富良野市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月19日
(1)労働力人口減少への対応について/(2)防災対策を考慮した新庁舎建設について
2019年9月19日、富良野市議会の一般質問で、渋谷正文議員が「労働力人口減少への対応について」「防災対策を考慮した新庁舎建設について」について質問し、市長 北猛俊、経済部長 後藤正紀、保健福祉部長 若杉勝博、総務部長 稲葉武則が答弁しました。
- 質問者
- 渋谷正文 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、経済部長 後藤正紀、保健福祉部長 若杉勝博、総務部長 稲葉武則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 渋谷正文
-登壇-おはようございます。さきの通告に従いまして、順次、質問いたします。最初に、労働力人口減少への対応についてでありますが、今回の質問は、現在の社会動向を背景にして、富良野市はどのように考え、今後どのように対応していくのかを主題にするものであります。労働力人口減少への対応について、可能性としてあり得る未来について推計を示すことにより、早い段階から対策を検討し、状況悪化を予防する手だてを考えていくことが必要であると考えます。そこでまず、1点目として、労働力確保の現状認識についてお伺いします。一つ目に、労働力確保に向けて、国としては、AI技術の活用と女性や高齢者により労働力を確保しようとしていますが、本市として同様の手段で労働力を確保することができるのか、市の所見を伺います。二つ目に、労働力確保が困難な場合に、地域経済に与える影響は何があるのか、起こり得る事象及びリスクをお知らせください。2点目は、外国人労働力の就労と地域社会との溶け込みについてお伺いします。夢を持った若者を受け入れ、その夢を実現する舞台になるような地域として、10年先、20年先の時代を見据えていく判断こそ、本市の発展に導くものと考えます。地域社会と溶け込む人材を求める、いま、まさに時代の転換点にあります。そのためには、言葉や文化の違いを受け入れるという姿勢が重要であります。コミュニケーションを必要としますので、日本語能力の必要性、日本語支援の充実、日本文化を理解すると同時に、相手の文化への理解が求められます。ここで、二つの点をお伺いします。一つ目に、外国人労働力を市内の各事業所で受け入れる際、懸念される事項は何か。二つ目に、外国人が安心して働き、地域に定着してともに生きていける社会づくりに向け、本市はどのような取り組みを行っていくのか、外国人受け入れ拡大に向けた施策の検討についてお伺いします。3点目は、介護人材確保に向けた取り組みについてお伺いします。2025年時点で将来的な介護人材が33万人不足すると試算されており、現在も介護職員の不足がある中においても、安易な外国人労働力参入は将来において膨大な社会的コストを支払う懸念があります。2018年より、国の留学生支援事業を活用した外国人介護福祉人材育成支援事業の協議会が、東川町を中心に道北地区モデル事業として設立しているところです。介護福祉士は、技能実習生とは異なり、現場スタッフの中核となって働く人材となります。東川には日本語学校や専門学校があり、周辺の自治体や施設と協力しながら、人材確保策の取り組みを行っています。私たちのまちも、一層の推進をしてはどうかと考えます。ここで、二つの点をお伺いします。一つ目に、外国人介護福祉人材育成支援協議会は周辺自治体に正会員を呼びかけていますが、本市においては賛助会員にとどまっております。沿線事業者から参加を検討してほしいとの声はあるのか、お伺いします。二つ目に、協議会に正会員として加入をしてはどうかと考えます。本市が賛助会員にとどまっている理由についてお伺いします。4点目は、人材育成についてお伺いします。バックキャスティングの手法を用いたFURANO VISION2030では、五つの戦略、重点項目を掲げ、その四つ目には、持続性を確保するしくみとして、64ページにDMOを核とした観光地ブランディングとして、日本語学校の誘致や観光学科誘致が記載されております。このことから、日本語学校の誘致や観光学科の誘致について、市として観光の振興を総合的かつ戦略的に推進するためのビジョンと位置づけ、FURANO VISION 2030の実現に向けて動き出していくものと考えるところであります。ここで、三つの点をお伺いいたします。一つ目に、日本語学校の誘致についてであります。市内を歩いておりますと、増加する訪日外国人に対応する人材の定着を行う上での日本語学校の誘致については、前向きな意見を聞きます。そして、他の自治体では、積極的に誘致する動きがあると認識しています。日本語学校の誘致について、本市の基本的な考え方とこれまでの動きについてお伺いします。二つ目に、市内高校への観光学科誘致について、本市の基本的な考え方とこれまでの動きについて伺います。三つ目に、日本語学科や観光学科の誘致に当たっては、地域で外国人の受け皿となる団体や産学官で協議をして進めることが重要と考えます。市の所見を伺います。2件目は、防災対策を考慮した市庁舎建設についての新たな想定を踏まえた防災・減災対策について伺います。富良野沿線においては、平成28年、台風10号の大雨被害が記憶に新しいところであります。公共施設である南富良野町保健福祉センターみなくるに、扉や窓を破って濁流が流入し、1階に事務所を構える南富良野町社会福祉協議会は、床上約80センチの浸水被害を含め、まちには多くの爪跡を残し、復旧に大変な苦労をされております。気象庁の観測では、30年前と比較しますと、近年、1時間降水量50ミリ以上の短時間強雨の発生回数が約1.4倍、1時間降水量100ミリ以上では、約1.7倍に発生回数が増加しています。そして、全国の雨量観測所において、平成25年以降、約3割の地点で観測史上1位を更新しております。IPCC、気候変動に関する政府間パネルでは、将来のさまざまな温室効果ガス濃度シナリオの発表と、それに基づく気温等の予測をもとにしたデータが公表されております。データをもとに、関係機関は、北海道地域は気温が低く、気象変動による気温上昇が大きいことから、飽和水蒸気量の増加率が高くなるため、今後の降雨量変化の倍率が高いと示しており、つい最近ではありますが、国土交通省の有識者検討会では、地球温暖化によって将来の豪雨時の降水量が全国平均で1.1倍、北海道では1.15倍になるとの試算を示し、国管理河川の治水計画に反映すべきとする提言案を現在検討しているところです。災害対策は、これまで、過去に発生した災害の経験を踏まえて講じられてきました。予見可能な水害に耐えられる庁舎の防災、安全性の確保はもちろんのこと、今後、気象変動による豪雨のさらなる頻発性、激甚化がほぼ確実視され、これまで経験したことのない事象が発生することを意味していることから、市民の命を守る防災拠点として長年使用する新庁舎こそ、気象変動の将来のリスクを予測した考えに立ち、建設を検討することが求められるのではないでしょうか。今回は、そのための市町村役場機能緊急保全事業を活用した庁舎の建てかえであると考えます。新庁舎建設に向け、現在は、100年に1度の水害、0.5メートル未満を想定した基本計画における検討としており、庁舎敷地を0.5メートル程度かさ上げすることで、被害の軽減を図るとの説明であります。その後、基本計画策定後に示された防災ガイドマップ2019年改訂版では、洪水浸水想定区域の見直しが行われ、おおむね1,000年に1度程度の大雨を想定し、市役所周辺は最大3メートルの浸水想定となっております。しかし、おおむね1,000年に1度程度の大雨を想定する議論については、実質的に市民とともに行ってはいないと私は考えております。私は、おおむね1,000年に1度程度の大雨を想定し、床のさらなるかさ上げの検討とともに地盤の盛り土を行い、防潮板や防水シャッターの設置などにより、浸水、そして排水の十分な備えを行い、浸水被害のない市庁舎として、市民の命を守る防災拠点として未来へと受け継がれていくべき永続性のある庁舎として整備することが、市町村役場機能緊急保全事業を活用した庁舎の建てかえと合致する考えであると考えます。ここで、八つの点をお伺いいたします。一つ目に、基本計画を作成する中で、洪水浸水想定区域の見直しを把握した時期はいつか。二つ目に、把握後に行った浸水想定の検討経過について。三つ目に、浸水想定時間は把握できているのでしょうか。四つ目に、災害対策本部と一時避難所の二つの動線があることから、避難時における周辺道路整備による安全確保の必要性について。五つ目に、早期排水後、駐車場が防災作業拠点になると考えます。ヘリポート等の災害対策の必要性について。六つ目に、基本設計に備蓄3日等の記載がありますが、これらは何人分(59ページで訂正)を想定しているのか。七つ目に、なぜ浸水想定を1,000年に1度程度としなかったのか、その根拠とは何か。八つ目に、1から7を踏まえ、今後、現在進行中の実施設計にどのような影響を与えるのかお伺いをしまして、第1回目の質問といたします。
質問 9番 渋谷正文
私は、ただいま登壇いたしまして述べましたけれども、訂正がございます。二つ目の防災の関係についてでありますが、読み上げました一つ目から八つ目のところの六つ目でございますが、基本設計に備蓄3日等の記載がありますが、これらは何人分を想定しているのか、先ほどは何日分と申し上げましたので、こちらについては訂正をさせていただきたいと思います。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-おはようございます。渋谷議員の御質問にお答えします。1件目の労働力人口減少への対応についての1点目、労働力確保の現状認識についてであります。国立社会保障・人口問題研究所の人口推計によると、本市の生産年齢人口は、2015年の1万3,133人から、2030年には27.7%減の9,495人まで減少すると推計されております。ハローワーク富良野管内における有効求人倍率は、北海道内平均、旭川管内平均と比較して高い数値で推移しており、労働力確保はますます厳しくなるものと考えております。国は、AI(人工知能)、ICT(情報通信技術)等のデジタル技術の活用による効率化や省力化を進める一方、女性が働きやすい職場環境の推進や、高齢者の活躍の場をマッチングする仕組みづくりなど、人材確保対策に取り組んでおり、本市においても、富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定し、人口減少対策に取り組むほか、IT、情報技術等を用いたスマート農業による農作業の省力化を進め、また、仕事情報サイト、フラノ・ジョブ・スタイルにおいて、Uターン者や子育てママ、シニア層の就職を促すため、情報発信を行ってきております。労働力確保が困難な場合の地域経済への影響につきましては、従業員が確保できないことにより、生産や売り上げの減少、サービスの低下を招き、その結果として、企業活動に影響が出ることが懸念されております。2点目の外国人労働力の就労と地域社会への溶け込みについてでありますが、平成29年度に実施された市内企業の雇用実態・賃金福利厚生制度に関するアンケート調査の結果では、外国人労働者を雇用する際の事業所の課題として、言葉、コミュニケーション、仕事への取り組み方、就労ビザの手続、生活指導が上位回答となっております。外国人労働者が地域に定着するためには、言葉、コミュニケーションのほか、雇い入れる側が親身になって仕事や生活文化について指導し、地域との接点を数多くつくることが重要と考えておりますので、研修会等を開催し、働きやすい環境づくりについて啓発を行ってまいります。3点目の介護人材確保に向けた取り組みについてでありますが、本市においては、平成30年以降、介護関係各事業所における人材不足が顕在化してきた状況の中で、東川町の外国人介護福祉人材育成支援協議会の立ち上げに当たり、市内事業所からも同協議会への参加要望があったことから、市としましては、情報収集を目的に賛助会員として設立に参加したところであります。同協議会は、平成30年12月、正会員3町、賛助会員2市9町で発足し、現在は、正会員7町、賛助会員3市9町となっております。沿線町村では、南富良野町、中富良野町、道北都市では名寄市、旭川市が賛助会員として加入しております。なお、事業者から正会員としての要請は、現在のところ、ありません。賛助会員とした理由は、市では、外国人介護福祉人材の受け入れには、指導、教育を初め、生活支援体制を整えることが重要であり、これらの基準を定め、希望される事業所がサポート体制を整える必要があると考えており、体制整備に一定の時間がかかるものと判断したことによるもので、外国人介護福祉人材に継続的に本市で就労してもらうためには、最初の受け入れが大変重要であると考えておりますので、今後も、引き続き外国人介護福祉人材育成支援協議会の賛助会員として情報収集に努めるとともに、本年3月に発足した富良野圏域介護福祉事業所連絡協議会との情報共有、連携を図り、さらに、各事業者の意向把握に努めてまいります。次に、4点目の人材育成についてであります。日本語学校は、主に大学や短期大学、専門学校などへ入学する準備のために日本語を学ぶ日本語教育機関であり、設置に関しては、法務省出入国在留管理庁が定める日本語教育機関の告示基準で、教育課程、教員、校舎、学生の在籍管理などについて規定されております。本年3月に策定したFURANO VISION 2030に観光の持続性を確保するための取り組みを列記し、その一つに日本語学校の誘致を載せておりますが、課題も多く、慎重に検討する必要があります。次に、市内高校への観光学科の誘致についての本市の基本的な考え方とこれまでの動きについてでありますが、富良野緑峰高校は、職業系の道立高校として、農業や商工業などの地域産業を支える人材育成の役割を担っておりますけれども、観光産業の発展が見込まれる状況から、地域経済と国際観光を担う人材育成も可能な教育体制が望ましいと考え、平成29年12月に、圏域市町村で構成する富良野圏域連携協議会として、北海道及び北海道教育委員会に対し、観光産業に立脚した教育環境の整備を要請したところであります。その結果、令和2年4月から、現在の商業系2学科を再編・統合した総合ビジネス科が設置され、同学科に観光に関する科目として観光ビジネス、実用国語、異文化コミュニケーションの3科目が学校独自の教科として設定されることとなりました。次に、日本語学校の誘致については、課題も多くあることから、情報収集に努めてまいります。2件目の防災対策を考慮した新庁舎建設についての新たな想定を踏まえた防災・減災対策についてでありますが、平成27年の水防法改正に伴い、洪水浸水想定が1,000年に1度の規模に改定され、北海道開発局においても、空知川の洪水浸水想定区域の見直しを平成29年4月に行いました。本市においても、この見直し内容について、札幌開発建設部を通じて把握しており、現市庁舎を含む市街地については想定0.5メートルから3メートルと伺っております。新庁舎建設基本計画の検討に当たって、職員ワーキンググループ防災・セキュリティ部会においては、水防法改正後の浸水想定を見据えた対策についても検討してきたところであり、基本設計においても、100年に1度の規模である0.5メートルの浸水を考慮し、1階床レベルを0.5メートルかさ上げすることで、建屋内への水の侵入を防ぐとともに、1,000年に1度の浸水に備え、1階の高さを4.5メートル確保し、2階以上で執務機能が維持できるよう、設備系統を1階と2階以上に分け、電気室、機械室、サーバー室の主要機械室を2階以上の上層階へ設置し、1,000年に1度の浸水があった場合においても災害対策機能を確保することとしております。次に、浸水想定時間につきましては、北海道開発局の想定では、富良野市街地の浸水継続時間はおおむね12時間未満でありますが、庁舎周辺の排水路整備によってさらに短縮できるものと考えております。次に、新庁舎への車両による進入経路の変更に当たっては、南6丁目については、児童生徒の通学経路となっていることから、道路事業による整備を予定しております。次に、防災作業拠点になるヘリポートについてでありますが、現在、地域防災計画においては、新庁舎の周辺では、河川球場、富良野高校グラウンド、若葉球場を設定しているところですが、今後、庁舎駐車場あるいは文化会館跡地の利用についても地域防災計画の中で検討を進めてまいります。次に、一時避難者については、内閣府のガイドラインを参考に570人を想定しており、庁舎のインフラ途絶に備え、非常用発電機、ボイラー用燃料、受水槽、雑用水槽、緊急排水槽には3日分の備蓄が可能なよう、対応を図ることとしております。建設に当たっての浸水想定は、100年に1度の規模でありますが、1,000年に1度の浸水があった場合においても、災害拠点機能が発揮できるよう、2階以上に災害対策本部や情報収集伝達システムなど機能維持に必要な資機材を整備することとしております。また、基本設計に当たっては、防潮板や防水シャッターの設置についても検討したところでありますが、完全に浸水を防ぐことは困難で効果的ではないことから、基本設計においては設置しないことといたしましたが、実施設計において、簡易型も含め、検討を続けてまいります。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
それでは、再質問させていただきます。まず、労働力確保の現状認識についてでありますけれども、現状認識については同じような見方をしているのかなというふうに思っております。現在、農作業も大変忙しくなっておりまして、その時期に人材を確保するのも非常に大変な状況があります。最賃で言えば、いまは835円で、この後は861円になっていきますが、こうした賃金ではなかなか人手が来ないと。タマネギの選果ですとか、ニンジンの選果ですとか、大変忙しい中ではあるのですけれども、いまは非常に難しく、旭川の派遣会社に頼んで大体1時間1,500円ほどの支払いをしているような状況にあります。こうしたことから、人を確保すること、それも地域内で確保するということがとても重要になってくると思います。お金の回りにしても、ここの地域で生活していることによって、労働対価として払われるお金が地域に循環するわけです。これを旭川のほうに支払ってしまいますと、地域内の循環というのはなかなかできないのではないかなというふうに思います。こうしたところを含めて、現状をしっかりと認識して対応、対策をしていくことが重要ではないかなというふうに考えております。現状認識については一致しているところでありますが、そうした起こり得る事象、リスクというのは、いま、私は農業の分野でお話しさせていただきましたけれども、宿泊ですとか、観光ですとか、他の産業についても同様なことが起きているというふうに思っております。私は、対応策、対策について、早急にしっかりと動き出していくことが必要だと思いますが、見解を伺います。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。労働人材不足対策は早期に対応に動き出すことが必要だということでございますけれども、いままでやってきました、例えば、女性の労働力、あるいは雇う側での研修など、働きやすい環境をいかにつくってあげるか、働きやすい時間帯等、こういったものもますます必要になってまいります。単純に賃金が上がれば、給料が上がればいいというものではないとは思いますので、いかに働きやすいかということを考えた上で、これからもそちらのほうを中心に進めながら、もう1点は、いま言った労働力不足についてはどの業界でも同じですから、省労働力化、人手にかわるものの検討等も今後ますます重要になってくると思います。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
現状認識のところについて、再度、確認をさせていただきます。AI技術の活用と女性と高齢者の労働力拡大によって、富良野は今後も労働力は確保されるのか。ほかの流れによって人材を確保すること、例えば、外国人を含めた労働力確保をしていかないと、私は、全体の労働力を満たすことはできないのではないかと思うのですが、市の認識としてはどのようなことなのか、再度、お願いいたします。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。AI技術等は、省力化あるいは人材確保に当たっての情報収集の手段として活用していけるものとは思ってございますが、これで十分かどうかということについては、現状は非常に不透明な部分がございます。これだけでは不十分な部分も多いと思いますので、ほかに人材を確保する手法も具体的に検討しながら進めていきたいと思ってございます。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
何か、ぼやっとぼかされてしまったような感じがします。私は、外国人を含めた労働力確保を進めていくことが求められるのではないでしょうかと、ざっくりとそういうふうに聞いたつもりだったのです。もう一度、お願いいたします。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。外国人労働力が必要かということでございますけれども、先ほどおっしゃられたように、地域の方々を雇って地域に経済的に回るのが一番いいとは思います。しかし、それがかなわない状況でありましたら、北海道内近郊、さらに加えて、外国人労働力も労働力対策の一つとして必要になってくるものかと思われますので、これに対しても検討しながら進めてまいりたいと思ってございます。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
労働力確保に対する現状認識について、富良野圏域においても既に外国人の方に個別でどんどん来ていただいているじゃないですか。そうしたところを踏まえると、まだまだ不足している状況も聞こえてきますので、道内で何とかしますとか、国内でというお話もありますけれども、各産業はそれでもう既に非常に苦労されているのですよ。それゆえに、外国にも行って、日本で働いていただくような貴重な状況をつくっているというふうに思っているのです。その現状認識については、ちょっと甘いのではないかなというふうに思うのですけれども、いかがですか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。特に、外国人労働力につきましては、技能実習という形で農業方面では非常に多く入ってございます。こちらは、雇う側の体制等についての研修を行ってきていまして、強化も必要と思ってございます。さらに、商工業、観光におきましても外国人を雇われている状況もふえてまいりましたので、こちらの事業者に対しまして、外国人を雇う場合の対応等の研修にも昨年から着手しております。こちらのほうも進めながら、今後は外国人雇用の拡大もあると想定されますので、それについても対応を考えていきたいと思ってございます。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
1点目から2点目のほうに入ってきたのかなというふうに思いますが、外国人労働力の就労と地域社会との溶け込みについて、いま、部長のほうからやや答弁があったのかなというふうに思います。実は、8月に市のほうから観光経済調査報告書というのが公開されておりますね。そのデータを見ますと、観光客と持ちたい接点としては、最初に、仕事を通して直接接するとか、観光者との文化イベント、このようなことで接点を持ちたいという動機があります。そして、実は持ちたくない理由も書いておりまして、言葉や習慣の違いに戸惑いがあり、かかわりたくない、穏やかに暮らしたい、このように書いておられます。これについては、そうした感情をお持ちになられているというところをしっかりと酌み取って、たくさんの外国人にまずは観光でこちらに来ていただく、そして、その後には、労働力、いわゆる地域で輝ける人材として一緒になって活動できるような展開を進めていく上でも、環境を整えていくことが重要であるというふうに考えております。各事業所においても、また農家においても、既に外国人に来ていただいて実際に就労している状況にあります。いま、外国人がたくさん来られている状況があって、いろいろな事業所が行っていますけれども、協議会のようなものは実際にどのような体制になっているのか、私は、市としてこうした把握も必要ではないかなというふうに思います。いろいろな声が上がってきているわけですから、私はこうした声を酌み取れる体制づくりの必要性を感じております。いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の御質問にお答えいたします。外国人が住みやすい、あるいは働きやすい環境にするために、協議会のような体制が必要という御質問でございます。富良野市におきましては、農業は農業分野、あるいは、商工は観光を中心に観光分野ということで、ばらばらでいろいろな対策等を行っている現状がございます。これにつきましては、庁内を通じて横の連携等も必要になってまいりますし、それぞれの情報共有の場も考えながら、組織的にはばらばらであっても、それぞれの情報を共有できるような方法を考えながら対応を検討できるような場にしたいと思います。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
検討していただきたいと思います。もう1点、地域社会との溶け込みについてでありますが、外国人が働きに来られる場合、これまでは、まちへの溶け込みというよりも、どこか1カ所に集まって、そこで生活をする、いわゆるちょっと閉鎖的なところがあるのではないかなというふうに思います。これからは、例えば、まちの中で生活をすることによって、お金を回す、生活をしていることによって多文化を理解する、お互いに理解し合えるような状況づくりが必要ではないかなというふうに私は考えております。こうしたことも含めて、生活のあり方ですとか、言葉、コミュニケーションの垣根を少しでも低くしていくことが必要ではないかなというふうに考えますが、見解を伺います。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。外国人が暮らしやすい、あるいは生活しやすい、滞在しやすい環境づくりが重要ということでございますけれども、もちろんそう思ってございますし、そのためにはまずコミュニケーションが一番だなと思います。それぞれのコミュニケーション、相互理解ですね。外国の方に日本を理解しろというのももちろんですけれども、日本人としても各国の文化なり生活を理解しながら、拒否するのではなくて、お互いに共生できる社会を目指せるように、そういった心、気持ちの部分も開放していきたいと。単純に、外国人とすれ違ったら、ハーイとかおはようと返事ができるような体制になればいいなと思いますので、そういう富良野にしたいと思ってございます。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
ありがとうございます。私も率先したいと思います。それでは、次に移りたいと思います。介護人材確保に向けた取り組みについてでありますが、実は、私も東川のほうに視察に行ってまいりました。そこで一番驚いたのは、介護福祉学科で生徒が30人ほどいらっしゃるんですけれども、そこへの求人が100倍以上なのです。ですから、30人に対して3,000人以上の求人が来てまして、これでは黙っていては確保できない、そう認識してきました。私も、いままで、いかに楽観的に捉えていたのかと。介護人材不足については、先ほど33万人という数を申し上げましたけれども、こうした現状が横たわっているのを実際に感じて、非常に驚きました。そして、日本語を学んでいる方々が新たに入ってきているのですね。数がふえているのです。今回、25名の外国の方が介護福祉学科に進んでいるのです。そのうちの9名は、先ほど申し上げました外国人介護福祉人材育成支援協議会に正会員として加入しているところに優先的に配属といいましょうか、マッチングさせているのです。25名いて9名ですから、残り16名か、この人たちは100倍の中で行かれてしまう。私たちの安全・安心なまちのためにも、また、これからも末永く暮らしていきたいという思いを持って暮らしている市民の方々にとっても、介護人材の確保というのは非常に重要であります。私は、こういう考えに立って、今回、賛助会員から正会員になって、情報を収集するというだけではなくて、富良野市はこうした本当に厳しい声に向き合って早くから対応すべきだというふうに考えております。こうした状況をしっかりと把握されておりますか。こうした状況を含めて、再度、市の考えを伺います。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。正会員として加入すべきだというお話でございます。先ほど答弁したように、いま現在、賛助会員として情報収集を目的に加入しているところでもありますが、渋谷議員おっしゃるように、外国人が日本語学校から入学されて、2年間、国家資格を目指して介護福祉学科で学び、その後、正会員の市町村の介護事業所に就職するということになります。ですから、まずは、2年先の卒業生に富良野に来ていただくことになる場合には、希望する事業所の受け入れ体制、あるいは、覚悟が必要だと思っております。事業所もそうですけれども、市としても、この事業所であればおおむね大丈夫だろうと。そして、先ほど市長から答弁申し上げたとおり、最初に来られる外国人をいかに定着させるかというところが非常にキーポイントになってくると思いますので、100倍の求人の中から幸いにして富良野を選んでくれて、その方が何カ月もしないうちにいなくなるような状況にはしたくないと。そういう意味で、今後においてもこの協議会で情報収集に当たるとともに、ことし3月には富良野圏域でそうした人材確保を目的とした協議会も設立されておりますので、そちらとも協議を重ねながら、そして各事業所の意向を十分把握した上で、正会員についての是非を検討していきたいと思っております。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
市側の考えをしっかりと聞かせていただきました。各事業所ともしっかりとお話し合いをしていただいて、早急に動き出すことを希望いたします。次に、人材育成についてであります。日本語学校の誘致についてでございますが、端的に言えば、課題が多いということであります。その課題として捉えているところを、もう少し詳しくお知らせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
渋谷議員の御質問にお答えいたします。日本語学校の誘致となりますと、まず、教室をどこにどういう形で建てるか、どのように運営するか、こういったものの協議、決定が必要になってくると思います。さらに、学生がいらっしゃいますので、学生の住居も、寮にするのか、民間アパートか、その対応あるいは支援等も必要なのか、さらに、もしかすると先生方も住まわれるかもしれません。教員等も結構必要になってございますので、いま言ったような衣食住の対応、さらに、学校運営に対して市ができる支援等、あるいは、できないものもございますので、こういったものの協議、調整も必要だと思います。さらに、生徒が、2年間あるいは1年とか1年半、学校で学んだ後の進路をどうするか。現状では、半分以上が帰国してしまうケースが非常に多いと思いますけれども、その後、どこかの大学に進学できるのか。残念ながら、富良野にはそれ以上に進学できるところはございませんので、それはどうするのか。あるいは、場合によっては、日本語学校卒業後、就職の道は選べるのか、こうしたものの条件整備といいますか、市のほうでもそうした道筋をある程度は考えなければなりません。また、市だけではなくて、民間の方々、あるいは、そういう団体とも協議をしながら、こういった方向性も必要になってきます。いわゆる単純に学校を誘致するというのではなくて、そのためには、いろいろな設置から始まって、運営、あるいは学生の進路等、総体的なものを含めて、最終的には富良野に住んでいただけるのが一番いい目標かと思いますが、そのための整備については課題が多いところでございます。以上です。
再質問 9番 渋谷正文
実は、日本語学校で学ぶ方々というのは、目の前の話をすれば、週28時間以内でしたら働ける方なのですね。また、夏休みや冬休みは、週40時間働けるのです。私たちのまちはどうでしょう。農業、観光といったところで、忙しい夏、冬に40時間働いてくれる方がいる。さらには、平日は来なくていい、金、土・日は働いてよと。実は、平時では、週28時間、このようにして働ける人材にもなり得るのです。こうしたことも含め、さまざまな課題を挙げていただきましたけれども、大きなまちづくりの観点、考え方で、これから10年先、20年先、富良野がどうあるべきなのかというところをよく考えていただきたいなというふうに思います。いまは外国の方に来ていただいてということでおさまっているかもしれませんけれども、この地域で働き、そして、この地域で生活し、ともに市民、住民としてこのまちで輝いていただける外国の方を含めて、日本人ももちろんそうですけれども、人が輝けるまちとして、これからは出自にかかわらず富良野が輝いていくこと、これが国際都市としての富良野の真の魅力になっていくのではないかなというふうに私は思うのです。だから、日本語学校を含めた人材の確保、そして、地域に人を呼び寄せる、こうしたまちづくりが大切であるというのが私の考えなのです。私のこういう考えに基づいて、そうしてくださいというような質問ではありません。まちのありようをしっかりと考えるということでの私の一つの提案ととっていただきたいと思います。改めて、こうしたことを含め、これからのまちをどう考えていくのか、市長に見解を伺いたいと思います。
答弁 市長 北猛俊
渋谷委員の再質問にお答えさせていただきます。日本語学校の誘致ということで、いま、御質問をいただきました。関連して、雇用対策というのもあろうかというふうに思いますが、雇用対策のところでも、部長のほうから答弁させていただいたように、日本語学校の意味合いというのは、事業者、あるいは雇用する立場の方々、個人もあろうかと思いますが、そういった方々との連携など、いわゆる人の雇用としての流れがきちっとつくられて初めて達成できるものというふうに思っております。そういった中で、一つのアイテムとして、いま御提案いただいた日本語学校というのもあろうかというふうには思いますが、日本語学校を設置するときには、それなりの環境整備が必要であります。将来的には、前段でもいろいろ御議論をいただきましたが、労働力として外国人労働者に頼らなければならない状況がいま現在もありますけれども、それらがさらに拡大することになったとき、あるいはまた、いま、国が進めるように、単なる労働力ということではなくて、そこで生活していただける人材というところで捉えていったときには、こういったものも必要になってこようかなというふうには思っております。それは、将来的な部分ということで考えていかなければならないことというふうに思っております。ただ、現状の中では、日本語学校誘致に関しても、東川町の例のように、行政がやる場合もあります。あるいは、外国人を北海道、富良野に誘致したいという業者もあって、その業者には同時に日本語学校も設置したいというような意向もございます。ですから、日本語学校を設置するに当たってはいろいろな手法があろうかというふうに思っております。重要性については、いま、御提言をいただきまして、そのことは重く受けとめさせていただきますけれども、設置に向けてはさまざまな方法があります。それについては、先ほども御答弁させていただいたとおり、課題を克服して可能にしていくということで努めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 9番 渋谷正文
まちづくりは、一つの決断であります。スピード感を持って行っていただきたい、このように思います。次に、新庁舎建設のところに移りたいと思います。防災対策を考慮した新庁舎建設についてでありますが、私は、貴重な市民のお金を使わせていただくことになる市庁舎については、想定できる対策は万全を期すべきというふうに考えております。基本構想を見ますと、土地の選び方では、市の保有しているところとか、まちのにぎわいとか、そういうようなことを考慮しながら決められたというふうに思います。しかし、それは、100年に1度の考え方に立脚したものであり、その後に1,000年に1度というデータが示されたときに、皆さんは本当にそれを論理的に考えたのか。その結果がこの場所で同じような建て方というのは、市庁舎に水がついてもいいということなのか。今回、1階は文化会館機能となっていますが、文化会館に水がついてもいいということなのか。そして、避難する方についても、たしか、文化会館については1,500人ほどが一時避難できるとしておりますが、いま人数を聞きますと570名程度の想定になっております。また、市庁舎では働く人もおります。この働く人たちも百数十名という試算をされておりますね。こうした積み上げをして3日間の備蓄をされているというふうに思います。ただ、防災拠点としてはどうなのか。災害対策本部というのではなく、防災拠点として、そして人がここに来ると本当に大丈夫なのだという体制をつくるためにかけるお金としては、58億円ありきで考え過ぎなのではないかと思います。こうした状況があれば、本当は、この状況を含めてしっかりとした対策を講じ、これだけのお金がかかるのですというふうに示すのが筋だと私は思うのです。それができていないのではないですか。バリアフリーですとか、ユニバーサルデザインですとか、そういうことはかさ上げをすると難しいという話も聞きますけれども、それは後づけの話です。大きく考えるべきは、この建物は大雨が降っても洪水になっても大丈夫だというような場所であり、建物であるべきだと私は考えます。防災拠点としてのあり方に関して、私の考えとずれがあるというふうに思っております。こうした浸水対策についてもう少し検討を加えられないのか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
渋谷議員の再質問にお答えいたします。まず、1点目は、庁舎の場所の関係だというふうに思います。市長から答弁させていただいてございますけれども、1,000年に1度という部分については、計画段階で私どもも承知しておりました。その中で、市庁舎にあるべき機能につきましては、防災拠点でもありますけれども、今回は常に市民の皆様に来ていただけるということに重点を置かせていただきましたので、場所的に山の上でということにもならないと思っています。そういうことで、基本構想の中でもお話をさせていただきましたが、現庁舎とさせていただいております。では、一時避難所という機能をどう生かすかというところでありますけれども、先ほど申しましたように、あくまでも文化会館による代替でございますので、一時避難所という概念を持って、水道や燃料を含めて、そこで570人分に対応した備蓄ができる機能を基本設計では持たせていただいております。ただ、そこをさらにかさ上げするということになると、先ほど申しましたように、日常の使い勝手、さらに周囲の環境へも配慮ということでは非常に無理があると思います。そこは、1,000年に1度ということであれば最小限でと考えておりますので、先ほど申しましたように、1階と2階の系統、機能を変えまして、2階以上は災害対策本部の機能をすぐに発揮し、対応できるようにさせていただくということで、基本設計の中に入れさせていただいているところでございます。以上でございます。
再質問 9番 渋谷正文
私が水害への対策を万全にすべきというのは、正論だと思っています。それについて、最低限のとか、現実的な対応と言って議論を避けている、あるいは、現実という名目に目をそらし、自分の観念を示しているだけではないかというふうに思います。本当に建築する方々の知見を入れて、これでできるのですというようなディスカッションをされているのかどうか、私は疑問です。いまの日本の知を結集すれば、こうしたところは十分考えられるのではないでしょうか。ワーキングチームですとか、市の中でいろいろと検討されたということは評価しますけれども、もっともっといろいろなところと皆さんが話し合う、そうした議論をもっと行っていかなければいけないのではないでしょうか。そうしたところで、お話をお願いいたしたいと思います。
答弁 市長 北猛俊
渋谷議員の再質問に御答弁させていただきます。いま、庁舎の防災対策ということでそれぞれ御提言をいただきましたけれども、防災ということで言えば、一番大きいのはやはり東日本大震災ではないかというふうに思います。発災後、地域ではそれぞれ防災に向けた取り組みをしております。これで見習わなければならない部分もたくさんあろうかというふうに思いますが、当初、手がけた防潮堤、あるいは道路等のかさ上げ、そういったものがいまはどういう議論になっているかというのは、議員も御承知かというふうに思いますが、もとあった自然豊かな海岸線、あるいは砂浜、そして漁のできる豊かな海、そういったものの環境まで奪うような防潮堤、あるいは道路のかさ上げが本当に必要なのだろうかという議論もいまは進んでいるというふうに思っております。そういったことからすると、1,000年に1度の洪水、あるいは津波、そういったものを防ぐための施設を整備することも当然大事ではありますけれども、それと同時に、災害が起こった場合はいち早く避難をする、あるいは、災害を起こさない、起こさせないための対処も同時に必要かというふうに思っております。そういった意味では、御指摘をいただいた地場のかさ上げ、あるいは防潮堤については、先ほども御答弁させていただきましたけれども、環境に影響が出ないようなものにしていくというところから、いまは断念をしております。加えて、防災ということで申し上げれば、河川の改修、あるいは、避難体制の充実、そんなことも同時に大切になってこようかというふうに思いますので、まずはその点を重点的に取り組みたいというふうに思っております。