みんなの議会

富良野市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日

(1)農業における高齢者対策について/(2)エネルギー対策について

2012年6月13日、富良野市議会の一般質問で、渋谷正文議員が「農業における高齢者対策について」「エネルギー対策について」について質問し、市長 能登芳昭、経済部長 原正明、総務部長 近内栄一が答弁しました。

質問者
渋谷正文 議員
答弁者
市長 能登芳昭、経済部長 原正明、総務部長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 渋谷正文

-登壇-さきの通告に従いまして、順次質問をいたします。1 件目、農業における高齢者対策についてです。農業における課題として、以前から農業者の高齢化について挙げられています。2010 世界農林業センサスにおける本市の販売農家に占める 65 歳未満の世帯員がいない副業的農家の割合は 15%を超えています。過去より比較すると、2000 年では 12%、2005 年では 15%と、その割合は高どまりの傾向にあり、さらに、団塊世代が高齢者へ移行することによって、副業的農家の割合が高まるのではないかと予測するところです。土地利用型農業を断念する高齢者は、農業経営に関する課題の解消が図れずに、農業から離脱してしまう事例が見受けられ、このような状態が続くことによって、地域農業や集落組織活動の面的な維持について難しくなることが懸念され、今後、高齢者が何らかの形で営農活動を続けることができる状況づくりの必要性を感じるところです。農業とは、生産規模、品目の選択等は生産者の自主的な判断に基づいて行うことが可能な産業であります。高齢になってから次の農業形態を考えるのではなく、高齢になる前から先の農業形態を考えられるように誘導を図ることが必要であると考えます。ここで市長に 3 点お伺いします。一つ目として、高齢化する農業者の現状をどのように捉えているか、見解を伺います。二つ目として、農業及び農村基本計画における高齢な農業者の今後の位置づけについてお伺いします。三つ目として、高齢な農業者が有する経験や技術等の利活用への見解を伺います。2 件目、エネルギー対策についてです。1 点目として、省エネルギー対応についてであります。今夏の電力需給対策について、政府は、第三者の視点から検証するための需給検証委員会を設置し、需給状況の見直しについて検証を行いました。その結果、北海道では、お盆期間の 8 月 13 日から 8 月 15 日を除く 7 月 23日から 9 月 7 日までの期間は、平日 9 時から 20 時まで、9 月 10 日から 9 月 14 日は 17 時から 20 時まで、一般家庭や事業者に対して、一昨年比 7%以上という数値目標を定めての節電の協力を求められることになりました。このような状況を踏まえ、道としては道民に対し、広く節減の取り組みを呼びかけていくとともに、道の率先行動の打ち出しを行いました。本市は、地球温暖化対策の推進に関する法律第 20 条の3 及び、第 2 次富良野市環境基本計画・地球温暖化対策実行計画に基づき、平成 23 年 6 月に、エコオフィス推進庁内地球温暖化対策実行計画を定め、富良野市役所として地球温暖化防止に向けた具体的な行動を示しております。しかしながら、3.11 以降における社会情勢の変化や、今夏の電力事情からしますと、率先した行動と、必要に応じた数値や行動の見直しを行うところが出てきているのではないかと考えます。ここで市長に 3 点お伺いします。一つ目として、昨年実施した対策の効果検証についてお伺いします。二つ目として、本年実施する省エネルギー対応策についてお伺いします。三つ目として、本市は市内全体に対して節電に関する協力要請を行うのかお伺いします。2 点目として、これからのエネルギー施策についてであります。兵庫県淡路市の行政実情視察において、太陽光発電システムによる電力が一部供給されて、市役所庁舎の証明や災害時の自立運転等に活用される事例に触れる機会を得ました。これは、あわじ環境未来島構想の中の一つの取り組みであり、阪神・淡路大震災の教訓をもとに、地域の自然エネルギーを活用した災害対応力のあるまちづくりを行っているところであります。また、別の自治体では、行政施設への電力供給が停止した際の非常用電源や電力使用量のピーク抑制などに、電気自動車から行政施設に電力を供給するシステムを試験導入するとの新聞報道もされ、改めて、各地域におけるエネルギー施策が進んでいることを実感するところです。本市は、平成 22 年 2 月に地域新エネルギービジョンを策定し、国の地球温暖化対策やエネルギー政策について、地域レベルから積極的な貢献と地域振興を図ろうとしております。そして、24 年度の市政執行方針において、重点施策として、農村観光環境都市の形成を掲げ、富良野の魅力を支える農業、観光、環境のつながりを強化し、好循環サイクルを構築するとしています。私は、今回の電力不足の状況を目の当たりにする中で、建物で使用する熱・電力のエネルギー消費量をできるだけ小さくするローエネルギー化と、不足するエネルギーは、かねてより必要性を感じているエネルギーの地産地消、及び新エネルギーの導入促進について、改めてその意を強くしました。行政施設は、防災拠点や避難所としての指定が多いため、今後は、災害時における非常用電源機能と新エネルギーの活用を兼ね備えた施設整備の必要性を感じるところであります。ここで市長に 2 点お伺いします。一つ目として、農村観光環境都市としてのエネルギーの地産地消の考え方についてお伺いします。二つ目として、地域で得られるエネルギーを付設した行政施設建設への展開についてお伺いします。以上で第1 回の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-渋谷議員の御質問にお答えをいたします。1 件目の農業における高齢者対策についての、後継者のいない高齢化する農業者対応についてでありますが、高齢化する農業者の現状につきましては、本市の基幹産業であります農業を取り巻く状況は、TPP 協定をめぐる動きや食料の安定供給や、食料自給率の向上などが課題となっている中、農業就業人口の減少や高齢化の進行により、農業の担い手不足が叫ばれているところでございます。本市におきましても、2010 年の農林業センサスによりますと、1,885 人の農業就業人口のうち 65 歳以上の方が614 人となっており、その割合は 32.6%を占め、前回調査の2005年と比べて1.2ポイント増加をしている状況であります。また、75 歳以上については 214 人となっており、その割合は 11.4%と、前回調査に比べ 0.5 ポイント増加をしている状況であります。なお、平均年齢につきましては55.9 歳と、前回調査と比べ 1.1 歳の上昇となっているところであります。こうした調査結果から、本市におきましても、農業就業人口の減少や農業従事者の高齢化は確実に進行しているものと受けとめているところでございます。次に、高齢な農業者の農業及び農村基本計画における今後の位置づけについてでありますが、農村地域の高齢者につきましては、平成 21 年度から平成 25 年度の 5 カ年を計画期間とする富良野市農業及び農村基本計画におきまして、地域農業資源の維持管理活動への参加促進や、営農形態の転換などによる現役期間の延長を促進する取り組みを進めることとしているところでございます。市といたしましては、高齢な農業者につきましては、今後におきましても農業の多様な担い手として地域の農業生産や、地域活動を支える重要な役割を担うものと位置づけてまいりたいと、このように考えているところでございます。次に、高齢な農業者が有する経験技術等の利活用についてでありますが、これら農業者の長年培ってこられた経験や技術は大変重要であり、かつ貴重なものと認識をしているところでございます。市といたしましては、こうした経営資源を労働力の確保や、経営継承の面に生かせるよう、仕組みづくりについて検討を進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。次に、2 件目のエネルギー対策についての 1 点目、省エネルギー対応についてでありますが、市の省エネルギー対策は、地球温暖化防止に寄与することを目的として、平成 23 年 3 月に策定をいたしました。第 2 次富良野市環境基本計画・富良野市地球温暖化対策実行計画に基づき実施をしているところで、1 事業者としても市もエコオフィス推進庁内地球温暖化対策実行計画を平成 23 年 6 月に策定をいたし、温室効果ガス、二酸化炭素排出量の削減、そしてその多くを占める電気、燃料の使用抑制に努めているところでございます。昨年実施しました対策の効果検証でありますが、計画の全体的な効果検証、いわゆる温室効果ガス削減に関する施策の推進状況や、温室効果ガスの排出量削減目標の達成状況などにつきましては、今後、年次報告にまとめ、年度内に市民や事業者に公表する予定でございます。使用電力に絞ってお答えしますが、平成 23 年度の本庁舎をはじめ市の施設全体の電気使用量は 6,736.121 キロワットアワーで、平成 22 年度 7,170.241 キロワットアワーと比べると 5.2%の減であり、本庁舎においては、平成 23年度 268.027 キロワットアワーで、平成 22 年度 271.663キロワットアワーと比べ 1.3%の減となっており、節電及び省エネ活動実践の効果が数値としてあらわれたものと判断をしているところであります。次に、本年実施する省エネルギー対策についてでありますが、本年度におきましては、特に原発停止に伴う電力供給逼迫という状況で、北海道経済産業局及び道各事業所、一般家庭に向け、2010 年比 7%以上の節電を一定の期間、要請しておりますので、本市といたしましても、これまでにも増して、引き続き節電、省エネ活動に努めてまいります。具体的には、オフィスでの総電力の 85%を占め電力消費が高いと言われる空調電力、照明及び機器の省エネに努めてまいります。本庁舎等におきましては、空調設備がないことから、大きな削減を望むことはできませんが、職員個々がこまめな節電行動を意識、実践するとともに、空調設備のある文化会館、保健センター、図書館等において、利用者にも御理解をいただきながら、28 度設定を徹底します。また、市が管理するその他の施設におきましても、節電の可能性について検討、実施してまいりたいと、このように考えておるところでございます。次に、市内全体の協力要請についてであります。7%以上の節電は市役所のみならず、市内すべての事業者、御家庭の御協力が必要不可欠であります。国、道におきましても、テレビ、新聞等、マスコミを通じ、わかりやすい節電メニュー提示、普及啓発活動が展開されると承知しておりますが、市といたしましても、地球温暖化防止の理念を踏まえ、節電がこの夏の一過性に終わることなく、市民の日常生活に当たり前のこととして定着するよう、広報ふらの、FM ふらのなどを通じた市民への啓発に努めるとともに、経済産業省が実施する節電、省エネに関する出張説明会等による具体的節電対策、ライフスタイルの転換など、市民の意識改革を促してまいりたいと、このように考えているところであります。2 点目の、これからのエネルギー施策についてでありますが、エネルギーの地産地消への決意については、昨年3月11日の東日本大震災に起因する福島原発の事故により、原子力発電の信頼性が揺らぎ、現在 54 基すべての原子力発電所は、発電所が運転停止となっている事態となり、エネルギーの安定確保は国の大きな課題となっており、市民生活や地域経済にも大きな影響が懸念をされているところであります。本市といたしましては、地域特性を生かした自立分散型エネルギーである、再生可能エネルギー導入と、市民生活や産業活動における活用を図り、エネルギーの地域内循環による環境都市形成を目指してまいります。そのような中、本市は既に、ごみ分別によります固形燃料の生産、木質バイオマス活用としたペレットストーブの購入補助、麓郷白鳥川における小水力発電試験などを行い、地域にある身近なエネルギーの掘り起こしに取り組んでおります。今後も、富良野地域特性を生かしたエネルギーの利用技術や全体システム、採算性などについて、北海道大学や独立行政法人産業技術総合研究所などの専門機関に指導をいただきながら、地域振興に資するエネルギーの地産地消システムの構築に取り組んでまいります。次に、地域で得られるエネルギーを敷設した行政施設建設への展開についてでありますが、本市は、平成 21年度富良野市地域新エネルギービジョンを策定をし、公共施設におけるエネルギー消費量及び地域で得られるエネルギー利用の可能性について調査検討を行い、扇山小学校に 15.2 キロワットの太陽光発電システムを導入したところであります。本ビジョンの公共施設のエネルギー消費量調査では、エネルギーの消費率が重油、灯油が 65%、電気が 34%、LP ガスが 1%となっており、冬期間の暖房用燃料の消費が多くを占めている状況となっております。また、地域で活用が期待できるエネルギーといたしまして、固形燃料や木質バイオマス、太陽光発電、ヒートポンプなどが挙げられ、特に固形燃料につきましては、本市で生産している唯一のエネルギーであり、公共施設の暖房や農業用ハウスの保温等への利用が期待をされ、専用ボイラーの開発について、現在、調査研究を進めているところであります。新たな行政施設建設に当たっては、省エネルギー化を第 1 に考え、地域で得られるエネルギーを最大限活用することを念頭に、災害時の防災拠点としても機能維持が保たれる施設建設に努めてまいりたいと、このように考えているところでございます。以上であります。ただいま、渋谷議員の御質問の中での答弁の中で、使用電力の状況の中で御答弁さしていただきました、6,736と言いましたが、673 万の間違いでございますので、あわせてまた、22 年度 711 万でございますので。あわせてまた、下の方へ行きますけども、268 を 26 万、さらに、271を27万に御訂正をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 渋谷正文

はい、それでは、順に質問をさせていただきます。副業的農家、これはですね、先ほど私も 2000 年から 2005 年、2010 年と全体で 12%、15%、15%と申し上げましたけれども、もう少しこれを深掘りしますとですね、富良野地域、東山地域、山部地域、これ見てみますと、富良野では 2000 年から順に、11%、14%、14%。東山では 12%、14%、10%。山部では 15%、19%、21%と、地域によって状況は違ってきております。こういった地域ごとにですね、どういった、今後、対策を施していくかっていうことにつきましては、しっかりと検証をしておかなければいけないというふうに思っております。この辺の認識をですね、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。

答弁 経済部長 原正明(経済部長は2017年3月まで)

渋谷議員の再質問にお答えをいたします。現状の農業者、副業的農家というようなもの言いでございますけれども、これについて、地域ごとに特色があるということでございます。この以外のことについてもですね、富良野においては、地域ごとに多様な経営体、あるいは経営方法ということでの作物の違い等もございます。こちらについては、市といたしましても、昨年度の農村実態調査の中で、一定程度の調査をさせていただいておりますし、農業委員会のほうでも地域に入って、そのようなお話し合いをされているというふうにお聞きをしているところでございます。以上でございます。

質問 1番 渋谷正文

現状の認識をされてるということでありますけれども、これについての、いわゆる、どういったことしなければいけないかというような、次の展開のところにまでは、まだ行ってはいないということでよろしいですか。

答弁 経済部長 原正明(経済部長は2017年3月まで)

いまのお話の中で、現状の認識を、まずしております。それを地区ごとにどういうような取り組みをしてるかということについては、そこまでは行っておりません。ただ、市といたしましては、本年の執行方針の中でも、四つのこと、人づくり、基盤づくり、システムづくり、そして産地づくりというような形でそれぞれ対応していくというようなことで申し上げておりまして、その中で、個別具体的なことについては対応させていただいてるということでございます。

質問 1番 渋谷正文

高齢者については、実は土地利用型農業ではですね、お年を召されると農地の賃貸ですとか流動化が図られて、またコントラクターの利用等、こういったことに進まれるのではないかなと思います。そうなると、やや手が空いてくるんですね。こういった手が空いたところを自給的な作物の栽培といいますか、自給的農家的な進みになっていく傾向が、私はあるのではないかなというふうに思っております。こうして少量少品目の作付をすると、実はそうした受け皿について、今後、必要になってくるのではないかなというふうに、私、思っているところですが、いかがでしょうか。

答弁 経済部長 原正明(経済部長は2017年3月まで)

先ほども市長から答弁させていただきましたけれども、高齢農家の方については、多様な農業の担い手として、非常に重要であるという位置づけをしているということございますし、今後、26 年度からの農業及び農村基本計画の中でも、改めて整理をさせていただきたいと、位置づけを整理させていただきたいというふうに思ってるとこでございます。

質問 1番 渋谷正文

26 年度からの農業及び農村基本計画、これに十分盛り込んでいきたいというようなことで伺ったわけでございます。了解をいたしました。2 件目、エネルギー対策についてのほうに行かさせていただきます。1 点目の省エネルギー対応についてでございますが、市の取り組みとして削減してきていることは評価できるところなんですけれども、しかし、どの行動が積極的に行われて、そのエネルギー使用量が削減できたのかっていうのは、総体ではわかっていても、各行動では見えきれないのではないかなというふうに思って聞きました。今回改めて、一昨年より 7%以上の削減要請があり、お話では 5.2%減あるいは 1.3%減ということでありました。これでは、同じような行動では、目標、いわゆる7%というところは達成し切らないのでないかなというふうに思います。どの行動が継続して、どの行動が改善されるのか、もう少し深掘りが必要ではないかなというふうに、私は考えるところです。そういうふうなその活動を進化させていくことが必要と私は思っておりますが、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 近内栄一(総務部長は2014年3月まで)

渋谷議員の御質問にお答えいたします。本市の取り組みにつきましてですね、先ほど 7%というふうなことでございますが、これは季節変動が当然ございます。そういった中で、夏場に限って言いますと、昨年 8 月の実績から言いまして、市の施設全体でいきますと、一昨年から、平成 22 年度から比べまして 11.3%の削減。そういった中で、本庁舎につきましては 6.7%というふうなことで、夏場に限って言いますとですね、非常に削減率が高くなっております。そういった中で、実は冬場ですね、北海道の特性といたしまして、押しなべて、削減率がなかなか下がらないと。これは暖房だとか、そういった地域特性ございます。ですからやむを得ずというふうな部分がございますので、なかなか下がっていかないというふうな状況でありますが、市といたしましてはですね、生活基盤、特に上下水道だとか、あるいは福祉関係、そういったところについてはなかなか削減はできませんが、事務関係、オフィス、そういった部分について中心に、削減を努力してまいりたいというふうなことで考えております。

質問 1番 渋谷正文

はい、エコオフィス推進庁内地球温暖化対策実行計画、これを見させていただきました。計画を進めるに当たり、毎年度エネルギー使用料等を調査し、毎年度事業所としての市の二酸化炭素排出量を集計し、推進会議において進捗状況を点検評価し、必要に応じ計画、取り組みの見直しを図ると示されています。先ほど市長の答弁のほうでも、年度内に行っていきたいということでありましたが、こういったその、逼迫した事情等もあるということからすると、早目の対応が、私は必要ではなかったかなというふうに思っております。また、使用量についてはお聞きいたしましたが、二酸化炭素排出量の集計については、まだかなというふうに思っております。その辺についてもお聞かせいただきたいと思います。

答弁 総務部長 近内栄一(総務部長は2014年3月まで)

まず第 1 点目の早目の対応というふうなことでございますが、現在、集計、平成 23年度についてはでき上がっておりますので、近々、この夏場以降の対応について、庁内で確認をして実行に移してまいりたいというふうに考えております。次の CO2 の関係につきましては、これは総合的に検討する必要もございますので、これはやや時間がかかるというふうに認識しておりますので、年度内には、これについて報告できるような形で進めていきたいと考えております。

質問 1番 渋谷正文

次に協力要請についてなんですけれども、先日、天日議員の一般質問でもあったところですので、重複は避けたいと思うんですけれども、私から申し上げたいのは、農村観光環境都市としての取り組みからも、先ほど広報や FM を使ってですね、情報提供するということでありましたけれども、これはですね、農村環境都市と掲げているわけですから、市の姿勢であります。これをもう少し、ほんと踏み込んで発信していく、富良野市の決意を示すことが必要ではないかなと、市長、私思うところですが、いかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

渋谷議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。昨今、非常に、環境に関する、どこの市町村においても、非常に鋭意努力をしながら、この問題に当たってるわけでございますけども、本市におきましても、エネルギーの中でも、新エネルギー、再生エネルギーと、こういうような呼び方を現実的にしてるわけでございますけど、本市においては、新エネルギーというよりも再生エネルギーのほうの状況づくりをしたいということで、先ほどから御答弁させていただいてるわけでございますけども、私は農村観光に、さらに環境を加えたという状況はですね、本市のやはり、これからのまちづくりをしていく上において、この三つが一つの融合体となって、そして、その融合体からそれぞれのものを発信していくという形が、富良野市の大きな環境として、あるいは観光として、さらに農業の景観を損なわない状況づくりの三つの融合体という形で進めていくというのが、私の基本的な考え方であります。その中で、御質問ございましたエネルギーの関係については、できるところから、そういう状況づくりをつくっていきたいというのが現実な考え方であります。先ほど御答弁さしていただきましたけども、特に皆さん方、市民の皆さん方に御協力をいただいております固形燃料の分別の、これにつきましては、いま、それぞれ北海道大学を含めた民間企業との調査研究をさせていただいて、何とか、この活用を地産地消の中で利用できるような状況づくりを、ぜひしてみたいというのが、いま、大きな考え方の一つでございまして、どこの市町村でもいろいろな取り組みをされておりますけども、富良野としては、そういう地産地消の中で、みずからがつくり上げた固形ごみの状況づくりを、それぞれ地域に還元できるような、再生エネルギーの需要を考えていきたいという状況でございます。

質問 1番 渋谷正文

先ほどの市長のお話では、こういった節電等については当たり前となるように意識改革を促していきたいということでございました。もちろん市の考えというのがあって、それに伴って行動することによって、結果というのが見えてくるかと思います。そういったことを、しっかりと市民に伝えることが、こういった当たり前となれるようなことに対しての、何て言うんでしょう、率先した姿勢、態度だというふうに思います。ですので、先ほどから申し上げておりますけれども、こういったその取り組みの結果公表につきましてはですね、できるだけ迅速に行っていくこと、市民の活動にもつながっていくのではないかなというふうに、私、思っているところでございます。エネルギー施策のほうに進ませていただきたいと思います。エネルギーの地産地消とは、自分が住んでいる地域を見直し、ない物ねだりではなく、あるものをどう生かすか、どう考えるかということだと私は思っております。先ほど、指導を仰ぎながら取り組んでいくということを、答弁いただきました。研究を進めていくということだと、私、理解するところでございますが、こういった研究の成果を発表する場というのはですね、どういうような形で示されていくのか、お伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 近内栄一(総務部長は2014年3月まで)

御質問にお答えいたします。現在、例えば、白鳥川の水力発電、あるいは廃棄物のエネルギー処理、そういった部分についてですね、個々に調査研究を進めているところですが、まだ具体的にどういうふうな形でそれが使用できるのか、その部分については、時間がかかるというふうなことで考えております。そういった中で、活用の可能性、実現可能性が明らかになった時点で、広報だとか、あるいはホームページ等、それから新聞報道などで、市民の皆様にお知らせしていきたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、この導入に関しましては、やはり利用の可能性、経済性、それから環境保全性、それから地域にどのように効果があるのか、そして、教育機関あるいは公共施設においては特に安全性、安心、そういったものが求められるというふうに考えておりますので、そういった中で技術が確立される中で、導入について慎重に判断しながら、情報提供に努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 渋谷正文

はい、ただいまの答弁では、結果が出てからお知らせしたいというように、私、理解させていただいたんですけども、こういったその取り組みについては結果が出てからではなくて、行っているプロセスをやはり市民にお伝えすることは農村観光環境都市ですね、こちらにつながっていくのではないかなと、そういった醸成が図られていくのではないかなというふうに思っております。先ほどは、市の取り組みについての話でしたけれども、いわゆるその大学ですとか、産業界ですとか、そういったところとの調査研究等も進めていくということを先ほど答弁でいただいておりましたけれども、こういった研究をするに当たってはですね、モデルとなるものも必要になってくるかと思います。例えば、先ほどの例ではなかったですけれども、この地域には雪もありますし、地中熱、ヒートポンプ的なことも出てくるのかなというふうに思っております。こういったものをこの地域に根づかせるためには、ある部分では実証も必要かなというふうに思います。そうなると、モデル的な施設等も、研究のために必要ではないかなというふうになると、そういうものを呼び込むようなことも、今後行って行きたいなというふうに思うところなんですけども、この件について、こういった流れについて、市長はどのようにお考えになりますか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

渋谷議員の再質問にお答えをさしていただきます。それぞれ先ほど総務部長からお話ししましたとおり、結果が出てから、それぞれ周知をするという、それから出る前に経過を含めて知らしめると、こういう御意見だったというふうにお聞きしておりますけども、いま道内で、いろんな形で市町村がそれに鋭意努力をされているという報道もたくさんございます。いま現在、富良野市の状況からいきますと、自然に恵まれている状況の中ではやはり、ある程度水が豊富だということが一つ言えるのかなと。で、その水をどう活用するかということで、いま、小水力の関係で、それぞれ試験運転的なものを重ねていただいております。特に環境省の関係で、いま進達をしているわけでございますけども、それがどういう形で環境省の補助事業に載せた形で、いま御質問あった形の中で、どう企業と組み合わせしながら体制づくりができるのかということで、いま申請をさしていただいてるわけでございますけども、これは申請している段階でございまして、採択なるかならんかということは、いまの段階でわかりませんけども、太陽光だとか、あるいは風力だとか、こういうものよりは優先順位は高いんじゃないかというように私どもは感じておりますので、そういう状況を考えてみますと、そういう補助事業を活用しながら、これから研究を進めていく状況づくりになろうかと、このように思いますので、私どもも経過という形の中では、結果が求められるという状況がありますので、結果を見てから、それぞれ市民の皆さん方には啓蒙、PR をしていく必要性があるのではないかと。それによってやはり、富良野というのが水によって、それぞれ地元の地産地消というか、そういう状況づくりが富良野でもって水によってできる。それから先ほど申し上げたとおり、固形燃料のいま、ボイラー化ということで研究をさしておりますけども、これも将来における状況から考えてみますと、非常に資源を活用するということですから、再生資源の中で、これも有効的な状況づくりができて、市民もさらに協力を求めるような状況が出てくるような、それこそ、協働、市民との協働の中での一つの大きなエネルギー対策に対するまちづくりと、こういうこともこれから生まれてくるかなと、そういう感じをいま持っているところであるということで御理解を賜りたいと思います。

質問 1番 渋谷正文

次に、地域で得られるエネルギーを敷設した行政施設建設の見解についてお伺いします。地域で得られるエネルギーを敷設した行政施設建設についてはですね、コスト意識の視点を持った上で、目指すべき社会にあった理念の確立に向けて、市民との議論が求められるのではないかなというふうに思っております。こうした考えはやはりまず、先ほども申し上げましたけども、まずプロセスあるいは構想の段階をもって示して、開かれた議論を行っていくことが肝要ではないかなというふうに思っております。市長は、こういったその行政施設に関する敷設したエネルギーについて、どのようなプロセスでお進めになられるのか、お聞きしたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

渋谷議員の再々質問にお答えをさしていただきます。施設に対するエネルギーの対応ということでございますけども、このそれぞれ公共施設におけるエネルギー対応につきましては、第一線として扇山小学校の太陽光が挙げられました。これはやはり一つのモデル的な要素が取り入れたということで、それぞれ学校内におきましても好評でございますし、その熱源も校内で活用していると、こういう実績をつくったわけでございますから、私は今後、公共施設における状況は 3.11 の大地震の状況もあわせながらですね、それぞれ学校における電源の、避難場所としての状況づくりを合わせ持ちますと、自家発電的なものも一つの、これから設置をする必要性が出てくるのかなと、そういう感じを持っているところではございます。また、地域によってそれぞれ活用するエネルギーの状況というのは変わってくるわけでございますけども、私どもといたしましては、国、先ほど申し上げました水資源の活用としては、国、道の河川を利用できる状況づくりをもっともっと進めていきながら、もちろん、御質問あったんですけども、計画は計画としていいんですけども、それは予算がなければ、計画というのは進められないわけです。いま現在の状況から申し上げると、予算を獲得できるような状況づくりを計画に盛り込んで、それとあわせて、一緒にやっていくような状況でないと、それぞれ周知をしたはいいけど予算なくてできなかったと、こういうことになりますと、行政としてやはり、協力だけを呼びかけて、その結果がでなかったということになりますので、やはりそういう状況づくりをするということは、見通しが立つということが第一の条件。そして予算がどの程度にできてやれるもんかと。それは行政施設全般にわたって、私は言えることではないかと、このように考えておりますので、御質問にあった状況づくりの中でですね、私どもとしては、いま基本的なことを申し上げましたけども、そういう方向の中で進めて参りたいとこのように考えているとこでございます。

出典:富良野市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる