富良野市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
(1)アニメコンテンツ活用誘客促進事業の検証について/(2)観光行政について/(3)固定資産税について/(4)水道事業について
2025年6月18日、富良野市議会の一般質問で、宮田均議員が「アニメコンテンツ活用誘客促進事業の検証について」「観光行政について」「固定資産税について」「水道事業について」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 関澤博行、経済部長 本田寛康、市民生活部長 北川善人、建設水道部長 西出正人が答弁しました。
- 質問者
- 宮田均 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、総務部長 関澤博行、経済部長 本田寛康、市民生活部長 北川善人、建設水道部長 西出正人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮田均
-登壇-通告に従い、一般質問します。1件目、観光行政について、2項目伺います。1項目め、アニメコンテンツ活用誘客事業の検証についてお伺いいたします。令和3年度に行ったアニメコンテンツ「邪神ちゃんドロップキックX」を活用した誘客促進事業について、市内への誘客実績、現在の事業の取組状況、これからの方向性についてお伺いいたします。続いて、2項目め、ボンチパウダーの取組についてお伺いいたします。本市に降るふわサラな雪をbonchi powderと命名し、市はボンチパウダー推進事業に取り組んでいます。市の事業以外にも、ふらのbonchi powderフェスティバル、bonchi fes.FURANOなど、それぞれ実行委員会が組織され、盆地の名称を冠した事業を通じて富良野市を売り出す取組が展開されています。ボンチパウダー推進事業のSNSの閲覧が伸びていないように、ボンチパウダーの認知の広がりは十分とは言えないのではないでしょうか。課題と考えます。質問、1点目、ボンチパウダーの認知状況の評価と今後の対策について市の考えを伺います。2点目、盆地よりも富良野の名称を世界へ発信し、ブランド力を高めることがより効果的と考えるが、ボンチパウダー推進事業の今後の方向性について伺います。次に、2件目に、固定資産税についてお伺いいたします。地価上昇に伴う固定資産税の上昇について質問します。全国1位の地価上昇に伴う、特に北の峰地区、従来から住んでいて、これからも住み続けよう、続けたいとしている方も大勢いらっしゃるが、住民の本意ではなく地価が上昇している。資産が上がるのは理解するが、固定資産税の上昇もする中、土地を売却し、富良野に住まず、市外へ移転される方もいる。地価上昇に対する固定資産税の市民への対応についてお伺いいたします。続いて、3件目、水道事業についてお伺いいたします。項目1点だけお伺いいたします。水道の水質検査について質問します。山部、富良野地区水道の水質検査で有機フッ素化合物が1リットル当たり27から28ナノグラム検出されたと聞いております。国の暫定目標値1リットル当たり50ナノグラムを下回っていますが、欧州の一部、米国の基準からすると高いと思いますが、市民の健康面への不安から、健康面では大丈夫なのか、原因は何なのか、これからの対応はどうなるのかについてお伺いいたします。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-宮田議員の御質問にお答えします。いただいている通告に合わせて答弁をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。1件目のアニメコンテンツ活用誘客促進事業の検証についてでありますが、市内への誘客効果につきましては、令和4年8月の放送後に北海道大学が実施したアンケート調査で、富良野にぜひ行きたい、または、行きたいと答えた視聴者が78.9%に上ったほか、令和5年度に実施した聖地巡りデジタルスタンプラリーでは511人の参加を得ており、市内12か所に設けたチェックポイントの一つであるフラノマルシェには384人、同じく、富良野チーズ工房には308人、その他のポイントにも多くの方が訪れております。現在の状況につきましては、令和6年3月のデジタルスタンプラリー終了以降、アニメコンテンツに特化した来訪客数は把握しておりませんが、令和7年に入ってからも、へそ神社に来訪者による手書きのキャラクターイラスト入りの絵馬が新たに奉納されているところから、現在もなお市内の聖地巡りをお楽しみいただいているものと認識しております。これらの方向性につきましては、既出作品を活用した新たな事業展開の予定はございませんが、放送局などから新規の企画提案があった場合は、その波及効果などの考察を踏まえ、判断してまいりたいと考えております。2件目の観光行政についてのボンチパウダーの取組についてでありますが、ボンチパウダー推進事業では、富良野盆地の地形と気象条件が生み出すパウダースノーの特性を大学、研究機関とともに検証し、学術的な根拠に基づき、富良野市の冬の魅力として発信してまいりました。ボンチパウダーの認知状況の評価と今後の対策についてでありますが、これまで、旅行博やイベントでのPR、学会での発表やパンフレット、宿泊施設用の啓発物の配付、マスコミ向けのプレスリリース、ホームページやインスタグラム、ユーチューブでの発信を行ってまいりました。本事業が、令和6年、一般財団法人WNI気象文化創造センターの第14回気象文化大賞を受賞したことや、昨シーズンのプロモーション動画の再生回数が16万回を記録したことなど、認知は着実に広がっているものと評価しております。一方、SNSでは、インスタグラムのフォロワー数が1,863人、ユーチューブのチャンネル登録者数が154人にとどまっていることが課題と認識しております。今後の対策としては、情報発信手法の磨き上げを検討しながら、グリーンシーズンからインスタグラムを活用したキャンペーン事業や各種イベントでのPRにより、フォロワー数などの拡大に努めてまいります。次に、ボンチパウダー推進事業の今後の方向性についてでありますが、富良野盆地がもたらすパウダースノーの特性をbonchi powderと称し、富良野市を形容する唯一性、優位性のあるPR素材と位置づけ、引き続き発信してまいります。bonchi powderは富良野市をPRする素材でありますので、発信の際は本市の素材であることが伝わるよう努めておりますが、各媒体において、デザイン性にも配慮しながら、富良野市の表記を分かりやすく認知できるよう、工夫を加えながら引き続きPRに努めてまいります。3件目の固定資産税についての地価上昇に対する固定資産税の上昇についてでありますが、固定資産税は、地価公示価格や地価調査価格、不動産鑑定士による鑑定評価額を参考に、国が定める固定資産評価基準に基づいて算出された固定資産評価額を基に課税標準額を定め、地方税法で定める税率1.4%を乗じて算出しております。近年、北の峰地区における地価公示価格は、土地取引価格の上昇などの要因から大幅に上昇しており、このことで固定資産税の急激な増加が懸念されております。本市におきましては、地方税法の負担調整措置の適用により、課税標準額の上昇を緩やかにし、固定資産税の急激な上昇を抑える措置を講じております。今後も、税制度の適正な適用に努め、税の公平、公正な賦課に努めてまいります。4件目の水道事業についての水道の水質検査についてでありますが、本市の水道水は、水道法に基づき、毎月、水質検査を実施し、安全性を確認しております。水質管理目標設定項目である有機フッ素化合物については、水質管理上、留意すべきものとして水質検査計画に定め、年1回の検査を実施しております。令和5年度、6年度の検査において、中五区水源送水場、下五区水源送水場、布部浄水場、山部浄水場において、国が定める暫定目標値以下の有機フッ素化合物が検出されました。環境省は、暫定目標値以下での健康リスクについては限定的であり、直ちに健康被害が生じるリスクは低いとしておりますが、今後も引き続き、モニタリングを実施し、安全で安心な水道水の供給に努めてまいります。以上です。
再質問 1番 宮田均
まず、1件目のアニメコンテンツ活用誘客推進事業の検証について再質問させていただきます。誘客実績が、いま、市長のほうから発表になりました。令和4年度、5年度、そして、6年度、7年度の数字は取っていないけれども、へそ神社への書き込みなどもあって、まだ続いているのだというようなことでお聞きしましたが、本当に、この数字が、この事業を推進したことによって、市としてはもう成功したという関係で考えているのか、それとも、成功はしたけれども、問題はどこにあったのかという部分もあるというようなことで考えているのか。私は、こういう事業が駄目だとは言っていません。ただ、私もずっと言っているように、富良野市の内容が初めから合っていない、要するに、イメージが、富良野市のこれから向かう観光行政について将来像を描くならば、やはり、こういう内容をもっと精査すべきという観点から、これの事業の内容が……(発言する者あり)この誘客事業の実施が本当に成功したのか、やはり、こういうずれが問題だったのかという部分があるのか、もう一度お聞きします。
答弁 総務部長 関澤博行
宮田議員の再質問にお答えいたします。アニメコンテンツを活用した誘客促進事業を具体的に言いますと、「邪神ちゃんドロップキックX第9話 富良野に潤むラベンダー色の瞳」という作品の関係でございますけれども、こちらの作品につきましては、当初、取り組む前段から、富良野市の認知度が、中高年の部分では全国的に広がっていますけれども、若い世代においては、なかなか富良野市という名前自体が広まり切っていない、また薄れてきているということもあって、様々な年代、様々なジャンルの方に富良野市の魅力を発信できる一つのコンテンツとして捉えて取り組んでまいりました。作品の中では、富良野市のそれぞれの観光地、12か所にも及ぶ観光地を具体的に紹介する中身にもなってございまして、そういった意味では一定の効果があったというふうに思っております。また、作品自体は、テレビ放送がされ、その後、無料の放送などもございましたけれども、現在におきましても、有料動画の配信になりますけれども、U-NEXT、Hulu、ABEMA、Amazonプライムなど、そういった動画配信サービスで引き続き配信をされて、見ていただくことができます。「邪神ちゃんドロップキック」自体につきましても、この続編についてもつくられておりまして、そういった一定のファンの方には非常に評価が高かったというふうにも伺っております。市長の答弁の中で、北大の行ったアンケートのお話もありましたけれども、その翌年、令和4年11月にツイッターで行ったアンケートでは、富良野市のイメージが上がった、とても上がったというものを合わせて93%の評価をいただいております。そのことをもってこの取組が成功したのかどうなのかという評価については非常に難しい部分があるのかと思いますけれども、当初予定していたものに関しましては一定の成果が出せたと思っていますし、引き続きの効果を、少なくとも放送という部分ではつなげていけるのではないかと認識してございます。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
端的に聞きます。令和7年度は取り組んでいないような形だとは思うのですけれども、今後、このまま、この邪神ちゃんの事業はやめるのか、それとも、ふるさと納税の中でもまた続けていくのか、ここら辺をお聞きしたいと思います。
答弁 総務部長 関澤博行
宮田議員の再々質問にお答えいたします。アニメコンテンツを活用した誘客促進事業につきましては、単年度、複数の年にまたがりましたけれども、一つの作品をつくるクラウドファンディング型のふるさと納税を活用しての事業ということで取組を行ってまいりました。その後、具体的に本市として行った事業といたしましては、観光協会に委託してということになりますけれども、デジタルスタンプラリーの取組を行ってきてございます。市長からも答弁させていただきましたけれども、今後の方向性については、いまのところ、新たにアニメ作品をつくっていくということは予定してございません。あるとすれば、この間、作成した作品をもっての新たな企画などがもしございましたら、その効果ですとか、そういったことを踏まえながら検討してまいりたいというのがいまの立場でございます。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
続いて、次の2項目めのボンチパウダーの取組について再質問させていただきます。いま、ボンチパウダーの回答をいただきました。一方では、いま、SNS、それからユーチューブですか、それが伸びていないということで返答をいただきましたけれども、そこら辺は課題なのではないかというようなことでお聞きしましたけれども、本来でいきますと、私の考えだと、ボンチパウダーの盆地というのは日本でもたくさんございます。盆地というのを売って、では、どうするのだという形、ボンチパウダーということで言うならば、私は富良野パウダーでもいいのではないかと。私は、富良野市を世界的にもっともっとブランド化していって、そして、富良野という名前を、世界にずっと売っていくというのがより必要ではないかと思いますが、この点についてお伺いいたします。
答弁 経済部長 本田寛康
宮田議員の再質問にお答えいたします。ボンチパウダーの関係で、盆地を世界に発信していくよりも、富良野市をブランド化して世界に発信していくほうが有効ではないかというような御質問だと思いますので、お答えしたいと思います。まず、富良野市は、皆様も御存じのとおり、ワールドカップを10回開催したスキーのまちとして私どもは発信をしてまいりまして、その認知はいっとき高まっていたものというふうに思っておりますが、先ほどの総務部長答弁の中でもありましたけれども、富良野市自体を知らない若い人たち、若い年齢層が増えているというところが課題になっておりますので、富良野という名前だけでブランドを売っていくというようなプロモーションの仕方には限界があるものというふうに思っております。そのために、様々なコンテンツをつくり、富良野の名前とともにプロモーションをしていくことが重要と考えているところでございます。まず、いまのお話は一般論でございますので、これからボンチパウダーのお話をしていきたいと思っておりますが、なぜ盆地なのかということでございますけれども、パウダースノーについては、北海道内であれば、新雪が降ればもうパウダースノーを満喫できるような状況というのがございます。ですから、スキーヤーは、新雪が降る天気予報に合わせて移動しながらスキーを楽しむ状況になっているというような状況です。そんな中でも、本市は、盆地の地形であるために、降雪量については、若干、他地域、他のスキー場エリアとは少し劣るかもしれません。その中でも、私どもの盆地の低温でさらっとした雪質、そういったようなことをプロモーションの中で特性として訴えて、私どものスキーエリアの優位性、そういったところを訴えていくというのがbonchi powderプロジェクトの趣旨として行っているところでございます。こうしたところをいろいろな層に訴えながら、富良野の雪質を私どもの観光のアイデンティティーとして訴えていくということを、今後も継続してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
いま、盆地に降る雪のよさ、そういう富良野市のふわサラの雪の状況というのは、富良野市の特異なものだというのは非常に理解するところなのですけれども、外国人からよく聞かれるのは、盆地とは何だと。そうすると、私みたいな英語力のないのは盆地の説明をするのも大変だと。おまけに、盆地のパウダーとは何だという、そうすると、盆地で、一体、SNSで検索、あるいは、ユーチューブなんかでbonchi powderで検索してくれるかというと、そんなことはないと思います。やはり、富良野、パウダースノーとか、富良野が入っているほうが検索は非常に多くなるのではないかと。この点について、もう一度質問させていただきます。
答弁 経済部長 本田寛康
宮田議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、外国人、一般の方も含めてだと思いますけれども、盆地とパウダースノーの関連性について、なかなか説明が難しいとか、あるいは浸透しづらいという御指摘について答弁させていただきます。まず、先ほども申し上げましたが、北海道内の他地域のパウダースノーとの差別化を図るために、富良野市の盆地の気候、風土が生み出す雪質の特性をPRしているところであるのですけれども、富良野市の地理、地勢を御存じない方には、説明をするのですけれども、なかなか理解をいただくのが難しい機会というのが確かにあると認識をしているところでございます。私どもも、いろいろな、そこでは発信を行っておりまして、例えば、ユーチューブで公開をしているプロモーション動画の中でも、富良野盆地の内陸性気候地帯に降り積もる雪はふわサラで柔らかく、世界を見ても非常に優れた雪質であると言われていますというようなテロップをつけたものを流しまして、スキーに興じている動画等も併せまして、そういったbonchi powderの特性についても紹介してきているところでございます。今後、こういった動画、SNS、こういったような媒体で、こうした盆地の気候、地理、地勢が生み出すパウダースノーがいかに特徴的なものなのか、また、ふらサラで楽しめる雪なのかというようなところをいかに伝えていくかということについて、効果的な発信内容について、今後も研究しながら発信に努めてまいりたいと思っております。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
いまの回答の中身はよく分かるのですけれども、僕は、実際の話、現地へ行って外国人の方とお話ししたり聞いたりするわけなのですね。そうすると、やはり、bonchi powderで売る場合は富良野となかなか結びついてこない、それから、盆地と富良野を売るのだったらやはり富良野のパウダースノーのほうが国際的にも分かりやすいし、ブランド力向上にもなるのではないかというような声を現実的に外国人から聞きます。そういう面で、いま一度、これからのボンチパウダーの方向性について、これから、もうちょっと富良野のブランド力というのを上げていくような、そういう、盆地を売るのではなくて、富良野のブランド力を上げるのだということで、もう一度、再度お伺いいたします。
答弁 経済部長 本田寛康
宮田議員の再質問にお答えいたします。まず、ボンチパウダーの名称に関しての御意見については、議員からの御指摘以外にも、私も、直接、御意見をいただいているのはお聞きしておりますので、御意見としては承りたいと思っております。これまでも、bonchi powder単体で、もしくは盆地として発信しているのかというと、決してそうではなく、富良野市をPRするためにbonchi powderというコンテンツを使ってPRをしているつもりでございますので、市長答弁の中でもお話をさせていただきましたが、あくまでも富良野市をPRするための素材として活用しながら、今後も富良野の名前を高めていく、ブランド力を高めていくというような方向性で発信してまいりたいと思っております。今後のいろいろな発信の中で、富良野とbonchi powderがつながるように発信していくべきというようなことについては、もうそのとおりでございますので、私どももこれまでもそのように努めてきているつもりでございますが、その点を肝に銘じながら、今後ともプロモーションに努めてまいりたいと思っているところでございます。以上です。
再質問 1番 宮田均
次の再質問をさせていただきます。固定資産税について、地価上昇の要因としまして、直接・間接的に外国人の土地取得が上昇の要因と考えます。現在、北の峰地区以外でも市内地価が高騰しているという現状がございます。地価の高騰は、固定資産税の上昇はもちろん、市民全体にも大変大きな影響があるということで、いまでも高いと言われている家賃への影響、飲食店などの商品への転嫁なども考えられます。外国人の土地取得がこれ以上続けば、一般市民は富良野市に住みづらい状況が生まれるのではないか。デンマークでは、不動産の売買は国籍を取得することが義務づけられている。5年以上の国内での就労と居住、そして、デンマーク語を話せるという条件、テストがあります。市も、地価上昇、固定資産税の上昇を抑える手法を考え、市民への対応が必要と考えますが、まずは、こうやって、今後のこういう地価上昇も含めた税が上がることを抑えるために、市も、先ほどは、国の措置として年に1回ずつの特別な措置をしているというようなことで、具体的にはお話になりませんでしたけれども、そこら辺、一つ、国の固定資産税の税制、これが、市民対応になる、どういうふうに具体的に行われているのかということをお聞きします。
答弁 市民生活部長 北川善人
宮田議員の再質問にお答えさせていただきます。地価の上昇ということで、近年、新聞等でも地価公示価格の上昇については富良野市が全国1位という部分は報道されております。確かに、地価公示価格が上昇することによって、固定資産税、従来から住んでいる方、特に年金生活者の方にとっては固定資産税が高くなるのではないかというような不安があるというお話も聞いております。ただ、先ほど市長答弁にもございましたとおり、固定資産税につきましては地方税法に基づいた部分でございますので、これは法定税になります。先日、宿泊税を可決していただきましたけれども、これは法定外になりますので、法定税におきましては、国の基準によって制度で定められているものでございます。その中でも、地価の上昇に伴って固定資産税が急激に上がらないような措置として、負担調整措置というのがございます。固定資産税は、3年に一度、評価替えというのがございますけれども、その3年間のうちに急激に評価額が上がらないようにということで、最高でも5%の上昇率までを刻みながら持っていくという制度でございます。この金額につきましては、いま現在、北の峰地区においては、本来の評価額には到底追いつかない金額で、これにつきましては、5%のそういった措置をしながら、急激な負担がないように措置させていただいているところでございます。もし、これを、いま、1.4%の固定資産税の税率ですけれども、これは全国一律になっている標準税率となっておりますので、この部分を変えることはできませんので、そういった意味では、地方税法に基づく措置として、きちんと適用できるものは適用していきたいと考えています。もう一つ、市内でも高騰しているというようなお話がございましたけれども、いま現在、この負担調整率の対象になっているのは北の峰地区のみとなっておりますので、それ以外、一時期、マルシェ付近が上がりましたけれども、そちらにつきましてはもう負担調整は行っていない状況になっております。そういった部分で御理解いただければと思います。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
固定資産税の税率が、北の峰地区がいま該当になっているということです。これは、やはり、市内のほうも非常に上がってきているということなのですけれども、今後、市内のほうも上がってくるとこういう措置が随時適用されていくということで考えてもよろしいでしょうか。
答弁 市民生活部長 北川善人
宮田議員の再質問にお答えいたします。先ほどの答弁の中でも、私のほうから3年に1度の評価替えということをお話しさせていただきました。いま、令和7年度の固定資産税が発布されておりますけれども、これは、令和5年の1月1日現在の評価額を基準として計算されております。次は令和9年度から評価替えが始まってきますけれども、これにつきましては、令和8年1月1日現在の評価額を基に算出されていくものでございます。令和8年1月1日現在で、まちの中、どこかの地域におきまして急激な上昇があった場合には負担調整措置をさせていただきたいと考えておりますので、御理解いただければと思います。
再質問 1番 宮田均
続いて、件名4件目の水道事業の水道の水質検査について再質問させていただきます。国の暫定目標値、これには達していないわけなのですけれども、欧州の一部、ドイツなどでは1リットル当たり20ナノグラム、それから、アメリカでは1リットル中4ナノグラムという基準からすると少し多いのかと。これは、非常に、有機フッ素化合物というのは自然界にはないものであって、なかなか、まだまだ、いろいろな報道機関でもその原因がはっきりしているところと、はっきりしていないところというのが非常に見受けられて、この有機フッ素化合物が、まず、健康面で問題がないということで片づけてもよろしいのかどうか、お聞きいたします。
答弁 建設水道部長 西出正人
宮田議員の再質問にお答えいたします。現在、富良野市で使っている水道水の中で、何箇所か、暫定目標値1リットル当たり50ナノグラム以下の有機フッ素化合物が検出されたということで、健康の問題ということかと思います。そちらにつきましては、いま現在、国で1リットル当たり50ナノグラム以下とする暫定目標を定めておりますけれども、これにつきましては、体重50キログラムの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたものとなっております。この基準から考えまして、富良野市の水道水はいまのところ健康に問題ないと考えております。確かに、アメリカですとか欧州の一部でさらに厳しい基準を設けているところはございますけれども、現在の日本での暫定目標値ということで、そちらの基準で考えて健康被害の問題はないものと考えております。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
いま、全国いろいろなところから出てきているというこういう数値に、令和2年から検査が始まりまして、非常に注目して、まだ国もこれから一体どういうふうにやっていくのかという最中のところだと思います。それで、これは、富良野市としても、この山部、それから下五区ですか、これの2点で、国の暫定目標値以下ですけれども、これは自然界には存在していない物質だということで、これの原因の究明というのはこれから行われるのでしょうか、どうなのでしょうか。
答弁 建設水道部長 西出正人
宮田議員の再質問にお答えいたします。現在、富良野市の上水道、簡易水道の中で、下五区、中五区、山部、布部の4か所で暫定目標値以下の有機フッ素化合物が検出されております。これの原因ということですけれども、有機フッ素化合物の中で、これまで多く、幅広い用途で使われていたものとして、PFOSとPFOAと二つの大きなものがあります。金属メッキ処理剤ですとか泡消火剤、また、フッ素ポリマーの加工ですとか、界面活性剤などに使用されていたものとされております。議員がおっしゃられたように、自然界には存在しないということで、原因究明ということなのですけれども、実際にそういった加工施設などが、先ほど言ったメッキだとかフッ素ポリマー加工とか、そういった施設があれば、そういったところを特定するということになりますけれども、なかなか、現在、その原因究明というのは非常に難しい状況にあります。特に、地下水などから出てくるものについては本当に非常に難しい、原因を追っていくのは難しい状況になっております。今後とも、国、北海道の指導もいただき、原因の調査研究を進めていきながら、安全・安心な水道水の確保ということで行っていきたいと考えております。以上でございます。
再質問 1番 宮田均
原因追及は非常に難しいということなのですけれども、今後も、ずっと、国のほうの指導もございます、定期的に検査していかなければいけないという。こういうこれからの対応策、これについて、もう一度、お伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部長 西出正人
宮田議員の再質問にお答えいたします。これまで、有機フッ素化合物につきましては、暫定目標値ということで1年に1回の検査ということで行ってきております。ただ、2026年度からPFASの水質基準の検査が義務化されます。水質基準につきましては、これまでの暫定目標値であります1リットル当たり50ナノグラムをそのまま継続しておりますけれども、3か月に一度の検査、また基準値の法定義務化といったところがありますので、これにのっとりまして、モニタリングしながら、水質の確保に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。