みんなの議会

富良野市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日

(1)墓地造成事業について/(2)観光施策について/(3)教育行政について

2012年6月13日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「墓地造成事業について」「観光施策について」「教育行政について」について質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、商工観光室長 山内孝夫、教育委員会教育部長 遠藤和章が答弁しました。

質問者
広瀬寛人 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育委員会教育長 宇佐見正光、商工観光室長 山内孝夫、教育委員会教育部長 遠藤和章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 広瀬寛人

-登壇-さきの通告に従いまして順次質問をいたします。まず最初に、墓地の造成事業についてお伺いいたします。富良野市では、火葬場の施設整備並びに炉や電気設備の改修等、順次行っておりますが、本年は第 5 次総合計画によると、第 2 期の墓地造成事業実施の年となっております。総合計画なので、現状や課題、資金計画など優先順位を勘案しながら政策決定を行うので、何が何でも本年実施しなければならないものとは考えませんが、事業に取り組むに当たっての現状分析、問題点の把握、改善方法の策定など、一連の取り組みについてお伺いします。都会では昨今、自分の親族の宗教、宗派やお墓の維持管理などに対する意識が薄れ、葬儀に当たっては、お手伝いをする方々や業者の方も困惑する場面が散見されるとお聞きします。また、火葬後に遺骨の受け取りを拒否して、処理を火葬場に依頼する、警察では意図的な遺失物として骨箱が放置され、保管せざるを得ないなどの、時代がさま変わりしたと感じられるようなお話が聞かれるようになりました。また、富良野市に限らず、墓参りをされる方々も、御自身が加齢による障がいで、傾斜のきつい墓地では墓参りもままならないと、先祖への供養がおろそかになることを気になされる高齢者がふえてまいりました。直近で造成された区画を拝見すると、墓地の傾斜、上下の区画には一定のスペースが確保され、最低限の車両スペースが確保され、自家用車でお墓の近くまで行くことが可能な形状となっております。ただし、車両でお墓の前に横づけすることを前提とした設計ではないので、Uターンや右左折には苦労する現状にあります。車椅子などを利用される方にも、介助者がいればどうにか対応可能な施設設計にすることも重要な視点ではないかと感じます。年間を通して頻繁に訪れる場所ではないからこそ、不平不満や改善要望などは顕在化しにくく、事業推進に当たっては、利用者や石材業者、葬祭関係者、宗教関係者等の比較的墓地全般の利用状況に情報を持っている方々などにもリサーチをして、事業推進に当たるべきと考えます。そこで、2 点質問をいたします。現状の問題点や改善点の認識はどのようにとらえられているのか。第 2 期造成事業の計画策定、実施スケジュールはどのようになっているのか。2 項目として、観光施策、サイン計画の策定についてお伺いします。平成 24 年度市政執行方針の中でも、市長は景観法に基づく景観行政団体、景観計画の必要性について検討を始めてまいりたいと述べられ、第 5 次総合計画に盛り込まれたサイン計画の策定に着手する際に、重要な基本方針や規制基準など、根本的な枠組み、言うなれば土台づくりに取り組まれたいと表明をされました。日本では、平成 16 年に制定された景観法が根拠となり、景観行政団体に指定された自治体は景観計画を策定でき、計画区域の対象に対しては、基準を満たしていない場合、勧告や変更命令を出すことができるようになっています。農村観光環境都市を標榜する富良野市にとっては、景観行政団体になることは必須条件とも言えるでしょう。本年 3 月に富良野市国際観光促進協議会が主催した、富良野市観光戦略セミナーの講師としておいでになった立教大学特任教授の清水愼一氏は、国土交通省が展開しているプラットフォーム事業の構想をまとめ上げ、選定にかかわるキーマンでもありますが、講演の中でも、旭川空港から富良野市に至るまでの国道沿いの標識、看板、広告塔などを取り上げ、改善を強く訴えられておりました。私は 10 年くらい前に、開発局主催で国道 237 号線の旭川、富良野間に対する名称を選定する作業部会と、サイン、広告看板の問題を取り上げる作業部会に属して勉強する機会を得ました。花人街道と、いまでは市民権を得た名称を決定できたことは大きな成果でもありましたが、サインや広告看板等の規制は、当時としては法的な環境整備も低く大変困難で、時間とエネルギーのかかる作業であったと記憶をしております。総合計画では、平成 24 年度に案内看板の乱立防止による景観の保全と、効果的な観光客誘導を図るサイン計画の策定を掲げられております。この重要な政策に取り組むに当たっての富良野市としての見解を 3 点お聞きします。一つ目は、現状認識と問題点をどのように把握されているのか。二つ目は、策定方法はどのように考えられているのか。三つ目は、実施時期をどう想定されているのか、お聞きします。最後に、教育行政についてお伺いします。本年度は、平成 25 年度から 29 年度の 5 年間にわたる富良野市学校教育中期計画の策定が予定されております。5 年前の策定時は戦後教育 60 年の節目を迎えた時期で、ゆとり教育の是非や食育の重要性が取り上げられるなど、時代背景をかんがみた中での策定であったと思います。本年度の策定では、5 年間で変わった社会情勢、国際的な教育方法の評価、少子化に歯どめがかからない状況など、多面的な視点を織り込みながら、将来を担う子供たちがたくましく、健やかに育つために、富良野市の持つ特性を生かした教育計画を策定することが肝要と思います。ここ数年の就職活動を見ても、日本人が日本の企業や組織に就職するという時代から、国籍や男女、新卒者のみならず中途採用者も含め、そして採用する企業、組織、採用場所も含めて国際化しており、このような時代の流れを読み解き、教育計画に反映させるためには、学校教育関係者は無論のことですが、国際的視野や知見を有する方のお力をお借りすることも大切ではないかと感じます。また、フッ素による虫歯予防の是非でも注目されておりますが、口腔衛生を担保できる施設整備など、教育計画を実施できる施設の整備も、バランスよく行っていかなければならないと思います。そこで 3 点質問いたします。学校教育中期計画の策定指針と手法はどのように考えられているのか。東小学校の全面改築と、新たな学校教育中期計画との連携はとられているのか。少子化に拍車のかかる中、人口分布予測と小規模校の取り扱いをどのように考えられているのかをお伺いいたします。次に、通学路に対する現状認識についてお伺いします。昨今のニュースには、通学中の児童生徒や引率の保護者が、無謀な運転や脇見運転、急な体調不良等、さまざまな要因がありましたが、被害者となる痛ましい事故が相次ぎ、社会問題となっております。富良野市も、国道 38 号線、国道 237 号線の歩道が通学になっている箇所、また、歩道が完備されていない道路が通学になっている箇所など、さまざまな状況の中を登下校しているのが実態であります。また、子どもの送迎を自家用車で行う保護者がふえてきた時代背景と、過去の交通事情から行った交通規制が、かみ合わなくなった場所など、社会状況と道路状況や学校施設周辺の環境が大きくさま変わりしております。これらの問題を解決するには、多くの方々からの意見集約や状況調査、そして社会的規制のあり方など、取り組まなければならない課題が山積していると思われます。この複雑に絡み合った解を説くには、しっかりとした長期計画を立て、一つ一つ問題点を明らかにし、児童生徒の安全や地域住民の利便性、周辺施設の利用者、通勤通学のための道路利用者の理解と合意を取りつけていかなければならないのではないかと感じられます。そこで 3 点お伺いします。富良野小学校周辺の交通規制と実態はどのようになっているのか。また今後の考え方は。扇山小学校の実態はどのようになっているのか。これから建設される緑町児童館の周辺整備との連携はどのようになっているのかをお伺いして、1 回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-おはようございます。広瀬議員の御質問にお答えをいたします。