浜中町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
移住・定住促進制度の拡充について
2021年3月11日、浜中町議会の一般質問で、秋森新二議員が「移住・定住促進制度の拡充について」質問し、水産課長 細越圭一、建設課長 赤石俊行、町長 松本博、高校事務長 海道政俊、企画財政課長 金澤剛、福祉保健課長 渡部直人が答弁しました。
- 質問者
- 秋森新二 議員
- 答弁者
- 水産課長 細越圭一、建設課長 赤石俊行、町長 松本博、高校事務長 海道政俊、企画財政課長 金澤剛、福祉保健課長 渡部直人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 秋森新二
初めにもう既に2カ月が経ちましたが、新庁舎開庁にお祝いを申し上げたいと思います。浜中町のシンボル的存在になっていると思っております。町民のご協力もあっての新庁舎と思っておりますが、とりわけ御苦労されました町長はじめ職員の皆さん方に改めてお礼を申し上げます。遅れましたが心労を重ねてこられた議長にもお礼を申し上げます。それでは質問に入らしていただきます。移住・定住促進制度の拡充について御質問いたします。今後の10年間の町政運営の指針となる第6期浜中町まちづくりの総合計画がスタートしております。「笑顔輝く共創のふるさとを未来へ自然とともに生きる豊かな大地と海のまちはまなか」をテーマに、その実現に向け「地域を支える地場産業の振興」「災害に強いまちづくり」「若い世代の子育て支援の充実」の3本の柱からなっております。「創生総合戦略」では、地域産業の振興を中心に若者の定住対策と出生率の上昇への適切な対応が重要とされております。浜中町の二大産業の1つ、漁業でありますが、漁家戸数は昭和60年1985年から減少が続き、平成27年2015年には521戸とピーク時の7割まで減少し、従事者数も昭和60年の2252人から平成7年には1035人まで減少しております。中でも昆布漁家の減少が著しく、高齢化等の理由により漁家を離れる方が今後10年間で相当数見込まれることから、新規漁業者の受け入れ制度の確立が必要であり、以下について伺っていきたいと思います。支援内容でありますが、他町村が実施している制度を参考にしました。10年後20年後の漁業を見据えれば、理解が得られる範囲と考えておりますので伺ってまいります。「漁業担い手支援」としてIターン漁業者定住支援ということで独立初期投資100万円。これは50歳以下の既婚者を対象にしております。本当はちょっと増額したいところでありましたが、研修支援の助成も考えまして控え目にいたしました。それから経営支援でありますが、漁業が危険を伴う作業であり、また漁業形態も幅広くなっておりましてどうしても研修が必要となります。そこで漁業技術、海技免許の取得等に月額3万円を3年間支給。これは北海道漁業研修制度ありますが、これを併用していきたいなと思っております。この研修は道が行っている漁業研修制度でありますが、これは国の予算も入っておりまして、漁業に向けた唯一の支援制度だと思っております。これには雇用型と独立型がありまして、雇用型が1年で141万円以内、独立型3年で846万円以内になっております。これは雇用する方に出るお金で新規漁業者が来ても、雇用されるとこの制度を使って賃金を払うということにとなるのだと思いますが、新規漁業者には新たな制度を作らない限りは雇用という形です。独立するときは当然お金かかりますから大変なのですけれども。それから、担い手家賃補助は研修期間中の家賃の助成でありまして、借家を借りたら当然お金がかかることから最長3年間、本当は1万円から3万円くらいの範囲で助成が必要かなと思っております。それから、漁業者担い手支援住宅整備は中古住宅含めて住宅の整備が必要かなと思っております。利尻富士町でこの制度を使って、4棟ほど作っております。地方創生拠点整備交付金の活用でありますが、これは補助率2分の1だそうであります。ということでここまでの考え方を教えてください。
答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)
御質問にお答えいたします。これまでの漁家数の減少及び、今後の減少についても承知しているところであります。現在まで水産行政としての対策は、浜中町漁業後継者就業交付金事業を実施して後継者対策として事業を実施しております。今議員の御指摘ありました、利尻富士町が実施している事業については参考にさせていただいております。しかし今後の支援につきまして役場内で協議したところ、今回の支援につきましては、浜中町と浜中漁業協同組合、散布漁業協同組合、また両組合の青年漁業士も参画しております、浜中町水産振興連絡協議会の中でこの制度について協議していきたいと考えておりますので御理解願いたいと思います。
質問 3番 秋森新二
考えていきたいという期間といいますか、それはいつまでの話なのか再度確認させていただきたいと思います。
答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。期間という御質問でございますが、この度の29年度から行っております漁業後継者の交付金についても、どのような制度がいいかということで大体2年ぐらいかかっております。ですけれども、漁業者が減ってくるということも承知しておりますので、1年くらいの間にまず結論を出したいなっていうふうには考えております。以上です。
質問 3番 秋森新二
北海道が出しております2021年に出した冊子でありますが、漁業担い手育成という冊子であります。課長は持っていますよね。中に利尻島の就業者支援と初山別村の支援制度の内容が書かれております。利尻島は、利尻富士町と利尻町が島の中に2つの町があります。どちらかと言えば利尻町の制度の方が充実しているという印象なのですけれども、新規漁業者を受け入れる道内の町村の中では、先進地だと思っております。27、28人の方が従事されていることであります。この冊子の中身を大雑把でもいいのでその制度内容も含めて利尻島と初山別の内容を発表してもらえますか。
答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)
北海道が作っていますパンフレットにつきましては、先月の2月に来たものになります。初山別村におきましては親方制度と言いまして、漁業を担いたいという方が親方の下にについて漁業を勉強しながら次の新規の組合員となるために、学習していくということになっていると思っております。その中でまずは養殖コンブ漁、ウニ、ナマコの磯採り漁をし、頑張ればまず年収650万円程度の収入がもらえるという説明がございます。以上でございます。
質問 3番 秋森新二
初山別村は危機感のある制度内容になっています。利尻島の方はまだ余裕がある感じがします。初山別村で唯一の就業者が地域おこし協力隊の人がなっています。これから1年かけて検討していただけるのだと思いますが、漁業としては参考になるような内容を初山別村はやっておると思います。新規業者が入って、この人はなったのですけれども、これからなる人に対しては初山別村では今漁業者としてやっている方が高齢で辞めていくときに、財産の船や干場や倉庫とかをその人にスライドして譲るという取り組みを今しようかということでありますので、参考になるのではないかと思います。是非ともやっていただきたいと思います。漁業の衰退がやはり漁業者の減少にも繋がっております。それが町の方にも影響を及ぼしているということでありますが、日本海の各町村の支援状況を調べてみました。利尻礼文島から始まるのですけれども、今、利尻島を紹介しましたが、日本海側で漁業の衰退で町村合併が進んで、併せて漁業協同組合も合併を余儀なくされております。そういう中で支援制度を実施しているところ礼文町、利尻町、利尻富士町、初山別村、羽幌町、稚内市、増毛町、石狩市、神恵内村、泊村、寿都町、島牧村、せたな町、奥尻町、上ノ国町、松前町、福島町、知内町、木古内町、様似町、浦河町、えりも町の22ないし23の町村が支援制度をやっています。その中で条例を作っているところは、利尻町、島牧村、せたな町、福島町が条例制定をしております。こういう日本海側の状況を見ると、今太平洋側も資源の減少等や高齢化が進んで、第二の日本海側になるのではないかと心配されています。漁業者の現状は、我々の地区だけでも10年後には12、3人、20年後には60人くらい減少するのではないかという考え方をしております。当然、浜中の漁業形態も同じですから、そういう現象が進みます。日本海側も合併が平成16年頃にやっていますから、今言った初山別がやっと今やり始めたのですよ。みんなはっきり言ってやっているけれども、なかなか進んでないという実態ですから、できるだけ状況を考えていただいて、浜中町も取り組んでいただきたいと思っております。次に次男対策であります。同じような内容になりますが、521漁家の内に何件か次男が入って漁業経営をしている家があります。結婚したら当然、分家になって独立していくのだと思いますが貴重な存在です。経験も豊富ですし、即戦力になりますからこういう貴重な方を是非とも親の負担もある中で町が応援をしてやってほしいなと思います。それで、定住支援として独立初期投資150万円、経営支援金月額5万円を2年間支給に対しての考え方はどうでしょうか。
