富良野市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月4日
北市長へ市政執行方針について
2021年3月4日、富良野市議会の一般質問で、石上孝雄議員が「北市長へ市政執行方針について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。
- 質問者
- 石上孝雄 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 石上孝雄
-登壇-民主クラブを代表して、北市長へ市政執行方針について質問いたします。市長就任以来、4年目を迎える北市長に伺います。将来にわたり、持続可能な自立都市として存続し、若い世代が子育てしやすい環境を初めとする定住化策や少子化対策のほか、新庁舎建設の着実な推進、または、防災対策や農業農村整備事業を継続していくとありますが、コロナ禍にあるいま、持続可能な行政運営を求められるゆえに、いままで以上に重点的、効果的、効率的に対応し、誰ひとり取り残さない社会の実現に全力を傾注していくとありますが、過年度中にあった洗い出しの課題、積み残し、新年度中にその課題をどう整理し、重点を置いて実現していくのか、その重点政策について伺います。1、健幸都市について。市長は、当初より、この施策を進め、幾つかの政策予算を打ち出してきました。コロナ禍にあって、全世代が新しい生活様式の実践をし、社会参加や健康づくりを積極的に行い、人も経済も元気なまちを目指すとありますが、市の予算の33%ほどは民生費であり、経済も極めて厳しい状況にあります。この厳しい中での健幸都市をどう構築していくのか、お伺いいたします。次に、スマートシティーの推進について伺います。市民の暮らしや仕事、行政のデジタル化により、生活や環境の最適化が図られ、持続可能な都市を構築するものであり、知見やノウハウを有する民間企業からのデジタル専門人材の派遣を受け、スマートシティーに向けた調査、実証実験などに向けた取り組みを推進していくとありますが、どのような構想があるのか、伺います。また、農業や観光、市民の健康、交通、教育など、さまざまな分野でICTの恩恵を市民が享受できるデジタル社会の実現を図っていくとありますが、どのような手法を取り入れて実現していくのか、その可能性について伺います。次に、共創(51ページで訂正)のまちづくりについて伺います。どのまちでも、市民と行政がともにつくり出すまちづくりは、住んでよかったと思えるものがあると思います。人口減少、少子高齢化は、多くの課題を出しております。共創のまちづくりをどのような形で進めていくのか、伺います。次に、主な施策について伺います。四つのコンセプトに始まる第6次富良野市総合計画は、令和12年度までの10年間の新たなまちづくりの指針として、また、総合計画、総合戦略の基本的考え方をより具体的に四つのコンセプトごとにどのような内容を検討されているのか、富良野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の従前に比べ、本市の新しい進め方の考え方をお伺いいたします。次に、教育行政執行方針について伺います。最初に、新型コロナウイルス感染症がまだ終息していませんが、市内の学校においては、教育環境も変化している中、感染者もなく対応、運営されていることに感謝いたします。1、学校教育について。第3次学校教育中期計画と第7次社会教育中期計画を包括した第1次富良野市教育振興基本計画が策定され、令和3年度から始まります。包括したことによる、いままでの計画との違いについて伺います。また、策定に当たり、第3次学校教育中期計画の中で取り上げられていた課題について、検証結果はどのような内容だったのか、また、検証結果はどのような形で包括されたのか、伺います。2、ICT教育について。GIGAスクール構想も新型コロナウイルス感染症対策として前倒しされ、2020年度中(51ページで訂正)にほとんどの自治体でICT環境が整備されていますが、当市では、現在、子供たちはどのようにパソコンやタブレット端末の教育を受けているのか、個々へのタブレット端末の提供はどのような変化をもたらしているのか、また、教員のICT研修はどのようにされているのか、伺います。新年度から、新たな学習支援ソフト導入による授業、家庭学習における効果的な活用について、家庭学習ではどのような活用を考えているのか、また、家庭での対応はどのようなことがあるのか。また、学びの保障に向け、遠隔授業やオンライン学習などを積極的に推進するとしているが、不登校児童生徒にはどのように対応していくのか、また、通信環境を持たない家庭への通信機器支援はどのような方法で推進していくのか、具体的な内容をお伺いいたします。ICT機器は強く視覚を刺激しますが、その対応をどのように考えているのか、伺います。3、適正配置について。小・中学校の適正規模、適正配置については、義務教育学校、樹海学校の開校に向け、学校、保護者、地域とともに準備をしていると聞いているところです。また、他の学校についても、富良野市立小中学校の適正規模及び適正配置に関する改正指針に基づき、保護者、地域との共通認識、理解のもと、議論を進めていくとされておりますが、少子化による現在の学校のあり方を検討せざるを得ない学校に対し、教育委員会としてどのようなスケジュールで対応していくのか、また、進捗があれば、お聞かせください。4、社会教育について。切れ目のない子育て支援について。富良野市第2期子ども・子育て支援事業計画が、子育てを取り巻く環境の変化などを踏まえ、市民の声を聞きながら策定されました。令和2年度から5年間の計画期間で、本市に居住する全ての子供と子育て家庭を対象にするものです。今回、基本方針にある市全体で子供、子育てを支える施策において、関係部署と連携し、切れ目のない、安心して子育てができる包括的な相談、体制づくりを進めるとしているが、いままでも連携されていると思いますが、これからはどのように取り組み、どのように推進されるのか、お伺いいたします。以上、申し上げ、代表質問といたします。
質問 7番 石上孝雄
-登壇-訂正をお願いいたします。共創のまちづくりを共生のまちづくりと発言してしまいました。正しくは、共創のまちづくりです。訂正をお願いいたします。また、先ほど申しました教育行政執行方針の中のICT教育について、2002年度中と申し上げましたが、正しくは2020年度中です。訂正をお願いいたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-おはようございます。民主クラブ、石上孝雄議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えします。1件目の重点政策についての健幸都市についてでありますが、健幸都市を構築するためには、いつまでも健やかに暮らし続ける健康寿命の延伸と生きがいを感じる生活環境の整備が重要と考えております。具体的な施策として、生活習慣病の予防、健康マイレージ事業による主体的な健康づくりの推進、高齢者保健事業と介護予防の一体的な実施に取り組んでまいります。また、市民協働活動やボランティア活動の推進、ふれあいサロンなどの通いの場の普及拡大など、幸せを実感できる社会参加を促進してまいります。次に、スマートシティーの推進についてでありますが、スマートシティーの構想につきましては、ICTを活用することで、市民の健康の見える化や健康づくりに対するインセンティブが働き、市民が健康で幸せが実感できるスマートウエルネスシティーを目指すとともに、地域交通の充実に向けたスマートモビリティシティーに関する計画を策定しているところであります。ICTの導入に当たっては、調査、分析、実証実験を行いながら運用してまいりますが、市民の皆様のICTに関する意見の把握とともに、高齢者などに配慮した取り組みを進めてまいります。次に、共創のまちづくりについてでありますが、第6次富良野市総合計画は、まちづくりのコンセプトとして、四つのWA!と共創、デジタルの二つのアプローチで構成されております。多様な立場の人たちが対話を重ね、新しい価値をともにつくり上げていくため、市民に身近な課題や将来の富良野についてなど、テーマごとのワークショップで市民がアイデアを出し合う場を設け、その中から出されたアイデアを形にする仕組みを構築することで、行政、市民、企業、NPOなどさまざまな主体がかかわり、ともにつくり上げるまちづくりを目指してまいります。2件目の第6次富良野市総合計画についてでありますが、まちづくりの四つのコンセプトの内容は、「輝く。つながり合う。ひとのWA!」では、市民の幸福度を定期的に測定し、施策の見直しなどに活用できる仕組みづくり、子育てに対する体制及び支援の強化、みずから健康に関心を持ち、自発的な健康習慣につながる環境づくりなどとしております。「創る。まわす。しごとのWA!」では、新たな挑戦者、就農、企業の受け入れ体制の強化、地域内産業の魅力の再構築により、付加価値の強化、所得の向上などとしております。「想う。みがき合う。