1 件目の墓地造成事業についての第 2 次造成事業の認識についてでありますが、現状の問題点、改善点の認識につきましては、現行の墓地の使用に関し、利用車両の渋滞や供物放置による蜂被害などが毎年発生していることから、駐車場の利用案内や一方通行のお願いの看板、及び供物の持ち帰りなどのお願いの看板を設置をいたし、市民の皆さんに安心して使用できるように協力をお願いしているところでございます。次に墓地造成の計画の策定、実施のスケジュールについてでありますが、富良野墓地の第 2 期造成事業につきましては、第 5 次富良野市総合計画の前期基本計画に、平成 24 年度の実施計画事業として予定されていたものでございます。富良野墓地の造成事業につきましては、全体計画の設計を平成 13 年度に行い、平成 14 年度、用地購入と第 1 期の造成工事をあわせて、総事業費6,339 万3,000 円で179区画を造成をいたしたところでございます。区画の使用状況につきましては、本年 4 月 1 日現在で 179 区画のうち 147 区画を使用し、32 区画が残っている状況でございます。このことから、第 2 期造成事業につきましては、区画の使用状況を勘案しながら、造成事業の実施年度を検討してまいりたいと考えているところであります。造成事業の実施に当たりましては、利用関係者からの意見等も参考にしながら、利便性のよいものにしていきたいと、このように考えているところでございます。次に、2 件目の観光施策についてのサイン計画の策定についてでありますが、富良野地域は、豊かな自然景観や農業が織りなす農村景観を特徴とする観光地であり、現在では国内の観光客だけではなく、香港、台湾、韓国、中国を中心とした東アジアや冬のオーストラリアなど、多くの外国人観光客にも訪れていただいておりますので、観光の国際化への対応がますます重要であると考えているところでございます。観光案内板の現状認識と問題点でありますが、これまでも新規に設置する場合につきましては、極力日本語だけでなく、外国語表記を入れるなどの対応をしてきているところでありますが、滞在型国際観光地を目指す本市におきましては、国内外の観光客が安心して滞在をし、観光できるための観光案内板などの整備は、まだまだ不十分であると感じているところであります。このような中、富良野美瑛地域におきましては、平成21 年度国土交通省の外国人観光客誘致受入体制整備のための案内表示等の多言語化調査の対象地域となり、主な観光施設に統一した多言語表記の看板を設置をし、その利便性についての調査をすることにより、多言語案内表示ガイドラインが作成されたところでございます。一方、これまで設置されている観光案内板は表記が不統一なもの、わかりにくいもの、また老朽化しているものもあり、また乱立により景観が損なわれている現状もございます。今後、これらを改善していくため、策定されたガイドラインを活用した一定のルールづくりが必要であると、このように考えているところであります。次に、サイン計画の策定手法についてでありますが、平成 20 年度に策定いたしました富良野市観光振興計画が本年 5 年目を迎え、本年度、この進捗状況を検証する作業を予定しているところであります。この計画の中には、観光客が 1 人歩きできる人に優しい環境整備の推進、海外観光客にも対応したサインの整備の推進施策もございますので、これらの検証とあわせ、案内看板の実態の把握から取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。観光案内板につきましては、広域的にも統一感のある、景観に配慮した配置が望ましいものと考えておりますので、多言語案内表示ガイドラインを土台として、関連する国、道などの道路管理や景観法、北海道屋外広告物条例などを所管する関係機関、並びに観光関係団体などと連携をしながら、景観への配慮と効果的な誘導を視点に、サイン計画の策定を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、策定の実施時期についてでありますが、案内看板の現状把握と課題の分析のため、関係機関と検討会を設置をし、順次取り組みを進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。以上であります。

答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)

-登壇-広瀬議員の 3 件目、教育行政についての 1 点目、学校教育中期計画の策定についてお答えをいたします。富良野市学校教育中期計画につきましては、平成 20年から平成 24 年の 5 年間を期間として、自立と共生の未来を拓く心豊かでたくましい人を育むことを基本理念に、ふるさとの恵みと文化を愛し、心をかよいあわせながら、豊かな学びを育む富良野の学校教育の推進を目指す姿として位置づけをし、策定をいたしました。また新しい学習指導要領に対応するため、平成 23 年度に富良野市学校教育中期計画の見直しを行い、国際理解教育、環境教育を追加したところでございます。今年度、計画の最終年を迎えることから、これまでの5 年間の成果と課題を検証しながら、平成 25 年度をスタートとする第 2 次中期計画後期 5 カ年の策定作業を進めているところでございます。その策定に当たりましては、校長 2 名、教頭 3 名、一般教諭 5 名の計 10 名から構成される富良野市学校教育指導委員会に、5 月 1 日に諮問をしたところでございます。計画策定に当たりましては、これまでの基本理念を踏襲し、知育・徳育・体育を基本にしながら策定をしてまいります。このため児童生徒を取り巻く環境、求められている教育ニーズの変化に対応すべく、具体的な実践として、教育委員会では年度ごとに重点事項等を掲げて教育の充実に努めているところであり、一昨年整備いたしました電子黒板をはじめとする情報通信技術教材の有効活用を図るための情報教育、小中学校連携による異文化理解としての国際理解教育、さらには環境教育、キャリア教育、安全教育など、子どもたちの個性を生かす教育と、人間性豊かな生きる力を育む教育の実践を進めるとともに、総合的な力量を高めるための教師力の向上を図るために、演劇を通した教職員のコミュニケーション能力研修会も計画に盛り込んでいきたいと考えております。次に、東小学校全面改築との連携についてでございますが、現在の中期計画に盛り込まれております食育、健康教育推進という観点から、現在、建設に向け実施設計が進められております東小学校については、平成 21 年第3 回定例会で御指摘をいただいた手洗い場の蛇口等の拡大について、十分に検討させていただきたいと考えております。次に小規模校、へき地複式教育の取り扱いと人口分布予測についてでございますが、今後も、少子化による児童生徒数の減少、複式学級の増加が予想されます。そのような中、昨年度は全国へき地複式教育研究大会が、鳥沼小学校、山部中学校を会場校に開催され、全国から多くの教育関係者が参加され、富良野市の特色あるへき地複式教育が全国に発信され、高い評価を得ているところであり、これまでの中期計画に掲げられた教育の実践が実を結んできていると認識をしているところでございます。今後とも児童生徒の教育環境の確保と地域に密着した教育活動の推進を目指しながら、小規模校のメリット、デメリットを両面から調査研究を行い、児童生徒並びに保護者の教育ニーズを尊重した中で、へき地複式教育の充実を計画に盛り込んでいく予定でございます。次に、2 点目の通学路に対する現状認識についてでございますが、市内小中学校の通学路につきましては、児童生徒の登下校時の安全確保を第一に考え、各学校が通学を設定しているところでございます。御質問の、富良野小学校周辺の交通規制と実態についてでございますが、国道を除き、学校を取り囲む道路は日曜、休日を除く朝 7 時 30 分から 9 時までの間、車両進入禁止の規制が行われており、扇山小学校周辺通学路もさまざまな交通規制がされているところでございます。そのような中にあって、各学校においては児童生徒の安全な登下校のために、関係機関の協力を得ながら交通安全教室、交通安全街頭指導を行っております。さらに、スクールガードリーダーによる校区の巡回指導を、これまで 5 年間にわたり実施をし、危険箇所への把握や危険管理意識の高揚を図ってまいりました。その結果、富良野市 PTA 連合会においては、スクールガードリーダーの指導を受け、昨年一年をかけて、みずからが推進できる富良野市スクールガード運動に関する検討がなされ、各学校区における子どもたちの安全安心活動については、地域性をいかしながら、学校、PTA、地域が主体的となって、さまざまな形で運動展開が進められていることが確認されてきているところでございます。今後は、特に通学時間帯に学校周辺及び通学路周辺を通行される市民に対しましては、交通規制の遵守はもちろん、児童生徒の安全を考慮した中で、交通ルールを守っていただきますよう、関係機関に周知を行ってまいります。また、緑町児童センター建設における扇山小学校の通学路についてでございますが、児童センター建設にあわせて、登下校時における児童の動線と送迎を行う保護者の自動車による動線、教職員の自動車での通勤による動線、さらに、児童センターに来館する児童の自転車による動線ができる限り重複しないように、児童の通用門と車両の出入り口を分ける方向で学校、PTA,こども未来課と協議を行い、扇山小学校児童並びに緑町児童センターに来館する児童の安全の確保を第一に考え、対応してまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 5番 広瀬寛人

それでは、御答弁いただいた順にしたがって再質問をさせていただきます。まず最初に、墓地の第 2 期の造成工事についての御答弁をいただいたことに、一応確認を含めて質問をいたしますが、市長が御答弁いただいた中でいきますと、造成工事いわゆる面積、利用区画をふやすだけではなくて、現状の問題点もあわせて改修を含めた中の造成工事に取り組んでいくような答弁だったというふうに感じております。特に、先ほどの問題点の中の、渋滞、車両渋滞を緩和する中での一方通行の御協力ということで、いまお願いをしているようでございますが、私も現地に行って道路状況を確認してまいりましたが、いわゆる以前の光正寺のお寺さんの前をまっすぐ上がる道路、これがいままでの道路でありまして、それから今度墓地から戻る場合に、昔の 0 号線からまっすぐ上がる、八幡丘に上がる道路のほうに右折をして曲がり込んでいくような形で、一方通行で・・・ごめんなさい、迂回路で協力を願うようになっていると思いますが、この二つの道路ですね、このあたりも、現行のいまの車両、バスそして車いす等に対応できるような車両の車高の低いもの等々によって走行する場合には、かなり問題点があって、改善の必要があるように感じておりますが、そのあたりも含めての今後の改善のお考えがあるかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。大変、墓地につきましては、利用度が多いという状況にあるというふうに考えております。現在、先ほど御質問あったとおり、都会等については、墓地よりも寺に預けるという傾向が強くなっている。人のつながりですから、親子関係が滞っていく状況も、田舎についてはあるようでございますから、1 年に 1 回ぐらいは、それぞれ富良野の墓地に来て昔をしのんでいただく、親をしのんでいただくと、そういうような環境も、私はこれからは必要だというふうに認識をいたしております。いま御質問あった件でございますけども、いま 32 画残という形で残っているわけでございますけども、いまこれからの需要はどの程度出てくるかということはなかなか、1 年だけで推測はできませんけども、そういう状況を十分踏まえながら、これに伴う道路の改良的なもの、あるいは、御質問あった身体障がい者の方々の状況づくりもあわせてですね、検討していきたいと、このようにいま考えているとこであります。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、それでは景観の部分、サインの部分について再質問をさせていただきます。先ほどの市長の答弁では、このサイン計画については平成 21年から取り組んでいる、この周辺でのいわゆる看板、多言語化、利便性を示すこのガイドライン、これに沿った形で進めてまいりたいということで御答弁をいただきましたが、最初に私が 1 回目で質問させていただいたように、一番最初にやっぱりベースとして大事なのは、この景観行政、景観法による景観行政団体になるという、この一番基本的な枠組み、ここの考え方をきちっと整理をした中で、その土台に乗った形で、このガイドラインを進めていくということが肝要というふうに思います。今回、市長は市政執行方針の中で、この景観行政団体を今後検討して、勉強していくということでお話をいただきましたので、この取り組みと、このサイン計画については、私は基本的には景観法、景観行政団体、こちらのほうがある程度先んじて周辺整備をして、このサイン計画はそのあとについていくという順番でないと、少しバランスがとれないのかなというふうに考えておりますが、そのあたりの認識についてお伺いをします。

答弁 商工観光室長 山内孝夫

景観法に対する取り組みの認識ということの趣旨かと思います。現在、道内を見ますと 13 の市町村の方が、それぞれ取り組んでいるという実態がまず一つあります。この景観法のことなんですが、基本的に目的としては良好な景観の形成と。それに対して実施した場合どうなるかというと、例えば地方自治体で条例を定めて、その計画をつくって、そして地域住民による景観協定といいましょうか、このエリアではこういうふうにしたらいいんじゃないかというような協定ができると。その結果、ある程度規制ができるというような趣旨になろうかと思います。サイン計画との絡みの中で、いわゆる、どちらかというと見た目の景観ですか、見た印象としましてはヨーロッパ的なイメージが多少あろうかと思うんですが、エリア全体としてどうなのというところが、非常にポイントではないんではないだろうかということが、特に質問の趣旨があるかと思うんですよね。その中で、現在やろうとしているのが、一つにはサイン計画、それと景観の計画につきましても両方並行しながらですね、進めようというふうに現在考えているところでございます。以上です。

再質問 5番 広瀬寛人

いま並行して進められるということでございましたが、まず、景観という言葉、まずこの認識から非常に重要かというふうに思います。現在は、こういった学会だとか、この業界の中では、景観とは人によって認識され、その性質が自然と人為による作用と、相互作用の結果であるような空間というふうに定義されておりまして、公共資源、いわゆる特定の所有者のものではないという位置づけで整理をされているようであります。やはり、このことをですね、サイン計画を取り組む方々にも、まず、このあたりをしっかりと押さえていただいて、その次にサイン計画の策定に入っていかなければならないのかなというふうに思っております。それから、サインという言葉なんですが、これも、取り組まれていくとすぐ出てくるかと思いますが、いわゆる車両系のサイン、車、移動体に乗ってるもののサイン。それから歩行者系のサインという、大きな二つの考え方。それからサイン計画を進める中で、いわゆるハード面の重視なのか、その表記や何かを預かるピクトグラフのようなソフトの部分の統一なのか、このあたりについても整理をして取り組まなければならないというふうに言われております。そういった意味では、この策定に当たっては、やっぱり専門家のアドバイス等も含めてですね、取り組んでいかなければならない内容なのかなというふうに思っておりますので、この取り組みを自治体で進める場合に、こういった専門家の方の知識知恵、知見を活用するお考えがあるのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。

答弁 商工観光室長 山内孝夫

サインにつきましては、いろいろ表示の仕方が国によってまず違うということがございます。それとあわせてですね、国連のほうで国際基準ということで、例えば交通機関であればパスですとか、飛行機ですとか、そういうのを絵であらわしたピクトグラムという言い方するんですが、それがだれが見てもわかるようにということで、それが 57 目ございます。それに対して、各国でそれぞれまた、基準を持ってございまして、例えば道路標識であれば日本であればどちらかというと、丸、三角、四角というようなイメージなんですが、あ、ごめんなさい、四角、三角、丸ですか、国連も同じような考えですね。それで、アメリカに行くと逆に言葉を重視するような表示方法だとか、要は、富良野にはいろんなお客さんが訪れますので、国がいま進めようとしているピクトグラム、その絵文字と言いましょうか、わかりやすいような形のやつで取り組んでまいらなきゃならないなというふうなイメージがあります。そのイメージで取り組むに当たりまして、専門家が当然入ったほうがいいんじゃないのかというのが御質問の趣旨かと思います。ことしから現状分析含めて、いま始めようとしてるんですが、スタートの段階では、それぞれの例えば道路管理者ですとか、それから施設管理者ですとか、それからいろんな法律をもってる、先ほど言われた景観法ですとか、広告の関係ですとか、いろいろ、それぞれ所管がございますので、まずは前段の段階で検討委員会と、検討会を設けまして、その中で状況に応じて判断をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、先ほどの市長の第 1 回目の御答弁の中で、広域連携で、この 237 号線沿いといいますか、富良野美瑛の協議会もございますし、広域でこういったものについては取り組んでまいりたいというような御答弁をいただきましたが、富良野市としてのサイン計画、これ事業計画として施策として盛り込んでおりますが、このあたりを連携をする、その声がけの窓口というのは、いわゆるその各自治体の商工観光、もしくは観光協会、さまざまなものがあると思いますが、そのあたりの連携についての考え方についてお伺いをします。

答弁 商工観光室長 山内孝夫

平成 21 年度に国土交通省のほうで、多言語案内表示ガイドラインということで、北海道でいえば富良野美瑛と、それと知床ですね、知床さんのほうの 2 カ所のほうで試験的に調査に入って、国内そのほか広島と、いろいろございますが、その中で最終的に国土交通省のほうで、このガイドラインを策定したという経緯がございます。その中で、富良野美瑛ということでございますので、沿線のこの富良野美瑛地域においては、その協議会においてこのガイドラインの土台にしてそれぞれ取組みを進めようということで、その当時は確認をなされているという状況にございます。これからもですね、ますますいろいろお客さんが来るわけですから、これに基づきまして、みんなで協力し合いながら連携して進めるという形になろうかと思います。以上です。補足いたします。広域連携との絡みでございますが、富良野美瑛の協議会が、まず一つございます。それから、観光関連の全体の協議会もございます。その中で、皆さんと協議をしながら連携してすすめるというふうに考えております。

再質問 5番 広瀬寛人

期待をしております。それでは教育行政のほうに移りたいと思います。中期計画の策定ということで、5 月 1 日にですね、富良野市学校教育指導員会のほうに諮問をされたということで御答弁をいただきましたし、この諮問された先といいますのは、いわゆる学校関係者に限られているというふうに思います。それで、先ほど教育長が御答弁いただいた中では、それこそ国際化、それから異文化交流、そういったものも含めてですね、今後重要性が増しているという認識で御答弁をいただきましたが、このあたりをどのような形で教育計画に盛り込んでいくかというときに、私は学校の教員の方だけではなくてですね、そのほかの方の知見をということで、1 回目質問させていただきました。例えばですね、これは 6 月 5 日の北海道新聞の夕刊に出てましたが、今回、子ども・若者白書というのを 2012年は 5 日の日に出されてますが、10 代から 20 代の子どもたちのですね、回答に、いわゆる就職、厳しい雇用状況がある中で低賃金が続いているために、就職が心配である、老後が心配である、また、何のために仕事をするのかという問いに対しても、収入を得るためというのが真っ先に出てきて、自分の夢や希望を叶えるとか自己実現という部分が、非常に順位が低くなっているというような中で、やはりこのあたりのことを、いまの国際化の海外の、本当にいろんなところで貪欲に取り組んでいく人生観を持っている子どもたちと一緒に暮らしていくためにはですね、このあたりを補わなければならないというふうに感じております。その中でやはり、人間でありますので、例えば学校の先生という、公務員という安定した生活の中に身を置いての自分の人生観の中からの教育と、それから、そうではない立場の中にいた人生訓を持った方が教育なりをしていく、アドバイスをしていくというところには、おのずと違いがあるというふうに思います。教育長も、この公務員の仕事の前に民間の仕事もされておりますんでよくおわかりかと思いますが、そういったほかの知見を持った方を活用することが非常に重要かと思いますが、そのあたりについての見解をお伺いしたいと思います。

答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思いますけども、今回の学校教育の中期計画、ことしで 5 年を終わることになります。25 年から 29 年度、今度、後期の計画をつくっていくという形になります。そこでいま、5 月の 1 日の日に、この中期計画の諮問をさせていただきました。それで私どももですね、いま第三者評価というのをさせていただいておりまして、これには知見を有する有識者の方々、4 名の方々が昨年から学校の第三者評価ということで進めさせていただいております。この方と、いま言われて、質問しております、この学校教育指導委員会としっかりと意見交換をする場というのは数度あります。昨年も実施をしておりますので、ことしも継続した中で、その取り組みをしていきながら、後期の中期計画にしっかり反映できるような形で進めていきたいと思っています。それからもう一つ、いま就職の話、国際化の話、いろいろしておりましたけれども、私どもも平成 16 年の年からキャリア教育というのを進めさせていただいております。小学校、中学校、高校とですね、これがすごく継続した中で進めています。そこで大事なのは、そのキャリア教育、インターンシップをする中で、要するに、何を求めてこの中に入っていくのか、職場に入っていくのか、あるいは勤労体験をどう進めていくのか、この最初の自事前研修、そして本番、自己研修。これがやっぱり重要になって参ります。将来やはり、人格の完成を目指す社会人となって自立をする、この辺を基軸にしながらですね、またこのものを含めて、この中期計画の中に盛り込んでいきたいと、こんなふうに考えております。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、先ほどの 1 回目の答弁の中で、このいわゆる 3 本の木、現在の中期計画。同じように新しいものもそういう知育、徳育、体育ですね、この 3 本の木で進めてまいりたいということでお話をいただきましたし、それから教師側の、教師力の向上ということで御答弁をいただきました。今回の、現時点での計画の中にもそのことが書かれているんですが、1 点はですね、私が非常に心配しているのは、教師力の向上の中で、最近の情報、新しい情報が現場の教員になかなか伝わらない中で起きている問題点があろうかと思います。一つは、発達障害等のこういった専門的な知識がないがために、怠けを含めてさぼってるだとか、いろいろなものの言い方の中で子どもの心を傷つけてしまい、不登校を含めて問題を発生させている事象がございますし、その勉強会も昨年私出ましたが、なかなかそのあたり本当に難しい。また、昨日の一般質問の中でもインターネット等を含めたIT社会に対応する教育の問題を取り上げられておりましたが、これは同じように、学校の教員に対しても同じであって、いわゆるいたずら、誹謗中傷、いじめも含めて、成りすましを含めたいろいろな手法がある中で、そういったITに関するリテラシー教育を受けていない教員が、安易な言動によって子どもを追い詰めてしまっている問題が、非常にクローズアップされております。このあたりを、この中期計画にはしっかりと盛り込んでいかなければならないというふうに思いますが、見解をお伺いします。

答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)

広瀬議員の再々質問にお答えをさせていただきますけども、私は常日ごろからですね、常に情報を共有して、共通認識、共通理解のなかで行動しようということで常にお話をさせていただいております。その中で、いまお話がある特別支援教育についてもですね、これまでも特別支援連携協議会というのを立ち上げさせていただいて、専門家チーム、この方々が、それこそ幼稚園、保育所に訪問してですね、事前に子どもたちの状況を確認して、就学前検診の中で大体判断をしている。その中で、学校においては校内体制、コーディネーターを中心にしながら、先生方が一つになってですね、子どもたちをしっかり見守って育てていこうと。その中で私どもも、特別支援教育の支援員を、いま 12名配置をさせていただいてますけれども、本当に子どもたちに接しながらですね、その対策もとらせていただいてます。これも当然、この計画の中に盛り込んでいかなきゃならないと、こんなふうに考えているところでございます。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、いま教育長が答弁いただいた部分の、特別支援のほうは理解をするところなんですが、IT社会におけるリテラシー教育、このあたりが本当に昨年私が出席した勉強会でも、教員のほうからも、そういった専門の知識を得る場、学ぶ場がないと。その中で、困惑をしているというか、自分たちもどうしていいのかわからないというような発言が非常に目立っております。そのあたりについての見解をお伺いします。

答弁 教育委員会教育長 宇佐見正光(教育委員会教育長は2014年3月まで)

はい、再々質問にお答えをさせていただきますけども、これまでもですね、私どもも講師を招聘してですね、この関係についてはですね、研修会等も重ねてきております。いま御指摘をいただきましたので、当然この辺もですね、また学校と協議をしながらですね、その回数をふやすなり、あるいは旭川に教育支援センターありますので、そこともまた連携をとりながら、そこでまた研修の機会も設けていただくような形で、私どもも研修をする。それからもう一つ重要なのは、家庭教育セミナーの中でも講師を呼んで研修、IT 関係もしておりますので、こういうことも含めてですね、いま、ネット被害の子どもたちのこともありますので、十分、またそういう中で、進めていきたいと思っております。以上です。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、それでは、通学路の関係について 1 点、御質問をさせていただきます。特に、富良野小学校周辺の通学路の交通規制と実態というのは非常に複雑に絡み合って、難しい問題があるので、一朝一夕に解決しないものというふうに考えておりますが、私が先月の 5 月の 25 日に、この一般質問の内容について通告をさせていただきましたが、そのあとですね、もう教育長御存知だと思いますけど、5 月の 28 日の日に文部科学省、国土交通省、警察庁の 3 省がですね、この頻繁に起こっている通学路での交通事故、死傷を問題としてプロジェクトチームを立ち上げて、都道府県、市町村の教育委員会に調査要請し、その改善についての動きを始めましたが、まず 1 点は、この内容が現時点で富良野の教育委員会のほうに届いているのか。もしか届いているとしたら、その対応についてどのようなお考えを持っているのか、その点をお伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

はい、広瀬議員の御質問にお答えいたします。ただいまの質問でございますけども、国の、いま御質問あったとおりですね、国のほうから学校の通学路の安全確保ということで、4 月に発生いたしました京都府、あるいはそれ以降の千葉県等の通学時の子どもたちの交通事故に対する調査ということで、北海道教育委員会から、富良野市にもですね、このような調査が来てございまして、各学校での調査を終えまして、5 月の 28 日までに道のほうに回答しているということでございます。以上でございます。この内容については、いま精査をしてございまして、例えば調査の内容ですけども、今年度通学路の点検をしましたかとかですね、あるいは通学路を点検する際の点検項目、どのような点検項目をしたかということで、複数回答になりますけども、あるいは、それに対して学校側で独自に改善をした点、あるいは関係機関、道路管理者等にですね、要望する部分等の調査がございまして、いまそれにつきましては数字をまとめてですね、道のほうに報告はいたしましたけども、教育委員会としてもこれに対する見解含めてですね、いままとめている最中でございます。以上でございます。

再質問 5番 広瀬寛人

はい、いまの答弁をもう一度ちょっと整理をしてほしいんですが、いま遠藤部長は、先月の 28 日に道に回答をしたというふうに答弁いただいたというふうに、私記憶してるんですが、一つは、5 月28 日付けて出たものに、その日のうちに回答をしてるという考え方で答弁をとらえていいのか、そのあたりもう一度整理をして御回答いただきたいんですが。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。国のほうから道教委のほうに依頼がありましたのは 5 月 1 日付けでございまして、それを受けまして、上川教育局を通じまして5月15日付けで、市のほうに調査の依頼がございました。以上でございます。

再質問 5番 広瀬寛人

いまお話しいただいたその調査項目については理解をしました。今回の 3 省合同で出されたものについての内容ですが、いわゆる国地域レベルの連携強化と一斉点検の方針、手法の決定ということで発表されておりまして、教育委員会、学校、PTA が地元で警察や道路管理者と連携して通学路の危険箇所を把握し、保護者、住民、関係事業者を交え、自主的に改善することを主眼に置き、そして予算措置、法令改正が必要な場合は、3 省庁共同で取り組むということになっているかというふうに思います。そのことをとらえて、いまの富良野市の現状を踏まえますと、まさにこのことをきちっと活用しながら改善をしていかなければならないというふうに考えておりますが、そのあたりの見解をお伺いをします。

答弁 教育委員会教育部長 遠藤和章(教育委員会教育部長は2017年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えいたします。この調査の結果を受けましてですね、先ほど言いましたように調査結果は整理中でございますけども、こののち PTA、市 P 連との協議を含めまして、あるいは関係機関も含めましてですね、今後、対策等協議をしながら、もし是正する箇所がもしあればですね、そのあたりにつきましては関係機関に要請をするなり、対応を図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。

出典:富良野市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月13日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる