みんなの議会

羽幌町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月9日

(1)灯油価格の高騰による町民生活への影響とその対応策について/(2)離島島民が抱える問題、課題について

2021年12月9日、羽幌町議会の一般質問で、磯野直議員が「灯油価格の高騰による町民生活への影響とその対応策について」「離島島民が抱える問題、課題について」について質問し、町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美、町民課長 宮崎寧大が答弁しました。

質問者
磯野直 議員
答弁者
町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美、町民課長 宮崎寧大

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 磯野直

それでは、私から町民生活に係る問題について質問いたします。まず、1点目、灯油価格の高騰による町民生活への影響とその対応策について質問いたします。世界的な原油価格の高騰から、全国的にガソリンや軽油、灯油の価格が高騰し、国内においては13年ぶりの高値を記録しました。本町においても先月来、灯油価格の値上げが続き、今月に入り昨年同月比で1リッター当たり30円程度値上げされ、町民の生活に大きな影響を与えています。特にこれから本格的な冬に向かう北国においては灯油価格の高騰は住民の暮らしを直撃し、中でも高齢者や障がい者、また独り親家庭などの低所得世帯にとっては命にも関わる大きな問題であり、行政としても早急な対応が必要と考えます。そこで、以下の質問をします。1点目、本町においては例年生活困窮者に対して義援金や福祉灯油等の福祉施策を行っていますが、この急激な価格高騰を受け、対象となる件数及び金額などを見直し、できるだけ給付範囲を広げ、できれば年越し前に給付を実施し、そのための予算措置もするべきと考えますが、町長の考えを伺います。2点目、生活保護世帯においては一定額の光熱費が支給されていると理解していますが、この急激な灯油価格の高騰を受け、道内の市町村では生活保護世帯に対しても灯油引換券を配付するところもあると聞いています。我が町でも町独自の政策として早急に生活保護世帯への対応をするべきと考えますが、町長の考えを伺います。次に、離島島民が抱える問題、課題について質問いたします。例年町は、両島において離島地区町政懇談会を開催していましたが、コロナ感染症が終息しないことから、2年続けて中止に至りました。また、町議会も今年離島において住民との意見交換会を予定していましたが、これも中止に至りました。町議会では事前にアンケート調査をしていましたが、直接町民の声を聴くことはできなかったことから、この機会に島民に代わりその声を行政に届け、町長の見解を伺いたく、以下の質問をします。1点目、今回の灯油価格の高騰は、高齢者が多い島民の暮らしを直撃し、生活に大きな影響を与えています。特に両島においてはタンクローリーで羽幌から灯油を島に運ばなければならず、そのためタンクローリーの往復にかかるフェリー運賃が直接灯油価格に加算されることから、より一層島民の生活に大きな打撃を与えています。また、そのほか様々な生活用品についても全て運送経費が上乗せされるため、島民生活に大きな影響を与えている現実があります。離島においては、プロパンガスについては北海道のプロパンガス価格安定事業、ガソリンについては経産省が実施している離島ガソリン流通コスト対策事業により、それぞれフェリー運賃分を補助し、価格の低廉化が図られていますが、灯油輸送運賃については同様の措置が講じられておらず、また自衛手段もないことから、島民の生活にとって大変大きな影響を与えています。この際ぜひ灯油についてもプロパンガスやガソリンと同様の措置を講じるよう北海道や国に対し強く要望すべきと思いますが、町長の考えを伺います。2点目、両島ともに高齢者が多く、道立羽幌病院や留萌や旭川へ通院する島民も多い。その際自家用車を羽幌に運んで通院などに利用したいという島民の声を聞きますが、フェリーの車両輸送運賃が高額なことから、苦慮しています。また、島には整備工場もないことから、車検はもちろん軽微な故障についてもそのたびに車を羽幌に運ばなければならず、大きな負担になっています。これは、将来島に移住定住を考えている人たちにとっても大きなデメリットになると考えます。ここ数年天売高校への入学希望者が増えています。この子たちが一人でも多く島に定住して島を活性化してほしいと考えていますが、そのためにはよりよい住環境を整えるのが行政の務めであると考えます。島に定住するためには様々なリスクはありますが、そのリスクを少しでも軽減し、島への定住を進めるための施策の一つとしてフェリーの車両運賃の助成制度を創設すべきと思いますが、町長の考えを伺います。以上です。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

磯野議員のご質問1件目、灯油価格の高騰による町民生活への影響とその対応策についてお答えいたします。1点目の生活困窮者に対する福祉灯油等の施策についてでありますが、例年社会福祉協議会の事業において町の補助金と歳末たすけあい募金を財源として、低所得者に対する灯油の現物支給を行っております。対象者につきましては、町の広報紙等で周知を行い、本人からの申出、民生委員の協力による調査等を基に配分委員会を開催して決定しておりますが、引き続き社会福祉協議会との連携を深めていく中で低所得者に対する支援を充実してまいりたいと考えております。また、今年度は灯油の価格が高騰しておりますことから、社会福祉協議会とも協議し、昨年度同様の灯油量を現物支給できるよう検討しているところであります。灯油の配達時期については、対象者の灯油タンクの空き状況等により事業者にお任せしておりますが、なるべく早期に配達していただけるようお願いしてまいりたいと考えております。2点目の生活保護世帯への対応についてでありますが、生活保護世帯に対しては社会保障制度の公的扶助として健康で文化的な最低限度の生活を保障する目的で保護費が支給されており、灯油代等の光熱水費を含む生活扶助は、本町を含む北海道では法律に基づく冬季加算として上乗せして支給されておりますことから、町独自の支援は考えておりません。次に、ご質問2件目、離島島民が抱える問題、課題についてお答えいたします。1点目の灯油価格の高騰についてでありますが、灯油価格の高騰は本町全体で影響を受けており、特に離島地区においては灯油に限らず様々な生活用品に輸送経費が上乗せされるなど、住民生活に大きな負担が強いられておりますことは認識しております。プロパンガスやガソリンについては価格や流通コストの安定化のため国や北海道の政策による支援を受けておりますが、その他の輸送経費への支援がない現状も理解しておりますので、離島住民の負担軽減としてプロパンガスやガソリン同様の措置が講じられるよう今後も継続して国に要望してまいりたいと考えているところであります。2点目のフェリーの車両運賃助成制度の創設についてでありますが、先ほども申し上げましたとおり離島地区の住民生活に関する現状は理解しておりますが、住民の負担軽減を目的として実施しております運賃割引に関する事業の維持、継続を優先的に考えておりますことから、現在のところ新たな制度の創設は難しいものと考えております。以上、磯野議員への答弁とさせていただきます。

再質問 2番 磯野直

それでは、私のほうから再質問させていただきます。まず、1点確認したいのですけれども、福祉灯油の対象者ですけれども、例年社会福祉協議会、それから民生委員等で選考しているということなのですけれども、直近で見ると、昨年度でいいのですけれども、その件数と金額等がもし事務方のほうで分かりましたら教えてください。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。昨年度の実績でありますが、一応配分委員会のほうで44件を認定しておりましたが、一人の方がお亡くなりになった関係もありまして、昨年度の実績は43世帯に福祉灯油を給付しております。合計金額につきましては、106万2,200円分の灯油を供給しているところであります。

再質問 2番 磯野直

そういう中で、本年度はかなり灯油高騰から増額になると思っているのですけれども、原課としてはどのぐらい増額になるというふうに考えていますか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。どのぐらいという件なのですけれども、配分委員会のほうが来週開催予定でありまして、今件数等を社会福祉協議会でまとめておりますので、どれぐらい増えるかというのは今のところ分からないのですが、担当課といたしましては去年の現物支給を維持できるようにということで、去年300リッターを1世帯に給付しているのですが、去年のリッターを確保できるようにと考えております。

再質問 2番 磯野直

その部分についてなのですけれども、今月の3日に道議会で鈴木知事のほうから福祉灯油について方針を示されました。これによると、福祉灯油事業は11月1日現在で道内155市町村が実施していると。道は、事業を行う自治体に対して人口規模に応じて200万円を上限に助成しているが、これを交付額を最大300万円になるようということなのですけれども、これはそうすると今までも道のほうからそれに対して助成はあったということなのですか。金額としてどのぐらい助成があったということなのですか。それと、もう一つは5割を増すことによって町のほうでは考え方としてはどのぐらい増えて、例えばリッター数を増やすのか、そういう思いでいるのでしょうか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。道の補助金につきましては、100万円以上かかった場合は50万円、2分の1ということで、50万円ほど道の補助金が充当されております。この5割増しという報道は聞いてはいたのですけれども、内容のほうがまだ詳細は細かい情報が来ておりませんので、仮に50万円の50%、5割増しになると、75万円が道の負担になるのかなとは思っておるのですが、その辺詳しい情報が来ておりませんので、その辺を含めて今後検討していきたいと思いますが、金額につきましては町の支出がまだ、配分委員会のほうを経て決定いたす予定ですので、その辺は今金額的には持っていないところであります。

再質問 2番 磯野直

せっかく道のほうで200万の上限を5割増やして300万になるということなのですけれども、であれば本町としても例えば件数を増やす、それからリッター数を増やすということもあり得ると思うのですが、その辺の考え方についてはどうですか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。仮に昨年度と同じ件数でありましても恐らく高騰しておりますので、町の支出は昨年度よりは大幅にというか、増えた分は増えるという認識をしておりますので、対象等につきましては現状の低所得を原則として行っていきたいと思っております。

再質問 2番 磯野直

答弁にもありましたけれども、周知について広報紙等で行い、本人からの申出、それから民生委員の協力、調査ということがありましたが、この辺についてはなかなか、例えば老人世帯だとか障がいのある世帯というのは広報紙を見ろといってもそう簡単にいかないのかなと思っています。そういう意味では民生委員の方々、地域の方々、それから例えば社協の在宅でヘルパーさんを頼んでいる方々、そういう方々の意見も当然広く聞いて、少しでも漏れのないようにしていただきたいと思っているのですけれども、その辺についてはいかがですか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。その辺につきましては常々考えておりまして、本人ではなく周りの人などの意見だとか、当然社会福祉協議会もホームヘルパーさんとかいますので、その辺の情報も含めて、あと地域に精通しております民生委員の情報を得て、漏れのないようにいきたいということで例年進めているところであります。

再質問 2番 磯野直

質問もしましたけれども、配付についてはできるだけ、もう冬ですから、今年は少し暖かいのですけれども、いずれにしろもう灯油消費しているわけですから、できれば年内と思っているのですけれども、今課長の言うようなそういう協議を経てということになりますと、年内配付というのは可能だとお考えですか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。町長の答弁で申し上げておりますが、配分委員会終了後、対象者に今年対象になりますという通知は直ちに出しております。それも含めて灯油販売業者のほうにも名簿等の情報を配付しているところです。対象者につきましては、どの燃料店を使っているなどの情報も調査で確認しておりまして、町長答弁でも申し上げましたが、灯油タンクに300リッターありますので、灯油タンクに全て一回で入らないとかいろいろ情報が、空きの状況とかもありますので、一応なるべく早めに灯油販売者のほうには配達してくださいとお願いしていきたいと考えております。

再質問 2番 磯野直

ぜひスピーディーにやっていただきたいと思っています。次に、質問の中にあります生活保護世帯についてです。直接町はそれにはタッチはしていないのでしょうけれども、もし原課で分かるのであれば今羽幌町内こういった生活保護世帯というのはどのぐらいの件数があるという理解でしょうか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えします。こちらのほうにはおおよそではありますが、85世帯程度の、人数的には100名程度と認識しております。

再質問 2番 磯野直

これは直接町が関わってはいないというのは理解しているのですけれども、私も質問もしましたし、答弁書にもありましたけれども、答弁の中で法律に基づく冬季加算として上乗せして支給されるということ、当然そのとおりなのですけれども、私心配しているのはそういった行政がやることというのは今も値上がりして大変なのにもかかわらず、お金が後回しになるだとかと、そういうことを一番心配しているわけなのです。それで、もし担当課でそういうものを把握しているものであれば、例えば今回の灯油高騰に基づいた冬季加算というのは既にされているものなのか、それともどこからされるのか、現状は本当に生活保護者からはそういう困っているという声はないのか、その辺もし原課で把握しているのであれば教えていただきたいのですけれども。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。生活保護費については、本町のほうでは詳細につきましては把握していないのですけれども、冬季加算につきましては、施設に入っていない在宅の人の場合は10月から4月までの7か月間が支給されていると聞いております。

再質問 2番 磯野直

それは当然例年どおり支給されるのですけれども、こうやって昨年度からの一気に灯油の高騰については、その分は上乗せで既に支給されているのでしょうか。その辺を聞きたかったのです。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

失礼いたしました。今年度は、道のほうに確認しましたら、現時点では灯油高騰のために増額にはならない予定だと聞いております。

再質問 2番 磯野直

私もその辺を一番心配していまして、生活保護費というのはそれも含めて幾らということになるのです。だからといって、例えば町なりが現金で支給すると、生活保護費というのは多分そこから引かれるのだろうと思うのです。そうすると、本末転倒みたいな、何のために町が支給したのだという話になるのです。これは私の想像ですけれども、そういう中から北海道の、例えば先日新聞に出ていました根室市はそういう現金ではできないのであれば、生活保護費に対してもまだ上乗せはなっていないということであれば灯油引換券を配付しようということだと思うのですけれども、その辺のところを私も羽幌町のそういった生活保護世帯は本当に大丈夫なのだろうか、だったら何らかの方法はないものか、いわゆる生活保護費が減額されないような方法ということも考えるべきでないかなというふうな質問をしたのです。その辺に対してはどうですか。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。生活保護費につきましては、国のほうで最低限度の保障ということで、答弁もしておりますが、認識しておりますので、町としては支給する現在予定はありません。それにつきましては今回灯油が高騰しているのとは直接的には関係ないのかもしれませんが、今回国のほうで予定しておりまして、生活保護世帯を含む住民税非課税世帯に、今後詳細が出てくると思うのですけれども、1世帯10万円という事業も国のほうで予定されているようでありますので、その辺を生活や暮らしの支援として活用していただきたいなと思っております。

再質問 2番 磯野直

北海道で冬を越すというのは本当に灯油代というのは直接生計に響きますので、ぜひその辺は、住みよいまちというのは福祉だとかそういうところに力を入れるまちこそが住みよいまちだなというふうに考えています。町長に1つ伺いますけれども、町長も家業として灯油小売というのはなさっているわけですけれども、私なんかのところにもお年寄りから実は本当に灯油高くて大変なのだと、日中は今まで火つけていたけれども、止めているのだというような声もちらっとは聞こえてくるのです。町長もそういう町民の苦しい言葉というのは耳に入っているのでしょうか。もしそういうのであれば、ではどうするのだということを町長の口から伺いたいのですけれども。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

幸か不幸か私の耳には届いておりませんので、例年でいきますと、12月ですから、そろそろ足す時期かなというふうに思いますけれども、300リッターというと結構な量でありまして、大体遅い人は3月ぐらいまでかかるというようなときもありますから、困っていれば当然、御存じのように企業ですから、早めに電話来るし、来れば行くというような状況で各販売店がそういうふうに動いていますので、ご理解いただきたいと思います。もう数年やっている事業ですから。

再質問 2番 磯野直

耳にあまり入っていないということなのですけれども、ぜひそういうところに少し耳をそばだてて、こういう福祉政策というのは行政がやると、本当に困っている人はなかなか声も出せない、町にも言えないという人も結構私はいるというふうに自分ではそう思っているのです。役場まで来ていろんな意見を言える人はまだいいほうなので、本当にそういう人も、声も出せない人もいるので、その辺のところにはぜひ意見を広く耳をそばだてて聞いていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。続いて、2点目なのですけれども、島の生活の部分なのですけれども、以前に有人国境離島の中でもこの件は質問しました。ここに書いてあるとおり、ガソリンだとかプロパンというのは、プロパンガスが多分一番古いのですけれども、そういった運賃補助もあるのですけれども、なかなか灯油に関してはない。ずっと歴史を見ますと、プロパンだとかが補助になっているときというのは実はまだ灯油はたいていなくて、島の人たちはみんな石炭を使用していた。その後島の人たちは今度は重油ストーブに替わったので、その頃多分本当は一緒にプロパンガスと灯油の分も運賃の補助をお願いすればよかったのですけれども、そうではなくて灯油が置き去りになってしまった。今になってもうほとんどの家庭が灯油暖房ですから、かなり厳しいと。質問書に書きましたけれども、特に天売、焼尻の場合は利尻、礼文、奥尻と違って備蓄タンクがないものですから、一回一回4.5キロリットルのタンクローリーを羽幌まで運んで、それに満タンにしてまた戻すと。焼尻ですと往復で約2万2,000円、天売でその1.5倍ぐらいかかる。それが全て灯油価格に上乗せされます。ですから、かなり高い部分になるわけです。それで、以前にも国境離島の部分で質問したときに町長にもお願いしたのですけれども、利尻、礼文、奥尻はちょっと違うのでしょうけれども、飛島だとか粟島はそういうことかなというふうに私も理解しているのですけれども、そういうところと連携をして、そういう島の実情を国のほう、道のほうにもぜひ伝えてほしいということを前にもお願いしたのですけれども、その辺についてそれ以降、コロナ禍ということはあるのでしょうけれども、町長がもしそういうことで何か国のほうとの交渉等がありましたら教えていただきたいのですけれども。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

利礼3町と奥尻町と全道離島ということで、この11月25日に中央要望に行ってまいりまして、ご質問のことほとんどについて会長であります礼文の小野町長から要望事項ということで届けてまいりましたので、すぐ回答といいますか、プラスアルファになるようなものはまだ、全国の離島を対象にして国のほうは動いてくるものですから、なかなか難しい部分もありますけれども、本年も要望事項一緒に行ってまいりましたので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 2番 磯野直

先ほども申しましたけれども、特定有人国境離島のときにも道のほうからも計画等が、現状報告みたいなのが出ていましたけれども、前段で言いましたけれども、北海道では天売、焼尻だけなのです、タンクローリーで運んでいるというのは。あとはみんな元売がタンカーで運ぶので、稚内に入る価格も利尻、礼文に入る価格も同じなので、そこから小売が配達するので、それほど生活には支障は来していないのではないかなと思っていますので、今後国に要望するにしても天売、焼尻はほかと違うのだということをぜひ強く言っていただきたいと思いますので、機会があれば。それと、前回の質問のときも言いましたけれども、議員立法ですから、あのときはまだ10年あって、なかなか簡単に変えられないのですよというふうに国会議員の方が言われたということなのですけれども、そのとおりだと思っています。ただ、大分半分まできたので、この間道のほうでもほかの県と一緒に要望するという文書等も出ていましたので、それに沿ってぜひ灯油価格については、これからだんだん、だんだんお年寄りが増えてくると本当に大変なので、そういう部分に関しては強く要望したいと思いますので、よろしくお願いします。それから、最後の島民の車両輸送についてですけれども、これもし年間島民がどのぐらい車を出しているかということを原課で分かりましたら数値を教えていただきたいのですけれども。

答弁 町民課長 宮崎寧大(町民課長は2024年3月まで)

お答えいたします。年間の実績ということで事業者のほうに確認した関係で、毎年10月から9月までの締めで行って集計しております。それで、羽幌から焼尻の来る部分につきましては、令和2年の10月から令和3年の9月までの部分で877件、それから焼尻から羽幌に来る部分につきましては839台、それと羽幌から天売に行く部分につきましては664台、それから天売から羽幌に来る部分につきましては692台ということで伺っております。以上です。

再質問 2番 磯野直

実は私ももうちょっと少ないかなというふうに予想はしていたのですけれども、これだけ数があるということは私の質問の趣旨は町長にもぜひ分かっていただきたいのです。ということは通院だとかに関わるので、どうしても車を運ばなければならない。それから、最近若い人たちが結婚して子供がいてという家庭がだんだん、だんだん増えてきています。その人たちが、見ていると年に何回かは奥さん連れて子供連れて出かけるのです。多分子供たちは動物園へ行きたいだとかディズニーランド行きたいということもあるだろうし、奥さんたちは買物したいだろうし、そうなると家族のものを全部手に持ってというのはなかなか難しい。やっぱり車へ積んで持っていきたい。それから、例えば年寄りが通院したいときも年寄りの衣類を全部持っていかなければならないということになると、車に積んでいくのが一番便利ですから、ぜひその点も理解していただきたい。それから、もう一点、これ島の人でないとそういう思いというのは強くあまり感じないと思うのですけれども、私常々離島航路というのは国道だと思っているのです。これは島の人もしょっちゅう言う話なのですけれども。であれば、フェリーは赤字ですけれども、その赤字の分国道の維持費だとして国や道が持つのが当たり前だと思っているのです。そういうことを考えたときに、国道を走るときに仮に有料なら有料でもいいのです。それを僅か焼尻20キロで片道1万、天売だと1万5,000円、ということは羽幌から小平行くのに1万かけて道路行かなければならないという話なのです。往復すると3万。留萌の病院に通うと往復5万を払って行くのかという話。羽幌の人たちもそういうもの、島のそういったリスクがあるのだということをぜひ考えていただいて、町長には今後そういう国や道に要望する機会がありましたらぜひその辺は強く、国道だということで、確かにフェリーは赤字ですけれども、その赤字を補填するのは当然国、もちろん町も出しますけれども、そういう意味で、できれば今のフェリー運賃もせめて半分にしていただいて、その半分の補助分を国・道、町で少しずつ持てないかなというふうに思っています。最後に、それに対して町長の意見がありましたら聞いて、質問を終わらせたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

最後に町長の意見を聞きたいということでございますが、先ほど申しました全道離島でこの件につきましても要望事項として挙がっておりまして、やってきております。当町としては大変難しい問題であるというふうに感じております。また、航路につきましても国の補助率が令和4年度については少し下がって、国が下がって町が上がったというような格好になっているようであります。そういうこともありまして、全国的に国道という考え方は通用しますので、例えば奄美、沖縄、小笠原といった遠いところもございますので、そういうところと同じになるのかというような話、それから同じにすると、そんなに天売、焼尻ばかりという話にもなるでしょうし、大変難しい問題であるというふうにこの5年、6年ですか、やってきて感じているところでございますので、できるとも言えませんし、やりたくないとは思っておりませんけれども、そんなようなことで今後とも要望事項については全道離島で一緒に活動してまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 2番 磯野直

これは答弁いいですけれども、最後に一言だけ。今町長、奄美、沖縄、小笠原と言いましたけれども、これは国境離島には確かに入っていますけれども、これは全く別な法律で守られていますから、私たちの言うとにかく有人国境離島の法律で何とかということとはちょっと違うので、その辺は今後国・道に行くときも十分考慮していただきたいと思います。以上で終わります。

出典:羽幌町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月9日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる