みんなの議会

富良野市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日

手話に関する条例化の取組について

2025年3月7日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「手話に関する条例化の取組について」質問し、市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史が答弁しました。

質問者
大栗民江 議員
答弁者
市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 大栗民江

-登壇-おはようございます。通告に従い、一般質問します。1件目、手話に関する条例化の取組についてお伺いします。1項目、手話言語条例の取組についてです。この内容については、令和2年第3回定例会、令和6年第1回定例会に続き、3度目の質問になります。令和6年に条例化の取組につきましては、既制定市の条例などを参考に、情報収集及び関係機関との意見交換に努め、条例化に向け検討してまいりますとの御答弁をいただいてより1年が経過します。本年、国におきましては、11月に日本で初開催となる第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025は、100周年の記念大会でもあり、手話の普及などを目指すための法案について、デフリンピック開催までに成立を目指す考えを示されております。大会の成功とともに、国籍や言語の違いにかかわらず、誰もが安心・安全に生活できるよう、情報アクセシビリティー・コミュニケーション対応の省庁横断的な環境整備や共生社会に対する社会全体の意識向上につなげていく取組を加速されています。そこで、富良野市において検討されている手話に対する条例について、進捗状況をお伺いします。2項目め、全国手話言語市区長会への加入についてです。手話に関する条例化に併せ、様々な法令や先進事例の情報収集などを参考とした具体的な取組が必要と思います。聴覚障がい者の自立と社会参加の実現を目指すとともに、各自治体における手話などの関連施策の情報交換などを行うことを目的に設立された全国手話言語市区長会には、北海道内35市中25市が加盟しております。うち23市が条例制定済みで、士別市は令和7年2月19日に条例が成立されました。士別市みんなでささえる手話言語条例が制定された2月19日には、私も北海道ろうあ連盟より御案内を頂戴し、同行させていただきました。士別市は、令和5年に全国手話言語市区長会に加盟され、翌令和6年に条例を策定し、令和7年1月6日からパブリックコメントを行い、2月19日の条例制定へとスピード感のある取組をされていました。士別市みんなでささえる手話言語条例は、聴覚障がい者とその支援者との協議を令和6年9月から延べ7回開催し、条例の名称や手話表現の前文は、聴覚障がい者とその支援者自らが考えられたもので、合理的配慮を込めた手話表現が併記されている条例は全国的にも珍しいと伺い、自分も条例制定の成立の感動の場面を共有させていただきました。また、令和6年9月、全国手話言語市区長会が主催する手話劇祭が旭川市で開催された際に、自分も聴覚障がい者や富良野市民とともに参加をしてまいりました。この手話劇祭は、手話言語から生まれる文化やその魅力を広めるため、また、聞こえない世界や感性に地方都市でも触れられることを目的に、全国の加盟市区から毎年の開催地を選ばれており、令和6年度は、平成29年に加盟している旭川市が立候補して開催地になった演劇祭でありました。当日は、「みんなのデフリンピック」の上映や公演のほか、福岡県の聾劇団による手話劇をはじめ、旭川東高校ダンス同好会による手話ダンスパフォーマンスや大阪の手話エンターテインメント発信団による手話コントのほか、市民ステージでは手話を使った活動をしている旭川市内の保育園や短期大学と手話サークルからの手話歌が披露され、最後は出演者と参加者が一緒に「幸せなら手をたたこう」を歌い、会場が手話で一体となる祭典でした。国内外から集われた参加者や出演者などが、聞こえない、聞こえにくい人と聞こえる人が共に楽しめる手話劇祭にとても感動いたしました。本市においても、情報収集や意見交換などによりスピードを加速して取り組むために、全国手話言語市区長会に加盟をすべきと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-おはようございます。大栗議員の御質問にお答えします。1件目の手話に関する条例化の取組についての1点目、手話言語条例の取組についてでありますが、障がい者の権利に関する条約や障害者基本法において手話は言語として位置づけられたことによりまして、北海道内においては、北海道並びに北海道内24市で手話言語条例が制定されております。本市といたしましては、第5期富良野市障がい者計画における施策として、手話通訳者の派遣や手話奉仕員養成講習会を実施しているほか、令和6年8月に開催されたいけまぜ夏フェス2024inふらのにおいては、サポーター説明会や開催時に手話通訳者を派遣するなど、手話を活用したコミュニケーションの推進に取り組んでまいりました。条例化の取組につきましては、これまでの手話の普及や理解を深める取組を継続するとともに、既制定市の事例等を参考に関係機関との意見交換を行っているところであり、条例化に向けた具体的な取組を進めてまいります。2点目の全国手話言語市区長会への加盟についてでありますが、全国手話言語市区長会は、手話言語条例の制定を検討する自治体が増える中で、手話言語とは何か、また、手話言語条例の基本的な内容や意義について研修と情報交換を行うため、平成28年に設立され、手話言語条例を考える行政担当者学習会の開催や助成事業を実施しており、現在、道内では25市、全国では647市が加盟しております。本市といたしましては、手話に関する条例化に向けた取組を進めるとともに、全国手話言語市区長会への加盟について検討してまいります。以上でございます。

質問 11番 大栗民江

大変前向きな御答弁をいただいたと思っております。市長のほうからは、具体的取組を進めていくという御答弁でございました。この中で、具体的な取組に関しまして、今後どのように進められていくのか、スケジュールなどについてあれば教えてください。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

大栗議員の再質問にお答えいたします。手話言語条例の今後の取組のスケジュールについてでございます。今後、令和7年度中に日常的に手話を使っている方々などとの意見交換やアンケート調査などを検討してございます。それを経て、令和7年度中に議会へ御提案できるよう進めてまいりたいと考えてございます。以上です。

質問 11番 大栗民江

実は、デフリンピックは、最初の質問のときに100周年ということで御紹介をいたしましたが、実は、デフリンピックは夏と冬がございます。昨年、2024冬季デフリンピックがトルコでございましたけれども、実は、そこに日本代表選手団として行かれている方が富良野市に在住をしております。その方は、日本語手話もできるし、国際手話もできる方です。そういう方が富良野市に在住しているというのは、私はすごい富良野市の財産だと思っております。デフリンピックのそういう方がいらっしゃる中では、御主人は日本のデフスキーですとかデフボード、これの第一人者、また、奥様もスキーの資格を持って頑張っていられる方、そういう方々が富良野市にいらっしゃるというのはすごいことだと思います。実際、富良野市に訪れてくださる聴覚障がい者の方々は、富良野市に住んでいらっしゃる障がい者の住民数よりも多い、こういう現状にあるということが言われております。しっかりと令和7年度中に議会に提案ということで進めていかれるようでございますので、まずは行政から、そして、富良野市に訪れてくれる観光客とか、そういう方々にも障がい者に優しいまちだということをアピールしていただけるような、そういう取組といいますか、省庁横断的に、経済部などではどういう方々が富良野にいらっしゃってくださっているかとか、そういう省庁横断的な取組も必要かと思いますが、この点はいかがでしょうか。

再質問 11番 大栗民江

先ほどの質問は条例制定後のことに思いを込め過ぎましたので、再質問の内容を取り下げまして、今後の取組に御期待を申し上げるところです。以上です。

出典:富良野市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる