羽幌町議会 平成22年第2回定例会 2010年3月9日
羽幌小学校校舎改築及び保育所の改築と運営について
2010年3月9日、羽幌町議会の一般質問で、室田憲作議員が「羽幌小学校校舎改築及び保育所の改築と運営について」質問し、町長 舟橋泰博、教育長 山本孝雄、学校管理課長 水上常男が答弁しました。
- 質問者
- 室田憲作 議員
- 答弁者
- 町長 舟橋泰博、教育長 山本孝雄、学校管理課長 水上常男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 室田憲作
羽幌小学校校舎改築及び保育所の改築と運営について質問をいたします。羽幌小学校の校舎改築と保育所の改築問題については、数年来より一般質問、あるいは常任委員会等において早期実現に向け強く訴えてきたところでありますが、行政側はその重要性を認めつつも財政的な理由から今日に至っている。こうした中でこのたび校舎の改築に向け教育施設整備基金の積み立て、耐力度調査の実施など一定の方向を示されたことは、町民にとっても明るいニュースと言えます。しかし、依然として建築年度が示されないことは、非常に残念なことであります。新年度の教育行政執行方針では、耐力度調査の結果に基づき計画的に進めていかなければならないと思っていますと消極さを感じる表現となっております。築55年、その時々に大規模改修または部分補修を行ってきたものの校舎の老朽化は激しく、天井や壁が崩れ落ちるなどの小破損が起こっている現状を聞くとき、児童が安心して学習できる教育環境をつくるためにも建設の年度を明確にし、執行していくべきと考えるが、町長の方針を伺います。次に、保育所の改築でありますが、ゼロ歳児からの受け入れもあり、国の示す設備基準に到底達していないと町長が答弁されておりますが、しかし最終的には財源的な問題もあるので、検討したいとの繰り返しての説明であるが、そのような事情があるならば、小学校の改築とあわせ、保育所を併設してはとの意見も多く聞かれるが、併設についての町長の考えをお伺いします。3点目に、保育所の建設については自立プランに載せており、平成23年から24年度に建設を計画していると文教厚生常任委員会で担当課より説明を受けている。その後財源の面からもう少し検討したいとのことであったが、庁内で、あるいは児童福祉施設検討委員会でどう協議されてきたのか。また、候補地の一つであった旧役場跡地がこのたびの総務産業常任委員会において農協へ売却したいとの報告があった。このことは、他に候補地があってのことか伺います。最後に、保育所の運営についてであります。このたび保育所の職員の募集がありましたが、園長の募集について基準要件の中に22年4月1日より23年3月31日までとありました。園の責任者が毎年交代となると、園の経営上問題が生じるのではないかと心配されます。町長は、施設整備や運営の民営化などの方向性を見ながら職員体制を検討したいと議会で答弁されておりますが、近い将来民間に経営を委託するという考え方があってのことか伺います。以上。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
室田議員のご質問にお答えをいたします。1点目、羽幌小学校校舎の改築についてでありますが、議員お話しのとおり、羽幌小学校は築後56年が経過しており、この間随時改修等を行ってまいったところでありますが、老朽化が著しいことから、子供たちの安全性が心配されているところであります。校舎の現状や改築の必要性は十分理解しながらも、多額の財源を要することから、これまで24年度からの第2期総合振興計画期間中における早期着工を検討してまいりましたが、本年度から計画的な改築に向けて教育施設整備基金を設け、本年度2億円、22年度1億円、以降も財政状況を見ながら基金を積み立ててまいりたいと思います。また、22年度において耐力度調査を実施し、校舎の構造耐力、経年による耐力低下、立地条件による影響など、老朽化の状態を総合的に調査することといたしました。今後は、耐力度調査の結果をもとに具体的な改築計画を立ててまいりますが、本町の行財政運営は依然として厳しい状況にありますことから、教育委員会並びに議会と十分協議しながら、早期建設を目指して準備を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目、保育所の小学校併設についてでありますが、保育所を含めた幼児期教育と小学校教育との円滑な接続は必要であるものの、遊びを中心とした幼児期の教育と教科書等による学習を中心とする小学校教育では、教育内容や指導方法が異なる状況にあります。また、保育所と小学校の設置目的が異なることから、教育施設への併設には課題が多いと考えております。さらに、国が幼保一体化を含めた新たな次世代育成支援のための包括的、一元的な制度の構築を進めるため、平成22年に方針を固め、23年の通常国会に法案を提出することで閣議決定していることを踏まえ、現時点では小学校との併設は考えておりません。次に、3点目、保育所の建設についての協議でありますが、文教厚生常任委員会で児童福祉施設検討委員会の検討結果を報告後、担当課では建設整備費及び保育所運営費の財源を含めた検討をしております。また、就学前児童が保護者の収入及び就労の有無にかかわらず、質の高い教育を受けられる認定こども園を含めた国の施策が今年示されますことから、情報の収集に努めている状況にあります。検討委員会につきましては、新しい情報が提供できる時点で開催をしたいと考えております。また、保育所の建設予定地につきましても、施設の骨格が決まっていないことから未定の状況にあります。次に、4点目、園長の任用期間についてでありますが、募集の基準要件の中では任用期間が1年間となっておりますが、園長につきましては一定の期間を定め、任用の更新をする予定で考えております。また、将来における民営化を考えての嘱託職員の採用についてでありますが、私は行政の簡素化を図るためには民間にできるものは民間にと考えております。しかし、今回の園長の任用につきましては、現状の保育士が平成19年度及び平成21年度採用の3名の正職員を含め経験年数が浅いことから、保育所の運営上、経験に基づく管理能力や指導能力があり、職員を指導していただける方を募集したものでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、室田議員の答弁とさせていただきます。
質問 11番 室田憲作
初めに、小学校の改築について何点かお伺いをいたします。耐力度調査の結果に基づいてと言われましたけれども、従来から行政側の答弁では調査をしたら、もちろん全面改修になるだろうと言われてきたと思います。財政の厳しいということは十分に理解いたしますけれども、先ほども申しましたけれども、校舎の現状を知るとき、何をさておいても児童が安心をして学習できるように最善を尽くすべきではないかと、このように考えておりますが、先ほどの町長の答弁は従来の考え方と余り変わることなく、少し残念に感じているところです。そこで、言葉じりをとらえるわけではございませんけれども、ちょっと確認をさせていただきますが、第2期総合振興計画の期間中における早期着工を検討したいと、このように言われましたけれども、この期間中というのはどの時期を指しているのか、振興計画を作成する期間なのか、振興計画を作成中に建設年度を明らかにするということなのか、それとも計画期間、24年度から10年間の間にということなのか、まずその辺をちょっと確認をさせていただきます。町長、お願いします。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
基本的には、できるだけ耐力度調査に入ったということも含めて滞ることなく進めたいというのが基本的な考え方です。例えば内部協議、またどういう課題があるのかというような細かなことに入りますと、そこそこの時間も要するかなというふうにも思いますし、その辺のまだ突っ込んだことを打ち合わせなり、話し合っていないということで限定した何年度、何年度ということにならないと、お話しすることはできないというのが私の今の考え方なのですけれども、ただ議員の質問書を見ながら、固定する年度についてはなかなか私どもの考え方、今の段階ではできないだろうけれども、先ほど言われましたとおり、耐力度調査ではその結果というものは予想されるだろうということで、その後の進め方ということでは、簡単に考えますと、3カ所の既存の建物が分散されている中でそれらの機能を見据えながら、また将来の小学校というものの目指す機能も含めた観点から協議に入らなければならないだろうというようなことを考えますと、非常に相当数時間を要するのかなというふうにも思っております。また、学校という建物からいって補助申請に時間を要します。今年決めて、来年頼むという流れにはなりません。ある程度の予定を、建設年度、着手年度を決めながら、その年度に向かっての補助申請ということになろうかというふうに思います。そんなことを含めますと、まず工事着手まで、その打ち合わせ等々を考え、そして方向がある程度固定した中での補助申請ということも考えますと、やはり3年ぐらい着手までかかるのかなというふうに思っております。これとともに、基金を設置しながら、財源の状況を勘案してという判断になろうかというふうに思います。基本的には、22年度の耐力度調査の結果が出てから滞ることなく進めていきたいというふうに思っております。
質問 11番 室田憲作
一応3年くらい後にというような私なりの解釈で受け取りましたけれども、またそのことについては後ほどお聞きしますが、教育長にお尋ねをいたします。計画的な改築に向けて基金の積み立てを本年度から行うということですが、教育委員会といたしまして現時点で総事業費をどれくらいと考えられているのか、積み立ての目標額はどの程度と押さえているのか、それのために何年くらいを目標にしているのか、またもし危険校舎となると国や道からの補助率はどの程度を見込んでいるのか、現在の試算で結構ですので、その辺のことをお知らせください。
答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)
質問にお答えいたします。まず、今年度基金設立していただきまして、その後基金に積み上げていただくということと、それから来年度耐力度調査を実施していただくということで、教育委員会として、まず前提として、一般質問の中にありましたように、計画的に進めていかなければならないと思っていますということで、消極的な感じを受けるという表現だったのですけれども、確かにちょっと言葉足らずといいますか、言葉もちょっとあれなのですけれども、教育委員会としてはあくまでもこの言葉に、耐力度調査の結果出たその後、今町長もおっしゃっていただきましたように、滞りなく次のステップに向けて教育委員会としては計画的に準備を進めていきたいということで考えておりますので、まずご了解いただきたいと思います。その計画の中に調査の次に建築計画等話し合いを詰めながら具体像をつくっていくわけなのですけれども、今現在事業費どのぐらいで押さえているかということにつきましては、正直、総事業費何億といいますか、そういう形では、今ここでお話しできるような形での総事業費という形ではまだ詰めておりません。それから、基金を積むのは大体何年ほどを考えているのかということなのですけれども、それにつきましても今回2億円、それから新年度予算で1億円ということで要望しておりますけれども、それ以降滞りなく計画が進めば、補助申請、それから次の基本設計、実施設計にいく間まで数年間はありますので、最低予想される基金の積み上げる期間というのはその数年間はある程度は予定はしております。ただ、その中で何億最終的に積み上げたらオーケーなのかという形での具体的な積み上げ額については、はっきりしたものは今額としては押さえておりません。以上でございます。(「補助率」と呼ぶ者あり)
答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)
補助率についてですけれども、国からの補助率については10分の5.5となっておりますけれども、これについては国が示している建築単価に対するもので、21年度でいいますと1平方メートル当たり十四、五万円となっております。ということで、実際の建築単価より低く想定されております。以上でございます。
質問 11番 室田憲作
今の教育長の答弁は、ちょっと理解できないです。やっぱり一つのものをつくるというときには、およそこれくらいかかるだろうと、それについてこういう手だてで進んでいこうというようなことというのは、必ずこの計画段階といいますか、案をつくる段階では当然そういうことというのはなされるのではないかなと思うので、およその総予算もなく、ただ積み立てていくというようなことになると、何かどうなのかなと。こちらのほうで本当にそれでいいのだろうかというような気がするのですけれども、総予算といいますか、今考えられている暫定的な試算という数字を出すということはやっぱりまだまだ無理なことなのかどうかということをもう一回聞きます。
答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)
お答えいたします。先ほどの質問に対しまして、ある程度建築計画を前提として、それで積み上げた形ということで一応考えておりましたので、具体的な数字は申し上げられなかったのですけれども、ただ校舎としてモデルといいましょうか、大体将来的な基準面積だとか、そのほか児童の推移等を考えてのあくまでもモデルといいますか、本当の概算で、通常、そして他の地域での類似した施設等で考えた上での数字というのは一応事務方の中では漠然とは押さえています。その辺について、うちの課長のほうからちょっと数字について申し上げたいと思います。
答弁 学校管理課長 水上常男(学校管理課長は2010年3月まで)
今教育長お話ししたところですけれども、羽幌町と同じような類似町村の建築価格を見てみますと、1平方メートル当たり二十二、三万円となっている町村があります。羽幌町として仮に校舎の面積4,000平方メートルと仮定した場合に、建築単価25万円とした場合、約10億円ぐらいには校舎としてなるのではないかと。あと、そのほかに解体費用や外構工事、また仮設校舎等も必要になってくるということで、全体工事費といたしましては十数億円となるというふうに考えております。
質問 11番 室田憲作
設計図もない中で総予算といってもなかなか大変なところがあるだろうと思うのですけれども、そこで町長、もう一度お聞きしますけれども、基金の積み立てをする、調査を実施する、そういう方向なのですが、そういうことでいきますと、やはり私はそういうような積み立てをして、総予算がこれくらいで、そうすると着工はいつころというようなことが描かれているのではないのかなと、こういうように思うわけなのですが、そんな小さい事業ではなく、羽幌町としても非常に大きな事業だと思うので、そういうおよその予定といいますか、方向性、見通しというものは持っておられるのだろうと思うのですが、やはり着工までに向けてもちろん設計もあるでしょうし、その前の調査研究もあるので、そういう時間的な経過も必要なわけで、町長先ほど言われたのでは、大体それらのことに3年くらいの年数がかかるのではないかと言われておりましたけれども、どうですか、町長、その辺の見通しをもう一度。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
室田議員のご質問に、先ほどの答弁でより以上のものもない、より以下のものもないような気がするのですけれども、やはり私自身が思うには教育委員会の見解の中にも含まれているとは思うのですけれども、先ほども言ったとおり、3つの既存施設をどう有効的に使っていくのかというようなことで時間相当要するのかなというふうに思います。着手まで3年ということが私の見込みなのですけれども、それ以降1年かかるのか、1年半かかるのかと、校舎の形態、また校舎の状況によっては変わってくるでしょうということであります。何度も繰り返しますけれども、手をかけると決めたからにはやはりそれなりの目標を持った、そして財政計画も優先度の高い事業というふうにもなろうかというふうに思います。やはり目標を持ったからには、滞りなくどんどん進めていきたいというふうに思っております。住民の方々に今のこの段階で何年度完成予定と言うには、ちょっとまだ時期尚早のような、それだけのものを持っていないということも含めて早いというふうに思います。
質問 11番 室田憲作
校舎の現状が現状なだけに、もしものことがあったときには大変なわけであり、最近の天災、そういったようなことから考えても一日も早い建築が必要だろうと思うので、その点よろしくお願いします。時間も過ぎておりますので、2点目のほうに移らせていただきます。保育所と小学校の併設ですが、教育委員会の考え方をちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、小学校と保育所の設置について併設してはどうかと、私そういうふうに先ほど質問をいたしましたけれども、保育所と小学校の設置目標が異なると、また併設しても非常に課題が多いというようなことでございますが、その課題というのはどんなことなのか、一、二点挙げてお聞かせ願えればと思います。(何事か呼ぶ者あり)
答弁 教育長 山本孝雄(教育長は2011年3月まで)
併設における課題何点かということなのですけれども、ただ私の中で1つだけ、以前にちょっと視察した経過もあるのですけれども、小学校と児童館とかそういう乳幼児のいる施設を視察したことがあるのですけれども、そこは札幌で建物が五、六階建てのかなり大きなところなのですけれども、そこで漠然と私もちょっと不安に感じていました。小学校と乳幼児の生活スタイルといいますか、例えば一番の例ではお昼寝の時間だとかそういう時間帯がありまして、最初はそこの施設もオープンスペースで地続きの使い方をしていたのですけれども、そのうち行き来できないような壁を、取り外し可能かどうかわからないのですけれども、壁をつくって今現在使用しているのだというような話を聞いたことがあります。私の中で保育所と小学校の併設の中で一番心配するのは、そういうそれぞれの授業スタイルといいますか、生活スタイルの違いから併設にとっての困難性があるのかなと一番最初に思うところでございます。ただ、ソフトの面で最近言われていますように、小1プロブレムという言葉で言われておりますように、保育所、幼稚園と小学校の接続を容易にしていくというこれからの取り組みについては重要性は意識しておりますけれども、ハードの面ではなかなかそういう難しい面もあるのかなというのがまず頭に浮かぶところでございます。
質問 11番 室田憲作
併設するということになると、いろいろな課題はあるのだろうと思いますけれども、財政的に非常に厳しいというようなことから、ならば小学校の校舎改築とあわせて保育所も併設してはどうなのかと。そのことによって、構造的な問題もあるのでないかと思いますけれども、私は経済的な面から考えて併設というようなことはどうなのかなというようなことで質問をさせていただいたのですけれども、仮に併設したとしても年齢差のある子供たちが場合によっては触れ合う機会ができるとか、それなりの効用があるのではないのかと、また給食センターの活用などから考えるとメリットもあるのかなと、こんなようにも思うわけなのです。どうしてもそういうことが課題があって不可能だということになると、敷地内に保育所を併設するということも、併設といいますか、つくるということもあるのだろうと思うのですが、その辺は、町長、どうですか。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
私は、福祉行政、教育行政、また幼児教育と小学校の教育の中でのハードの面の話ですけれども、財政的なことで論議すべきではないというふうに思います。先ほども教育委員会のほうからも出ておりましたけれども、それぞれの内容が違うという中でソフトの面では幼小連携、保育、また小学校の連携ということがあります。ただ、1つ、保育ということでちょっと忘れがちなのが低年齢層、ゼロ歳児から2歳児までの状況というものをちょっと置き去りにしがちなところがあります。3歳児から5歳児ということになると、確かに保と幼は重なる部分もございますし、一緒に今幼保連携という一体化と、一元化ということの中での論議はどんどん、どんどん進んでいるところではあるというふうに思います。そんなことも含めて、やはり私はゼロ歳児からの保育のところの関係にまことに大きな問題が発生するのではないのかなというふうに思っておりますし、敷地内の併設ということになりますと、建物2つ建てるということですよね。確かにそうなるとハードの部分ではなくてソフトの部分の連携ということの論議に移っていくのかなというふうに思いますけれども、それは今の小学校の建築の中での併設論議とはちょっと異なる部分が出てくるのではないのかなと。それはそれの論議として、また発生してくるのかなというふうに思います。そんなことも含めて小学校との併設というのは、教育委員会と私どもの部局とのちょっと温度差はありますけれども、基本的には併設については難しいという考えでおります。
質問 11番 室田憲作
町長がそういう方向でおられるのであれば、それで結構ではないかなと私も思うところですが、時間がないので、次に移らせていただきます。このたび、保育所の建設予定地の一つであった旧羽幌役場の跡地を農協に売却したいということが総務常任委員会等で報告があったということでございますけれども、役場跡地は面積だとか周辺の環境などから考えて最適地ではないのかなというように思っていたし、思っている方も多かったようなのですが、そういったようなことで、町長、検討委員会等では保育所、それから子育て支援センター、留守家庭児童会等の複合施設を想定して話し合われたような経過があるのですけれども、そういうことから建設予定地を今後どういうように考えているのかなども含めて、ひとつ町長の考えを聞かせてください。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
議員のご質問にお答えをいたします。まず、この児童福祉施設検討委員会ということでございますけれども、本来検討委員会でのご意見ということでございますけれども、今後の保育園のあり方論議ということでご意見を求めたという委員会への我々の考え方でございました。当時、もう5年にもなるのですけれども、認定こども園、いわゆる幼保一元化論議が関係官庁でどんどん、どんどん強い方向を持ちながら進められてきていたという現実がございました。そんな中で関係者の意見を聞きながら、方向を見出していきたいという目的であったものであります。論議の中でその専門家というか、かかわっている方々もたくさんいたということでさまざまな具体論として意見が出てきた中で、その用地の話にまでなって、あたかも決定されたような報道がなされましたけれども、私にとっては驚きでありました。特にその土地の論議、場所の論議ということになると、一般的に町づくりの観点、またさまざまな場所がどうのこうのと我々としては考えなければならない視点、観点があるわけでございまして、そんなところから固定されたかのようなことが発表されたということの中では、ちょっと私自身も驚いたものでありました。検討委員会でのさまざまなご意見は、それをもとにして我々がどう考えるのかと、その中での論議を進めていかなければならないという立場の検討委員会ではなかったのかなというふうに思っております。現実としては、その跡地問題ですけれども、それが適地なのか適地でないのかという論議をこれからの段階では進めていかなければならなかったのかというふうに思いますけれども、我々の意図するものと全く違う形の中での意見の公表だったものですから、少しの戸惑いを持って現在いるところでもあります。ただ、今議員の方々に農協からのお話というものが行ったかというふうに思います。このお話は、口だけですけれども、駐車場として貸す段階でそういうことも予想されるということは内々にはありました。正式には昨年申し込まれてきたということでございますけれども、そんなことも含めながら、何度も言いますけれども、土地の決定という、場所の決定というものについては、まだまだ違う観点からも論議しなければならなかったものだというふうに思っております。
質問 11番 室田憲作
最後の質問にさせていただきますけれども、この建設、旧役場跡地というのは大変もったいなかったなというような気はしておりますが、今後最適な予定地をみんなで探していく必要があるだろうなと、こういうようなことでそういう一つの候補としては営林署跡地なども一つの候補地なのかなと、こんなようなことを思っておりますが、最後の質問にいきます。保育所の運営についてですけれども、園長の任用については先ほどの答弁で理解をいたしましたが、先ほど来から町長もいろいろ答弁をしてくれているのですけれども、保育所の改築等について……
質問 11番 室田憲作
はい。いろいろ問題は、私立、公立の問題ありますが、幼保一元化だとか総括的な施設の建築などを今後どう進めていくのか、町長としては民間に任せるものは民間にというような考えも持っておられるのですが、その辺の町長の基本的な考え方を一言聞かせてください。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
お答えいたします。民間に任せるものは民間にという、この言葉に当てはまるものについては本当にそうしていきたいというのが私の本音でもあります。ただ、今非常に民主党政権にかわってから幼保一元化の問題というものがどんどん、どんどん強く進められている現実がございます。言い方をかえれば、公より民だというような制度問題の中を突っ込んでいきますと、そういう姿もどんどん明らかになってきているところでもあります。そんなことも含めて、民にできるものは民にといっても、やる民はどこにあるのかというようなまた問題も抱えることでもありますし、いろんなことを含めながら検討材料として今本当にテーブルの上に載せて考えなければならない、方向を決めていかなければならないというようなものもたくさんございますので、その辺を慎重に、また迅速に事の話し合いを進めていきたいと、そんな中で皆様方にお示しできるときが早くというか、早急に持ちたいなというふうに思っております。