みんなの議会

羽幌町議会 令和4年第10回定例会 2022年12月14日

(1)令和5年度予算編成について/(2)今後の財政運営について

2022年12月14日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「令和5年度予算編成について」「今後の財政運営について」について質問し、町長 駒井久晃、財務課長 大平良治、総務課長 敦賀哲也、上下水道課長 棟方富輝が答弁しました。

質問者
阿部和也 議員
答弁者
町長 駒井久晃、財務課長 大平良治、総務課長 敦賀哲也、上下水道課長 棟方富輝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 4番 阿部和也

私からは2件質問させていただきます。まず、1件目の令和5年度予算編成について質問します。令和5年度予算については羽幌町総合振興計画を最上位とし、予算編成されると思いますが、11月8日告示の羽幌町長選挙において駒井町長は活力あるまちづくりを掲げて3回目の当選となりました。今後は選挙公約でもある産業振興、医療、介護、福祉の推進、教育、文化、交流の振興、自然環境保全、土地利用、防災の充実、堅実な行財政運営、町政の主人公の6つを基本施策として町政運営を行うことと考えます。そこで、駒井町長にとって3期目最初の予算編成となる令和5年度予算編成について町長の考えを伺います。1、令和5年度予算編成に向けてどのような指示を出したのか。また、毎年度大幅な不足額が生じているが、令和5年度はどの程度の不足額を見込んでいるのか。2、継続事業以外の町長の選挙公約は新年度予算に盛り込むのか。また、町民や各団体からの要望等はどの程度反映されるのか。3、令和5年度の重点事業は何か。続いて、2件目、今後の財政運営について質問します。羽幌町の財政状況は、財政力指数が令和3年度で0.202と令和2年度より微減しており、自主財源に乏しい財政基盤となっています。歳入面については人口の減少やコロナ禍の影響による地域経済の低迷など税収の増加が見込めない状況であり、歳出面においても多様化する住民ニーズへの対応のほか、会計年度任用職員制度や公務員の定年延長による人件費の増加、また施設建て替え工事等の大型事業も続くことから、義務的、投資的経費の縮減に努めつつ、その他経費の財源確保を行ってきたと思いますが、厳しい状況が続くことが予想されます。また、令和6年度より下水道事業特別会計が企業会計に移行するとの説明が本年8月にあり、水道事業会計とともに独立採算制の原則を堅持し、健全運営に努めなければなりません。今後については多様化する住民ニーズや行政課題に対応するため新たな行財政改革に取り組みながら、より堅実で持続可能な財政運営を目指していかなければなりません。そこで、今後の財政運営について以下の質問をします。1、自主財源である町税の収納率向上や税外収入、ふるさと納税の確保と職員数の適正化等について今後の具体的な取組と考えは。2、大型事業が続き、公債費の増加が予想されるが、今後の起債計画と公債費抑制に向けた対策についてどのように考えているのか。3、企業会計については独立採算制が原則であり、各特別会計においても一般会計からの繰入れに安易に頼ることのないよう企業会計と各特別会計の財源確保と歳出の見直し等を今後どのように取り組んでいくのか。4、健全な財政運営を行うに当たり最も重視することは何か。以上です。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

阿部議員のご質問1件目、令和5年度予算編成についてお答えいたします。ご質問1点目の令和5年度予算編成に向けての指示と予算編成での不足額の見込みについてでありますが、新年度予算につきましてはこれまで同様厳しい財政状況が見込まれることから、緊急度や重要度を十分精査した上での予算要求とするよう指示したところであります。なお、予算編成での不足額の見込みについてでありますが、現在財務課において各課からの予算要求状況を精査して行っている段階であり、現時点での不足額の見込みを立てることは非常に困難でありますが、一定程度の不足額は発生するものと捉えております。次に、2点目、選挙公約の新年度予算編成への反映と町民等からの要望の予算への反映についてでありますが、選挙公約であります産業振興や医療、介護、福祉の推進などにつきましては、既存の事業は継続実施として新年度予算へ計上し、検討中の新たな施策につきましても詳細が確定し、財源の見通しが立つ場合は新年度予算へ計上したいと考えております。また、町民や団体からの要望に対する予算への反映につきましては、必要性や重要度、継続性などを精査し、財源の確保などを十分考慮した上で対応可能と判断した事案につきましては予算へ計上したいと考えております。次に、ご質問3点目、令和5年度の重点事業についてでありますが、羽幌町外2町村衛生施設組合において実施している新一般廃棄物処理施設等建設事業に係る負担金が新年度予算編成において大きなウエートを占めることとなりますことから、新年度予算につきましては農業農村整備事業や医師確保対策事業など、継続事業に重点を置かざるを得ないものと考えております。次に、ご質問2件目、今後の財政運営についてお答えいたします。ご質問1点目、町税等自主財源の確保と職員数の適正化等に関する今後の具体的な取組についてでありますが、町税や使用料などの収納率向上につきましては、財源確保の面だけではなく公平性の観点からも、悪質な滞納者に対しては預貯金や給与の差押えなどの滞納処分の徹底や強制執行の実施も視野に、これまで以上に収納率向上を図るほか、貴重な財源となっておりますふるさと納税につきましては、町内外の事業者との連携を強化し、新たな返礼品の制作やPR方法などの検討などにより、安定した寄附額の確保とさらなる増額を目指したいと考えております。また、職員数の適正化等についてでありますが、令和5年度から地方公務員の定年が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられ65歳になりますことから、定員管理については中長期的な視点で退職者数を把握し、年齢別の職員数に偏りが生じないよう、これまでと同様に一定程度平準化しながら計画的に職員の新規採用を実施していくことで考えております。次に、ご質問2点目、今後の起債計画と公債費抑制に向けた対策についてでありますが、議員ご指摘のとおり今後数年間は施設の建て替えなどが続く予定であり、過疎債や辺地債など財源の多くを借入れに頼らざるを得ない状況にありますが、今後も官民を問わず活用が可能な補助金などを探すほか、ガバメントクラウドファンディング等による直接的な財源確保を図ることにより、可能な限り公債費を抑制したいと考えております。次に、ご質問3点目、企業会計及び特別会計における今後の財源確保や歳出の見直しなどの取組についてでありますが、まず地方公営企業につきましては企業の経済性の発揮と公共の福祉の増進を経営の基本原則とするものであり、その経営に要する経費は経営に伴う収入をもって充てる独立採算制が原則であります。水道事業会計につきましては独立採算で経営できておりますが、下水道事業につきましては現時点で維持管理費用すら使用料で賄えていない状況であります。当然財源確保の観点から使用料値上げの必要性があるものと認識しておりますが、不足分を全て料金で賄おうとした場合大幅な料金の値上げが必要となることから、今後も事業の効率化や経費の節減により国が示す基準以外の繰入れの抑制に努めて、地方公営企業法の適用が完了し、料金検討に必要となるデータがそろった段階でどの程度の料金水準が妥当なのかについて検討を進めたいと考えております。その上で不足する財源につきましては一般会計からの繰入れを受けながら経営してまいります。また、簡易水道事業につきましては、天売、焼尻の両島それぞれに施設や職員も配置しており、離島地区という状況から施設の修繕等に係る費用も市街地区と比較して割高となり、どうしても経費がかさむ状況であります。これに対し、料金は市街地区との料金格差が過大にならないよう設定されており、給水人口も減少していることから料金収入の増加は見込めず、現状料金収入で全ての経費を賄うことは非常に困難であり、大幅な料金の値上げも難しいことから、一般会計からの繰入れを受けながら引き続き事業の効率化や経費の節減に努めてまいります。なお、起債償還費や施設の維持管理費に特化している港湾上屋事業特別会計につきましては適切な維持管理により経費の節減を図るとともに、介護事業特別会計など収益性のない特別会計につきましては国が示す基準以外の繰入れは行っておりませんが、今後も事務費などについては必要最小限に抑え、一般会計からの繰入額の抑制に努めてまいりたいと考えております。次に、ご質問4点目、健全な財政運営を行うに当たり最も重視することについてでありますが、最も重視することは現状が身の丈に合った行財政運営となっているのか、また各種事業を実施するに当たり後世に過度の負担を強いることにならないかということであります。議員もご承知のとおり、本町の収入は約5割を地方交付税に依存している状況にあり、国の景気動向による影響を非常に受けやすい財政状況となっております。今後も限られた財源の中で多様化する住民ニーズに可能な限り対応できるよう職員と共に知恵を絞り、活力あるまちづくりを目指したいと考えております。以上、阿部議員への答弁とさせていただきます。

再質問 4番 阿部和也

それでは、いただきました答弁に沿って再度質問いたします。まず、1件目の令和5年度予算編成について質問します。最初の質問でも触れましたが、駒井町長にとって3期目最初の予算編成となりますし、また選挙後の予算編成になりますので、これは質問しようと思いまして今回質問いたしました。それでは、いただいた答弁に沿って再質問のほうに入りたいと思います。まず、1点目の令和5年度予算編成に向けての指示について答弁いただきましたが、いただいた答弁ではこれまで同様厳しい財政状況が見込まれることから、緊急度や重要性を十分精査した上での予算要求とするよう指示したと答弁いただきましたが、これまで羽幌町では新規事業を実施する場合の財源の捻出についてはスクラップ・アンド・ビルド方式で行ってきましたが、令和5年度についても同様ということでよろしいのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

よろしいと思います。

再質問 4番 阿部和也

町長のほうからよろしいと、同様ということでしたので、これについてはまた2点目のほうで質問したいと思います。次に、もう一点、令和5年度の不足額の見込みについて答弁いただきましたが、いただいた答弁ではまだ財務課において各課からの予算要求の状況を精査を行っているということで、不足額の見込みを立てることが困難ではあるが、一定程度の不足額は発生するのではないかということですので、これもこれまで同様に足りない分については基金を充てて事業を行っていくかと思いますが、そのとおりでいくのかということと、あと現時点で不足額が分からないということなのですけれども、過去大体このぐらいで推移しているとかという、その年度、年度によって、事業によってもまた違うとは思いますけれども、そういった部分、数字の確認としてお聞きしたいなと思います。

答弁 財務課長 大平良治(財務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。議員もおっしゃられたとおり、町長からの答弁もありましたように、今財務課のほうで各課からの要求を取りまとめて中身の精査をしているところでございます。基本的にはこの後、年明けになりますけれども、理事者によるヒアリングと査定が行われますので、その段階でどの事業がやれる、ここまでやりたいという話になると思いますけれども、どうしてももともとの自主財源ですとか、そういうもので賄える、あと特定財源が入ってくる部分というものがないものが結構今年についても見受けられます。基本的に執行までの話ではないのですけれども、予算を編成するに当たってはどうしても特定基金は充てるのは、もともとそういう予定していますけれども、足りない部分につきましては財政調整基金を入れながらという形に予算編成としてはならざるを得ないのではないかというふうに考えております。ただ、額につきましては本当に新年度どこまでの事業が優先度等々踏まえた上でできるかという形も出てきますので、金額的にはどこまでかというのは現時点では数字的にお答えできない状況になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

今課長のほうから予算を立てる上では当然基金も充ててということでしたので、財調の話も出ましたので、こちらについては2件目、後ほど質問しますけれども、今後の財政運営の中で質問したいと思います。今の2点踏まえてこれから質問続けていきたいのですけれども、2点目の質問のほうに移りますが、これ3点目にも関連しますけれども、先ほどの答弁聞く限り、まずは既存事業の継続が第一に考えているのかなとも思います。先ほど1点目のほうでも触れましたが、スクラップ・アンド・ビルドについてですが、令和4年度羽幌町予算編成方針の、これについては町のホームページからも見られますので、その中で政策的事業の推進としてスクラップ・アンド・ビルドの原則の下、既存事業を縮小または廃止することにより捻出した財源の範囲内で実施しようとする事業、これは創意工夫のある事業、積極的に推進することとあります。ここ数年自分の感覚といいますか、あれなのですけれども、町民サービスに直結するような新規事業というのが少ないなと感じてはいました。いただいた答弁では選挙公約と町民からの要望等については財源の見通しが立つ場合と財源の確保等を十分考慮した上で、対応可能と判断した事案については予算計上すると答弁いただいていますが、予算査定前ですので、現時点でどこまであれですけれども、政策提起事業、創意工夫ある事業の推進についても、当然選挙後の最初の予算編成になりますので、その考え方について改めて町長にお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

新年度予算の編成についてと、どういうふうに考えているか、新しいものあるかというようなことだろうと思いますけれども、現時点では先ほども答弁書で申し上げましたとおり、担当課からは何もまだ上がってきて、私のほうでは見るような状況でないですし、御存じのようにコロナで1週間休みましたので、全然掌握しているものはないので、申し上げられるものはないので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

町長から質問が長いぞといった感じで……

再質問 4番 阿部和也

すみません。選挙公約の中で、当然先ほどの所信表明の中にもありましたけれども、継続していく中で、事業を推進していく中で、町長の掲げた活力のあるまちづくりという部分は理解はしますけれども、本当に町民サービスに直結するような新規事業というものを次年度、その辺当然選挙公約にも入ってくると思いますので、各課から上がってくるだけではなくて町長のほうからこういったことをぜひやりたいのだというものをどんどん出すべきかなと思いますけれども、その辺について改めてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

先ほども申し上げましたが、現時点ではありませんので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

現時点ではないということですので、これ以上その部分についてはあれですけれども、選挙後ということで町民もいろいろと期待している部分もあるかと思いますので、今後各課からどういった事業が上がってくるか分からないですけれども、町民サービスであったり、また町長の活力あるまちづくりにつながる新規事業があればぜひとも取り組んでいただきたいと思います。3点目のほうに行きますけれども、農業農村整備事業や医師確保対策事業など、どうしても継続事業に重点を置かざるを得ないと答弁いただきました。もちろん町が考える令和5年度の重点事業に対してどうのこうの言うつもりはないですが、重点事業として予算をつける以上、最大限の効果を上げる必要があると思います。先ほどの町長の所信表明の中でも基幹産業の振興発展、そのための基盤整備をしていくのだであったり、安心な暮らしを町民に提供するための医療体制の確保といったこともありましたので、この辺予算をつける以上どう取り組んでいくか、ただつけて終わりということではなくて、いろいろな方法を考えてやっていくべきだと思いますけれども、改めてその辺町長に考えを伺います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

申し上げました事業につきましては、ほとんどというか、継続でまいりましたので、これからもそういった傾向で続けてまいりたいということでご答弁申し上げ、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

これまでも継続で行ってきたということですが、もちろん町長は第1次産業を第一に考えて、そこからの発展ということも当然ありましたので、もちろんあれでしょうし、また医師確保対策事業、これについても継続してきているということで、ただ非常に医療体制、医師の部分、そういった部分がどうしても少なくなってきている。予算をつけている事業ですので、これをカードにというのはあれですけれども、ぜひ羽幌町ではこういった事業、予算をつけてしっかりとやっているということを国・道なりに伝えて医療体制の確保という部分改めてやっていただきたいと思いますけれども、十分これまでもやってきているかなと思いますけれども、改めてその辺の考えお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

以前から時間があればということで、時間があるときは別館のほうへ出向いたり、6階の地域医療課へ出向いたりということをしておりますので、今後とも継続して続けてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

町長もこれからも継続してやっていきたいということですので、重点事業として予算をつける以上は、先ほどの繰り返しにはなりますけれども、最大限の効果を上げることが予算をつけたという本当の一番の理由になると思いますので、町長としての思いがあって令和5年度重点事業として農業農村整備事業、そして医師確保対策事業というものをご答弁いただいていますので、最大限の効果を上げられるようぜひとも取り組んでいただきたいと思います。これで1点目のほう、今のやり取りを踏まえて2件目の今後の財政運営について質問していきたいと思います。まず、職員数の適正化等について今後の具体的な取組と考えについて質問していきたいと思います。いただいた答弁ではこれまでと同様にということですが、なぜ今回この質問したかといいますと、これからどんどん、どんどんと財政規模が縮小していく中でどうしても人件費の割合が増えていく。ただ、その一方で業務の複雑化であったり、多種多様な住民ニーズといった対応もしていかなければならないと思います。減っていく歳入と増えていく仕事の中でいかに効率よく業務をこなしていくかといったときに、もっともっとデジタル化であったり、事務手続等のオンライン化、申請等のオンライン化など考えていかなければならないと思いますが、現時点いただいた答弁では職員数は平準化ということだけでしたので、何か新たな取組をしながら人員を、人件費という部分、当然人員数になってきますけれども、そういったことを現時点でどのように考えているのか、まずご答弁いただきたいと思います。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。今後のそういう財政のことと、あと職員の適正管理という部分で、そういうITの活用等についてのご質問と思われます。これにつきましては、確かにそういうIT技術の活用というのは今後必要になってくるものかなというふうには考えておりますが、現時点で何を活用すれば飛躍的にそういう業務の効率化が図れるかと、そういうような観点でいうと、なかなか現時点においてはそういうITの活用というのはまだ先の話になるのかなと思っております。ただ、今マイナンバーカード関係のそういうオンライン申請の関係でいいますと、国のほうでデジタルDX推進計画ということでデジタル化を推し進めていくというようなことで、今現在全国的に進められています。そういう中で申請管理システムということでマイナポータルからそういう申請できるようなシステムを今年度中にそういうものを整備をいたしまして、令和5年の4月からそういう、一部の申請に限られるのですけれども、子育て関係だとか介護関係の手続につきましてオンライン上で申請できるというようなことも今現在としてはやっているところでございますので、そういうものをできるところから少しずつ始めていきたいなというふうには考えております。

再質問 4番 阿部和也

できることから少しずつということで、課長のほうから国のほうでDXの推進ということありましたけれども、なぜ今回この質問をしたかといいますと、人口が減っていく中で町民の方からよく言われるのが、我々議員もそうなのですけれども、職員数が多いのではないかとか、そういった話も言われることもあります。確かにそう見られてしまうのかなとも思いますけれども、仕事というものがどんどん、どんどん複雑化していく、住民ニーズといったものにも対応していかなければならないという中で、どうしても職員の負担が増えてしまうからこその結果、住民サービスが低下してしまうといったことも当然懸念されるのかなと思いまして今こういった質問したのですけれども、たまたま自分が気になって見ている部分で「自治体通信」という本があるのですけれども、これ結構興味があって購読しているのですけれども、その中で住民サービスのオンライン化ということでラインを使ったDX推進を重要基盤にということで、当然ライン上からマイナンバーカードを使って手数料や送料のオンライン決済であったり、そういった取組をすることによって職員の負担を減らす、それによって本来例えば残業であったり、休日とかといった部分も負担もかけずに住民サービスの向上、職員の業務効率化という部分つながってくると思いますので、どれがいいのかということはあれですけれども、新たな取組をすることによって今質問した職員適正化につながればと思いましたので、改めてこういった提案に対して現時点どのようにお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。議員おっしゃられるとおり、全国的にはそういう先進的な事例ということで、そういう様々なITを活用した事務の効率化というのをやっているところはあることはそのとおりだと思います。先ほども答弁させていただいたのですけれども、なかなか今すぐどういうものがうちの町にとって当てはまって、そういう事務の効率化につながっていくのかという部分につきましては、もちろん何も検討しないというわけではなくて、そういうものも課題として捉えながら今後につきましても継続してそういうことは考えていきたいとは思っておりますので、そういうことでご理解いただければというふうに考えております。

再質問 4番 阿部和也

自分もあくまでも一つの事例ということで今質問の中で話させていただきました。繰り返しになりますけれども、どれがいいのかという部分も出てくると思いますので、ぜひかなり羽幌町も先進的なことをやっているねと言われるような取組を今後期待したいと思います。もう一点、1点目の中で町税の収納率向上について質問しますが、いただいた答弁を聞く限り今後かなり厳しく徴収業務に当たるのかなと思いますが、今のと関連はしますけれども、徴収業務においてのデジタル化、オンライン化、そういったことを現時点考えているのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 財務課長 大平良治(財務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。基本的に普通の徴収の部分でいきますと、今までですと納付書もしくは口座振替だけだったのがコンビニ納付ができる形になっておりますので、24時間どこでも対応できますし、あと一部コード決済のほうも対応できます形で対応しておりますので、結構そういう部分の活用も図られておりますし、可能な限りそういう部分で時間がなくて納付に行けないだとか、そういうことがまずないような形は、使えるものは使わせていただいて、町民の方々の利便性も含めて徴収のほう上げたいと思っております。ただ、どうしても滞納されている方の部分につきましては職員が対応せざるを得ない状況になっております。都市部のところでやっているような広域の町村で徴収業務を一括でやっているとか、そういうところができれば業務の効率化できると思うのですけれども、どうしても当町についてはそういう形は難しい状況になっておりますので、できるだけ滞納者が増えなければそういう業務も減ると思いますので、少しでもまずは利便性を上げるなどして納期内納付を進めていって滞納者を減らす、そこを進めながら業務の効率化が進めばいいという形では考えております。

再質問 4番 阿部和也

徴収業務についても各使用料、水道料金とかもそうなのですけれども、コンビニで払えるようになったりとか、あと課長からもいただいたコード決済、その名前は出さないですけれども、できるということで、当然若い人方にしてみてもかなり利便性というのは向上しているのかなと思います。どういった取組というのがいいのかなというのも難しいところはありますけれども、徴収業務で特に滞納している部分を回収するというのは行政においても、民間というのもあれですけれども、難しいところもありますので、そっちに力を入れることによってまた別の業務が増えてしまうことも、回ってしまうのも非常にあれですので、今後どういうような形がいいのかということがあればまた自分も提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次のほうに行きたいと思うのですけれども、2点目に移りたいと思います。今後施設建て替えが続く中で何度か予算委員会だったか、昨年のいつだったかちょっと忘れましたけれども、建築資材等の高騰によって現時点で予定している金額で施設建て替え工事できないのかなと、また改修であったり、そういった部分も含めて難しくなるのかなと思っています。そこで、質問ですけれども、今後については公共施設マネジメント計画に記載してある金額でいくのか、建設費、載っている金額、それに合わせた施設面積であったり工事内容等にしていくのか、現時点での考えについてお聞きしたいと思います。

答弁 財務課長 大平良治(財務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。まず、マネジメント計画に載っております金額につきましては、実施設計等々を行っていない施設に関しては国の標準的な単価を用いて、そこに必要な面積を掛けてつくっております。実際に進めていく分については特殊事情等々で金額が合わなくなることは十分想定できる形とは考えております。ただ、どうしても計画時でつくったときも平成28年という形でもう5年以上かかっておりますので、まずは基本的には建て替えですとか大規模改修予定はしておりますけれども、計画策定からの年数もたっておりますし、今後の施設につきましてはまずはその手法がいいのか、そういう部分も含めてマネジメント計画については見直しが必要だというふうに考えております。ですので、金額の部分も必ず出てきますけれども、まずはその施設に対する考え方、そこを随時精査しながら、建て替えですとか、大規模がいいのか、その部分も含めてもう一度計画を見直ししつつ、財源等の確保もありますので、状況もトータルで金額無理のかからない程度に、時期も考えなければならないと思っていますので、金額ありきですとか、そういう部分ではできませんので、まずは実際にできる部分、あと優先度をつけながら計画は見直しをかけていきたいと思っております。

再質問 4番 阿部和也

財務課長のほうから手法についてであったり、計画を立てた当時の国の単価、標準的な単価に合わせてということで、これについては計画を立てた当初そういった話も聞いていました。本当に心配していたのがかなり長い期間での計画で、その中でその範囲でたしか82億ぐらいでしたかに全ての工事収めるようにということで、羽幌町においても財政計画というものはないのかなとも思うのですけれども、こういった公共施設マネジメント計画であったり、過疎地域の計画、そういった部分が財政的な計画につながってくるのかなとも思います。いろいろと課長のほうからその辺考えながらということでしたので、町長にお聞きしたいのですけれども、これから健全な財政運営、後世に負担残さないようにということで、計画そのものの見直し、当然担当課が中心になるとは思いますけれども、やっていくとは思いますが、本当に思い切った、課長からも先送りするものは先送りして、できるだけ負担のならないようにということでしたけれども、その辺今後考えていかなければならないところですし、先送りすることによっていろいろな施設、集会所とかいろいろなものまだ残っていますので、そういうのは町民の理解がなければなかなか話が進まないところもありますので、今後そういった部分、今後の財政という部分で町長どういう形で進めていくのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

議員ご指摘の今後についてどうしていくのかというご質問でございますが、今年ありました一般廃棄物の関係の問題等でやってきたように、まず急なそういうものについては財政がどんなふうになっていくのか財政当局とよく相談した上で、それでまた議会にも相談してやっていくということで、当然交通整理はしなければならないでしょうし、ご心配いただいているように物価がどんどん上がって資材が入ってこないような状況もありまして、非常に厳しい状況かなと。コロナだけでなくて円安や、それから物価高ということで、その都度計画の段階や実施設計の段階でいろいろと相談しながら、今年あったような事案については議会とも十分ご説明申し上げ、相談申し上げということで進めてまいりたいというふうに思っておりますので、ご心配のとおり財源が続かない、例えば今年あったのは過疎債の重複でそんなには当然当たらないだろうということがはっきりした時点でご相談申し上げて、大変お叱りも受けたのですけれども、ちょっと遅いといえば遅かったのですけれども、分かった時点がそういうことだったものですから、今後はそういうことのないように十分精査して、そういった形でご説明、ご相談申し上げながら進めたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いします。

再質問 4番 阿部和也

町長のほうから今年のことでお話しされていましたけれども、もちろんそういったことも起きてしまったという中で、僕が聞きたかったのは今後の部分でいろいろな状況も変化してきますし、ちゃんとした財政計画、財政運営という中で負担にならないような取組という、考え方というのも必要になると思いますので、その都度、その都度、そういった時期が来たら現在の羽幌町の財政状況等を考えて、建設費なり、あとそこを利用する方たちの理解を得なければならない部分というのが本当にあると思いますので、そういった取組というものを今後ぜひともしていただきたいなと思います。3点目のほうに移りますけれども、いただいた答弁の中で水道事業、あと下水道事業について、その料金については今後、特に下水道事業についてはこれからいろいろと料金のほうは議論がされていくのかなと思います。この2つ、水道事業、下水道事業のほうについて質問しますが、確かに財源が不足してきたから料金を値上げするだけではなくて、いかに収入を維持していくのかと考えたときに、別の施策を推進するだとか、下水道に限って言えば下水道の接続率を上げるといった収入の確保、なかなか難しいところはあるとは思うのです。人口が減っていく中で企業会計、経営的な考え方でいけばただただ経費の節減だけではなくて、そういった部分、収入の確保をするために世帯数を減らさないだとか、いろいろな多分施策が関連してくると思いますが、これについて現時点での考えをお聞きしたいと思います。

答弁 上下水道課長 棟方富輝(上下水道課長は2025年3月まで)

お答えいたします。収入の維持ということで、議員さんがおっしゃられたように人口が減少していく中で経費の節減というのはなかなか、節減にも限度があるというような状況ですので、収入を維持するという意味では地道に接続率の向上を図っていくしかないのかなと思っておりますので、広報等で引き続き接続のお願いですとか、そういうことをしていきたいというふうに考えております。

再質問 4番 阿部和也

課長からも答弁ありましたように、なかなか難しさはあるのかなとは正直思います。企業会計という中で、行政のあれです。民間の部分とは全く違う経営の仕方なのかなとも、考え方とかも違ってくるのかなという部分もありますけれども、特に水道使用料、下水道使用料なんかについては暮らしやすさという部分に当然直結してくるところもありますので、これからもどんどん、どんどん工事等も入ってくるのかなとも思います。そういった中でも資金繰りであったり、そういったところを今の状況を見ながら今後どうしていくかによって使用料をすぐ上げる、上げないということにもなってきますので、その辺改めて町長当然、いろいろと町民の方からも言われることはあると思いますが、現状を維持していくために今後どう考えていくのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

現状を維持していくためには一番大事なのは、昨年、一昨年でしたか、あったように、国の消費税が上がった場合には町の上下水道もそれに倣って上げさせていただきたいと、まずそこが第一ですし、御存じのように長期的計画を持って無駄遣いしないように、そして上水が止まらないように、また下水も曝気装置等が壊れたというようなことで、似たような部分がありまして、受注生産というような状況と現在の物価高、それから部品の供給が遅れるといったところで生産に3か月もかかるといったような状況もありますので、そういったことも加味しながら、今回ここで申し上げておりますように長期的に効率的な運営を実施しながら、どのような状況で上げられるのか、公会計といった状況に入ってきますので、以前にも議員の方からも早く取り組むようにというご指摘も受けた経緯もありましたので、そういったことも加味しながら十二分に安定経営、合理的な経営といった部分に注視していきたいと思っておりますので、今後ともご指導をお願い申し上げます。

再質問 4番 阿部和也

町長から今答弁いただきましたが、時間も限られていますので、その部分についての議論というのはまた何か機会があればさせていただきたいと思います。4点目のほうに移りますが、いただいた答弁では現状が身の丈に合った行財政運営となっているのか、また各事業を実施するに当たり後世に過度の負担を強いることにならないか、また今後も限られた財源の中で多様化する住民ニーズに可能な限り対応し、活力あるまちづくりを目指すと答弁いただきました。活力あるまちづくりを目指すに当たっては、先ほど1件目の令和5年度予算編成について質問した中で、予算組んでいく中でどうしても不足額が生じてしまう、それを補うのに当初予算を組んでいくのには基金を充てなければなりませんが、先ほど財務課長のほうから財調についてありましたので、そこ自治体にとっても貯金に当たる部分ですので、これをしっかりと確保していかなければ今後の財政運営もそうですし、各事業これから、先ほど町長からも所信表明の中で役場庁舎については道筋を立てていきたいということもありました。当然財源がある程度なければそれをやることによって負担を強いることになりますので、財政調整基金の確保について、その他の基金についてもいろいろあると思いますが、まずこの基金について今後どのように考えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 財務課長 大平良治(財務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。基本的に財政調整基金ですけれども、3年度末で当町におきましては大体15億ほどの基金残高がございます。一般的には財政調整基金につきましては標準財政規模の大体10%から20%ぐらいの確保が適正であるという形では言われておりますし、ほとんどの団体がそういう形で確保している形になっております。当町につきましては大体標準財政規模が38億とか40億となっておりますので、今大体7億から8億ぐらいを持っていれば基本的には一般的な基金残高という形になるとは思いますが、今後の部分を考えますと、例えば庁舎の建て替え、一応庁舎の整備基金持っておりますけれども、そっちの部分まだなかなか積めておりませんので、場合によっては財政調整基金のほうを取り崩してそういった部分に充てることもあるという形も考えられるというふうに捉えております。基本的にはあとは起債の償還も増えておりますので、3年度の決算におきましては収支の浮いた分については減債のほうに積ませていただいております。基本的になるべく残ったお金については適切なところに積ませていただいて今後の財政負担が大きくならないように、なるべく積めるときは積んでおいて基金から崩して、あとはほかの町民サービスのほうにしわ寄せが行かない形で財政運営ができればというふうには考えております。

再質問 4番 阿部和也

分かりました。もう一点、先ほど1点目で触れましたが、減っていく歳入と増えていく業務と多種多様化する住民ニーズへの対応をしていかなければならないということでちょっと触れたのですけれども、町長に、もう時間もあれですので、お聞きしますが、答弁いただいた身の丈に合った行財政運営を行うに当たっては今後事業の縮小、廃止だけではなく、本当に思い切った行財政改革をしなければいけなくなるのかなという思いもあります。本来はこういう表現がいいのか、こういう考えというのは持ちたくはないですけれども、場合によっては身を切るようなことも必要になるかもしれません。また、身の丈に合った財政運営をするには町民の理解というものも必要になるかと思いますが、身の丈に合った行財政運営を行うに当たって、もちろん答弁はいただいていますけれども、改めて今後の部分どのようにお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

改めて身の丈に合った財政運営はどのように行うのかというようなご質問かと思いますが、それについては先ほども申し上げましたように、今年度天売島の2年間先送りというとんでもない案でございましたけれども、これがまさしく降って湧いた過疎債の不足ということがはっきりした時点でそういうことになりましたものですから、大変不勉強で申し訳なかったと思って改めておわびを申し上げますけれども、そういったことが起きないように今後とも十二分に計画を練ってやっていきたいと思いますし、またそういう事態が私も起きないとは限らないと思っております。というのはこの円安であったり、物価高であったり、また材料の不足等いろんな問題が起きると、また当然そういったことも降って湧いてくるのかなという心配はしております。そういうことが分かった時点で早急に議会のほうにもお知らせをして、相談、ご意見をいただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

再質問 4番 阿部和也

町長からの答弁でかなり今年のことについてはいろいろとあるのかなとも思いますけれども、先ほど4点目の最初の基金の部分で触れたように、確保するものは確保していかなければ今後事業も継続していくものも難しくなる部分もありますし、どんどん、どんどんと財政規模が縮小していく中で活力のあるまちづくりというものを考えたときに、行政の職員の皆さんもいろいろと苦労しなければならないという部分というのも出てくると思いますし、また町民も理解していただきながら財政運営というものもしていかなければならないのかなとも思います。もう時間も3分切っているので、これで最後にしますけれども、町長にとって3期目がスタートしたばかりですが、自分にとっては任期も残り僅かですので、3月定例会残っていますが、もしかしたら今回が最後の一般質問になるかもしれません。これまで様々な事業を提案してきましたが、本当に事業と財源はセット、予算を組むためには財源の裏づけがなければできないと思っていますし、そのために昨年ですか、ふるさと納税の確保という部分で質問させていただいております。今後も町民や各団体からは様々な要望等もあるかと思いますので、全てとは言いませんけれども、事業化することによって活力のあるまちづくりへとつながる令和5年度予算と今後の財政運営に期待して質問を終了いたします。

出典:羽幌町議会 令和4年第10回定例会 2022年12月14日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる