みんなの議会

古平町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日

「次、2点目に移ります」

2022年9月15日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。

質問者
真貝政昭 議員
答弁者
町長 成田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 真貝政昭

次、2点目に移ります。物価高騰対策なのですけれども、政府もそれなりの経済的弱者対策を発表しておりますけれども、独自に古平町もやる必要があると。悲鳴を上げています、経済的弱者は。年金生活者はもちろんですけれども、悲鳴を上げています。それと、福祉灯油なのですけれども、従来ですと夏場下がって冬場上がるというあれなのですけれども、夏場も高止まりで、お風呂に入るにもたくわけですから、年がら年中灯油にお金をつぎ込まないといけないという状況になっています。時期的には冬の事業なので、今の状況を勘案して、福祉灯油の今65歳以上1万円という数字上げていますけれども、これではもたない状況が来ていますので、今の物価高騰対策として福祉灯油も含めて考えるべきでないかというふうに思っているのですけれども、お伺いします。

答弁 町長 成田昭彦

2点目の物価高騰対策についてご答弁申し上げます。今年度の福祉灯油事業につきましては、6月の定例会で説明したとおり、地方創生臨時交付金を活用しまして、町の独自策として低所得者だけでなく、高齢者だけでなく、全世帯に1万円助成することとしております。また、指定ごみ袋の全戸配布についてもこの交付金を利用して実施することとしておりまして、町民全体に広く今の物価高騰対策として給付が行き渡るように施策を進めているところでございます。そのほかにコロナ禍で昨年度から低所得者及び子育て世帯に複数回国の給付金が支給されておりますけれども、昨年度につきましては全世帯に5万円支給しております。9月9日に決定しましたけれども、さらに所得の低い住民税非課税世帯に一律5万円給付することも決定されました。それから、地方自治体が独自に物価対策を進める原資となる地方創生臨時交付金の6,000億の額も決定し、既に昨日各町村に配付された中では古平町3,300万と認識してございますけれども、入ってくることになってございます。これらの原資をまた物価高騰対策として進めてまいりたいと思っておりますので、町としての独自の方策は今のところ考えていない、今の国から入ってくるこの創生交付金で賄って物価高騰対策を進めてまいりたいなと思っております。

質問 3番 真貝政昭

ぜひ状況を見て、他町村の動きもありますので、経済的弱者を中心として対応していただくよう申し上げたいと思います。次に、農地保全と熊対策にということで伺います。決算の資料として遊休農地等の割合等を出していただきました。大ざっぱに言って、山ノ上の旧国営草地200ヘクタールは除いて、平地での耕作地106ヘクタールというふうになっていますけれども、100として大ざっぱに見たいと思います。耕作地は約半分で、1号遊休地という農業用機械で耕起、抜根、整地を行うことによって直ちに耕作することが可能な土地というのが12%、約1割です。再生困難その他というのが約4割で、耕作地の約5割というのも全部が全部何かを作っているわけではなくて、遊ばせている、草だとか木とか生えないように耕起してすぐ使えるような状況にしてあるという、そういう畑です。それで、問題は、再生困難だとか、1号遊休地がどういう状況にあるかというのは想像つかないのですけれども、一応再生困難、畑なのだけれども、ほったらかしにしておいてシラカバの林になっていて、熊が隠れやすい環境になってしまっていると。特に道道沿いなんかを行きますと、道路脇の草刈りが北海道庁もお金がないのかドンゲが覆いかぶさって、今にもそこから熊が出てくるような環境になっていると。これは、道のほうにまめに熊対策として草刈りをするようにと申し入れるつもりですけれども、問題は耕作放棄地を何とかして、熊が隠れやすい場所を除いていく必要があると。このことは、将来耕作に意欲のある方を呼び込むための方策でもあるというふうに私は思っているのです。お金の問題ですけれども、昔はかなりの、100ヘクタールの畑地がほとんど耕作されていた時代に比べて今このようになっているということは、熊の危険を拡大するだけでなくて、それこそふるさとの荒廃を見せるようなもので古平町にとってもあまりよくないということで、どれだけの税金をつぎ込むかは別にして、いろんな方策があると思います。ボランティアだとか、それこそ仕事にあぶれている方たちの仕事先として確保するだとか、いろんな方策があると思うのですけれども、再生困難なこういう畑地を何とかして再生可能な畑地にしていく、そういう努力が熊対策と裏表の関係にあるということで、何とかしてくださいという考えなのです。私の住んでいる本陣町内も昔からすぐ脇が生息地と分かっていましたので、学校のそばにも出るのは当たり前の、彼らにとっては境界がないので、当たり前の行動範囲なのです。それで、この耕作放棄地の再生困難なところを開拓していく上においても、学校周りのそういう熊対策についても忌避剤、獣の忌避剤というものがあるみたいで、これを試してやる必要もあるのではないかというふうに思っているのです。町長のお考えを伺いたいと。

答弁 町長 成田昭彦

3点目の農地の保全と熊対策についてご答弁申し上げます。まず、議員ご承知のとおり、古平町の農業を取り巻く状況は高齢化、それから後継者不足が進んで、そういった耕作の放棄地が増加しております。議員おっしゃるように、耕作放棄地が増加すると有害鳥獣、あるいは鹿ですとか熊が生息しやすくなるということは人的被害や農業被害のおそれがあるというのは十分承知してございます。耕作放棄地を解消すべく今若い農業の担い手確保することも非常に難しい状況にありますけれども、定年後に農家を始めたいという希望者は結構いるというふうに認識してございます。古平町では今現在2名の方が新規就農になるために農作業に従事しておるところでございます。今後につきましては、このような意欲ある農業者を積極的に受け入れて、そういった遊休農地ですとか放棄地を再生活用するような形で取り組んでまいりたいと思っております。また、鹿や熊などの有害鳥獣に対する忌避剤、私もちょっと認識ないのでございますけれども、もしあるのであればこういった忌避剤を取りあえず今年は、150年広場ございますけれども、そこで試しに使ってみて、そういった効果が認められるのであればこれから積極的に導入していきたいなというふうに考えております。

質問 3番 真貝政昭

古平町の古い農家の方に聞きましたら、かつて古平町では米を2,000俵くらい収穫していたそうです。農協で所有していた倉庫に間に合わないので、あちこちの倉庫を借りるくらい保管していたそうです。2,000俵を議長に聞いて割り返したら大体25ヘクタールなのです。それくらい水田をやっていたと。現在は14ヘクタールくらいで約半分です。今パン食が入ってきていますので、あれですけれども、3食米を食っていたときは1人年間1俵、60キロで足りたそうです、主食が。2,000というと、古平町で2,000人の大人の方を養えるだけの米を生産できる、そういう条件があったのです。今食料自給率ぐっと下がって、3割以下になったのですか。それで、こんなことをやっていたら国が滅びるというのと、小さい農家を潰しにかかっている農政ですので、古平町の今後を考えたときに農地の保全、拡大というのは喫緊の国の将来にとっても大事なことでないか。たかが100ヘクタールですけれども、100ヘクタールから国の自給率を上げましょうという運動を起こしてもいいのでないかというふうに思うのです。それと、熊対策ですけれども、人が動いているそばには熊は近づかないと、そういう傾向がありますので、里山の復活という、そういう大目標をこのちっちゃい町から上げてもいいのでないかというふうに思うのですけれども、ただ単によそから人を呼んで畑を耕してもらうというだけではなくて、町内の人も含めて大きな運動として取り上げてもいいのでないかというふうに思うのです。大目標をぜひ掲げて取り組む必要があるのではないかというふうに思っていますけれども、どうか。それと、忌避剤については、近所で野良猫の問題がありまして、ネットで忌避剤を取り寄せて試した人がいるのです。そしたら、やっぱり避けて通るという効果がありまして、調べていったらヒトデです。さらに調べたら余市の水産試験場の研究員がそれを発見して、北海道では佐呂間町がホタテの養殖、地まきです。その天敵がヒトデで、それを回収して処理をして、それを比布町の会社が加工して販売しているらしいです。伺いましたら、北海道ではどうかよく分からないのですけれども、JR東日本ですか、で鹿がよく出るので、線路脇に使ったりしてやっぱり効果があるようだと。本州のほうでは、イノシシだとかアライグマだとか、それからやっぱり鹿にも効果があるようで、公園などではノバトが嫌がるみたいで効果があるようです。ぜひとも試してみてほしいなと思うのです。

答弁 町長 成田昭彦

確かに私どもの若いときは農協の米の倉庫等もありましたし、各家庭で餅つきするといったって半端な量でない餅をついていた懐かしい記憶がございますけれども、米の消費が減ると同時にうちの米農家も減ってきたという現状でございますけれども、そういった中で遊休農地については活用するような形で、何らかの方法で進めてまいりたいというふうに思っております。今コロナ禍で実施してございませんけれども、町で毎年植樹祭やっているわけでございます。その植樹祭も続いているときには漁師の方たちもそういった植樹の必要性というものを認識して、漁協の女性部ですとか、そういった方々も多数参加してくれるような形になってきてございますので、そういったものをこれからもどんどん進めていきたいなと思っております。そしてまた、生活クラブ生協も年に一、二回必ず来て墓の奥にそういった森づくりしていますので、そういった活動を町民の中にも広げていけたらなと思います。今おっしゃった忌避剤、これ何としても今年試しに150年広場で置いて、試してみたいなというふうに思っておりますので、そういったことでご理解いただければと思います。

質問 3番 真貝政昭

農業、林業と水産業というのは連動していますので、ぜひ総合的な視点から取り組んでいけば面白い町になるのではないかというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

出典:古平町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる