古平町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日
議事録に件名の記載なし
2014年6月19日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が質問し、教育長 成田昭彦、町長 本間順司が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 教育長 成田昭彦、町長 本間順司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 真貝政昭
それでは、2件について質問します。まず1件目です。高校に通学する場合の交通費助成を今年度実施することになりました。文面では、通告用紙を読み上げますと、小樽へよりも余市へ通学する場合の父母負担が重いというのは間違いですと。近隣高校を閉校し、実質的に余市紅志高校に統合された経緯から見ても、道と同じように余市への場合も小樽への場合と同額以上の助成をするべきではないでしょうか。それからまた、道と同様に毎月の助成をして、父母の経済的負担を軽くすべきではないでしょうか。地域の公共交通の役割を担っている中央バス株式会社と古平町の信頼関係でこのことは実施できるのではないでしょうかと通告いたしました。それで、前段の通告の中で私の認識の間違いとかもありますし、それから補足説明も必要だと思うので、若干述べさせていただきますけれども、私の認識は余市への通学定期というのは水産試験場前までなのですけれども、小樽へ通う高校生と同様に小樽駅を含む圏域を考えますと、同様の利便さを紅志高校に通う生徒にも与えるということで、書店だとかそういうのが集中している余市駅までを通学圏として考えたのです。小樽の場合は、調べましたら通学定期として認められていて、高校まで月額2万5,440円、余市の場合は余市駅までになりますと、金額定期ということで2万5,410円とほぼ同額になります。それで、今回ことし町が実施する小樽へは1万円、余市へは7,500円という助成を考えますと、余市が負担が重くなるのです。こういう実態は、距離的に見ましても、それから統合されてせっかく余市につくった高校がいずれまた閉校の運命をたどるということで、いかがなものかという問題提起もあります。それと、道と同様にという後段の部分なのですが、教育委員会の説明ですと道立の高校を各校、余市、小樽含めてありますので、道と直結していますので、毎月の事務量が煩雑でなく、やりやすかったということなのですけれども、定期を買うのは小樽ですから、小樽の中央バスターミナルですから、古平町あるいは近隣町村がバスとの関係で金銭的にも関係を持っているわけですから、そこら辺を活用して月々買う定期について煩雑な書類等の手続等を省いてやって、できるだけ父母負担の軽減という立場から、使いやすい方法で道がやっていたような状況に持っていけないかということを提案する次第なのですが、どうかということです。
答弁 教育長 成田昭彦(教育長は2018年3月まで)
まず、1点目の小樽より余市へ通学する場合の父母負担が重いとかというのは、定期にもいろいろあります。平日定期、それから土日含んだ定期とかあります。平日定期を見ますと、浜町から余市水産試験場まで1万3,980円なのです。それの7,500円町補助でございますので、保護者負担は6,490円で済みます。道の補助内容からいきますと、保護者負担は1万を超えた部分の補助ですから、1万3,990円のうち1万円は保護者が負担しなければならないという形になります。小樽も同様でございまして、平日用でございますと1万7,560円、町補助は1万円ですから、保護者負担は7,560円。道の場合ですと、保護者負担は1万円で、道補助が7,560円という形になりますので、そういった差異はないのかなという形で考えております。先ほど余市紅志高校に至った経緯で、そういった面でやっぱり余市のほうに便宜を図るべきでないかという意見でございましたけれども、それにつきましてもこれは別に考えていきたいというふうに考えております。あくまでも町補助については、次の一般質問にもございますけれども、子育て世代の経済的助成、そういった形で私ども考えていますので、それはそれとして、ただこういった統廃合による形というのは、これからも道教委のほうに要望していきたいと思っております。先般4月21日に後志の公立高等学校配置計画の地域別検討協議会が首長、それから教育長、それから校長、PTAとかと集まってあったわけですけれども、その中でも私の意見を申し上げる機会がありまして、新しい高校づくり推進室のほうにそういったこの補助を続けてほしいということを言いまして、推進室のほうからも持って帰って検討したいということの答弁でございました。その後、きのう回答内容等がこちらのほうに届いたわけでございますけれども、それを見ていきますと、道教委の回答が補助期間については募集停止の時点における中学生の進路選択に配慮するとともに、保護者の経済的負担の軽減を図るための激変緩和措置であること、さらには従前から高校のない市町村に居住する生徒との均衡などを考慮し、募集停止後5年間としております。なお、北海道高等学校奨学会が実施する奨学金においては、道立高校の募集停止により、通学区域内のほかの高校に就学することとなるものを対象に、奨学金の上限額の引き上げを行っており、就学の機会が損なわれるようなことのないよう奨学金制度についても周知を図ってまいりたいと考えておりますという道教委からの回答がございました。そういった面からも、今の余市の統廃合によるというという考え方は、こういった方向でまだまだ各方面で要望していきたいなと思っております。今共和高校の27年度でしたか、廃校になるというふうに出ていましたので、その辺も一緒にあわせながらやっていきたいと思っております。それから、月ごとに出せないかということでございますけれども、これについても道立高校でありますと直接子供が事務室へ定期券を持っていって申請できるというふうになりますので、毎月やるというのは可能ですけれども、各町村においてそういった毎月やるという事務の煩雑は、私どものほうよりもかえって保護者のほうが大変でないかなという気もします。道内やっているところを作成するときに調べたのですけれども、積丹町であれば上期と下期、半年に1回という形の支出方法になってございます。大半が四半期ごとの支払いという形になっておりますので、私どももそういったものを考慮しながら、今初めてやるわけですから、これから保護者がそういった申請に来ますので、そういう意見も取り入れながらこの問題については保護者の負担にならないよう、そして経済的にも前向きな姿勢で取り組んでいきたいと思っておりますので、そういうことでご理解願いたいと思います。
質問 8番 真貝政昭
高校の場合、土日を除く通学だけという行き来は到底考えにくいですよね。大抵部活を持ちますので、土日も毎日出かけると、これが一般的な感覚です。それにしても、全く補助がないにしても、余市に通う場合と小樽に通う場合とでは、経済的な負担はほとんど全く変わらないと。これは、経済的にはかえって子供の心理としては書店だとか文房具だとか、いろんな面でそろっている小樽に行ったほうが、また同級生が、同学年の生徒たちがたくさん通う小樽に通ったほうがメリットがあるというそういう判断立ちたがるのは無理もないという認識になります。それで、実際のところ今年度は古平中学校からは4名でしょう。それまでは10名近く行っていたのが急に下がったと、仁木においてはゼロと、紅志高校には。これは、ただならぬ激変でないかというふうに思うのです。それと、もう一つは、考えていただきたいのは、入船支店前から小樽の高校までという設定でターミナルに聞いたのですけれども、小樽駅に行こうが高校に行こうが同じ金額だったのです、通学の。これは、明らかに小樽市が中央バスに助成をして、市内あるいは市外から来る高校生の受け入れ態勢を整えているはずです。だから、助成をしているはずなのです。そういう面を考えると、古平町もそこら辺を考える必要があるのではないか。圧倒的に余市から小樽まで行くのに5,000円くらいで行けるのですから、2万5,000円もかかるような古平町からの通学費というのは、これは異常です。もう少し考えしかるべきでないかと思います。それと、紅志高校については、経済的な面を考えると余市に通うメリットがないというふうに私言いましたけれども、経済的にメリットがあるというふうにやはり捉えないと、これは維持は難しいかなというふうに思うのです。ぜひとも検討いただきたい。それから、1カ月ごとのこれについては課題ですので、今までとは違うあれですので、あれなのですけれども、今までは父母の手間暇というのは、こちらの教育委員会に出向く必要もなかった作業ですから、こういうゆるくない作業は父母たちには余りさせないように工夫してやってほしいなと思うのですが、それは今後の課題にしておきたいと思います。どうでしょうか。
答弁 教育長 成田昭彦(教育長は2018年3月まで)
私も調べて、美国余市間のバス料金と余市から小樽の料金というのは、非常に差があるという現実をわかったわけでございますけれども、それはやはり余市小樽間の利用客が多いから、そういったものがあるのかなという気がします。本来ですと、本当に前向きに考えると、そういった助成というのをどんどんしていくべきだろうと私も思います。ただ、この通学費だけに限らない、真貝議員よくおっしゃる教材費の問題ですとか、そういったものを考慮しながら進めていくと、今のこの金額が妥当なのかなという形で私は考えております。
質問 8番 真貝政昭
しょっぱなですので、余りしつこくは言いませんので、課題です。次に移ります。子育て世帯の経済的助成についてということなのですけれども、少子高齢化の当町において子育て世帯に対する支援は極めて重要性が増しています。消費税増税などもことしの負担増は、1カ月分の収入が吹き飛ぶほどです。保育料軽減、医療費助成対象の拡大、就学援助基準の拡大、教材費父母負担の解消、通学通院助成など、町の助成をさらに強化するべきではないでしょうか。物価の上昇による給食費の値上げの心配の声も聞かれますということで通知をいたしまして、補足説明なのですけれども、大和総研等で試算しましたけれども、2011年に比べて2016年の家計の負担増というのは、年収300万円世帯、これは40歳以上の夫婦と子供2人世帯で、夫婦の1人が働くケースというふうにしています。世帯年収は税引き前と、大和総研の試算ですけれども、年収300万円で税、社会保険料全体の負担増がこの5年間で1カ月分の収入に値する約25万円の負担増となっています。極めてこの5年間で子育て世帯に対する負担増というのが重くのしかかったというのがわかる試算です。この5年間で古平町も医療費助成対象拡大だとか、それから1割負担がゼロにするだとか、そういう努力をされてきましたけれども、それをもしのぐ勢いで今さらに検討が進められているというような状況です。先ほどもバス通学のバス代の高さというのもびっくりしたと言いましたけれども、これは前々から話題になっていたことなのですけれども、これは単に一自治体の助成だとか、それで済むような問題でなくて、地域交通、公共交通としてのバス会社に対する道あるいは国の助成のあり方というその弱さにも通じると思うのですけれども、極めてこの古平、積丹に住む方々にとって子育てが困難であるかというのを物語っているような実態ではないかと思うのです。それで、医療費助成については高校生の対象枠拡大というのも町長のほうで検討されておりますけれども、教育の問題、それから保育の問題についても一体のものですから、ある程度それぞれの分野で古平町は努力をされて充実をさせてきていますけれども、さらに世帯ごとの実態に合わせて減免だとか、いろんな面で今の制度をそのまま使うにしても、それぞれの家庭の実態に合わせて、さらにその支援を強化するだとか、いろんな手だてがあると思うのです。そういう面で古平町として対策を立てていくべきでないかというふうに考えているのです。その点について伺います。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
真貝議員の一般質問にお答えいたしたいと思います。少子高齢化、本当に古平町はかなり深刻な問題でございます。特に先般日本創成会議が発表した将来人口推計でかなりショッキングな数字が出ました。その中でも女性の出産適齢期人口の減少が大きな要因だと言われておりまして、我が町を問わずそのとおりだなというふうに認識いたしております。そんな中で、子育て支援策としまして、今議員おっしゃいましたとおり従来から財政規律を勘案しながらさまざまな対策を講じてきております。管内の他町村とおおむね遜色ないレベルではないかなと思っているところではございますけれども、今日の消費増税などの社会的背景はいずこも同じで、議員おっしゃることは本当にわからないわけではございません。では、個々の政策にかかわる答弁は用意してございませんけれども、国においても日本創成会議の推計を重く受けとめて、国内人口を1億人を歯どめとしながら、今後子育て支援につきましても考えているようでありまして、本町におきましても人口減少対策会議等の立ち上げもこれから検討してまいりたいというふうに思っております。いずれにしましても、今後他町村の事例を参考としながら事業評価等の部内協議や、あるいは子ども・子育て会議等の意見なども参考にしながら、先ほど教育長のほうから申し上げましたように改めて検討してまいりたいと、これは総体的に検討してまいりたいというふうに考えております。