みんなの議会

富良野市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

(1)第5次定員適正化計画における職員の適正な配置について/(2)観光行政の推進について/(3)住民投票条例の制定について/(4)ワイン事業の今後の運営について

2020年12月9日、富良野市議会の一般質問で、宮田均議員が「第5次定員適正化計画における職員の適正な配置について」「観光行政の推進について」「住民投票条例の制定について」「ワイン事業の今後の運営について」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、経済部長 川上勝義が答弁しました。

質問者
宮田均 議員
答弁者
市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、経済部長 川上勝義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 宮田均

-登壇-通告に従い、順次、質問させていただきます。まず初めに、1件目、職員の適正な配置計画について、7点質問させていただきます。富良野市の人口は、1965年の3万6,627名をピークに、本年10月では2万1,148名と、55年を経て1万5,479人が減っています。人口減対策、そして、身の丈に合った職員の適正な配置、次期第5次定員適正化計画は重要な課題と考えるところです。以上のことから、1点目は、2018年度の人件費比率、民間調査で17.5%、道内3位となっている。この数字は、私は他市に比べて高いと思いますが、この数字をどう捉えて次の計画に生かすのか。2点目は、人事評価制度導入の評価と、次期計画策定への生かし方についてお伺いします。3点目は、計画の中で、組織の肥大化を招かないを前提に、第5次計画では250人台を目標にとありますが、その根拠についてお伺いします。4点目は、令和2年度当初、保育士2名採用の計画になっていたが、35歳を上限としていた採用の年齢を45歳上限に引き上げ、計4名の採用になりました。内容は、計13名の採用、これは計画当初と違いますが、計画に欠けているのではないか。この理由をお聞かせください。5点目は、会計年度任用職員のあり方、採用に当たっての採用人数の考え方、こういうことは検討されているのかどうか、お伺いします。6点目は、民間活力の導入、指定管理、委託の検討は具体的にどう取り組んでいるのか、お伺いします。最後に、7点目、ICTの導入により職員数の推移はどのようになっていくのかをお伺いして、職員の適正配置計画についての質問とさせていただきます。続いて、2件目、観光行政の推進についてお伺いいたします。観光行政の1点目は、広域観光における当市の魅力発信についてお伺いいたします。広域観光の中で、美瑛町、中富良野町が広告、宣伝についても突出していると私は思いますが、富良野は、いま一度、腰を据えて、たくさんの魅力の中から独自に選ばれる富良野をつくり、磨き、発信すべきではないでしょうか。この点についてお伺いいたします。2点目は、市民を巻き込んだ観光PRについてお伺いいたします。人と人、顔の見える観光はデジタル社会においても有効と考えますが、コロナ禍のいまこそ、心温まる誘客が有効と考えます。市民観光大使を広く募集し、富良野の魅力を抽出し、顔の見える人と人の市民参加型の市民を巻き込んだ観光PRを進めるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。3点目は、ホスピタリティーのある観光地づくりについてお伺いいたします。明るく元気な笑顔で市民が挨拶するまちづくり、来訪者、観光客、市民同士、子供から大人まで、明るく元気な笑顔で挨拶し合うまちづくりに取り組むべきと考えますが、見解をお伺いいたします。続いて、3件目、住民投票条例の制定について、住民投票条例の必要性についてお伺いいたします。市の将来に向けた重大な案件について、議論を尽くす重要性は大切なことであります。最終決定を市民一人一人の賛否を住民投票で決定する条例が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。最後に、4件目、ワイン事業の今後の運営についてお伺いします。企業は人と理念で支えているという立場から、1点目は、人事異動により長年養われた技術、専門性が途切れ、人材育成ができていないのではないか、人がかわっても事業の継続性が保たれているのか、お聞きします。2点目は、専門職員の確保ができているのか、また、雇用の拡大はできているのか、お聞きいたします。3点目は、商品開発においても、生産者ごとの名前を冠したワインをつくることや、ラベルデザインを公募するアイデアもあると思いますが、今後、このように市民を巻き込んだような今後の方向性についての見解をお伺いいたします。4点目は、直営のメリットをどのように考えているのか、また、道南、道内近隣町村での個性あるワイナリー参入が続いていますが、民営化の考えはないのか、お伺いして、第1回目の質問とさせていただきます。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-宮田議員の御質問にお答えします。1件目の第5次定員適正化計画における職員の適正な配置についての職員の適正な配置計画についてでありますが、地方財政状況調査の平成30年度普通会計決算のうち、人件費は21億6,066万8,000円であり、歳出合計の17.5%となっております。地方財政状況調査の人件費には、職員給与のほか、議員や各種委員、旧嘱託職員などの報酬と共済費が含まれており、構成比については毎年度の市の予算規模により変動するものであります。総務省(63ページで訂正)が公表しております平成30年度市町村普通会計決算の概要では、人件費比率が17.1%となっており、全国の市町村とほぼ同水準と考えております。しかしながら、人件費は義務的経費であることから、今後も組織の肥大化を招かないよう、適正な職員管理に努めてまいります。次に、人事評価制度導入の評価でありますが、本市におきましては、平成30年度中途から人事評価制度の試行を行い、能力評価と業績評価を実施することにより、人材育成と能力開発のツールとして活用を図ることとしております。第4次定員適正化計画では、人事評価の導入や職員研修の充実により、職員の資質向上に努め、簡素で効率的な行政運営を推進することとしておりますが、このことは当初から一貫した考え方であり、次期定員適正化計画においても引き続き基本的な考え方としたいと考えております。第4次計画の策定に当たっては、策定時の定員管理状況を踏まえ、部門別職員数の推移、過去10年間の定員管理状況、総務省が作成する定員モデル、また類似団体別職員数などを参考に策定しており、第3次計画の中期的目標を引き継ぎながら、現状分析と行政需要、他団体との比較と本市特有の地域事情を勘案しており、目標として250人台としたところであります。次に、令和2年度保育士の採用につきましては、令和元年8月に2名の募集を行いました。しかし、内定者は1名となったため、11月に2度目の募集をした結果、内定者が出なかったことに加え、保育士の退職により12月に3度目の募集を行ったところであります。3度目の募集につきましては、過去2度の募集に対する応募結果や全国、全道的な保育士不足の実態、在職保育士の年齢構成と後年度の退職見込み、さらには就職氷河期対策なども考慮し、年齢を引き上げた上で募集し、3名を試験採用いたしました。なお、第4次計画の年次別推計計画では、令和2年度の採用は8名となっておりますが、計画策定時点では中途退職は見込んでおらず、前年度の定年退職者のみを考慮したものでありましたので、早期退職の状況や新たな行政需要への対応、採用人員の平準化などを考慮し、13名を採用したところであります。次に、会計年度任用職員についてでありますが、地方公務員法改正に伴い、本年4月から会計年度任用職員制度が始まり、任用や服務規律の整備、特別職非常勤職員及び臨時的任用職員の任用が厳格化され、本市においても、旧制度の見直しを図り、会計年度任用職員に関する条例などを整備したところであります。これまで、多様化する市民サービスや行政ニーズの変化に対応するため、会計年度任用職員を採用しておりますが、今後も、行政需要を的確に把握し、効果的、効率的な行政運営を構築するため、会計年度任用職員制度の活用を図ってまいります。次に、民間活力導入の検討でありますが、地方自治法の改正に伴い、本市におきましては、平成16年12月に公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例を制定し、これまで47施設について民間事業者などと指定管理についての協定を締結してまいりました。公の施設につきましては、公の施設に係る指定管理者制度導入基本方針に基づき、指定管理者制度導入の可能性を検討してきたところであり、今後も引き続き検討してまいります。次に、ICT導入による職員数の見込みでありますが、本市では、ICT利活用推進計画を策定し、ICTの恩恵を市民が享受できるデジタル社会を目指し、各種施策の推進とともに、その基本方針の一つとしてICT利活用による行政事務の効率化を図ることとしております。ICTなどデジタル技術の活用により、事務の効率化や業務プロセス改革などに効果が期待できるものと考えておりますが、RPAなど導入するツールや導入プロセス、具体的な施策に関しては、今後、実証を進めながらさらに検討することとしております。2件目の観光行政の推進についての1点目、広域観光における当市の魅力発信についてでありますが、富良野・美瑛広域観光は、JR北海道の呼びかけで、自治体の枠を超え、イメージを統一した売り込みを目的に平成6年度からスタートしております。現在、そのイメージは全国的に定着し、令和元年度の観光入り込みは約800万人、うち、最多は美瑛町の242万人、本市はそれに続く189万人となっております。この地域の観光資源である美瑛町の青い池や中富良野町のラベンダー畑などはインパクトが強く、特に美瑛町で大きく入り込みを伸ばしている状況でありますが、本市におきましても、平成31年度に策定しましたFURANOVISION 2030に基づき、オールシーズン滞在型の国際観光地を目指し、観光資源の開発などに努めているところであります。富良野・美瑛広域観光推進協議会の役割は、富良野・美瑛地域のブランディングやイメージの売り込みであり、観光資源の発掘などはそれぞれの自治体の取り組みとなっておりますので、今後も、本市の自然や農業、文化など、豊かで多様な資源の価値を国内外にわかりやすく伝える取り組みを進めてまいります。