富良野市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日
(1)防災、減災対策について/(2)選挙における投票環境の改善と投票率の向上について
2019年6月19日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「防災、減災対策について」「選挙における投票環境の改善と投票率の向上について」について質問し、市長 北猛俊、選挙管理委員会委員長 伊藤和朗、総務部長 稲葉武則、選挙管理委員会事務局長 大内康宏が答弁しました。
- 質問者
- 大栗民江 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、選挙管理委員会委員長 伊藤和朗、総務部長 稲葉武則、選挙管理委員会事務局長 大内康宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 大栗民江
-登壇-通告に従い、一般質問いたします。1件目は、防災・減災対策についてお伺いします。1項目めは、地域防災活動など、共助の取り組みについてです。防災・減災対策は、日ごろからの備えや地域自主防災組織の必要性を実感してはいるものの、実際には、地域自主防災組織を独自に構築し、それを持続していくには非常に難しい場面があります。災害時に地域で活動できるのは、どこかの組織に属している人ではなく、一般市民、特に、高齢者や女性により地域活動が行われる実態を考えたとき、防災知識を持った指導者、あるいは、リーダーが必要であると考えます。北海道では、防災に対する心構えなどを多くの方に知っていただくため、ボランティアにより、地域の防災活動に取り組んでいただいたり、災害時には地域の防災リーダーとして活躍していただく北海道地域防災マスターの育成に取り組まれています。北海道が認定する制度で、北海道地域防災マスターに認定されるためには、認定研修会の受講が必要となります。ほかにも、防災士という資格があります。防災士とは、社会のさまざまな場面で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、かつ、そのために、十分な意識、知識、技能を有する者として、NPO法人日本防災士機構が認定した方たちです。そこで、富良野市では、このような防災に関する資格をお持ちの方はどのくらいいるのでしょうか、現状についてお伺いします。災害発生時、地域で支え合う組織の体制を進めるためには、その先に地域の防災リーダーを養成することも必要と考えます。本市では、市民生活部によるコミュニティ活動補助事業として、連合会や町内会、市民や団体などのコミュニティー活動に助成をしておりますが、資格取得に結びつく事業は対象外です。総務部では、災害時における情報伝達体制の整備、避難所の整備などの地域防災事業を行っています。平常時は市民協働課、災害時は総務課の対応ですが、これらをもう少し見詰め直し、平常時と災害時に一元的に対応する部署、例えば、危機対策課などを設け、地域防災力の向上に向けて、防災に関する資格取得に結びつく事業にも、仮称ですが、防災活動支援補助金として対応するべきと考えますが、いかがでしょうか。今後の考えについてお伺いします。ブラックアウトや大雨、豪雨などの災害で市民の防災意識は高まってはいるものの、それを形にするにはいま一段の対策が必要であると考えます。石狩市では、地域で行う防災活動に積極的に参加するなど、地域の防災リーダーとして活躍を担っていただける方を石狩市防災マスターとして市でも認定する制度を設けられています。防災マスターの方々の活動や育成、情報共有を行えるよう、石狩市防災マスター連絡会として組織化されており、防災マスター連絡会研修会などは、平成29年度には23回開催され、346名が参加されています。また、各町内会単位などで開催した自主防災組織訓練等は、平成29年度は70回、228名が参加し、地域住民2,982名が受講する活動が行われています。防災講習会や防災資機材取り扱い訓練、子供向け防災研修や防災に関する手話講習、HUGやDIGなど、その地域の特色に合わせた自主防災活動等が行われています。避難情報や気象情報など、必要な情報を発信する手段は、近年、格段にふえ、内容もきめ細やかに工夫されてきましたが、これらの情報を入手する側の住民の理解は、高齢化が進展する地域の町内会にあってはまだ十分ではないと感じるところです。本市においても地域の連携や自主防災組織への後押しが必要と思いますが、支援体制について考えをお伺いします。2項目めは、女性の視点を生かした災害の備えの促進についてです。女性は、家庭で教育、育児、子育て、健康づくり、高齢者支援に直接かかわっているので、日常の家庭生活の中での防災対策をもう少し広く市民に広めるべきではないかという視点からお伺いをします。東京都では、女性の防災への参画を促し、きめ細やかな災害への備えを促進するために東京くらし防災を作成されています。先日、市民の方から、東京には、色もピンクで、かわいいイラストつきのわかりやすい防災ブックがあるので、富良野でもぜひ参考にしてくださいと渡されました。ふだんは見過ごしやすいこともきめ細やかな視点で書かれており、カーテンは閉めて寝る、食器の重ね方を変えてみる、包丁は使ったらすぐしまう、公衆電話の使い方を子供に教えておくなど、日常の暮らしの中での防災と、お風呂でできる防災や子供と備える防災ほか、無理せず自分のペースで少しずつ実践できる備えと、災害が起きたときに在宅避難か避難所かを選択する判断ポイントの知恵と情報がわかりやすく書かれています。また、ポリ袋に食材を入れて、湯せんで調理する防災食のパッククッキングや、使った分だけを買い足す備蓄のローリングストック法を表現されており、他の自治体においても健康推進や食育と絡ませた防災教育が広がっていることも見聞きするところです。北海道は食料自給率が200%もあり、中でも、ここ富良野は、おいしい、安心、安全な多くの食材に恵まれているまちですので、非常食だけではなく、日常でも、ひとり暮らしでも、お子様とでもできる食から入る防災対策もとても大切であると考えます。市の防災訓練では、避難所でカレーの炊き出しをしてくださる訓練をしておりますが、避難所までの移動経路や時間などから在宅避難を選択する方も多いのではないかと思います。公助から自助の部分を膨らませ、いざというときに備え、このような女性の視点からの防災講演会や、わかりやすいパンフレットなどを作成し、周知、啓発をしていくべきと考えますが、いかがでしょうか。女性の視点からの防災対策の今後の取り組みについて考えをお伺いします。また、防災の分野にも女性の防災リーダーの育成が必要と思いますが、本市の女性防災リーダー育成への取り組みについて考えをお伺いします。3項目めは、液体ミルクの災害時の活用についてです。液体ミルクは、常温で保存ができ、水や電気がなくても、清潔な哺乳瓶があれば、すぐに飲ませることができるので、海外では広く利用されており、災害時には赤ちゃんの命をつなぐ必要な栄養源となります。熊本地震の際には、海外から救援物資として届けられた液体ミルクが活用されたことで、国内でも注目され始めました。この液体ミルクは、水や燃料などを使わずに授乳することができるため、災害時備蓄品として各地で導入が進められています。道内では、先月オープンした宗谷管内にある浜頓別町交流館・道の駅に、子供たちが屋内で遊べる大型遊具を備えた広場や幼児スペースの整備とともに、液体ミルクと紙おむつ、お尻拭きを扱う子育て応援自動販売機が設置され、災害時の備蓄用としての活用も見込まれるなど、子育て応援や防災として地域の拠点機能の強化が図られております。そこで、災害時は精神的ショックやストレスで母乳が出にくくなってしまう場合もあるので、液体ミルクは災害時に有効と思いますが、本市の見解をお伺いします。富良野市地域防災計画における食料供給では、人工栄養を必要とする乳幼児に対しては粉ミルクとするとされておりますが、ミルクは、数時間ごとに、特に衛生面で気を配らなければいけない乳幼児の栄養補給なので、迅速かつ確実に与えられるよう、消毒済みで、開封後、すぐに使用することができる使い捨て哺乳ボトルと液体ミルクも災害時に使用できる体制整備が必要と考えますが、見解をお伺いします。液体ミルクは、一般の認知度は低く、いざというときになれないミルクを乳幼児に提供することへの親の抵抗感もあると思いますので、平時から一般普及への理解の促進も必要と考えます。北海道胆振東部地震の際には、被災地に東京都から乳児用液体ミルクが救援物資として提供されましたが、その取り扱いについて情報の混乱があり、被災地5町に提供された液体ミルクは、町民には一切周知されず、ほぼ全量が保管されたという報道があったところです。液体ミルクへの理解を含め、普及啓発について考えをお伺いします。2件目は、選挙における投票環境の改善と投票率の向上についてお伺いします。1項目めは、高齢者や障がい者などへの投票環境についてです。私は、平成29年第4回定例会において、誰もが投票しやすい環境づくりについて、ハード面の整備に加え、ソフト面でも支援が大切と考え、一般質問しました。狛江市の事例を引きながら、成年被後見人や、成年被後見人ではないけれども、投票所において支援を必要とする方々を理解する選挙事務におけるマニュアルの作成について質問しました。障がい者のそれぞれの障がいの特徴をつかみ、接し方や配慮すべき点を示し、簡単な手話ハンドブックや、投票用紙に文字を記入することが困難な方が代理投票を利用する際に使用する簡易な支援カードのほか、意思疎通を図るコミュニケーション支援ボードの作成について御見解をお伺いしました。答弁では、障害者差別解消法(59ページで訂正)で合理的配慮の具体例を盛り込んだ対応要領をつくることに努めることとされているので、今後、マニュアルの作成と同様、コミュニケーション支援ボードについて、他の自治体の状況を参考に検討してまいりますとのことでしたが、その後の進捗状況についてお伺いします。本市では、65歳以上の高齢者が、平成31年3月末現在、7,070人、総人口2万1,323人に占める比率は33.1%となり、少子高齢社会の進展に伴い、今後はさらに高齢者のための投票しやすい環境づくりと優しい配慮が必要になると考えます。高齢者の中には視力の弱まっている方もおり、投票所はふだん行きなれない雰囲気の場所なので、緊張してしまい、誰に投票しようとしていたかを瞬間的に忘れてしまうことがあると伺います。記載場所には立候補者の名前が書かれていますが、これも、緊張のため、名前が書かれている一覧表を見て余計に焦る方が多いとも伺いました。そのため、結局、誰かを思い出すことができず、比例区と選挙区を混乱したり、白票を投じることもあるということです。そこで、個人があらかじめ投票しようと決めてきた候補者の名前を記載したメモや法定ビラを投票所に携帯して、それを見ながら投票用紙に記載をするということについて、本市の対応は明確になっているのでしょうか、見解をお伺いします。2項目めは、選挙公報の配布方法についてです。今回の統一地方選挙から新聞折り込みで選挙公報の配布をするように変更となりましたが、市民の中には、従来どおりの町内会での配布と思っている方が多く、新聞を購読されていない方や、新聞をとっていても、折り込みチラシを見ない方は選挙公報を目にされなかった方もおりました。投票入場券には配布変更について書かれておりますが、気づかない方もおります。配布方法の変更の浸透や一般紙をとっていない方への配慮が必要と思いますが、今後の取り組みについて考えをお伺いします。3項目めは、若年層への投票率向上の工夫についてです。近年、若い有権者にいかに政治や選挙に関心を持ってもらい、選挙に参加してもらうかが大きな課題となっています。全国共通の課題ではありますが、18歳への選挙権年齢の引き下げに伴い、高校生のための選挙啓発動画を作成し、市のホームページやユーチューブにアップされているまちがあります。その動画は全部で5本、再生時間は約1分程度で、お誕生日編、投票用紙編、投票の仕方編、期日前投票編、候補者の情報入手方法編と、大変わかりやすい具体的な動画になっております。取手市の選挙管理委員会が、若い世代に向けた選挙啓発を行うため、高校生などの力をかりて作成された動画です。シナリオは、高校生たちが立案、作成したもので、若い世代に選挙に行こうと共感してもらえる動画づくりに挑戦するその過程の中で、選挙の仕組みを学び、興味を膨らませ、選挙に行く大切さを知る、そうした一連のプロセスを踏むことで政治や選挙に対する関心の高まりにもつながると思います。このように、若い世代の発想目線での取り組みを演劇のまち富良野市においても、若い世代の投票率の向上を願い(59ページで訂正)、このような取り組みについて見解をお伺いします。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-大栗議員の御質問にお答えします。1件目の防災・減災対策についての1点目、地域防災活動など、共助の取り組みについてでありますが、北海道では、防災に対する心構えなどを多くの方に知っていただき、ボランティアによる地域の防災活動や、災害時には地域の防災リーダーとして活躍してもらう北海道地域防災マスターの育成に取り組んでおり、本市におきましては、現在11名の方が認定を受けております。また、十分な意識と一定の知識、技能を持った方をNPO法人日本防災士機構が認証する防災士につきましては、現在19名の方が資格取得をしているところであります。本市におきましては、連合町内会等を対象とした地域づくり推進事業補助金により、防災の普及行事や研修会を対象とした補助を行っており、防災リーダー養成に関する助成は行っておりませんが、地域における防災リーダーの育成が必要と考えておりますので、北海道地域防災マスター認定研修会を本市で開催するよう、上川総合振興局と協議を行っているところであります。次に、地域の連携や自主防災組織への防災力への支援強化につきましては、災害が発生した際に、災害の軽減を図るためには、自助、共助、公助の連携が不可欠であり、特に、自分たちの地域は自分たちで守るという共助の観点から、自主防災組織による防災の取り組みが重要と考えております。本市におきましては、地域防災力の向上のため、これまでも、防災講演会、出前講座、防災訓練などを通じて、自主防災組織の結成を推進してきたところであり、今後も、継続するとともに、各地域における防災リーダーの組織化につきましても各組織の意向などを踏まえながら検討してまいります。2点目の女性の視点を生かした災害の備えについてでありますが、災害に対する市民周知としまして、防災ガイドマップにより、非常用持ち出し品や備蓄品、家庭内での安全確保、避難するときの注意点、避難情報の入手方法などに関して記載し、日ごろから災害に備える意識の醸成を図るとともに、災害時の備えとして、最低3日間の水と食料の備蓄と、消費期限を迎える前に消費と購入を行い、一定の鮮度を保つローリングストック法について出前講座や広報紙で周知しているところであります。このような食にかかわる防災対策は、災害に対する自己の備えとして重要と考えていますので、他の自治体での取り組みなどを参考に、パンフレットなどによる啓発を検討するとともに、出前講座や防災講演会などを活用し、市民周知に努めてまいります。次に、女性の防災リーダー育成についてでありますが、日常生活の細かい点に配慮が行き届き、子育てや介護にかかわる知識と経験が豊富な方も多くいることから、女性の視点を防災活動に反映させることは大切であり、また、災害発生時における避難所運営においても必要であると考えております。今後、女性の視点を取り入れた計画づくり、体制づくりを検討するとともに、女性の防災訓練、防災講演会等への参画を促進してまいりたいと考えております。3点目の液体ミルクの災害時の活用についてでありますが、災害時における液体ミルクは、粉ミルクと比較した場合、調乳の手間がかからないこと、滅菌済みで衛生的であること、常温保存が可能なことから、災害発生時において水や燃料の確保が困難な場合には有効な物資であると考えております。本市の地域防災計画における食料供給計画では、人工栄養を必要とする乳児に対して粉ミルクの供給を要請することとしておりますが、厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド改定版に液体ミルクの活用が記されたことや、災害時における液体ミルクの有効性に鑑み、必要に応じて物資供給者からの液体ミルクや使い捨て哺乳ボトルの調達を検討してまいります。また、液体ミルクに対する市民理解の促進についてでありますが、液体ミルクは、本年3月に消費者庁が特別用途食品の表示許可を行ったところであり、国産の液体ミルクが市場に流通してから間もないことから、認知度はそれほど高くはないと思われます。今後は、保健師が行う新生児訪問や乳児健診、相談の機会などにおいて、液体ミルクの情報を提供してまいります。以上です。
答弁 選挙管理委員会委員長 伊藤和朗
-登壇-大栗議員の御質問にお答えいたします。2件目の選挙における投票環境の改善と投票率の向上についての1点目、高齢者や障がい者などへの投票環境についてでありますが、投票事務従事者が障がいを持つ方などの状況を理解し、投票しやすい支援に向けたマニュアルとコミュニケーションボードを作成し、4月に実施の知事選挙から活用しております。支援マニュアルにつきましては各投票事務従事者に、また、コミュニケーションボードにつきましては各投票所にそれぞれ配付しております。各投票事務従事者には、障がいを持つ方が投票に来られた際には、支援マニュアルを参考に、障がい者に配慮した対応を図ることとしております。また、高齢者を含め、投票に来た方が、あらかじめ書いてきたメモや法定ビラを携帯し、それを見ながら投票用紙に記載することにつきましては、特に問題はない投票としております。2点目の選挙公報の配布についてでありますが、選挙公報の配布につきましては、昨年の選挙までは、町内会長へ協力をお願いし、町内会長から各世帯へ配布していただいております。しかし、この場合、選挙公報を町内会長から各世帯へ配布する期日が投票日の前日までと期間が短い中、各世帯への戸別配布や町内会に加入していない世帯にも配付してもらうなど町内会長の負担となっており、また、配布方法について負担軽減の要望もあったことから、今回の知事選挙より新聞折り込みに変更したところであります。新聞を購読していない世帯への対応といたしましては、選挙公報を、期日前投票を行っている市役所、山部支所、東山支所のほか、文化会館、保健センター、図書館、ふれあいセンターに備え置きするとともに、投票日には各投票所でもごらんいただけるようにしております。また、希望者には選挙公報を郵送する対応を図っております。選挙公報の配布方法の変更の周知につきましては、市の広報、また、ホームページ、投票入場券の裏面に記載し、周知を図ってきております。3点目の若年層への投票率向上の工夫についてでありますが、近年、投票率は低下傾向にあり、特に若年層の投票率が低い傾向にあります。選挙管理委員会といたしましても、若年層の投票率向上のための取り組みといたしまして、小・中学生、高校生を対象とした選挙啓発ポスターの募集、成人式での啓発冊子の配付、新たに有権者となる富良野高校、緑峰高校の3年生に向けて啓発冊子を配付しております。また、投票事務に市内の看護専門学校の学生を任用し、選挙の重要性について啓発に努めているところであります。若年層が選挙へ関心を持ってもらうための取り組みにつきましては、現在、投票率の向上に取り組んでおり、各啓発活動をさらに進めるとともに、今後、他市の事例も参考にしながら検討してまいりたいと思います。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
それでは、再質問させていただきます。その前に、済みませんが、1回目、壇上にて読み上げました原稿の中で、障害者差別解消法と言うところを障害児と申しましたので、障害者に訂正をお願いいたします。また、最後に、若い世代の投票率を願いのところでは、投票率の向上を願いという意味でございますので、訂正のほうをお願いいたします。それでは、再質問に移ります。1件目の防災・減災対策についてでございますが、その中で、防災に関する資格をお持ちの方は、地域防災マスターが11名、また防災士が19名いらっしゃるということでした。そうした現状でございますけれども、資格を持っている方々は各地区の自主防災組織の中にいらっしゃるのかどうか、そうしたことについてもお伺いしたいと思い、質問したところですので、答弁をお願いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えします。先ほど、市長から、富良野市におきましては地域防災マスターが11名、防災士が19名いると答弁させていただきました。地域防災マスターにつきましては、個人的な名前は別にしまして、ほとんどが市の職員となります。また、防災士につきましても。ほとんどが防災士の資格を取れる消防署の職員となってございます。そのため、自主防災組織の組織員かということになると、まだちょっと足りないというふうに認識しており、先ほども答弁させていただきましたように、その育成が必要だというふうに考えてございますので、認定研修会を開催させていただき、広めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
市の職員が多いということで、今後、地域防災マスターの認定研修会を富良野市で開催していくという中で、この研修会の受講料は無料ですけれども、開催地まで行かなくてはならず、移動時間や交通費などもかかっておりましたので、富良野市で開催していただけるというのはすごい前進だなと私は思っているところです。やはり、各自主防災組織の中にこういうリーダーの方、また資格をお持ちの方がいる体制に向けて一つでも進んでいくように、防災組織の皆様、市民の皆様への働きかけ、また、沿線の皆様への働きかけがあってもいいのではないかなと思いますけれども、そのことに関してはいかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えさせていただきます。地域防災マスター認定研修会につきましては、先ほど申しましたように、富良野市で開催するように協議を進めているところでございます。特に、ことしにつきましては、上川総合振興局内では、いまのところ、富良野だけということであります。これは北海道の主催になりますけれども、私どもとしては、いち早く情報を得ておりますので、率先して地域の自主防災組織へ連絡したいと思いますし、もちろん広報も含め、多くの皆様方に受講いただけるように周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
続きまして、女性の視点を生かした災害への備えの促進についてでございます。その中で、避難所運営などでは、やはり、女性の防災リーダーといいますか、女性の視点での取り組みが大事なので検討するという答弁がございました。全国でもさまざまな取り組みが始まっている最中ですが、坂出市では、市で防災女性チームを設置しております。災害というのは、地震や洪水が起こることではなく、それまで営んでいた生活が壊されることだとして、そうした日常生活というのは、特に家庭においては女性が担っている役割が大きいこと、また、大規模な災害が昼間に起きたときには、地域には男性が少なくて、やはり女性が中心にならざるを得ない状況が想定されること、そして、避難所では、男性、女性の差異によるニーズの違いの理解不足など、こうした課題に対して、市の女性職員有志による防災女性チーム、さかいで131(ぼうさい)おとめ隊というものを設置し、女性の視点からのさまざまな防災・減災対策を行っていらっしゃいます。そこで、市としての女性防災リーダーの育成の考えをお伺いいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。先ほども答弁させていただきましたが、女性の視点からの災害に対する日ごろの備え、また、災害に遭ったときの避難所の運営に関しても、この間、東日本大震災を含め、多くの面で問題視されていることは十分に理解をしております。このようなことから、女性の視点を生かすことについては十分に理解しておりますので、今後とも、計画づくり、体制づくりについてはさらに検討をさせていただきたいと思います。また、特に、防災訓練や防災講演会には多くの女性に参加していただきたいと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
女性が防災講演会などに参加しやすくなるようなお声がけについてはわかりますけれども、防災、減災というのは、男女共同参画という視点からも、さらには、市民の生命と財産を守るという視点からも重要な位置づけになっていくと思います。そのためにも、市としての積極的な取り組みといいますか、どうやったら本当にいいのかということを考えていただければと思います。坂出市では、女性職員の皆さんによる131(ぼうさい)おとめ隊の声を聞いて、折り畳んで持ち運びできる小さな携帯版ハザードマップといいますか、地図上に矢印をつけて、いま、自分がいる場所からどう逃げたらいいのかということがわかるものをつくっていらっしゃいます。女性の視点でと言いますけれども、講演会に来てもらい、ただ聞いてもらうだけではなく、そのことによって、富良野市の中でいかにして防災、減災に対する備えをするのか、また、防災・減災対策について男女共同参画の視点からどう発信するのか、そういう取り組みに関してはいかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再々質問にお答えをさせていただきます。2019年から(60ページで訂正)10年間の第2次富良野市男女共同参画推進計画におきましても、防災等に対して女性の視点を取り入れた計画づくり、体制づくりを促進するということを改めて明文化させていただいてございます。具体的なことについてはこれから検討させていただきますけれども、そういう視点からも女性の参画ということを進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。訂正させていただきます。1919年からではなく、2019年から2028年の間違いでございます。
再質問 10番 大栗民江
ありがとうございます。次に、液体ミルクの活用についてでございます。液体ミルクにつきましては、1回目の質問ではほかのまちの交流館・道の駅のことを通してお話をさせていただいたところでございますが、子育て応援、そして地域での防災機能の強化が大事になっていくという思いから、災害の備えの一つとして必要だという観点から質問させていただいたところであります。富良野市においても、地域の拠点機能から考えると、いざ災害が起きたときの備えということでは、例えば、保育所もある中心街のフラノマルシェや市庁舎の売店などには、自動販売機とまではいかなくても、ばら売りのおむつ、あるいは、液体ミルクや哺乳ボトルを配置しておくべきではないかなと思いますけれども、そうした考えについてはいかがでしょうか。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
大栗議員の再質問にお答えいたします。先ほどは防災の観点からということで答弁をさせていただきました。避難所では液体ミルクを活用させていただきたいということでありましたが、子育て全体のことにつきましては、改めて検討させていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
それでは、前後いたしますが、防災に関し、平時から一元的に対応するような部署の設置の考えについて、再度、お伺いをいたします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
災害時の私どもの担当課についてでございますけれども、基本的には総務課が担当してございまして、今後も総務課で対応をさせてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 10番 大栗民江
それでは、2件目の選挙における投票環境の改善と投票率の向上についてお伺いをいたします。御答弁の中では、マニュアルを作成し、支援ボードも投票所に備えつけた、また、従事者に配付したという御答弁をいただいたところでございます。ただ、選挙公報につきましては、国政選挙や道知事選においては、文字による公報のみならず、障がいをお持ちの方に対しては点字版や音声版があります。こうしたものについて、本当に必要とされている方へきちんと周知されているのか、広報の周知、明示についてお伺いをいたします。
答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏
大栗議員の再質問についてお答えいたします。選挙公報について、点字や音声などを必要とされている有権者に周知されているかという御質問でございますけれども、現在、富良野市では、選挙のお知らせ、それからホームページ等にアップしている部分につきましては、点字や音声で周知するような物品について、有権者の方に広報していうる部分はないところでございます。
再質問 10番 大栗民江
本当にそれらを必要とされている方へ、そういうものがあることをきちんと御周知されることを望みます。また、マニュアルには書かれているのでしょうけれども、広報ふらのには代理投票や点字投票の御案内がされておりません。そうした中で、せっかく投票所に行っても点字投票や代理投票の権利が行使できないなど、投票所においてそうした差があらわれないような運営体制の工夫が必要だと思います。もう行きたくないという思いにならないような運営体制の工夫についてお伺いいたします。
答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏
代理投票や点字投票の周知と、来られた方への対応ということでございます。代理投票や点字投票という制度がありますというお知らせについては、現在のところ、広報等には載せていない状況にありますので、今後、市の広報や選挙のお知らせ、ホームページにそうした制度のお知らせを載せていくように検討していきたいと思います。また、実際に来られた方への対応につきましては、先ほど大栗議員の御質問にあったとおり、選挙従事者に対応マニュアル等を配りまして、障がいのある方にはこのような対応をすることが望ましいというようなことを周知しておりますので、今後もそうした制度のことを徹底していきたいというふうに考えております。以上でございます。