みんなの議会

羽幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日

(1)今後の高齢者に対する包括支援について/(2)保育園建て替えにおける行政の説明責任について

2012年3月6日、羽幌町議会の一般質問で、小寺光一議員が「今後の高齢者に対する包括支援について」「保育園建て替えにおける行政の説明責任について」について質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長補佐 江良貢、福祉課長 鈴木典生が答弁しました。

質問者
小寺光一 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、福祉課長補佐 江良貢、福祉課長 鈴木典生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 小寺光一

町行政について、私から2点についてお尋ねします。1件目、今後の高齢者に対する包括支援について。昨年12月に羽幌町内で町内在住の高齢者が関係する事件が起こりました。1つは、高齢者が徘回で行方不明になり、多くの関係者、役場職員、警察、消防なども捜索に当たりましたが、残念なことに翌日雪の中で発見されました。また、もう一つは、老夫婦が自宅でみずから命を落とすという悲しい事件もありました。羽幌町では、人口における65歳以上の割合が35.6%となり、約3人に1人が高齢者となっています。こうした現状を踏まえ、今後も高齢者による痛ましい事件や事故が起こらないように対策をとることが求められると考えられます。そして、町民全体の課題として各関係者や組織が連携し、情報を共有しながら行動していくことで未然に事故を防ぎ、素早い対応がとれると思います。高齢者の方々も含め、町民が安心してこの地域に暮らしていけるように行政の積極的な働きかけが必要だと考えます。そこで、次のとおり質問します。1、町民、行政、警察や消防とは現在どのような連携が行われており、今後それぞれの役割と課題は何か。2、平成12年度から羽幌町はいかい高齢者SOSネットワークが組織されていますが、今後より迅速に組織立って行動するためにどのような具体的な活用を考えているか。3、高齢者への生活や福祉等の現状の把握や実態調査を行う予定があるか。4、行政と福祉団体や民生委員、町内会などとの情報の共有と連携、活用はどのように行っていくか。続いて、保育園建て替えにおける行政の説明責任について。昨年9月、12月の議会一般質問でも取り上げられ、文教厚生常任委員会でもたびたび長時間の議論が行われている保育園の建て替え問題は、子供を預けている親だけではなく、町民の大きな話題となっています。先日も委員会内で副町長が町民の中に誤解やうわさがあり、十分に説明しなくてはいけないとの発言もあり、行政でも町民の関心を認識していると思われます。誤った情報によって混乱する状況では、今後の議論にも影響があり、また保育に携わる職員、子供を預ける親にも不安が広がるおそれがあると思われます。この件で今後の行政への不信感が起こることがないように、町長みずから町民への十分な説明を行う責任があると考えます。そこで、次のとおり質問します。1、保育園の建て替えについて、現状はどのような段階にあるか。2、学校法人泉学園の計画をいつ知ったのか。3、民間か公立か、財政状況だけの議論ではなく、教育、福祉を包括的に踏まえた検討がどのように行われているか。4、老朽化した保育園の建て替えがおくれるのであれば、保育環境の改善のためにも修繕などを行っていく必要があると思うが、どうか。5、町民への説明責任をどのように果たしていくか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

小寺議員のご質問1件目、今後の高齢者に対する包括支援についてお答えをいたします。1点目の町民、行政、警察や消防の連携と今後の役割と課題について及び2点目の羽幌町はいかい高齢者SOSネットワークの具体的な活用については、内容が重複しますので、一括して答弁させていただきます。初めに、昨年12月に発生した行方不明高齢者の捜索に際しまして、警察、消防を初め関係機関、福祉団体、協力会社、民生委員、方面委員、町内会役員、町民の皆様のご協力に感謝を申し上げます。しかし、残念ながら悲しい結果となってしまいました。これまでの行方不明高齢者の捜索のケースでは、幸いにも比較的短時間で無事発見されており、行方不明者が死亡で発見されることはありませんでした。今回の捜索では、日没が近かったことから、方面委員や町内会に対する捜索依頼や捜索の迅速化、目撃情報の集約方法、消防の放送や巡回車による放送がよく聞き取れないなど多くの課題が明らかとなりました。これらの課題を解決し、高齢者を無事に、また早期に居場所を発見するため、羽幌町はいかい高齢者SOSネットワークの体制を見直すことといたしました。1つ目は、関係機関との役割分担を明確化し、特に羽幌警察署、消防署と羽幌町の3者で対策本部を設置し、SOSネットワークにおける主導的な役割を果たします。これにより指示系統と情報の集中が明確となり、迅速な対応が可能になると考えております。2つ目は、徘回高齢者等の事前登録制度を進めます。3つ目は、捜索協力機関と羽幌町で協定を結び、捜索情報の迅速な伝達指示と個人情報の管理に関してルールをつくります。4つ目は、町民への制度の周知に努めます。特に徘回高齢者の登録のPRとともに、協力機関との協定締結に向けて新聞販売店やガソリンスタンドなど対象を広げて協力機関が町内を網羅するよう広報紙やホームページ等を通じてPRをしてまいります。これらの制度見直しにより関係機関の役割が明確化し、町内各事業所の協力を得て早期に居場所を発見するための支援体制が構築されることで、介護する家族の負担軽減と認知症高齢者等が住みなれた地域で安心して穏やかに暮らせるよう努力してまいります。3点目の高齢者の現状把握や実態調査を行う予定についてでありますが、現状は羽幌町における介護サービスを受けている方やほかに何らかの福祉サービスを受けている方の情報についての把握にとどまっております。それらのサービスを受けていない方については、特定健診や健康診断等で受診時の面談などから状況把握に努めているものの、思うように把握できない状況にあります。一方、昨年9月に実施した日常生活圏域ニーズ調査において、高齢者個人の生活状況についてアンケート調査を実施いたしましたので、これらを参考にしつつ戸別訪問等を実施し、現状の把握に努めたいと考えております。4点目の行政と福祉団体や民生委員、町内会などとの情報の共有や連携についてでありますが、今回制度改正するSOSネットワークを活用していく中で、各団体との意見交換を進めつつ、総会や会議等の場所でSOSネットワークの周知とともに、行政とのコンタクトの少ない方々の情報を収集するなど、できることから進めていきたいと考えております。また、社会福祉協議会において各町内会単位で選任する地域福祉推進員との連携についても活用の道を探ってまいりたいと考えております。次に、2件目、保育園建て替えにおける行政の説明責任についてお答えをいたします。1点目の保育園の建て替えの現状についてでありますが、9月定例会で保育園についてはこれまで国の動向を見ておりましたが、子ども・子育て新システムに関する中間取りまとめが示されたことにより結論を出す段階に来ていると答弁させていただきました。現状は、児童福祉施設検討委員会にこれまでの経緯を説明し、運営を含めた施設設置について諮問している状況にあります。国は、平成25年度から新システムを導入し、平成27年度をめどに幼稚園と保育園の機能を一体化した総合こども園の創設を予定していることから、町が運営する場合にあっても幼稚園機能を備えた保育園の整備となるため、検討委員会の答申を受けた後、町の方針をまとめる予定としております。2点目の学校法人泉学園の計画をいつ知ったかについてでありますが、泉学園からは12月12日に認定こども園計画の提出があり、翌13日に知りました。3点目の教育、福祉を包括的にとらえた検討についてでありますが、国は子ども・子育て新システム検討会議において専門家による検討を行い、1月31日に親の経済状況や幼少時の生育環境によって格差が生じることがないなど子供の最善の利益を考慮し、幼児期の学校教育、保育のさらなる充実、向上を図るとともに、すべての子供が尊重され、その育ちがひとしく確実に保障されるよう取り組むとして基本制度の取りまとめを行ったところであり、町といたしましても国の施策にあわせ、町の実情に照らし合わせた検討を進めております。4点目の建て替えのおくれに伴う保育環境改善のための修繕についてでありますが、現状の建物での環境悪化が起きないよう修繕の必要なところについては適宜対応しているところであります。5点目の町民への説明責任についてでありますが、国のこれからの施策も含め、2月に開く予定でありました保育園の保護者に対する状況説明、また先ほども答弁しましたが、すべての情報を公開し、町民に理解をいただこうと考えております。町のすべての就学前の子供が親の就労の有無にかかわらず、平等な教育、また保育を受け、幼児期における人間形成の基礎を培うことのできる環境の確保に努めてまいります。以上、小寺議員に対する答弁とさせていただきます。◎会議時間の延長

再質問 3番 小寺光一

それでは、2点についての再質問をさせていただきます。まず、1点目、高齢者に対する支援の件ですが、昨年12月、先ほども述べましたが、議会開催中にもかかわらず、町民の皆さんを初め、特に役場の職員の皆さんが本当に夜の遅くまで、そして翌日は朝早い時間から本当の羽幌の狭い路地から歩いている姿を拝見して、町民の一人として役場の人が一人の町民を捜すために動いてくれたということはうれしく思いますし、またほかの町にはない温かさを感じた出来事でした。ただ、残念なことに翌日雪の中で発見されたということがありました。それが起こりまして、先ほども質問の中にありましたが、羽幌町はいかい高齢者SOSネットワークについて本当に素早い対応というか、新しい組織づくりをより具体的に討議してもらうということで、会議が行われたようですけれども、その新しい組織での具体的な、今会議の途中だとは思いますけれども、実施時期というのは今のところ計画の中では出ているでしょうか。

答弁 福祉課長補佐 江良貢

この件に関しまして、現在要綱を整備中でありまして、3月中には法規審査委員会を経て、4月1日施行ということで考えております。

再質問 3番 小寺光一

ぜひ早く、本当に人の命がかかわる問題でもありますし、それを救うネットワークとして前回にない新しい規格というか、形で行うと思いますので、より現実的なもので進めていっていただきたいと思います。続いて、答弁のほうにもありましたが、実態調査が思うように把握できていないという答弁がありましたが、その理由がもしおわかりになれば教えていただけますか。

答弁 福祉課長補佐 江良貢

把握できていない理由でありますけれども、実際町といたしましては介護サービスですとか、あるいは福祉サービスを受けている方々についてはある程度情報が集約できますけれども、現在それらのサービスを利用していない方々については先ほど町長の回答でもありましたとおり、なかなか情報が集約といいますか、収集できていない状況にあります。現在は、地域包括支援センターを中心として介護に準ずるような方々をピックアップしながら、そのためにニーズ調査等を行った結果もありますけれども、そういうものを参考にして、それぞれの方々、そういう準じる方々に対しまして戸別訪問等で対応をしていきたいというふうに考えております。

再質問 3番 小寺光一

さまざまな、今把握できている方はいいと思いますが、今本当に把握できていない、どんな方がどんなことで困っているのか、それをやっぱり知ることがまず最初に大事だと思います。その知った後、具体的に活動していくわけですけれども、情報を得てそれでおしまいというのではなくて、その情報をどのように活用して、12月に起こった、2点目に私も触れました老人夫婦がみずから命を絶つというようなことがないような活用の方法というのを今もし具体的に考えているのであれば教えていただきたいと思います。

答弁 福祉課長補佐 江良貢

そういう補足をされた人方、される予定の方々も含めまして、現在地域包括支援センターでは介護予防教室ですとか、あるいは転ばん塾といったような、そういう健康教室等々を企画し、そういう体制の中で進めていきたいというふうに考えております。

再質問 3番 小寺光一

先ほども答弁の中でありましたけれども、地域福祉推進員との連携ということで活用の道を探っていくという答弁がありましたが、自分としては地域に根差した活動をされている民生委員の活動をうまく利用するという形で、言葉ではちょっとおかしいとは思うのですけれども、うまく連携してお互いの情報、民生委員が持っている情報、町が持っている情報をきちんと並べてと言ったら変ですけれども、共有して、本当にだれがどういう苦労をしているのか、どういう悩みを持っているのか、そういう連携が今以上に必要だと思います。答弁には民生委員とのかかわりは触れられていませんが、町としては今後民生委員とのどのような連携を図っていこうと考えられますか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。民生委員の方には、一定の条件をクリアできれば町の情報を出せるという形になっています。それで、個人情報保護審査会を通さなければいけませんけれども、今後の課題として一定の条件をクリアできれば情報の公開を考えていきたいとは思っています。

再質問 3番 小寺光一

民生委員は、ほかのいろんな役職とは少し違っていて、自分も少し調べましたが、厚生労働大臣からの任命を受けているということで、その方々にも守秘義務は課せられていることもあります。町としての情報公開の申請をしていくというのをやっぱりお互いのところでもっとそれを簡素化できないかというところで考えていただきたいなと私のほうは思います。何度も言うように、今後防災マップもできます。そのときにだれがどこに住んでいて、どんな補助が必要で、どういう手助けができるかというところまでつくり込んでいかないと、ただのマップで終わってしまう気がします。同じ町内会に住んでいてもどこにおじいちゃんやおばあちゃんがいて、逃げるときはどう手伝ったらいいのか、そういう情報も含めて民生委員、町内会も含めてですけれども、今以上の連携をお願いしたいと思います。この件について町長としては、今後協働という言葉でよく言われるのですけれども、行政と町民と情報もいろんな壁はあるとは思いますけれども、その中でどのように進めていきたいか、教えていただきたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今議員のご質問なされたこと、いわゆる最近あちこちで発生しております孤独死、孤立された方々のさまざまな事件とか、今回羽幌で起きましたこと等を含めながら、やはりいろんな意味で障がいを持つ方も含め、そういう方々の見守り、また安否確認、そしてそれらを何とか社会生活の中で守っていくということの連携をどうしていくのかというようなことかというふうに思います。おっしゃられた民生委員、町内会の方々というのは、本当にその地域に密着した方々でありますし、そういったことでは少なくても近隣に住む方々、その地域に住む方々の状況というのは押さえていると、今言った防災面、また日常の生活面からも非常に優位に動くことができるのかなというふうに思います。課長のほうから言われたとおり、制度上いろんなことが出てくるのかなというふうには思いますけれども、やはりいっとき情報公開、情報の話が出たときにあちこちで非常にふぐあいが出てきた部分がございました。そういった意味では、事人の生活、また人の命にかかわるというところにもつながる非常に重要なことでございますので、規律を守りながら、そして地域の方々の生活を守るという観点から、できることの範囲をやはり積極的に我々も取り組んでいかなければならないというふうに考えております。

再質問 3番 小寺光一

積極的に行うということは、前向きに進んでいくということで私は理解しました。ぜひ地域の羽幌の住民のために、本当にいつ防災、いろんなことが起こるかわからないと思いますので、担当課を含めて関係者とより具体的な話し合いをどんどん行っていっていただきたいと思います。続いて、保育園について、保育園建て替えにおける行政の説明責任についてお伺いします。答弁の中で幼児期における人間形成の基礎を養うということのできる環境の確保に努めてまいりますと。環境確保にこれから努めていくという答弁がありましたが、現在の保育園はその環境にあると思われますか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

環境確保という言葉を今議員がおっしゃられたのは、いわゆる外見的な環境ということなのかなというふうに思います。私が答弁で答えたのは、いわゆる教育と保育というようなことも含めながらの子供たちの健やかな育ちを助けるというような意味での環境ということでとらえていただきたいというふうに思います。ただ、今の保育園がその環境にあるかどうかということでございますけれども、建物だとか外的環境ということでいうのであれば、確かに年数もたっておりますし、あちこち少しずつ直しながらやっているということでは十分ではないというふうに思っております。

再質問 3番 小寺光一

何度も、前回9月の質問したときもそうですし、その前の段階からも老朽化の話題にはなった時点で修復なり改築なりを急がなければいけないということで、今のご答弁も施設的なもの、老朽化で十分ではないということでおっしゃいました。そして、自分が4点目の質問の中で、もしそれがおくれるのであればまず修繕も必要なのではないかという質問で、環境悪化が起きないように修繕が必要なところには適時対応するということで答弁されていますが、24年度修繕する予定はありますか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

24年度につきましては、備品のみでございます。23年度に給湯、お湯の出るような設備をつくりました。

再質問 3番 小寺光一

23年度には給湯器を入れたと。それも修繕の一つとは思うのですが、根本的に建物も古いですし、トイレ、床、壁、屋根、屋根は何年か前にすべて張りかえたことはあるとは思うのですけれども、本当に環境は最悪だと私自身も思います。もしそういう認識であるのであれば、まず今現在町営として、町立として運営しているわけですから、そこの改善を急ぐべきだと思いますが、その点はいかがですか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。先ほど答弁の中で23年度に給湯設備と答弁しましたけれども、22年度の間違いでしたので、訂正をお願いいたします。23年度は、網戸とストーブ等でございます。あと、今のご質問ですけれども、羽幌町といたしましては今現状の施設の改築につきましては、今回3月の2日に先ほどの金木議員のご質問にもございましたけれども、国の制度が確定というか、法案を今年度の議会で出すような形になってございます。今後羽幌町の保育を見た場合、今後の国の施策から考えていくと幼稚園教育、要するに教育部門もあわせた保育施設が必要ということになりますので、今すぐに施設の改修と、保育部門だけの改修というのはなかなか難しいと考えておりますので、結論を今児童福祉施設検討委員会に諮問していますけれども、そこの結果が出た後、町として考えを決め、その後に委員会、議会をかけて考えを決めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 小寺光一

昨年の12月の金木議員の答弁で、町営で建て替えをするにも最低でも2年から3年はかかるのでないかというようなことの中で、今の課長のスケジュールでいくとここ一、二年で決定してどうにかなるという段階では考えられないと思います。もしそうであれば、今の既存の施設を今よりもよい環境にすることがまず大事で、もちろん国のシステムもありますけれども、その前にできることはあったはずだと思います。過去自分が調べた中では、平成14年度ぐらいからの質問等でたびたび修繕なり改築なりの話が出ているにもかかわらず、この24年まで何も大きな進展がなく過ごしてきた原因は、国の政策の動向ではなくて町の進め方にあると思いますが、いかがお考えですか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今課長のほうからちょっと出ておりましたけれども、いわゆる平成15年あたりから国の制度がいろいろと動き出しました。そんな中で改築問題というものはずっと引っ張ってきていたところは事実でありますし、そういった意味ではその制度がどうなるのかと。先ほど金木議員のときにもお答えいたしましたけれども、やはり非常に町としては重要な部分を占めている国の考え方ということもございました。そんな中でその状況を見ながら、現在に至っているということでございます。その間でもやはり大規模改修ということは、我々にとってはそういう流れの中では考えられないというようなことで、小規模な本当に備品関係も含めた小さなものについては先生方からの要望もございましたし、いろんな意味で手をかけてきたというところでございます。今こういう状況になって、話し合いがこれからなされていくということでございますけれども、事学校や何かでも同じですけれども、大規模改修ということになるものと小規模の本当に今先を見ながらさまざまな取り組みをしていくということではやはり非常に我々も考えるところでございますし、そういった意味では今の検討委員会の中での今後のあるべき姿ということが論議されるということもございます。そんな中で方向を見つけていくことだというふうに思っております。

再質問 3番 小寺光一

何度も言いますが、やはり時間がかかり過ぎています。先ほどの高齢者のSOSネットワークについてはこんなに早い対応ができたのに、なぜ保育園に関してはこんな10年もかかったのか不思議で、やっぱり老人も子供もそうですし、本当に弱い立場の人のためにあるのが、最低限のそういう生活や環境を守ることが町としてやるべきことだと私は思っています。もしこれ以上延びるのであれば、一日も早く今の環境をよりよいものに改善できるように政策を打っていただきたいと思います。もう一つ伺います。今後今検討委員会に諮問されていますが、それを受けて町長なりが判断していくということになると思うのですが、民営化、最近特に町長はよく言われますけれども、民にできることは民にという言葉だけが結構走って、本当に町がやらなければいけないこともあるのではないかと私は思っています。今後検討する中で、町営の保育園というものをつくるとどういうふうになっていくか。どこにどういうふうに建てていこうかと、そういうことも踏まえつつ、話も進めていっているのではないかなと思うのですが、町営での建て替えを含めたシミュレーションは行っているのでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

先ほど答弁させていただきましたけれども、国の制度が2015年、平成27年から3カ年をかけて総合こども園になるという形で現在動いてございます。そうしますと、羽幌町の保育所だけの建て替えという形にはなりません。幼稚園部門、先ほども申しましたけれども、教育部門をあわせた形の施設をつくらなければいけない形になりますので、その部分で保育所だけの建設ということは考えてございません。

再質問 3番 小寺光一

今言ったのは、建て替えだけの問題ではなくて、そういう町がこども園を運営するということのシミュレーションは行っているのでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。結果が町で総合こども園をやるという結果になりましたら、その段階で考えていきます。

再質問 3番 小寺光一

現段階では、そのシミュレーションも行っていないと。検討委員会で答申が出されて、町で検討して、町長が決断して、それから改めて民営化なら民営化、民営化というのですか、町営なら町営のシミュレーションを組んで決めていくという流れで正しいですか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

そのとおりです。

再質問 3番 小寺光一

その手順でいくと、やはりもうあと何年かかるのだろうというところが不安になります。町がやるからそれだけ時間がかかるのか、民でやったらもっと早くできるよということなのか、それはよく私自身も理解はできないのですが、自分としてはやっぱり町としてある程度シミュレーションを組んだ中で、結果が出たときにすぐ動けるような体制というのは必要なのではないかと思います。続いてですが、2番目の質問になります。計画をいつ知ったのかということで、昨年の12月の12日に知ったという答弁がありましたが、昨年12月15日の一般質問で、金木議員が一般質問の中で町内にある2つの幼稚園の動向について直接の回答は触れられていなかったと。その前の段階では、町内の情報があればこの場で明らかにしてほしいということで質問があったにもかかわらず、結果として何も触れられていませんでした。町長は、13の日にその情報を知ったにもかかわらず、15日のその質問に関してなぜ泉学園が行うという情報を提供しなかったのでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

いつ知った、知っていたのではないかというようなことでは、確かに12日に提出されて13日に見ております。そして、議会がありました。情報として知っていました。金木議員の質問について、その答えるべき質問がなかったと言ったらいいのでしょうか。積極的にそれをお話ししなければならないということがなかったように私は記憶しております。というのは、今小寺議員が言っていることとちょっと違うような気がするのです。私たちもその情報の中ですべてを把握していたわけではないのですけれども、そういうものが出てきたということだけの報告を受けておりました。ただ、答えるべきことならば、別に出てきていることは隠す必要ないよということで、そういうスタンスでおりました。ただ、それを答える質問というか、こっちから積極的に実は来たのですよというような質問の内容はなかったというふうに我々議会の後での検証というか、話の中でされておりますし、私の記憶もそういうふうにして今とらえておりますけれども、どういうあれだったのか。

再質問 3番 小寺光一

答弁の中できちんとそういうふうに触れられているので、ぜひもう一度検証していただきたいと思います。もし事前に知っていて、13日に知ったということであるにもかかわらず、15日のときにあえて情報を出さなかったのであれば、今後自分の質問の中にもあったように町民の誤解や疑惑がどんどん膨らんでいく一つになるのではないかなと心配しています。最後に、もう一つ質問して終わりたいと思います。町長は、先ほどの金木議員の話の中でもありましたが、泉学園が独自に行う事業に対して町は関与しないよという話がありましたが、町長ご自身は泉学園サイドで何らかの関与というのはあったのでしょうか。(何事か呼ぶ者あり)

再質問 3番 小寺光一

それなら続けます。これは、何でこのような質問をしたかというと、今後町長が町長として、公人としてこの泉学園の決定、羽幌町の保育園をどうするかという決定をする立場にあると思います。と同時に、先ほどの質問の中でありましたが、肉親というか、の中で経営されているところで、町長が公人としては協力はしていないかもしれないけれども、私人としては例えば情報の提供だとか、さまざまなそういう意味での関与、口ききがあったかないかはわかりませんが、そのような手伝いを含めてあったとすれば、幼稚園側に協力をしつつ、最終決定は町長サイドとして、行政として決断をするというのはどうしてもちょっと私的には理解できません。そこの公と私とあるとは思うのですけれども、その辺のすみ分けを含めて町長は泉学園に関与しているでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

あくまでもそういう見方をされる議員の考え方というものも、やはり私のスタンスといたしましては羽幌町の町長でありまして、羽幌町の行政、そして羽幌町の保育園ということでの考え方でおります。確かに15年間勤めていたところかもしれません。そして、兄が理事長という立場でいるのかもしれません。しかしながら、自分は自分の立場をわきまえて動いているつもりであります。

出典:羽幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる