みんなの議会

羽幌町議会 平成18年第5回定例会 2006年9月27日

教育環境の整備について

2006年9月27日、羽幌町議会の一般質問で、室田憲作議員が「教育環境の整備について」質問し、教育長 山本孝雄、学校管理課長 品野万亀弥が答弁しました。

質問者
室田憲作 議員
答弁者
教育長 山本孝雄、学校管理課長 品野万亀弥

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 室田憲作

教育環境の整備について。去る9月1日、町議会総務文教常任委員会が羽幌小学校、羽幌中学校を視察訪問し、学校運営並びに児童・生徒の学習、生活状況等について学校長から説明をいただきました。その中から、教育環境の整備等3点について教育長の所見をお尋ねいたします。1点目は、中学校のグラウンド整備についてであります。昨年、野球場については整備、改修が行われ、少々の降雨があっても水はけがよく、練習はほとんど支障なく活動ができるため、生徒、父母からも喜ばれているようですが、残る半分、主として陸上、サッカー競技場の水はけが悪く、日常の事業や部活動に影響があるとのことであります。この点、今後の改修予定など対応についてお伺いいたします。2点目は、小学校の職員玄関の戸の改修についてであります。従来から何度か指摘してきたところでありますが、一向に改善されておりません。この点についても今後の対応を伺います。3点目は、羽幌教育研究所の組織運営についてであります。幌北小学校が統廃合以来、町中には小学校、中学校の2校という状況の中で研究所を運営し、研究効果を上げることは所員である先生方の負担も大きく、成果も多くは望めないように思いますが、研究所運営の現状と今後の見通しについて伺います。以上。

答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)

室田議員のご質問にお答えいたします。1点目の羽幌中学校のグラウンド整備についてでありますが、昨年野球練習場を中学校野球部父母の会等の協力をいただきまして、直営で暗渠排水等の整備を行いました。現在は、多少の雨が降っても水はけがよく、以前と比べると数段快適な環境で練習に励んでおります。議員ご指摘のとおり、主として陸上、サッカー等が使用しております部分の水はけが悪く、雨が降ると数日間使用できないという状況であることは承知いたしており、学校からもその整備につきまして要請を受けていたところでございます。しかしながら、面積的にも相当の広さがあることなどから、本格的に整備するとなりますと多額の財源が必要となることなどから、見送ってきたのが実情でございます。今後学校整備全体の中で検討していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の小学校の職員玄関の戸の改修についてでございますが、これにつきましても以前からご指摘を受けているところでございますが、羽幌小学校につきましては全体的に老朽化が激しく、毎年度必要に応じた補修を優先度をつけながら限られた予算の中で実施をいたしているのが実情でございます。その中でも児童にかかわるもの、授業に直接かかわるものなどを優先的に実施いたしてきており、ご指摘の職員玄関の戸の補修につきましては十分その必要性は理解をしておりますが、なかなか実施できずにおりますことをご理解願いたいと存じます。次に、3点目の羽幌町教育研究所の組織運営についてでございますが、同研究所は昭和39年4月に羽幌町教育の実態について調査研究するとともに、教職員の研修活動を助長し、その成果をもって本町教育の進歩、改善を図ることを目的に設置され、42年の長きにわたり本町教育の発展に寄与してきたところでございます。研究所の運営につきましては、今日的な課題の調査研究に取り組むなど精力的に実施しており、拡大ゼミナールの開催、所報や研究紀要の発行、天売、焼尻の各小中学校との研究交流など、羽幌町の効果的な教育の実践に大きな貢献をしていると考えております。また、研究所の果たす役割は、調査研究の成果を求めるのみならず、携わることにより研究意欲や研修意欲を高め、みずからの技能向上や自己研さんにもつながるものと考えており、多くの先生方が参加した中でさらに効果的な運営ができることに期待をいたしているところでございます。教育委員会といたしましても、教育研究所の運営がさらに有意義で効果的な運営ができるよう支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 4番 室田憲作

中学校のグラウンドの改修についてでありますけれども、本格的な整備をするとなると多額な財源が必要であるということでありますけれども、そのことについては私も十分に理解をしたいと思います。しかし、それならば、全体的な状況を見ながらというような答弁でありますけれども、先延ばしをすることによって改修が本当に可能なのかどうか。私はそうは思わない。思えないのです。昨年、野球場の改修は父母の労力奉仕あるいは行政から資材の提供などを行いながら施工の方法に工夫を凝らしながら行われた。そういうことで最低の予算で工事が行われ、快適な活動がされているということなのですから、あとの半分についても業者と提携をし、また父母の協力を得ながら、そういうような方法はとれないものかどうか、その辺についてお伺いをいたします。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

中学校のグラウンド整備の関係でございますが、面積的にも相当広大になりまして、今教育長の答弁にもございましたとおり正式にやるとなりますと相当の金額を要するということで考えております。それで、去年、今ご質問にありました中学校のグラウンド整備、資材提供その他、父母の会の方々のご協力いただきまして整備をさせていただきました。そういうことで、今年度、来年ということではございませんが、安価な方法ということで、例えば去年やったような方法、それと例えば今雨が降りますと二、三日使えないというような状況になるものですから、火山灰等の土を上に乗せるといいますか、上に敷いて、そういう対応なども考えたいと思っております。そういうことで、抜本的な、大型な工事ということにはなりませんけれども、そのようなことで来年の予算要求の中でそういう部分について検討していきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 室田憲作

先日の訪問の中で学校長の話の中の一つに、現在部活動に加入している生徒が約80%を超えていると。この数値は、ああ、なるほど80%かというようなことではなくて、最近はとかくどこの学校でも部活動に加入するということが嫌われているといいますか、非常に子供たちが消極的であると、そうした中での80%の数値というのは非常に大きな教育成果ではないかと私は思っております。そういうことから、後の方の小学校の玄関戸の改修では、児童・生徒にかかわることについては優先的に行っていきたいという答弁がありましたけれども、このグラウンドというのはとかく遊び場的な物の考え方が多くされているように思いますけれども、日常の体育の授業の場であるということをしっかりと認識していただきたい。単にサッカーをやるとか陸上の練習をやるというばかりでなくて、日常の体育の授業の場である。言ってみれば教室なのです。そのことを十分に理解した上で、改修を一日も早く行うよう期待しているのですが、先ほども来年度の中で何とか工夫したいということですが、いかがですか、その辺。私は、本当に一日も早く対応するべきだと考えているのですが、もう一度お伺いしたい。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

安い方法といいますか、整備の方法としましてどういう方法があるのか、参考となります去年やりました野球場の関係もございますので、その点も含めまして検討させていただきたいと思います。

質問 4番 室田憲作

よろしくお願いをいたします。次に、小学校の玄関戸の改修についてでありますけれども、校舎建築以来の引き戸と言っても過言ではないのでないかなと、このように思います。答弁の中で、補修の優先順位をつけながら限られた予算の中で実施をしていますと、こういうことですが、そして特に授業に直接かかわるもの、児童・生徒にかかわるものを優先的に実施しておりますと、こういうことなのですが、それでは今計画されている補修内容といいますか、そういうものはどんなものがあるのか、ちょっとお聞かせ願います。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

例えば羽幌小学校でいきますと、今実際更新しながらやっているものもございますけれども、教室の石油暖房機の取りかえ、それと廊下の石油暖房機の取りつけ、それと体育館の暖房機の補修、それと体育館の暗幕の取りかえなど、これにつきましては優先度が高いものと思っております。それと、焼尻小学校につきましては、学校周辺の側溝の改修、それとグラウンドの倉庫の改修などであります。それと、羽幌中学校につきましては、校舎の外壁の改修です。それと、これは一部実施しておりますが、ストーブの取りかえ、これも相当台数がありますので、今後何年間か継続してやっていかなければいけないものと思っております。それと、中学校にあります給食のエレベーターの補修、それと天売高校につきましてはトイレの改修などが今学校管理課で考えている優先度の高い補修ということでご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 室田憲作

全町的に言っていただいたのですが、羽幌小学校では教室、廊下、体育館等のストーブの取りかえ、暗幕の取りかえということが今優先されているということでいいのですか。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

来年度の予算要求に向けましても、今申し上げたものにつきましては教育委員会とも相談いたしますが、優先度が高いということで考えております。

質問 4番 室田憲作

教室、廊下等のストーブの取りかえですが、これはどれくらい進んでおられますか。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

今廊下の石油暖房機等につきましては、まだ実施をいたしておりません。それと、体育館の暖房の補修、それと暗幕の取りかえなどにつきましても、これからの来年度に向けての要求ということで考えております。

質問 4番 室田憲作

校舎が古いということもありまして、思わぬ修繕箇所といいますか、修繕箇所も突発的に出てくることなのだろうと思いますけれども、ストーブの改修に当たっても羽幌小学校で現在まず第一にストーブの改修の場合考えられるのは、普通教室をやるということが最優先になるのだろうと思いますけれども、あと特別教室の方といいますか、特別教室の頻度ということがあります。空き教室と言うと大変失礼ですが、余裕教室なども相当数あるわけで、そういったようなところなども勘案しながら、実情に応じて改修を図っていただきたい。そうした中に何年も言われてきている職員玄関の戸の改修ということも入れていくということでなければ、私はこれはずっとできないのだろうなというふうに思っているのです。ですから、児童玄関があっちの方に新設されている現在ですから、改修のあり方も全面改修するのか部分改修するのかというあたりも検討を加えて、実施の方向に向けていただきたいと、このように強く思います。それで、戸の改修の方は終わりまして、町の教育研究所のことについてお尋ねをいたします。少人数職員で取り組まれて一定的な成果を上げられているということについては、私も心から敬意を表したいなと、このように思います。携わっている先生方の努力に本当に敬意を表するところでありますが、しかし何といっても小学校、中学校という2校からの先生方であると、所員であるということから考えると、研究の課題のとらえ方あるいは研究内容の深まり、広まりというようなことから考えた場合に本当にどうなのかなと、限界があるのではないのかということを思うわけなのです。そういうことから、研究所の果たしている役割というものも非常に大きいようでありますし、そういうことから私は研究組織の拡大ということをやはり考えていく必要があるのでないかと。例えば中部地区での共同研究などというものも取り入れながら運営をしていくということは、これは考えられませんか。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

議員ご指摘のとおり、研究所発足当時から見ますと学校数あるいは児童・生徒の数も減ってきております。それで、そういう中で効率的な研究所の運営ができるかということでございますが、学校が減っておりますけれども、その分研究テーマ等のターゲットも少ないことによって研究テーマも絞りやすいという利点もあると思っております。そういうことで、今まで少ない中でそういう効果的な研究を進めてきている状況でございます。それと、ただいまご指摘の中部でそういう機関をつくってというお話でございますが、現行の中では今羽幌町内でやっている研究で手いっぱいの状況でございますので、中部でどういう方法があるのか、この時点でちょっとわかりませんが、現時点では羽幌町内の中で効果的な研究所、そういう運営をしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 室田憲作

確かに今おっしゃられたように、町内で町内の課題をとらえてやられていることについては非常に効果があるのかと思うのですけれども、もう少し教育を広く見たときに、果たしてそういうことだけでいいのかどうかということが危惧されるわけです。それで、例えば今学校教育現場の最重点課題と言ってもいいのではないかと思う注意欠陥多動性障害教育の指導、障害者の指導方法だとかということについては、ほとんど現場の先生方についてもまだ経験が少ないのではないのかなというような気がするのです。また、実践交流をするなど、こういうようなことを共通課題として取り組むには中部地区という中で取り組んでいくのには非常に適している課題ではないか、そして今ぜひ取り組まなければならないような問題だろうと、このように思うのです。そういうことから、近隣町村を含めて研究体制づくりといいますか、教育委員会等で積極的に進めていくというような考え方はいかがですかね。

答弁 学校管理課長 品野万亀弥(学校管理課長は2007年12月まで)

ただいまご意見にありましたとおり、特別支援教育が平成19年からスタートするというようなこと、それと今日的な課題では心の教育あるいは学力の低下、それと読書意欲の低下など大きな抱える問題がございます。そういうことで、今言った羽幌町内だけにこだわらず中部なら中部でというご意見でございますが、そのような意見があったということで研究所の方にもお話をして、研究所内で検討していただきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:羽幌町議会 平成18年第5回定例会 2006年9月27日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる