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富良野市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月16日

放課後子ども教室について

2014年12月16日、富良野市議会の一般質問で、関野常勝議員が「放課後子ども教室について」質問し、教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 遠藤和章が答弁しました。

質問者
関野常勝 議員
答弁者
教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 遠藤和章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 関野常勝

-登壇-通告に従い、教育行政について教育長に質問をさせていただきます。放課後子ども教室についてであります。次代を担う子どもたちをみんなで育むまちづくりを基本目標に教育行政の推進が図られ、この間、私も、特に教育行政推進に向け、子供たちの学力向上や家庭教育の充実など広範囲に質問をしてきました。ことしの第1回定例会におきまして、学童保育センターの今後の方向性について一般質問をし、放課後子ども教室等の連携について伺いました。そこで、今回は、放課後子ども教室の推進について質問をいたします。この事業は、平成20年度から実施され、行政、学校、家庭、地域、関係機関、ボランティア等の連携により、子供たちの人間形成の基礎を培うために重要な学校での学習後の放課後に安全・安心な活動拠点を子供たちに提供することで、学校とは別な角度から、子供たちに自然体験や昔の遊び、学習、スポーツ等の体験活動を中心に、指導員を配置し、運営委員会を組織して地域ぐるみで積極的に取り組んでおり、効果を上げている事業であると考えます。また、児童館活動や学童保育センターとの連携推進など、子供たちの居場所づくりの活動の場として大変重要な事業であります。そこで、2点の質問をさせていただきます。1点目は、事業推進における評価と実施地域の拡大についてでありますが、事業の評価をどう捉えているのか。また、山部、東山、布部、布礼別地区の4カ所で実施しておりますけれども、私は鳥沼、麓郷地区にも拡大する必要性があると考えますが、開設の考えについてお伺いをいたします。2点目、地域の教育力を活用した放課後子ども教室の推進についてでありますが、地域資源を生かした取り組みの考えはあるのか、お伺いをいたします。以上、2点の質問をして、1回目の質問といたします。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-関野議員の御質問にお答えいたします。放課後子ども教室についての1点目は、事業推進における評価と実施地域の拡大についてであります。放課後子ども教室は、小学校の余裕教室を活用して、放課後の子供たちの安全・安心な居場所を設け、地域の多様な方々の協力を得て、子供たちが文化・スポーツ活動などの体験活動を通して心豊かで健やかに育まれる環境づくりを目的としております。本市では、平成20年度から、山部地区、東山地区、布礼別地区、布部地区と、順次、児童館が整備されていない地区を対象に開設してきているところであります。また、教室の運営に当たっては、各教室に地域住民、保護者などで構成する運営委員会を設け、随時、活動内容について協議し、子供たち、保護者のニーズや地域の独自性を取り入れながら運営に努めてきているところであります。これまでに、地域住民の御協力、御支援により、多い地区では年間200日程度、少ない地区でも年間40日程度を開設しており、コーディネーターや活動支援を行う教育活動推進員、安全を管理する教育活動サポーターに見守られながら、子供たちが放課後の時間帯を伸び伸び、生き生きとして過ごせる環境づくりが進んできております。さらに、子供たちのさまざまな体験学習活動や地域住民との交流活動などにより自然発生的に異学年交流もなされるなど、事業効果が上がってきていると認識をしているところであります。次に、事業の実施地域拡大の考えについてであります。未開設地区は、麓郷地区と鳥沼地区でありますが、麓郷小学校におきましては、本年度から、1年生から3年生まで布礼別地区の子ども教室に登録して通っております。また、麓郷及び鳥沼地区は、それぞれスポーツ少年団活動が盛んな地区であり、放課後は小学校1年生のときから野球やクロスカントリースキーを初め、各種スポーツ活動に励んでいる状況とあわせ、福祉的に擁護されている児童も多いことなどから、既に子供たちを健やかに育む環境が充実している状況にあります。このことを踏まえながら、今後、未開設地区において放課後子ども教室に対する保護者のニーズ調査や子ども教室に対する地域の支援環境など把握するとともに、学校、地域などとも協議し、放課後の子供たちがより健やかに育まれる環境整備を進めてまいりたいと考えております。2点目の地域の教育力を活用した放課後子ども教室の推進についてであります。それぞれの教室の活動内容やプログラムにつきましては、先ほども御答弁いたしましたように、各教室に配置しておりますコーディネーターや教育活動推進員を中心に、各教室に設置している運営委員会で随時協議をしており、できるだけ児童や保護者のニーズに配慮するとともに、それぞれの地区の独自性や地域力を生かした運営に努めているところであります。各地区におきましては、豊かな自然環境を初め、さまざまな文化や歴史などが多く存在しておりますが、登録児童の年齢差があり、下校時間が学年によって異なり、全学年が一斉にスタートすることはまれであること、さらには、運営時間が短時間であることから、移動を伴う活動についてはある程度制限せざるを得ない状況にあります。本市には、市内全域はもとより、各教室の域内においてもさまざまな知識を持った人材やいろいろな特技、技術を持った人材が存在しております。これまでも、各域内に在住する方々を中心に御協力をいただき、地域資源を生かした学習活動を行ってきておりますが、今後とも、地域の人的資源を大いに活用し、多様性のある活動を推進してまいります。以上でございます。

再質問 13番 関野常勝

それでは、再質問をさせていただきます。1点目の質問の中の放課後子ども教室の事業拡大の方向性についてでございますが、ただいま教育長から前向きなお答えをいただきました。答弁の中で、麓郷小学校の1年生から3年生が布礼別の子ども教室に通っているということでありますけれども、何人の生徒が通っているのか、また、その移動手段はどうなっているのか、お伺いをいたします。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

関野議員の再質問にお答えいたします。麓郷小学校から何名が布礼別の子ども教室に通っていて、その移動手段ということでございます。麓郷小学校につきましては、現在、1年生から3年生が10名いらっしゃいますが、そのうち8名が布礼別地区の子ども教室に通っているということでございます。また、移動手段でございますけれども、麓郷地区の保護者がそれぞれ分担しながら布礼別に通っているということでございます。以上でございます。

再質問 13番 関野常勝

いま、部長より答弁をいただきましたけれども、実施地域の拡大において、麓郷から布礼別に通っているのであれば、麓郷地域での実施は早急に進めるべきだと私は考えますが、その見解についてお伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

関野委員の再質問にお答えいたします。麓郷地区から布礼別に通っているので、麓郷の子ども教室を早期にという部分でございます。先ほど、麓郷地区から布礼別に通っているお子さんは8名と言いました。この理由として、麓郷地区の保護者に布礼別地区の子ども教室の教育活動サポーターをお願いしているという経緯がございました。この方のお子さんが、保護者が布礼別地区に指導に行ったときに一緒に布礼別に連れていったということが一つございます。あわせまして、いま、あおぞら保育所は麓郷地区と布礼別地区は一緒でございますので、ちょうど3年生以下は同級生となります。同級生のお子さんが布礼別にいますので、麓郷のお子さんもぜひ布礼別のお子さんと交流したいということで、現在、布礼別に通っていると聞いております。放課後子ども教室の運営につきましては、地域のボランティアが第一でございまして、私どもも地域の方々にお願いしながら地域を挙げての教室の開設を目指しております。そういう中で、麓郷地区につきましては、先ほども教育長が答弁いたしましたように、地域を挙げてクロスカントリースキーが大変盛んな地域でございまして、子供たちは、冬場のみならず、夏場もクロスカントリースキーの練習に励んでおります。それから、鳥沼地区においても、スポーツ少年団活動が活発に行われていまして、1年生から入っているお子さんもいらっしゃると聞いております。そのようなことがございまして、麓郷地区のみならず、鳥沼地区においても、仮に放課後子ども教室を開設するとなると少年団との兼ね合いも出てくるのかなと思います。そのあたりは、地域の方々あるいは保護者とよく意見交換しながら、そして、それぞれのPTAの方とも協議をしながら慎重に進めていきたいなというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

再質問 13番 関野常勝

1点目の質問につきましては了解いたしました。続きまして、2点目の質問の中で、教育力を生かした放課後子ども教室の推進についてであります。私は、早い時期から地域資源に目を向け、学習することは、子供たちの将来にとって有意義なことであり、地域の発信力にもつながることと考えております。この点について、再度、お伺いをいたしたいと思います。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

関野議員の再質問にお答えいたします。地域の教育資源という部分でございます。確かに、富良野には、自然環境、郷土文化とか歴史的建造物を含めまして、大変多くの地域の教育力、資源力があるかと思います。ただ、学校の部分につきましては、平成11年度から学社融合推進事業という中で、地域の教育力を学校の授業あるいは学校の運営に役立てていただくという事業を進めてもう十数年がたっているところでございます。この地域の教育力を放課後子ども教室に活用することについてでございますが、先ほども答弁しておりますように、まず、時間的な制約がありますので、移動について相当な制約がかかります。放課後子ども教室で活用できる部分につきましては活用していきたいというふうに考えておりますけれども、それ以前に、学校の教育の中でも地域の教育力、資源力を活用しており、今後ともそのような形の中で進めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

出典:富良野市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月16日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる