羽幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日
(1)羽幌町の観光振興について/(2)羽幌町における自然環境と環境への取り組みについて
2015年3月10日、羽幌町議会の一般質問で、小寺光一議員が「羽幌町の観光振興について」「羽幌町における自然環境と環境への取り組みについて」について質問し、町長 駒井久晃、産業課長 鈴木繁、産業課観光振興係長 木村康治、町民課環境衛生係長 杉野浩、町民課長 水上常男が答弁しました。
- 質問者
- 小寺光一 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、産業課長 鈴木繁、産業課観光振興係長 木村康治、町民課環境衛生係長 杉野浩、町民課長 水上常男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 小寺光一
私から2点質問したいと思います。1点目、羽幌町の観光振興について。羽幌町には、すばらしい自然があり、日本最北の国定公園である天売島、焼尻島、そして旧炭鉱などの歴史的な産業遺跡もあり、ほかの地域にない観光資源が多くあります。国や北海道でも国内だけではなく、海外からも多くの観光客を呼び込むさまざまな施策を行っています。時代の流れにより観光客のニーズも変化し、また周辺町村も施設整備やさまざまな施策により観光客や交流人口をふやそうと努力しています。執行方針でも触れられているように、ニーズや観光市場を的確に捉え、羽幌町を訪れる人がふえることにより、町内全体への活力と潤いが得られると思います。しかし、羽幌町は観光へのさまざまな施策や施設整備を行っていますが、具体的、戦略的なビジョンや目標が整っていないと考えます。そこで、下記のとおり質問します。1、今後の観光への具体的展望やビジョン、施設の活用等について町長はどのように考えているでしょうか。2つ目、羽幌町にはいまだに観光振興計画が策定されていません。長期的、計画的に観光に取り組むためには観光振興計画を策定し、時代に合った計画的な取り組みが必要と考えますが、どのように考えているでしょうか。2点目、羽幌町における自然環境と環境への取り組みについて。平成18年に羽幌町では環境保全条例と羽幌町の環境を守る基本計画を策定、平成24年には海鳥の保護への取り組みとして天売島ネコ飼養条例を制定、またエコアイランド構想をもとにした事業も行っています。特に昨年から天売島の猫の譲渡会が全道各地で行われ、多くのテレビや新聞などでも取り上げられています。羽幌町内だけでなく、さまざまな団体や個人などのボランティアの協力により進められているこの事業は、羽幌町の自然環境重視の取り組みが理解され、評価されていることのあらわれと考えています。このような自然環境保全への取り組みをより積極的に進めていくことが必要だと考えます。そこで、質問いたします。1点目、自然環境を守ることが環境や地域創生にもかかわり、羽幌町や町民にとっても多くのメリットがあると考えられます。町民への理解と協力を求め、さまざまな関係機関とも協議するなど連携が必要だと思いますが、具体的な取り組みはどのようになっているでしょうか。2点目、天売島の猫の順化や飼育などは多くの方の協力が不可欠であります。新たな制度や施策により、羽幌町や天売島に来てもらう仕組みづくりや自然環境保護を地域創生に生かす取り組みを行うべきと考えますが、どうお考えでしょうか。3点目、平成18年に策定された羽幌町の環境を守る基本計画は、来年平成27年に計画期間が終了を迎えます。計画への評価をどのように考えているのか、また新たな計画の策定についての考えをお聞かせください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
小寺議員のご質問1件目、羽幌町の観光振興についてお答えいたします。初めに、具体的、戦略的なビジョンや目標が整っていないとのご指摘でありますが、本町においては観光振興事業を明確な必要性、目的を持って観光事業の一つ一つを精査し、費用対効果が最も高い事業を実施しているものと考えております。また、こうして精査された各事業がそれぞれ波及し合い、有機的につながることで一貫性のある戦略的な意図を持った観光事業を組み立てております。ご質問1点目の今後の観光への具体的な展望やビジョン、施設の活用についてでありますが、執行方針で述べましたとおり、観光による交流人口を拡大し、地域へ活力と潤いをもたらす観光事業を念頭に事業を推進しております。本町ならではの観光資源を活用し、効果的なイベントの開催や体験観光などを通じて少しでも長く地域に滞在していただき、町内での消費行動を導くとともに、観光サービス業を初め、他の産業などさまざまな分野における雇用の創出を期待しております。観光施設の活用については、安心してご利用いただけるよう施設の維持管理に努めることはもとより、はぼろバラ園においてはボランティアガイドの育成を計画しており、利用者に対するサービスの向上を図ってまいります。道の駅でもあるいきいき交流センターにおいては、昨年試験的に実施いたしました農産物のもぎたて産直市を継続実施する予定であり、以前より販売しております水産物に加え、農産物も取りそろえ、町の魅力を十分に発信できる交流拠点として活用してまいります。また、このほかの観光施設についても事務事業評価の内容を踏まえ、最も効果的な活用が図られるよう今後も検討を重ねてまいります。2点目の観光振興計画の策定についてでありますが、平成22年9月に羽幌町観光協会より羽幌町観光振興計画の策定に関する要望を受けており、観光施策の目的、目標を明確にし、一貫性のある計画的な事業を推進する上で有効な計画の一つであると認識しております。この観光振興計画については、観光行政は町内の環境整備から各産業団体との連携と多岐にわたり、町全体での対応が求められていることから、当時策定作業を進めておりました平成24年度からの羽幌町総合振興計画に組み込む形で対応してきたところでございます。また、本町では平成27年度に総合戦略の策定を予定しており、この中に新たな観光振興事業を盛り込むことを検討しております。議員ご指摘のとおり、計画策定により時代に合った計画的な取り組みが必要であり、本町の観光推進、またまちづくりのためにも観光にかかわる全ての方向性を合わせていくことが肝要であると考えております。次に、ご質問2点目、羽幌町における自然環境と環境への取り組みについてお答えいたします。1点目の自然環境を守るための関係機関との協議連携及び2点目の本町に来てもらう仕組みづくりと自然環境保護を地域創生に生かす取り組みについてでありますが、内容が関連いたしますので、あわせて答弁させていただきます。近年における羽幌町独自の取り組みについては、先ほど議員からもお話がありましたエコアイランド構想に伴う自然エネルギー活用などの事業を進めているほか、天売島のふえ過ぎた猫の対策として、天売島ネコ飼養条例を制定し、環境省や北海道獣医師会など官民各機関や団体、預かりボランティアの方など、羽幌町の枠組みを超えた幅広い方々のご協力を得ながら実施しております。特に天売島の猫対策を進める中で、動物保護団体の協力により札幌市において飼いならした猫の譲渡会や預かりボランティア募集の説明会を開催しておりますが、その際には天売島猫対策の協力PRだけではなく、観光パンフレットの配布やオロロン農業協同組合、北るもい漁業協同組合、天売島おらが島活性化会議の協力を得て物産店を開催するなど、羽幌町全体のPRが図られるよう実施しております。参加者からは、天売島猫対策を通じて羽幌町を知ることができた、機会があれば天売島に行ってみたいなどのお話もあり、天売島猫対策の推進が図られただけでなく、地域の振興においても寄与しているものと考えております。また、預かりボランティアや天売猫の飼い主となられた方々へ定期船の往復利用券を進呈する事業の実施を予定しており、今後も協力者を確保し、事業の推進を図るとともに、羽幌町へ来ていただけるきっかけになればとも考えております。一方、環境省羽幌自然保護官事務所では、本年1月から環境保全活動を通じた地域振興に向けた取り組みを開始し、3月末までには町内各産業団体や関係機関などを対象に現状や課題などの聞き取り調査を行い、その結果を踏まえた今後の方向性を検討すると聞いております。羽幌町といたしましても内容等の情報を得ながら協力してまいりたいと考えております。3点目の羽幌町の環境を守る基本計画の評価と新たな計画の策定についてでありますが、羽幌町の環境を守る基本計画については、ご指摘のとおり平成27年度をもって計画期間が終了を迎えます。今後計画に対する取り組み実績などを確認しながら評価し、その結果を踏まえ各所と調整を図り、計画の実効性など十分に検討しながら次期計画を策定してまいりたいと考えております。以上、小寺議員への答弁とさせていただきます。
再質問 3番 小寺光一
私のほうから再質問させていただきます。今回のテーマは観光と環境ということで、言葉尻も似ていますけれども、とてもリンクしてくることだと自分自身考えて今回質問させていただきました。また、この2つのものに関しては即効性がどうしてもないと思っています。1つの事業を行うことですぐに結果が生まれるものではなくて、計画的にやることで徐々に浸透していって、10年後、20年後を見据えた中で行っていくのが観光への対策ですとか自然環境の取り組みだと思っています。特に自然環境については先ほど答弁もあったとおり、やっと昨年ぐらいから形に見えてきたのかなというふうなことで今回この2つの質問をしました。そこで、まず観光に関して再質問させていただきます。観光については私も一時、少しの間ですけれども、観光協会に役員として、議員になる前ですけれども、入ってさまざまな議論の中で観光とは何かということでいろいろ議論をしました。結局自分なりの理解としては、町外から人を呼び込むことが一つの観光のもととなることなのではないかと。自分は、これからの時代、町内での循環ももちろん必要ですけれども、町外からの人を集める、物を集める、お金を集めるということがこれからとても大事になってくると思います。そこで、町長が思う観光とはどんなことか、率直に今お持ちの観光へのイメージですとか、もしあれば教えていただきたいのですが。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
議員ご指摘のとおり、人が町外からやってくること、それからまた景勝が豊かであること、そういったことだと私も認識しております。
再質問 3番 小寺光一
同じような認識で観光を捉えていると思います。私は、羽幌は1次産業、ほかの産業、商業、工業も含めてですけれども、もちろん大事ですけれども、観光の産業というか、取り組みというのは本当に大事なことであると思いますし、まだまだ発展性がある分野だなというふうに認識しています。昨日振興局のホームページから平成25年度、昨年度の市町村別の観光入り込み内訳というのを出しました。羽幌町は、平成25年度9万3〃700人ですか、というデータがあります。この数字について、町長、9万3〃700人が観光客として当町を訪れてきたわけですけれども、この数についてどのように考えていらっしゃいますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
どのようにというのは、多いか少ないかということですか。今まで直接そういうのにかかわっていなかったので、数字としては実感ないですけれども、多いのではないかと思いますけれども。
再質問 3番 小寺光一
何で数字のことを言ったかといいますと、観光にかかわることなので、ぜひ押さえていただきたいなというのと、私的には9万3〃000って見たときにたくさんの方が来てくれて本当によかったなと思ったのですが、管内で比べると8市町村あるのですが、6番目になるのです。全体を100%にした中で6〄6%の割合でしか羽幌町には訪れていないという、データ的にいうとそういう状況があります。ですので、もっとその分野、観光における入り込みを期待できることがたくさんできるのではないかなというふうに考えました。留萌は全体の20%です。札幌に近いから多いのかなと思っていると、天塩町が全体の21%ですとか、かなりばらつきがあります。その中でやっぱり羽幌町としてもきちんとした計画を策定することが必要なのではないかということで今回質問しました。それで、平成22年の段階で観光協会から観光振興計画を出してほしいという話があって、24年の羽幌町総合振興計画に組み込んだという答弁がありましたが、この総合振興計画の中では観光について触れられているのは1ページで、これが本当に観光振興計画に値するものなのか。自分は、これはあくまでも総合振興計画の中の1ページであり、また観光振興計画というのは別につくるべきだと思います。また、27年度から新たな地域創生における総合戦略に組み込むというお話もいただきましたが、私としてはそれとは別に観光に関しての計画をしっかりつくるべきだと考えますけれども、その辺はいかがでしょうか。
答弁 産業課長 鈴木繁
お答えいたします。議員おっしゃることも一つなのですけれども、現在最初の町長の答弁でも出ていましたけれども、そういうものがない中でも、当然ですけれども、戦略的なビジョンですとか、そういうものを持って取り組んでおります。現在のところ、先ほども答弁の中でありました戦略計画の中に盛り込みたいというような方向で調整をしているところであります。
再質問 3番 小寺光一
羽幌町は、もちろんさまざまな観光協会の補助をする、間接的に補助することでいろんな施策を行っていますし、合宿の誘致ですとか島でのイベントとかさまざまな、それは枝葉であって、やっぱり芯になる、幹となる部分が観光振興計画だと思うのです。道内の町村、なかなかつくっているところも少ないのですけれども、ニセコ町ですとかはきちんとしたものをつくっています。ニセコ町ですと、ページ数ではないのですけれども、86ページぐらいの大きなものをつくっていまして、本当に細かく数値を入れて目標を持ってやっています。例えば日帰りの観光客を年間130万人と、宿泊数を年間70万泊と。それは、その前の年のものより十何%ずつ増加させて、その目標に向かっていこうと。例えば観光客の平均消費額、それを夏では4万8〃000円、冬では6万5〃000円に設定して、それに向けてさまざまな施策を組んでいるのです。ニセコだけではなくて北海道でも行っています。北海道でも北海道全体で6〃600万人を目標にしたりですとか、消費額も1人、道内のお客さんは1万4〃000円、道外からは7万4〃000円、海外からのお客さんは15万5〃000円というふうに本当に数字をきちんと決めて、そこに向かってさまざまな形でアプローチしていって目標を達成していこうという取り組みがしっかり行っているところはやっぱりふえているのかなというふうに考えています。ぜひ戦略計画ですか、だけにするのではなくて、改めて観光という分野、まだまだ伸びしろがあります。そこに力を入れていくことが大事なことかなというふうに思いました。昨年25年度は9万3〃000人で、もし1人1万円羽幌町で使っていただくと9億3〃000万のお金がここで流れることになります。ぜひ観光に特化した目標値、ビジョンをしっかり立てた計画を立てていただきたいというふうに思いますけれども、その辺もう一度答弁をお願いしたいのですが。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
実効性につきましては、先ほど答弁の中で申し上げたとおりでございますので、今後議員ご指摘のことにつきましては担当課と協議したいと思っております。
再質問 3番 小寺光一
あと、羽幌は本当に町長もおっしゃられたとおり、自然ですとか観光には適した町であると思います。ほかの町村の人も羽幌は海も山も農業も漁業も、酪農とか羊もいますし、島もある、こんな観光に適した町はないですよねという話をいただくのです。自分も本当にこの羽幌町に関してはすごく自然やそういう観光に適したものがたくさんある地域だと思っています。ただ、自分の認識ではなかなか市街地と両島、天売、焼尻の連携がうまくとれていないのではないかなという印象を受けます。その辺、例えばイベントに関しても天売、焼尻、それぞれのイベント、羽幌のイベント、そこがどうしても連携がとれていないのではないかなというふうに感じますけれども、昨年、今年の実績も踏まえてその辺どのように何か考えというか、連携についてどのようにお考えでしょうか。
答弁 産業課長 鈴木繁
現状のそういうイベント等については、それぞれが主催をしてそれぞれが行っているという状況でありますので、連携がないとかというよりも、それぞれが個々に個別にやっているというような現状であるというような認識を持っております。
再質問 3番 小寺光一
もちろん個々のイベントですので、個々にお客さんが来ればいいというのはそれぞれの観光協会なり支部なりがそう考えてやっているとは思うのですけれども、補助する羽幌町からすればうまく、自分何でこれを話しているかというと、ここ数年はぼろエビまつりには2日間で何万人もの方が羽幌町までは来ていただきますよね。それが何かの後押しで島にまで行ってもらえないかな、そんなことも個人的にですけれども、考えています。それは、フェリーの補助なのか、フェリーのその2日間だけの便のやりくりなのか、それかチャーターなのか。でも、実際せっかく羽幌の市街地までたくさんのお客さんが来てくださるので、何かもう一つ後押しすることで島に行っていただいて島を見てもらう、そして自分の町に帰って宣伝するなり、また行こうねというふうになるのではないかな、そのための連携が今後、甘エビまつりだけでたくさん来ました、いいですよ、ウニまつり、めん羊祭りということではなくて、うまくそこを天売だけではなくて焼尻、焼尻だけではなくて羽幌町という展開を何か考えていくべきではないかなというふうに思うのですけれども、その辺何かアイデアとかございましたら。
答弁 産業課観光振興係長 木村康治
お答えいたします。確かに議員のご指摘のとおり、羽幌でイベントをしているにもかかわらず、すばらしい自然が残るあの羽幌町の売りでもある島になかなか渡っていただけないということ、こちらについてはフェリー会社とも臨時便の運航も含めて3月、つい先日何とかならないかという協議をいたしたところでございます。議員ご指摘の内容というのは、まさに有機的なつながりというところをより強固にしていこうというご指摘だと思いますので、そこら辺を今後も継続して、ただ単発にイベントを各団体でやっている現状はありますけれども、そこをつないでいけるような取り組み、検討を今後より強固にというか、力強く進めていきたいと思っております。
再質問 3番 小寺光一
これから今年もまたイベントシーズンが始まりますので、ぜひ来てくれた方がたくさんの人を連れて、また来年以降も戻ってこれるような仕組みづくり、応援を町としても行っていっていただきたいなというふうに思います。また、今回の観光の新規事業として羽幌炭鉱シンポジウムに対しての補助が書かれています。これも町外からお客様、きっと昔炭鉱にいらした方がまたたくさん来ていただけるのかなというふうに思うのですけれども、そういうような元羽幌にいた方がまた訪れたい、そのときに広がりを持って、また先ほどのふるさと納税ですか、そういうのに興味を持っていただいたり、今の羽幌を知ってもらったり、昔は行けなかったけれども、島に行ってみようかとか、そういう1つで終わるのではなくて、ぜひもっともっとといういい意味で後押しをしていっていただきたいなというふうに思っています。続いて、自然環境についてお伺いします。先日、日曜日ですか、羽幌の北海道海鳥センターででも猫の譲渡会というのを開かれたと思うのですけれども、きっとこれは羽幌では初めて行われた譲渡会だと思いますけれども、どのぐらいの人数が来て、どのぐらいの興味というか、実績がもし今の時点でわかれば教えていただけますか。
答弁 町民課環境衛生係長 杉野浩
それでは、私のほうから報告させていただきます。3月8日に海鳥センターで開催した天売猫の譲渡会ですが、約80名の方々がご来館されました。中には札幌からも情報を聞いて来られた方もいらっしゃいます。実際にその結果なのですけれども、1匹の猫の新しい飼い主が見つかったのが1つと、これからそういう飼育ボランティアに登録くださった方が2名いらっしゃいましたという状況です。
再質問 3番 小寺光一
羽幌でも開催して、特に羽幌町民だけではなくて、よそから猫を見たいというか、猫のために、ひいては羽幌の天売島の自然保護につながる活動に協力したいという思いで来てくれたのではないかなというふうに推測します。1つの自然への取り組みが本当にたくさんの広がりが出てくるのではないかなというふうに自分自身も考えています。この猫についても猫を保護するということではなくて海鳥保護につながり、それが天売島の自然保護にもつながっていく。全体としては羽幌町のいい面、羽幌町の取り組みへの評価が上がることだと自分は思っています。自分は、天売島の海鳥からしたら嫌われ者の猫なのですけれども、それをきちんと順化させてお渡しすることですごくいい取り組みだと自分自身は思っています。それに関して、先ほど答弁で聞いた往復の利用券を進呈するということは、猫のふるさとに飼っていただいた方が訪れていただく、そこでまた興味を持っていくというつながりに関してはとてもすばらしい取り組みだと思います。自分自身も例えば猫に天売ブランドではないのですけれども、天売猫だよという首輪なり、何かそういうのをつけて、それで協力してくれた方も自然に対して協力しているのだということで、それぞれの自負かもしれませんけれども、できるような取り組みをもっともっとつなげていっていただきたいなというふうに思っています。この定期船の往復利用券について、もう少し具体的に教えていただければと思いますけれども、その辺よろしくお願いします。
答弁 町民課環境衛生係長 杉野浩
では、お答えします。一応内容としては、ボランティアの中でも一時預かりのボランティアになられた方、それと新しく飼い主になられた方に対して離島の定期船の往復利用券、無料の利用券を進呈するということの内容で考えております。大体人数的には150名程度を一応想定しております。
再質問 3番 小寺光一
ふえ過ぎた猫対策としてこの取り組みが、自分も当初数年前からこの天売島ネコ飼養条例がきっかけで知ったのですけれども、調べていくと約20年前にも同じように猫の島外からのという取り組みが行われていたと思うのです。ただ、その取り組みが途中で終わってしまったために20年後の今、また同じような取り組みを続けていかなければいけないという状況になっていると思います。この猫に関しても途中でやめるのではなくて、ある程度継続的に時間をかけてやる問題だと思っていますけれども、現段階での目標なりゴールをどのように設定しているのか、それは年月なのか、それとも環境の改善への変化なのか、どの辺を目標、ゴールに定めているかというのを教えていただきたいです。
答弁 町民課長 水上常男(町民課長は2015年3月まで)
天売猫の関係につきましては、現在天売猫対策を目的にいたしまして協議会のほうを設立しております。そのメンバーといたしましては、羽幌町、それから北海道獣医師会、あと動物愛護団体、それから環境省、それから北海道の環境生活部のほうで協議会を設立しております。その中のお話といたしましては、二、三年で何とか形、めどを立てたいということでありますけれども、実際それは二、三年たったとしてもゼロになるわけでないので、今後もこの計画というか、その取り組みについては続けていかないとならないなというふうには思っております。
再質問 3番 小寺光一
3年というくくりではなくて、その後も継続してやっていかなければいけないのだという答弁がありましたので、ぜひそれが環境に及ぼす影響が著しく変化するまで継続的に続けていっていただきたいなというふうに思っています。続いて、最後の来年計画が終わります羽幌町環境を守る基本計画についてです。町長の答弁から見ますと、今後新しい次期の計画は策定していくということだと思うのですが、これはただいつつくるのかというのが明記されていません。自分は前の計画、すごくとても立派な冊子になっているのですけれども、中を見ますと約2年以上かけていろんな分野から調査をしたり、会議をしたりしてつくったこの計画なのです。あと残り1年しかない中でどのようなスケジュールで評価をして、そして新しいこの計画をつくっていくのかというスケジュールの件に関して教えていただけますか。
答弁 町民課長 水上常男(町民課長は2015年3月まで)
ご指摘のとおり、現段階では27年度までの計画については評価もしておりませんし、今後その計画をつくるに当たりまして、その検証だとか評価をよりよい計画をつくるために、あと関係団体と協議して実効性のある計画をつくりたいというふうに思っております。年度につきましてはできるだけ早くということで、できれば28年度からの計画にしたいとは思いますけれども、その辺はちょっと実効性があるかどうかはわからないのですけれども、今の段階としてはそういうことで考えております。
再質問 3番 小寺光一
よく10年とか次の総合戦略とか5年とか、そういうくくりできっと計画というのは進んでいくと思うのです。そのときに例えばこの計画にあるものが全て実行されて必要ないよということであれば、自分はもうつくる必要もないと思いますけれども、もしまだこの計画が必要であるとすれば、ここに間をあけることなくこの計画が終わった後、次の計画に移れるようなスケジュール的な動きをしていただきたいなというふうに思っています。それでは、最後になのですが、私何度も言いますけれども、やっぱり羽幌町にはたくさんの自然があって、島があって、これは次の子供たちに伝えていかなければいけないものだと考えています。町長に質問しますけれども、この羽幌にある自然、特に島ですけれども、羽幌町に住む子供たちに一人でも多くそこで行って体験していただきたいというふうに私は考えています。町長は、羽幌町に住む子供たちが島に対してどういうふうなことを望んでいるか、子供に。自分は、子供が島に行くことができればなというふうに考えていますけれども、町長はどういうふうに次の世代の子供たちにこの自然を伝えるということでどのような考えをお持ちか、最後にお聞きして終わりたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
それでは、ご答弁申し上げます。私も機会があればどんどん子供さんたちには両島へ行っていただきたいと思っております。