2点目の市民を巻き込んだ観光PRについてでありますが、本市では市民生活のすぐれたところをお裾分けすることが観光と位置づけ、住んでよし、訪れてよしの地域づくりが重要であると考えております。観光地としての地域づくりが、市民生活の向上や市民の観光への認識につながっているかを検証するため、平成30年度実施の観光経済調査において、観光に対する住民意識調査を実施しております。調査結果では、観光客が今後ふえることについて、市民の約7割が望むと回答しており、今後の観光振興策の実践において、市民に協力を呼びかけることは有効であると認識しております。現在の観光PRにつきましては、ふらの観光協会や富良野・美瑛広域観光推進協議会、観光事業者が運営するホームページやSNSを初め、観光協会が委嘱するふらの観光大使などによるものでありますが、今後の市民参加につきましては、動画の募集やSNSでの情報拡散など、効果的な手法を検討してまいります。次に、3点目のホスピタリティーのある観光地域づくりについてでありますが、笑顔での挨拶は観光地においても非常に重要なことであり、国籍に関係なく最高のおもてなしであると考えております。このことから、住んでよし、訪れてよしの観光地づくりやホスピタリティーの高い観光地づくりに向け、市民と観光客の交流の機会をふやすことの検討とともに、挨拶の取り組みについては市民運動としての動きにも期待したいと考えております。3件目の住民投票条例の制定についての住民投票条例の必要性についてでありますが、全国には地方公共団体個々の政策や課題などについて、その可否や選択肢を住民に示し、一人一人の投票によって住民の意思を直接確認するため、いわゆるレファレンダム型の住民投票に関する条例を制定している地方公共団体があります。その規定内容につきましては、個別の事案や施策に対し、住民投票を行う条例、また、将来に備え、あらかじめ住民投票の要件や手続を規定する条例など、さまざまな形態となっております。しかし、いずれの条例形態におきましても、憲法や法律に基づく住民投票とは異なり、条例に基づく住民投票は、執行機関などがみずからの意思を決定する上で、住民の多数意見を把握するために行われる諮問的住民投票であり、その結果を尊重すべきものではありますが、法律に基づく議会や首長の権限を制約する法的拘束力はないと解されており、最終的には議会との議論によって決定するものと考えております。条例による住民投票は、住民の意思確認の方法の一つと認識しておりますが、市政の運営に当たっては、情報共有と市民参加のルール条例に基づく市民参加手続はもとより、市民の声に耳を傾けることを基本として、多くの市民との対話の機会を積極的に設けておりますので、現時点で住民投票条例を制定する考えはございません。次に、4件目のワイン事業の今後の運営についての人材育成と事業の継続性についてでありますが、本市のワイン事業は、市民の食文化の向上と農家経済の発展に資することを目的に設置し、本年で48年目を迎えております。これまで、ワインの製造に携わる職員の人材育成は、職場内での指導に加え、国内、海外の先進地での研修や、関係機関が実施する勉強会などを通じ、技能、技術の継承や新しい技術の習得に取り組んでおり、職員の異動などによって製造が滞ることのないよう体制を整えてきております。次に、専門職員の確保と雇用の拡大についてでありますが、専門職員の確保は、醸造や栽培に関する課程を学んだ者やワイナリーでの実務経験を持つ者を企業会計の職員定数内で配置しております。また、雇用維持のため、製造量や業務内容に見合った会計年度任用職員を採用してきたところであります。次に、商品開発の方向性についてでありますが、これまで、「良いワインは良いブドウから」を基本に、富良野の気候風土を最大限に生かし、量より質に重点を置いた高品質でオリジナリティーのある商品開発を進めてまいりました。今後も、ブドウ生産農家とともに、オリジナルな品種を使った商品開発や、富良野ならではのこだわりを持ち、高品質で安心・安全な商品をお届けしたいと考えております。次に、直営のメリットと民営化についての考えでありますが、直営により、ブドウ生産農家に対するきめ細かな栽培指導、原料ブドウの安定買い入れやブドウの新改植に対する支援などによる所得の安定、さらに、地元居住者の雇用の場、市民へのワインの還元、ワインぶどう祭りや新酒の会、ワインセミナーなど、市をPRするイベント開催や、本市の経済活動や地元農産物の利用による市民の食文化の向上に寄与する取り組みにつながっており、また、商品の製造につきましては、地元原料にこだわった顔の見えるワインづくりや長期熟成ワインの製造、難しい製造工程のワインづくりなど、さまざまな挑戦ができることも直営のメリットであると考えております。今後もワイン事業は地方公営企業として経営を続け、本市の発展に寄与できるよう努力をしてまいります。御訂正をお願いいたします。最初の第5次定員適正化計画における職員の適正な配置についての答弁の中で、毎年度の市の予算規模により変動するものでありますの後に、総務省が公表しております平成30年度市町村普通会計決算の概要と申し上げるところを、財務省と申し上げましたので、総務省に御訂正をお願いいたします。

質問 1番 宮田均

まず、職員の適正な配置計画についての1点目、総務省が発表している人件費比率、そして、これも総務省から発表されている数字ですけれども、一般行政職の平均月額、これらの数値については、いま、市長の答弁ですと、全国でも平均的だというようなお答えだったと思うのですけれども、これについては、北海道内ではどういうような形で捉えているのでしょうか、その点についてお伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の再質問にお答えします。先ほど市長からも答弁させていただきましたけれども、総務省で発表してございます人件費につきましては、1節の報償費から6節の恩給退職年金、全てが入っているということでございます。その部分につきましては、先ほども申しましたけれども、構成比ということでいけば、それぞれ毎年の支出合計に対しての比率、パーセンテージでございますので、毎年、非常に変動するということでございます。ただ、いま御質問がありました平成30年度でいきますと、北海道内の市だけで言えば、17.5%という数字は3番目に入っているところでございます。

質問 1番 宮田均

私は、旭川、札幌よりも高いではないかというように認識しているわけですけれども、やっぱり、こういうことが職員の適正な配置計画の中にも非常に影響が出てきているということで私は考えるのです。私は高いと思っているということを1回目の質問で言いましたけれども、その点を5次の適正化計画の中にどのように取り入れていくのかということについてお伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の再々質問にお答えします。先ほども申しましたけれども、総務省で発表しています人件費というものにつきましては、職員給料ではなくて、例えば、各種委員の報酬とか、過去で言います嘱託職員の報酬、それとか共済費、災害補償費なども全て含まれているものでございます。またあわせまして、再度申し上げますけれども、そのときの決算の歳出に対します構成比でございますので、基本的には、パーセンテージは毎年変動するものと考えてございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

もう一度お聞きしますけれども、僕が聞いたのは、この数字は、全道の中でも、全国と比べても高いと私は認識している、こういう高いと思うことを、市はどういうふうに認識して、そして、それを第5次の計画にどのように生かすのですかと。数字のところについては、これは総務省のデータをもとに民間の機関で発表されているものですけれども、全国一律でちゃんと計算されているものだと認識しておりますが、最初に聞いた答えについて、もう一度確認させていただきたいと思います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えいたします。職員の定員適正化計画に生かすというよりも、先ほどから何度も申し上げさせていただきましたけれども、このパーセンテージにつきましては、全国の市とほぼ同数で、平成30年度に限ってはほぼ同数字だというふうに思っています。また、パーセンテージについては、毎年度、変わってございます。そのときの市町村の事業の規模によって変わるものでありますので、パーセンテージにつきましては毎年変わるものだと思っています。これを、定員適正化計画に生かすかといいますと、先ほども市長から答弁させていただいていますけれども、人件費につきましては義務的経費でございますので、組織の肥大化を招かないような形で適正に管理を進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

人件費比率の関係で、道内で3位だというようなことで僕は高いと思っているのですけれども、市はどのように捉えているのか。毎年数字が変わるのはもう当たり前のことだと思うんですけれども、それをどのように捉えて次の計画に生かしていくのかということを、もう一度お聞きしたいと思います。

質問 1番 宮田均

ただいまの質問の人件費比率ですが、私は、変動するというのはもうわかっていて質問していたわけですけれども、いまの質問を取り下げたいと思います。それで、次の質問でよろしいでしょうか。

質問 1番 宮田均

2点目の人事評価制度の導入、これは、新しく取り入れて他団体との比較というふうに言っておられました。他団体との比較という関係では、なかなかわかりにくいとは思うのですけれども、この点についてお伺いいたします。

質問 1番 宮田均

いまの人事評価制度の導入と次期計画策定への生かし方については、次の3点目の中でまたお聞きしていきたいと思います。組織の肥大化を招かないというようなことで、第5次計画では250人台を目標にとあるが、その根拠はということでお聞きしました。第4次の計画の中では、職員1人当たりの人口は84.5人というような計算の仕方で目標に取り組むというようなことで書いてございますが、この内容の根拠について、もう一度お願いしたいと思います。84.5人、そして250人ですか、250人台を目標にということで、数字の根拠について具体的にお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えします。第5次計画の目標についてですが、250人台を目標にしたいということで第4次計画の当初に記載されてございます。こちらにつきましても、先ほど市長のほうで答弁させていただいていますけれども、過去の職員数の推移、総務省が策定している定員モデル、また、類似団体を参考にしながら徐々に職員数が漸減しているということに鑑みて、目標として250人台という形で上げているところでございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

では、職員の適正配置計画についての5点目に行きたいと思います。会計年度任用職員のあり方、採用なんですけれども、これは、答弁いただきましたが、職員の適正化というのはわかるんですけれども、会計年度任用職員というのはどういうふうなことでこの人数というのか、その計画が市民にはなかなか見えない部分があると思いますので、そこら辺のことについてお伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えします。会計年度任用職員という制度自体は、ことしの4月からスタートしているところでございますけれども、あくまでも、会計年度任用職員という部分につきましては、会計年度、いわゆる1年ごとに年度任用される職員の形でございます。そのために、毎年の行政ニーズ、または今後の予想される業務等に鑑みながら、毎年毎年、体制を整えながら業務を執行しているというところでございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

7点目のICTの関係なんですけれども、答えでは、何か、ICTを入れたことによって人員が減るのかどうかということははっきりと答弁いただけなかったんですけれども、ICTの関係で係のほうにお聞きしたところによりますと、今後、その計画も出すんだというようなことでお聞きしていますけれども、その点はいかがでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えします。ICTの導入につきましては、ICT利活用推進計画に基づき、導入を図っていきたい、行政事務の効率化を図っていきたいというところがございます。現在、私どもでは、ICTを活用することによって、先ほど申しましたように、効率とか業務プロセスの改革も含めて、本来、市の職員でなければ対応できなかったところを、おざなりになっている部分を、職員としてきちっと対応したいということも踏まえてICT導入を進めていきたいというところでございます。人員につきましては、先ほど申しましたように、いま現在、今後、RPAなりAIの部分等を導入して、どのような形になっていくか実証するということを進めてございますので、それに基づきまして職員の変動になってくるかなというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

変動になってくるのではないかというようなことで、次の質問に行きたいと思います。観光行政の推進について、1点目の当市の魅力発信についてお伺いいたします。私は、端的に、広域観光の中で、富良野市は資金も多く出している、そういう中で、美瑛町、中富良野町に比べると、先ほど数字がありましたように、やはり、富良野市は、広告の中でも、非常に劣っているというのではないですけれども、何か、発信の方法が余り明確に見えていないのではないかと。私は、たくさんの観光の魅力のあるまちだと思っているわけです。そういうことで、2点目の部分の市民を巻き込んだ観光のPR、これと連動していまのこともお聞きしますけれども、人が入る、あるいはいろいろな面で市民の協力を得るということで、やはり、もう一度、腰を据えてたくさんの魅力の中から農業も含めて、観光も含めて、系統的に発信する、アイデアをみんなでしっかりと考えていく、こういう時期ではないかというふうに思います。市民の観光大使、これを募集しまして、富良野の魅力を発信していく。先ほどの回答だと、デジタル、SNSとかの回答が多かったと思うのですけれども、アナログな、例えば顔の見えるような、はがきを出すだとか、観光大使として市民の方に協力していただいて、そういうようなことも考えられると思います。一度腰を据えて、そして、市民観光大使、人と人、顔が見える観光、そして、また、移住者とか、そういう人たちの違った目で見た富良野も含めて、また観光のアイデアを出して皆さんに協力していただける総合的な施策が必要だと思いますが、これについて見解を伺います。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えいたします。これまで二十数年、広域観光を進めてきて、いま、六つの自治体でPR等を進めてきています。国内、海外を問わずやってきました。経費もそれぞれの自治体から負担いただいて、富良野市も、人口割とか観光客割というところの数字で負担金を納めてやっているところであります。例年、さまざまなテーマを持って国内、海外等に情報発信をしておりますけれども、そのテーマによって、例えば美瑛町が入って、上富良野町が入って、南富良野町が入るとか、そういうことで富良野市が入らないときもありますし、さまざまなパターンがあって、富良野・美瑛の総合力をPRしていくというような状況であります。これからも、いろいろな見せ方はあるかもしれませんけれども、そのテーマによって富良野市がPRされていないというわけではありませんので、しっかりと六つのまちでPRを続けていきたいというふうに考えてございます。そして、市民を巻き込んだPRですけれども、さまざまなPRの方法があります。例えば、市長の答弁でもありましたけれども、観光協会、あるいは富良野・美瑛広域観光推進協議会のような団体、あるいは民間の方もやっていらっしゃいますし、一般の市民の方も本当に富良野をPRしていただいている方もいらっしゃいます。その中で、情報発信については、さまざまな形があって、例えばブログを書いている方、パワーブロガーとかと言っていますけれども、そういう方だとか、あるいは影響力のある方、インフルエンサーとかと言っていますけれども、そういう方々の力をかりることもありますが、やはり、地元の情報を知っている市民の力をかりることは重要かなというふうに思っています。答弁にもありましたとおり、動画の配信ですとかさまざまな形があると思いますけれども、市民を巻き込んだPR、観光大使になるかわかりませんが、どのようなことをやっていけるか、そういうことを検討しながら進んでいきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

ぜひ、市民を巻き込んだ観光PR、そして、新しい魅力づくり、新しいものではなくても、デジタルが悪いと言っているわけでなくて、やはりアナログも忘れずにしっかりとやっていくような対策をしていただきたいと思います。それでは、次のホスピタリティーのある観光地づくりについては、非常に前向きな答弁をいただきましたので、割愛させていただきます。次に、住民投票条例の制定についてお伺いします。住民投票の憲法の中での位置づけというのはわかるんですけれども、例えば、新市庁舎の建設の関係で、10月16日の市議会の臨時会においても議決が僅差だったというようなこともあります。新市庁舎を考える会の市民アンケート、フラノ未来会議の署名運動などもありました。ただ、先ほどの答弁で情報共有と市民参加のルール条例の中では論議を深めているというようなことをおっしゃっていましたけれども、私の認識でいきますと、その中ではパブリックコメント一つだけがとり行われていた、そのルール条例の中ではですね。私は、これは、やっぱり3件以上はルール条例の中でやっていかないと論議が前に行かないのではないかというふうに思うのです。パブリックコメントだけではなくて、九つぐらいありますけれどもね。その中で、1件のパブリックコメントをやれば全部いいんだというようなことだけで進んでいくというのは問題なのかなと思います。それで、やはり、いままでの状況の中で行くのだったら住民投票条例が必要になるのではないかと思いますが、その点、中身についてお伺いいたします。

質問 1番 宮田均

情報共有と市民参加のルール条例の中できちんと議論が尽くされて決定しているのだというようなことを回答としていただきました。ただ、この中では、市の内容としてはパブリックコメントだけを上げればいいということですけれども、パブリックコメント一つだけだとしたら、私は住民投票が必要だというふうに思いますが、そこら辺のところについてお聞きします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えします。先ほど答弁しましたルール条例というのは、私ども市としまして、情報共有と市民参加のルール条例というものがございますし、また、地域懇談会とか、市長室トークなどいろいろな制度を設けさせていただいています。そういうような形で住民の皆様の意見をお伺いしたいということでございますので、その部分で答えさせていただいたところであります。新庁舎の関係につきましては、ルール条例だけでなく、いろいろな説明会等もさせていただいているというところは過去からも説明させていただいているというふうに思ってございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

議論を尽くした結果ということでは、やはり、見えるような形というのがちょっと足りなかったのかなという感じがするのですけれども、私も、住民投票条例についてはまた勉強させていただいて、また次の機会にしたいと思います。次に行きたいと思います。ワイン事業の今後の運営についてお伺いいたします。1点目の人事異動によって変わることはないのだ、いま、人材の育成はきちんとなっているということなんですけれども、製造部門については、僕も、製造の熟練というか、そういう人たちが残ってしっかりとつくっているという認識であるんですけれども、やはり、物をつくっただけではだめで、売る方がしっかりと専門的に売らないとだめだと思います。僕はそこが弱いのではないかなと。それから、利用者の声をいただくにしても、やはり長年の積み重ねが大事だと思うんですけれども、その点についてお伺いいたします。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えいたします。製造の部分については、人事異動もいろいろありましたけれども、いま、専門職員をしっかりと固めて、よいものをつくるということでいろいろと業務に当たっています。一方、業務のほう、販売のほうですけれども、人事異動によって、やはり、お客様の接待だとか、いろいろなワインの知識を習得しながらお客様にわかりやすく説明をして買っていただく、こういうプロセスが必要になってきます。自分もそうでしたけれども、ワインの知識がない中で異動してきて、一からのスタートでありました。ですが、さまざまな物産展だとかいろいろなものを体験させていただいて、しっかりと勉強してお客様に売る、そういうような努力はしてきたつもりです。やっぱり、人事異動によってそれがゼロからスタートする職員もいますし、また、業務については企業会計の知識を持った人間も必要ということでありますので、なかなか人材育成が進んでいないというところは現状かと思います。その辺につきましては、やはり製造のほうもありましたけれども、職員間でしっかりと研修したり、あるいは教え合ったり、現場に出てしっかりとお客様に対応する中でそういう力をつけていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 1番 宮田均

2点目の、専門職の確保ではなくて、雇用の拡大はできているのかという質問に対して、会計年度任用職員を徐々にふやしているということでしたが、会計年度任用職員の採用というのは雇用の拡大につながっているのかということについて、認識としてどういう見解を持っているのか、お聞きします。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

宮田議員の御質問にお答えします。会計年度任用職員の採用の関係でありますけれども、これにつきましては、いまの業務量等に合わせて採用させていただいている状況であります。過去には、製造、業務、そして種苗とそれぞれ分業制で、一時期は正職員を含めて50名を超えるようなスタッフでワインづくりをやってきた経過もございます。しかし、いま、ワインの量も少なくなったり、あるいは、製造と業務の忙しい時期が異なるものですから、そこをうまく効率よく職員を回して業務を進めているところでありますので、常にその人数を雇用しているというわけではなくて、業務量に合った会計年度任用職員の採用に努めているところであります。以上でございます。

質問 1番 宮田均

最後に、直営のメリットをどのように考えて、民営化をどのように考えているのかという質問の回答の中にございましたが、いま、道内もワイナリーがふえてきて非常に個性的なワインができてきている。富良野は個性的ではないと言っているわけではなくて、ある面では非常に個性的だと。そういうような中で、やっぱり、新しい何かを。僕はアイデアとして言いましたけれども、個人のワイン、ブドウをつくっている方々が個人のワイン商品をつくって、それを売り出すのだと、例えばラベルもそういうふうにしてつくっていく、そういうような個性的な売り方とか、そういうような方向性が私は大事だと思います。私が一番感じたのは、市の企業会計でやっているメリットとして、長期熟成ができるという回答がございました。ここら辺は、やはり推していく面では大切だというふうに思います。そこで、もう一度、直営のメリットを最大限に生かしたような取り組みについて、先ほども栽培方法だとか所得の安定だとかといった回答がありましたけれども、いまで言ったら、やっぱり、個人も、ただ生産するだけではなく、顔の見えるような商品ができて、そしてそれを……(「簡潔に」と呼ぶ者あり)はい。長期熟成させるようなこと、このことについて、もう一度、見解をお伺いいたします。

答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)

宮田議員の再質問にお答えいたします。直営のメリットということでありますけれども、個人名の入ったワインづくりでいきますと、例えば、大きな北海道ワインさんあたりでは、ブドウづくりの匠、何々さんと入ったようなワインもありまして、ああいうものができれば生産者も非常にプライドを持ってやれるのではないかというふうには思っています。しかし、いま、ふらのワインとしては、それぞれの生産者がつくったブドウを分けるという作業もありますし、いまの生産状況からいきますと非常に厳しいことかなというふうに思います。また、手間暇の関係やタンクの関係、いろいろな物理的な関係もありますので、その辺についてはちょっと先の話かなというふうに感じています。また、ふらのワインとしては、特徴を出してこれからも直営でやっていきたいというふうに思っていますけれども、やはり、地元の原料ということでほかとの差別化というところがこれから非常に重要になってくると思いますので、地元の原料の関係、あるいは、技術を持った職員もいますので、彼らの技術をフルに使って、新しい商品、難しい製法の商品、あるいは、富良野のこういう寒い地域の特性なんかを生かした商品、例えばアイスワインですとか、貴腐ブドウを使ったようなワインも出しました。あるいは、種苗の関係でいきますと、接ぎ木の関係も実験をして、いま、いいパーセントでできている状況もあります。また、減農薬だとか、そういうところにもチャレンジをしていきたいというふうに思っていますので、これからも市民の中に根差したふらのワインを目指していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる