みんなの議会

富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日

(1)新庁舎について/(2)外国人との共生について

2020年3月5日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「新庁舎について」「外国人との共生について」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、教育委員会教育部長 亀渕雅彦、市民生活部長 山下俊明、経済部長 後藤正紀が答弁しました。

質問者
松下寿美枝 議員
答弁者
市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、教育委員会教育部長 亀渕雅彦、市民生活部長 山下俊明、経済部長 後藤正紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松下寿美枝

-登壇-通告に従い、順次、一般質問いたします。1件目は、新庁舎建設について伺います。平成30年に基本構想を策定し、昨年5月に富良野市新庁舎基本計画を策定、そこから基本設計、実施計画、実施設計へと進んできています。平成30年10月に第1号が発行された新庁舎建設事業NEWSは、現在では15号目を数えます。今後は、市民説明会の予定はないとのことなので、確認を含めて3点質問させていただきます。1点目に、庁舎の規模について。新庁舎には、現庁舎に入っている全部署に加え、図書館、保健センター、文化会館に入っている課を合わせて六つの課が入る予定になっています。いまより職員数がふえるが、基本設計における床面積は、約20%減となる約8,700平方メートルと計画しています。コンパクトな設計は理解するところでありますが、職員の方の働きやすさはどのように考慮されたのでしょうか。例えば、資料等を保管しておく場所や1人当たりのスペースの確保などはどのように検討されたのか、伺います。2点目に、新聞報道によりますと、町づくりを考える市民の会の催しで独自にとられた市民アンケートの結果、158件の回答があり、その中で、市民の声が反映された計画案だと思いますかとの問いに対して、約9割の方が反映されていないと回答しています。これは一部の市民の意見ではありますが、この声をどのように受けとめているのか、伺います。3点目に、次世代の子供たちを育む(仮称)子どもの遊び場は、どのような設計のイメージをしているのか、また、富良野らしさをどのように表現していくのか、考えを伺います。2件目は、外国人と共生できるまちづくりについて伺います。外国人住民が年々増加する一方、少子高齢化による生産人口の減少等の影響もあり、市内のさまざまな分野で働き手が不足している状況があります。3月号の広報にも、地域懇談会で出た意見として、農業や観光産業は外国人労働者に支えられているのが実態、外部から人を取り入れるための情報発信に力を入れ、移住者と外国人労働者を受け入れる体制整備をしてほしいとの声が載っていました。人口の推移を見てみますと、平成30年2月末の富良野市の人口は2万2,239名、うち外国人213名、令和2年の2月末日では、人口2万1,531名、うち外国人300名と、全体の人口は減っていますが、外国人の転入者はふえている状況です。富良野市においては、2月25日付の外国人登録在留資格者の人数は302名、うち、技能実習生が112名、ワーキングホリデーなどで滞在している人は46名でした。外国人住民は、今後、労働や消費を通じて地域経済を支え、活力をもたらす存在として一層期待されることから、外国人が働きやすい就労・生活環境を整備することが重要と考えます。富良野でも、外国人技能実習生を受け入れている事業所がふえてきています。受け入れている事業者の方に話を聞くと、生活面でのサポートに気を使っている部分がうかがわれました。それらを踏まえ、以下の3点を質問します。1点目に、通信環境整備についてです。技能実習生を受け入れたときに、通信環境が悪く、母国と連絡をとる際に非常に不便な思いをさせてしまったとの声も聞きました。今後の未整備地域の光回線環境整備についての考えを伺います。2点目に、生活のサポートをしていく上で今後必要だと思われることの一つに、ごみの分別ブックの多言語化があると考えます。現在、本市のごみの分け方・出し方概要版は、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で作成されていますが、2020年2月現在、富良野で登録されている外国人を国籍別で見ると、中国、ベトナム、台湾の順でふえてきています。ベトナム語の概要版の作成も早急に対応すべきではないかと思いますが、作成の考えはあるのか、伺います。3点目として、今後も多言語での周知の必要性が予測されますが、ごみの分別に関してどのように周知を図っていくのか、考えを伺います。また、2月25日の北海道新聞に、外国人住民約300人を対象にした全国12地方紙の共同調査が載っていました。一部、引用させていただきます。回答者の技能実習生125人のうち、46%が日本に親しい友人がいないと答えるなど、住んでいる地域や社会との結びつきが希薄な現状が浮き彫りになった。共同調査では、生活の実態も尋ねた。困っていることは、①言葉が通じない、②物価が高い、③文化や習慣が違う、④趣味や遊びの時間、場所がない。また、どんな助けがあればもっと生活しやすくなるかというアンケートには、1位、日本語の勉強、2位、わかりやすい日本語のニュース、3位、災害時の多言語での避難情報などが挙げられ、ほかにも、外国語ができる病院の情報や日本人の相談相手、自分と同じ国の人と話す場所などが続いていました。本市の多文化共生に関する取り組みに関しては、昨年12月定例会で大西議員が一般質問されていました。そのときの答弁では、多文化共生を考えていく上で、受け入れる地域づくりが重要だが、本市では、情報の発信や情報の収集が十分にできていないこと、窓口が横断的になっていることなどが課題として挙げられていました。また、外国人技能実習生を受け入れている方からは、今後に向けて、同じ国の人同士の交流ができる機会をつくってはどうか、簡単な日本語を習える場所があってもよいのではないか、富良野の文化に触れる機会をもっとつくってあげたいが、どうしたらよいかといった声も聞かれました。以上を踏まえて、3点質問いたします。1点目に、本市における外国人労働者や外国人技能実習生の人数、業種などの実態をいまはどのように把握されているのか。2点目に、外国人労働者や外国人技能実習生の受け入れの際の雇用主の負担等の実態の把握や負担の軽減について、市の考えを伺います。3点目に、外国人労働者や外国人技能実習生については、言葉の違いなどもあり、地域住民との交流も含め、生活面でのサポートも必要だと思われますが、市の考えを伺います。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-松下議員の御質問にお答えします。1件目の新庁舎についての1点目、庁舎の規模についてでありますが、庁舎の規模の検討に当たっては、基本方針に掲げる市民が利用しやすい庁舎の実現に向け、分散化している行政機能、市民窓口を集約し、市民の利便性の向上を優先に、将来の人口減少を考慮してコンパクトな規模としております。職員数につきましては、自治体の業務が多様化、専門化していく現状において、人口減少に比例して職員数を減少させていくことは難しいものと考え、現在の職員数に対応できる規模を想定しつつも、職員の執務室につきましては、コンパクトで効率的な庁舎を目指して検討を行い、関連する業務をワンフロアに集約することや、効率的な配置が可能で、将来の組織変更に柔軟に対応できるユニバーサルレイアウトを導入し、ふえ続ける行政文書の電子化を進め、保管量のスリム化と書庫スペースの効率化を図ることとしております。なお、具体的な資料等の保管場所につきましては、執務室内は、壁面に平行移動書庫や机の配列ごとに低い書庫のスペースを確保し、古い年度の保存文書は、2階と3階に一定規模の書庫、倉庫を備え、収納量の高い大型の可動書庫を設置するなど、保管場所を集約することでスペース効率や収納効率の向上を図るよう検討しております。なお、総務省では、働き方改革として、個々の職員の机を固定化しないフリーアドレスの導入や、文書のペーパーレス化や文書管理の見直しなど、オフィス改革を進めており、本市におきましても、これらの取り組みを参考に、業務改善に向け、ICTの積極的な活用を進めてまいりたいと考えております。2点目の市民意見についてでありますが、町づくりを考える市民の会がアンケートを実施されたことは新聞報道等で承知しておりますが、結果についてはまだ承知しておりません。基本計画や基本設計段階での市民意見の反映については、市民説明会やパブリックコメント、地域懇談会で寄せられた意見や各市民団体等から提出のあった要望書をもとに検討を行っており、その中で反映した主な市民意見としては、リハーサル室や大ホールの音響反射板、飲食イベント用のパントリー、子どもの遊び場などの設置などがあります。また、反映できなかった市民意見としては、大ホールの規模拡大、エスカレーターや太陽光パネルの設置などがありますが、現状の利用状況や費用対効果、維持費等を考慮して、反映できない理由を説明してきております。今後も、実施設計段階で市民意見の反映に努めてまいります。3点目の(仮称)子どもの遊び場についての設計イメージと富良野らしさをどのように表現していくかについてでありますが、(仮称)子どもの遊び場は、基本設計の基本方針である市民が気軽に訪れて親しみやすい庁舎として、子供や子育て世代が利用できる場所と考えているところであります。昨年12月に子育て世代の保護者を対象に、庁舎内の子どもの遊び場としてどのような整備をしたらよいのかについての意見交換会及び子育てアプリによるアンケート調査を実施いたしました。主な意見としては、子供たちの体力づくりができる空間、富良野の自然を感じられ、知育、スポーツができる空間、年齢別ゾーニングがされる空間、保護者が子育てについて情報交換できる空間などが出されました。今後、これらの意見も参考に、子育て世代のニーズに適合した遊具の配置による子供たちに親しまれる施設づくりを検討してまいります。2件目の外国人との共生についての1点目、光回線の環境整備についてでありますが、超高速ブロードバンドの全国整備率は、平成30年3月末で99.2%となっており、未整備世帯は全国で45万世帯となっております。本市の農村地域における未整備世帯は約1,400世帯あり、ADSLのサービスが令和5年1月31日をもって終了し、あわせてICTの利活用が望まれておりますので、総務省の高速無線環境整備推進事業の活用や技術的な整備の可能性について協議を進めているところでございますが、他の補助事業や整備手法についても引き続き調査、研究してまいります。次に、2点目のごみ分別の多言語対応についてでありますが、現在、就労による外国人の転入時のごみ分別周知については、転入時に雇用主と転入者に対して説明を行っており、今後も雇用主と連携をとりながら啓発に努めてまいります。また、ベトナム語でのごみの分け方・出し方概要版の作成につきましては、国別外国人の登録人数でベトナム人の転入が大幅に増加していることから、早急に作成して対応してまいります。今後、増加する外国人への対応につきましては、外国人転入の状況を踏まえ、必要に応じてごみ分別の資料を作成し、啓発に努めてまいります。3点目の外国人と共生できるまちづくりについてでありますが、本市に住民登録している外国人は、2月20日現在301人であり、在留資格別では、技能実習が110人、ワーキングホリデーなどの特定活動が47人、技術、人文知識、国際業務が31人などとなっております。技能実習先や特定活動の業種につきましては、本市の基幹産業である農業や観光関連サービス業が多い状況であります。次に、事業主の負担の実態把握についてでありますが、仕事面での指導とともに、日常生活のサポートが負担になっているとの声を聞いておりますが、外国人技能実習生等の受け入れに当たっては、事業主が職場環境及び生活環境を整備することとなっております。技能実習生等への支援につきましては、言葉や生活習慣など、お互いの文化の違いがあることから、外国人と事業主、また、地域の方々がお互いに理解し合うことが必要ですので、関係機関と連携し、市民と外国人がともに安全・安心な生活を送ることができる環境づくりに努めてまいります。以上です。

質問 2番 松下寿美枝

行政文書等の保管場所については、2階、3階の書庫ですとか壁面の活用ということで理解しました。このことに関しては、平成30年5月に策定されました富良野市庁舎建設基本構想の中の現庁舎の現状と課題という部分で、事務室の狭さ、事務作業スペースの不足、行政文書の保管場所の不足が発生しているとありましたので、確認のためにお伺いしました。ただ、事務室は、やはり、図面上で見ても机がきっちり並んでいる形で、狭さもあるのかなと感じております。労働安全衛生法では、労働者1人当たり10立方メートルという基準もあるようですが、その辺の基準についてはいかがでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の再質問にお答えします。現状の市役所の庁舎内から見ますと非常に狭くなっているというふうに思われますが、先ほどもお話ししましたように、いろいろな資料の整理の仕方、文書の整理の仕方も含めてこれから対応することによって、一人一人の面積は、ゆったりはしませんけれども、労働安全衛生法に対応できる分は確保してございますので、そのとおりにさせていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

狭い空間ではストレスも発生するかと思いますので、健康面も気になりまして、ちょっとお聞きしました。分散している六つの課が集約する場合ですが、一気にまとめて入るのか、それとも、順序立てて入っていくのか、その辺もお伺いしてよろしいでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えします。庁舎が竣工した暁には、いまは分散している課を集約してオープンしたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

1回で集約するということでした。教育委員会も入るということで、事務手続が非常にスムーズになるのはありがたいことだなと思います。ただ、教育委員会の業務として適応指導教室などの業務もあるかと思うのですが、そういった業務をする方も一緒に職員として入るという理解でよろしいでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の御質問にお答えします。基本構想等にも書いてあったのですが、適応指導教室となりますと、非常にデリケートな問題等がございますので、庁舎の中に入るということは考えてございません。違う場所で対応することにさせていただいてございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

次の質問に移ります。町づくりを考える市民の会の催しのアンケートの件に移ります。私も市民の声を聞いていましたが、市民の方からは、声を聞いてほしかった、情報が早く欲しかった、また、ほかの政策にかかわる考えなど、さまざまな声が上がっていたように感じています。先ほど宮田議員もおっしゃっていましたが、世の中、政治に無関心であったり、投票率が低いなどと言われますが、こういった市民の方たちの声が富良野で上がったということを私は率直にうれしく思いましたし、こういった声に耳を傾けて、ともに考えていくことも協働のまちづくりとしては大切なことではないのかなと感じています。私は、できるだけ早い段階で市民の声を聞くべきだったのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の御質問にお答えします。市民の声といいますか、以前もお話をさせていただきましたが、基本構想ができた後、基本計画のときにも皆さん方に周知させていただきながら、現在、こういう形で検討していますよというところを周知させていただいてございます。また、基本計画ができた後の市民説明会やパブリックコメント、基本設計ができた後の市民説明会等でも改めて説明させていただいたところでございます。この間、問い合わせを含めて、意見についてはいただくこととしておりまして、先ほど市長からも答弁させていただきましたけれども、こうした中で、いろいろな意見をいただき、取り入れられた意見、または取り入れられなかった意見について整理させていただいて、それぞれパブリックコメントも含めてお答えをさせていただいているところでございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

平成27年12月の新聞記事によりますと、「市庁舎新築案5年後に」という見出しで、当時の能登市長が、定例市議会で、老朽化が進む市庁舎について、今後5年をめどに建設目標年度も含めた整備計画をまとめたいと述べたとあります。また、記事の最後には、市は、今後、どのような庁舎が望ましいのか、地域懇談会を開くなどして市民の意見を幅広く聞く考えだとありました。平成27年12月の記事です。そこから約3年後に新庁舎事業NEWSが発行になり、そこには、第1回検討委員会において基本構想をたたき台として検討が進められたことや、10月11日に市民ワークショップを開催したとあります。本来ならば、基本構想前に市民の声を聞くべきではなかったのかなという思いもあるのですが、平成27年から平成30年までの間に市民に対して意見を聞くような場は設けなかったのか、再度伺います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の御質問にお答えします。平成27年12月の記事だと思いますが、当時の状況でありますと、庁舎の耐用年数が短くなってきたと過去からずっと答弁をさせていただいていましたので、市庁舎の建てかえ時期ということで、27年の段階では5年をめどにというふうにしたと思います。その後、昨年等も含めてお話をさせていただいていますけれども、この時期、状況が変わってといいますか、改めて国の支援ができました。これは本当に時限立法だというふうに思っていますので、それも含めて説明をさせていただいて、この時期に新庁舎建設をさせていただきたいということは、いろいろな場面で説明をさせていただいてきたというふうに思っています。そのことも踏まえながら、平成29年の地域懇談会におきましても、庁舎等の建設について話題とさせていただきながら説明させていただいてございますし、先ほど申しましたように、基本計画を策定する段階等にも市民の意見を募集しているところであります。また、昨年、平成30年の段階でも、基本計画、基本設計とは別に、地域懇談会におきましてもいまはこういうことを進めていますということを説明させていただいてございますので、平成27年のときとは状況がちょっと変わっていますけれども、この間、ずっと説明はさせていただいたところでございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

次の質問に移ります。次世代の子供たちを育む(仮称)子どもの遊び場についてですが、屋内の遊び場、雨の日でも雪の日でも遊べる遊び場があったらいいという市民の声はいままでもたくさん上がっていたように思います。いままでの市民要望にあった屋内の遊び場とはイメージが若干違うような感じもするのですが、そのあたりの市民の要望、ニーズの分析などをしていましたら、お伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。この件につきましては、教育委員会が検討しておりますので、教育委員会のほうから御答弁させていただきます。いま、松下議員から、市民から子供の遊び場という要望があったが、その要望と実際の庁舎の部分についてはちょっと違うのではないかという質問であります。まず、教育委員会では、子ども・子育て支援事業計画を策定するに当たり、平成30年度にアンケートをとりまして、子育て世代の市民の方からの一番の要望として屋内の遊び場ということがあったところであります。その中で、具体的に大きなものをイメージされている方もいるかと思いますが、現状では、単独で大きな遊び場をつくることは考えていないところです。そんな中で、今回、新庁舎の建設ということになりましたので、市民が集う場所ということで、その一つとして子どもの遊び場をつくることが望ましいのではないかということで、今回、新庁舎の1階フロアの中に子どもの遊び場の部分を取り入れてもらうようにしたところでございます。以上です。

質問 2番 松下寿美枝

私も、子ども・子育て支援に関するアンケート調査の自由記載を見せていただきました。やはり、室内の遊びを求める声の件数が断トツに多かったように感じています。そして、自由記載のほうでは、大きな子供も小学生の子供もきょうだいで連れていって遊べるような場が欲しいという声もありました。富良野市には、子育て支援センターのほうにも乳幼児の遊び場があるのですが、こちらの子どもの遊び場も乳幼児ということで、どのようにして差別化を図っていくのか、お伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。子育て支援センターとの差別化ということでありますけれども、子育て支援センターにつきましては、いまの質問にもありましたように、幼児の子供さん方がお母さんとともに、そして、子供が遊ぶだけではなくて、お母さん方も、それぞれの目的を持ったグループによって支援員が相談を受けながら取り組んでいるところであります。ただ、庁舎の子どもの遊び場につきましては、そうではなくて、自由に使える場所、また、小さな子供たちだけではなくて、基本的に未就学児とは考えておりますけれども、もう少し幅を広げた中で自由に遊べる空間というふうに考えているところです。以上です。

質問 2番 松下寿美枝

子どもの遊び場に関して、先ほどの答弁では、運動不足解消などの意見も出ていたと伺いました。それも踏まえて、いまはどのような設計のコンセプトを考えているのか、お伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。体力の向上という部分もどうかということでありますけれども、やはり限られたスペースでありますので、全ての要望を満たすことはちょっと難しいのかなというふうにも考えているところです。とはいえ、体力の向上につながる部分が一つと、遊びの中から子供たちの成長、知育の部分に取り組めるような遊具等々も用意しながら、限られた空間の中で最大限いろいろなことができるように考えてまいりたいというふうに思っております。以上です。

質問 2番 松下寿美枝

続いて、光回線の質問に移ります。農村地区のほうでは、光回線の要望が絶えない現状があります。3月号の広報においても、地域懇談会で光回線整備に関する要望も出ていました。昨年12月の定例会の一般質問でも、渋谷議員が質問していましたし、さらに、平成29年の一般質問では、宇治議員が情報ネットワーク環境の整備拡大について質問されていました。先ほどの答弁から、総務省、NTTのほうと協議を進めているという部分は理解しているところですが、平成29年の宇治議員の一般質問のときの答弁で、光回線整備に関しては、各地域住民の利用意向を前提とした上で、光回線エリアの拡大、公共施設等を基地局とした長距離無線LAN、その他の情報通信機器の活用など、それぞれの手法の有効性、適否を判断して整備を検討してまいりますとの答弁もありました。いまでも光回線整備を求める声が絶えないという部分もありますが、平成29年の時期からいままでの間に地域住民の利用の意向をどのような方法で拾い上げてきたのか、伺います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の御質問にお答えします。本市としましては、平成29年度につきましては、市と公共施設等をつなぐ光回線を整備させていただいてございます。約41.3キロメートル、1億6,000万円ぐらいの事業費だったと思いますけれども、その整備をさせていただいてございます。その前段で、光回線未整備地域の方たちにアンケート調査をさせていただいているところでございます。その調査の結果、先ほど申しましたような平成29年度の事業になっているわけですが、市としましては、ニーズはあるというふうに十分理解させていただいてございます。また、先ほど議員もおっしゃっていますように、地域懇談会の席上でもいろいろなお話をいただいていますし、地域の皆様方がこちらのほうにいらっしゃって個別にもお話を伺ってございます。この辺のことがありますし、また、先ほども市長から答弁させていただいてございますし、代表質問でも答弁させていただいてございますので、総務省の出先であります総合通信局、また総務省本省とも具体的な整備手法はないかということで協議をさせていただいてございますし、NTT東日本とは具体的にどのような形で引くのが一番いいだろうかと、概算で精査をさせていただくようなお願いもしているところでございます。そういったことから、先ほど、市長のほうから、もっといろいろな形で幅広く手法なども検討したいと答弁させていただいた次第でございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

外国人の技能実習生たちが来る際に、やはり、日本ではそういった通信環境の整備がもう整っているということで、スマートフォンをお持ちで皆さんは来られるようなのですね。ですから、そういった整備も今後は早急に進める必要があるのかなと思い、こういった質問をさせていただきました。ちなみに、光回線以外の手法など、何か検討されていたものがあれば、教えていただきたいです。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

松下議員の質問にお答えします。先ほど申しましたように、総務省の高度無線環境整備推進事業ということで、いま、私どもと総合通信局で協議をしてございます。それ以外に、例えば、農水省でもないかとか、違うセクションでもいろいろな事業がないかということを含めて、先ほど違う手法ということでお話をさせていただいてございます。ただ、総務省との話の中では、この光回線とは別に、今後を見据えながらの対応ということでは5Gの考え方も進展によって考えられますので、その辺も含めて意見交換をさせていただいているところでございます。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

現場で必要としている人もいるので、しっかりとニーズの把握をしていただけたらと思います。次の質問に移ります。ベトナム語のごみ分別のガイドブックに早急に対応していただけるということで、これは皆さんもありがたいのではないかなと思います。技能実習生の制度の趣旨として、国は、開発途上地域の経済発展を担う人づくりに協力するとうたっています。私は、仕事の技術だけを学ぶのではなく、富良野での生活の中で得る生活の知恵のような部分も持ち帰って、国の発展に役立てていただけたらと思っていて、富良野市のごみの分別という部分は、「分ければ資源・混ぜればごみ」をモットーに市民が協力しながら進めている取り組みで、環境の面からも世界に誇れることだなと思っています。富良野での生活を通してごみの分別を理解していただき、母国へ帰ったときにも環境を意識するきっかけになっていただけたら、すばらしい循環になるのではないかなと思うのです。いま、富良野市で活用されていますごみ分別アプリの多言語化については、今後、取り組む予定はありますでしょうか。

答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)

松下議員の質問にお答えいたします。先ほど、市長答弁にもありましたとおり、ごみ分別の概要版につきましては、現在、英語、中国語、韓国語を用意しておりますが、ベトナム人の方もふえていらっしゃるということで、ベトナム語の概要版の作成を早急に進めるところでございます。また、アプリにつきましては、大型ごみのほうは改修を予定しております。多言語化についてですが、アプリにつきましては、利用されている市民の方から好評をいただいておりますが、ごみを分別するという意識が入った後にアプリを見て、そのごみについて御自分で調べるというツールになるかと思っております。富良野にいまいらっしゃる外国人の方でいきますと、農業ですとか、長期的ではなくて、短期的に日本に滞在される外国人の方が主だと思っておりますので、まずは概要版で富良野市のごみの分別の方法を知っていただき、入り口の理解をしていただいて、この後、長く住む方がいらっしゃる場合には、アプリ等も多言語化で改修して対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 2番 松下寿美枝

次の質問に移ります。富良野市内には、観光業やサービス業、その他、農業分野以外でも多岐にわたり外国人の方の手をかりているという現状があります。そして、これから受け入れていく事業所がふえる可能性も大いにあると感じています。そういった中で、富良野で働きたい、富良野で働けてよかった、また、住んでみたらとてもいいまちだったなどの口コミが世界中に広がるということも、就業や実習先に富良野を選ぶ選択肢の一つになるのではないかといった考えもできるのではないかと思っています。富良野市では、外国人の労働者や外国人技能実習生の受け入れ実態把握について、窓口が多岐にわたっていたり、そういう集約はなかなか難しいのかなとは思うのですが、ここからは提案になるのですが、北海道紋別市では、国際交流サロンというものを開設していまして、市内の事業所で研修している外国人技能実習生が市民と交流を深めたり日本の文化を体験できる交流の拠点として活用されているそうです。富良野では、観光客に向けたイベントというのは多数ありますので、そういったイベントのときに、観光客の皆さん、どうぞとうたうだけではなく、富良野にお住まいの外国人の方、どうぞという周知があると、事業所の方たちもそういうイベントがあるのだなと認識することにつながるのかなと思っております。いまは、富良野市の観光客に向けたイベントだから、何となくキャッチしにくいという声も聞いたので、そういった交流ができる場所をふやしていくというのも一つの提案としてお伝えさせていただきます。また、こういったことはすごく大きなビジョンになるかと思うのですが、こういった大きなビジョン……(発言する者あり)を持ちつつ、情報収集という部分で受け入れ先の事業者や生活指導を担当している方に聞き取りなどして、ニーズの把握に努めてみるのはいかがでしょうか。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

松下議員の御質問にお答えいたします。何点か、焦点がぼやけていたら申しわけございません。いわゆる観光客向けのイベント等へも率先して参加しやすいように、市としても、情報発信、あるいは、その前の情報収集等が必要だというような御意見かと思いますけれども、まず、技能実習生並びに雇用する場合におきましても、あくまでも雇用主、事業主の方々がそれぞれどういう体制で環境を整備しようか、これから始まります。その中で、生活等におきましても、富良野市のイベント等があったら、それに積極的に参加していただけるような考え方を持っていただきたいなと思います。もちろん、外国人を受け入れるに当たっては、市としても、農業のほうもそうですし、あるいは、観光業向けにもフォーラム等を何回か開きながら情報を提供してまいりました。今後も、こういう情報を提供するとともに、事業主の皆様からも、そういう方々に、ぜひ、へそ祭りには結構参加してきてございますので、こういった行事の参加並びに町内等、お住まいの地域でのいろいろな行事への参加を、まずは挨拶からかなとは思いますが、そういったものを進めていただければと思います。

出典:富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる