富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日
(1)新庁舎建設について/(2)財政見通しについて
2020年3月9日、富良野市議会の一般質問で、佐藤秀靖議員が「新庁舎建設について」「財政見通しについて」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤秀靖 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 佐藤秀靖
-登壇-通告に従い、新庁舎建設と財政見通しについての2件を質問してまいります。私は、平成30年第2回定例会で庁舎建設基本構想案が上程されて以来、庁舎建設と財政見通しについて、それぞれ3回にわたって一般質問をしてまいりました。今回で4回目の質問となります。なぜ、繰り返し質問をするのか。それは、新庁舎建設は、本市の今後の市政運営や市民生活に大きな影響を及ぼすことが推察されるため、慎重な上にも慎重に議論を重ね、市民との合意形成を図った上で建設を推進しなければならないという考えに基づき、しかるべきタイミングで、都度、都度、質問してまいりました。しかしながら、過去の一般質問や補正予算での質疑においては、「国の補助金を確保する期限が決まっているため」に、期限内に各種必要な手続は行ってきたものの、最も重要と考えられる市民への丁寧な説明と合意形成がおろそかになっているように思えてなりません。庁舎建設のようなビッグプロジェクトは、時間をかけ、じっくり議論し、時間の制約にとらわれず、あらゆる手段、方法の検討を加え、方向性を導き出すことが最善のプロセスであると考えるところですが、今般のプロセスには疑義を抱かざるを得ません。庁舎建設計画における一般的な事業スケジュールを国の財政支援を受ける期限があるために大幅に短縮し、基本構想から基本計画、基本設計に至る工程が短期間に行われたため、市民の理解が工程に追いつかず、いまの段階になってようやく庁舎建設が身近な問題であり、生活に直結する問題と認識し、現計画に異論が噴出してきたというのが現状ではないかと考えております。私は、それが市民の間で不満となり、蓄積することを殊さら危惧しております。そこで、新庁舎建設における市民に対する周知と合意形成について、3点伺います。1点目に、市民に対する丁寧な説明は尽くしてきたか。その責任を果たしてきたとの認識であれば、その根拠はどこにあるのか、伺います。2点目に、市民との合意形成は十分図られたか。庁舎建設に64億円もの巨費を投じることに対する反対意見がさらに大きくなったと感じていますが、見解を伺います。3点目に、市民の要望に誠実に応えてきたか。9月3日の市民説明会で庁舎建設に対する賛否を問うアンケート実施を要望されていましたが、国の財政支援期限に間に合わなくなる可能性を理由に実施を断っています。果たして、市民要望に誠実に応えたのかどうなのか、疑問が残りますので、見解を伺います。次に、財政見通しにおける公共施設の更新について、2点伺います。1点目に、総務省の公共施設更新のための試算ソフトを活用した公共施設更新改修費の費用推計は行ったのか、伺います。平成30年第3回定例会では、中期財政計画を含め、調整しているところで、年内を目途に試算ソフトを活用して推計したいという総務部長の答弁をいただきました。令和元年第2回定例会では、現在、作業に取り組んでいるところで、至急、試算が完成できるように進めてまいりたいとの部長答弁をいただいております。費用推計ができているのかどうか、伺います。2点目に、公共施設の更新を見据えた財政見通しについての見解を伺い、1回目の質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-佐藤議員の御質問にお答えします。1件目の新庁舎建設についての市民に対する周知と合意形成についてでありますが、新庁舎建設に関するこれまでの市民周知につきましては、平成29年度の地域懇談会を皮切りに、平成30年度の検討段階における市民参加や意見交換に加え、本年度は、基本計画及び基本設計の各段階で市民説明会及びパブリックコメントを実施するとともに、あわせて、地域懇談会や連合町内会長会議での市民周知を図ってまいりました。また、事業の進捗状況を周知するため、新庁舎建設事業NEWSを計15回発行し、広報紙に関連記事をこれまで19回掲載し、市民に対し、直接対話や紙面で、可能な限り、丁寧な説明に努めてきたところであります。この結果として、新庁舎建設事業が計画から設計へとより具体的に見えてくるに従い、市民の関心も高くなり、参加者や意見が多くなってきた状況からも、市民周知が図られてきたものと認識しているところでございます。次に、市民との合意形成については、市民説明会やパブリックコメントなどでの質問や意見に対し、市の考えを説明しながら、その都度、理解を求めてまいりました。庁舎及び文化会館は、今後も必要な施設であることに意見の相違はありませんでしたが、二つの施設を一度に再整備することから、他の市民サービスへの影響を心配する声もありましたので、老朽化し、耐震性不足の二つの施設をどこかの時点での建てかえを考えれば、期限のある国の財政支援を活用し、将来にわたって市の負担を少なくすることができるいまが建てかえの時期であること、施設の複合化により規模と維持費の縮減を図り、将来の負担をできる限り少なくし、次の世代に負担をかけない手だてであることを丁寧に説明してまいりました。また、事業費についても、庁舎や文化会館の施設単体では他市の事例と大きな隔たりはないことなども説明し、理解を求めてきたところであります。次に、市民アンケートを求める市民の要望についてでありますが、アンケートは、市民ニーズを把握するため、比較的初期の段階や長期にわたり傾向を把握する場合に活用されることが多く、現状の課題抽出や対策の参考とするものと認識しております。情報共有と市民参加のルール条例においても、アンケートは、企画立案の極めて早い段階の実施に位置づけられ、広い範囲の市民に影響が及ぶ案件については、決定の最終段階にパブリックコメントを必ず用いることとしております。新庁舎建設事業においては、庁舎機能に対する国の財政支援が当初は令和2年度までとされており、老朽化する庁舎等の課題、防災拠点機能強化の必要性、市民の利便性向上に向けた施設のあり方などは、日常の業務において市民の声などから把握してきておりましたので、庁内で検討した基本構想をたたき台として、財政支援の活用を目指し、具体的に検討してきたものであります。昨年9月に開催しました基本設計案の市民説明会で、建設に対する賛否を問うアンケート実施の要望がありました。これまで、さまざまな形で市民周知を行い、新庁舎建設検討委員会の審議、答申を踏まえ、事業を推進してきたことや、仮にアンケートを実施した場合、国の財政支援の期限を大きく超え、結果として市の財政負担がふえる状況について説明をしております。2件目の財政見通しについての公共施設の更新についてでありますが、今後の財政に占める公共施設等の更新に要する費用推計は必要であると認識しておりますので、総務省の試算ソフトを活用した更新改修費の費用推計を行ってまいります。次に、公共施設の更新を見据えた財政見通しについてでありますが、財政運営の具体的な推計につきましては、経済状況や国の政策に左右される面がありますが、地方財政対策の推移や傾向などの情報収集、人口の推移、予算、決算の状況、総合計画による事業見込みなどに鑑み、公共施設に対する費用も踏まえながら健全財政に努めてまいります。以上です。
質問 7番 佐藤秀靖
それでは、順次、質問をさせていただきます。まず、市民に対する丁寧な説明を尽くしたのかというところでございます。いま、市長からるる御説明をいただきました。懇談会、説明会、パブコメ等々、既定の手続、しかるべきところで説明をしてきたと、これは、私も重々承知をしております。また、これは、以前に私が質問した中でも御答弁をいただいているところであります。こういう説明会、パブコメ、それから懇談会に参加される方は、積極的な情報をとりにいく方でありまして、実はそうではない方がほとんどであります。そういう方々に対して、では、どうやって情報を伝達するかといったら、先ほど市長から御答弁いただきました広報だとか新庁舎建設事業NEWSということになろうかというふうに思っています。その中で、先ほども市長が御答弁なさいました建設事業NEWSは、これまで15号を発行されています。これは月1回ペースということではあるのですけれども、昨年の8月、9月、10月、そして12月、それから、ことしの2月については発行されていないのですね。振り返ってみれば、8月、9月、10月、ここら辺は、市民説明会、パブコメをやっている非常に重要な時期というふうに私は理解しています。3カ月間発行しなかったから云々という細かいことは言いませんけれども、やはり、丁寧な説明ということであれば、月1回というわけではなく、必要な時期にしかるべき情報を提供するべきだと思っています。ここら辺の考え方について、御答弁いただきます。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の御質問にお答えします。令和元年8月、9月、10月に新庁舎建設事業NEWSの発行がされなかったということでございます。新庁舎建設事業NEWSにつきましては、最終的には11月の発行分でまとめて報告させていただいてございます。この段階では、基本設計の案ができましたということで広報させていただいてございます。それとあわせまして、この後、地域懇談会に入って説明させていただきますということで、地域懇談会での説明等々、またはパブコメを行うということで意見を待っている機会でございましたので、その間、基本設計のことに関しましては特に出していなかったところでございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
出すべき情報の内容がなかったという御答弁に聞こえたのですけれども、市民に対する丁寧な説明ということで言えば、いまはこれをやっています、こうやっていますという事実を伝えるだけではなくて、こういうものが想定されます、こうですというようなものも必要かと思うのです。いままでの説明会だとか、パブコメだとか、そういうところで市民から多く出されている声の内容というのは、財政見通しについて非常に不安だ、人口が減るに従って税収も減る、その中で64億円ものお金をかけて大丈夫なのかということ、それから、本来、市民が享受すべき行政サービスが低下するのではないかということが多く寄せられているところです。例えば、財政見通しについては、平成30年11月発行の建設事業NEWS第2号、31年2月発行の第5号、この二つの号で財政状況、公債費の推移だとか将来負担率等々に触れられていまして、実際に財政見通しについて説明しているのはこの二つだけなのです。令和元年11月発行の第12号には、基本設計をまとめたので、基本設計案の説明会をしました、パブリックコメントをしました、そして、その内容が書かれているところですけれども、この時点で、8月から9月4日までのパブコメの中でも、概算費用について、高いのではないか、市民にしわ寄せがないか心配ですという市民から寄せられている声に対して、市の言葉で言うと、借入返済費、公債費が平成30年度決算で11億4,900万円になっており、今後、返済が終了するものもあり、新庁舎建設の返済を含め、おおむね同程度で推移するものと見込んでおりますということが書かれております。これは、都度、御説明いただいたのを私も聞いております。何が問題かというと、ここの9月の時点でも、なお市民の不安があるわけですね。それに対して、先ほど申し上げた第2号、第5号では説明をしていますけれども、それ以降、財政の見通しについて不安を払拭するだけの説明がありません。ということで、丁寧な説明というものの理解が進んでいないのではないかと思っていますが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の御質問にお答えします。財政に対する不安の払拭といいますか、その部分の説明だったというふうに思いますが、今回、第2号とその後の部分でさせていただいています。その後も含めて、もちろんパブリックコメント等でもお話をいただいていますし、地域懇談会でも同じようなお問い合わせをいただいてございます。それも含めて、地域懇談会でも財政についての説明をさせていただいてございますし、その都度、あわせて丁寧に説明させていただいているというふうに思ってございます。地域懇談会の報告というのは出ていませんけれども、ホームページに報告自体は出ていますので、その会場でも同じように説明させていただいているところでございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
いまの御答弁についてですが、参加している方に言葉で伝えることは当然ですけれども、先ほど私が言ったように、情報をとるために積極的にその場に来ない方については、この建設事業NEWSなり広報でお伝えするしかないと思っているのです。ホームページで公開しているのはもちろん存じ上げています。だからこそ、わかりやすい情報伝達が必要で、例えば、建設事業NEWSの公債費の推移等々のグラフもなるべく工夫していただいているのはよくわかります。縦線に公債費残高、横線に基金の残高というようにチャートをつくって、ほかの市と比べたら富良野市はこれだけですよというふうになっていて、実際に富良野市は借金が少なくて基金も積んでいるほうだと思っていますので、市民の皆さんにはそういうところで安心を伝えるという努力も必要だったのではないかと思いますが、いかがですか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の再々質問にお答えします。佐藤議員がおっしゃいますように、富良野市につきましては、借金も少なく、基金も多いということで私どもも認識しています。その中で、多分、建設事業NEWS第5号だと思いますし、広報でも同じだと思いますけれども、図が非常に小さいというのは、正直、私どもも感じました。ただ、これでも目いっぱい大きくさせていただいて、実質公債比率、または将来負担比率についても明記させていただいているところでございます。市の財政的にも大丈夫だということをお知らせすべきだということだと思いますが、先ほども言いましたように、前回、代表質問のほうでも財政部分については公表方法について検討させていただきたいというふうにお答えさせていただいてございますので、公表の方法も含めて、再度検討させていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
現状は、基本設計から実施設計のほうに移っているわけですけれども、以前は、この実施設計についての市民説明会はしないというふうに伺った記憶があります。しかし、実際問題として、市民説明会等々での市民の皆さんからの要望については、軀体に関するものではなくて、実施設計のほうで意見を反映できる部分が多いというふうに答弁なさっていますので、最後の実施設計の詳細が明らかになったところで市民説明会を開くべきだと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の御質問にお答えいたします。以前もお話をさせていただいていますけれども、軀体的な部分というよりも、実施設計ですので、例えば、杖を置くとか、窓口のガードというようなお話をいただいたり、子供用のトイレというように、申しわけないのですが、非常に見えづらい部分だと思います。その部分については、実施設計で反映できるように進めているところでありまして、説明会というよりも、どのような形で市民の皆さんにお知らせできるか、いま検討中でございますので、できるだけお知らせできるような形でしたいというふうに思っています。
質問 7番 佐藤秀靖
確認ですが、市民説明会の開催も含めて検討するということでよろしいでしょうか。
答弁 市長 北猛俊
佐藤議員の御質問にお答えさせていただきます。いま、実施設計に向けた説明会を開くのか、開かないのかということでありますが、そのことも検討させていただきますけれども、今回の質問の中に多く出ているのは、市民周知を図られているかどうかということなのですけれども、周知についてはされているというふうに認識しております。ただ、それらをもとにして、市民の不安が解消されているかどうかというところについては、私どもも少し問題に思っている部分がございます。そうした市民の持っておられる不安解消について、例えば、財政の関係、あるいは住民サービスの関係、そして、財政全体、そういったことの不安解消に向けた説明会をどのような形でやれるかということは、あわせて検討させていただきたいというふうに思っております。ただ、いままでも説明させていただいたように、財政を詳しく市民の方に御理解いただけるように説明できるかどうかということについては、甚だ疑問なところもあるのが事実であります。財政のプロというか、職員が組み立てをしているのが財政でありまして、その財政も、代表質問のときにもお答えさせていただきましたけれども、毎年度、住民の求めているもの、あるいは、新規で取り組まなければならない事業、また、継続的に進めている事業とあわせてそれらにかかる費用に対して、どのように歳入を確保するかということで協議をさせていただき、そして、手法を使いながら進めているわけであります。ですから、明確に、例えば30年は財政が安定的に行くのだということを表現することについては、非常に難しいというふうに思っております。そんな難しさもあって、先ほども建設事業NEWSに3回ほどしか出ていないよということだったのですけれども、ほかの手法を考えないと、市民の方に御理解をいただくことはなかなか難しいかなというふうに思っております。そういうことで、どういう説明をすることで市民の不安解消につながるかということも検討させていただき、そしてまた、それらを行うタイミングも見計らいながらといいますか、検討させていただきながら進めていきたいというふうに思っておりますので、そのように御理解をいただきたいと思います。
質問 7番 佐藤秀靖
いまの御丁寧な説明で了解しました。次に行きます。市民との合意形成についてです。これは、先ほど申し上げたとおり、市民からは、64億円のお金をかけるのはちょっとでか過ぎるのではないかという声が日に日に多くなっていると私は感じております。令和元年第2回定例会で、私は同じような質問をさせていただきました。このときの御答弁は、理解が進むよう説明会などで周知をしてまいりますということでありました。これは、市長の御答弁にもありましたように、基本計画から基本設計へと事の内容がだんだん明らかになって、細かいところまでも市民が理解できるようになったということで、その反応というか、賛成、反対といいますか、当然いろいろな考え方を持っている市民の方がいらっしゃるわけですから、いろいろな考えが出てくる。その中で、私は、個人的に、64億円も本当にかけて大丈夫なのか、そんなに必要ないのではないのかという声が多くなってきているというふうに思っておりますが、この点についていかが感じておりますでしょうか。
答弁 市長 北猛俊
佐藤議員の再質問にお答えさせていただきます。前段でお答えさせていただいたように、財政を周知するということは大変難しい課題にもなっております。その方法については検討させていただきたいというふうに思っておりますが、金額だけではない部分もあるのではないかと。財政の64億円の部分については、不安解消に向けて、どんな方法で対処するのが適当かということも検討させていただきますけれども、かかるものについて明確な根拠を持てるかというと、材質を含めて、これはなかなか難しいものもあるのではないかなというふうに思っております。加えて言えば、いま申し上げた財政不安といいますか、住民サービスに対する不安、そういった中で、金額についても懸念されているというふうに思っておりますので、前段で申し上げた不安解消に向けた説明の中で、いま御指摘の部分についても説明をさせていただく機会ができるかどうかということで検討させていただきます。
質問 7番 佐藤秀靖
合意形成というところで、ちょっとこだわっていきたいなというふうに思っています。これは、いま、部長からも市長からも、丁寧な説明は尽くしてきたつもりですという御答弁をいただいております。私は、丁寧な説明があった上で、合意形成が図られるのだろうというふうに思っています。その中で、1点確認ですけれども、市長にお伺いしたいのですが、先週、松下議員が一般質問で、町づくりを考える市民の会の市民アンケートで、市民の声が反映された計画だと思いますかという問いに対して、約9割の方が反映していないと回答していることについての意見を求められて、町づくりを考える市民の会がアンケートを実施したのは新聞等で承知しているけれども、結果についてはまだ承知していないという御答弁でした。そのときから金曜日と週末がありましたけれども、これをごらんになったかどうか、伺いたいと思います。
答弁 市長 北猛俊
町づくりを考える市民の会のアンケートの内容を承知しているかという御質問でありますが、この部分については、いま、決裁の形で庁内を回させていただいております。自分自身は、まだ目にしておりません。ただ、持参いただいたときに、代表の方から、これを提出するに至った経過、そして、この中で多く語られている部分についてのお話もいただきました。それからすると、いまは一連の流れで進めておりますけれども、やはり、財政に関すること、住民サービスに関すること、そして、将来設計というようなところでの不安があるということでいただいたところであります。そのことも含めて、先ほども申し上げましたが、不安解消に向けた説明というのは必要であるというふうに認識しておりますけれども、どういった形で説明会を開催できるのか、そのタイミング等についても、この後、検討してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 7番 佐藤秀靖
ありがとうございます。合意形成についてということでちょっとこだわっていくと、るる御答弁いただきましたけれども、私は、合意形成が図られているとはなかなか断言しにくい。これは、断言する材料がないということだと思いますけれども、では、合意形成がどのように図られているかということを確認するすべはあるのでしょうか。
答弁 市長 北猛俊
合意形成を得るすべということでありますけれども、これは、やはり、いままで行ってきた住民説明会、あるいは地域懇談会、またパブリックコメント、そういった情報発信の中で合意形成は図られていくというふうに思っております。ただ、合意形成と言っても、人口2万1,000人ほどのまちではありますけれども、一つの案件に対して全員の合意を得るということは、至難なことではないかというふうに思っております。そんなことからして、いままで行ってきた中で、地域においては代表する方、あるいは、市民説明会においては関心を持っておられる方、そういった方々からお聞きした意見を集約してといいますか、いわゆる民主主義の時代でありますから、そうした民主主義という考え方の中で、代表されている方々の意見を聞きながら市民周知を図っていくということに尽きるのではないかというふうに思っております。考え方についてはちょっと違うのかもしれませんけれども、こちら側としてはそのように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 7番 佐藤秀靖
では、次に進みます。市民要望に誠実に応えてきたかという部分です。いまほど、私は抽象的な質問をしました。合意形成をどのように確認できるのか、すべはどうなのだというところの一つとして、私は、アンケートということは有効な手段だと思っております。先ほどの御答弁だと、これは早い段階でやるべきだというふうなことではありました。しかしながら、平成30年の第2回定例会に上程されて以来、市民の考え方を確認したアンケートなりということは一度もなさっていないと思っております。例えば、9月3日にアンケートをしたらどうだということを言われたときに、やろうと思えばできたと私は思うのです。先ほど御答弁にありました9月3日の市民説明会では、これはホームページから引っ張ってきたものですが、市民からは、一度立ちどまって、市民アンケート調査をして市民の考えを確認してほしい、それで建設するとなれば構わないということに対して、仮に市民アンケートを実施し、皆さんが賛成して建設するとなったときには、国の財政支援に間に合わなくなり、市が全て負担するということになります、今回の財政支援がなければ、市庁舎建設への国の支援はないと思います、将来の市の負担をできる限り少なくするためにも、期限に間に合わせたいと思っておりますという御答弁でありました。期限が決まっているからアンケートをしないというのは、ちょっとおかしいと僕は思っています。これは9月ですから、現在3月です。半年間あればできたのだろうと思いますが、やらなかった理由ということでお答えいただければと思います。
答弁 市長 北猛俊
佐藤議員の再質問にお答えさせていただきます。庁舎建設にかかわる賛否を問うアンケートということでお聞きをさせていただいてよろしいでしょうか。一般的なアンケート調査については、先ほどもこういった効果がありますよということで説明させていただきましたが、賛否を問うアンケートということでお聞きしてよろしいですか。
質問 7番 佐藤秀靖
賛否を問うというよりは、私は、町づくりを考える市民の会の皆さんのアンケートをざっと拝見しましたが、要は、理解が進んでいるのか、何が問題なのか等々と。これは、話がまた前に戻ってしまいますけれども、合意形成に向けて何が必要なのか、どういうことに対して不満を持っているのか、不安を持っているのかというところのアンケートをしてもいいのではないかというふうに思っています。そういう意味のアンケートです。賛否ではありません。
質問 7番 佐藤秀靖
通告では、賛否を問うというふうに書いてあります。失礼しました。先ほど私が読み上げた9月3日の市民から上がっているアンケートには、賛否を問うとは書いていませんので、その部分については訂正します。ここに書いてあるように、一度立ちどまって市民アンケート調査をしてほしい、市民の考えを確認してほしいという部分のアンケートについて、やるべきではないのかという部分と、やる時間はあったはずだと思っていますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 北猛俊
佐藤議員の再質問にお答えさせていただきますが、市民の賛否とか、いろいろありましたけれども、市民の意思を確認するアンケートということで受けてよろしいですか。それは、結果として、賛否を問う、これでいいのか、悪いのかということになるのではないかなというふうに思います。それをなぜしなかったかというのは、時間的なことは要素としてありますよ。それは、きょうも答弁させていただきましたし、そのときに答弁をさせていただいている内容かというふうに思います。それと、大事なところは、庁舎、そして文化会館の新築・改築部分については、富良野市の将来、そして市民の将来にとっても大事な事業だと思っております。そのことを市民の皆さんに説明しながら、そのアンケートを求められたときに至っているかというふうに思います。その当時も、確かに賛成もありましたでしょうし、反対もあったかというふうに思っております。しかし、前段でも申し上げたとおり、これは市が行う将来にわたって大事な事業ということでありますから、市民に賛否を問うて、どっちのことになっても、市民の中にしこりといいますか、意見の違う中での闘わせで、結果、市民の心情の中に残るものも出てくるのではないかと。それをあえて行政が求めることが正しいかという判断もさせていただいて、そうした市民の意向といいますか、平たく言うと賛否ということになるかもしれませんけれども、それを問うような作業はしなかったということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 7番 佐藤秀靖
では、次に参ります。総務省の試算ソフトを活用した更新改修費の推計であります。先ほど、市長からは、必要なので推計を進めたいという御答弁でありました。これは、もう何回も聞いている話です。1年半前に僕が言って、同じ答弁です。いま、まだつくられていないというのはいかがなものかと思っています。私は、それについてしつこく言うのはもうやめますけれども、なぜ、僕がこれをしつこく言っているかなのです。これは、庁舎建設とすごく密接する問題だと私は思っています。公共施設の総合管理計画でも書いてあるとおり、これから20年間で20%の公共施設をなくしていきますということが明記されているわけです。ということは、これは個別計画がまだしっかり立っていませんから、例えばの話で聞いていただければと思うのですけれども、ひょっとしたら、どこかの地域の地域会館をなくします、橋をなくします、皆さん、御不便をかけますけれども、御理解くださいということを言わざるを得ないときが来ます。それは、言ってみれば、本来、市民が享受する市民サービスの低下に直結するわけですよね。市庁舎を建てたから、これがなくなるというふうに思われてしまうわけですよ。だから、僕がずっと言っているように、庁舎建設と公共施設管理計画は同時進行で進めて、庁舎を建てます、でも、将来的な財政見通しでいくと、公共施設の更新に対して非常にお金がかかります、これはもう現実的にそうなのです、ですから、庁舎を建てます、将来的には更新改修費が相当かかります、でも、財政的には大丈夫ですという言い方をしていかないと、いまは庁舎を建てるためには大丈夫ですよとしか聞こえてこないのです。そのために、僕は、確実なとは一言も言っていませんが、ソフトを使って目鼻だちをつくるためにこれが必要なのではないかとずっと言ってきましたが、いかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の再質問にお答えします。以前からといいますか、平成30年から御質問をいただいていた件でございます。これにつきましては、重要だという認識は十分にさせていただいておりますし、先ほども言いましたように、20年間で20%という総合管理計画での目標もあるところでございます。その中で、試算について作業がおくれているというのは事実でございますので、これについて、改めて費用の推計をさせていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
では、いつまでにつくりましょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
先ほどから、庁舎の関連で、財政等の見通しの説明をさせていただきたいということでお話をさせていただいてございます。その部分の資料にも活用させていただきたいと思いますので、そこまでには作業を進めたいというふうに思ってございます。以上でございます。(発言する者あり)
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
申しわけありません。先ほども財政に関する説明等をさせていただくという言い方をしていますけれども、それにあわせて、その資料にさせていただくように作業を進めさせていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
最後に、公共施設の更新を見据えた財政見通しということでありますけれども、建設事業NEWSでも、公債費の推移ということで、先ほど読み上げましたが、これから償還が終わっていく公債費があります。それの出っ張り、引っ込みを勘案して、これからも大体同じ程度で推移するのではないかという概略的な説明でありました。これは、これからかかるであろう公共施設の更新費用を見据えてということでよろしいのでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の再々質問にお答えします。総務省の試算ソフトにつきましては、たしか、いまある建物が、今後、更新時期に来て同じような建物を建てた場合にどういう形になるかというような試算ソフトだと思います。当然、そういう考え方もありますけれども、先ほどおっしゃったように、場合によってはいろいろな統廃合もあるかと思います。そこまできっちりとした今後の見通しはできないですけれども、いまの更新費用を今後の見通しにどこまで反映させられるかというところもある程度勘案しながら説明させていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤秀靖
いまの部長の御答弁だと、将来的にかかっていく部分については、30年後はどういう財政体系になっているかわからないということも含めて、収入に見合わせた支出をつくる中で、公債費は大体これだけでと、年間大体11億円ぐらいの返済でおさめるようにという考えの中でこれをつくっているというふうに理解してよろしいでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
佐藤議員の再々質問にお答えしますが、おさめるようにといいますか、年間で大体9億円ぐらいにさせていただいております。うちで事業をやる場合は、補助裏も含めてこの部分でさせていただいていますので、確実にというより、過去の推移を踏まえた上で、これぐらいの推移で起債を起こしながら対応しているということで、当時、推計をさせていただいているということでございます。