する財源を基金で補填することによって、固定資産を所有していない被保険者においても恩恵というのですかね。得られる部分を考慮して7・8ではなく、9年度からそこから考えているということでご説明しているかなと思います。あとですね、先ほど冒頭固定資産を持っている年金生活者が増えている、これ全員協議会の中でもご説明した部分かなと思っております。このあとまた議案の提案説明の中でご審議いただけることもあると思いますので、事務の取り扱い等々、今後の協議について、実は私国保の運営協議会には出席しているのですけれども、あと国保の担当者、あと道なり、道振興局、道とのそういう関係機関団体との協議は所管課の方で対応されておりますので、そのことについては私議論に協議に入っていないので、ちょっとお答え、それ以上することはし兼ねるのかなという風な部分もご理解いただければなと思います。以上です。
再質問 2番 望月清貴
補填の方法については詳しくはということでよろしいですかね。今、町長としては他の手段があるかないかはちょっと難しいということでしょうか。
再質問 2番 望月清貴
すみません、もう1度いいますと、資産割を廃止することに対して補填をしなければならないのですが、その方法が基金からかうちは基金ですね。保険料他の率を上げると、それ以外に国からの財政支援、道からの支援そういったものがないということでよろしいかどうか。
答弁 町長 草野孝治
基金以外の財政補填がないかという点について、ちょっと私誤った答弁してはいけないので、担当課の方から答弁させます。
答弁 住民生活課長 桜木健一(住民生活課長は2025年12月まで)
ご答弁申し上げます。ご質問のこの資産割を廃止した財源ですね。これにつきましては、全員協議会の時もお話したとは思いますが、現在持っている基金、これで補填していくというのがまず第一です。それ以外に財源があるとしたら税ですね。になっていきますので、現在のところは基金ということになっております。
再質問 2番 望月清貴
わかりました。もちろん国や道からのそういった支援的なものがあるのであれば、もちろん是非その辺の活用はお願いしたいなと思います。それでは資産割については、そういったことで考え方なり仕組みをお伺いをしました。次に、(2)の方になります。所得割、均等割、平等割これについては今後ということにはなるのですが、考え方はある程度示されているのだと思いますので質問させていただきたいと思います。これについても質問したのですが、これは道全体の方針として12年度までに統一したいということだと思うのですけれども、かなりこれには先ほども申し上げました所得割3.35%といってもちょっとざっとという計算になってしまうかもしれませんけれども、100万円の所得があれば3万3,500円増加であったり、200万あれば6万7千円というような負担増。試算の段階ですけれども、あるいは均等割、平等割についても増加が見込まれるのですけれども、町からいただいた資料の中でも所得が200万円以下の世帯が83.5%と、数えましたら618世帯のうち516がそういった状況だと。しかも無職あるいは退職者の方、非正規の方というのが多く加入されている国保だと思います。12年度まで4回の改正でその引き上げを行っていくということでちょっと質問を冒頭もしたのですけれども、やはりもう少し、そういった厳しい状況の中で回数を増やせないのかどうか、他の県を見ますと12年度絶対やると決まっているものでもないように思います。道としては決めたのでしょうけれども、その辺は草野町長としてはどうお考えになりますでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
12年度まで、さらに9年、10年、11年、12年、4年という意味ですよね。これはどうお考えというか3回国民健康保険運営協議会の中でご説明してご理解というかご了解いただいたものでございます。7年度で資産割廃止によってその部分は基金で補填するということで、資産を持っている方に対する部分については、助かるといったらあれですけれども、補填することになりますと8年度で3方式を現状維持し、基金より補填することで資産を持っていない方にも、その被保険者に対する配慮的なことに繋がっていくのかなと思っております。9年度から12年度の4年間で北海道の統一保険料率に向けて調整していく期間、4年間しか見ていないのかという見解もあるのかもしれませんけれども、4年間で調整していくんだというような方針でご説明申し上げているのかなという風に思っています。12年度の統一保険料率については、まだこれから北海道全体の医療費や課税標準となる被保険者の所得総額によって増減します。本町においても今ご質問ありましたけれども、その年その年の所得や課税標準というのですかね、そういったものによって変わってくると思っております。所得総額によって増減することがあるため、今後の状況を見ながら税率の調整を行う必要があると思いますが、急激なるべく急激な変動がないように4年間をかけて調整していくというような考え方ということでご理解いただければと思います。
再質問 2番 望月清貴
少し付け加えさせていただくのですが、町の見込みでは本年度末で基金というのは1億3千万あるということで、1億3,900万の見込みですけれども、それがこの12年度まで色々な経過措置で使っても、5,600万円ほど残を見込んだ推定がございます。そういって考えますとその5千万円余りをもうちょっと使って緩やかにできないかということなのですが、ちょっとその辺はもう1回だけ町長いかがでしょうか。伸ばしてしまうということにはならないかどうかと。
答弁 町長 草野孝治
あくまでも12年度以降もし道で一斉に統一保険料になった場合は統一ですから。それを町が納付してやるということにはならない。全道の統一保険料率で3方式で負担していただくという形になってございますので、この残された5千万の基金、5千万というか、5千万しかないというか、これについては独自の今度は保健事業というのですかね。さっきいった健康保険事業の財源にストックというか財源のために充てて資金として持っていないと、これを全部11年度までに使ってしまうと、その後また町でさらなる負担、更なる財源を作らなくてはならないということになりますので、それらを加味して今の段階の計画で、またちょっと数字が動くと思うのですけれども、それらを基金を12年度5,600万ほど今の段階では残してあるというようなそういったことから全部充てないで、今後の健康保険事業等に充当していく資金がなくなってしまうので、この分を残すということで、これらも含めて運営審議会の中でご理解いただいてきたところでございます。
再質問 2番 望月清貴
ちょっと今のご答弁は理解したいと思います。本当は統一保険税が統一されるのは基金必要ないのではないかな。上に上納された時点で調整してくればいいのではないかなと思ったりもしたところなのですよね。それは今良いとして、あとで保健事業についてもちょっと絡みが出てきますが、それではわかりました。残しておきたいと、おく必要があるというご答弁だったと思います。続きまして②の方になっていくと思うのですけれども、医療費については、これは低い方になっているなということもありまして、それも本当はちょっと引っかかるところではあるのですが、まず経過措置もあるようにお伺いしていますが、まずもう1つ収納率の格差というのも私見ていて思ったのですけれども、道の方針ですね。令和3年度の北海道全体で令和3年度収納率最高の市町村で100%です。最低は92.02%。全道平均は95.96%。令和3年度ですね。市町村の市は95.18%、町村は97.83%、美深町は99.09%、令和3年度ですけれども。道の方針には収納率の実態を踏まえて被保険者数の規模に応じた収納率目標を設定するということで、5千人未満の市町村、97.6、ちょっと飛ばしますが2万人以上は94.91と、94.9%と低くなっています。対策を行ってなお残る収納率の差は全道で公平化するというようなちょっと理解できなかったのですが、要するに基本的なことをいいますと収納率高いと保険税は低くて良いと思います。収納率低いと税を上げないとならないと思うのですが、そういった統一性というのでしょうかね。収納率の差があることについて、その上で統一保険料にしていくということは、なかなか公平を作ることが難しいのではないかと思いますが、町長この収納率についてはどんなお考えありますでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
私は4年度実績で先ほど、収納率98.9%と全道の高いところに位置しているということで、その収納率高い低いでどうなのだということかと思うのですけれども、これらも北海道の方で調整されるのかなという風にしか今の段階では答弁できないのかなということで、よろしいでしょうか。
再質問 2番 望月清貴
道のことについては。
答弁 町長 草野孝治
はい。
再質問 2番 望月清貴
本当はそういった差についても高い市町村に、収納率高い市町村に何かインセンティブみたいなものがないのかどうかと思ったりもするわけですね。そうなると低くてもいいようなそうなってはいけないのですけれども、それと大事なことを1つ確認したいのですが、統一保険料になる際に保険税になるのか、保険料になるのかということです。この辺ご存知であればお伺いしたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
美深町は国民健康保険税方式でご負担されておりますけれども、保険料方式と保険税方式が現状ありますけれども、条例や税の運用方法がそれぞれ違うので、それぞれの自治体で保険税で選定している部分はそのまま保険税ということで、北海道で統一する考えはないということで、今のところ伺っているところでございます。
再質問 2番 望月清貴
ちょっと私も北海道の方針を見てちょっと探せなかった、書いていなかったものですから、ただ保険税時効が保険税は5年です。料は2年ですね。さらに差し押さえも保険料は税金の次になってしまいます。遡及賦課も保険税は3年、保険料は2年だと思います。要するに保険税の方が厳しいことだと思います。現在、保険税方式が158と道の方針では出ておりました。保険料方式は21市町村です。これは非常に大事だと思いますので、どちらかということは私はどちらでもやむを得ないと思うのですが、統一はした方がいいと思うのですが、町長いいかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
北海道が統一しないというところに統一しれとは中々言い難いのかなという風に思いますけれども、それらどうなのですかね。その差、実際それらによって先ほど言いましたけれども、収納率悪いところが同じような保険適用されるということがいかがなものかということかなと思うのですけれども、あくまでもこれはうちで決められる話ではないのかなという部分も思いますので、北海道の統一しないというような方針ですけれども、それの行方を注視するしかないかなと思っております。
再質問 2番 望月清貴
ただ、今全体的な流れとして町長も流れを見るということだったのですが、これについては担当者なり県によっては市町村長が意見を言ってつくっていっていると思いますので、その辺は必要なことがあれば意見を反映させていただきたいと思うところでございます。そんなことで全体的にそういう面がちょっと感じたところですので、よろしくお願いしたいと思います。言うなれば、ではうちは料にするかというようなこともないわけではないのですけれども、そうは少し余談ですけれどもそういったこともあると思いますので、ちょっと広域といえども条例はきっと独自になってくると思いますので、検討お願いしたいと思います。それから③の部分ですね。これもちょっと理想的なことになってしまうのでしょうけれども、ただそういったことを捨てるわけにいかないと思ってお聞きしました。これについては町長も大きな町との差があるということで同時進行で進めるのだということです。これも他の県で見ますと知事と市町村長が一緒になって色々な意見があって運営方針という中に、保険あって医療なしとならないようにという記載がされているような県も見つけました。やはりこれは知事と市町村長が集まる機会というのが国保ではなかったでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
国保の部分ではないと承知しております。
再質問 2番 望月清貴
これについてもやはり医療費、保険税を納める立場とすれば保険料は同じなのだけれども医療の格差、交通費もあるでしょうし、本当に近場にあるのとないのでは大分違うと思いますので、是非すぐに同じに保険料と一緒に同じにするわけにもいかないですが、そういったことも是非意見としてとりあえず私の意見になってしまうと思うのですが、ご留意いただけないかなと思うところでございます。それと2番に進みたいと思います。2番の柱ですけれども、町長も保健予防対策については今後も重要な事業だという認識だという答弁をいただきました。本町においては、特定健診項目先ほどもございました。ただ道の基準で行うと、それ以外は一般の会計なり基金で対応するというところが良いような、ちょっと不満というか思います。本町では特定健診の項目を国の基準より充実して行っていると思います。さらに20歳から39歳の基本健診の実施をしております。これはやっている市町村も少ないと思うのですが、それも今年無償化をしていくというような町長の政策で、そういったことに進めているところです。兎角直接町民の皆さんの健康に良いことだということをまず1つあるのですが、2つ目の付随する点として医療費を抑制して保険料も抑えるというようなことがあると思うのですが、保険料が全道統一になったことによって何かそういう努力が続くのだろうかと。続けられるのかどうか。さっきのお金の問題もそうですけれども、弱くなってしまうことはないのかどうかということも少し感じるのですが、そういったことは町民の健康の保持という形で大事にしていただくということで、改めて草野町長に確認をしたいのですがいかがでしょうか。ましてや統一になったからやめるとかそういうことはないということで確認したいのですが、お願いします。
答弁 町長 草野孝治
これは本当に町民の国保加入者のみならず健康の維持、重症化予防に向けた部分については最終的には医療費を抑制していくことに繋がっていくのかなと思っております。重要な事項でありますので、引き続きこの事業については継続していくような形で私は認識しているところでございます。
再質問 2番 望月清貴
今後も引き続き努力、努めていただきたいなと、推進に努めていただきたいなと思います。それから今後の進め方についてということですけれども、これについても運営協議会でももちろんご確認をいただいているということ。さらには広報、ホームページ等で周知をしていくということですけれども、私今までそういうのが出ていただろうかということで見ましたら評価調書の中には令和12年度の保険料統一に向けた資産割廃止や標準保険料率の導入においては被保険者の公平性を図るため段階的な検討が必要であるというようなことで、きちんと書いてありますが、調書を一般の方はあまり見るというようなことはないと思うのですよね。今年の町政執行方針にもちょっと載っていなかったと思います。今の基金の動員もそうですし、資産割の廃止だけの問題ではないことが出てくるのだと思います。一応確認という意味だけの質問なのですが、今後その3方式の改正も出てくるわけですが、これは町の条例でしょうか。北海道の条例でしょうか。お聞きします。
答弁 町長 草野孝治
統一保険料については、道の方で道の条例なりなんなりで決めると思うのですけれども、うちの国保税についてはうちの国保税の条例で決まっていくものだと承知しております。
再質問 2番 望月清貴
はい、すみません。改めて確認をさせていただいたのですが、我がまちの条例だということになると思います。といいますと8年度か、ぐらいになるとみて私たちの任期の中でそういった改正が始まってくると思うのですが、統一すれば良いということではなくて思います。先ほど来申し上げました医療費の格差ですとか、収納率の格差ですとか、そういった不公平感を感じさせないような対策ですとか、あるいは医療提供体制のこと、それから保健予防の事業については町長のご答弁で確認もできましたので大丈夫だと思うのですが、これからもそういった内容について町民に周知、説明を引き続きしていただきたいと思いますし、北海道知事にも必要な意見反映等していただきたいなと思うわけですが、最後にその辺のお考えをお聞きして質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
先ほどの医療格差等々の部分、知事にというお話もございましたけれども、北海道の医師の配置等々を考えると医師が多数いる地域と医師過疎の地域が極端に分かれて厚労省が示す医療偏在指標というのが示されていまして、医師が多い地域は札幌圏と旭川市を含む上川中央圏域という、道内で位置づけされております。その医師数そのものが不足している中、道内だけでこの偏在を是正する医師不足、医師確保そういった偏在を是正するのは本当に難しい状況に今なっていることはご承知かと思います。その辺、知事でなく知事もそうかもしれませんけれども国レベルでやはりそういった部分については制度設計等が必要ではないかという風に考えているところでございます。以上です。
再質問 2番 望月清貴
今後の町民への周知等、先ほど丁寧に説明を対応していきたいというような趣旨ございましたけれども、その辺もう一度ご答弁いただければと思います。
答弁 町長 草野孝治
はい、まだ直近では資産割の廃止という部分は、この12年度に向けたスタートになるのかなと思っております。この後まだ詳細について決まっていない部分等もございます。冒頭答弁いただいたとおり議決いただいた際には広報、ホームページ等においてお知らせするとともに町民からの問い合わせ等についても丁寧に対応して参りたいなと思っております。またさらにその進み具合等々によりまして、皆さんに報告を随時していければよろしいかなと思っております。以上です。