答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。議員おっしゃっていることにつきましても内部で協議させていただいております。その中でも後継者対策ということで、平成28年にアンケートをとって補助をはじめた経過がございます。その中でもこの次男の時はどうするのかという話し合いもされております。ただやはり町に財源がございますので、まずは後継者の方1世帯につき1人ということで決めさせていただいているのが現状であります。このことにつきましても協議会の中でお話ししていきたいと考えております。水産振興につきましては、まず各漁業協同組合の方から今回の新規の考え方について伺っているところであります。まず浜中の組合からの御意見ですと、毎年5名から7名が脱退しており当分の間続くと思っている。しかし、ある一定のところで安定するのではないかと思っている。組合の減少により組合員が1年間する業種が増え、1人当たりの漁業収入の増加が認め、安定した漁業経営が実現されるというふうな御回答をいただいております。次に散布漁協からの回答になりますが、145名のうち高齢化または後継者の不在の脱退が今後10年間で40名、20年間で60名が見込まれるということで、散布組合は新規を入れていきたいという方針であるとは伺っております。今後につきましては先ほども申しましたが、新規のあり方、次男のあり方につきましては、漁業士の方も入っている協議会の中で今後1年間かけてどのようにしていくかということを検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 3番 秋森新二
人口減少対策は、行政のやることですから、地元の意見も大切だと思いますけれども、地元の意見を重要視していくと、人口減少がどんどん進みますよ。詩人の相田みつをさんが「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」という詩があるのですけれども、考えていただかなければ漁業が衰退しコミュニティーもなくなるという不安があります。コミュニティーが無いところに若い人来ませんよ。ですから、やはり行政が積極的に進めないとだめだと思います。次にいきます。浜中町がやっている安心住まいる事業を参考にしましたが、500万円以上の新築住宅購入に150万円助成、地元業者地場産材で50万円の加算、子ども1人につき20万円の加算。200万円以上の中古住宅購入80万円の助成、子供1人につき20万円の加算、150万円以上のリフォーム費用に30万円の助成というふうにしていますが、一応伺っておきたいと思います。
答弁 建設課長 赤石俊行(建設課長は2021年3月まで)
漁家次男支援の安心住まいという部分でお答え申し上げます。現在本町で展開しております安心住まいる促進事業でございますけれども、平成27年度からスタートしてございまして、住宅の新築及びリフォームを行う方に対して一定の条件を満たした場合に助成金を交付してございます。助成の内容としましては、住宅の新築または建て売り住宅の購入で500万円以上の経費に対して一律30万円を助成。住宅のリフォームに関しましては、10万円以上200万円未満の経費に対し、その10%を助成。また、200万円以上のリフォームに対しては一律20万円を助成。さらに、水洗化改造工事につきましては、10万円以上30万円未満の工事に対してその10%を助成。また、30万円以上の工事費に対しましては一律3万円を助成という内容でございます。助成を受けるに当たってはいずれも1つの住宅、または1人につき1度限りで町内の建設業者と請負契約を締結した方など条件が必要となってまいります。今回の漁家次男支援の提案ということでございますけれども、現在実施している安心住まいる促進事業につきましては、特段一部の分野に限定しているわけではございませんので、全町的な範囲で実施しているものでございます。この既存の安心住まいる促進事業につきましては今後においても、これまでの内容に沿った形で実施を継続してまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
先ほど建設課長から答弁しましたけれども、質問というか、安心住まいるという言葉出てきたものですから、うちでやっている安心住まいるの事業に絡んで今までやってきていることに対する変更なのか、今やっている事業が悪いので変えてくれという質問なのか担当課長としては悩みました。そういう意味で、これがもし新たなものだと漁業者専用のものだとなってくると、作るかどうかと言うよりも、もし必要ということであれば、まず地域要望というか組合からの要望っていうふうになるのかと思うのです。今のところでできるかどうかという質問だったら、急に言われても難しいと言うし、いや、どうしても答えがほしいというなら今はだめだという答えにしかならないような気がします。ですから先ほどの質問も含めてなのですけれども、水産課長は答えたのはしっかり地域の人達、それから組合含めて協議していく課題だろうというふうに位置づけて答えたはずなのですよ。ですから、そのことでいうと質問なのか提案なのかっていうことの部分でちょっと判断が難しいですから、今の制度で悪かったら悪い。また、新たにこういう制度としては付けてもらいたいっていうことであれば、しっかりと地元から要望も上げてもらって、これからやっていきたい、検討していきたいという回答になっていくかも分かりません。よろしくお願いします。
質問 3番 秋森新二
先ほどの安心住まいるの話でありますが、町でやっていることは十分知っています。新規漁業者を受け入れるというまた次男対策も考えて増額をしてほしいという提案だったのですよ。安心住まいるの前に新規漁業者を受け入れる制度自体がこれから検討しますという話ですから、だめだと思ったのですけれども、一応確認しただけなのですよ。最初から良い答えが返ってくると思っていませんが、あくまでも提案です。ちょっと時間的に余裕があるので、先ほどの両漁協の温度差があるとのことでありますので、難しいだろうと思いますが、人口対策・少子化対策は行政のやることですから、漁業の方の片方の組合がちょっと制度待ってください、新規漁業者の受入れは勘弁してくださいっていうことがあったとしても、将来をやはり見通してもらって、考えるところは考えてもらわないとだめだと思います。それは私の考えですけれども。日本海側の自治体で支援対策制度を作っている中で危機感を持っているなという町を1つ、2つ紹介させてください。渡島管内に木古内町があります。人口が3800人でこれは1市2町の合併町村なのですよ。3町を併せて4547人になっているのですけれども、農業者数が117人、漁業者は44人なのですよ。主要産業は今もう漁業でなくて畜産業になっています。函館和牛というような有名な肉牛であるようです。漁業支援の制度なのですけれども、新規漁業者2名を公募しているのですよ。移住支援制度で世帯での移住の場合100万円、単身の場合は60万円、対象要件は直近5年以上、東京23区の在住者、その他に地域おこし協力隊も対象になっています。支援内容でありますが、昆布養殖・ワカメ養殖・ウニ・アワビ・定置漁業です。最長3年間研修として町が雇用するのですよ。月額24万7000円の支給で諸手当も含んでいます。3番目に独立に必要な資格取得経費全額を町が負担、取得資格の中身でありますが、一級小型船舶操縦士、特殊無線技士、潜水士、丙種・乙4種類危険物取扱の取得、フォークリフト、玉掛け技能、小型移動式クレーン、食品衛生責任者、まだもうちょっとあるのですけれども、こういうところの資格が取得できます。独立後の充実サポート制度として、一次産業後継者支援事業補助として町内で独立した漁業者に毎月6万2500円を最長5年間です。漁業者チャレンジ応援補助金として漁船の中古船を含むのですが、漁具等の購入費を2分の1助成する制度をやっています。危機感があると思います。44人ですよ。浜中町はそこまでいくとは考えていませんが。それから、今話題の寿都町でありますが、業界誌にも載ったからみなさま知っていると思いますが、担い手確保支援事業を平成30年に新設しているのですよ。雇用型と独立型があって雇用型は、3年間の長期研修中の就業者に対し月額3万円から5万円の支給。独立型は3年間の長期研修中の就業者に対し月額12万円から15万円を支給。3年間の研修終了後に独立を目指す場合、自立支援として2年間月額5万円が支給されます。満50歳以下が対象です。このような手厚い支援を寿都町がやっています。寿都町は漁業協同組合の役員も辞職しています。今、大変な状態にあるようでありますが、寿都町も漁業に関しては危機感を持っているようであります。独立型の話ばかりしていますが、雇用型も必要だと思っています。今は浜中町のお陰で両漁協にホームページが開設できるようになりました。来年度から本格的にしようと思っています。光回線が通るのが来年ですので。漁業で制度ができた場合、制度が出来なかったらとってもホームページで求人を出せませんから、まず制度が確立したら、1年の雇用の求人を出せるようになるのだと思います。その制度に期待というか憧れてもしかしたら、漁船漁業に乗るそういう雇用者が来るかもしれません。マッチングの機会を制度ができれば、漁業協同組合でも1年雇用くらいはやっていけると思います。求人を求められるのですよ。そうなると来てもらった方は、浜中町良い所だなっていうことで、もしかしたら独立するために残る人もいるかもしれません。残るにしても、賃貸に関しては、助成も必要ですから、それがなければいつまで経っても新規の人は入って来られないと思っています。漁業者に対しては国もあまりさっき言った研修制度以外にほとんどないですよ。酪農に関しては、手厚く支援しています。今回だって、農業次世代人材投資資金を出していますよね。これ手厚いですよ。最長5年間150万円ですからね。これはもう浜中町でも、新年度から取り入れるのですか。原則49歳以下ですから、浜中町は45歳ですか。いろいろ制度を出しています。酪農これだけですけれども、それから出産育児一時金も出産費用が高い東京に合わせて50万円の出産育児一時金を出すようになるようです。今浜中町は42万円ですから。国も地方創生ということで、東京からなんぼでも人を出そうとして、農業に関しても手厚い制度をしているのだと思います。ですから漁業制度を作っている自治体が日本海側にありますので、それを参考にして就業者が増えるように人口が増えように、やっていただきたいなと思います。次にいきます。町長に今の漁業支援に関してはこれが最後の話になると思います。一つ考え方を聞かせてください。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
今、日本海側の先進地のお話をお伺いしました。それと農業の話もされましたけれども、私の経験している農業しか当然知りませんけれども、まず、浜中町でやった新規就農に関していえば組織が組合ですけれども、組合がそのことを認めた。最初単独で7戸ほど酪農やりたいっていう人たち含めて入れました。そして組織では相当揉めています。そんな人たちが出来るのかって結果的に7戸入って成功しました。その時は浜中農協は一生懸命集めていましたから人が来たのですよ。ところがこのことをやると他の町村も集め出したのですよね。そしたら研修生が来なくなってしまい取り合いになったのですよ。そしてそれから農協としても、酪農させるためにも研修させなきゃならないと。一人前にさせなかったら酪農家になれないということもありました。それと、離農した後に入ってきますから地域でも、その理解が求められました。組織も求められる、地域でも了解は求められるというのが、歴史として30年前に始まった条例なのですけれども、条例の前から7戸ほど入って、その結果がそういうことになってそして研修牧場が出来ました。そして、今日まで至っています。その中で相当大きく揺れたときもありますけれども、結果的に今、残っている人達は37戸います。そして、入ってきた人達は47戸いるけれども、37戸くらい今残っているという状況です。今浜中町の酪農家の率でいくとその人達は24~25%になります。そういう意味からすると新規就農が入って、今、浜中町の酪農がしっかりできていると思っています。それで今、新規就業含めてやるとすれば、本当に組織もしっかり理解し新しい漁家を作ってもいいよと。そして権利も含めてやっていこうとさらに、地域の人たちもその迎え入れて、一緒に育ててくれる環境がまず新たに入ってくるとすれば必要かと思います。それと先進地である寿都町などを含めてそこがいいということであれば、しっかり勉強しにいきたいと思います。それと産業振興については町だよって言われても、やはり組織漁協と町が一緒になって、していかないといけないと思っています。2つの団体が足並み揃えることが出来て新たに道が開けてくるのでないかと思っています。そういう意味からするとまだまだ今情報もらって資料を見ていますけれども、しっかりこれから漁組の方々と水産課も含めて協議もさせてもらいますけれども、そして新しいとこに勉強しに行くことも含めてやっていかなかったら、将来に繋がっていかないと思います。そう簡単に新たな漁業者を入れるということは大変厳しいという状況かと思いますけれども、しっかり連携して協働してやっていく必要があると町長は思っています。以上です。
質問 3番 秋森新二
ありがとうございます。時間が無くなってきましたので、この後5番議員がこの件に関して質問すると思いますが、私たちの地域はあまり新規漁業者が入ってきてもアレルギーないのですよ。なぜかと言いますと昭和29年に魚田開発基地を作って相当数の人が入植していますから、辛くて耐えられなくて出て行った人も結構いるのですけれども、そんな中にまた地元子弟関係や分家なった人が入ってきて丸山地域を形成していますので、アレルギーというのは無いのですよ。この後5番議員からも質問あると思いますが、私の地域に2人今新規漁業者が入ろうとしています。1人はもう入っています。29歳で子どもが2人いまして雇用なのですよ。住宅も取得して、築40年以上の住宅なのですが途中でリフォームをしていますので入れる住宅なので、入っていますけれども倉庫や物置が解体されて無いのですよ。倉庫自体が無いのですけれども、昆布を獲りたいと言っています。今年から拾い昆布をしたいので、どういう申込みになるかという問い合わせが一昨日来ていまして、やろうという意欲はあるのですが整っていないですよ。気の毒だと思っています。この後5番議員から別な話があると思います。しっかり受けとめていただきたいと思います。もう1つ就職支援なのですけれども、霧多布高校卒業生が地元で就職した場合は、月額3万円を3年間支給して欲しいなと思いますけれども、浜中町では産業後継者以外は就職は狭き門だと思っています。希望する理由として職種がないだろうか、いろいろな理由があるのだと思いますが、もし漁家を手伝うとか地元の企業に就職したとか、今回も地元に何人か残っていると思いますが、残った人に支援してもらいたいなという思いがあったものですから、アイデアの提案をしました。どうでしょうか。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
議員の提案でありますが、今年の卒業生なのですけれども、12名の卒業生が町内就職ということで、その内の4名が町の職員として内定を受けております。それと地元産業団体と民間企業に1名ということで、例えば現行の後継者就業交付金支援で十分に手当てされているのかなと思っております。必ずしも必要なものではないと。例えば役場職員、産業団体に就職した卒業生に対してもそういう支援をするのかとか、そういう課題がありますので即答はできないかなと思っております。
質問 3番 秋森新二
分かりました。移住相談ワンストップ窓口は省略します。できれば移住相談を充実した内容になって相談が殺到するような制度にしてもらいたいなと思っています。子育て支援の拡充について伺っていきたいと思います。松本町長が進めてきた全産業の後継者交付金制度や高校生までの医療費の無料化など、画期的な政策もあり子育て支援も進んで一定の成果が現れていると思っています。しかし今、日本社会の大問題になっている少子化等人口減少にブレーキがかかっていない。社人研の将来推移ベースとした浜中町の将来の人口見通しは、合計特殊出生率と移動率を改善する対策をとっても、2020年の5664人が2030年には4857人、2060年には2740人と厳しい数値となっております。浜中町は人口の将来展望として、現在の合計特殊出生率1.54を令和7年までに人口維持の目安とされる2.07人とすることを目指しておりますが、数点について伺いたいと思います。支援制度の出産祝金の拡充でありますが、創生総合戦略のKPI評価書でも出産祝い50件としております。合計特殊出生率の分母となる15歳から49歳の女性の数が1つのポイントになるのだと思っておりますが、支援を拡充することで、目標達成越えをし、出生率も上がると思っています。女性の方々が浜中町で子育てをしたいと思うような環境になるよう第一子10万円、第二子20万円、第三子30万円、第四子以降は10万円加算ということで、出来ないのかどうか伺いたいと思います。
答弁 企画財政課長 金澤剛(企画財政課長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答え申し上げます。出産祝金につきましては、平成27年度から子育て支援の一つとして新生児1人に対し5万円相当を町内で使える金券という形で支給する事業として実施しております。一方同様の事業を他町村でも実施されているというのは承知しておりますが、支給される対象や金額もその市町村の状況に応じて様々であるという状況であります。金銭的支援ですので、当然多い方が喜ばれるとは思いますけれども、5万円一律ですけれども、そればかりということではなく、その他の子育て支援政策との優先度合いや財源確保の問題もありますので、検討が今後必要になると考えているところでございます。
質問 3番 秋森新二
確かに祝金は多ければ多いほど頑張ろうかなっていう人もいると思います。第三子100万円という地域もあります。出生率の話になりますが、浜中町は1.54、別海町は1.86、標茶町は1.73で産業に充実していると出生率も高いのかなという認識はあるのですけれども、その辺の認識はどうなのでしょうか。
答弁 企画財政課長 金澤剛(企画財政課長は2021年3月まで)
ただいまの御質問ですけれども、議員おっしゃるとおり地域の産業がしっかりしていれば出生率も高いと考えております。
質問 3番 秋森新二
出産祝金は今5万円ですけれども、できれば10万円、第二子20万円、第三子30万円というような内容にしてほしいなと思っています。飛びます。本当は予防接種ワクチンの無償化を高校生までとか入学祝金を小学校入学児童1人につき3万円、それから高等学校支援として生徒1人年額5万円を在学中3年間支給というのは、質問しません。子育てひとり親支援について伺います。中学生までの子どもを養育しているひとり親に対し、年額5万円を支給。第二子以降ひとりごと2万5000円を加算するという提案であります。今3組に1組の夫婦が離婚していると言われています。母子家庭が120万世帯以上に上るとも言われております。地元にも親に面倒を見てもらいながら働いている方、また借家を借りて子育てをしている方もいます。現状の母子世帯、父子世帯は浜中町ではどれくらいの方がいますか。
答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)
実数ですけれども、児童扶養手当貰っている方と受給権がある方ということでお答えさせてもらいますけども、父子世帯も入って48世帯となっております。以上です。
質問 3番 秋森新二
ひとり親世帯に対する支援はどうでしょうか。
答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)
ひとり親家庭の経済的支援につきましては、まず北海道が支給している児童扶養手当がこの方々にはあります。18歳までの児童を監護する保護者に対して支給されています。経済的支援ということで所得の状況や子供の数とかで支給されている制度であります。浜中町における助成内容について若干お話させてもらいますと、ひとり親家庭の児童に対する医療費の無料化は18歳まで、それとお母さんについても状況に応じて助成しております。それと住民税非課税のひとり親家庭に対しては福祉灯油ということで、灯油100リッターの購入助成を行っております。それと生活支援助成として1万円分のピリカ商品券を配付している状況であります。経済的支援という部分ですけれども、昨年ひとり親家庭への生活給付金を支給ということで1世帯10万円させていただきました。これはコロナの交付金を活用いたしまして、コロナ禍の影響があるということで生活支援ということで実施しています。これについては障がいを有する方の世帯も入っていますから、実際先ほど48世帯と言いますが、対象者が60世帯で60世帯に支給しております。現状の支援内容はこのような状況になっております。以上です。
質問 3番 秋森新二
できることであれば、支援していることは分かっている上での要望でありますので、もし48世帯の方に対して出来ることであれば、もうちょっと手厚い支援があってもいいのではないと思っていますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。今日は欲張って多くの支援制度を求めました。あまり実になるものはありませんでしたが、裏づける財源の必要性も十分認識している上での要望でありました。産業の安定が基本だと思っています。そういう中で現在の少子化対策が産業とセットと思っていますので、地域コミュニティーの無い所には先ほども言いましたが若い人はやはり集まらないっていうふうになってしまうのだと思います。できるだけそのことは避けていきたいなと思っております。まだまだ漁業は余裕がありますから、そういう中で20年後30年後を見据えた、支援制度対策をやはり取っていくべきだなと思っておりますので、再度町長の答弁を伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
今、多くのことで子育て支援という部分では集中して提案していただきました。私ども今回こういう議論してやっていますけれども、もう少しこの子育て支援するにあたって多くの人から声を聞くということも必要なのかなと思っています。町長として生意気ですけれども、しっかりやっている方だろと思っているのです。私の頭の中では。ただ、こういう世界で議論して、そして決めて合意を得てやっているともっと広い世帯から聞くべきだし、本当に子育て世代から聞かないとだめでないのと感じてきているのですね。それとこの前新聞に出ていましたけれども、女性議員がうちの町はゼロとってなっていました。まだ釧路市と釧路町は6人ずついるということで、これも足りないじゃないかという指摘もされました。是非、これからの構成含めて女性の参加も含めて、していかないとならないのかなと。特に農業あたりでも理事で入れていく、農業委員会でも女性というふうになっていますが、だけど人が少ないのですよ。率が悪いのですよ。1人だけ置いといても浮いている状況なっているのではないかと思っています。そんな意味でぜひ町のいろいろな団体、協議会を作りますけれども、これからそういう視点も含めてまちづくりをやっていかないとと思います。産業振興についてはしっかり産業団体にもしっかり頑張ってもらうし、町もしっかり応援するし、そういうスタイルで進めていきたいというふうに思っています。以上です。