羽幌町議会 平成22年第4回定例会 2010年6月16日
(1)道立羽幌病院への町の支援について/(2)4選へ向けての立候補の意志について
2010年6月16日、羽幌町議会の一般質問で、室田憲作議員が「道立羽幌病院への町の支援について」「4選へ向けての立候補の意志について」について質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生が答弁しました。
- 質問者
- 室田憲作 議員
- 答弁者
- 町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 室田憲作
道立羽幌病院への町としての支援について、舟橋町長の4期立候補について、2点について質問をいたします。初めに、道立羽幌病院への町としての支援について。道立羽幌病院は、中北部地区の中核病院として位置づけられ、地域住民の医療を担い、その充実は住民がひとしく期待をしているところであります。特に平成17年の移転改築以後は、診療科が増設され、明るい方向が示されていたのでありますが、昨今の全国的な医師不足は当病院にも大きく影響を及ぼし、常勤医師も年々減少し、地元での出産や全身麻酔による手術ができない状況に至っております。住民の不安は増すばかりか、遠隔地の入院加療は経済的にも大きな負担となっております。本年に入り、常勤医師の転出、異動問題は、診療科の閉鎖のみならず病院の維持すらも危ぶまれる状況となったところであります。しかし、町長を初め病院関係者等の熱心な交渉は、道も事態を大きく受けとめ、医師等の確保に努められ、現状を維持するに至ったところであります。住民の生命を守る医療の充実は、現状に満足するものではありません。行政としても情報を的確に把握し、迅速な対応が肝要と考えます。町長は、さきの道との交渉経過、今後の見通しなど、説明会において羽幌町としてできる支援を早急に検討し、病院の充実のために対応していきたいと決意を示されましたが、その後どのような対策を考えられ、実施されているのかをお伺いをします。2点目、舟橋町長の4期立候補について質問をいたします。舟橋町政の3期も残すところ5カ月となりました。不透明な政治情勢、そして長引く厳しい経済状況の中にありながらも健全な財政維持に努め、諸課題の解決に当たり、住みよい町づくりを第一として町政の執行に取り組んでおられるところでありますが、次期4選へ向けての町長の立候補の意志をお伺いします。以上。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
室田議員のご質問にお答えをいたします。まず、1件目の道立羽幌病院への町の支援についてでありますが、道立羽幌病院は、北海道が平成20年に策定いたしました北海道病院事業改革プランにおいて個別病院ごとの方針に、留萌第2次保健医療福祉圏における中核医療機関として地域の医療機関や他の地域センター病院等との連携を図りながら、地域の医療需要に対応し得る2次医療機能の確保に努めると定められております。また、3月の定例道議会におきましても、高橋知事は中核医療機関としての機能を羽幌病院が十分に果たせるよう、現行の常勤医師体制の確保に最大限努力し、医療機能の充実に取り組んでいく考えを示されているところであります。これらの経緯を踏まえ、現状の体制維持は図られるものと思っておりますが、以前にも述べましたように、道立羽幌病院の充実に対し、町といたしましてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えております。これまでに実施している支援といたしましては、医師の業務軽減を図るため、委託業務の見直しとして平成20年度には保健業務を、今年度から学校医業務を他の病院へ委託しておりますこと、また医師対策としましては医師などとの交流機会を設けているほか、住民周知として町広報に道立病院のお知らせ欄を設け、外来診療体制等の広報活動を行っております。さらに、病院運営につきましては、病院駐車場及び一部医師公宅敷地使用料の免除を行っております。今後の支援対策として考えておりますことは、医師対策として民間による道立病院支援組織の構築、医師の招致活動、研修費用の貸し付けによる医師のスキルアップ支援、医師を育てる奨学金の創設、派遣医師の送迎支援等でありますが、町としてすぐ実行に移せるもの、また予算等が伴うことから検討を要するもの、さらには住民の協力が必要なものもあり、具体的な協議を要するものと考えております。このようなことから、さらに内部での協議、検討を重ね、議会特別委員会及び北海道とも協議をしながら対応してまいりたいと考えております。これからも北海道と連絡を密にし、意思の疎通を図ることはもとより、これまでの対応に加え、病院等関係機関への訪問及び協力要請を行うほか、医師及び医療スタッフの居住環境整備等、各種施策を官民が協働し、一体となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2件目の4選へ向けての立候補の意志についてとのご質問にお答えをいたします。振り返りますと、拓銀破綻後の北海道経済が凋落の一途をたどり、混迷のきわみであった平成10年11月、町民各層の方々のご支持をいただき町政を担って以来、20世紀から21世紀へ変わる節目を経て、今3期目4年の任期も残すところ5カ月余りとなりました。この間我が国は、バブル崩壊後の混迷期に入り、経済のグローバル化、環境保全型社会への変化、情報通信技術の高度化による産業構造の変化、少子高齢化社会などへの問題を抱える中、最近ではここ数年サブプライムローンやリーマンショックでの金融不安が世界じゅうへ広がり、我が国の企業も不況に生産調整、また派遣切りなど断行し、大変な状況をもたらしました。国内の不況はいまだとどまることなくきているところでありますが、北海道の景気もこの間道財政の厳しい状況の中で各自治体とも大変な対応を余儀なくされております。我が町でも、ここ数年町の中心的企業、商店等が倒産をしたり廃業するなど大変な状況となり、社会基盤整備の必要性が求められる地域として、公共事業の削減が進むことにより、基盤整備工事を担う業種は今後ともこの流れからもまことに厳しい状況が予想されるものであります。このような激動の中ではありますが、我が町の基幹産業であります漁業は、魚価安やトド、アザラシ問題に加えエチゼンクラゲの発生が新たな問題となり、抱える課題は数多く、今後経営の安定化のため、安全操業はもちろんでありますが、地域の良質の食料資源供給地として誇れる基盤体制を確立していかなければなりません。漁港区の狭隘から長年にわたり工事に取り組んできた羽幌港の埠頭整備、23年、24年度での漁協本所施設移転の大事業を控えております。移転跡地との一体的活用により、効率的な漁業経営に大きな役割を果たすものと期待をいたしているところであり、行政として必要な支援体制を整えてまいります。農業についても、一昨年の乾燥調製貯蔵施設の本格稼働とすばらしいスタートを切った初年度でありましたが、昨年の長雨等で農作物が不作となり、本年においても春先の低温の影響が懸念され、また新たに拡大が続くエゾシカの被害についても農業者にとって大変厳しい状況が予想されます。自然との闘いの中で頑張る1次産業は、町の経済への影響も大きく、今後とも大きな期待をするとともに、後継者の育成、安定した農業経営に取り組める体制の確立に努めてまいりたいと思います。次に、町なかににぎわいをとの思いから、コンパクトでフットワークのよい町なかの形成を図ることを目的に、核となる中心市街地活性化事業の集積店舗ができ、本年で5年目を迎えました。高齢化が進む地域では、市街地の形成は分散型より集中型であるべきとの町づくりの方向として、遊休町有地や空き家の有効活用をしながら、町なか活性化の誘い水となる戦略的な発想を持って積極的に形にしていきたいと思います。住民生活に直結した問題として、両島を含んだ医療、医師確保の問題が慢性的に大きな課題となっております。ドクターヘリの導入はうまく功を奏し、市街地区も含めて住民に大きな安心とその役割を十分に果たしているところでありますが、固定医の確保については、全道的に300人の不足が生じている現状から薄氷を踏む思いでおりますが、今後とも地域住民とともにできることを最大限に活動に変えていきたいと思います。介護については、施設介護を望む方が多い中で快適な環境の特老の竣工が待たれますが、今後とも高齢化の進む地域において現状の把握をしながら介護力の向上を図っていかなければなりません。そのほかにも、教育、保育環境の整備、長年の懸案でありますが、地域の子育て世代の方々の要望も強く、一方では共働きの家庭がふえるなどの社会情勢を踏まえ、町づくりの観点からも地域性、人の流れなど十分に考慮しながら取り組んでまいります。また、長年の取り組みの中、24年度で完成港となる羽幌港の埠頭に両島への玄関口、フェリーターミナルビルを建設いたします。羽幌観光のメーンであります天売、焼尻島の産業や生活を支える重要な拠点でありますが、その補助要請活動が民主党政権になってその流れが不透明で難しくなっております。しかしながら、今後とも積極的な活動の中で獲得へ向け取り組んでまいります。また、次期振興計画の中で決定を見る羽幌小学校改築について工事着工の前段となる耐力度調査を実施し、今後の建設へ向け基金の設置をいたしました。既存施設との関連など不透明な部分が多いと思いますので、正確な手順を踏みながら進めてまいります。現在進行中のもの、またこれから取り組むものなど、ハードのものが多いわけでございますが、財政の状況を踏まえ、住民とともに情報を共有しながら丁寧に進めてまいります。今我々地域が置かれている状況は、地域のことは地域に住む住民が決める地域主権の観点から、地域の独自性、地域の特色が競争評価されるものであります。このことの取り組みは、行政だけでのものではなく、地域住民と一体となって進める意識を強く持たなければなりません。少子高齢化が進む地域社会で、地域個々の体力は間違いなく落ちております。それを補うのが地域連携であり、また協働の意識であります。知恵を出し合い、力を合わせて地域力を高め、あらゆることに活力を求めていかなければならないと考えます。菅政権にかわって国家財政の健全化への取り組みに強い意欲を見せており、財務省からは地方財政とのバランスが指摘されております。地方交付税への影響も大きくかかわってくることが予想される中で、歳入の半分以上を交付税に依存する地方財政は今また大変な厳しい状況が考えられます。今までも厳しい行政運営を強いられる中で、我が町は他町村に先駆けて行政改革に積極的に取り組みを進めてまいりました。指定管理を含む民間への委託、職員の定数管理、事業評価による補助金等の見直しなどなど、これからも無駄を省く取り組みは続くわけでありますが、一つ一つの取り組みが多くの住民の利益となるよう取り組んでいく所存であります。4期目の立起に当たっての今後4年の具体的政策は後日明らかにしたいと思いますが、14年度からスタートした総合振興計画ほっとプラン21が来年度から新たな総合振興計画の策定に取り組むことになります。少子高齢化の急速な進展の中、生産人口の減少が大きな課題でありますが、自立プランの整合性と財政計画の見きわめに努め、住民連携、協働などソフト面への取り組みを強く意識しながら、持続的効果が期待できる事業、そして将来の財産となる必要施策を優先化、重点化して進めてまいります。残された任期中も全力投球をすることはもちろんでありますが、今後さらに厳しくなる町政運営に対し、より一層行財政改革を進め、町民一体となった心と心の触れ合う町づくりに力の限り誠心誠意取り組むことをここに申し上げ、4期目へ向け立起の表明として、室田議員への答弁とさせていただきます。
質問 11番 室田憲作
初めに、道立病院のことについて何点か質問をさせていただきます。答弁の中に、現状の体制維持は図られていると思っているというような一節がございました。3月まで常勤医師が何名おられ、派遣医師が何名であったのか、そして4月以降はそれらがどういう在籍になっているのかをまずお尋ねいたします。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
室田議員の質問にお答えいたします。21年度につきましては、常勤医7名でございます。内訳は、内科5名の外科2名でございます。そのほか出張医は、婦人科、小児科、眼科、整形専門外来、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、精神科、8名でございます。以上です。(何事か呼ぶ者あり)
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
すみません。4月からの体制を申し上げます。常勤医師4名でございます。内訳は、内科医3名の外科医1名でございます。出張医による科につきましては、婦人科、小児科、眼科、整形専門外来、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、精神科、8名でございます。以上です。
質問 11番 室田憲作
固定医が大幅に減っていると、出張医がそのまま現状維持と。出張医の数でいうと、確かに8名いるのかなというような感じがしますが、1週間に1回、または2週間に1回というような状況で出張されてきていると。または、一日のうちでも極めて短い時間出張されているということから見ると、私はこれで21年度の現状が維持されているというようにはちょっと思えない。特に住民が医師をどう受けとめているかということだと、そういう見方もあるのではないかと。かかりつけの先生がいつもかわるでは、非常に住民が不安に思われている。聞くところによりますと、入院患者が最近、入院患者のみならず外来患者も少しずつ減りつつある。そうした面からしてみると、到底現状の体制が維持されていないと、このように思うのですが、どういうふうに考えられているか、見解をただしたい。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。確かに現状を見ますと、入院患者は4月は前年度と同様、5月の下旬から確かに少しは減ってきているみたいです。あと、外来につきましては、3月に医師の4月の状況がはっきりわからなかったものですから、長期投薬をしてございまして、それが90日間薬を出しております。それの関係で、4、5、6、90日間ですので、今後また7月から薬のなくなった方は診療に見えられるみたいです。実際には、医師の数につきましては常勤医は少ないのですけれども、先ほど言いました科目もありますけれども、そのほかに重複して別に医師が派遣されてきているのもございまして、夜間につきましては今の常勤医の勤務を緩和するために出張医で賄っていたり、土日につきましても出張医で救急医療について対応してございますので、前回、前の3月の状況よりもある意味では確立された体制と考えております。以上です。
質問 11番 室田憲作
先ほども言いましたように、数字の上では間違いなくそうだと思うのです。だけれども、住民のそういった不安というものが取り除かれていないと私は思っているが、課長、その辺どう思うのか、もう一度。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。確かに室田議員のおっしゃるとおり、常勤医がいることが、常勤医を確保することが最大限一番必要なことと私ども考えてございます。
質問 11番 室田憲作
何回もやっていても切りがないと思いますので、支援について何点かお尋ねします。項目ごとにあれしますが、簡潔にお答え願えればと。先ほどの答弁の中に、支援について民間による道立病院支援組織の構築とありました。このことは、どういうことなのか。それから、2点目は、研修費用の貸し付けにより医師のスキルアップ支援をしていきたいと、これはどういうことなのか。3点目、医師を育てる奨学金の創設をしたいと、これはどういうことなのか。次、派遣医師の送迎支援ということですが、これについてはどういうことなのか。このことについてまず。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。まず、1件目でございますけれども、1件目は民間による道立病院支援組織の構築でございますけれども、現在留萌市で行っています民間の組織によりまして、今現在例えば羽幌町に常勤されています医師の広報、医師の紹介とか出張医の紹介等を広報等で報告するなど、道立病院の状況を住民の皆様に、例えば一つの例なのですけれども、知らせるというような形の組織をつくって、羽幌町の住民と病院とがもっと近くかかわり合っていけるような状況をつくりたいというもので、住民の組織をつくりたいと考えているものでございます。2点目の医師の研修費用の医師のスキルアップなのでございますけれども、これは予算が伴いますので、実際に私どもで今考えている構想をお話ししますと、羽幌に常勤医でいらっしゃった場合、例えば期間を決めて、その期間いていただければ研修費用として、まだ幾らかは決まりませんけれども、何百万とか、そういうお金を出しまして研修をしていただくと。そして、期間限定で、その期間いていただけるとその分については償還が要らないと、それはまだはっきり決まっていませんが、そういう方向で医者の研修費用を出す政策でございます。次に、奨学金の創設でございますけれども、羽幌町で将来医師になる方につきましては、奨学金という制度を設けまして奨学金を支援すると。その償還につきましても、羽幌町に医師として来ていただけた場合には、何年間か来ていただければその償還についても返還を免除する。そういう考え方もございます。そういうことで医師を、羽幌町に常勤医を、固定医をふやしていきたいという考えでございます。あと、派遣医の送迎の関係でございますけれども、現在は留萌まで道立病院のほうで送迎を行っているようでございます。今は民間の病院の先生につきましても札幌等から来る場合もございますので、その方に対しましても送迎の援助はできないか、支援ができないかということで考えているものでございます。以上でございます。
質問 11番 室田憲作
大変大きな構想で、今すぐ実行に移せるというものは一番初めの民間による病院支援組織の構築、それから送迎支援くらいかなと思って聞いていたのですが、1つ、これは要望になるかと思うのですけれども、先ほど文教常任委員会の報告がありましたけれども、4月の15日に道立病院の対応について質問をしているのです。そうしたら、早急に検討しますと言っているのですよ。早急に検討しますと、出てきたのがまた早急に検討しなければならないなのです。だから、そういうことからすると、何にも早急になっていないということを十分認識していただきたい。そういうようにまず1つ思いましたので、その辺を指摘させていただきたいと。次に移ります。言葉の揚げ足をとるようなのであれですが、ちょっとわからないので。そのほかに住居環境整備等を行っていくとか、そういうようなことも説明されている。施策を官民の協働でと、官民というのはどこを、どの部分を指して言っているのか、ちょっと説明ください。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
先ほど申し上げました住民の住民による道立病院の支援等と、あと道は道、羽幌町は羽幌町ということで相互でみんなで道立病院の体制を立て直していくか、いい形を整備していくということで官民という形で述べさせていただきました。
質問 11番 室田憲作
この辺も答弁は要らないのですけれども、こういう言葉というのは非常に使いやすいのです。住民協働、官民協働、しかし実際には官が何をするのか、民が何をするのかというあたりを具体的にしなければ、言葉だけで終わってしまう部分というのは多いのです。だから、その辺も十分吟味しながらやっていかなければ、実質的には計画が進まない状況になっていくのでないかと私は思うのです。その辺を十分。そこで、私のほうから私の思っていることを2つ、支援策としてこれはどうかということをもう少し具体的に話し合ってみたいと思うのですが、最後に先ほど言われました医師の送迎についてです。道立病院のほうで留萌市からの先生については送迎をされていると、こういうようなお話でありましたけれども、派遣医師が多いということなのです。それぞれの病院に勤務されていて、何時まで羽幌というようなことになった場合でも、それでは確実に何時まで来れるのか、来れないのかということになると、業務の内容によってもしっかりした時間を設定できないのが事実だろうと、そういうように思います。特に札幌や旭川から来るということになると、業務を終えて、それから車で来る。または、こっちで業務を終えて、車で帰る、またはバスで帰るというようなことになっても相当大きな疲労度があるのだろうと思うのです。そういったようなところを何とか、町の予算といいますか、費用といいますか、そういうようなことで支援をしていくことが、積極的に支援をしていくことができないのかどうか。また、ひいては企業の振興にもつながっていくだろうと、そんなこともちょっと思うのですが、その辺のことをもうちょっと具体的にお聞かせください。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。まず、道立病院の医師ですので、道立病院との協議が必要ということになります。それと、あと予算の関係もございます。それで、実際には羽幌町で町だけですぐできるという判断はできないので、道立病院と、それと予算も含めて検討させていただきたいと思っています。
質問 11番 室田憲作
そこで、課長、当然そうなのです。これは、羽幌町でこうやって考えているから、私たちが思っているからということでやれることでない。所管はあくまでも道なのですから、そういうことはできないと思うのですが、事務長と病院関係者と定期的な懇談とか、随時でもいいです。そういうような機会というのはどういうように持たれているのですか、ちょっとお聞かせください。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。現状では、1カ月に二、三回ですか、お伺いしたり、あとは電話等で連絡をとり合っております。以上です。
質問 11番 室田憲作
その辺を積極的に懇談をするなり連絡をとり合うなりして、羽幌道立病院の現状を十分に把握し、町としてできることは何なのかということをきちっと、そしてどれくらいの予算が必要なのかというあたりも、先ほど聞いていますと、予算がかかることだからと、当然かかるのです。だから、その辺がどうなっているのかというあたりをそういう懇談の中で引き出していかなければ、私は同じことを繰り返していくのではないかと。強いてこういうことを言うのは、非常に住民が不安を感じて、しかも留萌なり旭川へ通っていると、羽幌道立に通っていた人がそっちのほうへ移っていっているという現状をとめていかなければならないだろう。やっぱり住民の不安を解消するということが最大だろうと、こういうように考えるから、そういうことをしつこく言っている。それから次に、出張医が多いということですが、遠大な予定があるようですけれども、羽幌っていいところだなと、住んでみると羽幌ってなかなかいいところだと。よく私たちが言うように、自然がいっぱいある、それから食がおいしいものが多いというようなことをよく宣伝に使われているわけですが、本当に羽幌というのはそういうところなのだなということを医師ばかりでなく家族の方々にも知ってもらうと。そして、そういうことが口コミで、羽幌へ行ってみろと、なかなかいいところだぞと、人情もいいぞと、そういうようなことを肌で感じてもらうと、そういう場を今後設けて、そういうことが口コミになって、それでは羽幌へ3年くらいでも、そういう物の言い方すると変ですが、羽幌へ行って3年勤めようかとか、4年勤めようかという、そういうようなことにもつながっていくのではないかと思いますが、私はそういうふうに思うのですが、いかがですか。
答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)
お答えいたします。医者も含めまして、家族の方も含めまして懇親会、交流会を考えてございます。その中で、羽幌町の特産品、羽幌町の住環境を含めて、その時点でお話をして羽幌町の魅力を十分に伝えたいと考えてございます。以上です。
質問 11番 室田憲作
最後に、町長の答弁の中に今現在北海道で300人からの医師が不足しているということで、医師を羽幌に呼ぶということはまことに大変な至難なことだという答弁がありましたけれども、小児科の先生、それから循環器の先生というものは、入院している者ばかりでなくて通院の患者さんにしても非常に頼りになるというか、そのことがよく聞かれますので、そういう先生の常勤に全力を挙げていただくように強く要望しまして、この件についての質問を終わります。次、2つ目の町長の立起のことについて一つ二つ町長の決意を改めてお聞かせ願えればと、このように思いますが、先ほど町長は4期目への立起を表明されて、町政担当の一端を述べられましたけれども、確かに町長のおっしゃるとおり、今町が抱える諸課題というのは山積しているわけで、それに反して非常に厳しい財政状況もあるというふうなことは重々理解します。特養ホームだとか火葬場の新築、あるいは中央埠頭にかかわる一連の事業等々を考えると、大変な状況にあると思いますが、保育所、小学校の改築、俗に言う箱物にかかわる課題も多いわけですけれども、しかし町民はひとしくその早期実現を待ち望んでいることも事実であると、町長は十分ご理解されているのだと思います。そこで、町長の4期の熱い思いが先ほどの決意で推察することができたわけですが、町長が提唱されてきた住みよい町づくり、協働の町づくり、若者が住む町などの達成も半ばと考えております。そうしたことから、引き続き町政を担当されるということは期待をするところでありますが、町長、そこで立起に当たって熱い思いが述べられましたが、今町長が4選に当たって強く町民に訴えたいことは何なのか、端的に一つ二つお聞かせ願えればと思いますが、いかがですか。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
お答えをいたします。室田議員の質問の中から4選へ向けての私の考えの一端を述べさせていただいたということで、まずもって感謝したいというふうに思います。また、本当に町民に訴えたいものはということでは、先ほどの答弁の中にもるる私が思うことの一端を述べさせていただきました。しかしながら、町づくりという大きな観点から町民の方々に何を訴えたいかと、あれをつくる、これをつくると先ほど室田議員のお話の中にもありましたハード面のみならず、羽幌町が将来どうなっていくのだ、またこの羽幌の町で暮らしていく人たちがどう生活していくのだと、その地域づくりという本質論ではないのかなというふうに思います。そんな中での一つ一つの施策、一つ一つのことが、先ほど一部述べさせていただきましたけれども、ハードなもの、またソフトの面も含めて住民の方々にわかっていただかなければならないことというふうに思います。昨今の社会情勢というか、テレビや新聞等々で私が、まことにソフトな部分ではありますけれども、非常に人のつながりというか、人と人との関係というものが希薄になってきている。また、地域の風土も、昔からのよかったと思われる風土もどんどん、どんどん情報化社会の中で少しずつ、腑に落ちないというか、乱れてきている部分があるのかなと、これは私が思うことであります。そんなことも含めて、今8,200のこの町、住民の方々がけんけんがくがくで結構です。本当に自分の思うことが相手に伝わり、そして相手がまたその思うことを受けとめながらというようなある意味での町づくりをみんなで語ることができる、そしてそのことについてみんなで進んでいくことができると、そんな町、そして住民の方々に求めていきたいということが私の頭の中にずっと離れないことであります。室田議員の質問の趣旨にちょっと合わないのかもしれませんけれども、何を強くということではなくて、そういう気持ちの醸成ができて初めて我々が求める将来の財産、この町の財産をつくり上げていくことができるのではないのかなというふうに思っております。ちょっと答弁としては物足りないかもしれませんけれども、そういう意味で住民の方々一体となった町づくりということで、私は個々の事業とは別に訴え続けていきたいというふうに思っております。以上です。
質問 11番 室田憲作
ほかの懸案と違って、厳しく質問するわけにはまいりませんけれども、残された5カ月、町長、次期町政担当ということも見通して頑張りたいというようなことも先ほど決意のほどを述べられましたけれども、今町長がこういう町づくりの全体の構想の中でというような話をされましたけれども、町長のそういった思いをもう少し具体的な、より具体的な形で、これはこういうふうに、これはこういうふうにというような具体的な形が見えるようなことを残された5カ月の町政執行の中で十分に明らかにされ、そしてより強いリーダーシップを持ってそれらのことを推進され、町政執行に当たっていくことを強く望みまして、質問を終わります。