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富良野市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

令和5年度市政執行方針について

2023年3月7日、富良野市議会の一般質問で、石上孝雄議員が「令和5年度市政執行方針について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。

質問者
石上孝雄 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 石上孝雄

-登壇-民主クラブを代表して、令和5年度市政執行方針について質問してまいります。令和3年度からの第6次富良野市総合計画が始まり、三つの重点政策、健幸都市について、ゼロカーボンの取組について、デジタル化の推進について、主な施策については、輝く。つながり合う。ひとのWA!、創る。まわす。しごとのWA!、想う。みがき合う。まちのWA!、感じる。つなげる。自然のWA!を目標に掲げ、本年で3年目を迎えようとしています。しかし、新型コロナウイルス感染症による世界的な経済の停滞、また、1年が経過したロシアにより始まったウクライナ侵攻では、食料、化石燃料、その他、挙げれば切りがないほど高値が続き、企業経営、市民生活は深刻さを増しております。この状況が早く終息し、スムーズな第6次富良野市総合計画が進行できるよう願うばかりです。健幸都市については、科学的根拠に基づく健康支援やふらの健幸ポイント事業などの行動変容促進など、保健医療分野での健康増進施策に加え、生活環境整備や地域コミュニティー、産業振興など様々な分野と連動させ、まちそのものを健幸にすることにより、市民一人一人が自然に健康で幸せを実感できるまちづくりの構築を目指すとあります。事業費の拡充で、どのような効果がさらに期待できるのか、幸せはポイントで実感できるのでしょうか、お聞きします。幸せの度合いは人それぞれだと思いますが、考え方をお聞かせください。次に、ゼロカーボンの取組について伺います。2050年ゼロカーボンシティーの実現に向け、行政はもとより、市民、事業者等、オール富良野で取組を進めていくとあります。これまで、ごみのリサイクルの取組は、歴代市長4代にわたり続けられ、リサイクル率は90%を超える回収率になっており、全国の先進事例にもなっております。また、令和4年9月に供用を開始した新庁舎は、地下熱を利用した空調設備を使用し、照明器具はLEDを使用し、光熱費の削減に努め、また、太陽光発電設備導入などへの支援拡充の取組などで脱酸素を進めるとあります。脱炭素ロードマップの推進を図るため、知見、技術を持った企業と連携しながら、市民と行政が一体となり、二酸化炭素排出量の実質ゼロに向け、協議をスタートさせるなど、脱炭素化の取組を新しい地域活力の創造につなげ、持続可能なまちづくりを進めるとありますが、令和5年はどのような考えを持って進めていくのか、また、将来はどのような形になればいいのか、その考えをお聞かせください。次に、創る。まわす。しごとのWA!の鳥獣害対策について伺います。ここ数年、熊、鹿、アライグマなどの頭数が目に見えて増えている実感があります。富良野市の基幹産業である農産物被害は特にひどく、また、農作物被害にとどまらず、最近は、行動範囲が広がることで交通事故、熊との遭遇での人身事故も実際に起こっており、深刻な状況と考えます。アライグマなど中型動物は、自主的努力で防止対策もできますが、熊、鹿などの大型動物はどのような対策をどう進めていくのか、また、ハンターの育成並びに確保はどのように取り組まれていくのか、伺います。次に、企業誘致の推進について伺います。地域資源を活用した企業の立地に向け、継続した協議を進めるとともに、今後の誘致に向けた情報発信を進めるとありますが、地域資源を活用する企業とはどのような企業をイメージしているのか、また、情報発信はどのように進めていくのか、お伺いいたします。次に、想う。みがき合う。まちのWA!の公園緑地の整備について伺います。公園の適切な維持管理を行うとともに、公園施設長寿命化計画に基づき、曙公園ほか5公園の遊具更新や栄町公園のネットフェンス修繕を進めるとあります。小児用だけでなく、成人向けの健康遊具設置などは考えているのか、伺います。次に、中心市街地の活性化について伺います。東5条3丁目地区市街地再開発事業の事業採択に向け、計画コーディネート業務を実施していくとあります。令和5年度はどの程度の進捗になるのか、現在の進捗状況も併せてお聞かせください。次に、地籍調査について伺います。事業の遅れは当初からで、本来であれば東山地区は、とうに完了しているはずです。地籍調査事業は、もっと加速し、推進すべきと考えますが、見解を伺います。次に、ふるさと納税について伺います。シティープロモーションの取組と連動して、富良野の豊かな特産品やまちの魅力を積極的にPRすることで、寄附金額のさらなる向上を目指すとあります。令和4年の大幅な上昇は、市長部局の努力と関係機関の取組が全国の富良野ファンに届いたあかしでないだろうかと考えますが、推進内容と令和5年度の寄附金額の目標をどのように設定していくのか、伺います。また、シティープロモーションの取組をどう連動させていくのか、伺います。次に、教育行政執行方針について伺います。学校教育についての主体的な学びを育てる 知育の木の学力向上では、小学生を対象とした標準学力検査を新たに中学校でも実施し、学力の経年変化分析をすることにより、各学校における学習指導方法の工夫や授業改善、家庭と学校の連携による家庭学習時間の確保などを行い、学びに向かう学習環境づくりに取り組むとあります。何よりも、本人のやる気を引き出すのが肝要と思われます。具体的な事業内容があれば伺います。次に、ICT教育について伺います。国のGIGAスクール構想に基づき、児童生徒1人1台の端末の持続的な活用やネットワーク環境のさらなる改善に取り組むとともに、新たにICT支援員の配置、教師のICT活用指導力の向上などをさらに推進していくとあります。ネットワーク環境のさらなる改善の取組と現状はどのように考えられているのか、また、ICT支援員をどう配置するのか、伺います。次に、特別支援教育について伺います。富良野市第4次特別支援教育マスタープランに基づき、教育的ニーズの把握、個別の支援計画、指導計画を活用した効果的な支援や合理的配慮の提供とあります。効果的な支援と合理的配慮の提供とはどう考えているのか、伺います。次に、切れ目のない子育て支援についてのへき地保育について伺います。少子化が進む中、新年度に入園者がゼロ人という保育所もあると伺っております。保護者、地域などと、幼保連携など、今後の在り方をどう進めていくのか、お伺いいたします。以上、申し上げ、民主クラブの代表質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-民主クラブ、石上孝雄議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えします。1件目、重点政策についての健幸都市についてでありますが、健幸とは、身体面の健康だけではなく、人々が生きがいを感じ、安全・安心で豊かな生活を送れることであります。新規事業に限らず、既存事業においても健幸の視点を取り入れることで、健幸都市としての生活環境整備や地域コミュニティーの醸成等を図ってまいります。また、健幸ポイント事業は、健康無関心層が約7割を占める本市において、健康習慣のきっかけづくりとして有効であると考えております。次に、ゼロカーボンの取組についてでありますが、令和5年度の取組として、市民のゼロカーボンに向けた行動変容への意識醸成が必要であると考えており、どのような行動がゼロカーボンにつながり、その効果はどの程度なのか、見える化し、さらに、セミナーやイベント等の開催により行動変容を促してまいります。また、再生可能エネルギー導入促進策として、現在実施している太陽光発電や木質ストーブ導入補助の拡充を行うとともに、国の補助事業活用による市民への具体的な再生可能エネルギーなど導入施策や、市施設への導入計画を策定し、再生可能エネルギー導入の動きを加速してまいります。将来の目指す姿としては、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとすることのほか、ゼロカーボンの取組が農業等の他産業の活性化や課題解決につながり、また、地域エネルギーを担う人材が新たに確保されるなど、地域経済が発展し、かつ、森林保全やごみリサイクルの活動推進などにより、市民生活の向上が図られることが重要であると考えております。2件目、創る。まわす。しごとのWA!の鳥獣害対策についてでありますが、大型動物への対策は、電気牧柵設置への補助を継続するとともに、捕獲につきましては猟友会の協力を得ながら進めてまいります。また、令和4年度に実践されている囲いわなの効果を検証し、地域と協力しながら今後の対応を検討してまいります。ハンターの育成、確保につきましては、猟銃免許取得に係る費用や銃器取得への補助、技術継承などにより、若いハンターの育成を進めてまいります。次に、企業誘致の推進についてでありますが、本市の農産物を活用した企業の立地に向けた協議を継続するとともに、食品加工業や宿泊、飲食、アクティビティーなどの観光業など、様々な企業の誘致に向け、ホームページなどにより情報発信してまいります。情報発信につきましては、本市が有する魅力的で多様な資源について、市ホームページや公式SNS等を通じて発信するほか、ふるさと納税の寄附者や、ワーケーションでつながりを持った企業等に向け、パンフレット等により本市の魅力をアピールし、誘致を促進してまいります。3件目、想う。みがき合う。まちのWA!の公園緑地の整備についてでありますが、公園遊具の更新は、利用者の状況や町内会などの意見を伺い、市民ニーズを踏まえた中で健康遊具を設置してまいります。次に、中心市街地の活性化についてでありますが、東5条3丁目地区市街地再開発事業は、令和4年度に街区整備計画を策定し、事業エリアの整備方針などを定め、令和5年度は、事業推進に向けた計画コーディネート業務を実施し、事業採択に向けた取組を進めてまいります。進捗状況につきましては、令和5年度までを国の都市再開発支援事業を活用した事業準備段階とし、令和6年度からは都市再開発法に基づく法定再開発事業として着手、令和10年度までを想定事業期間として事業推進を図ってまいります。次に、地籍調査についてでありますが、令和4年度で、富良野市全体の進捗率は13.4%、東山地区については56.9%となっております。地籍調査事業は、国の負担が50%、都道府県負担が25%、市町村負担が25%として実施しております。当初より、事業推進に向け、国や北海道に対し、財源要望してきておりますが、配当額が低くなっている状況であり、計画の遅れによる地域住民の不安もあることから、引き続き、上川総合開発期成会を通じ、事業の円滑な推進のための財源確保について要望してまいります。次に、ふるさと納税についてでありますが、推進内容につきましては、令和4年度の実績を踏まえ、公式SNSの活用などの効果的なPRにより、7億円以上の寄附獲得を目標として取り組んでまいります。シティープロモーションとの連動につきましては、ふるさと納税のPRにおいて、本市の魅力を内外に広く発信することで、市外での富良野ファン拡大のみならず、市内においても様々な魅力に気づくことで返礼品の開発やシビックプライドの醸成につながる可能性がありますので、関係部署や事業者等と連携して効果的なプロモーション活動に取り組んでまいります。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-民主クラブ、石上孝雄議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目、学力の向上についてでありますが、子供たちが豊かな人生を切り開き、持続可能な社会の創り手となることができる資質、能力を育成するためには、知識の暗記、正解主義への偏りから、児童生徒の発達段階に応じ、興味関心を生かした主体的な学びを促す指導が必要であります。したがって、授業改善に当たっては、学習意欲を増進し、生涯にわたり学び続ける資質、能力を育成するため、児童生徒が自ら学び続けることを重視し、他者との協働や課題解決型学習などにより、対話的で深い学びが実現できるよう取り組んでまいります。2件目、ICT教育についてのネットワーク環境のさらなる改善の取組と現状でありますが、各学校では教育活動においてICTを積極的に活用しており、今後も、教師のさらなる指導力向上や、デジタル機材、学習ソフト、教科書などのICT環境整備や、より高度な教育デジタルトランスフォーメーションの実現に向け、努めてまいります。次に、ICT支援員の配置については、学校でのICTを活用する授業や校内研修、環境整備などの支援を行い、よりスムーズに教育活動などを行うため、令和5年度2名の配置を予定しており、拠点校方式により担当校を巡回し、ICT支援を行ってまいります。3件目、特別支援教育についての効果的な支援と合理的配慮の提供でありますが、特別支援教育を必要とする児童生徒に対しては、教育、医療、保健、福祉などの関係機関が連携し、障がいの状態などに応じたきめの細かい効果的な支援と、障がいのある子供が他の子供と平等に教育を受ける権利を行使することを確保するための合理的配慮により、必要かつ適切な支援を行ってまいります。4件目、切れ目のない子育て支援についてのへき地保育所についてでありますが、今後のへき地保育所の在り方につきましては、子供たちにとって望ましい幼児教育保育環境の確保に向けた指針に基づき、現状のままの幼児教育、保育を維持することが非常に困難な状況になった場合を見据え、保護者や地域の方々と、引き続き、地域に子供を預ける場所の確保を念頭に、保育形態や保育場所、運営方法などについて協議、検討を進めてまいります。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる