羽幌町議会 令和7年第10回定例会 2025年12月11日
今後の観光行政の在り方について
2025年12月11日、羽幌町議会の一般質問で、磯野直議員が「今後の観光行政の在り方について」質問し、町長 森淳、商工観光課長 三上敏文、町民課長 大平良治、副町長 三浦義之が答弁しました。
- 質問者
- 磯野直 議員
- 答弁者
- 町長 森淳、商工観光課長 三上敏文、町民課長 大平良治、副町長 三浦義之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 磯野直
私からは、今後の観光行政の在り方について質問をいたします。本町において、観光は地域経済の活性化や雇用創出にとって重要であることは言うまでもありません。また、観光は単なる経済活動ではなく地域文化の再発見や人と人とのつながり、そして地域の誇りを取り戻す重要な手段でもあります。しかし、近年は観光スタイルの多様化や人口減少、少子高齢化などを背景に従来型の観光政策だけでは対応が困難になってきていると考えます。そこで、以下の観点から現状と課題、そして今後の方向性について町長の考えを伺います。1点目、地域資源を生かす観光戦略について。近年観光客のニーズはモノ消費からコト消費、さらにはトキ消費へと移行しています。単に温泉や名所旧跡を訪ねるだけではなく、その土地ならではの文化や人との交流を求める傾向が強まっています。2つの離島を持つ本町には豊かな自然、歴史、そして人の温もりという貴重な地域資源がありますが、これらを戦略的に生かし切れていない面もあると感じています。本町として既存の観光資源をどのように磨き直し、他地域との差別化を図っていくか方針を伺います。次に、観光客の行動分析とデータ活用について伺います。近年観光客の行動パターンや嗜好をデータに基づいて把握し、マーケティングに生かす観光DXが注目されています。本町においても観光客の滞在時間や移動経路、消費傾向などを正確に把握し、それに基づいた戦略を立てることが求められています。観光DXの推進、特に観光データの取得、分析、活用について現状の取組と今後の展望を伺います。3点目、交流人口、関係人口の視点からの観光振興について伺います。観光は一時的な訪問から関係づくりへと重心を移しつつあります。都市部住民との継続的な交流、すなわち関係人口の創出は地域活性化の鍵になると考えます。そのためには、都市と農山漁村をつなぐ交流プログラムや長期滞在、二地域居住の促進などが必要です。関係人口の視点からの観光施策について、現状の取組と今後の計画を伺います。4点目、ターゲット別観光戦略の必要性について伺います。団塊の世代を中心としたアクティブシニア層やZ世代のような個性重視の若年層など、観光客の層は多様化しています。例えば団体旅行を敬遠し、自分らしい旅を求める傾向が強まる中、画一的な観光プログラムでは対応できません。本町としてターゲットごとのライフスタイルやニーズに合わせた観光戦略の構築をどのように進めていくつもりか伺います。5点目、持続可能な観光の推進について伺います。観光振興は経済面の効果だけではなく、環境や地域コミュニティーへの配慮も求められる時代です。特にグリーンツーリズムやエコツーリズムといった持続可能性に配慮した観光の推進は、今後の地域づくりの中核になると考えます。本町として持続可能な観光をどう位置づけ、具体的にどのように展開していくか伺います。以上です。
答弁 町長 森淳
磯野議員のご質問にお答えをいたします。1点目の地域資源を生かす観光戦略についてでありますが、本町は豊かな自然環境や食文化、特有の歴史文化を有しており、特に天売島の海鳥繁殖地や焼尻島の原生林といった自然環境、移住開拓や炭砿に関する歴史、食文化などは他地域には見られない貴重な資源であると認識しております。これらの地域資源については、観光ニーズの変化に的確に対応しながら磨き直しを図ることでより効果的に活用してまいりたいと考えております。観光ニーズの変化に対する施策として、観光案内表示の多言語対応や情報提供のデジタル化に加え、旅行者の多様な関心に応じた情報発信の充実を図ることが重要であると認識しており、今後はインバウンドの誘客も視野に入れる必要があることから、特に離島地区において導入が進んでいないキャッシュレス決済の普及も課題と認識しております。このため、観光関係者や地域住民の皆様と連携し、可能な範囲で改善を進めてまいりたいと考えております。2点目の観光客の行動分析とデータ活用についてでありますが、観光データの活用は観光施策の精度向上に資する有効な手段であると認識しております。観光DX推進の一環として、昨年度に実施した天売、焼尻地域のPR配信において一定数のアクセスが確認されたことから、年齢層や関心分野などの属性分析を行い傾向の把握に努めているところであり、加えてSNSの投稿傾向やスマートフォンの位置情報、消費行動など民間事業者が保有するビッグデータを活用することにより、観光客の行動特性や関心分野を多角的に分析することが可能であると認識しております。なお、データの取得、分析に当たっては外部委託等に伴う費用も想定されることから、費用対効果を慎重に見極めつつ今後研究を進めてまいりたいと考えております。3点目の交流人口、関係人口の視点からの観光振興について、4点目のターゲット別観光戦略の必要性については関連がございますので、一括してお答えいたします。まず、関係人口については、定住人口や一時的な交流人口とは異なり、地域や地域の人々と継続的かつ多様な形で関わりを持つ方々を指すものと認識しております。具体的には、仕事やボランティア活動、ふるさと納税などを通じて地域に関わり、経済、文化面で貢献し、地域課題の解決や活性化に寄与する方々であります。関係人口の創出やターゲットのニーズに合わせた観光施策については、住民との交流、旅行者に合わせた細やかな対応が必要となり、行政の対応のみならず住民の皆様と連携し、つくり上げていく側面もあるものと考えております。現状の取組といたしましては、離島地区において観光協会や海鳥センターが主催する海岸清掃活動、大学生によるフィールドワークを通じて町外の方々が地域課題に主体的に関わる機会を提供しております。このほか合宿等誘致事業として町外の文化、スポーツ団体を本町に受け入れ、練習試合等を通じて交流を実践しております。また、初めての試みでありましたが、関係人口の創出を目的としたイベント、羽幌とつながる日を9月に札幌市で開催し、町の魅力を広く紹介しながら羽幌町にゆかりのある方も、そうでない方も羽幌町の応援者、羽幌町のファンとなるよう継続的な関係構築のきっかけとして取り組んでおります。ターゲットの設定については、本町の観光資源は多様性に富んでおり、特定のターゲットに限定せず、世代を問わず多くの方に町の魅力を伝えていきたいとの思いで取り組んでおりますが、今後はより効果的な施策展開のため、ターゲットの設定についても検討課題としてまいりたいと考えております。5点目の持続可能な観光の推進についてでありますが、本町においては自然環境や文化的資源の独自性を保全しつつ、観光を通じて地域の魅力を発信する取組を持続可能な観光の柱として位置づけております。現在のところオーバーツーリズムのような過度な観光集中は見られておらず、環境や文化の負荷も比較的軽微であると認識しておりますが、将来にわたり地域資源を守りながら観光の価値を高めるため、観光に関わる様々な方々と持続可能な観光の在り方を模索してまいりたいと考えております。観光振興は本町にとって地域経済の活性化や雇用創出に資するのみならず、地域文化の継承、人と人とのつながりの創出、そして町民の誇りの醸成に資する大事な施策であると認識しております。一方で、本町においても人口減少、高齢化、担い手不足が顕在化し、観光に関わる人員にも限りがある中で全ての施策を一度に展開することは難しい状況があります。このような現状を踏まえ、今後も観光協会や地域住民の皆様と連携しながら地域に根差した観光振興を共に築いてまいりたいと考えております。以上、磯野議員の答弁とさせていただきます。
質問 7番 磯野直
それでは、質問させていただきます。全般に観光という目的が1つなので、若干質問の中の1点目だとか2点目とかって前後するかもしれませんので、ご容赦をお願いいたします。両島の部分なのですけれども、特に天売の部分は最近はもうインバウンドも含めて海鳥という自他ともに認められる資源があることはご存じのとおりなのですけれども、残念ながら焼尻のほうはなかなか旧態依然のオンコとめん羊というところで、なかなかそこから抜け出られないということが続いています。ただ、私も考えるに、まだまだ実は秘めた資源というのはたくさんあると思っています。これは両島に共通していることなのですけれども、1つはいわゆる12キロある、周囲12キロ、離島という資源。それから、また島には、これは両島に共通するのですけれども、例えば野鳥であれば今までの調査例を見るとおよそ300から400種類の野鳥が、これは両島共通して見られる。それから、もう一つは草木にしてもおよそ400種ぐらいの草木が調査で確認されています。それと、特出するのがいわゆる800以上の昆虫が確認されています。今までその昆虫というのは、なかなか目をつけてこられなかったのですけれども、離島という特異な場所なので、多分ずっと何百年か何千年か知らないですけれども、昆虫というのはほとんど移動していないはずなので、これは絶対いい資源になるのでないかなというふうに考えています。そのほかに観光客の動向を見ると例えばトレイル、いわゆる歩く。島をただただぶらぶら歩くトレイルだとか、それから今年はマラソンの方々も来ていました。シーカヤックなど、先ほどのような昆虫採集なども含めて今まで気がつかなかった点がかなりあると思っています。また、もう一つはとかく言われるのが島でコンビニもなくて、なかなか欲しいものも手に入らなくて不便な島という印象があるのですけれども、別にそれを認めてどうということないのですけれども、思い切って宣伝の方法として、であればいっそのこと例えば日本一不便な島ですと言ったほうがよほどインパクトがあるのかなという感じもするのです。また、人口も100人ほどで過疎の島というのが定着していますけれども、であればいっそ100人が暮らす豊かで幸せな島といったそういうキャッチコピーを言ったほうがずっといいのでないかなという気はしているのです。そういう面で、これから先宣伝の仕方も、そういう面でいろんな資源を利用した宣伝の方法もあるのでないかと思っているのですけれども、その辺について課長どうですか。
答弁 町長 森淳
あえて最初に言うかどうか非常に迷っていたのですけれども、今後話をする上でやっぱり冒頭のところで現状の認識についてお話ししてから具体的な施策について話す必要があるなというのは、実はこれ9月のときからそういうふうになっていました。また改めて出てきたのも前回と同じ内容でありましたので、我々の立場からすると質問されたことに対して答えるというスタンスの中で答弁書は作るというのが当然のことではありますが、現状一言で言えば先ほど100人程度って言っていましたけれども、例えば焼尻に関してだけ言うと、観光に関わっている焼尻の住人というのは数人程度です。夏場だけ来る人が何人かいて、10人に満たないというような現状がある中でどう具体的にそれを進めていくかというのは行政側としては常に考え方のベースに置きながらいかなければいけないということでありました。今回の質問も確かに磯野議員のおっしゃるとか、いろんなところから勉強もなさって書いたことに関してはほぼ否定するようなとか、そういう中身についてはあまりなかったのですよ、やり取り。2回にわたってやり取りしたのですけれども、あとそれ繰り返しになりますけれども、そういう視点を持つのはいいのですけれども、ではそれをどう具現化していくというところに関して、それを聞かれてもいないのに書くということに対して私も抵抗がありましたので、今回今後これから45分にわたってやり取りする中では、ぜひその辺の視点もどこかで加えて、実際に島に長年いて一番島の現状も分かっていらっしゃいますし、職業としても観光にいたという、観光業ということでしたので、それを離れていくとやっぱり建設的ではないなという気がしますので、お願いしたい。我々としても、そういう観点を持ちながらも誠心誠意これから答えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 商工観光課長 三上敏文
先ほど地域の資源を利用した観光の仕方をこれから模索していったらどうだということで、磯野議員からのご意見だったと思います。それで、また宣伝の仕方という難しい問いであったのですけれども、確かに今年焼尻島のほうでごみ拾いボランティアだとか、マラソンのイベントなどが実施されまして、これは新たなイベントということで非常に島民も思いつかなかったところもあったのではないかなと思うのですけれども、実際やることに当たっては島民の方々の積極的な協力の下に実施できたというふうに聞いております。旅行のメニューとして旅先で出会う人との交流や、地域に貢献をしたいという方々がいらっしゃるというお話も聞いてございます。そういったことで、いろんな可能性はまだこれから両島には秘められていると思いますので、そこら辺島の方々とも相談をしながら、実施に向けて島民のご協力を得ながらでないとこれはうまくいかないと思っておりますので、そういうような形で模索しながら、これから観光協会とも相談しながらやっていければなというふうに考えてございます。
質問 7番 磯野直
先ほど町長からも話ありましたけれども、確かに本当に人口が少なくなって、なかなか働き手もいない中で、多分課長もそう思ったのでしょうけれども、島へ行って、では今後の観光協会と話合いをして何かというと食のイベントって必ず、めん羊まつりとか出てくるのですけれども、では実際にやるときになると本当に誰も手伝えなくて、ほとんど役場の職員におんぶにだっこで、それが本当に地元のイベントなのか、イベントってやっぱり自分たちが一緒になって楽しんで、観光客も楽しんで、そしてお金にもなるというのがイベントでないかなという、それが観光につながれば一番島の人にもお金が回ってというふうに考えているものですから、ただ町長もご存じのように、では一発逆転の施策なんてなかなかないですから、ちょっとしたことでも、そういう中で気がついたのは、ここ何年かで見ていると、私も1年ぐらいずっとシーズン中、浜にいてお客さんの動向を見ていたのですけれども、結構トレイル、いわゆるトレッキングというの、トレイルという歩く人たちが非常に増えてきて、今まではお客さん行ったらもう車でぐるっと回って次の船でというのが、いやいや、そうではなくて私たちは歩くのだよという人が結構出てきている。それから、これ何年も続けてトレイルで歩く人が来ているのと、今年初めてやったのはマラソンを島の人たちが企画してくれてやったのですけれども、意外と人が集まって我々としてはちょっと驚くような、人が集まって楽しんでくれた。そういう形で、わあっと集まって、飲んで食ってわあっというイベントでなくて、そうやって本当に参加してくれて島を楽しんでくれるのが一番のイベントなのではないかというふうに考えているものですから、ぜひこの辺の今やっているトレイルだとか、マラソンだとか、それと将来的には例えばシーカヤックだとか、前段言いましたけれども、そういった島の自然、昆虫採集だとか、そういうものをもうちょっと突き詰めて、別にお金出してどうのこうのではなくて、行政のほうもそういうことにちょっと軸足を置いて宣伝してほしいなとこれからの、人がいないのは、これ悔やんでもしようがない話なので、何とかそういう観光客に参加してもらうというイベントってなれば、これから少しは長続きするのではないかなというふうな思いがあるものですから、その辺のところぜひもうちょっと行政のほうも、別に金出せとは言いませんけれども、新たな視点を持って進めていってほしいと思っているのですけれども、もしその点で課長に何かご意見があれば。
答弁 商工観光課長 三上敏文
お答えいたします。議員のおっしゃられたとおり、今全国的に観光とイベントに対するボランティアをマッチングする取組なども増えておりまして、そちらのほうにも注目して今情報収集を進めているところでございます。例えば都市部の若者や学生に地方のイベント運営を手伝ってもらいながら地域の観光を楽しんでもらうといった取組などで人手不足の解消と地域への愛着の向上を図る取組として、そういった事例も何件か見られているように聞いております。それで、そういったものを生かしながら島に人がいないからできないということではなくて、確かに焼尻のめん羊まつり、いろんな人が島外から手伝いに来てくれて実施できている事実もありますので、そういうようなことでマッチングでよそから人を連れてくるということも視野に入れながら、島のいいところを参加してもらった方が覚えていって、またファンになっていただければなというふうに考えてございます。
質問 7番 磯野直
1点目の中の答弁の中で出てきたキャッシュレス決済の普及という話が出てきました。確かにそのとおりなので、1つ浜にずっと1年ぐらいいて感じたのは、お客さんからもそういう要望が確かにあるのです。一番要望があったのは、やっぱりフェリーをキャッシュレス、全く現金なので、私らが見ていても、時間になると30分前に売り出すのだけれども、一斉にずらっと並んで大変な混雑なのです。であれば、あれ券売機にしてしまったほうが、券売機でコード決済なりキャッシュレスにしたほうがよっぽど便利なのでないかな、それが今フェリーが、これは民間の会社なので、中身のことはあれなのですけれども、人手がなかなか足りなくてという話ししているので、それであれば今のところ、そういう意味で島の中でキャッシュレスを使うのだという推奨するのであれば、ぜひともフェリーのほうも一度そういう声をかけていただいて、キャッシュレスの方向でいってほしいというふうに思うのですけれども、その辺はいかがですか。
答弁 町民課長 大平良治
お答えいたします。私のほうから直接ということはないのですけれども、別のタイミングでそういうキャッシュレスについてフェリー会社のほうにどうだという話をしたことはある形になっています。今言われたように、使われる方々もキャッシュレスということは聞いてもおりますので、実際にやるのはどうしても私たち行政ではなく事業者のほうになりますので、ただこういった意見があるということは、そういう会議ですとか打合せのときにはどうでしょうかねというのは話はしていきたいと思います。
質問 7番 磯野直
お客さんのニーズがだんだん、だんだんほとんど、私は特に、年寄りなのですけれども、キャッシュレスがすごく使いやすいということを実は分かってきていて、自分でお金出すよりもバーコードのほうが使いやすい。みんなだんだん分かってきているのだと思うのです。もうご存じのように、それは民間の会社なので、そこにどうせいということはならないですけれども、もし行政として例えばIT関連で補助とかあるのであれば、そういうものも含めて行政で応援できるものあればぜひ相談していってほしいと思います。よろしくお願いします。次の2点目なのですけれども、アンケート調査についての質問をしたのですけれども、なかなか今皆さんご存じのとおり、昔は乗船名簿って書いてすぐその動向というのは分かったのです。幾つぐらいの年代の人が、男なのか、女なのか、何人渡った、すぐ分かった。今それがないですから、はっきりした数値はなかなかつかめないというのは私も重々承知なのですけれども、でもそういう動向をまずつかまないと、変な言い方ですが、相手のことが分からない限りは、こちらで幾ら供給ばかりしても需要がどうなのかって分からないということがやはり問題だと思うので、そこを知るということが必要だと思っているので、それでこの質問をしたのですけれども、実は去年でしたか、おととし、JTBの社員が2人かな、3人で来て、結構なスパンで調査をしていきました。そのとき気になったのは、多分係長もご存じでしょうけれども、フェリーの駐車場のところに、入り口にいて全部車をチェックしたのです。要するにナンバーを見ればどこから来ているかというの大体分かる。聞き取りも自分で、いわゆるアンケート用紙を渡すのではなくて個々に聞き取りをしたというのがありまして、結構細かい、多分その結果は担当課にも届いているとは思うのですけれども、私もちょっと見た限りでは本当に詳しく出ていたので、ああいうのは結構参考になるなという。ただただアンケート用紙渡して回答してくださいねって、なかなか思いどおりのものは出てこないと思うので、ぜひそういうのは参考にしてほしいので、それでお願いなのは、ではこの中でいわゆる委託するためには費用もかかるということなのですけれども、費用もかけないでできるのではないかなと1つ思いがあります。それは、例えば、ではどうするかというと、職員がそういう駐車場のチェックするのも1つですし、例えばこれ離島だけではなくて羽幌のことを考えたときにバラ園の駐車場に入ってくる車を、では乗用で来るのか、レンタカーで来るのか、キャンピングカーで来るのか、自転車で来るのか、バイクで来るのか、ナンバーどこかというのは、これ役場の職員でも、そんな委託しなくてもできるのでないかなという気がします。なぜかというと、今までの経過からいうとお金出して委託業者に頼んでも、確かに立派な冊子で報告書は出てくるのですけれども、グラフを描いたり、カラーだってきれいで誰が見てもすごいねというの分かるのですけれども、そうではなくて羽幌のことを知っている羽幌の役場の職員がじかに聞いて、お客さんに聞かれたときも島へ行ったらこうですよという、そういう形のアンケートを取るという方法も、お金をかけないでやるという方法もあると思うのですけれども、それに関しては課長どうですか。
答弁 商工観光課長 三上敏文
お答えいたします。費用のことも考えた上で、職員がやったらどうだというようなご意見をいただきました。確かにそれが一番費用がかからないのかなとは思うのですけれども、少数精鋭で皆さん、うちの課以外も実施している状況でございまして、とても今そこまで人手を回せる余裕がないなというふうにお答えさせていただきます。
質問 7番 磯野直
いわゆる委託業者に頼んでお金出してというのは、その辺でちょっと引っかかったものですから、別に金をかけなくても大きな効果を得る方法はあると思うので、ぜひその辺は検討してみてください。それともう一つ、いわゆるデータを利用してということで、例えば観光協会のホームページだとか、そういうのが出ていてアクセス数は出てくると思うのです。どのページを誰が見ているかというのはどのぐらいで、そういうのは十分参考にしていただいて、ぜひそういうのは今後の観光振興の宣伝に役立ててほしい。ただただパンフレットだけ刷れば、配っていればというのは、それは否定はしませんけれども、ぜひそういうのはやってほしいと思います。その次に、3点目の関係づくりについてなのですけれども、先ほど課長からも話ありましたけれども、今年島の中で海岸清掃だとか、それからマラソンだとかイベントして、実は海岸清掃は去年もやっていたのですけれども、驚いたのは去年やっていた人がまた今年も来て、募集かけたらあっという間に埋まってすぐ締め切ったということがあって、トータルで観光客が40人ほどで、もっと驚いたのは島の人が積極的に30人も参加していただいたというのがあるのです。そういうのが本当のイベントかなというふうに、島の人たちがやっぱり自分たちで汗水流して一緒に楽しんで、結構島の人たちも子供たちも参加して、親も参加して、それから学校の先生だとか、発電所の方だとか、それぞれの職場も皆さん参加していただいたというのがありまして、その後ちょうどお昼だったので、ちょっとしたバーベキューみたいなのをやったのです。その際、島の奥さんが自分で取ってきた海藻をみそ汁にしてくれて、その海藻の説明を来た人たちに熱く語っていたのです。こうやって取って、こうやって干して。それが非常に好評でして、あっという間にその2鍋作ったみそ汁がきれいになくなって、おにぎりとみそ汁だけだったのですけれども、それで十分楽しんでもらえたのだな。その後、その人たちがフリータイムにしたらみんな海岸で遊ぶ人は遊ぶ、山に入ってぶらぶら散歩する人は散歩するで、結構自由に自分たちで遊んでいたのです。何かこういうコースをつくって、さあ行きなさい、ここを見なさい、ここで写真を撮りなさいというよりは、そういうイベントをもっともっと増やしていければなというふうに思っています。そして、1つ思ったのは、参加された方がその後やはり島の魅力に取りつかれたというか、またわざわざ泊まりに来てくれたという人が何組も訪れていました。そういうその関係人口を構築していくことで少しずつ島に移住、定住の人が増えたり、将来的には移住、定住してもらえるのかなというふうに、いきなり移住、定住で宣伝したから何人も来るっていったって、そうはなかなかいかないので、本当にそうやって島が好きで、では夏期間だけ島にいようかなという人が出てくれば、それはそれで1人でも2人でも成果だと思っているのです。ただ、そうなるといつも問題に出てくるのは、では住宅どうするのだとかという話が必ず出てくるのです。どっちが先だという話、住宅もないところに移住、定住と言ったって来れないのではないかという話があるのですけれども、でもそれは来る人の考え方というのがあると思うのです。例えば両島に協力隊が来て、それぞれ民宿始めましたよね。それは、全然行政が別に応援しなくても自分で家を見つけてやりました。そのほかに、何年か前にずっとしばらく夏だけ天売に来られる夫婦がいました。その人たちもちゃんと自分で家を見つけて、何とか改修してというふうに使っていたので、多少不便でも、さっき言いましたけれども、日本一不便でも、それは承知で本当に好きな人は来るのかなというふうに思っています。ただ、現実としてやっぱり住む家はなかなかないのだと思っています。そういう中で1つ、次年度ですか、ある企業でどうしても家がないので、トレーラーハウスを持ってくるという計画があるやに聞いていました。これ結構いけるかなと思っています。なかなか島で今住める家探せってそうはならないので、であれば行政としては例えば土地だけ提供して、そこにある程度の上水道と下水の排水の設備だけは行政がして、あとは一時的に住みたい人はどうぞトレーラーハウスを持ってきてくださいというのは可能ではないかと思っているのです。そういう宣伝もありかなとはちょっと思ったりするのですけれども、その辺については、課長、どうですか。
答弁 町長 森淳
実は具体的に会社だったので、それはその前提で話しますけれども、トレーラーハウスに関しては技術的に無理ということです。具体的なことについては、副町長のほうである程度その理由も説明できると思いますので、一応そのことに関してだけまず答弁させてもらいます。
答弁 副町長 三浦義之
トレーラーハウスということで、以前焼尻で設置したいという業者というか、会社というか、問合せがありまして、向こうでも相当検討したのですけれども、こっちでも受入れ態勢についていろんな課に及びますので、全課集まって対応しましたが、向こうのほうから設置に関して実際に石狩のほうで具体的な会社のトレーラーハウスの実物がありまして、実際にやってみたところ、やっぱり振動ですとか、それから暑さ、寒さ、いろんなことに関して実用的ではないと。本当の短期的なことであればいいけれども、数日とか1か月ぐらいなのかな、その期間はちょっとあれですけれども、実用的ではないということで諦めたというような経過もありまして、実際には通常の家を確保したいというようなことできていますので、トレーラーハウスについてはあんまり実用的ではないというふうに聞いております。
質問 7番 磯野直
私はいつかテレビの番組でそのトレーラーハウスのあれを見たときに、それを組み合わせて宿泊、要するにホテルの営業できるというふうに見ていたものですから、であれば特に皆さんご存じのように島で今家建てるととんでもないお金、リフォームするだけでもすごく金がかかる。だったら、それごと持ってきてどんと置いてあったほうが。島の場合は特に西浦方面なんていうのは更地がたくさんあるので、もちろん個人の土地ですけれども、町有地も例えば西浦漁協の辺りだと結構公有地とか町有地とかあるのかなと思って、そこに設置できればなというふうに考えています。そうすると、あの辺海で遊べるし、シーカヤックの拠点にもなるだろうし、サップの拠点にもなるだろうし、魚釣りもできるだろうしというふうに、そういうふうにそうやって何とか置いて関係人口を増やしていくことが将来的には移住、定住、それからそういう人たちがまた島の中で民泊なり民宿の商売してくれればというふうにちょっと思ったものですから、時代はどんどん進んでいくので、いろんなまたもっともっといいものができてくるかもしれないので、その辺はぜひ、もしそういうのができたらそういうものを検討の材料にしていただきたいのですけれども。
答弁 副町長 三浦義之
トレーラーハウスの現状については先ほど説明したとおりでありますけれども、今言ったとおり技術の進歩とか、いろんな課題が克服されて居住に値するようなものが出てくるのであれば、また検討の値に資するのかなというふうに考えます。
質問 7番 磯野直
よろしくお願いします。皆さんご存じのように、島というのはそういう面では家建てるだとか直すのは非常に不便なところなので、何かいい方法があればというふうに思っていますので、検討のほどひとつよろしくお願いいたします。次に、4点目のターゲットを絞って対応したプログラムやパンフレットという話をしました。これ何でこういう話をしたかというと、実は私観光客の動向を見て浜でお手伝いをしたときにパンフレットが僕自体もう見れないのですよ、字が小さ過ぎて。来たお客さんも見れなかった。最近の動向を見ると、やっぱり僕らの年代のリタイアして時間の余裕もできてそういう旅行をしようかなという人が特に5月、6月、そういう人たちばかりだったので、本当にパンフレットが見れなくて、ではどうしたかというと結局みんなフェリーの時間だとか料金知りたがるものですから、別なA4の紙に印刷し直して、大きくして出したというのがあるのです。そういう人たちが増えてくるということはそういう需要があるということなので、なかなか私たちのほう、分かるのですよ、パンフレットを作っているとき僕らもそれに参加しましたけれども、やっぱりいろんな情報をいっぱい詰め込みたいというのは分かるのです。いろんな、ターゲットを絞らないで全てのお客さんに。だけれども、なかなかそれは今ではもう要らないのでないかなという。来る人はスマホだとかでそもそも情報を仕入れてくるので、その辺の、いわゆる、ということであれば、なおさら僕はターゲットを絞ったそういう宣伝の方法というのを少し考えてほしいなというふうに考えているのですけれども、その辺はどうですか。
答弁 町長 森淳
観光パンフに関しては羽幌町が直接作っているものではなく、観光協会のほうで企画を立てて我々のほうで補助という形で出しているということで作っていただいています。磯野議員もそのメンバーの一人でありますので、ぜひ観光協会の中で今の意見を反映させて、よりよいものがあれば観光協会のほうの中での申込みに対して我々は検討するという流れになると思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 7番 磯野直
もちろん何が何でもそういうパンフレットを観光協会で作れということではなくて、もう十分、そのパンフレットは観光協会で作って、町は補助金を出しているというのは分かっているのですけれども、行政としてはそういう形で、行政もそういう中に参加してターゲットを絞って、行政でいい案があればそういうものを提案してほしいなという思いで質問したので、よろしくお願いいたします。とかく観光業者に聞いたりすると、羽幌もそうですけれども、よく羽幌で意見出てくるのは例えば道の駅で看板がないだとか、分かりづらいという話が出てくるのですけれども、僕はそうは思っていなくて、本当に来たい人であれば自分で幾らでも探して、言い方は悪いかもしれないですけれども、行きたかったらやぶ越えてでも行くという、今天売に行っている人たち見ると本当にそういう格好で、もう別に改めて看板あろうとなかろうとというふうに、そういう意見もあるものですから、そういう意味で例えば看板作ると結構な金かかるわけです。そうではなくて、そういう観光のお金もただただ看板作るのではなくて、もうちょっと宣伝の方法があるかなというふうに思いましたので、4点目の質問はしました。それから、僕らが思うには旅の本質というのはただただ何か旧跡見て、旅館帰って、一杯飲んで、風呂入ってということではなくて、やっぱりそこにふだん味わえないものを何か味わいたいというのが旅だと思うのです。そういう意味では、本当に離島というのはそういう資源をたくさん持っているので、ぜひそういうものは観光課としても、先ほどから同じ話になりますけれども、そういう形の売り方をしてほしいと思います。最後になりますけれども、観光というのは一時的なものではなくて、5番目になりますけれども、持続させてこその意味があると思っています。ぜひ私が思うのは、やっぱり観光というのはお客さんももちろん満足して、受け入れる島の人たちも一緒になって満足して、そしてお金が回るというのが理想だと思っていますので、できるだけあまりそれほどお金をかけなくてもまだまだいい資源を生かした観光ができるかと思っています。特に今、いわゆるデジタルでインスタとかというSNSで情報発信して、島の中でも漁師のおかみさんだとか結構出したりしているのです。そういうのをもっと利用して、もうちょっと行政が少し教えてやって、島はお年寄りがいっぱいいますから、お年寄りはみんなスマホを持っていますから、それでインスタの方法でもちょっと教えて、毎日年寄りが1人ずつ1枚ずつ写真撮って、ちょっとした、本当の島の生の声で一言でもお年寄りが上げてやれば、それはそれで例えば1人のお年寄りがフォロワーが100人いれば、5人いれば500人です。そのフォロワーがまた何千人のフォロワーがあるわけですから、そういう宣伝というのは非常に効果が大きいと思いますので、これを最後にしますけど、ぜひそういう視点から新たな資源の開拓等もしていただきたいとお願いしまして質問を終わります。