羽幌町議会 令和7年第3回定例会 2025年3月11日
今後の財政運営について
2025年3月11日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「今後の財政運営について」質問し、町長 森淳、財務課長 清水聡志、上下水道課長 棟方富輝が答弁しました。
- 質問者
- 阿部和也 議員
- 答弁者
- 町長 森淳、財務課長 清水聡志、上下水道課長 棟方富輝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 阿部和也
私からは、今後の財政運営について質問します。羽幌町の行政運営については、羽幌町総合振興計画を最上位計画とし、各種計画を推進してきており、今後も事業を実施する上で財源確保は必要不可欠です。現在の羽幌町の財政状況を見ると、歳入面では人口減少や地域経済の停滞による税収減が見られるものの、ふるさと納税の増収、クラウドファンディングの活用、税収の向上対策など財源確保に努めているものと思われます。一方、歳出面では義務的経費のうち扶助費や公債費が増加傾向にあり、令和5年度決算において財政力指数や経常収支比率が令和4年度決算より僅かに悪化していることから、財政構造の硬直化が懸念されます。また、令和7年度以降には大型事業の実施が予定されており、さらに近年では公共施設マネジメント計画に記載されていない事業も実施されるなど、将来的な財政負担の増加が見込まれます。加えて、水道事業会計や下水道事業会計についても独立採算制の原則を維持しつつ、健全な運営に取り組む必要があります。このような状況の下、今後は多様化する住民ニーズや行政課題に対応するため、より堅実で持続可能な財政運営に努めなければならないと考えます。そこで、今後の財政運営について町長の考えを伺います。1、現在改訂作業中の公共施設マネジメント計画及び作成中の財政推計の進捗状況はどうなっているか。また、計画策定後、町民等に対しどのような形で公表する予定か。2、令和7年度以降、大型事業の実施により実質公債費比率が上昇することが懸念されるが、今後どのように推移すると予想されるか。また、実質公債費比率が18%を超えた場合、起債には国の同意ではなく許可が必要となるが、この場合町民サービスにどのような影響を与えると考えるか。3、水道事業会計及び下水道事業会計については、独立採算制が原則である。しかし、人口減による収入の減少や水道管、排水管の布設工事、施設、設備の更新等に伴う支出増が予想される中、収支の均衡をどのように図っていくのか。また、料金改定の予定はあるのか。4、持続可能な財政運営を行うに当たり、今後どのような取組を進めていくのか。また、どのような点に注視し、財政状況を判断していくのか。以上です。
答弁 町長 森淳
阿部議員のご質問にお答えいたします。1点目の公共施設マネジメント計画の改訂及び財政推計の作成に係る進捗状況と公表予定についてでありますが、公共施設マネジメント計画はこれまで令和8年度から見直すこととしておりましたが、大型事業がずれ込んでいるなどの状況を踏まえ、昨年末に今後予定している事業のリストと工事費の高騰などを大まかに盛り込んだ財政推計を基に全課長と現状を共有したところであります。その内容が非常に厳しいものであったことから、改訂する公共施設マネジメント計画は令和8年度を初年度として作成することとし、現在担当課において各施設の対応方針と緊急性の再検討、工事費の見直しなどと併せ、財政推計についても令和6年度の決算見込み、令和7年度予算を反映する作業等に着手したところであります。今後は改訂後の計画の初年度である令和8年度事業を予算に反映させるため、令和7年度のできるだけ早い時期に方向づけをし、令和9年度以降の事業を含め令和7年度末までに完成させるスケジュールで考えているところであります。また、改訂後の公共施設マネジメント計画は、これまでと同様にホームページへ掲載するほか、財政推計についても大型事業が続く中で不安に思う方が多いと推察し、公共施設マネジメント計画と合わせて公表する方向で、その方法も含めて検討してまいりたいと考えております。2点目の実質公債費比率に係る今後の推移及び18%を超えた場合の町民サービスへの影響についてでありますが、実質公債費比率は標準財政規模等に対する元利償還金等の割合の3か年平均で算出し、本町は令和5年度決算において9.0%であります。現状の公共施設マネジメント計画に物価及び労務単価等の高騰を見込んで工事費を3割程度上乗せした大まかな財政推計を基に令和5年度決算ベースで置き換えた実質公債費比率を算出したところ、天売複合施設建設事業の元利償還が始まり3年が経過する令和12年度で14.3%、その後予定している事業を含め14年度では16.3%となったところであります。実質公債費比率が18%を超えた場合の町民サービスへの影響については、まず実質公債費比率の適正化を図るための計画、公債費負担適正化計画を策定するものとされ、その計画内容が適正かつ着実に行われている場合は、特に制限する必要があるものを除き地方債の発行が許可されることとなっております。公債費負担適正化計画では、実質公債費比率が悪化しないよう中長期的な公債費負担の適正化を図るため、歳出削減などの対策を行う必要があり、町民サービスへの影響が生じる可能性はあるのではないかと考えております。3点目の水道事業会計、下水道事業会計の収支の均衡をどのように図っていくのか及び料金改定の予定はあるのかについてでありますが、水道事業及び下水道事業は会計処理の方式を公営企業会計で行っており、原則独立採算制となっておりますことから、基本的に皆様の使用料収入で経費を賄わなければならないものであります。しかし、議員のご指摘のとおり人口減少や節水機器の普及により使用料収入は年々減少しておりますが、その一方で施設、設備の老朽化に伴う更新及び最近の物価や人件費の急激な上昇による工事費や各種施設の運転管理委託料の高騰等、かかる費用は増加している状況にあります。このような状況の中、収支の均衡を図るためには引き続き効率的な事業運営を推進し、施設の定期的な点検や修繕を行うことにより老朽化を防いで運営コストを削減することが必要だと考えております。しかし、これまでも様々なコスト削減の取組をしてきた中で使用料収入の減少と費用の増加が続いている状況を踏まえますと、現在の料金設定では今後設備等の資産を維持し、安定的な経営を続けることができなくなることが見込まれます。料金改定については、地域住民にとって非常に重要な課題であり、持続可能なサービスを提供するためには適切な料金設定が不可欠であります。現時点で料金改定の予定は決まっておりませんが、将来的には値上げをする必要があるものと認識しておりますことから、少しでもその時期を遅らせるべく努力をしてまいりたいと考えております。4点目の持続可能な財政運営に向けた取組と注視する点についてでありますが、今後は公共施設マネジメント計画の見直しに加え、公共施設の建設や設備の整備をはじめ、デジタル関連に係るシステムの導入等に関しても国・道などからの補助のみならず維持管理費も含めた町の中長期的な負担についても注視してまいりたいと考えております。また、新たな発想による事業の抜本的な見直しも検討していかなければならないと考え、ソフト事業についても住民サービスを低下させない中で効率化を図りながら、ご質問のとおり各種指標、健全化判断比率、基金総額などに注視し、後世への負担を最小限に抑える考えで進めてまいりたいと考えております。以上、阿部議員への答弁とさせていただきます。
再質問 3番 阿部和也
それでは、再度質問いたします。いただいた答弁については十分理解しましたし、本当にこの今の羽幌町の財政状況、そして今後の財政運営ということで質問でも触れていますけれども、大型事業も今後は、続いていく中での本当に羽幌町として大丈夫なのかなという心配もありましたし、何か事業をやるに当たっては当然財源がなければできない部分もあります。もちろん町民サービスといった部分も維持できなくなるのではないかなとも思いまして今回質問しました。先ほども言いましたけれども、いただいた答弁については十分理解しましたので、確認の意味も含めて再度質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、1点目の改訂作業中の公共施設マネジメント計画と作成中の財政推計の進捗状況について質問しましたが、いただいた答弁については理解をしましたし、計画ができて報告があった際には委員会になるのか、特別委員会になるのか、どういった形になるのか分かりませんけれども、細かい部分、各個別の施設の部分とかについては質問したいと思いますので、お願いいたします。確認として、この公共施設マネジメント計画の改訂作業中の部分で聞きたいと思いますけれども、公共施設マネジメント計画、計画期間であったり、保有施設量が10万2,000平方メートルとなっていますし、使える財源についてもその当初一般財源ベースでは88億円ということで、年間でいけば2.9億円、これについては令和6年の3月に同じような質問をしていまして、そのときには超えるのではないかといった答弁をいただいていますので、まずこの今改定作業中の中で計画期間であったり、こういう施設量、施設の延べ床面積ですか、そちらのほうを見直していく、変更していくのかどうなのかお聞きしたいと思います。
答弁 財務課長 清水聡志
お答えいたします。まず、期間につきましては令和8年度から10年間の令和17年度まで、その10年間のうち前期と後期5年ずつに分けて考えていきたいなというふうに思います。それと、工事費につきましても昨今の物価上昇ですとか、労務単価の高騰を見まして、その辺で基本的には同じやり方で考えていくと上がるのかなというふうに思っています。先ほどの町長からの答弁でいろいろ触れていましたけれども、そういったことを総合的に見直しながら考えていきたいなというふうに思っております。
再質問 3番 阿部和也
その期間は令和8年度からの10年間ということで前期、後期5年ずつで工事費も上がると。施設量、延べ床面積圧縮するのかどうなのかお聞きしたいと思います。
答弁 財務課長 清水聡志
失礼しました。面積につきましても、もう一回全部再度見直していきたいなというふうに思っております。
再質問 3番 阿部和也
分かりました。今いただいた答弁、それを基にまた別の2点目であったり4点目のほうで質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。もう一点です。町民に対しての公表ということで質問しまして、答弁では方法も含めて検討するとのことですので、1つお願いと提案として町民に対しては答弁のほうでも大型事業が続く中で不安に思う方が多いと推察しといった答弁もありましたので、できるだけ町民に対して分かりやすく、どうしてもこういった計画ですと何十ページにもなったりとか、すごい量になりますので、可能であれば数ページ程度にまとめていただきたいと思いますし、今財政運営について質問しているので、あれですけれども、今まで全戸配布とか、そういったことになるとまた余計な経費等もかかりますので、できれば今羽幌町で行っている公式ライン等を活用した形で、できるだけお金をかけずにそういった部分公表していただきたいと思いますが、現時点でこの考えは可能かどうかお聞きしたいと思います。
答弁 財務課長 清水聡志
お答えいたします。基本的に町長の答弁のとおり、その方法等も含めてこれから検討するということで答弁させていただいたのですけれども、今議員のおっしゃっているお話が町民の代表としてということで受けたほうがいいかなというふうに思いますので、参考に、そのことも含めて検討させていただきたいなというふうに思います。
再質問 3番 阿部和也
方法も含めて検討しているということでもありましたし、これはあくまでも自分の考えですので、本当に伝わりやすい方法でぜひとも公表していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これで1点目のほう終了して、次に2点目の実質公債費比率の今後の推移について答弁いただきました。今までは決算なんかでは見ることできましたけれども、将来というか、今後どうなっていくのかなという部分で本当に参考となる数値出していただきましたし、この数値を参考にまた後ほど質問したいと思います。そこで、確認として質問したいと思いますが、答弁では天売複合施設建設事業の元利償還金が始まって令和14年度がピークとなるとの答弁でした。先ほどの1点目のほうに戻りますけれども、今改訂作業中の公共施設マネジメント計画では令和8年から令和17年度の10年間ということで、その中で出した数字がこの令和14年度で16.3%ですか、ということなのかなとも思いますけれども、令和13年度から令和22年度にかけて本当に公共施設マネジメント計画にも今後の更新費用ということで個別施設計画ですか、そういうので令和3年度から令和28年度で86億8,935万円と出ていまして、令和3年度から令和12年度で24億、そして令和13年度から令和22年度で51億で、令和22年度から令和28年度で11億となっていましたので、本当に令和14年度、令和15年度以降、役場庁舎建て替えというのも現実的に考えていかなければならない時期に来ていると思いますし、消防庁舎建て替え等も話としても以前からも出ていますし、このマネジメント計画当初、計画策定した以前に建てられた建物というのがちょうどそのぐらいの時期に大規模改修であったり、建て替えといったことにもなってくると思いますし、当然公債費比率の中に道路、港湾であったり、行政システム等いろいろな部分入ってくると思いますので、質問になりますけれども、今の時点で令和14年度がピークとなるのか、場合によっては令和15年度以降18%というものを超えてしまう可能性もあるのかどうか教えていただきたいと思いますので、ご答弁よろしくお願いいたします。
答弁 財務課長 清水聡志
お答えいたします。これあくまで推計でありまして、現行のマネジメント計画の実施年度というのがベースになっていますので、その前提でなおかつ令和5年度決算ベース、そして工事費も単純に今よりも3割程度アップさせたという仮定で、なので言葉尻だけ取られて報道にならないかというのちょっと心配になるのですけれども、実は今手元に令和16年度までの財政推計としてつくってございますが、その最終のほうで特別養護老人ホームの改修ですとかが令和14年、15年というふうに載っておりまして、それらを込みで考えますと令和16年度で17.88というふうに試算しております。それ以降のほうはちょっとまだ計算というか、推計出しておりませんので、そういう数値にならないように今後公共施設マネジメントを組み替えていきたいなというふうに思っております。
再質問 3番 阿部和也
今課長からも答弁ありまして、あくまでも推計という形になりますけれども、令和16年度には17.88%、18%に限りなく近づくということで、最後の答弁ありましたように公共施設マネジメント計画の中でいろいろと考えていく、例えば自分もこれに関しても素人ですので、正しいかどうか分からないですけれども、建設年度をずらすであったり、いろいろな方法等を考えてならないようにというのは、しないようにというのは十分伝わってきましたので、ぜひその部分、自分もまた、1点目にまた戻ってしまって申し訳ないですけれども、改訂作業が終わって報告があった際にはしっかりとチェックしていきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。これで2点目のほう終わりまして、次に3点目の水道事業会計と下水道事業会計の収支の均衡と料金改定の予定について答弁いただきました。まず、水道事業会計から再質問したいと思います。議会の中で自分も議員になってから担当する委員会にも所属していたこともありましたけれども、よく話として出てきていたのが現金残高の目安として、そのときも根拠はないのだけれどもみたいな話が出ていたのですけれども、2億円は何とか維持していきたいのだといった話も過去の委員会等でも聞いたなとも思っています。まず、質問ですけれども、この2億円というのを一つの目安として考えているのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 上下水道課長 棟方富輝(上下水道課長は2025年3月まで)
お答えいたします。議員おっしゃるように、運転資金として2億円程度を持っていたいという考えは今も変わっておりません。
再質問 3番 阿部和也
運転資金として2億円を持っておきたいということでしたので、今のこの数字、金額を基にまた質問したいと思いますけれども、料金改定のタイミングは、ではどこになってくるのかなと思います。今課長のほうからありましたように運転資金として2億ということで、令和5年度の決算、水道事業のキャッシュフローでいきますと令和5年度で期末残高2億5,500万ぐらいは何とか現金としてあるということで、令和6年度の決算出ていますので、ちょっとあれですし、ただこの後予算委員会もありますので、あまり予算のことは質問はしたくはないのですけれども、令和7年度の予定のキャッシュフローでは減ってきていましたので、やはり今後厳しくなるのかなとも思っていますし、また下水道事業会計、これについては企業会計として令和6年度から企業会計のほうに移行しましたけれども、特別会計から同様他の会計から繰入額、令和5年度でいけばそのとき特別会計でしたけれども、一般会計からの繰入れが2億4,000万ぐらいでしたか、そういったこともありましたので、ちょっと戻りますけれども、その料金改定のタイミングです。水道事業会計でいったら2億円を切るようになったら見直す時期となるのか、下水道事業会計でいけば他の会計からの繰入れがどんどん、どんどん増えていくようだったら見直すタイミングとなるのか、その辺どうですか。町長のほうが料金あれだと思いますので、どのようなタイミングで見直しをかけていくかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 森淳
今基金残高2億円を目安にということは、私も議員でしたので、過去の議論として聞いておりました。非常に深刻な問題と捉えていまして、事あるごとに必要に応じて今後のことについては担当課とはいろんな形で話合いをしております。その中の一つの大きな目安として、基金残高が全てではないだろうというような考え方今持っております。なぜ基金残高なのかというと、基本的にはかつて、表現がちょっと難しいですけれども、いわゆる借金をしないようにということで基金を取り崩して現金で設備に充てるような時代もあって大幅に減ったわけということも現実にあったのですけれども、一番は何を優先するかというと、やっぱり健全ないわゆる計画の中で、例えばこれは値上げというのを全体的にはいつかという話に最終的になると思うのですけれども、これはもう全てが上がってきている中で、ここに書いているとおりできるだけ延ばしていきたいというのが基本的な考え方の中で、基金だけが全てではなくて一番のポイントとしては一つには単年度のキャッシュフローがどんどん減っていくというようなことが積み重なってそういうふうに今最終的になっていくのでありますので、そこを注視しながらいきたいというのが基本に置きたいということであります。同時に、先ほど私の考え方としては水道の設備というのは長い間使用するわけでありますから、基本的に水道水をはじめ各あれは30年というのが一般的にあるので、その間にいる人がそれぞれ使う期間に応じて負担するというのは基本的な考え方として持つべきだなと思っております。したがいまして、ずっと延ばし延ばしにして後世の人に一気に負担をかぶせるような形、表現ちょっと難しいですけれども、そういうタイミングはおかしいと思いますし、将来にわたって今いる人が大きく賄っていくのもおかしいと思いますので、その辺のバランスを考えながらいきたいというふうに考えております。したがって、2億円というのは一つの目安ですけれども、まずは単年度でいわゆるキャッシュフローが減るか、減らないか。減価償却等があって仮に単年度一時的に決算が赤字になったとしても、いわゆるそれを含めたものであれば次年度以降の様子も見なければいけないと思っておりますし、あと同時に仮に、決定はしていませんけれども、2億までいかなくてもその先にいろんな工事が重なっていたり、要するにある程度長い期間の中で住民の負担を平等に考えるということを基本に置いて決定していきたいと思います。ただ、結論的な話をこれから多分質問として聞きたい部分はあると思うのですけれども、私としてはもともと羽幌町が全道的に非常に高い、トップクラスという時代がありましたので、その現状等も踏まえて大分改善してきているというふうに実は聞いております。よそが上げている中で羽幌が上げていないということもありますし、下水道に関してはもう既にトップクラスではないという報告も現状でもありますので、その辺のバランスも当然羽幌住民だけがよそよりかなり大幅に高いという状況は避けた上で今後何年かの中の推移を見ながら最終的には議員、議会の皆さんと相談して決めていくという流れを今のところ頭に置いているという程度ですけれども、答弁とさせていただきます。
再質問 3番 阿部和也
町長のほうからも答弁いただきまして、羽幌町も水道料金も一時はおっしゃったように高い、高いと言われていましたけれども、自分も見ていくと決してそうではなくなってきているというふうにもなってきていますし、水道事業会計についてはしっかりと料金収入と、そういった部分で賄われてここまで維持してきたのかなとも思っていますし、最初の答弁でもありましたようにできるだけその時期を遅らせるべく努力していくというようなことでしたので、様々なコストの見直し等もやっていると思いますし、ただそこにはいつかは限界は来るのかなとも思っていますので、また改めてこの料金の改定の部分、本当に町民もやっぱり気になるところの一つだと思いますので、そういったタイミングになったらでもそうですし、先ほどキャッシュフローの部分でもありましたようにこれ以上といった部分であったり、この先といった部分もあると思いますので、いろいろなシミュレーション等も含めてまた今後議会のほうにも、委員会になると思いますので、教えていただきたいと思いますし、自分も何かあれば聞きに行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。3点目のほう終了いたしまして、次に4点目の持続可能な財政運営について答弁いただきました。いただいた答弁の中に新たな発想による事業の抜本的な見直しの検討とありましたが、町長のほうにお聞きしたいと思いますが、財源の捻出方法の考え方、町長どういった考えがあるのかなと思ってちょっと聞きたいのですけれども、例えば大きなところから削っていくのか、それとも小さな金額削ったものを積み上げて財源を捻出していく考えなのか、町長どのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 森淳
基本的には、何かドラスチックな特効薬がないというふうに考えています。ほかのところでもいろいろ答弁していますけれども、歳入のほうでやっぱりふるさと納税、これを少しでも増やすということが直接的には一番大きなことかと思います。答弁にも書いているとおり、いろんな事業に関してもできるだけいわゆる交付金、補助金を活用するような形のものとか、そういうような歳出のほうではそういう工夫をするしかないのかなと思っております。それと同時に先ほどの1点目の質問にもかぶるのかもしれませんけれども、これから見直す中にさっき平方メートル、広さがどうなのだというようなこともありましたけれども、人口減少、財政状況に応じてこれまでの既存の計画をどれだけやっぱり資金ベースから、それから今後の維持費、管理も含めた中で当然減らしていく方向でいかなければ、先ほど言った17.幾つというような数字もありましたけれども、それを超える。ましてや一言余計なことかもしれません。付け加えると公債費負担比率が全てではなくて、最近北見市が非常に注目されていますが、そこはまだ12.幾つなのです。その代わり基金がゼロということで、今年予算を立てるのに45億円不足で議会開会がすぐできないというような報道もありました。例えばその起債を抑えれば、基金を使ってやれば起債は減るわけです。そうすると基金がなくなるということがありますので、何か一つの数字で全てが決まるわけではないですけれども、一番大事なのはやはり住民の福祉向上に対する予算をきちっとキープした中での箱物という姿勢はずらさないようにしたいと思っております。少し先回りした答弁になって申し訳なかったですが、繰り返しになりますけれども、もっともこれ必ず、もう今から分かっている数字の下にこれからやっていきますので、その期間だけがよければいいということで事業を進めると、本当に後世に大きな影響を及ぼしますし、住民に大変ご迷惑をかけますので、冒頭の答弁にあったように来年度できるだけ早い時期に一定の方向を出して、かつ議員の皆様にも提示してまとめていくということを急ぎますので、その際に改めて具体的な話をさせていただくということで、今日はこの程度しかできないということで勘弁願いたいなと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 3番 阿部和也
町長のほうからも答弁ありました。基金についてもお話ありまして、今回自分もこの一般質問をするに当たっていろいろと調べて自治体なんかもちょっと調べていく中で財政調整基金自由に使えるといいますか、いろいろなときに使うのですけれども、一般的な部分でいくと標準財政規模の10%が目安とのことでした。その自治体によっても当然人口であったり、高齢化率であったり、いろいろな部分もあるのかもしれないですし、一つ一般的には10%なのですけれども、その自治体によっては20%は確保したいというところもあったり、例えば災害発生時何かあったときのために、災害があったら被災者に対して1人当たり40万から50万ぐらいかかる。半分は国から補助金として来るというのを考えて、例えば住民の人数掛ける25万円が財政調整基金として残しておくのだといったルールを立てている自治体もあったり、それぞれの自治体によってこの財政調整基金というのがルールとしてあるのだなと思いました。そこで質問ですけれども、先ほど基金についても町長のほうからありましたので、財政調整基金であったり、財調と特定基金合わせた基金の処遇についてですが、羽幌町としての目標額であったり、一定の目安や基準というものを設定されているのかどうか、もし設定されているのであれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 財務課長 清水聡志
お答えいたします。現在うちの標準財政規模というのが40億6,100万ぐらいなのです。財調の残というのが15億5,900ぐらいなのです。率でいきますと38%ということで、まだそこまで気にするという数値ではないのかなというふうに認識しておりまして、特段何%というふうには、今までそういうふうに、そういう話をしたことがなかったというか、そういったところでございます。
再質問 3番 阿部和也
今財務課長のほうから答弁ありましたように、この部分については自分も標準財政規模40億の、令和5年度決算で財調でいけば15億5,900万ということで、安全というか、まだ今のところ基金としては安心できる状況なのかなとも思います。ぜひそこ安心できるラインとして維持していただきたいと思います。なぜこれ聞いたかというと、本当にこの先どうなるか分からない中であまり過度な積み増しというのは、では町民にちゃんと還元されているのかどうなのかっていったことにもなるのかもしれないですけれども、そうならないようにできるだけ維持していただきたいなとも思いますので、よろしくお願いいたします。最後の質問にしたいと思いますけれども、今後の羽幌町の今回財政運営ということで質問しました。先ほどいろいろな実質公債費比率であったり、また水道料金の部分でいろいろな今後どうなるかなといった答弁もありましたので、本当に暗くなってしまうところもあるのかなとも思いますけれども、こういった厳しい状況になってきているのかもしれないですけれども、町民としては財政的に厳しいから、では、ううんということにもならなくて、求めているのは住民サービスの向上であったり、地域活性化策、産業振興であったり、いろいろな部分が望まれているのかなと、自分も議員をやっていていろいろな要望やお願いをされたときに今財政厳しいから、ちょっと難しいかもというのはなかなか言えないというか、直接これはちょっと無理かもといった話はすることはあるのですけれども、やっぱり町民にとっては少しでもよくなるようにしてもらいたいというのが本音だと思います。町長の答弁でも先ほども答弁ありましたように、後世の負担を最小限に抑える考えで進めていくともありましたので、今回財政運営の質問はしましたけれども、そのためにもいろいろな行政改革等にも取り組んでいかなければいけないとも思いますし、今までの考え方を少しずつ変えて今の町民サービスというものを維持していかなければ羽幌町もやっぱり大変になると思いますので、改めて町長に今後の行財政改革について質問いたしまして、答弁をお聞きして私の質問を終了したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 森淳
就任当初から限られた予算の中で有効活用していきたいということは基本に置いた上で、全てお金がないということで検討もしないということはしたくないということを就任当初から続けて言ってまいりました。現在もそれは変わっておりませんので、当然この質問に際しても議員のほうでご理解いただいたように、大型公共施設が軒並みあるということで、財政的には非常に厳しい状況にあるということは、これは否定しておりませんけれども、その中でもやはり優先順位を決めて必要なものに関しては必要なだけつけるというような前提があっての公共施設マネジメントですから、建物があっての公共施設マネジメントではないので、基本的にはそういうことは最優先として考えていきたいということがまずあります。それから、行財政改革は、特に行政改革についてはこれまで過去、私が議員になって30年ほどたちますけれども、その中でもやはり財政問題と絡めて大きくそれを中心に行政、議会が共に行政改革に向かった時期もありました。現実に何もしないということにはならないというのは、もう肌感どころか実感としてありますので、この辺についても現在質問の中で通告がありませんでしたので、具体的に担当課、恐らく総務課を中心としたものになると思うのですけれども、答弁としては用意しておりませんけれども、当然やっぱり行政改革も同時に進めていかなければ、今までと全て同じような形でいくと駄目だろうというような基本的な考え方を持っておりますので、今日こういう機会で議員の質問もありましたので、改めてその辺について具体的な計画を持っていませんけれども、実は内々視察等も含めて始めようというのが私の考え方でありましたので、4月以降そういう動きを加速していきたいということを改めてこの場で申し上げたいと思います。以上です。