まちのWA!」では、人、情報、もの、カネ、場所などをつなげるための新たなマッチングシステムの構築、ブランド力向上のためのシティプロモーションとしております。「感じる。つなげる。自然のWA!」では、美しい自然や景観の小さな変化に気づき、改善につながる仕組みの構築、農村景観の維持としており、これらを主な施策として進めてまいります。次に、富良野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の進め方についてでありますが、第2期の総合戦略は、第6次富良野市総合計画と関連することから、基本計画の重点施策として位置づけ、これまで総合計画、総合戦略のそれぞれで設定していた成果指標、KPIと検証作業を一つの計画として行うこととしております。以上です。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-おはようございます。民主クラブ、石上孝雄議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目の学校教育についてでありますが、これからの予測困難な社会を生きるために必要な資質、能力を育むためには、社会とのつながりを重視し、子供たちが社会とのかかわりの中で社会的、職業的自立に向けた学びを積み重ねることが求められます。このため、学校教育が地域の教育資源を活用する社会教育との一層の連携と一体的推進が必要であることから、第1次富良野市教育振興基本計画としてまとめ、幼児期から生涯にわたって学び、活躍できる教育環境の実現に向けた方向性を示したところであります。次に、第3次学校教育中期計画の課題と検証結果につきましては、教育振興計画において、15施策32項目ごとに現状と課題を捉え、施策の方向性、主な取り組み、施策を示しているところであります。主なものとしては、一つ目に、家庭における学習の時間確保への課題については、家庭学習の手引を作成し、保護者と連携した家庭学習の充実を図る、二つ目に、外国人との触れ合う機会の充実への課題については、市内在住の外国人との交流機会の創出に努める、三つ目に、筋力、持久力、走る力など体力への課題については、家庭や地域と連携、協働して体力向上を目指すなどと示したところであります。2件目のICT教育についてのタブレット端末の教育でありますが、児童生徒は、各教科でインターネットを活用した調べ学習や学習ドリルアプリ、プログラミングなどの学習活動や学習課題に取り組んでおり、子供たちの興味、関心などに応じた主体的な学びが進んでおります。次に、教員のICT研修につきましては、令和2年度よりICT活用推進委員会を設置し、各学校の取り組みの共有や研修を行い、教員の資質、能力の向上に努めております。また、家庭においては、新たな学習支援ソフト導入による児童生徒の特性や学習進度に応じた反復学習や、学校からの配付物、健康観察、アンケート実施などの活用を考えております。次に、不登校児童生徒に対しましては、遠隔・オンライン教育を活用した学習を出席扱いとするなどを検討してまいります。次に、通信環境を持たない家庭については、Wi-Fiルーターの貸与を行ってまいります。次に、ICT機器の活用においては、文部科学省の児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックを活用し、教室環境、児童生徒の行動や姿勢に留意し、健康面に関する指導を行ってまいります。3件目の小・中学校の適正規模、適正配置についてでありますが、各学校に対しては、富良野市立小中学校の適正規模及び適正配置に関する改正指針に基づき、今後の児童生徒数の推移や小規模校の課題、対応策について情報提供し、保護者や地域と情報共有を図りながら、子供たちにとってよりよい教育環境に向け、協議を進めております。布礼別小学校においては、布礼別、富丘地区の事前の協議に基づき、本年1月に布礼別小学校の未来を考える会が設立され、地域の子供たちの将来に向け、共通認識を図りながら協議を進めております。4件目の切れ目のない子育て支援についての包括的な相談、体制づくりにつきましては、現在、保健医療課とこども未来課を中心に、新庁舎完成後の保健センターの機能充実、強化の検討を行ってまいります。具体的には、妊娠から出産、ゼロ歳から18歳までの子供の発育、発達、子育ての悩みなど、総合的に相談や支援ができる体制と、家庭児童相談室を中心とした虐待などの要保護児童を地域で見守る支援体制などの機能を考えているところであります。以上でございます。