羽幌町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月13日
(1)子育て支援策について/(2)学校施設、教職員住宅の整備について
2023年9月13日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「子育て支援策について」「学校施設、教職員住宅の整備について」について質問し、町長 森淳、教育長 濱野孝、福祉課長 高橋伸、学校管理課長 酒井峰高が答弁しました。
- 質問者
- 阿部和也 議員
- 答弁者
- 町長 森淳、教育長 濱野孝、福祉課長 高橋伸、学校管理課長 酒井峰高
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 阿部和也
私からは、2件質問させていただきます。まず、1件目、子育て支援策について質問します。子育て支援策については、各自治体が子育て世帯の負担軽減や移住定住施策の有効な手段として取り組んでいます。羽幌町においても、今年度から医療費の助成と任意予防接種を18歳まで拡充し、次年度からは町長の公約として学校給食費の無償化を掲げており、子育て世帯の経済的な負担軽減になることが期待されています。国や北海道でも物価高騰対策として出産・子育て応援交付金や北海道お米・牛乳子育て応援事業等、子育て世帯に対しての支援策も実施されていますが、羽幌町でも子育て世帯の負担軽減や移住定住につながる新たな子育て支援策を考えていくべきだと考えます。また、子育て世代からは過去に実施した議会との意見交換会や議会町民アンケートなどで一時預かり、子供たちの学びや交流の場の設置など様々な声をいただいています。そこで、子育て世帯の経済的な負担軽減策と新たな子育て支援事業として以下の質問と提案をします。1、羽幌町では現在出産のお祝いとして焼尻めん羊の毛を使ったベビー布団をプレゼントしているが、次年度以降もこの事業は継続するのか。自治体によっては、子育て世帯の経済的負担軽減策として出産祝金制度や子育て用品購入クーポン券などを実施している自治体もあるが、羽幌町は実施しないのか。また、出産時だけでなく継続的な支援も必要だと考えるが、どうか。2、現在保育料については3歳児から5歳児については無償化となっているが、ゼロ歳児から2歳児についても無償化にすべきと思うが、どうか。3、町長は学校給食費の無償化を公約として掲げているが、次年度以降無償化するに当たって予算の見込額と財源についてはどのように考えているのか。4、子育て世代からは、乳幼児や小学生を短時間で気軽に預けられる施設や子供たちの交流の場や安心して遊ばせられる児童館のような施設等の要望をよく聞くが、町として現在設置されている施設や人員等でこのような声に応えることはできないのか。例として町の財政面等も考慮して、預け先や児童館的施設としてうさこちゃん遊びの広場やごごうさなど、子育て支援事業内での実施。続きまして、2件目、学校施設、教職員住宅の整備について質問します。学校施設については、児童・生徒の学習と生活の場でもあるとともに、災害発生時には町民の避難場所としての役割もあることから、適切な維持管理に努めなければならず、教職員住宅については教職員が快適に暮らすことができるよう、これまで修繕等が必要な際は改修や建て替え等を行ってきたことと認識しています。しかし、学校施設、教職員住宅等は老朽化も目立つことから、今後は大規模な改修等も含め、学校施設、教職員住宅の整備が必要になるのではないかと考えます。また、近年は夏場の気温が上昇しており、特に今年については歴史的な猛暑にもなったことからも学校施設にエアコンの設置を求める声が多くなってきています。そこで、児童・生徒、教職員が安心、安全に過ごすことができるよう学校施設と教職員住宅の整備について以下の質問をします。1、小学校の体育館や中学校、また教職員住宅については老朽化し、改修等が必要な箇所も見受けられるが、現状と今後の整備についてどのようになっているのか。2、近年の災害級の猛暑に対応するため、小中学校にエアコンの設置は考えていないのか。また、設置が困難な場合の熱中症対策等はどう対応していくのか。以上です。
答弁 町長 森淳
阿部議員のご質問1件目、子育て支援策についてお答えいたします。なお、質問の2件目、学校施設、教職員住宅の整備についてでありますが、私の答弁の後、教育長からご答弁申し上げます。それでは、1件目、子育て支援策についてお答えいたします。1点目の出産お祝いの焼尻めん羊の毛を使ったベビー布団のプレゼントについてでありますが、この事業は羽幌町に生まれてきてくれてありがとうの気持ちを込めた贈物であり、地元ならではの最もふさわしいものとして焼尻めん羊の毛を使った羽幌町独自のベビー布団をプレゼントしているものであります。現在羊毛や製作済みの布団等、まだストックがあることや焼尻めん羊牧場は今後別な形での運営も検討されており、将来的にも現状同様の羊毛の確保も期待できることから、可能な限り次年度以降も羽幌町の記念品事業として子育て支援策とは区分して継続してまいりたいと考えております。次に、子育て世帯への経済的負担軽減策についてでありますが、全ての妊婦、子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境整備を行うため、妊娠期から出産・子育て期まで一貫した支援として出産・子育て応援交付金事業を本年度より新たにスタートしており、妊娠届出時、出産届出後の新生児訪問時に伴走型相談支援を行った妊婦等に対し、それぞれ5万円の経済的支援を行っております。そのほか本町で安心して出産・子育てができる環境となるような各種健診や予防接種、産前産後ケア等の母子保健事業や育児教室、未就学児在宅訪問等の子育て支援事業など、継続的な支援体制の強化を進めているところでありますので、出産祝金や子育てクーポン、ゼロ、2歳までの継続的な経済支援などにつきましては現状では考えておりません。次に、2点目のゼロ歳児から2歳児までの保育料の無償化についてでありますが、令和元年10月より幼児教育、保育の無償化として3歳から5歳までの全ての子供及びゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子供を対象に保育料の無償化が実施されており、第2子以降の多子軽減も実施しているところであります。ゼロ歳から2歳までの保育料無償化につきましては、現時点において国の制度化の動きや情報もない状況にあるものの、今年度よりこども家庭庁が設立され、これからの子育て支援に関する施策も加速化して進めていくとの方針もあることから、保育料の無償化についても今後の国の状況を注視しながら関係事業者とも検討してまいりたいと考えております。次に、3点目の学校給食費の無償化と財源についてでありますが、無償化につきましては6月議会の所信表明の中で最終的な全面無償化を視野に多子世帯の子育てに対する負担軽減を図るものとして、対象者を第2子以降の児童・生徒とする段階的な実施を検討する旨を述べております。現在国が掲げる異次元の少子化対策の動向を踏まえつつ、負担軽減に係る様々なケースを想定し、それぞれのケースにおいてどのぐらい財政負担が生じるのかを試算、検討しているところであります。また、必要な財源につきましても、その検討の中で併せて協議してまいりますことをご理解願います。次に、4点目の乳幼児や小学生を短時間で気軽に預けられる施設や子供たちの交流の場、安心して遊ばせられる施設等についてでありますが、子育て支援センターは地域子育て支援拠点として国や北海道からの補助を受け、乳幼児及びその保護者を対象とした多くの子育て中の親子の交流事業や育児相談等を実施しております。また、そのほか児童虐待、障がい児福祉など、学校等と連携した事業を進めており、今後国が進める子育て支援施策にも対応できるよう関係課や関係団体との連携体制を整備しているところであります。現在の施設や人員等での対応につきましては、子育て支援センターが実施する事業が主として乳幼児及びその保護者を対象とした子供の体力づくりや遊びや集団遊びなど、育児相談を交えながら親子で学んでもらうことを目的に実施しており、施設的にも人員的にも子供だけを預かる体制にないことから、現状での子育て支援センターでの受入れは難しいものと考えております。未就園児を持つ家庭を対象に急な用事等で子供を預ける必要が生じたときなど、突発的な事情などで子供を一時的に預かることができる一般型一時預かり事業を町の補助金により認定こども園で実施しており、幼稚園に籍を置く子供につきましては、幼稚園型一時預かり事業を町が委託して実施しており、小学生以上を対象とした放課後児童健全育成事業など、現在実施している事業でも対応は可能として考えておりますが、既存事業で対応できないケースも想定しながら、利用者の声を聞きながらニーズにも応えられるよう関係課とも検討してまいりたいと思います。以上です。
答弁 教育長 濱野孝
続きまして、私から阿部議員のご質問2件目、学校施設、教職員住宅の整備についてお答えいたします。1点目の老朽化し、改修等が必要な施設の現状と今後の整備についてでありますが、初めにご質問にありました各施設の現状についてお答えします。1つ目に、羽幌小学校体育館でありますが、平成元年度に建設し、新校舎の改築に併せまして平成29年度に大規模改修として施設の延命措置や設備更新を行っております。現状としましては、躯体本体に大きな問題はありませんものの、管理、運営上で不都合が生じた際に学校運営に支障を来たさぬよう、当校と連携を取りながら随時修繕等を行っている状況であります。2つ目に、羽幌中学校でありますが、昭和49年度に建設、平成3年度から5年度に大規模改修、平成21年度に耐震補強と2度目の大規模改修を行っております。現状では特に外壁全般にひび割れが見受けられておりますことから、傷みの著しいところのコーキングや改修を随時行っているところであります。また、体育館の暖房設備が耐用年数を過ぎており、部品交換等により対応はしておりますものの、遠くない年度での更新が必要な状況にあります。最後に、教職員住宅でありますが、現在市街地区において教職員住宅として管理しておりますのは20戸であり、そのほとんどが平成や令和の時代に建設された住宅であります。うち使用に供しております住宅については、その年度に配置される教職員によって異なりますが、今年度は14戸で6戸が空いている状況にあり、入居する教職員の生活に支障がないよう都度修繕を行っておりますほか、予算の範囲内ではありますが、計画的に屋根や外壁塗装を行うなどして施設の延命に努めている状況にあります。次に、今後の整備についてでありますが、羽幌小学校体育館、羽幌中学校とも躯体本体に係る具体的な整備計画はございませんので、当面は児童・生徒の良好な学習環境と教職員への機能的な執務環境の提供を目的に適正な管理に努めていくものとしております。また、教職員住宅につきましても現状や今後の児童・生徒の推移から新築する計画はありませんが、教職員住宅への入居を希望する教職員に対し、良好な住環境を提供すべく、こちらも適正な管理に努めていくものとしております。2点目の学校へのエアコンの設置、熱中症対策についてでありますが、近年の気温上昇、特に今年の猛暑を踏まえ、何らかの対応は検討したいと考えております。具体的には、扇風機の増設、常設または移動式エアコンの設置などが考えられますが、その費用や効果なども含め、町長部局と相談しながら今後継続して検討いたしますことにご理解を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。また、熱中症対策につきましては、既に扇風機などを活用し、空気を循環させ、適宜水分補給の指導などに努めておりますが、今後も専門的な見地を基に効果的な対策を随時講じてまいりたいと考えております。以上、阿部議員への答弁とさせていただきます。
再質問 3番 阿部和也
それでは、いただきました答弁に沿って再度質問いたします。まず、1件目の子育て支援策から再質問したいと思います。1点目の焼尻めん羊の羊毛を使ったベビー布団についてですが、答弁では可能な限り次年度以降も羽幌町の記念品事業として子育て支援策とは区分して継続するとの答弁でしたが、そこで町長に質問しますが、今までは子育てに関連した事業としてやられてきましたけれども、子育て支援策とまた区分した理由は何なのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 森淳
阿部議員のおっしゃるとおり、これまでは幾度となく夢のフトンプレゼントが子育て支援としてふさわしいのかということを議会と町側で議論したことは私も十分承知しております。今回こういう質問があった中で、改めて子育て支援策としての有効性等について、今部内を含めていろいろ検討させていただきました。まず、予算的には68万つけていますけれども、実質的に50万ぐらいでいつも終わっているということでありますし、その金額内ということであると必ずしも子育て支援策ということの中の範疇では、それを代替として持っておくだけではかなり小規模な予算でありますので、子育て支援のことはこれからまた具体的に質疑あると思いますけれども、別なところで考えるべきかなという、これ私の発案でありました。具体的なその動機というか、自分の思いをお話しさせていただきます。今回町営牧場の閉鎖が報道されて以来、私の想像を超えた町内外からそのめん羊牧場の閉鎖についてのいろんなご意見、反響が大きくありました。そんな中で、六十数年にわたった羽幌町のサフォークに対しての思いというものは非常に大きいものだということを改めて実感させてもらいました。そんな中、羽幌のそのめん羊に対して、これは羽幌町の重大なものとして夢のフトンだけではなくて、セーターだとか、いろんな製品を作っていただきました緬羊工房の方ともお会いして、町営牧場は閉鎖するという、まずはご報告だったのですが、そのときも涙ながらに今まで自分が頑張ってやってきた部分とか、それから渡していただいた方からの感謝の念だとか、その報道の後に緬羊工房の事業は続けられるのかとか、そんなような思いも聞きまして、非常に感銘を受けたこともあります。加えて、やはり我々の町としては、これはめん羊牧場というか、いわゆるプレ・サレ焼尻という命名に対しても羽幌町の歴史として大事にしていきたいという思いもありました。そういうことから、めん羊牧場の緬羊工房における夢のフトン、それから一時期2人、3人とくると同じものが重なるということで、今工夫して2人目以降は希望によっては違うものも、製品を用意してあるということもありますし、また今現時点でおよそ2年分ぐらいのストックがあるということと、羊毛としてはまだそれ以上のストックがあると。この中の答弁にもありましたように、今新たに別経営の中で続けるということでありますので、できるだけ私としてはやっぱり羽幌の文化として今後とも長く残していきたいという思いからまず継続を決めました。冒頭述べたとおり、羽幌町の子育て支援についてはここを切り離して別なところで考えていきたいということからこういう表現になったということをご理解願いたいと思います。
再質問 3番 阿部和也
町長のほうからもこれまでめん羊の関係に関わった方とのお話の中で、町長の考えとして子育て支援とは別の形で区分してという表現でしたけれども、継続するということですので、このめん羊の羊毛のベビー布団については平成25年度から、たしか4月の1日からやられてきたということで、その前のバックボーンといいますか、そういったものもありますので、当然この布団自体は私自身もともと否定的な考えは全くなかったので、使えるものは使っていくというのが本当に羽幌町としてもいい方向にもなると思いますし、またPRにいろんな部分でなると思います。継続していただきたいと思います。ストックがあるということですので、その間は今までどおり生まれたら配付していくという考えで、記念事業という感じで答弁されていましたけれども、それはそれとして生まれた赤ちゃんには配付するという考えでよろしいのか、改めて質問したいと思います。
答弁 町長 森淳
現状のやり方が先ほど言いました布団とそれ以外。工夫はいろいろできると思いますので、今2年分のストックがあるということですから、それ以降に向けてはまたさらなる工夫を緬羊工房の方々と相談しながら随時考えていきたいと思いますけれども、原則やっぱり続けていきたいということであります。ただ、お会いしたときの話で確定的なものではないですけれども、やはり作っている方々もかなり高齢化してきているということで、自分の最後の思いとしては自分たちが元気でやっていける間は何とか続けたいということもお聞きしました。現実にその後継者等の問題がありますので、この場でいつまでとか、永遠にということはちょっとご答弁はできないですけれども、やれる範囲の中で、いわゆる羽幌町の記念事業を共に、新生児のお子さん、それから親御さん、そしてよければその後残してお孫さんあたりまで持つと思いますので、そんな事業として今後とも続けていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 阿部和也
めん羊の布団については理解はしました。昨日も答弁書いただいてからちょっと気になったので、課長のほうにも、今町長答えていただきました後継者の部分とか、今後継続するとは言ったけれども、5年、10年、もっとその先となったときにいろいろと考えていかなければならないのかなという自分の思いもありましたので、町長に今答弁していただきましたので、また何か動きがあればぜひとも報告していただきたいと思います。次の質問に移りますが、今回子育て支援策について質問しましたけれども、その質問した意図としては、最初の質問でも触れましたが、移住定住施策の有効な手段ではないかと思い今回質問しました。もちろん移住定住については働く場所であったり、住宅、病院、学校等、そういったところもまず大事なところだと思いますが、町長に確認として質問しますが、子育て支援策も移住定住施策に必要な要素だと考えているのかどうか、まず町長のお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 森淳
移住定住政策そのものは、今どこの町もそうですけれども、過疎化が進んでいる中でやっぱり地元に一定の人がいる、人口をキープするということは非常に大きなことだというふうに基本的に考えております。いろんな職場も今すごく人手不足ですし、両島なんかは特にそうなのですけれども、いわゆる生活インフラを守っていくための人員も非常に困難な状況になっているということから、質問はそこ主体ということではなかったと思いますけれども、非常に重大なものだと考えております。その中で、やはり移住定住してくる方も当然自分たちがここに住むということは、例えば北海道という限定もあるかもしれません。そんな中でも、そういうものをうたっているところのいろんな情報を集めながら自分がその中から選んでくるわけですから、羽幌町に魅力がなければ、それは絵に描いた餅とか、なかなか進まない要素になると思っております。町のポテンシャルとか、それからある程度6,000人の町の中では、いわゆる買物を中心とした都市機能なんか非常に整っているほうだということは、常にいろんな方から評価されております。ただ、移住定住の方が選ぶ際には、今阿部議員がおっしゃったように若い方であれば、小さい子供がいらっしゃる方であれば、やっぱり子育てがしやすい町というのが大きな決め手になると思っております。その上でそっちのPRより、まずそれが他町村に比較してこの町に来た場合にある程度の子育てがしやすいとか、子供にとってすばらしい環境があると。自然はもう誇るだけの、海も山も川も、いろんなものありますからいいと思いますけれども、そういう観点からもぜひ進めたいというふうに思っております。具体的なことは今回質問の中で要求されておりませんでしたので、ここで述べることは差し控えたいと思います。
再質問 3番 阿部和也
今の町長の答弁を踏まえてこの後の質問を続けたいと思います。次に、子育て世帯の経済的負担軽減策について質問しますが、実は以前と言いましたが、結構前で平成28年のときに同じような質問をしたときに同じような答弁でしたので、考え方としては変わっていないのかなということで理解はしていますが、なぜ今回も同じような質問をしたかといいますと、自分の考えとしては出産祝金等を配付しても出生数は増えないとは自分自身は思っています。自然増よりも社会増、先ほど言いましたが、移住定住施策の一つとして他の自治体でもやっていない事業ができれば、先ほど町長もありましたけれども、どういったことを若い人というのは見てくるのかなというので、やっぱりほかと違うものと思って今回しました。今回提案をした子育てクーポンであったり、ゼロ歳から2歳までの継続的な支援として、提案にはなりますけれども、例えば子育てに限定したクーポン券を年間1世帯で2万円だとします。ゼロ歳から2歳児のいる家庭に配付するとなれば、令和2年から令和4年のこの3年間の出生数が77人でしたので、としますと154万円でもう町の財政もいろいろなものにかかっているのは十分承知していますけれども、本当に少ない金額ではないのですけれども、今後町長がこれから力を入れていくといったふるさと納税、そういった部分拡充ができれば、新たな子育て支援策であったり、例えば移住定住施策の目玉として今後様々な、国のほうでも別の2点目、3点目のほうでも答弁いただいていますけれども、子育てについていろいろと動きありますので、そういった状況を見て今提案した部分考えていただけてもいいのかなと思いますが、この提案に対して改めて町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 森淳
具体的な事業としての出産祝金に関する考え方は、私のほうから述べさせていただきます。今回提案がありました子育てクーポン、ゼロ、2歳までの継続的な経済支援については、担当課長のほうから具体的事例も含めて答弁をさせていただきたいと思います。出産祝金というのは、生まれたときに一定額以上の、結構大きい町村は100万とか、第2子以降幾らというような形でお祝いとしてやっております。確かに生まれて多額なそういうものをもらうということは、非常にいろんな意味でのモチベーションと言うのがいいのかな、要するにそういう動機づけにもなるとは思いますが、原則として一時金的にその多額なものを出すということは、必ずしも子供のために使われる場合ではないかもしれないというような指摘が各ところからこれまでもありました。その辺の疑問もありますし、もう一点目は出産時羽幌に生まれた人に限定してあげるわけで、予算が相当かかるということですが、私としてはそういう一時的なお金を渡すよりも継続的なということは今言いましたけれども、やはりこれからずっと羽幌町に、それはそれぞれの事情があるでしょうけれども、場合によっては18歳までずっといく中でいろんな形での子育てに対する費用がかかりますので、一時的にどんと大きく、そのときに羽幌にたまたまということではないですけれども、生まれた方に限定しないでもっと幅広く直接的な支援をすることによって子育てがしやすいとかいうようなところのほうに政策を振り向けていく方向で検討したいということもありまして、出産祝金については今回は外すという結論になりました。加えて、先ほど阿部議員がおっしゃったように、それでは具体的なというのはここの2点目、3点目、特に3点目の給食の無償化等はまさにその中のあれでありまして、そういう形の中でやはり、限られる予算の中で優先順位を上に上げていきたいということで、そっちの方向を中心にやりたいということであります。それでは、それ以外については次よろしくお願いいたします。
答弁 福祉課長 高橋伸
お答えいたします。子育てクーポン、それとゼロ歳から2歳までの継続的な経済支援ということで、町長もおっしゃっていたとおりうちの考えとしては経済的支援よりも母子保健事業であったり、育児相談等の子育て支援事業であったりという部分の充実させていきたいというのが今までも流れからそういう形でそちらのほうの体制の強化に向けて今体制づくりしている最中ですので、そして今年からこども家庭庁できて、さらに子育て支援という部分では事業的にもどんどん出てくるとは考えております。それに対応できるような体制づくりということも考えた上で経済的支援よりもそちら、子育てのソフト面の支援ということでうちのほうは考えております。
再質問 3番 阿部和也
町長と課長の答弁いただきまして、理解はしておりますが、町長おっしゃったように3点目のほうもちょっとあれですけれども、ようやくこの次年度から給食費のほうも考えていただけるようになるのかなと思います。本当に医療費であったり、18歳までであったり、給食費というのはもう結構ほかの自治体もやっていますので、ようやく羽幌町も追いついてきたのかなという思いはあります。福祉課長から今ありましたように、まずソフト面の部分でということでこども家庭庁の中で今年度の予算にもついています伴走型の支援ということで、ソフト面の部分も強化されていくとは思いますので、ソフト面を充実させるというのなら、それはそれで全然否定も何もしませんけれども、その分やはりそれに関わるような人というのも当然必要にもなると思いますので、そういったところの確保もしていただきながら羽幌町は本当こういった形で子育て、妊娠から出産までという部分で支援していくということをぜひ今後も継続していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、2点目のほうに移りますけれども、ゼロ歳児から2歳児までの保育料の無償化について質問しました。今回質問した理由は、無償化することによって本当に将来的な労働力の確保、預けることによってまたすぐ働くということにもつながるのではないかなと思いまして今回質問しましたけれども、そこでまず確認として質問しますが、現在の保育園のゼロ歳から2歳児の数と、そのうち何名無償化となっているのか。また、ゼロ歳児から2歳児まで、今無償化になっていない方も無償化にした場合の町の負担額というのはどの程度になるのかお聞きしたいと思います。
答弁 福祉課長 高橋伸
お答えいたします。令和5年度の利用者ということで、今年度ゼロ歳から2歳までの保育園利用者として32名利用されております。うち無償化、または多子軽減となっている方含めまして保育料が無償化になっているのが14名で、残り18名ですけれども、うちの今の令和5年度の保育料の計算からいきますと年間約1,000万ぐらいとなっております。
再質問 3番 阿部和也
32名中いろいろな所得の関係だったり、第2子、第3子とか、そういった部分で保育料も変わってきますけれども、残りの部分でいくと18名の方に保育料かかっている。1,000万円というかなりな額になります。これについても、答弁でもいただいていますように今後の状況という国の状況等もあると思いますので、これ何かよく言われるのがほかの町ではとか、元いた町ではとよく言われるという部分もありますので、これをしたから、では人が来るという絶対ということはないかもしれないですけれども、やはりほかのところと比べられないようにしていただきたいと思いますので、これは今すぐどうのこうのということではないのですけれども、状況を見ながらぜひ取り組めるような状況になれば羽幌町としても取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、3点目の学校給食費の無償化について質問しますが、いただいた答弁にもありましたように国の動向もありますし、現在試算、検討しているとのことですので、ある程度中身が固まったら議会のほうにも報告していただきたいと思いますが、これに対して改めて町長のほうから答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 森淳
このことに限らずですけれども、私の方針としてタイミングとかいろいろありますけれども、基本的には議会と両輪で前に進みたいということですし、事業を進める上では議会の理解を得ながら、同時に議会の意見も吸い上げながらいきたいということでありますので、少なくとも、ちょっと悩ましいのが国のほうが全く何も情報がないということですので、12月上旬に予算要求というのが本来あります。その前にないならないなりの第1弾、その後決まれば変更したような形で議会のほうとまた協議したいと思います。ただ、私が答弁していますけれども、担当としては教育委員会でありますので、基本姿勢ということでご理解願いたいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 3番 阿部和也
町長からも答弁いただきましたので、自分もネットぐらいなのですけれども、国のほうでもどういう動きをするのかなと思ってずっと見ているのですけれども、なかなか具体的なほうまでいっていないというのもありますので、ぜひ今答弁いただきましたようにある程度決まったら本当に報告していただきたいと思います。次に、1件目の最後の4点目の乳幼児や小学生を短時間で気軽に預けられる施設や子供たちの交流の場や安心して遊ばせられる施設等について質問しますけれども、まずこの質問の中であえて例という形で子育て支援センター内でと質問しました。そこで確認としてまず質問しますけれども、いただいた答弁の中にはありましたけれども、未就園児の一時預かりとしての一般型の一時預かりと放課後児童健全育成事業の利用状況について、まず教えていただきたいと思います。
答弁 福祉課長 高橋伸
お答えいたします。こちらは令和4年度の実績として一般型の預かり、年間延べ102件の利用がございました。幼稚園型の利用につきましては、まきさん、藤さん合わせまして3,480件ほどの利用がありました。放課後健全育成事業につきましては、登録者数としては28名で年間2,837回使っているということになっております。
再質問 3番 阿部和也
今の数字お聞きしまして、最初にいただいた答弁の中の現在実施されている子育て支援センター内での子育て支援事業という目的については理解していますが、今の答弁いただいた利用状況を踏まえ、施設の面積であったり、やはり人員等では難しいということで捉えていいのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 福祉課長 高橋伸
お答えいたします。今認定こども園、もしくは学校でやっているその事業を子育て支援センターでということになると、今の場所からいきますと健康支援センターの一室を使ってやっていることになりますので、そのスペースからいってもちょっと規模的には小さいかなと。もっと大きい規模ではないと、今の受入れはできないと考えております。
再質問 3番 阿部和也
今課長のほうからも答弁ありましたけれども、施設の面積というのはしようがないのかなとも思いますし、ただ先ほどの答弁いただいた一般型でいけば延べ人数102件で、幼稚園型でいくと3,480件で放課後児童健全育成事業が延べでいくと2,837回ということで、その全てが全てそこに行くというような感じではないと思いますので、あと本当に思っていたのが施設の面積という部分でしようがない部分はあると思いますけれども、その人員の部分については今言ったように全てが全てそこに行くということではないです。もともとが保育園の先生だったということもあって、自分の中で何かできないのかなという、本当にもうもったいなく感じて実はいたのです。なぜこういった質問をしたかといいますと、町外から羽幌町に引っ越してきた方なんかは、急な用事ができたときなんかの預け先がないのですよみたいな話で、町外から夫婦で来た場合は本当に身内というのはこの町にいないですよね。そういった部分で本当に相談されたりもしました。答弁でもいただいていますように、現在実施している一時預かりであったり、放課後児童健全育成事業についても理解もしていますし、そういったことを言ってきた保護者の皆さん、特にお母さん方というのはもう十分理解しているのです。こういった制度があるから、こういったもの使っているのです。でも、それでもということで言われることもあるので、いただいた答弁では現在実施している事業でも対応可能だということはおっしゃっていますけれども、やはり今質問したようにこの既存事業では対応できないケースもありますので、利用者の声を聞きながらといった答弁いただきましたけれども、今後どのような形で声を聞いていくのか、まずその辺お聞きしたいと思います。
答弁 町長 森淳
今阿部議員がおっしゃった件については、私も5年前、6年前、もうちょっと前でしたっけ。羽幌町議会で子育て世代の方々との意見交換会の中で、たしかそういう内容の話があったことを記憶しております。ちょっと自信はないのですけれども、その中で預ける際に急に預けるとしても、全く知らない町で知らない人のところにぽっと預けるというのは非常にやっぱり抵抗があると。だから、今お世話になっている、そういうふだんから会っている方々だと安心して預けられるような、公式な話というイメージではなかったけれども、そんな話もあったかなと思っております。ここに書いているように、改めて今回質問を契機にそういうような声があるのかどうか、改めてここに、ニーズに応えられるように関係課とも検討してまいりたいということでいますので、改めて時間いただいて、そういう年代の方等に我々の気がつかないニーズがあるかどうかということも聞いて、その上で最終的な判断にいきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いいたします。
再質問 3番 阿部和也
町長の答弁いただきましたので、そういった世代の方たちとも話す機会があればぜひとも聞いていただきたいと思いますし、また若い世代ですので、各産業、役場もそうですし、いろいろなところにも、羽幌町内の方もいますので、いろいろな声を聞いていただきながら、できる限りできる方法というものも探していただきながら、本当に全てが全て応えるのは難しいかもしれないですけれども、そういった声にもぜひとも応えていただきたいと思います。これで1件目の子育て支援策は終了しまして、次に2件目の学校施設、教職員住宅の整備について質問をします。まず、1点目の老朽化し、改修等が必要な箇所の今後の整備についてですが、いただいた答弁については理解しました。そこで1つ要望といいますか、小学校の体育館であったり、中学校も答弁の中では躯体本体に係る具体的な整備計画はないとのことでしたが、今後躯体に限らず本当に中身の部分、照明であったり、水道関係であったり、いろいろな部分、やっぱりその躯体の耐用年数とそういった設備の耐用年数というのは違いますので、そういったのも併せて整備計画立てていくべきだと思いますし、今既存の部分もありますし、これから天売、焼尻等もありますので、そういった部分、今建ったら何年後にはこういうという設備も含めてこういった部分ぜひ議会のほうにも教えていただきたいと思いますが、これについて答弁いただきたいと思います。
答弁 教育長 濱野孝
ご質問にお答えをします。羽幌小学校の体育館、これについては昨年も屋根の補修をやっております。それから、今年度についても外壁の補修、一部ですが、それをまたやろうとしております。あと、それから体育館の照明設備が一部改修するということで学芸会とかに合わせてそれもなるべく早くやるというふうな形で学校と協議をしながらやっております。それから、中学校につきましては校舎の外壁補修ですけれども、これはまた今年度もやっております。先ほど答弁でも申し上げましたけれども、やはり外壁のひび割れとかというのがかなりありまして、それに対する補修というのは随時やっていきたい。また、将来的に中学校なりをどのようにして判断していくのかというのも、また今後議会の皆さんと協議をしながら考えていきたいというふうに考えております。
再質問 3番 阿部和也
本当に自分も仕事の関係上いろいろと教職員住宅も含めて整備、修繕されているのは十分認識しています。これからどんどん、どんどんといろいろな整備等もなっていくと思いますので、本当にやっぱりある程度の見える化と言ったらあれですけれども、行政側だけではなく自分たちももう何年後にはこういった大きな工事があるとか、現状こういったところまだまだ手をつけられていないとか、そういったところも今後ぜひ教えていただきたいと思います。次に、2点目のほうに移りますけれども、小中学校に今回、今年本当に暑かったので、エアコンの設置についていろいろな町民の方にも言われました。もちろん教育委員会のほうも多分いろいろと連絡は来たかと思います。そういった中で質問しまして、このいただいた答弁については理解していますが、例えば常設のエアコンを設置した際の費用などというのもある程度は試算されたのかどうか、その辺お聞きしたいと。
答弁 学校管理課長 酒井峰高(学校管理課長は2023年12月まで)
お答えいたします。その費用面につきましては、現在どのような設備、整備が可能かということで、学校の構造ですとか、規模ですとか、教室の大きさ等に、やっぱりいろんな工夫が必要かなというふうに考えておりますので、現在はいろんな手法をまず情報収集等をしております。また、実際に報道等をされている学校のほうでどういう対応をするという情報も随時得ておりますので、まず今現在はそういうような情報を整理した中で、そこから費用面だとかを検討、協議していきたいと考えております。
再質問 3番 阿部和也
これからだとは思いますし、本当に小学校については建ったのが、建設されたのが平成29年でしたっけ。そのぐらいのときで、よく言われるのが何でエアコン設置していないのだという、町民の方に言われるのですけれども、新しいではないかと。その当時は、多分必要ないという判断でつけなかったと思うのですけれども、気象状況というのは変化してきて、すぐ対応できるというものでもないですし、やはり整備するとなればそれなりの金額もかかりますので、本当に財政的な負担のないよう、また課長のほうからも答弁ありましたけれども、構造上できる範囲でぜひ小学生、中学生の部分、教師の方も含めて快適に過ごせるよう今後様々な部分で検討していただきたいと思います。これで最後にしますけれども、しつこいようですけれども、本当に最初に触れましたように移住定住に関しては子育て支援策の充実が重要だと自分自身ずっと思っていますし、それとともに教育環境の整備であったり、少年団活動、部活動、様々な文化活動というのも子育て支援にも通じている部分が絶対あると思いますので、今後様々な支援策を行っていただけることをお願いして、期待して私の質問を終了いたします。以上です。