みんなの議会

羽幌町議会 平成28年第9回定例会 2016年12月8日

(1)民間運営のグループホームオープンに係る行政のかかわりと支援施策などについて/(2)高齢者の福祉対策(住環境整備)について

2016年12月8日、羽幌町議会の一般質問で、船本秀雄議員が「民間運営のグループホームオープンに係る行政のかかわりと支援施策などについて」「高齢者の福祉対策(住環境整備)について」について質問し、町長 駒井久晃、健康支援課長 更科滋子、健康支援課介護保険係長 金丸貴典が答弁しました。

質問者
船本秀雄 議員
答弁者
町長 駒井久晃、健康支援課長 更科滋子、健康支援課介護保険係長 金丸貴典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 4番 船本秀雄

それでは、私から2件質問をいたします。1件目は、民間運営のグループホームオープンに係る行政のかかわりと支援施策についてであります。本年度執行方針で高齢者が安心して住み続けられるまちづくりを推進するため、第6期介護保険事業計画の目標としてグループホームなどのサービス供給体制を充実させる方針が示され、現在民間運営によるグループホームが建設中であります。平成29年4月オープンの予定とのことでありますが、既に多くの入居希望者がオープンを楽しみにしていると伺いました。そこで、民間運営のグループホームに行政としてのかかわりと支援施策等について以下質問をいたします。1、施設の建設から完成までの補助申請、補助金の交付の流れと行政がどの程度の内容までかかわれるのか。2、入居者の利用料は、おおよそ月額10万から13万円程度と聞いておりますが、この金額では国民年金受給者の収入では入居できません。公的施設、特別養護老人ホームは、所得に応じての利用料となりますが、民間運営ではやむを得ないと思うものの、既存の施設、有料老人ホーム、グループホームを含め高齢者が公平に入居し、住みなれた町で安心して暮らせるよう民間施設や入居者に対し支援施策が急務であると考えますが、いかがお考えか伺います。2件目は、高齢者福祉対策、住環境整備についてであります。高齢化社会の進行が進む中、本町の高齢化率は約40%、特に焼尻島は約55%、留萌管内では上から2番目、道内の市町村でも上から30番目となっており、今後も介護予防、医療、福祉サービスの向上が求められます。また、ひとり暮らしの65歳以上の高齢者も急増し、我が町のひとり暮らしも約900名となっており、今後も上昇が見込まれます。今年に入り、公営住宅で3名のひとり暮らしの高齢者が孤立死されております。つい最近もひとり暮らしをしていた俳優の平幹二朗さんが自宅の浴室で倒れ、82歳で死去し、独居のシニアの存在を印象づけました。また、この11月、12月にかけ、ひとり暮らしの4名の高齢者が留萌市、旭川市、札幌市のサービスつき高齢者向け住宅、サ高住へ入居されました。厳冬期の生活が厳しいためひとり暮らしに自信がないなどの理由から、元気なうちに町を離れる高齢者がふえ、このままでは我が町の65歳以上の高齢者までが減少に転じ、究極の過疎が進むと思考することから、流出に歯どめをかける対策として高齢者の住環境整備が急務であると考え、以下について質問します。1、健康な高齢者の流出を食いとめ、住みなれた町で少しでも長く住んでもらうにはどのような住環境整備が必要とお考えか。2、ひとり暮らし高齢者や高齢の夫婦が安心して暮らせる住まいづくりを目指し、国が2011年10月より制度をスタートしたサービスつき高齢者向け住宅、サ高住は、全国で普及が進んでおります。2017年3月までの5年間に建設することが条件でありますが、その後も時限立法で延長すると情報を得ておりますので、我が町に必要な公的施設、民間施設誘致を含め早急に検討すべきと考えますが、いかがお考えか伺います。以上でございます。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

船本議員のご質問1件目、民間運営のグループホームオープンに係る行政のかかわりと支援施策などについてをお答えいたします。1点目の施設建設に係る補助金交付の流れと行政のかかわりについてでありますが、本年4月1日付で北海道に地域密着型サービス施設等整備計画書を提出し、5月に内示を受けております。6月には補助申請を行い、8月に決定通知がありましたことから、その後事業者からの補助申請を受け、決定しているところであります。今後は建物が完成し、開設用設備備品の整備が完了した後、北海道と精算手続の協議を進めるものとしております。また、行政のかかわりについてでありますが、施設整備完了後、事業者より施設開設に係る許認可の届け出を受ける予定でありますことから、この段階において基本的な居室面積や施設の設備、人員配置などが国の基準を満たしているかの確認を行うものとなります。なお、運営については、民間事業者であることを考えますと、町は特段の事案が起こらない限り年1回の運営監査と6年ごとの認可更新についてかかわっていくこととなります。2点目の施設入居者への支援施策についてでありますが、特別養護老人ホームは平成12年に介護保険法が始まって以降、所得段階に応じた制度から現在のグループホームと同様に介護度ごとのサービス利用料へと移行をしております。経過措置などにより食費、居住費及びサービス料の一部については、所得に応じた特定入所者介護サービス費の助成と介護サービス利用者負担軽減事業を国の負担金や補助金を活用し実施しており、町といたしましても平成27年度は約850万円の負担をしているところであります。次に、現在の入居者の状況でありますが、特別養護老人ホームや有料老人ホームを見ましても国民年金の受給者は多いと思われます。平成27年度の国民年金老齢基礎年金の満額は78万100円で、月額にいたしますと6万5,000円程度となり、施設に入居する費用としては不足しているものと思われますが、貯蓄の取り崩しやご家族の支援などにより入居されているのが現状のようであります。これらの施設などへの入居に係る支援策を考えたとき、長期間にわたり継続的な支援が必要となること、また厚生労働省と国土交通省では特別養護老人ホームやグループホーム、サービスつき高齢者向け住宅などの居住系施設の増設方針を打ち出しておりますことから、施設などへの入居者が右肩上がりに増加傾向をたどるとの想定を踏まえ、課題ではありますものの町財政への負担を考えますと支援施策の導入は非常に難しいと考えております。次に、ご質問2件目、高齢者の福祉対策(住環境整備)についてお答えいたします。1点目の高齢者への住環境整備の考えについてと2点目の高齢者の住まいに対する考えについてでありますが、内容が関連いたしますので、あわせて答弁をさせていただきます。高齢者となっても住みなれた町、住みなれた家で少しでも長く暮らし続けたいとの思いがあることは承知しております。一方で、札幌市や旭川市などのサービスつき高齢者向け住宅や有料老人ホーム、グループホームなどに入居するために転出される方がふえていることも事実であります。このことから、町では住環境の整備について介護保険制度に基づく福祉用具のレンタルや購入、また住宅改修への支援を行っておりますが、今後においてもこれらの制度が有効に活用され、高齢者にとりまして暮らしやすい環境づくりの一助となるよう保健師や介護支援専門員などを初め、関係課一体となって努めてまいります。また、公的施設、民間施設の誘致などの検討をすべきとのことでありますが、さきに公募いたしましたグループホームの建設では応募が1社のみという状況でありましたことから、現実は非常に厳しいと考えております。地域は高齢化が進み、独居や高齢者のみの世帯が多いのも事実であり、サービスつき高齢者向け住宅など多様な居住系施設へのニーズがないとは考えておりませんが、平成32年ころを境に高齢者人口自体が減少していくと推計をしております。羽幌町は、管内平均の倍の定員を有する特別養護老人ホームを持ち、さらには第6期介護保険事業計画により新たなグループホームも建設中でありますことから、安易に施設をふやすことは将来の町民負担や介護保険料の増加にもつながりかねないことから、現在のニーズとの兼ね合いを慎重に検討すべきと考えております。以上、船本議員への答弁とさせていただきます。

再質問 4番 船本秀雄

それでは、再質問をさせていただきます。まず、1点目の施設の建設から補助申請等の流れと行政のかかわりについての答弁をいただきましたが、行政が整備計画、補助申請、決定、完了後には北海道と精算手続の協議と、多岐にわたっての行政のかかわりが出てきているのだなということが初めて私はわかりました。町の補助金は一切ない、上乗せがないわけでありますが、普通一般的には町の補助金が一部上乗せした場合には町を通るようなケースは私も現職時代から見ておりましたけれども、余りこういうケースというのはないのかなと。だけれども、国の制度でこういうようなやり方をやらせているということは、町村にそれだけ責任を持たせているのだということであろうと思います。答弁書の中にそういう監査だとかなんとかをやらなければならないのだということは書いてありますけれども、それだけに責任を負わされているのだということがわかりました。また、運営について特段の事案がない限り年1回の運営監査と6年ごとの認可更新をするのだということでありますけれども、この特段の事案というのはどのようなことを想定されていますか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

お答えをいたします。想定されるようなものといたしましては、例えば人員配置が適正に配置をされていない状況が見受けられるですとか、最近顕著なものでは虐待の事案であるですとか事故の事案であるですとかという体制の問題と、あと設備の問題というようなことになろうかと思われます。

再質問 4番 船本秀雄

わかりました。それで、年1回の運営監査というのは、どういう方がどういう内容を監査されますか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

お答えをいたします。羽幌町では、羽幌町地域密着型サービス事業者指導及び監査要綱というものを設けております。これによりまして町の担当職員が年1回の監査を行うこととしております。以上です。(何事か呼ぶ者あり)

再質問 4番 船本秀雄

監査は、どういう方がどういうふうに行うかということでお聞きしまして、今お答えをいただきましたが、どういう内容を監査されるのか。監査ですから、しゃべれない部分は結構です。説明できる部分だけでも結構ですから、どういうふうな内容をやられるのか教えてください。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

お答えをいたします。サービス計画に基づいてきちっと執行されているのかという状況ですとか、それから苦情への対応をどのように処理をしているのか、あるいは防災の体制というのを避難訓練等をきちっと行っているのかという計画に基づいた内容がきちっと行われているかどうかの監査を行っていくということになります。

再質問 4番 船本秀雄

会計上の監査というのはやらないのでしょうか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

その監査の中では、会計上のものというものは特に監査する対象とはなっておりません。

再質問 4番 船本秀雄

既存の高齢者の施設ございます。特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームと既存のものがありますけれども、これも町のほうで監査を実施されているのですか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

グループホームは、地域密着という形でやっておりますので、羽幌町がグループホームに関してはほかのグループホームも年1回の監査を行っております。ただ、有料老人ホームにつきましては、道の指定を受けておりますので、道の監査を受けております。

再質問 4番 船本秀雄

今高齢者の各施設で非常に事故、事件が起きているのはご存じだと思います。ですから、ひとつこの監査については、決められた部分しかありませんけれども、今以上に監査の強化を図っていただきたいと思いますが、いかがですか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

今までも監査はきちっと行っておりますし、今後もそのように続けてまいりたいというふうに思っております。

再質問 4番 船本秀雄

ちょっときつい言い方かもわかりませんけれども、私が今質問しているのは、こういう事故も事件も起きているのだと。だから、今まではきちっとやっているのは十分理解できます。そこで、今以上にしっかりと強化してやっていきたいというお答えをいただければと思いますが、いかがですか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

今以上にということがどのようなことを指すのかちょっと理解できるところではないのですけれども、行政といたしましては決められたことをきちっと監査をしてまいりたいというふうに思っております。

再質問 4番 船本秀雄

ちょっと意見が合わなかったのかなと思っています。一般的には行政の場合、普通やっているのです。みんな一生懸命やってくれているのです。だけれども、気持ちの中で今以上に頑張ってしっかりと今まで以上に厳しくというか、厳しくと言ったらちょっと語弊あるかもわかりませんけれども、それなりにしっかりとやっていくよという私は意思を見せてほしかったという、残念でありますけれども、これ以上は言いません。これ以上言いますと何かいじめに聞こえますので、私はそれ以上は言いません。それでは次に、2点目の施設入所者の支援施策についてでありますけれども、特別養護老人ホーム、それからグループホームは介護度ごとのサービスの利用料と食費、居住費、サービス費の一部については所得に応じた補助金云々とお答えをいただきましたが、そうしますと特別養護老人ホームとグループホームの入居料というのは同じ金額で入居できると解釈してよろしいのでしょうか。

答弁 健康支援課介護保険係長 金丸貴典

説明させていただきます。特別養護老人ホームとグループホームでは、国が定める介護報酬の単価、単位が違っておりますので、それに基づいて入居サービス料が決まっていきますので、入居料自体はそれぞれの施設で違うというような状況になっております。

再質問 4番 船本秀雄

答弁書の中で、特別養護老人ホームは平成12年に介護保険法が始まって以降、所得段階に応じた制度から現在のグループホームと同様に介護度と介護度ごとのサービス利用料へと移行しているのだと。それから、経過措置によって食費、居住費及びサービス費の一部については、所得に応じた特定入所者介護サービスの助成と介護サービス利用者負担軽減事業を国の負担金や補助金を活用して実施しているのだと。それに町では850万の負担をしていると、こういう表現をされておるわけでありまして、グループホームと同様に同じ金額で私はその所得によって入れるのかなとちょっと勘違いしました。今お聞きしましたら違うのだということでありますので、その部分についてはわかりましたので、もし同じだというのであれば私は今ここで質問させていただきたかったのは、国民年金、今、年間78万100円ということで町長から先ほどお答えをいただきましたけれども、こういう人たちが介護度にもよりますけれども、それでは今特別養護老人ホームに入居する場合、グループホームに入居する場合、年金でどのくらいの金額で入れるのか。もしすぐ出せれば、概算で結構ですので、教えていただきたいなと思います。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

特老のほうの資料持ってきておりませんので、現在のグループホームの状況ですと、大体要支援2から要介護5までの間で10万から11万ちょっとぐらいの幅の人たちが入れるというふうになっております。

再質問 4番 船本秀雄

わかりました。それでは次に、年金受給者が入居費用としての不足分については、貯金の取り崩し、あるいは家族の支援を受けているのが現状なのだとご答弁をいただきましたけれども、私はこういう方々には心配していないのです。これ以外の方々が大変心配しているのだということで質問したわけですけれども、そういう困るという方の相談というのは今までにありましたか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

お答えをいたします。そういう相談があるかという具体的な例はちょっと今思いつかないのですけれども、お金に困っている方はいらっしゃると思います。ただ、その中でどのようなサービスが必要で、どういうところが考えられるのかというところは、ケアマネジャーを含めまして個別に検討の会議を持っております。その中で、でき得る対応をということをしているのが現状であります。

再質問 4番 船本秀雄

わかったような、わからないような部分もありますけれども、本当に困っている方がたくさんいらっしゃるのです。先ほども質問でも申し上げましたけれども、ひとり暮らしの方が約900名、898名ですか、いらっしゃる中で、今特別養護老人ホームは120名、110名ですか。あと、グループホームなり、有料老人ホームは定数が少ないわけですから、本当の何ぼもないような数字であります。ですから、私はこういう方々、現状を説明、答弁されたと思うのですけれども、本当に貯金ある、子供たちが親を扶養するというような、支援するよという人たちだけであれば何も心配しなくてもいいのですけれども、子供たちは子供たちなりに自分たちの子供を育ててお金もかかっている時代だと。貯金も余りなかったと。若いときに、公務員でもないし、実際に私は言われました。今うちを建てるのは公務員だと。そんなことも言われましたけれども、私は私で勤労者として働いてお金をもらったわけですから、それに対してはどうのこうの私は考える考えはありませんけれども、本当に困っている人がたくさんいます。ですから、一般質問の答弁をずっと見ましても、私は年に1回やるか、やらないかのレベルです。そのときに私いつも考えるのですが、その職員によっては現場のことをよく考えて答弁されている方、あるいは行政サイドで、行政からの考え方だけで、上から目線とは申しませんけれども、そんな表現で書いている方もいらっしゃいます。ぜひ現場へ足を運び、また民生委員もいらっしゃるわけですから、そういう方々の実態を、実際のことを目で見ていただきたいことをお願いしたいと思っております。今厚労省、国交省も居住系施設の増設方針を打ち出しております。そして、全道、全国どんどん進んでいます。どうかひとつ十分これをご理解をいただいて、検討いただければなと思っております。それで、次に行きますけれども、今新しいグループホームができます。大変歓迎しているところでありますけれども、この募集、入居までの決定は、これは町がかかわりますか、かかわりませんか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

入居者の募集につきましては、事業者が行うことでありますので、町は関与しておりません。

再質問 4番 船本秀雄

それでは次に、高齢者福祉対策、住環境の整備についての再質問をいたします。ご答弁では高齢者の思いが十分に理解されているようでありますけれども、一歩踏み込んで高齢者の住環境整備に何か検討しよう、何か工夫をしようということが私には伝わってこない。質問の中でも説明しましたけれども、我が町には現在ひとり暮らしが900名、そしてひとり暮らしの高齢者が3名がお亡くなりになったと。悲しい出来事であります。ご答弁では、平成32年ころを境に高齢者人口が減少していくとお答えをいただきましたけれども、推計をしているという表現をされておりましたけれども、平成32年といいますとこの後4年後になります、今28年ですから。総人口は減少はしますけれども、高齢者人口は増加すると考えております。国の将来推計でも、これは新しい統計上ですけれども、全国のひとり暮らしの高齢者は2010年には479万人だったのがこれから20年、2035年には762万人に達する見込みなのだということを発表されております。私この答弁を見て、町はサ高住を建設しても余り需要がないのでないかなと心配しているのかと思っています、この表現であれば。ここで私ご提案をさせていただきます。65歳以上の高齢者、高齢者夫婦に対してサ高住の必要性についてのアンケート調査を実施していただきたいと思いますが、いかがでしょう。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

現段階でその必要性があるかどうかというところはちょっと難しいのですけれども、おっしゃいますようにもしそういうところのニーズがどの程度あるかということの把握が必要であるということでありましたら、次年度、次の計画のニーズ調査を行う予定となっておりますので、その中に町の独自のアンケート調査という形で盛り込んでいきたいというふうに思います。

再質問 4番 船本秀雄

それはいつになるのですか。

答弁 健康支援課長 更科滋子(健康支援課長は2018年3月まで)

今6期の計画が来年度で終了になる予定で、30年度からの7期の計画をつくるためのニーズ調査を29年度に行います。ですので、その中で、時期としては早い時期、年度が始まったらすぐ始めて、集計をして計画策定までに持っていかないといけませんので、夏ぐらいまでにはアンケート調査を行うこととなると思います。その中に、国で決められた調査はニーズ調査としてはしなければいけないのですけれども、町の独自の必要な事項についても調査できるということになっておりますので、その項目に加えるということは可能かと思います。

再質問 4番 船本秀雄

お答えの中で、誰が見てもこれはちょっとサ高住建設しても需要が余りないのではないかなというようにとれる文章ではないかなと私は思っています。それで、今更科課長が申し上げましたとおり、そのとおりであればいいのですけれども、これだけの高齢者がいる。さらに減るとは言っていますけれども、私は4年後はまだまだふえると思っています。ですから、できるだけ早く検討するなりなんなりしていただきたいと思うのですが、最後に町長から一言お願いします。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

サービスつき高齢者住宅につきましては、道立羽幌病院の4階の利用について道からも打診を受けたことがございまして、検討をしたわけでございますが、いろいろと助言をいただきますと当然羽幌町、それから苫前町、初山別村と中部3町村の中では需要といいますか、それを見込んでも合わないだろうということは大方の方の意見でございました。そんな関係で、今船本議員からも調査の要請というふうに受けましたので、課長から申し上げましたとおり、7期に向けての調査の中に町でも調査を織り込めるということでございますので、その中に織り込んで調査をしたいと、アンケートをとりたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 4番 船本秀雄

町長からそういう道立病院のお話も出ました。それで、私ここで道内のサ高住、相当普及しておりますけれども、その中で特に参考例となるかなということをご披露させていただきます。まず最初に、北海道では奈井江町、ご存じだと思うのですけれども、奈井江町は町立病院を持っております。そして、この中の3階部分に単身者向け7室、夫婦向け9室のサ高住を整備し、今年の11月に完成したのではないかなと思っております。そして、これは改修費7,000万を見込んでおりまして、この町立病院は年間7,000万の赤字でありました。このサ高住をやることによって、人件費の圧縮などによって3,000万に減るだろうという期待をしておりますし、北海道の地域医療課ではこういうことによって住まいの充実するのは不可欠だと。ほかの自治体の先例になってほしいという北海道もコメントも出しております。ぜひひとつこれも参考にしていただきたい。町長、ぜひ奈井江町に視察に行っていただきたいと思います。それから、もう少ししゃべらせてください。それから、音威子府、これは村です。音威子府では診療所と保健センターと廊下で結んで、そういう大きな建物を建てたのですけれども、この音威子府の年間の予算といったら21億です。そして、今回、全部サ高住ではないのですけれども、診療所からそういう保健センター含めてサ高住を入れて7億の金額でやっています。そして、サ高住の国の補助は、国交省の補助はもらわないのだと。これは村ですし、年間相当の雪が多い豪雪でもありますから、それから過疎にもなっていますから、過疎債か何かのあれを使うのかなと思っています。21億の予算の村が7億をかけてやるというのはすごいことだなと思っています。ぜひこれもひとつ町長見ていただければなと思っています。それから、11月、12月にかけて留萌で留萌の業者、増毛の業者がサ高住を建設されました。オープンされております。それから、これはぜひ町長に担当課長を連れていってきてほしいのですが、行って視察してほしいのですが、オランダなのです。オランダにぜひ行ってほしい。副町長と2人で行くのなら2人行ってきてほしいのですけれども、評論家の松原惇子さんという方が講演されました。これ札幌でやったと思うのですけれども、今年なのです。今年の10月ごろだと思うのです。そのオランダというのは、そこで人間はものを食べられなくなったら終わりなのだと。日本のように胃瘻をしながらということはないのです。これは、日本とオランダと文化も違いますから、これはこれでいいのですけれども、個人を尊重して、高齢者自体をその人を幸せかどうかということを非常に大事にしているところだと。そして、高齢者施設では1,000人くらい暮らしているらしいのですけれども、朝からお酒を飲んでいる。ペットも飼うのだと。そして、個室で好きなものに囲まれて人間らしい生活をしていると。また、別の施設では認知症の方々がおしゃれをしながら、本当に楽しそうに暮らしていると。男性もおしゃれもし、そして服装にも気を使っているという、こんな講演がありました。もし会えればこの評論家の松原惇子さんにぜひ会ってお話を聞くなり、担当課長、副町長とでもオランダへ行って視察をして、北海道のこの羽幌から高齢者施策について発信してはどうかと思ってご披露をさせていただきました。最後に、何点かあるのですけれども、時間の関係もありますけれども、その答え、町長どう考えますか。今私披露させていただきましたけれども、船本言うのはすごいなと、これはぜひ行かなければならないなという考えあるか、全然行く気はさらさらないというのか、ぜひひとつ一言お願いします。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

奈井江町、それから音威子府村、それからオランダの件等をご披露いただきまして、大変参考にさせていただきたいと思っておりますが、奈井江町につきましては私ども先ほど道立病院のお話をしましたが、その時点でいろいろ情報といいますか、知り得たことは、町立病院ということで自前で管理できると、病院もサ高住もと。うちの場合、道立病院で道が管理している建物に町がサ高住で入った場合どういう管理が可能かといったときに大変複雑な、金銭的にも複雑な事情がございまして諦めた経緯があるのと、それから奈井江町には近隣の滝川、砂川と市が、人口密集地といいますか、人口が多いという状況の中で、管理しやすい建物をお持ちの中でベテランの町長がいらっしゃるといったことが一つのきっかけといいますか、行動になったのでないかと。また、音威子府につきましても町村立の高等学校につきましても会長さんを務めるような大変立派な方で、経験も豊富でございますので、就任まだ2年目の私とは実力等全然違いますので、機会がありましたらというより機会がありますので、またお会いしたときにはその辺のことも聞きたいと思っております。また、オランダにつきましてはちょっと遠過ぎますので、お許しをいただきたいと思います。書物等で見かけたときには拝見したいと思いますけれども、そんなところでよろしくお願いいたします。

再質問 4番 船本秀雄

担当課長ともう少し議論をさせていただきたいことも何件かあったのですが、時間がないということでございますが、最後にさせていただきます。町長も今期の折り返し地点になりました。この折り返しの2年でぜひサ高住をめどをつけていただいて、2期目で完成すると。そして、3期目ではさらなる高齢者の福祉政策を打ち出していただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。答弁は要りません。

出典:羽幌町議会 平成28年第9回定例会 2016年12月8日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる