富良野市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日
新庁舎建設における計画見直しと着工延期について
2020年9月15日、富良野市議会の一般質問で、宮田均議員が「新庁舎建設における計画見直しと着工延期について」質問し、市長 北猛俊、経済部長 川上勝義、総務部長 稲葉武則が答弁しました。
- 質問者
- 宮田均 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、経済部長 川上勝義、総務部長 稲葉武則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮田均
-登壇-通告に従い、順次、質問させていただきます。新庁舎建設における計画見直しと着工延期についてお伺いいたします。私は、市議就任以来、富良野らしさ、環境面、コロナ対策、財政面、市民の声などから質問させていただいておりますが、引き続き、質問させていただきたいと思います。1項目めは、市内の経済情勢と税収減によるコロナ禍の影響を踏まえた延期や見直しについて、2点お伺いします。1点目に、市内経済の落ち込みは大きい。コロナ後の今年度中のいままでと今後の経済分析、実態把握は行っているのか、お伺いいたします。2点目に、経済再生まで3年から4年と聞きますが、企業、個人の一人の落伍者も出さないとの市長の考えがあると思います。コロナ支援策が最優先と思いますが、税収の落ち込みなどが考えられますが、財政面からも計画の延期、再考を考えないのか。次に、2項目めは、感染拡大防止や将来の職員数を見据えた計画の見直しとライフサイクルコスト試算についてお伺いいたします。1点目に、基本計画は、コロナ禍以前の設計であり、社会全体がウイズコロナへ移行しています。クラスター防止策として、仕事場の分散化、規模縮小、テレワーク導入など、他自治体、企業でも進んでいるところがございます。クラスター感染防止などに対応した計画に変更しないのか、お聞きいたします。2点目に、20年後、30年後の人口減と建物の大きさが職員数に見合ったものになっているのか、お聞きいたします。3点目に、次代に引き継ぐ建物として、ライフサイクルコストはどれくらいを考えているのか、お聞きいたします。3項目めは、他市町村における着工延期の例や、市民アンケートなどを踏まえた延期、見直しに対する見解について、2点お伺いいたします。静岡市清水庁舎は建設延期、芦別市も延期、他市でも公共建築の再考、延期があります。この現状をどう捉えているのか。2点目に、市民団体などから提出された市民アンケートの集計結果が出されているが、富良野市情報共有と市民参加のルール条例第8条第2項がなされていないのではないか、お聞きして、第1回目の質問とさせていただきます。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-おはようございます。宮田議員の御質問にお答えします。1件目の新庁舎建設における計画見直しと着工延期についての1点目、市内の経済情勢と税収減によるコロナ禍の影響を踏まえた延期や見直しについてでありますが、今年度、これまでと今後の経済分析につきましては、市内の一部ホテルを抽出し、本年4月から7月の宿泊延べ数を調査したところ、4月から6月においては休業している施設も多かったことから、前年比1割を割る状況であり、観光の書き入れどきである7月においても前年比2割を割るという結果でありました。第2回定例会における佐藤議員の一般質問におきまして、観光の宿泊者数減に伴う本年度の経済損失は推計180億円と答弁したところでありますが、その試算時期と比較しましても、国内都市圏におけるコロナウイルス感染拡大により、観光客の旅行需要の回復が想定以上に鈍いこと、外国人の訪日解禁が見込めないことなど、年間宿泊者数の見込みはさらに下方修正せざるを得ず、それに伴う経済損失はさらにふえるものと予測しております。次に、財政面からの計画の延期、再考につきましては、新庁舎建設事業の主な財源は補助金と地方債であるため、建設年度における一般財源からの支出は極力抑えられ、また、ここ一、二年の市内経済の落ち込みが予想される時期に新庁舎建設工事を実施することで、さまざまな市内業者がかかわり、多くの工事関係者が市内に滞在し、宿泊業や飲食業を初め、事務員等の雇用、建設資材の購入や機器のリースなど、多様な業種に経済効果が見込めるものと考えておりますので、コロナ禍での影響を踏まえた計画延期、見直しは考えておりません。2点目の感染拡大防止や将来の職員数を見据えた計画の見直しとライフサイクルコスト試算についてでありますが、クラスター感染防止等に対応した計画の変更につきましては、感染症対策として、現庁舎におきましても飛散防止のアクリル板設置や密を回避する座席配置などを行っており、新庁舎におきましても同様の措置をとることができ、また、今後の新しい生活様式を見据え、ICT、情報通信技術を活用した非接触型の行政サービスの提供やオンライン会議の活用、職員のテレワークの導入などの検討が必要であると考えております。このことから、現在、ICTやAI、RPAを活用した業務改善の検討を進めているところであり、システム改修や新たな構築を含め、新庁舎建設と合わせることで、より実現性が高くなるものと考えております。新庁舎建設は、新型コロナウイルス感染症対策を契機に、社会全体のデジタル化が進み、地方行政においてもデジタル化の進展が求められている状況に対応し、利便性の高い行政サービスの提供に資することができるものと考えております。なお、新庁舎の建物においては、オフィスにおける感染予防ガイドラインに基づき、規定数値に基づく換気ができるよう設計し、執務室は1階から4階まで続く吹き抜け空間により自然通風を取り入れるなど、建物全体が開放的な仕様となるよう設計しておりますので、クラスター感染防止にもつながると考えております。次に、将来の職員数を見据えた計画の見直しにつきましては、令和元年第2回定例会において宮田議員の一般質問で答弁しておりますが、行政ニーズは多様化、複雑化しており、人口に比例しての職員数削減を図ることは難しいことから、新庁舎の執務室については、現状の職員数を対象とし、今後の職員数の減も見据え、職員数の変更に柔軟に対応可能なユニバーサルレイアウトとし、できるだけコンパクトな規模を計画しております。次に、ライフサイクルコスト試算につきましては、建物の場合、企画、設計から建設、施設利用の維持管理や修繕を行い、最後に解体されるまでに必要となる全ての費用のことを言い、建設費などのイニシャルコストと完成後の施設利用における維持管理費などのランニングコストに分けることができます。一般的に、建物は、完成後から解体、廃棄までの期間に建設費のおよそ3倍から4倍の費用が建設費のほかにかかると言われておりますが、国土交通省監修の計算プログラムを活用し、現段階の延べ床面積、建設費、耐用年数65年などで試算しますと、ライフサイクルコストは約167億円となっております。このライフサイクルコストを低減するためには、建物の管理や修繕、更新を計画的に行うことで発生する費用や建物の寿命が大きく異なるため、新庁舎においては、基本計画段階からランニングコストの抑制を重視し、耐久性やメンテナンス性にすぐれた部材の選定や高効率な設備の導入をすることとしており、また、完成後は、設置した設備等の性能や稼働状況に基づき、長期修繕計画を立て、エネルギー使用量の最適化や計画的な修繕、更新を行うことで、建物の長寿命化を図ることとしております。3点目の他市町村における着工延期の例や市民アンケートなどを踏まえた延期、見直しに対する見解についてでありますが、他市の事業延期に関する詳しい状況は把握できておりませんが、さまざまな事情により判断がなされたものと推察しております。道内においても、現在、多くの市町村が新庁舎建設事業を進めており、全国的にも相当数の自治体が新庁舎建設事業に取り組んでおります。既に竣工を迎えたもの、建設中のもの、設計中のものなどさまざまな段階にあり、中には、これから起債期限の今年度中に実施設計に着手を目指す自治体もあります。この状況から、これまで課題であった老朽化する庁舎の建てかえ、災害時に備えた防災拠点の整備が多くの自治体で求められているものと捉えております。次に、市民団体による市民アンケート結果の取り扱いでありますが、フラノ未来会議から、富良野市新庁舎建設に関する市民アンケート結果の報告書を8月31日に提出いただき、その際、共同代表の方々と意見交換をさせていただいたところであります。また、情報共有と市民参加のルール条例につきましては、市の仕事の企画から決定までの適切な時期に条例に定める市民参加手続を行うことで、市民の意見を市の計画に反映させることを目的としており、市に市民意見反映の手続実施を義務づけるとともに、市民には意見提出できる時期を示すものであります。そのため、年度初めに実施予定と実施前に予告の周知を行い、市が進めようとしている計画が決定して動き出す前、あるいは、議会へ提出する前に市民の意見を反映するため、また、反映できなかった意見はその理由を説明するための制度であります。今回の新庁舎建設事業につきましても、条例に基づき、基本計画時、基本設計時にそれぞれ市民参加手続を実施し、条例第8条に基づく市民意見の内容、検討結果を公表しているところであります。以上です。
質問 1番 宮田均
一つ目の市内経済の落ち込みが大きい、今後の経済分析、実態把握等は行っているのかということについて、前回の佐藤議員の180億円というのは、修正する、非常にまた大きくなるのではないかというようなことでありましたが、この実態把握の調査はどのような手法でどのように行われてきたのか。そして、ホテル、宿泊関係の方にお伺いしますと、市長も言われたように、6月、7月は7割、あるいは、休業のときには9割が減していると。さらに、今後の冬は、コロナあるいはインフルエンザの関係で非常に予想が立ちにくい状況となっております。私が聞いたところでも、ホテル業界では、インバウンドが来ないということで、やはり冬は7割から9割減と申しておりました。9割減になるホテルについては、冬期間の休業も視野に入れているということになりますと、やはり、雇用など多方面からの経済の落ち込み、財政の落ち込み、税収の落ち込みは避けられないというふうに思います。市長は、市民説明会で新庁舎建設とコロナ対策は区別して考えているとおっしゃっていました。しかし、財政面からは切り離しては考えられないと思いますが、市長にお伺いいたします。
答弁 市長 北猛俊
財政面の御質問だったと思いますので、私のほうから御答弁させていただきます。新庁舎建設とコロナ対策を分けてというのは、同時で考えられるものではなくて、財政も別、そして取り組み方も別ということで、分けて考えていただきたいということで発言をさせていただきました。どちらかを進めれば、どちらかが落ち込むということではなくて、これは別の財源になっておりますので、建設を取りやめたにしても、コロナ対策に振り向けることのできる財源がその中から生まれないのは議員も御存じかと思います。そういった意味で、この後、市の財政的なところで税収が落ち込む等の負担がふえてくるというようなことが予測されますけれども、庁舎建設についてはその独自の財源、そして、コロナ対策についても、多くの市民の皆さんが心配されている部分でありますので、これにそれぞれきちっと応えられるように最善の対策をとっていきたいというふうに思っております。
質問 1番 宮田均
いまの答弁の中で、実際に実態把握はどのような方法でどうやって行っているのかという質問についてのお答えがなかったので、再度、お伺いいたします。
答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。先ほどの答弁の関係で経済状況の実態把握ということでありますけれども、例年やっております観光の入り込み調査につきましては、4月から9月の部分でありますので、これからの実施というふうになっております。その前に、緊急的に市内の中堅のホテルを中心に聞き取り調査を行わせていただきました。その中での実態としては、先ほど答弁にあったとおり、4月から6月に関しては1割を切るような数値、また、7月については、少し上がってきてはいるのですけれども、2割を切る数字というふうになっておりまして、非常に厳しい状況になっております。また、答弁の中にはありませんでしたけれども、商工会議所でも調査をやっておりまして、それについては情報を共有しております。先日、新聞報道でもありましたけれども、非常に厳しい数字が出ておりました。例えば、観光関係、あるいは、小売、卸、飲食、運輸、アウトドア、そういうところの7月の減収については、前年対比で大体1,000万円ぐらいのマイナスではないかというようなことも書かれておりました。また、これまでもさまざまな補助金の予算の可決をいただいていろいろとやってきましたけれども、その中の数値を見ても、その影響はいろいろな産業に影響している、あるいは打撃が大きい、そういうような状況も把握しております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いまの実態把握をどのような方法でどのようにしてきたのかということですけれども、私は、やっぱり、いろいろ方法はあると思うのですが、もっともっと市職員などが市の中に入っていって、現実的に、中堅宿泊施設の調査だけではなくて、この事態に対応した大きな調査、これが必要になってきて、それに対する対策が優先と考えます。それにより、やはり、次年度の税収も非常に見えてくるのではないかと思いますけれども、そこら辺の見解についてお伺いいたします。
答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えさせていただきます。これまでの調査につきましては、先ほどのとおりであります。これまで、経済部としては、補助金の関係の企画ですとか、あるいは実践の部分ですとか、そこに非常に労力を割いてきておりまして、力いっぱいやってきたところでありますけれども、実態の把握については現在できていないという状況でありますので、今後、観光入り込みの調査を含め、それをもとに、観光経済調査の数値等もありますので、それを計算して経済の影響等を把握していきたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いまの答弁の中で、これから調査してまいりたいというようなことですけれども、ちょっと遅過ぎないですか。やっぱり、早急にコロナ対策、そして、しっかりと先手を打つために、そして、市長もおっしゃっております企業、個人から一人の落伍者も出さないというようなことからすると、やはり遅いのではないかと思います。市のイベントも中止になっていっている、そんな中で、そういう労力も含めて実態把握を早急に行うべきで、そして、それに対応していかなければならないと思いますが、もう一度お伺いいたします。
答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。なるべく早くということでありますので、これまで、事業の組み立て等におきましてもさまざまな団体等との意見交換をさせていただいて、その中で実態をつかんできておりますので、今後も、そういう作業等を含めて、なるべく早く対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いま言ったように、しっかりと現実を把握しないと、それの対応、それの影響というのが非常にあやふやになってくるのではないかと思いますが、その点についてもう一度お伺いいたします。(発言する者あり)
質問 1番 宮田均
早急に調査を行うということですが、要するに、実態の把握が遅くなればなるほど、コロナ対策、あるいは次年度の財政面への影響が非常にわかりにくい、あやふやになるのではないかということで、僕は、いま質問をしたわけです。その点について、やはり、早くやって、そして、その数字あるいは影響をしっかりと捉えた対策を望んでいるわけです。その点について、もう一度だけお伺いいたします。
答弁 経済部長 川上勝義(経済部長は2024年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。これまでも、さまざまな団体等との意見交換あるいは数値的なものを参考に、さまざまな事業については議会のほうにも御提案をして議決をいただいたりということを繰り返していますので、今後の経済状況等を含めて、なるべく先のものについては数値を集め、把握に努めたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
それでは、次に、建物の大きさと職員数が将来的に見合ったものになっているかということで質問させていただきました。20年後には人口約1万5,000人としておりますが、定員適正化計画における平成32年の職員1人当たりの市民を84.5人とすると、新庁舎に入るときの職員数は244人、20年後の職員数は177人となり、67名の減になります。30年後も見据えた建物と職員数、現状がユニバーサルデザインで、スペースは非常に広くなるのかなと思いますが、この数字で追っていきますと、いまの建物でも規模が私は大きいのではないかと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の再質問にお答えいたします。いまお話をいただきましたのは、定員適正化計画の数値からの引用だというふうに思っておりますけれども、先ほど、市長のほうから、これからの人口減少を踏まえた上でありましても、多岐、複雑化する行政需要、または、国や北海道からのいろいろな懸案も含めて、人口に比例して一気に職員減にはならないと答弁をさせていただいております。現状の人口、職員数を維持するというつもりはありませんし、それなりに減っていくというふうには思っておりますけれども、あくまでも人口に比例しての職員数削減というのは難しいということで答弁をさせていただいております。先ほど申しましたように、今回の設計につきましては、現状、244名の職員数に対応させていただいた設計になっております。この部分については非常にコンパクトにしたというふうに思っておりますし、先ほども申し上げましたように、ユニバーサルレイアウトということで非常に柔軟に対応できるというふうに思っておりますので、現状の広さ、面積については変更を考えてはおりません。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いま、市民のニーズに合わせて職員数は減らせないと言った根拠が私は全くわからないのですが、その点について。人件費比率を見ても、全国の調査を見ますと、富良野市は道内でも17.5%と私は非常に高いというように思っておりますが、どうして職員数を減らせられないのか、そこをもう一度説明していただけますか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の再々質問にお答えいたしますが、職員数が減らせないということではなくて、人口に比例して職員が減っていかないということでございます。当然、事業を行っていく上では、ニーズもふえていきますし、必要数もふえていきます。ただ、先ほど申しました定員適正化計画に目標値として出ていました84.5人という数字がこのまま維持できるかというよりも、今後、業務の内容を踏まえて精査していかなければならないとは思いますけれども、それがそのまま維持できるということではないということで答弁をさせていただいた次第でございます。以上でございます。
質問 1番 宮田均
職員の適正化計画が微妙に変わるというのはわかります。しかし、いまの御答弁だと、将来の人数について、ICTも入れる、いろいろな合理的な処理をする、その中で人員が減って、84.5人という数字を守っていけるとは考えられないというその根拠について、もう一度だけお伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の再々質問にお答えいたしますけれども、30年後の職員定数が把握できないということでございます。いま、宮田議員がおっしゃったように、現状で、私どものほうでもICT、またはいろいろなAI、RPAを使って業務改革を進めているところでございます。そういう状況にございますし、また、定員の適正化に関しましては、それぞれの市町村ごとに独自の業務も含めてございます。私どもとしては、定員適正化計画をつくる上では、事務量など、他団体との比較も含めながらいろいろ算定させていただいているところでございますので、先ほど申しましたように、現状の中でははっきりした数字は出せないという形でお答えさせていただいた次第でございます。以上でございます。
質問 1番 宮田均
庁舎の関係で、2点目の感染拡大防止や将来の職員数を見据えた計画の見直しとライフサイクルコストの試算について、次代に引き継ぐ建物としてのライフサイクルコストはどれぐらいと考えているのかという質問に対して、167億円というような数字をいまおっしゃいました。これは、次代に引き継ぐ建物と、初期のこの建物にかかわるランニングコストと、65年の耐用年数と考えると、この数字ということでお答えいただいたわけですけれども、長期的にライフサイクルコストの低減策というのは、先ほども非常にわかりやすく説明されておりましたが、ライフサイクルコストは、やっぱり次代にかかっていくのだという認識が、僕はこの広報の中では非常に少なかったと思いますが、その点についてだけお伺いいたします。(発言する者あり)
質問 1番 宮田均
はい、そうです。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えします。ライフサイクルコストにつきましては、先ほど申しましたように、国土交通省の試算により、概略で計算させていただいたものでございます。特に、先ほども申しましたように、ライフサイクルコストを低減するために、いままでも部材や設備の導入について多々検討させていただいております。あわせて、完成後に、もう一度、設備の性能や稼働状況につきまして長期修繕計画を立てることになっております。その中で、エネルギー使用料の関係や修繕関係について、長寿命化を図るというものがございまして、その中で、ばふらっとした数字よりもかなり近い数字が出てくるというふうに思っておりますので、その段階で改めてお知らせしたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いまの答弁の確認で、いままではやっていなかったということでよろしいですか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
ライフサイクルコストの数値については、周知はしておりません。以上でございます。
質問 1番 宮田均
続いて、3点目の他市町村における着工延期の例や市民アンケートなどを踏まえた延期、見直しに関する見解についての1点目です。先ほど言ったように、いろいろな自治体があります。理由もいろいろとございます。オリンピックで資材の高騰、業者が入札しなかったなどありますが、鳥栖市長は、資材高騰や新型コロナウイルス対策による経費増、新型コロナに対する市の施策については、これからかなり大幅な税収減が起こり得るので備えをしなければならないと、8月31日の定例会見で言っております。市長は、それぞれの立場的なものもあるから延期、再考はそれぞれの見解だとありますが、富良野市においては、先ほども言ったように、経済の調査、そして財政、税収の落ち込みをどのように考えて、設計の延期、見直しは行わないのかどうか、もう一度だけお伺いいたします。
答弁 市長 北猛俊
宮田議員の再質問にお答えさせていただきます。見直しを行う、行わないというところがポイントでよろしいのでしょうか。その部分については、先ほどもお答えさせていただきましたが、見直し、延期の部分については考えておりません。財政的なところでお話もされましたけれども、前段申し上げたとおり、財政の落ち込み、税収の落ち込みということは、いまの経済状況からすると、懸念されているところではあります。しかしながら、先ほどもお答えさせていただいたように、市民の負担を上げないために我々が行わなければならないのは、やはり、健全財政を維持していくということに尽きるかというふうに思います。そういったことで言えば、市民説明会の中でも説明をさせていただいたとおり、市の財政の状況については、健全化がいま維持できているという状況でありますし、これを守りながら、やらなければいけない事業として、新庁舎あるいはコロナ対策を進めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 1番 宮田均
続いて、市長がおっしゃったのは、財政面のことはしっかりと担保していまは進んでいるという御答弁だったと思うのですけれども、税収が半分に落ちた場合には、これは本当に大丈夫なんでしょうか、もう一度だけお伺いします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えします。税収が半分に落ちるという根拠は私どもは持っておりませんが、市民説明会でも交付税制度の部分についていろいろと説明させていただきました。もちろん税収は落ちなければいいのでしょうけれども、税収の部分を加味しながら交付税が出てくると説明させていただいておりますので、市の部分では落ち込みが少ないというふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 宮田均
最後に、市民団体による市民アンケートの集計結果が出されていますが、富良野市情報共有と市民参加のルール条例の第8条第2項がなされていないのではないかということに対する答弁については、情報共有と市民参加のルール条例によってパブリックコメントを行っているというのはわかります。ただ、やっぱり市民が心配しているのは、コロナ後に行政がどうなっていくのかと。財政面も含めて手厚い支援をいただけるのか。市民のこのアンケートの中にもそういうことが盛り込まれていると思うのです。市は、情報共有と市民参加のルール条例に従ってアンケート調査を行わなかったわけですね。そして、民間団体がアンケート調査を行った、あるいは、個人の方が市に提言を行ってきているということはあると思います。「市は、市民の意見を積極的に把握することに努めます。」と第32条にございます。第31条では、「市は、市民参加手続を経ずに提出された、市民からの要望、苦情等について、その趣旨及び内容がこの条例の目的に合うものについては、第8条第1項の規定により検討し、その結果を公表します。」とありますが、市民からのアンケート、その他提言については、やっぱり真摯に受けとめて、真摯に公表すべきものと思いますが、その点について質問させていただきます。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えします。ルール条例に基づく、基づかないは別にして、市民の皆様からいただいた御意見につきましては、私どもとしては真摯に受けとめているというふうに思っております。その中で、どう公表するかということもありますけれども、真摯に受けとめさせていただいて、それを市政に反映するということについては、いままでもそうですし、今後もそこは変わっていないというふうに思っております。今回も、いただきましたアンケートにつきましても受けとめさせていただいて、その上で、いろいろと判断をさせていただいているところでございます。以上でございます。
質問 1番 宮田均
いま、市民団体が行ったアンケートについても真摯に受けとめて検討するというようなお答えだったと思うのですけれども、もう一度、僕の聞き間違いでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
改めてお答えさせていただきますけれども、先ほども申しましたように、この条例に基づく、基づかないは別にしまして、市民からいただいた御意見なども含めて常に真摯に対応させていただいているところでございます。そこも踏まえながら、いただいた御意見には真摯に対応させていただきながら、今回のことについて検討させていただいて、お答えをさせていただいたところでございます。以上でございます。
質問 1番 宮田均
やはり、市民の声があるということを真摯に受けとめて、そして検討して、やはり、最後はそれを公表するところまでやってもらわないと、こういうコロナみたいな災害、緊急なことがあった場合に、市民はどう思っているんだということにもなります。パブリックコメントはコロナの前ですよね、そうだとしたら、やはり、コロナ後において、市民はどういうふうに思っているのかということも情報共有と市民参加のルール条例の中でやっていく必要性があるのではないかと。第33条にもありますよ。(発言する者あり)そうしたら、市民への公表はされているのかどうかということでお聞きいたします。
質問 1番 宮田均
質問の趣旨からして、情報共有と市民参加のルール条例に沿った話から、条例の中身に深く入り込み過ぎました。再度、簡潔に質問を行いたいと思います。市民のアンケート調査結果が提出された、これを市民に公表しないのか、この点についてお伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えしますが、市民の皆様からアンケート調査結果を提出されたことを公表しないのかということだと思いますけれども、今回も答弁させていただいていますし、提出されたということ自体は事実でございますが、提出されたこと自体を公表することは考えておりません。以上でございます。
質問 1番 宮田均
やはり、市民が足を使って、汗をかいて、市民のアンケート調査を行ったというようなことは、私は、市民の声として大きく受けとめていいのではないかなと思います。市民がそれを持ってきたことにしっかりと応えて、こういうものがありました、こういう質問がありました、やはりそこまで公表すべきではないかと思いますが、その点についてお伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
宮田議員の御質問にお答えいたします。市民の皆さんのアンケートの結果自体の公表というのは、アンケートの帰属自体は団体のほうにあるというふうに思いますし、その状況については新聞報道でも皆様方のほうに流れているというふうに理解しております。以上でございます。