羽幌町議会 平成29年第3回定例会 2017年3月7日
公共交通機関の見直しについて
2017年3月7日、羽幌町議会の一般質問で、村田定人議員が「公共交通機関の見直しについて」質問し、町長 駒井久晃、町民課長 室谷眞二が答弁しました。
- 質問者
- 村田定人 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、町民課長 室谷眞二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 村田定人
それでは、質問させていただきます。公共交通機関の見直しについて。現在、町内循環バスほっと号、スクールバス、羽幌港連絡バスがそれぞれ目的を持って運行しておりますが、町民の足の確保としては十分とは思われないと考えております。当町の高齢化率も40%を超え、これからますます高齢化社会になり、住みよい町にするためには交通弱者対策が重要課題であると思いますので、以下について質問します。1つ目、現在の公共交通機関の利用状況の中で、その役割を十分果たしていると考えているか。2つ目、今年度の4月からほっと号が65歳以上無料となりましたが、上半期の状況では利用者がふえていません。無料であっても、路線の近くの住民しか利用できないと思われます。利用できない住民は結局タクシーを使わなくてはならず、公平性に欠けていると思うが、どのように捉えているのか。3番目、運転免許保持者の中に80歳以上の方がふえてきています。免許証を返納したくても不便になるため、危ないと思っていても返せない人がふえています。このようなことも含め、デマンドタクシーなど当町に合った新たな交通弱者対策を行っていく考えはないか。以上であります。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
村田議員のご質問にお答えいたします。1点目の現在の公共交通機関が十分に役割を果たしていると考えているかについてでありますが、循環バスほっと号の利用状況は、今年度の4月から10月までは月平均約320人と平年並みとなっており、11月から1月については月平均約490人の利用と、昨年度と比較し月平均約100人の増加となっております。このことは、今年度より運行便数を1便ふやし4便体制としたことが大きな要因と考えております。スクールバスの利用状況は、1月末現在で4,087人であり、昨年より72人の減少となっておりますが、上羽幌、曙方面の人口減少によることが要因と考えております。また、羽幌港連絡バスの利用状況は、1月末現在で1,644人であり、若干の減少傾向にありますが、天候不良によるフェリー乗船客の減少がその一因と考えております。このようなことから、当町の公共交通機関につきましては、決して十分とは言えませんが、一定程度の役割は果たしているものと考えております。2点目のほっと号の公平性についてでありますが、今年度におきましては、ほっと号が少しでも多くの町民に利用していただきたいとの思いから、運行時間、運行回数、運行経路等について運行事業者と検討を重ねてまいりましたが、有効な手段が見つかっていない状況にありますことから、今後におきましてもいろいろな角度により検討してまいりたいと考えております。3点目のデマンドタクシー等の新たな交通弱者対策についてでありますが、交通弱者ともなります障がい者に対しましては、現在タクシーの初乗り分について助成をしておりまして、同じく交通弱者とされる高齢者の対策については、免許証返納の推進もあわせて、今後さらに検討してまいりたいと考えております。また、デマンドタクシーの導入等については、循環バスやスクールバスとの関係やタクシー業者への影響、さらには各種福祉施策との関連も含め、総体的に検討してまいりたいと考えております。以上、村田議員への答弁とさせていただきます。
再質問 1番 村田定人
それでは、答弁に沿いまして、もう少し深く掘り下げて再質問をしたいと思います。まず、1番目の十分であるかどうかというところなのですが、答弁のとおり、私も町民の足としてある程度、観光客も一定程度の役割は果たしているとは思うのですが、この答弁の中に、決して十分とは言えませんというところの十分と言えないところというのは、どういうところが十分とまず言えていないのか、その認識をお伺いしたいと思います。
答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)
お答えいたします。後段の2点目以降でも議員のほうからご質問がありますが、一部町民にとってはまだまだ不便だという声も若干数耳にしております。そういう部分の町民に対して何かいい策はないか、そういう町民も何とか救う道はないのかということもいろいろと悩んでいるところでありますが、そういう点で、今の体制で羽幌町民が、気軽にといいますか、利便性を持った公共交通機関の利用という部分では、一部不便な町民がいるのだろうなというふうな思いでありますので、完全に十分な公共交通機関になっていないかなという思いで、そういうふうな答弁とさせていただいております。
再質問 1番 村田定人
私もかなり同じようなことを思っております。町民の声からいきますと、ほっと号、もう十数年運行していますが、利用している人の中においても、買い物に行った場合、帰りの時間までの時間があり過ぎて長くて困るという、使い勝手が悪いのですわというお声ですとか、それから連絡バスでいきますと、観光客はよろしいのですけれども、島民の方にすれば目的地までそれでは行けないとか、これはスクールバスも同じなのですけれども、そういうような声がありますので、私もそこら辺に関して、今答弁のように、まだ不便に感じているというところが利用している人、それから利用できない人含めてあると思っていますので、同じ認識だと思っております。2番目のほっと号の公平性についても、これもいろいろな見方はあると思うのですが、昨年、健康寿命、外出の機会をつくりたいという部分は、私も重々承知をしているところであります。そういう中で、ほっと号の運行だけでは全ての住民、特に町の人にとっても全ての人が利用できるわけでないですから、有効な手段であるかどうかというところが難しいことになると思います。そういう中で何点か質問していきたいのですが、答弁の中で、運行時間、運行回数、運行経路等について運行業者と検討を重ねてまいりましたという答弁がありますが、検討を重ねてまいりましたという、これは1年に何回ぐらい、そういう少しでも利便性を高めるためのお話し合いをしているのか、まずお聞きしたいと思います。
答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)
お答えいたします。1年に何回かということでありますが、改まっていついつ運行業者のほうと協議しましょうという形での協議ではなくて、いろいろな関係で会社の社長さんですとか部長さんとお会いしたときに、いい対策はないだろうかですとか、住民の声として運行経路がこういうふうになったらいいとかというお話を聞いていませんかですとか、そういう部分での協議をしております。正式な形で協議をしておりますのは、私のほうで沿岸バスさんのほうに行って協議をさせていただいた部分と、沿岸バスさんが役場に来ていただいて協議をしたというのは、正式な形では2回ありますが、そのほかに随時、その都度協議をさせていただいております。
再質問 1番 村田定人
きちんとした回数でいけば2回で、あと会ったときにいろんな話をしていますということでした。それでいきますと、年に何回もそういうことでのお話はしているということになるのですが、答弁の中では、お話し合いをしても有効な手段が見つかっていない状況にあるということに答弁ではなっておりまして、今後におきましてもいろいろな角度による検討をしてまいりたいと考えているという答弁なのですけれども、いろいろな角度というこの部分に関しては、考え方としては、ほっと号の運行状況だけで公平性を保っていこうと検討していくのか、それから3番目にも出ますけれども、ほっと号プラス補完する交通機関を考えて検討していくのか、それとも全てをほっと号全体の中で、極端に言いますとゼロからスタートして、きちんとしたものを積み上げるとか、いろいろな検討の中の角度というところでいきますと、いろんなことが起こると思うのです。そういう中でいきますと、近隣でもいろいろなそういう交通弱者対策、もう実際に行っていますので、そういうところも鑑みながら、どういう角度でこれから検討していくのか、予定していくつもりなのかをお聞きしたいと思います。
答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)
お答えいたします。今議員さんがおっしゃいましたように、3番目の質問でも出てきますが、デマンドタクシーの関係についても、老人福祉対策という部分での、今やっているのは福祉バスの運行などをやっておりますが、その絡みですとか、原野地区ではスクールバスの関係もありますし、ほっと号もあるという形で、どういう形で交通弱者対策というか、交通の足、利便性を確保するのが一番効率的なのか、一番経費もかからないのかという部分を、町民課だけでなく、関連課全てで協議しながら、総体的に考えていかなければならないのかなというふうに考えておりますので、今まではほっと号の運行の経路ですとか、そういう部分を含めて有効な手段はないかということで運行事業者と検討を重ねてきたのですが、それだけではなかなかいい手段が見つからないということもございますので、デマンドタクシー、バス的なものも含めて今後総体的に考えていかなければならないというふうに考えております。
再質問 1番 村田定人
今の答弁で、私も、ほっと号が運行されて、目的とか、時代の背景によって少しずつ状況が変わってきて、3番目にも入るのですけれども、交通弱者というのがふえてきているというところでいきますと、今の答弁のように、ほっと号だけでなくて、いろんな町村の事例も勘案しながら検討していかなければならないのでないかなというふうに思っておりまして、今回は全て関連性がありますので、今そこまでの答弁がありましたので3番目にもつながっていくわけですけれども、無料化をしたという部分に関しては、無料化をすることによって、答弁では下半期に100人以上の利用者がふえたというところで、それはそれで私どもいいのですけれども、利用した人の延べ人数でなくて総体数でいくと、さほど変わっていないのではないかなと。その部分に関しては、運行上のこともありますから、路線がいつも変えれるわけではありませんし、なかなかそこら辺は難しいと思うので、3番目に出していますデマンド等というところにつながってくるわけですけれども、この部分に関しては、ほっと号が無料で3年も4年も5年も運行していて、利用できない人は町民の声として、ほっと号の路線の近くの人は無料で乗れるけれども、そこまで歩いていけないのだという人はそれだけ、要は行政に対して何とかしてよというふうに必ずなってくると思うのです。そういう部分でいきますと、私は、先ほど町民課長様のほうの答弁もありましたように、総体的に、それも今年度調査研究、いろいろ各課と協議をして、30年度には試験運行をするぐらいスピード感を持って、バス会社、それからタクシー業者、それから住民、特にお年寄りなどと、話し合いの場というのですか、そういうのをつくって、羽幌町の地形とかいろんな条件に一番合っている、マッチしている、そういう交通弱者対策、公共交通機関を見つけてもらって取り進めて、先ほど町長の行政執行方針にもありました住みよいまちづくりにしてもらいたいと思うのですが、そこら辺、スピード感という部分に関してはどうでしょうか。
答弁 町民課長 室谷眞二(町民課長は2018年12月まで)
今の質問に答弁いたします。議員のほうからご指摘がありましたように、先ほど町長の答弁でもありましたように、新年度に入りましたら関連課と協議し、また場合によっては住民等々からも意見をいただきながら、何か有効な手段、既存の手段を検討するだけでなく、総体的に有効な手段はないかという部分について検討を始めてまいりたいというふうに考えております。
再質問 1番 村田定人
ぜひスピード感を持って、いいルールというのですか、ものをつくって、それをすることによって、1番目にあった、スクールバスに乗車する人、それから連絡バスに乗ってこられる島の人、それから今利用できない町の人、そういう人たちが、こういうふうに変わってよかったねというふうになるようにぜひお願いして、今日は関連性がずっとありましたものですから、そういう答弁いただきましたので、これで終わりたいと思います。