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富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

(1)中心市街地活性化について/(2)特別支援教育の推進について

2017年12月13日、富良野市議会の一般質問で、日里雅至議員が「中心市街地活性化について」「特別支援教育の推進について」について質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一、経済部長 後藤正紀が答弁しました。

質問者
日里雅至 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一、経済部長 後藤正紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 日里雅至

-登壇-通告に従い、簡潔に質問してまいります。中心市街地活性化について、サンライズパーク整備事業についてお伺いいたします。平成13年に、「へそのまちのへそづくり」をスローガンに、旧法に基づく富良野市中心市街地活性化基本計画を策定し、富良野駅前地区土地区画整理並びに第1期中心市街地再開発事業がスタートしました。富良野のまちの顔づくりを目指し、核施設として、健康増進施設ふらっと、Aコープ店が一体となり、公営住宅、駅前再開発事業に取り組み、健康増進施設ふらっとについては、利用者が予想を上回り、市民の健康増進に寄与し、公営住宅についてはまちなか居住を推進させ、無頭川リバーモールについては、多くの家族連れ、観光客の憩いの場として、そして、いまや、夏の風物詩として定着したビ・アモールの開催など幅広く活用され、市民、観光客の交流の場としてにぎわいを見せております。平成20年には、新法に基づく富良野市中心市街地活性化基本計画第1期により、東4条街区地区市街地再開発、協会病院跡地を利用したネーブル・タウンの事業が行われ、官民一体によるフラノマルシェを核に、民間による高齢者介護施設、マンション建設、市は保育所を建設し、第2マルシェの取り組み、商店街の再配置と3世代交流と新たな交流空間を創出し、平成29年11月9日現在、来場者が700万人を超え、富良野独自の計画、官民協働、富良野の皆さんの結集したへそ力による事業推進が全国的にも注目を集め、多くの人が訪れています。平成26年には、富良野市中心市街地活性化基本計画第2期計画で、本通り、相生通、五条通を囲む30ヘクタールを重点地域に設定しました。しかし、本年4月にはフラノマルシェと対角線上にあった三番舘が閉店し、商店街発祥の地、まちの核施設の閉店は、商店街、市民生活にも影響が出ています。三番舘での買い物は、もちろん、市民の交流の場、まちなか回遊の拠点でもあり、市民、商店街は今後の取り組みについて大変心配しておりましたが、市の素早い判断と対応により、まちづくり会社が主体となり、フラノ・コンシェルジュ整備事業が計画され、来春3月に完成予定であります。まちの核施設、市民の交流の場、インバウンド外国人の交流の場、観光インフォメーションセンター、宿泊施設など多くの機能を持った施設であり、大いに期待するところであります。今後、サンライズパーク整備事業による駐車場、ポケットパークが整備されれば、平成13年から進めてきた中心市街地活性化計画は、市民会議、計画づくり、市民の合意形成を含めると約20年以上の歳月をかけたこの富良野中心市街地活性化基本計画の77ヘクタールの事業が当初の計画どおり完成となります。そこで、最終事業のサンライズパーク整備事業について、2点お伺いいたします。1点目は、サンライズパーク整備事業の位置づけについて、2点目は、市として今後の取り組みと方向性についてお伺いいたします。次に、特別支援教育推進についてお伺いいたします。障がいや発達障がいのある子供への一貫した支援体制についてお伺いいたします。一人一人の教育ニーズを把握し、その子に応じたかかわり方を考え、持てる力を高め、教育と福祉が一体となり、障がいのあるなしにかかわらず、お互いを尊重し、特別支援教育の推進の基本理念のもと、「すべては子どもたちのために」を合い言葉に、特別な支援を必要とする子供や保護者が安心して地域で学び、育ち、働き、生活できるような社会環境を実現できる基盤整備が必要であります。乳幼児から就労まで、保健、教育の連携による一貫した支援対策の整備の必要性を感じます。将来、自立し、社会参加するために必要な力をつけ、そして、周りの環境を整える支援、自尊心や達成感が得られる支援、関係機関との連携協力が必要であり、さまざまな障がいや発達障がいがあっても、毎日、自分らしく暮らしていくため、行政、関係団体、地域がサポートしていかなければならないと考えます。私は、加えて、子供の将来の自立に向けた発展の支援、子供のライフステージに応じた一貫した支援、家族を含めた総合的な支援システムネットワークの構築が必要と考えます。そこで、2点お伺いいたします。1点目は、特別支援教育の考え方と取り組みについて、2点目は、ゼロ歳児から障がいや発達課題のある子供の早期発見、早期療育についてお伺いいたします。以上でございます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-日里議員の御質問にお答えいたします。1件目の中心市街地活性化についての、サンライズパーク整備事業についてであります。最初に、本事業は、富良野市中心市街地活性化基本計画におきまして、まちなか回遊を促す核拠点として、市及びふらのまちづくり株式会社が実施主体となり、まちなか駐車場を整備していくことと位置づけておりましたが、昨年3月の三番舘ふらの店の閉鎖に伴い、周辺商店街からの強い要望がございまして、ふらのまちづくり株式会社が事業主体となっているフラノ・コンシェルジュ整備事業に伴う駐車場の確保、観光客の流入による駐車場不足の解消に向け、駐車場の整備を迅速に進める必要があることから、ふらのまちづくり株式会社、富良野商工会議所などと十分な協議を行い、サンライズパーク整備事業につきましては市が主体的に実施する事業として位置づけることといたしました。次に、今後の取り組み内容と進め方についてでありますが、フラノ・コンシェルジュ整備事業により富良野商工会議所の移転先が確保されることから、本市が事業主体となり、経済センターの除去、解体を行い、本年度に取得する旧くにい跡地と合わせた敷地に小公園を含む駐車場の整備を行ってまいります。以上であります。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-日里議員の御質問にお答えいたします。2件目の特別支援教育の推進について、障がいや発達課題のある子供への一貫した支援体制についてであります。富良野市においては、平成19年度より富良野市特別支援連携協議会を組織し、平成20年度からは市内小・中学校に特別支援教育支援員を配置、平成22年度には富良野市特別支援教育マスタープランを策定し、「すべては子どもたちのために」を基軸に、障がいのある、なしにかかわらず、子供一人一人の教育的ニーズに応じた専門的な指導・支援を行い、自立や社会参加に向けて個々の能力を伸ばすことを目的とした特別支援教育を推進しているところであります。教育委員会の体制につきましては、本年度組織・機構改革により、富良野の子供たちを育てる、富良野の子供たちを総合的に育むことを目的に、保育、療育、子育てなどの業務を保健福祉部から教育委員会に移管し、幼児期からの一貫した特別支援教育を推進しているところであります。また、医療、保健、福祉などの関係部署・機関と連携し、乳児全戸訪問、乳児健診等による早期発見と早期療育への円滑な引き継ぎ、配慮や支援を要する子供や保護者に対する相談支援などの体制を充実させ、子供の発達段階に応じた支援を総合的に推進しているところであります。なお、富良野市第2次特別支援教育マスタープランにおいても、具体的な支援として、妊娠期から出産、新生児期、就学期、就学後、就労までの体制について整備を図っているところであり、現在、関係機関との協議を重ねて、平成30年度から32年度までを期間とした第3次マスタープランを作成中であります。今後も、関連する部署や関係機関・団体と情報共有及び連携を深め、ゼロ歳から18歳までの切れ目のない特別支援教育を推進してまいります。以上でございます。

質問 9番 日里雅至

まず、サンライズパーク整備事業についてお尋ねいたします。この事業についてでありますが、市が積極的に土地を取得して、いまある商工会議所の建物を含めて、あそこの土地も市の持ち物であるといった中で、その二つを想定して駐車場にしていくというお話でございました。ちょっと確認ですが、その中で、配置を含めて、台数とか面積とか、そういったことについてお尋ねいたしたいと思っています。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

日里議員の再質問にお答えさせていただきます。ただいま、サンライズパーク構想については市が事業主体となって行うと答弁させていただきました。中身につきましては、当然、回遊させるという意味からいきますと、マルシェと本通の旧三番舘を結ぶ30ヘクタールの回遊をどうやってやるかということを私なりに重点的に考えてきたところでありますが、それには、やはり、中心市街地の中にある一定の駐車場がなければバスあるいは自家用車が入ってこられない、こういうことが一つございました。もう一つは、コンシェルジュが来年の6月にオープンするということですから、その状況を見ながら駐車場の設置を考えていかなければない、こういうことが一つの大きな観点でございました。そういう中で、いま御質問のありました土地は、現在、商工会議所が建っていて駐車場を持っているところは市有地でありまして、市有地の活用ということになろうかと思います。それとあわせて、先ほど答弁させていただきました旧くにいの跡地については、ことしの3月に議員各位の御協力によりまして土地買収をさせていただいているところでございまして、この両所を合わせて小パークと駐車場と、いまはこのように考えているところであります。そこで、面積的なものは後ほどお答えしますが、いまの計画では、大型バス5台、自家用車50台を置くという構想で進めているところでございまして、それができるような状況になりますと、コンシェルジュに来るお客さんの駐車も可能になります。この間、ちょっと歩いてみましたら、仲通りを通りますと3分ぐらいで旧くにい跡地のほうまで歩ける状況もございまして、さらにきちっと整理されると、まちなかに多くの観光客が入ってきたときにも回遊できるような状況づくりがさらに生まれてくるのかなと、そんな感じを持っているところでございます。面積については、後ほどお答えさせていただきます。

答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)

ただいま御質問の面積につきまして答弁いたします。市有地並びにこれから取得しようとしている敷地を合わせまして、約2,000平米、およそ600坪程度でございます。以上です。

質問 9番 日里雅至

その辺は了解いたしました。もう一つは、あそこの地域を含めて、もう2年ぐらい前ですか、権利者の意識調査みたいなものをやられたと思うのですよ。そういった中で、今回は市が進めていくというのは理解するところですけれども、50台というのは多いとは言えない台数だと思っております。前回やられた調査では、半分ぐらいが賛成で、半分ぐらいからは理解が得られなかったみたいなお話を聞いておりましたが、今後、そういった部分も含めて、交渉というか、あそこの地域を広げていくおつもりなのか、とりあえずいまの状況でおさめるのか、その辺の考え方をお聞かせいただきたいなと思っております。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

日里議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。あの市街地は所有者がたくさんいらっしゃいますから、いま現在、これを継続してやっていきますと時間がかかるということが1点ございました。そこで、ただいま申し上げました旧くにいの跡地と市有地をまずはやって、協力していただける方々については、まちづくり会社を媒体とし、土地の交渉的なものもあわせて、今後は広げていきたいというのが現況のお話でございます。御理解を賜りたいと思います。

質問 9番 日里雅至

それでは、特別支援のほうに移らせていただきます。いろいろとお話をいただきまして、全般的には了解いたしていますが、私の中で気になることだけをちょっとお伺いします。相談業務がありますね。教育相談とか、巡回相談とか、総合相談とか、就学に関する相談といった中で、連携した形でいろいろやらなくてはいけないということですけれども、その内容を含めて、どういった形で対応されているのか、ちょっと教えていただけますか。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

日里議員の御質問にお答えいたします。相談業務の体制ということでございますが、これにつきましては、特にお母さん方、母子からの相談が中心になると思います。乳幼児期につきましては、保健福祉のほうで、保健師が全戸訪問、あるいは乳幼児健診のとき、また遊びの広場など、いろいろな場で相談を受けますが、そのときに、実は、こども通園センターの専門の職員が同席したりする中で総合的に相談を受けるというふうなことが最近ではふえておりまして、そういった中で情報共有をするとともに、昨年からは、特別支援連携協議会の専門家チームがございますので、これは、組織をより機動的に、そして専門化を図るために内容を改組し、医療機関、療育機関の関係の方、そして、教育関係の方がそれぞれ参加して、そこで情報の共有を図り、どのような対処をしたらいいのかというふうにしてやっております。あわせて、乳幼児期の部分では、ことしの4月からこども未来課が教育委員会に入りましたが、教育委員会の中でも、長年、ずっと担当している職員がおりますので、情報共有しながら就学支援のところまでつないでいっております。これにつきましては、就学支援の段階に入りましたら、すくらむふらのという情報共有の冊子もございますので、そういった中で、いまは切れ目のない形での情報共有を図れる状況がしっかりとでき上がりつつあるというふうに考えております。以上でございます。

質問 9番 日里雅至

いろいろ相談があって、連携した形の中でそれを一つの情報として共有していきたいということだと理解しているのですが、その辺の情報のストックといいますか、実際にどこでやっていたのか忘れましたけれども、サポートファイルみたいな形で、生まれたときから就学に至るまでパイプを通すといった中で、お互いに情報を積み上げていくようなスタイルがあります。要するに、富良野に生まれ育って生活していく中で、教育とか、福祉とか、医療とか、労働とか、その方にかかわる縦の部分を平たくするような形ですが、そんなお考えはお持ちになっていますか。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

日里議員の再々質問にお答えさせていただきます。情報共有のサポートファイルということでございますけれども、現実には、既にそういった形の中で情報を積み上げ、それぞれの所管の部署で対応できるような形で進めております。それがベースとなって、保護者等からの個別のいろいろな相談に当たってもそれを活用しながら、過去の状況、そして、いままでの成長の経過、過程などを照合しながらスムーズな就学相談につなげていっているということでございます。以上でございます。

質問 9番 日里雅至

もう一点お聞きしますが、相談業務を含めてそういった形でいろいろ連携しながらやっている中で、最近は相談の質が非常にハイレベルといいますか、専門的な方でないとなかなか対応できないような問題も出てくると思うのです。そういう意味では、職員とか、学校の先生とか、じかに対応されている皆さん方を含めて、もっとスキルアップをしていかなくてはいけないと思いますし、さらに一つ加えさせていただければ、専門のアドバイザーや臨床心理士といった方々の配置も含めて、どういうふうにお考えになっていますか。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

日里議員の再々質問にお答えさせていただきます。関係する人たちのスキルアップ、技能向上ということだと思いますけれども、先ほど御説明させていただきました昨年設置された専門家チームというのは、専門性を高める、それから、機動性を高めるということでございますが、あわせて、コーディネーター連絡会というものも設けました。これは、各学校に特別支援のコーディネーターがおりますが、多忙なものですから、どちらかというと校内だけのことにかかわってしまう状況がございました。そこで、市内全体で底上げをしていこうということで、コーディネーター連絡会に改組して、その中で研修会を開いたりしながら、情報共有とスキルアップということでこの1年間は取り組んでおります。それから、もう一つは、教育支援委員会ということで、各小・中学校の代表や保育所、医療機関、そして発達支援の関係、通園などの代表も入る中で、方向性、課題について確認しながら、どのようにして全体的にスキルアップしていったらいいのか、随時、協議をいたしております。教育委員会といたしましては、今後においても、やはり専門性の高い人材確保が必要だと考えておりますので、医療、保健の担当部署とも密接に連携を図りながら、あわせて、市長部局、総合教育会議等でも子育て支援のあり方について十分に話し合いをしながら充実強化を図ってまいりたい、そのように考えております。以上でございます。

出典:富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる