富良野市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日
(1)観光客の受け入れについて/(2)魅力あるまちづくりについて
2015年12月15日、富良野市議会の一般質問で、黒岩岳雄議員が「観光客の受け入れについて」「魅力あるまちづくりについて」について質問し、市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三、商工観光室長 山内孝夫、商工観光室長 山内孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 黒岩岳雄 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三、商工観光室長 山内孝夫、商工観光室長 山内孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 黒岩岳雄
-登壇-通告に基づき、質問をいたします。1件目は、観光客の受け入れ、受け入れ態勢の課題と対策についてお尋ねいたします。訪日外国人は、本年、過去最高のペースで増加しております。東日本大震災後に大きく減った訪日外国人の数は順調に回復しています。2013年に初めて1,000万人を突破し、2014年に過去最高の1,341万人に達しました。本年は、10月までに1,632万人と、夢物語と思われた2,000万人が視野に入る勢いです。訪日外国人が大幅にふえた最大の要因は、円安で日本への旅行や買い物に割安感が出たこと、そのほか、制度面でもアジア諸国のビザ発給要件緩和や消費税免税の対象拡大で日本での買い物が魅力を増したこと、経済成長したアジア圏の海外旅行需要が拡大したこと、海外と地方空港を結ぶ路線拡大や格安航空会社、LCCの乗り入れ増による航空座席の増加で訪日外国人の利便性が増したこと、訪日プロモーションと日本国内における訪日観光需要を取り込む機運の高まりも効果があったと言われております。このような背景のもと、富良野エリア同様に順調に推移してきたと思われます。富良野市観光振興計画では、平成20年から29年における滞在型通年観光の目標値として、平成29年度観光客延べ宿泊数70万泊、うち外国人延べ宿泊数7万泊、外国人の占める割合を10%としております。しかし、平成26年度において、観光客延べ宿泊数70万5,062泊、うち外国人延べ宿泊数8万9,520泊、外国人の占める割合は12.6%となり、平成29年度の目標値を3年前倒して達成しました。今年上期の4月から9月では、観光入り込み数134万9,454人、前年比プラス10.6%、前々年比プラス6.8%、観光客延べ宿泊数42万8,891泊、前年比プラス7.1%、前々年比プラス7.2%、外国人延べ宿泊数6万2,159泊、外国人の占める割合14.4%、前年比63.0%、前々年比120.1%と外国人宿泊者が大幅にふえております。このような状況から見えてきた課題と対策についてお尋ねいたします。1点目は、トップシーズンの宿泊については、宿の予約がとれない、宿泊施設が不足しているのではないか、また、料金の低廉化を希望などの声があると聞いております。これらの声や課題に対して希望に沿うことができたなら利用機会の損失を防げます。宿泊、滞在をふやすことにより、地域経済の活性化や経済波及効果につながると考えます。市内に眠っている遊休資源である空き家を活用する民泊事業を推進することで、繁忙期の宿泊対策及び空き家の有効利活用につながると考えますが、見解をお伺いいたします。2点目は、昨年10月より、外国人旅行者に対する消費税免税制度の拡大が始まりました。従来、免税販売の対象となっていなかった消耗品、食料品、飲料類、薬品類、化粧品類、その他の消耗品を含めて、全ての品目が新たな免税対象となっております。このようなことから、地元産品販売の絶好の機会にもなる市内免税店の取り組み状況をどのように把握されているのか、また、今後も外国人観光客の増加が予想されますが、この制度の普及と広報活動をどのように考えているのか、お尋ねいたします。3点目は、外国人旅行者に対応したJR6社の共通のジャパン・レール・パス、JRパスは、料金も安く、長期滞在の個人旅行の足として大変有効と考えております。来年3月には北海道新幹線の開通や当地の鉄路確保も含めて、JRパスを海外プロモーションなどさまざまな機会を通じてPRすべきと考えますが、見解をお聞かせください。2件目は、魅力あるまちづくりとして、2点伺います。1点目は、景観に配慮したまちづくりとして、電線類の無電柱化施策について伺います。市内の東5条通や道道北の峰線など、無電柱化はまだ限られたところしか進められておりません。無電柱化は、地震や台風、竜巻、雪害などの自然災害などに対して防災機能強化となり、安全・安心なまちづくりとなります。あわせて、まちの景観もよくなります。まちの景観は、不動産の価値を決める大きな要素と言われております。安心・安全なまちづくりから、自分たちのまちの景観をよりよくして不動産の価値を上げていくことを考えるのも自治体の最大の仕事の一つの考えです。こんなまちに住んでみたいとの思いが、今後のまちづくりにつながります。まちづくりにおける無電柱化について見解を伺います。2点目は、富良野ブランドの分析と活用に関して、地域ブランド調査のデータに基づくまちづくり施策について伺います。地域ブランド調査は、株式会社ブランド総合研究所が2006年から始め、2015年で10年経過しました。この調査は、地域ブランド力を消費者視点で評価、測定する仕組みとなっております。指標は、大きく分けて二つ設定しております。認知、地域が知られているかと、魅力、地域がどのように評価されているかです。調査項目は、認知、魅力、情報接触経路、観光意欲、居住意欲、訪問経路、地域資源評価(自然やまち並みや魅力的な建物)、まちのイメージ(歴史、文化)、産品購入意欲(食品・非食品)などの77項目と、出身都道府県に対する愛着度、自慢度、自慢である地域資源などの26項目、合わせて103項目があり、これらについてインターネット調査による有効回答数2万9,046人の中で魅力度ランキングとしてあらわしております。富良野市は、10年連続してベスト10入りの評価を得ております。しかし、この調査データを活用するまでに至っていないと思います。データを分析、活用することが今後のまちづくりに必要と考えますが、見解をお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-黒岩議員の御質問にお答えをいたします。1件目の観光客の受け入れについて、受け入れ態勢の課題と対策についてであります。国では、2020年の訪日外国人数2,000万人の目標を掲げ、施策を展開している状況であります。それに伴い、富良野市の宿泊延べ数におきましても、平成26年度は、先ほど質問にありましたとおり70万5,000泊、平成27年度上半期も42万9,000泊と、いずれも過去最高となっている状況であります。このような状況の中で、富良野市の観光のピークを迎える夏におきましては、宿泊予約が困難であること、また、料金も高いといったお話もお聞きしているところであります。この課題解決の方策として、空き家の活用についてであります。市内には多くのホテル・旅館業が営業している状況もあり、また、旅館業法の規則もありますので、関係団体との意見交換や規制に関する情報収集を行う中で今後の対応について検討していきたい、このように考えているところであります。次に、外国人観光客に対する消費税免税制度についてであります。昨年10月に制度が改正され、対象品目が拡大したことから、外国人観光客が買い物をしやすい状況となっております。ことし10月時点での道内の免税店数は1,603店舗と増加の傾向にある中、市内の免税店数は10店舗になっております。関係団体との意見交換では、微増傾向の要因として、小規模店舗における1人当たりの最低販売額を恒常的に見込める状況が弱いこと、また、そのことに伴う設備投資費の回収が見込みにくいことが普及につながりにくい状況にあるとお聞きをしているところであります。しかしながら、今後、増加が予想される外国人観光客の購買により、経済活性化に大きく寄与することが考えられますので、関係団体とも連携を図りながら促進をしてまいりたい、このように考えているところであります。次に、外国人観光客によるJRパスの活用についてであります。北海道を訪れる観光客の移動の手段は、航空機やフェリーによるものに加え、平成28年3月に北海道新幹線が開通することから、鉄道での短時間による移動が可能となります。このJRパスは、外国から観光目的で日本を訪れる外国人観光客を対象とするものであり、国内を周遊する外国人観光客にとりましては有効な手段であると考えております。富良野・美瑛エリアの誘客活動におきましては、さまざまな観光資源とあわせて移動手段についても提案しておりますので、今後も選択肢の一つとして富良野・美瑛広域観光推進協議会の会員でもあるJR北海道とも連携しながらPRに努めてまいります。2件目の魅力あるまちづくりについての1点目、景観に配慮したまちづくりについてであります。日本における電気通信の配線は、道路沿いにおける架空線方式が一般的なものでありますが、良好な景観形成に大きな影響を与えているだけでなく、道路の安全性や快適性、防災機能を低下させる要因となっていることなどから、近年、無電柱化に対する社会的ニーズが高まっているところであります。本市におきましても、上川総合開発期成会において、親しみと潤いのある道路整備の促進を図るため、国道237号と国道38号の市街地区間について電線地中化事業の促進要望を掲げておりますし、市内の東5条通、東4条街区市街地再開発事業による東4条と南4丁目の市道の無電柱化、また、道道北の峰線の整備による電線類地中化を実施しているところであります。しかし、無電柱化によって各家庭への引き込みに負担が生じるなど、地域住民の理解と協力、事業費に高額な整備コストがかかるなどさまざまな課題があり、実現は難しい状況になっておりますが、防災、減災の対策強化、魅力的なまちの景観形成を目的として、将来におきまして必要性が見込まれる箇所につきましては無電柱化を検討してまいりたい、このように考えているところであります。次に、2点目の富良野ブランドの分析と活用についてであります。地域ブランド調査は、民間企業でありますブランド総合研究所がインターネットでアンケート調査を行い、全国約1,000市区町村の魅力度に順位をつけたものであり、毎年公表されているところであります。認知度、魅力度を初め、地域イメージ、情報接触度、居住意欲度、観光意欲度、産品購入意欲度、地域資源の評価など、先ほど御質問ありましたとおり77項目により評価をされておりますが、富良野市は2006年の調査開始時から魅力度で10位以内に入っており、全国の方々から魅力のあるまちとして認識をいただいているところであります。2015年の調査結果は、魅力度で第7位、観光意欲度で第4位となっており、過去には環境に優しいまちで第1位、産品購入意欲度で第3位、人のよさや優しさ、おもてなしがよいで第3位になるなど、さまざまな項目において上位に位置してきているところであります。これらのデータの活用による地域活性化についてでありますが、市では、各種の企画立案に当たりましては、それぞれの部署におきまして専門的に調査、比較、分析などを行いながら市政執行に努めているところでありますので、このデータにつきましては補完的に状況に応じた活用を行ってまいりたい、このように考えているところであります。以上であります。
質問 17番 黒岩岳雄
では、順次、質問させていただきたいと思います。1件目の空き家の活用ということでは、法令的なこともあるのですが、現在、富良野市の空き家状況はどのように把握されているか、質問したいと思います。
答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)
黒岩委員の再質問にお答えいたします。富良野市全体の空き家につきましては、現在、調査中でありますが、5年ごとに行われる国の調査では、推計値として富良野市全域に1,290戸あるとされております。ただ、まちなかにおける空き家ということで、想定されるのは中心街活性化の地区の30ヘクタールになろうかなと思いますが、人が出入りできるものについては177戸ございます。そのうち、いま人が住んでいない空き家は35戸あるという調査をしております。以上でございます。
質問 17番 黒岩岳雄
30ヘクタール中に35戸あるということで、法令的なことはまだ先に置きましても、対象家屋になるのではないかなというふうに思います。もう一点、お伺いいたします。現在、既に70万の延べ宿泊を超えているのですが、まち・ひと・しごと創生の総合戦略の素案をいただいた中に、今後、平成26年度以降の5年間で、70万泊を75万泊にするのだという数字が出ておりました。それは、日本人と外国人をどのように仕分けして積み上げているのか、あるいは、どういう時期に宿泊者を積み上げていくのか、そのもとになることがわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 商工観光室長 山内孝夫
黒岩議員の再々質問にお答えいたしたいと思います。総合戦略の中の目標数値は70万泊から75万泊ということでございます。これにつきましては、観光については大きな条件によって波がございますので、考え方の根底として、四季を通じた滞在型の観光をこれからふやしていきたいと特に強く思っています。そのような中で、夏についてはもうピークという状況でございますから、それ以外の春、秋、冬の強化ということで、その増を目指して最低限のミニマムの数字として設定させていただいております。
質問 17番 黒岩岳雄
いまの室長の御答弁ですが、私は、過去3年間の数字を調べましたら、日本人のお客さんは実質的にふえていないのです。いまの富良野の状況を見ますと、外国人がふえております。ですから、70万泊から75万泊の受け皿として、外国人がそれなりにふえてきているから富良野のいまの数字が成り立っているということだと思うのです。しかし、トップシーズンは需要があるのに泊まれない状況ですから、私は、そういう需要に対して、将来は新たな宿泊をいろいろ考えていく必要があるのではないか、こんな思いで質問いたしました。ですから、いま、室長がおっしゃっているように、トップシーズンはもういい、春、秋、冬だということではなく、需要のあるところで積み上げていく、商売としてはそれが一番いいのではないかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 商工観光室長 山内孝夫
黒岩議員の御質問にお答えいたしたいと思います。需要のあるときに来られるお客さんの受け入れ態勢をできるだけ整えたらいかがかという御質問かと思います。最初に、黒岩議員から御質問がございましたように、現在、いわゆる旅館業法の規制緩和の関係でいろいろな試みが行われております。これは、東京オリンピックに向けての状況づくりという背景があるとお聞きしておりますが、現在、特区でも進められてございますので、その規制緩和の状況を注視しながら、私たちもうまくできるような形で進めたいというふうに思っています。ただ、その中には、当然、この業界に携わるいろいろな業界の方もおられますので、その方たちともよく相談しながら、なるべく皆さんが受け入れられる状況をつくりたいというふうに考えております。
質問 17番 黒岩岳雄
では、次に移ります。市内の免税店の取り組み状況ですが、いまは10店舗とお聞きしました。これは、会計システムなどへの投資でお金もいろいろかかるということで、今後はそんなにふえないような状況なのでしょうか。
答弁 商工観光室長 山内孝夫
黒岩議員の再質問にお答えいたしたいと思います。免税店につきましては、現在、比較的大きな店で取り扱っている状況にございます。先ほど市長が答弁申し上げましたように、小規模な通り会の店につきましてはそのような状況はなかなか難しいという商店街の方からのお話もお聞きしています。そういう中で、国に対しても、それぞれ通り会がありますけれども、例えば商工会議所といった大きな団体の1カ所で免税手続をできるような方法がとれないでしょうかということで、国税を含めていろいろ御相談いたしまして、その通りに1カ所だけなら可能ですという回答を引き出せたのですが、まとめるという状況にはまだなっておりません。そのような状況も踏まえながら関係者に相談申し上げて、現状に至っております。関係者の方々も、できれば取り組みたいという希望は持っています。なおかつ、そのような状況づくりに向けて、また、皆さんと協議しながら進めてまいりたいというふうに思っています。
質問 17番 黒岩岳雄
次に移ります。ジャパン・レール・パス、JRパスは、先ほど市長から中身的な説明をいただきました。先日、道新にも出ましたけれども、全国12カ所の観光圏の会合がありました。実際は13カ所だと思いましたが、これは、いままでは東京-大阪がゴールデンルートだと言われてきたのですが、それに対抗する意味で、観光圏でタッグを組んで海外に打ち出そうという会合だったというふうに私は認識しています。そこで、観光圏と観光圏を結ぶには、やはり、JR6社を有効に使うべきだと思うのです。ですから、飛行機もそうですが、いまのJRのパスは、グリーン車を利用しても、日本人から言わせればちょっとおかしいのではないかと思うぐらい安くて、また、それは何でも使えるのです。私は、フラノラベンダーエクスプレスに乗れるかどうか、富良野駅に聞いたのですが、乗れます、全部大丈夫ですということでした。ですから、今後、観光圏絡みのPRの中でも、富良野・美瑛観光圏として率先して取り組んでいこうというようなことを発言すべきではないかと思うのですか、いかがでしょうか。
答弁 商工観光室長 山内孝夫
黒岩議員の再々質問にお答えいたしたいと思います。いわゆるブランド観光圏は、いま国内で13カ所の方々が手を挙げております。その方々たちとうまく連携しながら国内を縦断的、横断的に活用できると、もっとお客さんに効果的ではないかという趣旨の御質問かと思います。御質問のとおり、事務レベルの中では、13観光圏からそれぞれ担当職員が集まりまして、いろいろな協議を行ってございます。そのような中で、横の連携、いわゆる自分たちの観光圏が日本の顔だと言うだけではなくて、私たち全体で日本の顔をつくろうという話し合いも進めてございます。その一つとして、いま言われたような交通の関係がございます。それから、季節によって全く違うところがございまして、冬は、北海道に来ると雪があっても、南のほうに下がったら違う情景が見られますので、そのようないろいろな取り組みでお客さん方に喜んでいただける状況づくりをしようということで、現在、さまざまな角度で検討しておりますので、その御意見の一つとして賜りたいというふうに思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
黒岩議員の再々質問の中で、ただいま商工観光室長から御説明をさせていただきました。北海道では、釧路、ニセコ、富良野の3地区が観光圏に立候補しております。全国で13圏域ですが、JRパスで日本中を回るとしたら何日かかるかわかりませんので、段階的に、まずは北海道のニセコ、富良野、釧路を中心とするこの3圏域が連携してどのように交通手段を構築していくかということが大事だと思います。全国一律にやるということでは、エージェントの選択権もあります。あるいはまた、外国の観光客が北海道に入ってくるときに、船では日数もかかりますから主として飛行機で入ってきます。御承知のとおり、飛行機も、いまは中国、台湾から新千歳、函館、旭川の空港にそれぞれ飛んできております。私は、いま御質問があった件については、それはそれとして、まず、北海道を中心として、ニセコや釧路と違った観光のあり方の中で集客し、そのことによって外国人が北海道で1週間なり10日ぐらい暮らせる状況づくりのほうが、北海道の観光にもなりますし、あるいはまた、これからの富良野の資源開発においても外国のいろいろな意見を聞けますので、いま、商工観光室長が申し上げたことを含めて、そのようなことを考えてみる対応が必要でないかというふうに考えているところであります。以上であります。
質問 17番 黒岩岳雄
続きまして、魅力あるまちづくりの中の景観に配慮した電線類の無電柱化施策についてお願いいたします。国道38号、237号については、既に要望を上げているというふうに先ほどお聞きしましたが、その後の経過や進捗状況はどのようになっているでしょうか。
答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)
黒岩議員の再質問にお答えいたします。市長答弁にもありましたとおり、上川総合開発期成会において、国道237号と38号の市街地区間の電線地中化事業の促進ということで上げております。これを受けまして、国も、いまはかなり前向きに事業化を模索していただいております。ただ、国道237号と38号については、近年、歩道のバリアフリー事業をしたばかりということもありまして、なかなかすぐということにはなっておりませんが、開発局と市の担当レベルで何とか電線類の無柱化ができないかということで水面下で進めている状況であります。以上でございます。
質問 17番 黒岩岳雄
富良野ブランドの分析と活用についてお聞きしたいと思います。私も、10年前に富良野が初めて魅力度ランキングに載ったというので、非常に喜んだ一人です。ただ、多分、市の職員も我々も同じだと思いますけれども、喜んでいるだけで、中身的に本当に富良野はそんな魅力があるのか、他の市町村より何がすぐれているのかと。いま、調査されているのは790市プラス東京23区、187町村、これで1,000市町村です。ですから、その中で自分たちのまちがベスト10に入っているのは何なのか。それは、実際には私もわかりませんし、行政のほうでもどれぐらいつかんでいるのかわかりません。そこで、これは相手方が言っていることですから、市民あるいは我々が自信を持ってこうだよと言える裏づけについて行政側ではどう考えているか、お尋ねします。
答弁 商工観光室長 山内孝雄
黒岩議員の再質問にお答えいたしたいと思います。ブランドの調査結果ということで、大変いいデータが上がっております。質問のとおり、この調査結果につきましては、日本国民にいろいろ聞いて、一方的に、いい思い含めてどういう状況かという分析がなされた結果がこのような状況になっております。これは、数字的には大変うれしくて、議員の御指摘のとおり、例えば観光の部門でいきますと、観光で訪れたいというのは第4位とすごくいい結果になっております。しかし、観光調査というものを別に持っておりまして、事前の調査で来たいというのは近い数字が出ていますが、問題は来ていただいてからのことで、さらに3回も4回も来るかというところでは逆に少し課題があります。ただ、調査の大きな枠の中で見ると、泊まってみたいということについては富良野・美瑛は上位クラスにありますので、そのような細かい分析を含めて、あわせて、総合的に活用しながら皆さんに説明してまいりたいというふうに思っています。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
ただいまの黒岩議員からの再質問で商工観光室長から答弁させていただきましたが、これを分析して、今後、富良野市ではこれをどう受けとめて対応していくかという御質問だったと記憶しています。私も、この富良野の魅力度というものを10年間見ていて、何が魅力だということを聞かれたときに、私自身もそのことに答弁するには苦しい状況が現実にあります。そういうことを踏まえますと、やはり、これからこの研究所の発表に応え得るよりな、あるいは、市、この圏域を含めた中での魅力度をさらに増していくような状況づくりをどう構築していくかということが課題だと認識をしています。その一つとして、新しいものをつくることももちろんありますけれども、住んでみたいと思う環境や状況もつくっていかなければなりません。あるいはまた、新しい角度で、例えば、地方創生の中で、東京大学演習林を活用することによる教育観光的なものを含めて、将来展望に合わせた状況づくりがこれに加わることも可能ではないか、このように考えております。また、もう一つは、いまの富良野の景観の中で原始ヶ原という大きな自然の山がございますが、これも、戦後、昭和30年代前後ぐらいまでは山登りの焦点として市民、町民があわせて登った時代がございますから、これから富良野を売り出す大きな要件の一つにつながる要素があるのではないかと思います。いま、二つの事例を挙げましたけれども、これに類するようなものをもっとつくっていく、さらには、おもてなしの状況づくりの中で、観光地というのはホテル、旅館だけがおもてなしではありません。やはり、市民を挙げておもてなしをするような状況づくりが魅力度の一つにもなります。あるいはまた、富良野は、長年、ごみの資源回収率についても日本一であります。ですから、私は、そういう状況も組み合わせた中で魅力度を売り出していくことが、これから観光を振興する上で大きな要素につながっていくだろう、これを磨き上げることが富良野の魅力度を高めていくことになる、このように考えているところであります。以上であります。