富良野市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
(1)ふらのビジョン 2030 について/(2)観光施策について
2019年3月7日、富良野市議会の一般質問で、黒岩岳雄議員が「ふらのビジョン 2030 について」「観光施策について」について質問し、市長 北猛俊、経済部長 後藤正紀が答弁しました。
- 質問者
- 黒岩岳雄 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、経済部長 後藤正紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 黒岩岳雄
-登壇-通告に基づき、質問をいたします。ふらのビジョン2030から、富良野観光の現状と課題、その対策について、4点質問いたします。1点目は、宿泊施設の質の向上について伺います。よい観光地には、五つの要素が必要と言われています。一つ、景観がよい、まち並みや自然景観がよいこと、二つ、オリジナル、地域限定のお土産がある、三つ、しゃれたレストランがある、気がきいている、あか抜けている、四つ、よい宿泊施設がある、五つ、いろいろな体験ができる、体験プログラムが充実している、以上が5大要素です。5大要素のうち、宿泊施設は、大変重要な要素と考えます。宿泊は、地域に大きな経済効果をもたらす上からも、宿泊施設の課題を解決して地域間競争に勝つことは重要と考えます。現状を分析した結果、どのような課題やお客様の声があるのか、お示しください。また、これらの課題について、既存施設、新設、計画施設などに対してどのように取り組んでいくのか、考えを伺います。2点目は、季節変動の解消、平準化について伺います。閑散期の4月と11月に対応する具体策について伺います。閑散期の対策は、リゾート地域の長年の大きな課題であります。各事業者ともに企画やセールスに努力した結果でも、なかなか成果が見られない期間と思います。季節変動の解消、平準化についてどのような解決策があるのか、お示しください。私見ですが、閑散期を利用して、働き方改革として、4月からの年次有給休暇の取得を促進したり、1年単位の変形労働時間制によって閑散期を労働時間の調整期間としたり、従業員のスキルアップのための研修や施設整備の充実を図るなど、閑散期を地域全体のレベルアップのために活用することも可能と考えます。よいサービスやおもてなしができるための充電期間としての閑散期の活用、利用について、見解を伺います。3点目は、個人旅行化に対する2次交通対策について伺います。現在、世界のどの地域からも、インターネットがつながり、情報が得られる時代となっております。旅行業界でも、個人みずから宿の手配、移動手段、興味ある施設や地域などを訪れる個人旅行が増加傾向にあります。このような背景からも、地域間競争の観点からも、空港からの移動手段、2次交通は大変重要と考えます。2次交通に対する考え方について伺います。4点目は、(仮称)宿泊税について伺います。過去に、数度、この件の必要性、早期の取り組みについて一般質問をしております。改めて、観光施策の財源、原資となり得る(仮称)宿泊税について、どのようなタイムスケジュールで検討、実施していくのか、伺います。観光施策について、2点伺います。1点目は、富良野市博物館を活用した観光振興について伺います。山部にありました旧富良野農業高校が平成13年3月に閉校したに伴い、同校舎を平成14年9月に郷土館、情報プラザ等の資料を展示する施設として、富良野市生涯学習センターに併設して富良野市博物館が開設されました。富良野市博物館は、富良野市の自然、歴史、文化にまつわる資料を常設展示しており、社会教育上、大変貴重な施設と理解するところであります。この貴重な施設を市民以外の富良野を訪れる修学旅行生や国内外の観光客、旅行者等に広く紹介して、見学や研修等の利用促進を図り、富良野の自然、歴史、民俗、文化について理解を深めていただくには最適な施設と理解するところです。富良野滞在時のアウトドアの施設利用時に、悪天候などで支障がある場合の代替施設として当施設を利用することなど、富良野滞在がより深い記憶として残りますし、多くの利用者、見学者によって山部地域の活性化にもつながると考えますが、この振興策について考えをお示しください。2点目は、キャッシュレス対応と普及について伺います。最近、キャッシュレスシステムが注目を集めております。外国人観光客の決済システムとしてキャッシュレス対応が求められております。現金決済には、附帯業務として、集金、集計、管理、領収書の発行、保管、ATM設備などがあります。それらを減らして、作業の効率化、省力化など人手不足に対応しているシステムと考えます。データは宝の山と言われており、利用において新規、リピーター、休眠顧客などの分類で対策がすぐに立てられるなど、業務効率化も図られるキャッシュレスは有効なシステムと考えます。今後も、トップセールスで海外から観光客の誘客を図るなら、現金決済ではなく、キャッシュレスの普及が経済効果を生むことになると考えます。キャッシュレスへの対応と普及についてどのように考えているか、伺います。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-黒岩議員の御質問にお答えします。1件目のふらのビジョン2030について、富良野観光の現状と課題、その対策に関して、宿泊施設の質の向上についてであります。毎年、富良野・美瑛広域観光推進協議会が行っております満足度調査において、観光客の再来訪意向が低いという結果が出ております。その理由としましては、高騰している夏季の宿泊料金と施設やサービスの提供との間に生じる価格意識によるものと思われます。再来訪意向を高める対策としましては、現在、富良野・美瑛広域観光推進協議会では、年2回、観光アカデミーを開催し、コミュニケーション能力と表現する力を高め、マナーや接客、接遇の改善に向けた人材育成に努めるとともに、本市においては、中小企業振興総合補助金による人材育成、施設改修の支援を行っているところであり、今後も継続してまいります。次に、季節変動の解消につきましては、本市における観光は夏に集中しており、これをサイクリングなどのアウトドアスポーツや食を切り口にショルダー期の6月、9月に分散化する取り組みを行っております。また、閑散期への対応としましては、トップセールスやPR動画の配信に努めるとともに、その時期に長期休暇のある東南アジアからの誘客を進めてまいります。さらに、この期間に観光アカデミーの開催による人材育成や施設のメンテナンスに取り組む事業者も多く見られるところであります。次に、個人旅行化に対する2次交通対策でありますが、観光客の旅行形態は、団体旅行からレンタカーや公共交通機関を利用した個人旅行へとシフトしており、2次交通対策は重要になっております。現在、新千歳空港からの移動手段としては、鉄路や、冬期間は富良野市内のホテルまでを結ぶシャトルバスが運行しているとともに、旭川空港からは路線バスが運行しており、今後もアクセス情報などについてホームページやSNS等により積極的に情報発信してまいります。また、地域内の移動については、ふらの観光協会で観光地を巡回する夏季のくるるパスや、冬期間にスキー場と市街地を結ぶナイトシャトルバスを運行しており、今後も継続して支援してまいります。次に、(仮称)宿泊税についてでありますが、担当部局で構成する観光財源庁内検討チームを設置し、導入する場合の課題や税を充当する事業などについて、5回の協議並びに先進地である京都市、倶知安町への視察を行ったところであります。現在、庁内検討チームの調査研究結果をまとめるところであり、次の段階として、新年度は、関係団体との意見交換を行いながら、(仮称)宿泊税の導入の可能性について協議してまいります。2件目の観光振興についての1点目、富良野市博物館を活用した観光振興についてであります。現在、富良野市博物館は、市民や市内小・中学校の児童生徒が学習の一環として訪れるほか、国内の旅行者や、少数ではありますが、外国人旅行者も来館しております。個人旅行者がふえ、旅行者のニーズが多様化する中、博物館は、本市の歴史や地理的な背景などを学ぶテーマ性の高い施設でありますので、宿泊施設にパンフレットを配置するなど、情報発信に努めてまいります。次に、2点目のキャッシュレス対応と普及についてでありますが、国は、キャッシュレス決済比率を2025年までに40%へ高めることを目標に、キャッシュレス化を促す方針であります。近年、諸外国においてキャッシュレス化が進んできており、訪日外国人観光客も、クレジットカードの使用やQRコードを利用したスマートフォン決済を希望することが多い状況であります。しかしながら、本市においては、クレジットカードを使用できるホテルや店舗は多いものの、QRコード決済が利用できる店舗は限られており、消費を十分に取り込める状況にはなっていないと認識しております。現在、ふらの版DMOの位置づけである観光まちづくり戦略会議において、QRコード決済の普及とあわせて、デジタルマーケティングの手法を活用して、スキーシーズンに外国人観光客のさらなる誘客を図る仕組みを検討しており、今後、観光協会、商工会議所等、関係団体と連携し、キャッシュレス決済の普及を進めてまいります。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
では、何点か質問させていただきたいと思います。ふらのビジョン2030の中に、満足度調査から見える旅行者の不満という項目がありまして、その中に何点かありまして、地域内の移動が不満だとか、先ほども出ておりましたけれども、宿泊施設の質とおもてなしに不満だということです。これは、料金のことも当然ありますけれども、その内容が既にあらわされております。満足度というのは料金にサービスが伴ってのことだと思うのですが、満足度を得ないことに対して、事業者側にどういう形で伝えているのでしょうか。例えば、単純に料金が高いからということではなくて、料金に応じた満足度というか、お客さんを満足して帰してくれているかというような問いかけでもいいですけれども、そういうアクションはいままでやっておられるのでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。満足度に対するお客様の不満について、宿泊事業者にどのように伝えているかという御質問かと思います。現在、観光まちづくり戦略会議におきまして、観光協会もメンバーとなっており、旅館組合や飲食店組合等も入ってございます。そういう中で情報を共有し、ビジョンの課題等については真っ先に情報を示してございます。お客様に満足していただくためには、単に安いとかではなくて、対価としてどれだけのサービスあるいは施設の充実があったかということも重要な部分かと思われます。これにつきましては、情報を共有しながら、では、これをどういう形にしたらいいか、これからの具体的なアクションプランを皆さんで検討して進めてまいりたいと思ってございます。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
施設的には、既存の施設、新たにできた施設、また、いま計画している施設の3種類ぐらい分かれるのではないかと思いますが、新しくできた施設、それから、今後計画されている施設ができ上がることによって、その相乗効果が期待できると思うのですけれども、どのように考えているか、お尋ねします。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。新しくできた宿泊施設等に対する相乗効果ということでございます。施設につきましては、それぞれの事業者の思惑もあろうかと思いますが、ターゲットとなるお客様がそれぞれ違ってこようかと思います。ただ単に安ければいいというお客様もいらっしゃれば、ある程度の費用を出してでも、最上級まではいかなくても良質のかなり高いサービスを受けたいというお客様もいると思います。現在のところ、新しいホテル等と直接の情報交換は行っておりませんが、それぞれのサービスを提供できるような施設になるよう、先ほど言いました観光協会等を通じてそれぞれのニーズについての情報共有を図ってまいりたいと思ってございます。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
いまの部長の答弁と私の感覚は若干違います。既存の施設、それから、新しい施設、いまから計画されている施設が、お互いにいい意味で競争するというか、そういうことがこの地区の宿泊施設をレベルアップさせていくことにつながっていくのではないかと思うのですが、そういう考え方はいかがですか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。いわゆる競争等を通じてレベルアップを図ってはということでございます。もちろん、この施設ではこういうサービスをやっている、あるいは、こういう取り組みをしているという情報をできる限り共有しながら、例えば、Aの施設では苦手でも、Bの施設ではこれが可能である、あるいは、こういう人材がいるなど、それぞれがつながるように、仕組みも含めて、先ほど言いました戦略会議の中で進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
次に、季節変動、言うなれば閑散期の対応ですが、冒頭の質問で話したように、閑散期の集客というのは非常に厳しいと思うのです。市長の答弁でも、休みのところでもセールスをかけて呼ぶのだというお話でしたが、その辺は非常に厳しいと思います。ただ、厳しいからといって呼ばないわけにはいかないと思います。片方ではそのようにして呼んで、もう片方では、施設整備をしたり、サービスを高めるために職員をレベルアップする研修をするなど、いまの料金とサービスが合っていないのではないかということを解消していけるように、この両面を行政がうまく指導してやっていけたらいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。一つは施設整備、もう一つは人材のレベルアップという二つの考え方ですが、まず、施設につきましては、私がいま押さえているところによりますと、11月に施設改修あるいは改善を行うところが多いかと思います。施設の改修に対しては、中小企業振興総合補助金等で改修経費の一部を支援しているところでございますが、先ほども言いましたように、どこをどう直したらいいかという情報も含めながら進めていきたいと思っております。もう1点の人材の面、職員のレベルアップについては、先ほど答弁しましたとおり、4月と11月に研修等を行っておりますが、回数や質を検討しながら、その時期にある程度の研修ができるような体制、あるいは、講習の回数も順次ふやしていきたいと思っております。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
いまの話と関連しますが、要は、高い料金を取れるのが一番ベストですけれども、それには何が足りないかといったときに、施設的なものはどうしても変えられない部分があります。ただ、サービスは、人間が対応するわけですから、幾らでもレベルアップできると思うのですよ。いま、一番クレームになっているのは、夏場のトップシーズンの料金とサービスが合っていないのではないか、こんなサービスでは不満足だというので、そういうことがリピーターの少ないことにつながっていると思うのです。そこで、春先や11月の閑散期に努力してお客さんをとるのですが、たくさんのお客さんは見えないでしょうから、そういう時期にこそ、そうしたことをやったらいいのではないかと思うのです。目標は、高い料金を取れる体制が一番いいと思うのですよ。満足させて帰すということですから、満足させるということは、また戻ってくるわけですからね。そういう意味で、行政側が観光協会や旅館組合を指導しながらリーダーシップを持つべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。人材のレベルアップのために、4月や11月にもっと集中させて研修等を行うなど、市がリーダーシップをとってサービスを向上させる方策をというお話でございました。こちらにつきましても、それぞれの関係機関や団体等と協議しながら、市がリーダーシップをとるというよりも、皆さんと情報共有してさらに知恵を出し合いながら、どういったところのどういうサービスを向上できるのかと。富良野に限らず、実際にかなり高い料金を取っている施設であっても満足されるお客さんがいらっしゃることは認識しております。もちろん、ターゲットについても、家族連れやカップル、個人などいろいろでございますので、それぞれが満足できるようなサービスを勉強しながら皆さんで検討してまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
では、個人旅行化に対する2次交通についてお尋ねしたいと思います。いまのビジョンの中にも、空港と富良野間のアクセスを考えなければだめだ、改善しなければだめだという項目があります。海外あるいは国内から見える方も、新幹線もありますが、飛行機を使って見える方がまだまだ多いわけですから、その関係の2次交通について積極的に取り組むべきだと私は思っています。旭川空港と新千歳空港がありますが、旭川のほうは通年でバスが出ていますね。新千歳については、冬は一応出ていますが、それ以外は、団体バスは別として定期的なものはほとんど出ておりません。そういうことも含めて、2次交通の考え方を改めてお尋ねしたいと思います。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。主に空港からのアクセスということでございますが、いまお話があったとおり、旭川からは、路線バスという形で富良野駅まで、あるいは、スキー場まで回っているバスも1本程度ございます。新千歳空港からは、現在、冬のシーズンについては、新千歳空港から富良野駅を経由してスキー場方面まで6便、また、帰りは富良野スキー場方面を回って新千歳空港まで5便が出ております。こういった情報については、バスはこういう便がある、あるいは、JRを使った場合はこうなるといったように、特に海外のお客様には日本に来る前の予約の段階からわかるような工夫をしながら、できるだけ発信に努めてまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
現状のものを紹介するのはいいのですが、私は、今後、空港と富良野間のアクセスをどう改善するかということをお聞きしました。現状のものを紹介するということではなくて、通年での2次交通をトータルに考える必要があるのではないかという質問をしたつもりですが、いかがですか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
旭川空港、あるいは新千歳空港からのアクセスにつきましては、富良野のみならず、旭川、東神楽、また、新千歳空港発の便が経由する途中の市町村も含めた広い範囲での協議、さらには、運行する交通事業者等との協議も必要になってまいります。これにつきましては、どういった方法、どういったことが可能かも含めまして、今後も研究しながら、必要に応じて協議等を行ってまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
通年の2次交通については、今後、研究していくということですが、それは研究していただきたいと思います。宿泊のほうも、スキーの場合、いままではスキー場に近い宿泊施設に泊まるのが非常に多かったのです。今シーズン、私は、富良野駅発が午前8時10分、コンシェルジュのところが8時13分の御料行きのバスを見ておりましたら、駅前から約二十数名のスキーヤー、また、コンシェルジュの前から15名ぐらい、もう立った状態ですが、そういうように形態がちょっと変わってきていると思うのです。山に泊まるのは当然ですが、まちの中に泊まると、アフタースキーも楽しめますし、そういうふうにまちとうまく循環するというか、バスをうまく利用しているなと思いました。ですから、宿泊事業をやっているまちの人たちからは、8時10分発だけではなくて、9時も出してくれと、こんな話が出ています。そういう状況を見ていると、2次交通というのは、どこかの交通ではなくて、この管内の交通のこともいろいろ考えなければいけないのではないかと思います。いまは、午前8時10分の後は、11時までバスがないと言っていました。そうしますと、まちの中に宿泊した人たちは、今度はタクシーか何かで行かなければいけないことになりますので、8時10分の後に9時のバスがあれば非常にいいという話でした。来シーズンに向けて、2次交通というか、循環バスというか、その考え方についてはいかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。主に、駅付近からスキー場へのアクセスのお話かと思いますが、現在、路線バスは、一般の生活交通路線としての利用のほかに、観光客のスキー場へのアクセスに使われている状況ももちろんあると認識しております。市民と観光客がお互いにどの時間帯、あるいは本数等も含めて、どうあったらよろしいのか。現在の交通事業者であるふらのバスは、先ほど言いましたまちづくり戦略会議の構成員の一人に入っておりますので、そういった中で情報を共有しながら、みんなで協議、研究しながらよい方向に検討を進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
いまのバスの件は、新しいホテルがことしの秋にでき上がれば、当然、来シーズンにはスキーの関係者も泊まると思いますので、非常に重要になると思います。行政側にも、しっかりとした対応をするよう動いていただきたいと思います。次に、4点目の宿泊税についてお尋ねします。検討チームでは、既に5回の協議をやっていただいたということです。私は、2定例会ぐらい前ですか、バックギアに入れているのではないかという失礼なことを議場で言ったかもしれませんけれども、前進しているということで安心しました。そのときのやりとりの中で、道のことを非常に心配していましたけれども、道とのやりとりはどのような状況でしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。いわゆる宿泊税につきましては、都道府県がかける税と市町村がかける税について、それぞれの使途を明確に区分しなければ二重課税問題が発生いたします。ですから、これにつきましては、北海道の動向等も非常に注視しながら進めてきているところでございますが、現在のところ、昨年夏ぐらいからの情報につきましては、特に入ってきておりません。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
道のほうはある程度無視して、市のほうで動いていっていいというような判断ですね。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。もちろん法定外目的税でございますので、これについては、市町村で取るか、北海道で取るか、あるいは、国のほうでは出国税もございますので、それぞれとお話ししながら、あわせて、担当省庁である総務省とも相談しながら、どの方法がよろしいか、検討しながら進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
これについて、私は、先般、旅館業組合長、あるいは大型ホテルの総支配人たちとも話をしまして、皆さんは、自分たちのお客さんからいただいたものを市に納め、それがまたお客さんのためになるということであれば賛成してくれるような意向でした。目的税とはいえ、実際に徴収する立場の人たちの理解を得ないと非常に難しいと思うのですが、そういうことですので、積極的にどんどんやっていくべきだと思います。倶知安のほうはことし11月からスタートするわけですから、スピード感が非常に求められていると思うのです。その辺も踏まえて、今後のスケジュールについて、来年からやるぐらいの感覚でやっていただきたい、こんなふうに思いますが、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。スピード感を持って宿泊税の検討をというお話でございますが、こちらにつきましては、先ほど御答弁したとおり、新年度からをめどに、いまおっしゃられた旅館業組合や宿泊事業者、また、状況によりましては観光客やほかの人たちも含め、関係機関・団体等と協議しながら導入の可能性についてのお話を進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
では、観光施策のほうに移らせていただきます。富良野市の博物館は、皆さんも御存じのように、山部の旧農業高校の校舎を使って開館されておりますが、建物とかなんとかではなくて、中身が非常にいいと思うのです。富良野の歴史はまだ百十五、六年で、200年もたっておりませんが、そういうことがわかるし、地勢というか、地形、活断層とか、動植物も展示されていて、非常に貴重な施設だと思います。これについては、地元の我々だけではなくて、海外や国内からの旅行者、あるいは、修学旅行生にも見るチャンスをぜひ与えて、勉強していただいて、少しでも知識を得て富良野を理解して帰っていただきたい、こういうことで質問したわけです。そこで、一つは、これは学習的、教育的な施設ですから、そういうふうにしていいかどうかということがありますので、教育部長、私の言ったことがいいかどうか、どうぞ使っていいぞと言うのか、だめだと言うのか、その辺の判断をお聞きしたいと思います。
質問 6番 黒岩岳雄
では、質問させていただきます。富良野市の博物館について、一般の観光客とか修学旅行生に見ていただくような形にしたらどうか、観光振興の面からどうだろうかという質問でございます。パンフレットなどを各旅館施設等に置いてそういう案内をするということですが、それはそれでいいと思うのですよ。もう一つは、富良野市生涯学習センターという看板は大きくどんと出ているのです。しかし、富良野市博物館という看板が出ていないものですから、もしそういう形で案内するのであれば、看板もつけていただければと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。博物館の看板等の改修といいますか、PRをということでございます。先ほどお話ししましたとおり、まずはパンフレットなりSNS等での情報発信が第一義かと思われます。さらに、それに伴った施設等とすべく、インバウンドへの対応も考慮しながら、どういったことが必要なのか、どういったものが大事なのか、また、場合によってはガイド等も必要になってくるかもしれませんので、そういった観光面での必要性等も考えながら、施設を所管する教育部局とも協議し、検討してまいりたいと思います。以上です。
質問 6番 黒岩岳雄
いまの部長の答弁は非常にありがたいことですが、看板はどうなのですか。要するに、生涯学習センターという看板では、あそこの前を通った人たちは寄らないと思うのです。国道沿いには両面に看板があるのですが、それは下のほうについていて、建物にはついていないのです。その辺はいかがでしょうか。
質問 6番 黒岩岳雄
私の質問した看板については、教育部局と相談すると答えているということで理解しました。続きまして、キャッシュレスについてお伺いいたします。これは、一事業所ではなくて、既に取り組んでいる宿泊事業者も多いのですが、このエリアの中で、全部とはいかないかもしれませんけれども、特に、地元の人ではなくて海外の人たちが使うような施設はなるべくそういうふうにしたほうがいいだろうと、片面では、富良野はもう現金を持ってこなくても大丈夫だよというようにPRしていくことも必要ではないかと思います。ですから、実態はつかんでいないと思いますが、その辺の今後の取り組みについて御答弁をお願いします。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
黒岩議員の御質問にお答えいたします。先ほど御答弁させてもらったとおり、キャッシュレス化につきましては、国を挙げて、現在は20%弱である日本のキャッシュレス化を倍の40%まで引き上げようという方針でございます。本市といたしましても、インバウンドのこれからの増加も踏まえながら、キャッシュレス化は必要なものだと思ってございます。現在、これについて具体的にどのような方法がとれるのか、さらに、数社では既にQRコードを導入しておりますので、こういった情報等も共有しながら、より広がっていくような方向で検討してまいりたいと思います。以上です。